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場況と戦略

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9/30の場況   2016/09/30(金)17:38:44  
  日経平均株価は反落。昨日の米国市場は、ドイツ銀行株の急落が欧州の金融システム不安につながるとして投資家心理が悪化、金融株中心に売りが先行してNYダウは195ドル安。東京市場も反落して始まった。売買材料に乏しい中、日銀ETF買い思惑や9月中間期末の化粧買いなどが意識されたが、こう着した相場展開が続いた。後場に入っても、リスク回避姿勢が強く、日経平均株価はほぼ全面安のまま243円安の16449円で取引を終了。ドイツ銀行への警戒感から波及して三菱UFJ(8306)、三井住友(8316)、みずほ(8411)のメガバンクが安い。リチウムイオン電池のセパレータ増産計画が伝わった宇部興産(4208)は小安い。上方修正と増配発表の大崎電気(6644)は一時年初来高値。海外投資家による日本株離れが加速している。1-9月の売り越し額は約6兆円となり、ブラックマンデーを抜いて過去最大となる可能性と伝えられた。円高による業績悪化やアベノミクスへの期待が剥げ落ちていることが背景。当面の東京市場は、海外投資家離れと日銀ETF買いが相場の構図となろう。短期の個別材料株売買を中心にしたい。  


9/29の場況    2016/09/29(木)16:50:00  
  日経平均株価は反発。昨日の米国市場は、原油の需給が引締まるとの見方が強まり、欧州株の下げ止まりもあって上昇し、NYダウは110ドル高。東京市場は、米株高・原油高を好感し反発して始まった。想定外のOPEC減産合意でリスク回避姿勢が後退し、内外の機関投資家から買戻しが入って上げ幅を広げた。後場に入っても円安傾向が続き、高値圏でのもみ合いとなって日経平均株価は228円高の16693円で取引を終了。OPECの8年ぶり減産合意で国際帝石(1605)、日揮(1963)、千代建(6366)などが高く、商社、鉄鋼、機械株など資源関連株も買われた。資本提携を発表のミネベア(6479)、岩崎電気(6924)が高い。マレーシア工場の売却を発表したトクヤマ(4043)、業績予想を引上げた竹内製作(6432)も高い。日銀のマイナス金利深堀なしや米FOMCの利上げ観測後退などで円高傾向となっていたが、本日のOPEC減産合意でやや円安に振れ、リスクを取る動きが出てきた。しかし、相場は日銀・年金等の買いで底堅いものの買い上がる材料に乏しいので、10月末から本格化する中間決算発表を待ちたい。  


9/28の場況   2016/09/28(水)16:18:33  
  日経平均株価は反落。昨日の米国市場は、大統領選候補者による討論会でクリントン氏が優勢との見方から買いが先行し、金融株の買い戻しが相場を押し上げたこともあってNYダウは133ドル高。東京市場は、9月末配当権利落ち分(約114円)を上回る下げで始まった。その後も、金融株安や景気の先行き不透明感などから市場心理は大きく悪化、円相場の高止まりもあって下げ幅を広げた。後場に入っても買い材料が乏しく、安値圏でこう着して日経平均株価は218円安の16465円で取引を終了。原油安から石油資源(1662)、日揮(1963)、千代建(6366)など石油関連が安い。8月中間期が最高益と報じられたニトリHD(9843)が高い。ニッケル需給ひっ迫と伝わり大平金(5541)、日新製鋼(5413)なども買われた。中間期上方修正の東芝(6502)は急伸。米国の利上げ観測後退や欧州金融不安からのリスク回避として円高圧力が継続している。当面の東京市場は、円高圧力による売りと日銀・年金の買いが拮抗してボックス相場が予想される。10月末から本格化する中間決算の発表を待って、好業績株の押し目買いを続けたい。  


9/26の場況   2016/09/26(月)15:36:02  
  日経平均株価は続落。前週末の米国市場は、新規の買い材料なく、早期利上げ観測の後退を好感した買いも一服した中、利益確定売りで反落し、NYダウは131ドル安。週明けの東京市場は、米株安・円高・原油安を嫌気し、続落して始まった。買い手控えムードが広がったが、下落場面では日銀のETF買い思惑から下げ渋った。後場、日経平均株価は投資家心理が冷え込んだまま下げ幅を拡大し209円安の16544円で取引を終了。新型iPHONE販売動向の懸念からアルプス(6770)、村田製作(6981)、TDK(6762)など電子部品株が安い。今年のノーベル賞予想に関連して小野薬(4528)が高い。投資ファンドが買収対抗提案のさが美(8201)が玉争奪戦の思惑からストップ高。前週は、日米金融政策が大きな波乱なく通過し、東京市場も世界株高につられて上昇した。しかし、両会合の結果を受けて円安に振れにくくなっており、日経平均の予想PERも14倍と割安感も無い状況。当面は、材料不足でもみ合う展開か。今週は日銀総裁の講演内容、米大統領選によるTV討論会などが注目される。  


