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お題「本日も相場雑感で勘弁」   2006/08/31(木)09:11:43  
  モーサテでの論調(らしきもの)とそこで紹介されてる日経本紙の記事を拝見すると、何かまたまた利上げしましょうよ話がおっぱじまるのかよという感じです。

今朝出演の「経済アナリスト」という意味不明なお方が「将来を考えて利上げするなら出来るだけ早くしないと景気が悪化した時に金融政策の打つ手が無くなる」と主張してたのには朝から脱力しましたよ。いいからそういうアホウをテレビに出すなよと思うんですが、まあアホウほどテレビ的には扱いやすいんでしょうな。

などとグチグチ話は兎も角としてまたまた昨日の相場から。


○FB入札は順調、2年債も確り

昨日実施された3か月(13週間)もののFBは9月4日に発行されて償還が12月4日ということで、とうとう12月償還ものの発行と相成りました。前日の米国債券市場(何でそう機械的に連動したがるのか意味判らんが)での金利低下で大丈夫かと思いましたが、まあ何とか0.35%乗せのレベルで入札をやってくれました。

平均落札価格が利回り換算で0.352%くらいで、最低落札価格が利回り換算で0.355%くらいという結果でしたが、まあ一応0.35%乗ってくれている事もありましてニーズはちゃんと集まり販売も順調のようで最後は0.35%テイクン。

GCレートが通常日で概ね0.30−31%、月末だの税揚げだの国債発行日だのという資金の出入りがでかい日(例えば昨日のGCだと税揚げ日の4日スタートだったので0.33%くらいになってました)だと0.33%近辺で推移している事を勘案すると、まあGCベースではろくすっぽ鞘が取れないという話ですが、コールだのオペだのまあ他にも色々ありますし、そもそもそういうファンディングコストとちと違う論理の人もいますので、レート的にはまあこんなもんなら一応勘弁ということでしょう。ちと利上げに関して無警戒過ぎる気がするが。

ちなみに、某ベンダーでは昨日の3か月FBの利回りを「年内利上げ無しを織り込む水準」と書いてましたが、12月の金融政策決定会合は12月18〜19日に行われ、このFBはその時点で償還されておりますので12月の利上げに関しては織り込みようがございませんのでお間違えのない様に(^^)。

#ま、もうちょっと長いTBとか見てると確かにそうなんですが。

あたくしの感覚として少々不思議なのはこの期に及んで期内もの(9月末までの償還もの)のニーズがやたらめったらあるらしいことでして、火曜日のCP発行市場では最上位格の9月償還ものCPで0.32%を割るような発行もあったようで、そりゃGCと殆ど変らんやんというレベルまで金利低下してたようですな。昨日はちょっと冷静になった感じですけど、FBなんぞはモノが無いようですし。何故今更期内ものなのかという気もしますが。


ところで、昨日は2年ゾーンも確りでして、「これは酷い」という入札をやらかしてくれた2年247回債ですが、さっくりと2毛強で0.67%まで金利低下。何でも一昨日の引け近くからかなり持ち直してくれたそうで、第業鷁然紛チ萋札の落札がゼロにしちゃあ随分威勢良く戻ると思ってたのですが、ご丁寧にタイミング見てたんでしょうかねえ。本当に買いたいなら第業鷁然覆留札時限前に買えばもっと沢山買えると思うんですが、まあこの年限をいじるお投資家様も(以下自主規制)。

まあ2年ゾーンがさっくり盛り返したのは安心感をそれなりに与えてくれるというもんでしょうな。またぞろ金利低下とかして0.6%前半とかに突っ込みに逝くのはあたくしには理解致しかねるものがございますが。


○相変わらずワケワカラン中長期ゾーン

昨日の中長期ゾーン、と言いましてもそんなに動きを細かく見てないですからまあ傍観者の独り言なんですけど、何とも不思議な引値になってましたな。5年が4毛強で7年が3.5毛強でして、10年は4.5毛強ということでして、7年〜10年はフラットニングしてますが、20年は1毛強で30年が5糸強とこっちはヘロヘロ。

超長期ゾーン起債の影響もあったかと存じますが、それはそれとして10年は強くて20年とかはヘロヘロというのは何と申しますか、本当に相場強いのかよ!って感じですな。まあ月末近くなると訳の判らん動きが出てくるのはいつものことですが、来週に10年入札あるのに10年強くしてどうするんだよという感じは致しますです、はい。

中短期が強いのはまあバンクと海外ファンドでしょうし(そういや昨日は日経金融の2面にポジショントーク全開記事が出てて笑わせてくれましたが^^)、長いところは年金系なんでしょうけど、イールドカーブがギクシャクというかバラバラに動いて何とも香ばしい展開でございましたな。各投資主体の皆様が月末を控えて色々と整頓モードに入っているのでしょうかねえ。


#という相場雑談ばかりで恐縮です。うーん他のネタ(ただし相場と関係ない何故かシステムネタ^^)があったのですが、時間切れで書けなかっただよ。
 


お題「昨日の相場からグダグダとお送りします」   2006/08/30(水)08:37:13  
  モーサテをNYスタジオからお送りしている佐々木さん、(確かテレ東のアナウンサー)今朝は「金利の引き締め」と連呼しておられましたが、引き締めたり緩和するのは金融政策であって、金利は上げ下げするもんだと思うんですが・・・・何か用語の使い方おかしくね?

○これはまた碌でもない入札ですね

昨日の2年国債入札、あたくしは何とかなるんじゃないのとは書きましたが、一応いやーな予感はしたので(本当)、念の為『つーか何とかならなかったらおまいら何考えてそこまで買い上げたんだと小一時間』と書いたら両建てコメントのそっちが来てしまいました(自爆)。

昨日は朝からCPI発表以来物凄い勢いで堅調に推移していた中期ゾーンが先行してヘロヘロになりまして、2年新発のクーポンもさっくり0.7%になりました。で、入札前の前場引け時点で0.69%−0.695%となったのですが、落札結果は平均落札は100円1銭6厘なのでまあ前場引けの気配範囲内でしたが、最低落札価格が99円99銭とはこれまたヘロヘロな結果になりました。

まあ救いがあるとすれば、入札前に調整した上に入札も流れたということから心理的に買いやすくなりましたっちゅうところでして、落札結果発表後は買いも入って引値ベースでは0.69%(どうせオファーサイドでしょうが)となってくれました。これが入札過熱して0.6%クーポンの0.6%台前半で入札やらかした後にやっぱり売れないから死亡という展開で0.7%近くに向う展開だったりすると、心理的に買い向う雰囲気になりにくい所でしたんで、どうせダメなら入札で流れた方が良かったとも言えるかにゃあと(苦笑)。

それにしても2年ゾーン3毛甘とかやらかしておりまして、月曜日の2年247回(前月発行債)の0.6%台前半(引値は0.635%ですが、場中はもっと強かったですし)は一体全体何なんですかと小一時間でございます。5年も3.5毛甘の1.160%に押し戻されてますが、どうも中短期ゾーンが毎度毎度過激に上げ下げするのは最近(ここ1年くらいかなあ)の仕様のようでございます。

まあ結局のところ、大玉を振り回すのが海外ファンド系の人と大手銀行のALMヘッジ系の人という一度決めたら兎に角突っ込んで行く傾向が強いお方なんで(勿論そうでない人もいますが、振り回さない人は短期的なオーバーシュートに影響を与えないですから^^)、ポジションが構築(あるいはカット)されてふと金利の絶対水準を見るんでしょうなあという感じを勝手に思ってます。的外れな指摘かも知れんが。

現物債を基本的に取り扱うお仕事の長いあたくしと致しましては、やはり現物債券の利回り水準が絶対値としてどうよってのが気になってしまうので、2年の0.6%前半ってそりゃどうよというような発想が出てくる次第なんすけどね・・・・などと申してますが、もっと昔の小僧時代に先物プロップの真似事をしてた時代の自分を思い出しますと、正直チャートしか見てなかったので、現物金利のヘッジとあんまり関連性の無いユーロ円金先の価格形成が変だとか悪態ついてはいますが、そりゃま価格形成があんなになるのも判らんでも無いですわな(^^)。


○どうも後続の買いが無い水準まで持ち上げたようで

昨日の現物引値表をつらつら眺めておりますと、先物チーペスト(7年)が2毛甘でございますが、中短期はご案内のように2年から延々とダメダメ状態。そしてこの相場の上げで見事に置いて行かれておりまして、確か先週の木曜に20年の入札があった筈ですが皆様大丈夫でしょうかと申し上げたくなる(というか多分怪我人続出だと思うが)超長期ゾーンを見ますと昨日は下げに抵抗する事もなく20年、30年とも2毛甘。

先物主導で上昇したような場合には、下がってくる時に現物が抵抗するという形でバランス取るもんなんですけど、中期主導で上げて行く時に先物などとの対比でヘロヘロにさせられていた超長期ゾーンが先物と一緒に下げるっちゅうことは要するに「下がった時に押し目買いが大して入ってこない」ってことでござんすな。そりゃまあ絶対水準がこれですから致し方無しとは存じますが、逆に言えばよくもまあここまで持ち上げやがったなあというところですな。

・・・・などと後講釈をしてますが、米債があの調子なのでまた様子がコロッと変るかも知れないのが世の中恐ろしいところでございます。さすがにちょっと踏み踏みやり過ぎだったとは思うのでございますけど。。。。

ちと気になるのは、昨日途中から先物を妙に買う人がいるらしいというところでしょうか。。。


○さて3か月FB入札

昨日はスポットスタートが月末だったのでCPの発行がバカスカあったのですが、期内(9月まで)償還もののニーズが強いようで、そっちのレートは気持ち低下っぽく、期越えのものはそんなに下がらずという個人的にはちと意外。まあ物凄くミクロな話ですし、微妙な感覚なんで別人に聞くとまた違う印象が返ってくるのかもしれませんけど、あたくしの感覚としては期末越えで10月とか11月のエンド物がもうちょっと低下するのかなあとイメージして見てたんで。

ということで、そろそろ9月末越えも1ヶ月を切って(受渡ベースのお話)参りましたので少々そこのレートが意識されるかと存じますが、3か月FBの方はそういうことはあまりお構い無しにやるのでしょうかねえという所ですな。一応昨日の日本相互証券様謹製の引値ベースでは405回FB(先週入札をやった11月29日償還)を0.35%で値付けして下さいましたので、一応0.35%近辺でやってくれるものと勝手に想像しております。0.3台前半はさすがに勘弁していただきたい所でしたんで(苦笑)。今回は12月償還になるんですし(金融政策決定会合が月の半ばに実施されるので償還が月末越えになること自体にそんなに深い意味はないけど)。

それから、昨日ちと書いておりましたGCレートですが、月末要因が効いていた(あまり意味のある話では無いと思うのですが)のが上昇の原因だったようで、昨日行われた1日スタートの翌日物はまた0.30−0.31%近辺(前日は0.32%近辺)になっていたようでございます。まあ月末だの税揚げだの国債発行だのという時にはレート上昇するけど基本的にこの辺なんでしょうかね。


ということで、本日はグダグダと相場雑感でした。
 


お題「香ばしい光景がいくつか」   2006/08/29(火)08:08:17  
  ええまあ雑談なんすけど。

○TB/FBが買われてコールが妙にしっかり

金曜のCPI発表後からの光景なんですが、1年とかのゾーンがまあ買われたというのは措いといて、3か月のFBなんかも利回りが見事に低下しまして、金曜日に0.345%まで金利低下(さすがに昨日は変らずでしたが)と相成りました。

で、この間にコール市場での海外勢ビットが妙にしっかりになってきまして、外銀レートが0.26〜0.28%という感じで上昇気味となっております。これと月末要因(今日のスポットスタートの取引は月末)がぶつかったせいか、昨日のGCレートは前週末の0.30%近辺から0.32%近辺まで上昇したような感じです。前週中盤には0.28%近辺まで下がった場面もあったようなのですが、また上昇と相成りました。まあ月末要因なのかもしれないので、本日の動向を見ないといかんですが。

でね、この光景に既視感があるわけでして、暫く前にFB買って手前でショートファンディングして小遣い稼ぎをしていた人たちがいたと言われてましたが、その時と似たような展開になって参りました。ターム物の金利が潰れながら足元の金利が下がらなくなるというか上昇するという展開。

またやりやがってますかという気はしますが、それよりも呆然とするのはCPI出た今更になってからこの動きをするかって所でございまして、確かにリスクが下がったかも知れないけど、鞘がここまで薄くなってから登場というのはリスクリターンをどう考えて突撃してるのやらという感が致しますが、まあ言ってるあたくしも別にそのリスクリターンとやらは勘で判断している世界ですので人の事は言えませんが(自爆)。やるなら0.4%の時にやるもんじゃないのか(0.4%になったのはゼロ金利解除の2日前に実施されたFB入札で、このときが直近の最高利回りでございました)と思うのは説明責任を果たしてませんですかそうですか(笑)。


○3月10日の水準ですかそうですか

債券市場の方は米債が上昇したからというのはあるにせよ、昨日も上昇するとは恐れ入りました。しかもまたまた中期債が主導する形で5年とその前後を中心に相場の上昇が引っ張られた格好。途中では先物が40銭くらい上っているのに超長期引けオファーだの安いところヒットだのというような無茶苦茶な状況だったようですな。さすがに途中でやり過ぎを感じて入替が入ったようで、ひけでは緩和されてますが、それにしても5年4毛強で20年引け変らずですからまあよくも中期強くなりましたなあという感じです。

で、5年が1.125%とは何ぞやと申しますと、量的緩和解除直後の3月10日金曜日を思い出す訳で、その後月曜日に水野審議委員の言いたい放題講演が行われまして、中期ゾーンがヘロヘロになったのはご案内の通り。その後にどこぞの銀行のエライ人が日経金融のインタビューで5年債のレンジと将来の利上げ織り込み度合いについて大変に心温まる発言をなさっておられたのが懐かしい訳ですが(笑)、それは兎も角として。

手元の手帳から3月10日の現物債引け利回り(ただし単利)を引っ張ってくるとこんな感じになるのでした(表示は昨日VS3月10日)

2年:0.635% VS 0.470%
5年:1.125% VS 1.110%
10年:1.675% VS 1.655%
20年:2.120% VS 2.035%
30年:2.355% VS 2.220%

5年〜10年はあまり変らず、2年が甘いのはベースの金利が0.2%くらい上昇してるのだから当たり前として、20年と30年は出遅れておりますわな。まあそんなところかなあという感じですが。

で、まあこの時の状況を思い出しますと、「物価安定に関する理解」が公表されて「これはゼロ金利の緩やかなコミットメントではないか」という認識がまだそこそこ確りしていた時だと思うのですけれども(あたくしはご案内のようにこれが出たときから「目くらましでしょ」と申しておった訳ですけど、と自画自賛は見苦しいですな^^)、前提としてまあそんな環境にあった訳でございますわな。

で、まあCPIを受けて利上げ予想時期が後寄せになったのは判るのですけれども、いやあのそこまで買うのかなあ絶対水準考えてるかなあとか思ってしまうのですけど、特に中短期。

そしてそんな中で2年債の入札が本日実施されるのですが、この利回りでは2回利上げになった時点で逆鞘確定(昨日も申し上げましたが)で3回あったら悲惨なことにって感じございます。まあざっくり感覚で言って、手前の1年(即ち来年夏まで)で2回利上げがあったら負けそうな債券となると思うんですが、はてさてどうなるのでしょうか。まあこの相場の勢いだから何とかなるんでしょうけど、つーか何とかならなかったらおまいら何考えてそこまで買い上げたんだと小一時間ですな。