9/23の場況   2016/09/23(金)16:09:34  
  日経平均株価は反落。昨日の米国市場は、FRBが追加緩和を見送り、世界的な低金利が長引くとの見方が広がって買いが優勢となり、NYダウは98ドル高。東京市場は反落して始まった。米利上げ見送りで円高が進行し、業績悪化懸念の輸出関連株に売りが先行した。円高一服から一時上昇に転じる場面があったが、全般的に方向感なく、小動きに推移した。日経平均株価は53円安の16754円で取引を終了。21日の日銀会合後に買われた金融・不動産株が利益確定売りに押され安い。ネット広告で不適切な取引を報じられた電通(4324)が急落。百貨店に小型店を出店と伝わったニトリHD(9843)は業績拡大期待から高い。自社株消却を発表の大成建(1801)、日産自(7201)も高い。9月になって発表された米経済指標の鈍化で米の9月利上げは見送られた。FRB は今後、年内1回、来年2回の利上げの可能性を示したが、緩やかな利上げは米株価を底堅くし、日本株にもプラス要因となろう。再度外人買いも期待されるので、調整場面があれば、押し目を拾っていきたい。  


9/21の場況   2016/09/21(水)15:43:18  
  日経平均株価は反発。昨日の米国市場は、FOMCや日銀の会合を控えて様子見ムードとなり、NYダウは3営業日ぶりに反発して9ドル高。東京市場は小幅続落して始まり、その後も軟調に推移した。日銀会合を前に手控えられる中、円高に振れたことから輸出関連株が売り優勢となった。後場、日銀が「長短金利操作付き量的・質的緩和の導入」を発表すると、長期金利の上昇で収益環境が良くなるとして、メガバンクや生損保など金融株が買われ、円安進行となって輸出関連も買い直され、日経平均株価は315円高の16807円で取引を終了。商業地の基準地価が9年ぶりにプラスと報じられて三井不動(8801)、三菱地所(8802)などの不動産株やREITの一角が買われた。第1四半期好調のクスリのアオキ(3398)、ファストコーポ(1430)が高い。2008年9月のリーマンショック後、世界は低金利を推進し、投資マネーは「質」を重視して長期国債に集中した。しかし、ECBドラギ総裁による「さらなる緩和は必要なし」発言から潮目は変化、米も年内利上げ観測が出る中、日銀は総括検証と追加緩和を発表。取り敢えず円安・株高となったが、週末の米FRB 結果にも注目したい。  


9/16の場況   2016/09/16(金)15:12:27  
  日経平均株価は反発。昨日の米国市場は、8月の小売売上高や鉱工業生産などが市場予想を下回り、利上げ観測が後退したことを好感し、NYダウは177ドル高。東京市場は、米株高の流れを引き継ぎ反発して始まった。寄り後、円安に振れたこともあって上げ幅を拡大する場面があったが、日米の金融政策会合を前に様子見姿勢が強まり、3連休前で持高調整の売りが上値を抑えた。後場、金融株が堅調に推移して指数を下支えし、日経平均株価は114円高の16519円で取引を終了。アップルのiPhone新製品の販売好調でアルプス(6770)、TDK(6762)、村田製作(6981)などの電子部品株が高い。TOB発表の三菱商事(8058)、ローソン(2651)は売りが先行。11期連続増配発表のカカクコム(2371)は上昇後伸び悩む。米国市場は、早期利上げ観測が後退し、アップル株の年初来高値更新などで市場ムードは改善してきた。東京市場は、円相場に大きく影響され、今期業績に不透明感が漂ってジリ貧の状態。チャート面では5日と25日移動平均線がデッドクロスし、目先調整のシグナルも。75日線で下げ止まるか注目されよう。  