○こりゃまた香ばしいお話

ネタ元は日経金融ですが、別に日経にイチャモンをつけるわけではございませんのでご安心(?)下さい。

月曜の日経金融新聞1面に変額年金保険の話題が載っておりました。ということでそちらの記事をご覧になられたいところでございますが、まあ記事は最近の変額年金保険の売れ行きに関するものでございます。

で、保有契約高で国内首位(「しゅい」で変換したら一発目が「主意」だったのは自分でウケてしまいましたが^^)のハートフォード生命が失速しているという話題で、特に響いたのは昨年11月に同社が発売した新商品で運用機関を10年から15年に延ばしたことらしく、大手銀行が同社商品の販売を積極的に行わなくなったそうな。

で、最近の売れ筋は何かと申しますと、記事のお題に「安・銀・短」とありまして、安全志向、銀行窓販、短期運用というのがお題になっているそうでございますな。まあそうなるだろうなという感じですが、記事によりますと、主役の商品は「元本保証型」だそうで推定9割が元本保証だそうです。

そして短期運用ですが、最近では3年経って目標運用額に到達すると全額引き出し可能な商品を出した会社や、7年もの商品を新規投入した会社などもでたそうです。

という訳で、どう見ても「定期預金に毛が生えた商品」になっているようなのが本邦における変額年金保険の販売現場のようでございますが、これでは変額年金保険の本来の趣旨はどこへやらということで、売る側である銀行窓版にとって顧客に売り込み易いことを思いっきり重視した状況になっておりますわな。どう見ても売る事先にありきです。本当にありがとうございました。まあ大体銀行がノルマ営業(はしてないと公式には言いますので念の為申し添えます^^)おっぱじめて大々的に取扱を始める商品に碌な事が起きないというのは遠くはバブル時代から相も変らずなのが実に香ばしいところでございます。

で、まあ日経金融記事でも、『変額年金保険はもともと10−15年程度の長期運用で、短期的な相場変動の悪影響を吸収しながらじっくり資産の増加を目指す商品だ。運用機関の短期化は、本来の商品の性格から離れてしまう。』と指摘しておりますわな。

・・・・ところで、記事を見ると元本保証型の変額年金は運用成績が悪くて元本割れすると保険会社が差額を補填すると書いてあるのですが、そのシステムがどうなっているのか良く判らんですな。記事の中で「元本保証の付いた投資信託に近い性格」という説明もあったのですが、これってどういう話なのでしょうか、教えてエロイ人!でございます(お前は確か保険販売員の資格を取っていなかったかというツッコミはしないように^^)。

んじゃまあ本日はそんなところで。
 


お題「2年が11毛5糸強ですかそうですか」   2006/08/28(月)08:30:35  
  王子製紙様残念の香り濃厚。まあ「金のパワーで目指せ寡占」(実際は兎も角あたくしにはそう見えてたのですけど)ってのは渋沢青淵先生の理念とは相容れなかったという事でしょうかな。これって例えてみればモノポリーゲームやっててトップ走ってる奴の独走を許さんって2位以下がムリムリ連合したようなもん(例えが悪いとツッコミをいただきそうですがそこは勘弁^^)であって、そんなに日本的解決ケシカランとか言うものなんでしょうかねえというあたくしは日本的なアナクロ人間ですかそうですか。

それはともかく。

○CPI改定で予想以上に下振れ

先週末の債券市場はご案内のように大爆発踏み上げ御所。で、原因はCPI基準年改定での下振れが市場予想(=当初は0.2〜0.3ポイントくらい下に寄与と言ってたのが「案外下に振れないのではないか」という話になってきてました)よりも大きくなって0.4%のマイナス寄与と相成りました。

あたしゃ本職じゃないから内訳に関してはちゃんとしたレポートを見ながら精読しないといけませんが、週末に働かない(ログ整理はしますが)ドラめもんクオリティとしてはイット関連の価格押し下げ効果がでかいらしいというのは把握致しました。

旧基準ベースでの全国CPIは+0.6%でしたんで、そっちは横ばいは横ばいで、「新基準が下振れしたのは主管大臣が竹中さんだから」という話も出てましたが(=直前になって「案外下振れしないのでは」という話が出たときには「小泉首相がデフレ脱却宣言で有終の美を飾るのを邪魔する事はないんじゃないか」ってのもありましたな、笑)、それよりも総務省が毎回せっせと公表している「エネルギー、食品除くCPI」が新基準になったらしっかりマイナスに沈んでおりました(旧基準ベースだとプラスかつ上昇してたと思いますが)ですな。いやはや。

まあ日銀(というか政策委員会)としては、CPIが改定された時に下振れってのが出て来ることを懸念して(?)、「見てるのは物価だけじゃないですよ」って話にもって行っている(そもそも量的緩和解除した時にそういう話にしているのですが、物価安定の理解というのを出してその辺煙幕張ってますわな)上に、7月には利上げもしてるので、トレンドが下向きに転換しない限りはそれほど慌てないんじゃないかと思うのですけど(旧基準ベースで下落に転じてたのなら慌ててたかと思うのですが)。

現場仲間のおともだちと話をしてると「これだけで日銀の利上げ時期予想が後寄せされないけどなあ〜」って人が多い(ただしそもそも予想自体が年内ありと無しで真っ二つって感じです)のですけどね。


○典型的な踏み上げ相場でした

でまあ金曜の債券市場、というよりも中短期債とか金先とかが凄かった訳ですが、当然の如く朝から上昇して踏み踏み相場になったのですが、例えば債券先物で見ると寄りから値をぶっ飛ばして上昇したあと、9時20分頃に高値をつけた後はもみ合いというよりは頭打ちの感じ。

ところが、前場引けあたりからまたまた値を上げだして後場に入ったところで債券先物グイグイと上昇。まあ金曜の場合はどちらかというとユーロ円金利先物とか中短期債が先導してたのですが、チャートが判りやすいので引き続き債券先物の話をしますと、後場寄ってからあっという間に134円に乗せまして、その後は134円を割る場面もあまりなく(少々あった)もみ合いの後に引けに掛けて一段高。

まあ思いっきり「寄りで上げ」→「昼に上げ」っていう2段上げの踏み上げ相場でして、昼前から会議の結果でも出て上げたのか、海外の皆様目を覚ましてもう一発上を試しに行ったのだか何だか知りませんが(苦笑)、久々に絵に描いたような「投資家の踏み」って感じでございました。

しかしまあ2年カレントなんぞ寄り前から5.5毛強(247回だと0.705%になりますが)買われてたそうですが、終わってみれば何と11.5毛強の0.645%ですがなハーコリャコリャって感じでございます。2年が11.5毛強で5年が12.5毛強で7年が12毛(チーペストは11.5毛)強でございますので、もう見るからに中期が引っ張る相場。こりゃもう踏んでるのが誰か思いっきり想像ができてしまいますわな。ナムナム。

そもそも3か月FBの利回りなんぞを見てると「いやあ11月までに利上げは無さそうな感じですなあ」という値段のつき方でして、(ただまあ地均ししないと織り込まないという疑念もあるのでそれだけをリファレンスにしにくいが)この指標でてどんだけ利上げ予想時期を後ズレさせたんですか貴方様達はっていうような豪快な金利の低下っぷりに呆れると申しますか、ここでそんなに踏むくらいならお前らヘッジするなよって感じですけどね。いつもながら過激にぶれる中短期なのでした。

ちなみに長いところでも掛けたカバードコールが行使レベルに達したので、抜けた(のか抜ける予定なのか)分の現物を改めて買う動きもあったという話が流布されていましたが、おまいら何のためのカバードコールなのかと小一時間でございますな。これまたいつものことなので驚きはしませんが(苦笑)。


○だから金先の「価格」をリファレンスにするなと

ええもう前からあたくし何度も申し上げているように、ユーロ円金利先物というのは商いもそれなりにありますので、ヘッジツールとしてはそれなりに機能しておりますが、価格があまりにも現物金利(マネーマーケットの金利)から斜め上の方向になっておりますので、この市場を参考にするのは「市場の勢い」を見るのにはいいのですけれども(金曜なんかまさにそう)、このカーブがどうのこうのとか言い出すのは如何なものかと。

何せ、短期国債やらマネーの取引している人がヘッジに使わないという時点で、こいつは金利商品でありながらちと別の商品という風に見るものでございますが、先週末にやってきたレポートなんぞを見ておりますと、「金先市場は年内利上げ無しを完全に織り込んだ」とか「金先金利から算出される将来の利上げ経路からみると2年金利は低下余地あり」などというような記述が散見されて実に香ばしい。

あーた2年金利って0.645%で2回利上げになったら逆鞘確定になるんですが、まだここから買えるんですかそうですか(いやまあレポート精読して無いからトンチンカンなツッコミだったらゴメンナサイ)。いやはや何とも。


○短いところは金利フラットと

まあ元々2か月だの3か月だのという金利に関してはご案内のように期間内の利上げを気にしない水準で安定しておりましたので、そんなに影響は無かったのですが、まああたくしのように11月の利上げリスクを一応考えていた人は世の中にいたようでして、10月足はほぼ関係なく2か月(というかもう1ヵ月半ですが)物のFB403回の日本相互証券引値は0.34%でそれでも0.01%の利回り低下。11月の27日に償還になるFB405回が0.345%で0.025%の利回り低下となりまして、10月足と11月足がフラットになったという感じです。

一方で足元とか現先の金利は今さら下がりようがございませんし、中間期末越えというのもありますので、ターム物金利に関してはこの辺で安定推移って事になるのかなあと漠然と思うのでありました。しかしまあ先日水野審議委員が「金利先高感で短期のイールドカーブが立った方が市場機能が回復」ってお話をして以来、短期のイールドカーブがじりじりとフラットになってきているのは、まさしく相場の髪様としか申し上げようがございませんですな(笑)。


#まあ、買いを我慢してた人とか、ヘッジ掛けちゃった人とかが多かった中で我慢する理由がなくなったから一気に来ちゃったというのが大きいという風には思うのですが、しかしまあよーやりましたな。
 


お題「市場雑談をいくつか」   2006/08/25(金)08:25:25  
  ○昨日の補足(適時開示に関して)

まあつらつら思うに、過失相殺の割合を自社で判断するよりは裁判上の決定(和解も含め)で行いたいから404億円とか言いだしたのではないかというのがあたくしの中の結論であります(前振りがなげえよ)みずほ証券の誤発注問題ですが、昨日の駄文に関して指摘を頂きましたのでここで補足を。

「どこがやりやがった」ということで一騒動になっていた間にしらっと黙って引け後に公表した件に関して「適時開示はどうなのよ」って書きましたが、適時開示に関しての「義務」はこの事件当時のみずほ証券には課せられていなかったと解釈されるようです。よって「適時開示義務違反」ではないと(まあ違反だったらその時に言われますけど)なるそうな。あたくし的にはそうは言っても実質的な意味では上場企業の100%子会社(みずほはグループの資本関係がややこしくて、持ち株会社が2階建てになっていると記憶してますんで、このあたりも実にややこしい)じゃねえのと思う訳ですが、まあ東証があの時点で何もお咎めしなかったのだから(遺憾だとは言ってたかもしれないけど)そっちは良いんでしょうな。

で、非上場だと適時開示義務が無いと言いましても、こういうケースだとどうなのよって事になって、現在では証券会社のこの手の問題に関しては可及的速やかに開示しろってことになっているようです。ご教示ありがとうございました。

・・・いずれにせよ、「どこがやらかしたんだ」と上場他社の株価が軒並み売られているのを横目に、親会社などに先に報告しておいて引け後まで世間にはだんまりというみずほ証券の姿勢は実に香ばしい内向き論理ですなあという感は変らないですけど。


○GCレートが妙に下がったようなのですが

昨日は特に材料は無いのに何故かGCレートが低下して、最後は0.3%割れまでやらかした模様。共通担保オペ(と書いた場合は現在は資金供給しか有り得ないので供給とか吸収とか書きませんのでヨロシク)の最低落札レートが2か月もので0.35%に低下(前日は0.36%)してましたのですが、まあその低下が影響と言うよりは足元の運用圧力が高まってきているのではないかという感じです。

来週に毎度の如く実施されるFBはとうとう9月発行で12月償還になりますので、今頃になって「何ぼ何でもちと警戒した方が良いんじゃネーノ」という声も聞かれるようになりまして(遅いって思いますけど、まあそれが今のマネーマーケットクオリティ)、そうなってきますと運用の足を短くするという話になりますわな。何せ今のFBの水準だと、利上げの刑を食らった場合に無担保コール対比で0.13%位いかれる(というか保有していることによる機会損失ですけど)計算になりますので、そりゃ沢山持って利上げ食らったらどうなのよって思うと、足元への運用圧力増えそう。

水野審議委員が先日の講演で言ってましたが、短期市場に関して金利先高感が出てくるとそれはもう目に見えてイールドカーブ(と言うのか?)が立ってきますが、現状では9月中間期末越えに一応敬意を表して10月エンド物になるとレートがちょっと上昇する程度でして、例えば2か月FBで先々週に出た(のでもう2ヶ月ではないが)403回FBの日本相互証券引値が0.365%で、今週発行された3か月FBの405回のそれが0.370%と見事なまでにフラットになっております。今日はCPIが出るわけですが、この数字が出て何か変化が起きるのか、どうもあまり3か月くらいまでの金利には影響無さそうな感じで(運用圧力が高くて、少々の材料は吸収しそうな勢い)ございますけどね。今後のカーブに注目したいです。

#ま、GCレート低下には足元の運用圧力以外の需給要因も絡んでいるらしいという話もあるようですが・・・・・・


○これは酷い20年国債入札ですね

昨日の20年国債入札ですが、昨日申し上げましたように前日から嫌がらせのような買いで確りした流れを引き継ぎまして入札前は強く、前場引けで2.19%−2.195%で、前回債の88回債は2.175%(2毛強)ビットとかまあアオリイカアオリイカ。ちなみに先物は6銭高の133円18銭。

ところが、応札が終わってからの後場に入って早速入札不調観測が出てきてヘロヘロ状態。蓋を開けてみたら平均落札価格が100円08銭(2.194%)で最低落札価格が99円85銭(2.210%)とまあゲロゲロの巻。応札が1兆5828億円とこれまた寂しいお話。

何でも安値2.225%(99円65銭くらい)まであったようなのですが、これは投げなのか投げさせようとする嫌がらせなのかはよく判らんのですが、まあそこまでやりやがるかって感じのようでした。さすがに最後になってセカンダリーの買いが入ってきまして値を戻したようでございますが、結局のところ強いところで入札させられて、弱くなった所を投げさせられたような感じで誠にクマーな入札でございました。前日から当日に掛けての先回り買いが余計でしたな。マッタクモウ。

まあ一応押せば実需系の買いは入らないことは無いってのが判ったのは良かったんでしょうが、まあちょっと何ですなあという入札でございました。


○ところで自民党総裁選雑感

麻生ファンのあたくし(以前書きましたが、経済財政諮問会議での金融の将来像がどうのこうのというメルヘン論議に冷静に「何を君たちは夢物語をしてるのかね(超意訳)」と突っ込んだ議事要旨(ちなみに、この時に冷静なツッコミをしてたのは麻生さんと細田さんです)を見て以来個人的には応援してるんですが^^)としては、まあ実に詰まらない展開になって誠に遺憾極まりないのですが、それは兎も角として。

何か勝ち馬に乗ろうと雪崩を打つところなんざあ「新体制運動」かおまいらはと言いたくなるような流れでございますが、自民党の良さとしてその多様性があって、多極の中から良い政策が出て来るという印象が(あくまでもシロートの印象ですけど)あるので、現状の動きは執行部独裁方向になりかねないものだなあと思うのですな。まあ小選挙区制度だからこうなるのも仕方ない面はあるんですが、どうも何だかねえって思うのでした。