9/15の場況   2016/09/15(木)15:10:41  
  日経平均株価は続落。昨日の米国市場は、長期金利の上昇が一服して買いが優勢であったが、原油安から関連銘柄が売られて下げに転じNYダウは31ドル安。東京市場は、米株安・原油安に加え円高推移もあって投資家心理が悪化、続落して始まった。寄り後は、日米の金融政策会合を控えて様子見となり、軟調に推移した。後場に入ってもリスク回避姿勢が続き、円高警戒感もあって盛り上がらず日経平均株価は209円安の16405円で取引を終了。「三菱商事(8058)によるTOB」報道のローソン(2651)が続伸。業績好調のしまむら(8227)は反発。米アップル株の上昇を受けてアルプス(6770)、村田製作(6981)など電子部品の一角が確り。軟調な決算内容が嫌気されたアスクル(2678)が安い。日銀は4日連続で745億円のETF買い入れを実施したが、その効果なく日経平均株価は軟調な相場展開が続いている。日銀のマイナス金利深堀観測で銀行・保険・証券など金融株が冴えず、円高進行で輸出関連も不透明感が漂って買えない状況。当面は、好業績継続銘柄の押し目買い、中小型材料株物色を続けたい。  


9/14の場況   2016/09/14(水)15:38:18  
  日経平均株価は反落。昨日の米国市場は、原油安で石油関連株が売られたほか、米長期金利の上昇で景気の先行きに警戒感が生じて売りが先行し、NYダウは258ドル安。東京市場も米株安や原油安を嫌気し反落して始まった。寄り後は、円安に振れたことで下げ幅を縮小したが、小安いまま軟調に推移した。後場、日銀のETF買いが入らないとの見方が広がって下げ幅を拡大し、日経平均株価は114円安の16614円で取引を終了。日銀がマイナス金利政策を深堀する方針と伝わり、収益悪化を懸念して三菱UFJ(8306)、三井住友(8316)、みずほ(8411)のメガバンクが安く、金利メリットの三井不動(8801)、三菱地所(8802)など不動産株が買われた。供給過剰が長期化するとして原油安となり、国際帝石(1605)、石油資源(1662)などが安い。9月の米利上げは見送りとの流れが優勢となったが、年内利上げの見方は根強く、今後も一喜一憂相場は続く。日経平均株価は3月の月中平均を下回って売り圧力は弱まっており、9月末の株価意識や配当再投資などで底堅く推移しよう。小型テーマ株の循環物色は続く。  


9/13の場況   2016/09/13(火)15:30:31  
  日経平均株価は反発。昨日の米国市場は、再び早期利上げ観測が後退し、幅広い銘柄に買い戻しが入って上昇、NYダウは239ドル高。東京市場も米株が大幅反発したことで投資家心理が改善し、反発して始まった。しかし、新たな買い材料に乏しく、円高に振れたことや日米の金融政策不透明感から手控えられて伸び悩んだ。後場、日銀のETF買いへの思惑からファナック(6954)、ファストリティ(9983)など指数寄与度の高い銘柄が買われ、日経平均株価は上げ幅を広げたが、引けは56円高の16729円。特設注意銘柄指定解除へ東証審査と報じられた東芝(6502)は堅調。自社株買いを発表の参天(4536)、シノケンG(8909)が高い。8月売上が前年同月比24%となり、8ヶ月連続増収となったMonotaRo(3064)も大幅高。米国ではFRBメンバーによる発言が相次ぎ、その度に利上げを巡る思惑から金融市場は波乱の動きが続く。その影響が為替市場を通じて東京市場にも波及し、東京市場は積極的な買いが入らずに、もみ合う展開となっている。9月21日の日米の金融政策会合まではこうした状況が続くと思われ、物色のホコ先は中小型の材料株になろう。  


9/12の場況   2016/09/12(月)15:28:10  
  日経平均株価は反落。前週末の米国市場は、FRBメンバーによる利上げ前向き発言でリスク回避の流れとなり、NYダウは394ドル安。週明けの東京市場は、米株安や原油安の流れを嫌気し、反落して始まった。日米の不透明な金融政策から積極的な買いが見られず、幅広い銘柄に売りが先行して下げ幅を広げた。後場、日銀のETF買い期待も支援材料とはならず、軟調な地合いが続き日経平均株価は292円安の16672円で取引を終了。米金利上昇から運用環境の好転を期待して第一生命(8750)、T&DHD(8795)が高い。北朝鮮の核実験により地政学リスクから豊和工業(6203)、石川製作(6208)などの防衛関連が買われた。原油安から国際帝石(1605)、石油資源(1662)などが安い。競合薬が承認と伝わった小野薬(4528)も安い。前週の東京市場は、戻りを試した後にもみ合う展開となった。日経平均株価は約3ヶ月ぶりに節目の17000円を回復したが、米利上げ観測後退などで伸び悩んだ。今週は、日米金融政策を巡る思惑で不安定な相場が予想され、個人の資金は中小型の材料株に向かうと思われる。  

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