#ニュース見ててふと脊髄反射したんですけどね
 


お題「相変わらず平和なFB入札/407分の404ねえ」   2006/08/24(木)09:24:26  
  ○1週間経ちましたが足切りは同じ

昨日は毎度お馴染み3か月(13週間ですが)FBの入札が実施されました。今回は償還が11月27日ということで、もう3ヵ月後は11月終盤かよ!と時の経つのに驚いている場合ではございませんで(笑)、落札結果はどうなったかと言うと、平均落札価格99.9061円(だいたい0.378%)で最低落札価格99.9055円(だいたい0.379%)と相成りました。

前回と今回は発行〜償還までの経過日数が同じなので比較しやすいのですが、前回の平均落札が99.9064円で最低落札価格が99.9055円でしたんで、まあ平均が若干下がったけど今回も変化なしと。

11月に利上げの思惑でもあればもうちょっと敬意を表して利回り上昇してもおかしくない所ではございますが、まあ今の所無警戒な訳ではないでしょうけれども、地均しも始まってませんのでそこまで警戒しても仕方ないという所なのでしょうか。

まあこれが長期債の投資だと「金利上昇のタイミング待って1か月」とかいう引っ張り方も出来ますけれども、何せ短期の場合は3か月ものの投資を1か月引っ張っている間に3分の1の期間が終わってしまうという誠に遺憾な事態になりますので、多少の投資比率の上げ下げはあれども、そう頑張って買いを待ち続けるわけにも行かないですわな。勿論引っ張っている間に代替的に行う足元での運用利回りが3か月金利と比較して遜色ないのであれば足元での運用で粘るという選択肢もある(という発想がどこかへ飛んで2か月ものFBを買い捲くった少々頭の足りない人が出現したのが今年の4月でしたが^^)ので、足元対比の金利はどうよってのも重要ですけどね。

そんなことでして、あたくし的には11月の利上げに関して市場としては「一応無警戒じゃない」とは思うのですが、まあ結果として価格に出てくる所ではまるでノーケアー状態になっているというのが今回の3か月FB入札から導き出される結論になってしまいますな。

ただまあここの所あたくしが申し上げているように、単に途中は無警戒モード全開で進んでいて、日銀様から地均しが始まるといきなり警戒モード全開になって金利馬鹿上がりになるという思考停止モードになっているのがマーケットクオリティなのかも知れませんので、その辺は正直その時になってみないとワケワカラン。何か地均し慣れしちゃって逆に「政策変更の前には地均しが行われる筈だから、それが出てから考えればいいや」っていう風になっているような気がする(要するに思考停止)のですけどね。旧法時代を一応知っている積りの年寄りとしてはそれはどうなのよって思いますけど。


○407分の404

みずほ証券の損害賠償請求は昨日も書きましたが、実を申せば最初に書いたものを読み直してからかなり穏当に書き直したというのが実情でありまするあたくし(^^)。

と思ったら某知人から電話がありまして、本件についてどうなのよという雑談をしているうちに色々と論点を思い出して来た訳でして、まあ所詮赤の他人事というのは忘れるのも速いものだなあと我ながら情け無い次第でございまする。

まあ色々とあるのですが、言われて思い出したのは「そもそも本件は自力で買い戻ししたんじゃなくて強制解け合いしたんじゃねえのか」というお話。大体からして注文を出した方がどう見ても重過失な所で、まあ異例措置の強制解け合いをやって貰っておいて損害の殆どを払えというのは、どういう理屈で武装してるのか知らんですが、はたから見てると図々しいにも程があるというのが印象。

某掲示板の株板では早速スレッドが立ってましたが、そこでのカキコで面白いと思ったのは「どこの証券がやったか判らないから手持ちの証券株を全部投げさせられて損失24万円出たんですが」って(ネタなのかマジなのか知らんが)のですな(^^)。昨日も書きましたが、あの時点では強制解け合いにどうせなるにせよその価格だって幾らになるか判らんという状況で、証券株が軒並み急落しちゃって、全然関係ない証券会社が慌てて「うちは違う」って言わされてる(しまいには上場してないドイツ証券とかまでが発表してましたが^^)間に適時開示を怠り、相場の混乱を招いたのはどこの誰かと考えますと(しかも親会社には報告してたんでしょ)、そのような混乱を招いておいて、東証はほぼ全額支払い汁!とファビョられてもねえって感じですな。

ちなみに、この日は「誤発注した証券会社がどこだか判らん」ということで証券株軒並み売られてましたが、この事情を知る者であれば売られ過ぎた証券株を拾う事もできた訳でして、意地悪くその観点を持ち出すと(以下自主規制)。


まあアレですな、損害賠償請求するのはするで結構ですけど、さすがに407分の404はちとふっかけ過ぎなんじゃネーノ(だいたいそれが認められるのだったら収益返上した証券会社がキングカワイソス)でございますが、勝手に妄想すると「取り消しできなかった以降の責任問題」をどうするかという「お家の事情」ってのがみずほ証券さんの方にも有るのかも知れませんなあなどと意地悪な見方をしてしまうのでございます。まあ株主(はみずほCBかHDかFG)の手前、過失相殺をする判断を自分の所でする訳に逝かなかったのかも知れない(裁判所判断ならオーソライズされた司法判断だからって言い訳も出来る)ですし。

それに取り消し処理じゃなくて反対売買入れればもうちょっと早く収拾できたんじゃネーノというか、普通は注文入力を間違えたと気が付いた時は、取り消しすることを考える前に普通は反対売買を入れるという判断を咄嗟に行うのが一般的な感覚だと思うので、一生懸命取り消しをする努力をして5分間も注文晒しっぱなしという対応も(最後に反対売買入れたようですが)何なんでしょうねって感じでした罠。


○20年国債入札ですが

昨日は嫌がらせのように20年ゾーン堅調。まあプライマリーディーラーが入札しないといけないという事を狙って嫌がらせをするアホウもいるようですが、まあ大体そういう事をやっているといずれは地獄の火の中に投げ込まれるのは相場の常でございます。古くは非上場中期国債(昔は上場国債と非上場国債があった)でスクイーズしまくるという悪行の報いで己が弱った時に火あぶりの刑(以下激しく自主規制)。

いやまあこの水準で大丈夫なんですかねえ。別に相場自体は下を敢えて叩くような材料が出てくるわけではない(その代わり上を必死こいて買う材料も無いですが)ので需給バランスが崩れない限り値持ちはするとは思いますが、その需給バランスの最大イベントが入札なんでねえ。。。。

少々不安なのですが、あたくしが不安だとか言ってるので大丈夫でしょう(こら
 


お題「短期市場雑感と人のふんどし」   2006/08/23(水)08:18:36  
  やはり夏バテには睡眠が一番。

○共通担保応札5兆4220億ですか

昨日のオペでほほうと思ったのは共通担保供給オペ(本店)の9月5日エンドというショートタームもの。ここの所2ヶ月のオペを打ってまして、短いオペが行われたのが直近で先週水曜日の8月末エンドもの。この時も6000億円の予定額に対して4兆4930億円の応札でその前日の短めのオペから応札が増えてましたが。

今回は入札予定額が8000億円ですのでまあ倍率的には下がってるとも言えますが、応札額自体が5兆円台に乗っているのがちょっとねーって感じです。その間に中間期末越えのオペ打ってるんですがねえ。

まあ長いのだけじゃなくて短い期間のオペというのもそれはそれでニーズがある訳でして、資金繰り調整という意味では短いのも便利なんでしょうな。しかしまー相変わらずちょっとオペを打たないと応札が膨れ上がるって状況で、短期の市場機能復活がどうのこうのってのも何なんでしょうねって感じです。ま、参加者寡占状態で市場がレッセフェール状態で復活しちゃったら、寡占者の力技が罷り通るだけ(まるで人を信用しない言い方ですが、過去から現在に至る債券市場や短期市場の動きを見てればどう見てもそうなると思料)ですんで、それはそれで弱小な一般参加者は困るんですが。昔のインターバンクとは違うんでね。


○しかし微妙に動き方が違いますね

まあそんな訳で足元のGC金利も0.30%に接近したと思ったら、ショートタームのオペ金利は相変わらず0.33%按分とかでして中々ここから下がらずで、0.32%あたりで推移してるのですが、昨日のCP発行レートはまたまた低下しているようですな。1か月もので0.35%は割り込んでるようで、0.34%あたりまで低下してるようで、積み期間が変ってから足元のレポなどの金利が落ち着いて来た動きに遅行して反応している感じが致します。

どうもここもとのCP金利は短期国債や足元の金利推移に対して遅行反応する傾向が見受けられまして、短期国債の金利が上昇しだしても妙に反応が遅いなあと思うと、今度は上ると中々下がらなくて、他の金利が下がってる間に中々下がらんという動き。

まあCPの場合は基本的に買い切り前提の最終投資家が買い(それ以外は現先玉あるいは持ち切りの銀行ディーラー、転売することも勿論ございますが)、一度投資家の懐に入ると出てこないのがまあ普通ですんで、その点でみれば反応が遅行するのは当然といえば当然(ロングショートでどうこうってならないから裁定が素早く入るようなものでもない)ですけど、まあ中々オモロイものでございます。


○ひとのふんどしコーナー:輪番は減額されるのか

先日どこぞの海外ヨタレポートで「輪番がもしかしたら減額される可能性があるかもしれないという話がありました」みたいなネタが出て、誰も反応しなかったのに数日後に突如それを言い訳にして債券先物を振り回してみた奇特な人がいたと聞いておりますが、んじゃあ輪番減額の可能性はどうよってお話に関して例によって本石町日記さんから→[外部リンク]
 


お題「毎日雑談でスイマセンが」   2006/08/22(火)08:37:14  
  いやもうネタがこれだけ無い割には何だかんだと動く相場というのも何ですかなあって感じです。あたくしの体調がイマイチなのでよく見えないのかもしれないけど。

○先物を振り回している人がいるようで

昨日の債券市場は朝っぱらから中期債から先物が強い形(概ね6年ゾーンのようで)で上昇したのですが、先週末には株高(平均株価16000円キープ)だか何だか存じませんが妙に売られた印象もありまして、その反動というのもある感じ。

ま、あたくし先物の板を目を皿のようにしてみている訳では無いのですが、先物の板(だけじゃないけど)をよーくウォッチしている知人たちに聞いて回ると、どうもここもと投資家系の現物売買がやや乏し目(中長期国債の入札無いですし)な状況な事もあるようですが、先物を妙に振り回している人が複数いるんジャマイカという考察をしておりますな。まあ昨日の債券市場でもそりゃまあ平均株価とか下がりましたが、中期ゾーンが5毛強とか先物45銭高とかやるようなインパクトのある材料がありましたっけ?ってなもんでして、まああるとすれば先ほど申し上げたように「前日に余計に下を叩いた分反動が来ました」って所になりますわな。うーむワケワカメ。

で、まあここから先は聞いた話を総合したベースになる訳ですけれども、どうも上記したように先物でせっせと相場を作ろうとしている人が多分複数いるようでして、まあその人たちが何かちょっとネタがあるとそれに飛びつくみたいな所があるようですな。先日の水野審議委員の講演や記者会見でもヘッドラインが出た途端に反応してみたり、金曜の日銀総裁インタビュー(共同通信のインタビューなのですが、モノを見て無いのでネタにしておりません、悪しからず)をネタに(アナリストレポートなどを見ていると売り材料には見えないのですが)して売ったのだか何だか判りませんけどせっせと下を叩いてみたりという感じのようですな。

もしかしたらチャートで売買してるのかも知れませんが、相場を作ろうとしているような印象もあるようですね。まあご苦労なことですにゃあって感じですけど。


○デリバティブ市場がお好き?

毎度お馴染みの日銀レビュー
[外部リンク] Index Swap)市場の現状』でございますが、ああそういえばそんな取引があったような無かったようなって言い出すのはあたくしがドメドメだからですかそうですか。

で、まあどういう取引ですかという詳しい話は上記レビューをご覧になると吉なのですが、まあだいたい1ヶ月間の翌日物レート(を複利運用した場合の利回り)と固定金利の交換という取引なのですが、まあレビューにもありますように本邦では取引はごく一部の参加者に限られています。

でね、取引が拡大しない理由についてこんな話してるんですが・・・

『その背景としては、‘本銀行によるゼロ金利政策導入(99/2月)から量的緩和政策解除(06/3月)に至るまで、翌日物レートが一時期を除き、概ね下限近辺で推移し、変動性が乏しかったこと、△修硫爾妊拭璽猜レートも非常に低水準で推移していたこと、が挙げられる。実際にOISを用いて金利変動リスクをヘッジするニーズや、裁定取引による利鞘稼得の機会が乏しかったため、当初参入を検討していた一部の本邦金融機関も、結局本格的な参入には至らなかったという経緯がある。』

まあそれもあるんですが、本邦の場合はインターバンクのネット資金過不足が大きく振れる(銀行券と財政の振れがでかい)ために短期市場における資金供給吸収のオペレーションが多様に存在する為に、金利リスクのヘッジというか資金ポジションのカバーにオペが「使える」状態であることが寄与してるんジャマイカと。

こちらのレポートによれば、何でも量的緩和解除が視野に入ってからは取引が拡大しているようですけど、そもそもコール市場を安定推移させるという方向(だからこそロンバートが0.4%ですし)で現状の運営が行われているのでして、コール市場の日々の振れが小さい安定した市場状況であればニーズがそんなに広がるのかなあって疑問が。と言うか、今後の課題としてお話があるのですが、そんなにOIS取引とやらが活発に動くような短期市場になって欲しいのかいなって気も(苦笑)。


まあそれは良いのですが、このレポートを拝読しておりまして、思わず「またか!」と突っ込みを入れてしまったのは4ページ目のこの部分。

『前述のように、OISなどの翌日物レートを取引対象とするデリバティブ商品は、翌日物レートについての予想を直接取引対象としているため、政策金利に対する市場見通しを観察するのに適している。』

この一節(というかその前の小見出しからですが)見た瞬間に「キター!」でございます(^^)。

『こうした点に着目し、欧米では、中央銀行やアナリストなどにより、これらのデリバティブ商品のレートが織り込む平均的な金利変更確率が推計され、モニタリング情報として重視されている。』

キターキターキター!ですけれども、ど〜してそうデリバティブ取引をモニタリングに使おうとするのかなあって思うんですけど。本邦の場合ですと、最終投資家といわれる人たちはその居場所によって少しずつ違いますけど、色々と運用に関する制約条件があって、そうホイホイとデリバティブ取引使えないし、ヘッジ目的での利用に関してもやってやれない事は無いですけど色々とややこしいのよこれが。

まあ海外の事情はよー知らんのですが、少なくとも本邦の場合は、ユーロ円金利先物取引に関してもTB/FBや資金取引をやっている人がヘッジとして認識しながら取引をするというケースはまず見受けられない(ヘッジと言って売買している人は本気で言ってるならそのうち退場確実、両方スペックの言い訳としてヘッジという呪文を持ち出しているだけです)状態でして、保有する短期国債やら資金ポジションの金利リスクを動かしたかったら日銀のオペを使えばよろし(まあそもそもそれすらしないで単純にポジションの上げ下げで対応するんでしょうが)というお話でございます。金先ですらその状態でOISが「現実に」資金ポジション(投資家も含めて)を持っている人たちの参加進むんかいなって感じですけど。

で、まあ確かに幾つもの限月がある先物(またはOTCフォワード)が流動性あって価格形成をしているって状態で、その市場から金融政策の先行きに関するモニタリングが出来るってのは実にこう美しい姿なんですが、そういうことはあまりねえって一々水をぶっかけて回るあたくしは無粋ですかそうですか。

暫く前(5月)に「金先市場のイールドカーブが市場での金融政策の先行きに関する見方をモニタリングするのに適しています」って趣旨のレポートが出てて、マーケットの一部で「な、なんだってー!(AA略)」と話題をさらっておりましたが、いやまあモニタリングするなら発行が山のようにあるFBの利回りでも見てればいいんジャマイカというあたくしはキャッシュ重視のローテクアナクロ人間ですかそうですか。

しかしまあモニタリング情報云々のところを見てたら「あんたも好きねえ」って苦笑を禁じ得ませんでした。いやはや。
 


お題「ますます雑談です」   2006/08/21(月)08:12:13  
  大したネタは無いです。正直スマンカッタ。

○信用リスク内部格付けのお勉強

と申しましても、あたくしがお勉強している訳ではなく、例によって日本銀行様が主宰して勉強をしているようでして、こんなものが金曜に公表されていました。
[外部リンク]
 


お題「金融政策決定会合議事要旨続き」   2006/08/18(金)08:27:57  
  昨日の続きから。

○利上げの理屈

『当面の金融政策運営に関する委員会の検討の概要』の最初の部分が利上げの理屈です。まあ政策委員の講演や記者会見などでも触れられていますが、改めて読んでみるのも宜しいかと。

まず全員が一致していることは何かと申しますと・・・

『委員は、経済・物価情勢が4月の展望レポートで示したシナリオに沿って着実に改善する中、金融政策面からの刺激効果は次第に強まってきており、今後ともゼロ金利を継続すれば、結果的に、将来、経済・物価が大きく変動する可能性があるとの認識を共有した。』

『こうしたもとで、委員は、今後とも経済・物価が望ましい姿で推移していくためには、ここで政策金利の調整を行うことが適当であり、このことは、長い目でみて物価の安定と持続的な成長につながっていくとの考え方で一致した。』

ということでして、これが利上げをする理屈でございます。

後のほうで市場が利上げ織り込んでるって話が出てきますが、実際問題としては7月時点で短期市場金利は利上げ織り込みモードでして、3か月FB利回りなんぞは12日の入札では0.4%になっていた(ちなみに昨日は0.36%です)訳でして、この時点で実質的にゼロ金利解除状態の金利形成になっていた(まあその原因が7月解除の見方なんでニワトリと卵みたいな話ですけど)のですけどね。

まあそんな言いがかりは兎も角(笑)、金融政策面からの刺激効果を金利ルートからと考えますと、実際問題として企業の資金コストはねてくる金利はオーバーナイト金利じゃなくてターム物金利であって、CP発行利回りやらTIBORレートということになる筈ですが、ご案内のように利上げの後で連続利上げを否定して、ついでに株価や経済指標(のうち生産以外)が少々怪しい動きをした事も影響してるんでしょうが、ターム物の金利は低下しておりますわな。

となりますと、このゼロ金利継続の景気刺激効果強すぎリスクというロジックで考えた場合は、利上げしたあとに打ち止め感出してターム物金利を下げてしまうと何の事はないリスク回避になってませんがって話になるように思えるのですけど。(とはいえ、銀行貸出金利は別に全部が全部市場金利連動だけじゃないので、政策金利をいじってくれないと貸出金利を引き上げる言い訳がしにくいので政策金利引上げしてくれないと、なんちゅうのも言えそうでして、まあこの辺りの話は突っ込みだすとワケワカメ^^)

先日水野審議委員が講演で短期市場金利について金利の先高感が自然に発生して緩やかにイールドカーブが立つのが望ましいのではないかという考察をしていましたが、まあ景気過熱リスクへの対応って意味なら確かにそりゃそうですわな(市場金利の形成状況に意見するのは政策委員として如何なものかとは思いますが)。


複数の委員が指摘しているお話。

『また、別の複数の委員は、経済が正常に戻りつつある過程で、異例のゼロ金利を続ける必要性は乏しく、金利体系が自然なものになっていくことは、中長期的な観点からみて物価安定のもとでの持続的な成長を支援すると指摘した。』

また出たな「異例のゼロ金利」。

『この間、何人かの委員は、市場では7月のゼロ金利解除を織り込んでおり、本会合で0 .2 5 % の利上げを決定したとしても、市場が動揺する可能性は低いと付け加えた。』

つーか地均しをしてたのは君らですがな。


ひとりの委員が指摘しているお話。

『一人の委員は、実質成長率のトレンドと実質コールレートとの差をみると足もと緩和度合いは徐々に強まっていると指摘した。ある委員は、現在、投資の行き過ぎが生じているわけではないが、長い目でみると、部門間で偏った投資が行われるリスクについてはよくみていく必要があると述べた。』

『ある委員は、今回金利水準の調整を行うことは、足もとの過熱を抑え込むといったことではなくて、むしろ長い目でみて経済・物価の振幅を小さくすることにより、日本経済の成長を支えるための措置と位置付けられると述べた。』

この最後の理屈も何というか判ったようで判らんお話ですよね。中立金利に向けて予防的に金利調整を行っているようにしか思えんのですが、そういう訳では無いと。まああまり何でもクリアカットにしちゃうのも金融政策としてどうなのよ(グリーンスパン議長の運営なんぞまさに「グリーンスパン様が按配良くやって置きますから皆さんご安心を」っていう感じでしたしねえ)というのも有りますから、全部が全部クリアに説明できないのかもしれませんが。


○補完貸付金利に関して

本石町日記さんの所で野田審議委員が0.5%主張ネタのエントリーがございましたのでそちらもご参考になると宜しいかと。

『0 .5 % の適用金利を支持する委員は、現在コールレートとのスプレッドが狭過ぎる結果、最近では補完貸付が大量に利用されているが、補完貸付の適用金利をある程度高めに設定した方が市場における裁定取引を活発化させ、むしろ短期金融市場の機能の回復を促進する効果が期待できる、と指摘した。』

実際問題として短期金融市場の機能回復がどうのこうのって話になりますと、色々と申し上げたいことはございまして、正直言って短期市場の参加者層が増えるために金利がどうこうって話になるなら0.25%如きでそんなに顕著に変りゃあせんでしょう。まあ某経済新聞なんぞは「金利上昇でタンス預金が動き出す」とか煽りネタを時々だしてますけど、そもそもタンス預金するような性質の資金にそんな細かい金利感応性はないと思うんですけど(タンス預金が投信を買うなどという話に至っては「何の理由でタンス預金になってるのかもうちょっと考えて見ましょう」と小一時間ですな)。

時々申し上げているように、例えばGCレポ取引の資金放出者を増やそうとすると色々な制度やら体制上のネックがある訳でして、それらのネックを取り外そうってインセンティブが涌く為の金利って話になったら0.25%ではとてもとてもと思うのですが(無担保コールのようにまあ制度や事務面は対応できてるものなら資金運用者はそれなりに増えるでしょうが)。

『このうち一人の委員は、市場に安心感を与える観点からは、補完貸付の適用金利の引上げ幅を小幅に止めることではなく、今後の金融政策運営に関する情報発信を適切に行うことで対応すべきであると付け加えた。』

これは残念ながらちょっと違うと思う。確かに利上げ直前の時に申し上げた気がしますが、利上げ前は補完貸付金利くらいまでGCレポ金利の水準が上るなどと吹聴していた(あたくしは「んなアフォなことはねえ」って申してましたが)関係者も多うございまして、実際問題としては0.4でも0.5でも同じなんですけど、やはり短期市場が利上げ後あっさり落ち着くのに一定の効果があったと評価したいですな。

さて、0.4%の意見はというと。

『一方、多くの委員は、スプレッドの拡大は、長い目でみれば市場機能の観点から必要であるとしつつ、量的緩和政策の解除以降、市場機能は徐々に回復してきているものの、なお道半ばであり、現時点では、コールレートの安定的なコントロールに最大限配慮することが適当であるとして、0.4%を支持した。』

まあそれは良いのですが、政策金利引上げと関係なく補完貸付金利だけ引き上げるという事を記者会見でいきなり否定してしまったのはどうだったんでしょうかねえと思いました。

以前どこぞのストラテジスト様だかが「市場追随でロンバート引上げ」論を出した時にもうアホか馬鹿かとという勢いで文句つけましたが、あれは「市場追随で上げる」というのがおかしいでしょって話でして、別に市場追随でも何でも無いタイミングでロンバートのスプレッドを拡大させるのはアリエールな選択肢ではないかと。

でね、そもそも0.4%にした理由が上記にあるように「コールレートの安定的なコントロールに最大限配慮」であれば、現在のように足元金利も落ち着き、GCレポレートもまあ概ね0.3%少々のあたりで推移(時々上ったり下がったりしますが)して安定しているという状態になった今はロンバートをさらっと引き上げても良いと思うんですけどね。ただまあ「利上げ地均し」とか報道されそうなので難しいのかもしれないですけど。

ということで、以前も申し上げましたが、ロンバート金利だけ動かすという選択肢をいきなり全否定してしまったこの時の総裁記者会見はどうだったのかなあとは思います。ま、あの時にロンバート金利だけ動かすこともあるとか言ったら変な思惑を招いた可能性もあるのでその辺の匙加減は非常にムツカシイところではありますが。

#まあそんなところで。
 


お題「金融政策決定会合議事要旨(7月13、14日)」   2006/08/17(木)08:22:36  
  何かモーサテが出席者全員物凄い勢いで株式市場に大楽観モードになってるんですけど。何じゃらほい。

昨日はFB入札のセカンダリーが何かぱっとしませんなあというようなお話や、また先物主導で上ってるけど株高をあまり馬鹿にしない方が良いのではとか、まー雑感はありますけど、当然の如く本日は決定会合議事要旨。

[外部リンク]
 


お題「なかなか休ませてくれませんなあ」   2006/08/16(水)08:17:36  
  まあ取っ掛かりのネタはあんまりないんですけどね。

○訳が判らんブルフラット

昨日の債券市場ですが、大した材料があったとは到底思えないのですが、朝っぱらから超長期ゾーンが引っ張る形でブルフラットしていました。いつもなら後付けであっても適当な理屈が出るもんなんですが、昨日の場合はそれよりも「お家の事情で買いでも入りましたか」っちゅうようなもうとにかく買いますよっていう雰囲気の買いだったようで。

まあこんなタイミングで必死こいて買わなければいけないお家の事情が有る人がいるともあまり思えない(何か新規資金配分でもあったのかもしれませんが)んですが、まあそんな感じでの買いとは面妖な。

勝手に想像しますと、まあお盆休みだ何だと言ってますが、板が薄いという認識がある中でもスペックやる人は元気にやってる訳でして、板が薄いのを逆に考えればで相場を振り回しやすいということでもございますので、超長期などへの買いが来る(あるいは来た)ということに対して提灯をつけてここぞとばかりに上を突っかけてみたというのもあるのかなあ何て思っております。

で、米国PPIを受けて米債大いに買われたようですので、債券は流れから言ってそっちに反応するんでしょうかねえ。何か平均株価16000円くらい平気で突っかけそうな気もしますし(米国株式爆発だから)、来週の20年国債入札前に超長期強くなっても困ると思うんだが。


○1年TBもまあ確り

中長期国債の入札は今週無しでございますが、TBFBの入札はしっかりございまして、昨日は1年TB、今日は3か月FBの入札でございます。

で、昨日の1年TB入札ですが、前日のWIの引けが0.6%などというのは元々がインチキくさい数字でして、前回債が0.54%あたりでございますので、落札レベルの0.585%というのはまあ妥当な線だったかと思います。引けは0.58%ですかそうですか。

昨日話題になってたのは、誰が落札したのか判らんというのが結構あったことでして、まあ大手銀行さんの買いでもございましたんでしょうかなどと言われていたようで。預金超過な人たちとしては適宜キャッシュを運用しなきゃいけませんからこの辺りに買いが来るのも判らんではないのですが、持ち切り前提での短期マーケット的発想で行くと、政策金利引上げ1回で足元金利対比ほぼチャラになってしまう利回りで1年物を持ちきるというのはどうもリスクリターンの間尺に合わないと直感的には思うのですが。

まあアレですな、6か月TBが相変わらず0.42%だの0.415%だのという年内の政策金利変更を無前提とした価格形成になっているのですから1年TBが0.58%でも問題ないぜってところなんでしょうけれども、長めの短期国債に関してはどうも楽観入ってますなあという感じです。恐らくキャリートレード(というか単なる足元調達長期運用のショートファンディングですが)が入ったりもしてるんでしょうかね。持ち切り前提な人が基本的に入っている(ディーラーも持ってますが、現先でファンディングするのが基本的な前提だと思われます)CPでは3か月もので0.4%台半ば近辺での価格形成になってますんで、こっちの方が実際の政策金利に関する見方を反映しているのではないかと思います(気のせいかもしれないですが)けど。


○久々に読書室

・「日銀はだれのものか(中原伸之、聞き手・構成藤井良弘、中央公論新社)」

だいぶ前に買って、一回ざっと読んだあとちょこちょこ読んでいるのですけれども、まあ面白いのは面白いですし、政策委員会の改革をすべし(正直あたくしも、野田忠男氏が審議委員になった理由が失礼ながら1ミリも理解できないのですけど)という話や、2000年のゼロ金利解除の責任を誰も取らなかったのはどういう事だというような最後の纏め部分の提言は全く仰るとおり。量的緩和の「副作用」こそ効果というようなお話もまた然りでございます。

ただまあ読んでると昔のことを少々思い出したのですが、中原審議委員の主張がどうも長期金利ターゲットみたいな受け止められ方をしてたのかなあ(それはムリムリやったら結局財政マネタイズになってもうちょっと長い目で見ると長期金利が将来制御不能になるという不安をかきたてるわけで、いやまあ経済学的にはそうじゃないのかも知れないけど)と思い、だから債券市場的にはウケがあんまり良くなかったんですなあという感じで。

あと、自分の主張が中々理解されなかった話に関しては、まあお気持ちは判らんでもないですけど、自分の自慢話と批判者をくさす話がちと鼻についてしまいますな。人間は何だかんだ言っても感情の動物でもありまして、まあエエトコの坊ちゃん育ちだからその辺への理解がやや不足しておられるのかも知れませんが、本書に書かれているような手法で話を進めても反対者の理解を得るのは難しく、よって肝心の政策も実行できないんジャマイカと思っちゃうんですけどね。企業の雇われサラリーマン生活の長いあたくしとしては。

福井総裁になってから中長期国債買入オペの増額を止めたことに関して言及がなかったのが残念でして、その点については中原さんの意見を聞きたいところではございます。

まあ皆さん褒める書評しか見当たらないのでちょっと辛口にしてみましたが、マジで面白いので今からでもお勧め。だけど1800円はでもちょっとなあ。1200円くらいにならないの、折角の本なんだから。

ISBN4-12-003728-2 C0033 \1800
 


お題「総裁記者会見(8月11日)」   2006/08/15(火)08:17:27  
  http://www.boj.or.jp/type/press/kaiken/kk0608b.pdf

まあ確かに珍しく落ち着いた会見で、中の人が武藤副総裁に入れ替わったんじゃないか(残念ながらそこまでは落ち着いて無いと思うけど^^)というような会見要旨ですな。質疑応答で出てくる順にいくつか。

○市場との対話という論点から

ゼロ金利解除後の金融市場に関しての質問に対する回答の一部から。

『これ(引用者注:解除後の市場動向です)は、イールド・カーブがあまり変化していないという言い方でも良いかと思いますが、先行きの政策運営のあり方について、展望レポート等による情報発信を通じて、日本銀行の考え方が市場参加者に徐々にではあるが確実に浸透してきていることの証左ではないかと思っています。本年3月に導入した「新たな金融政策運営の枠組み」が、市場とのコミュニケーションにおいて徐々に有効に機能し始めていると私どもは受け止めています。』

ここであたくしが何を言い出すかは既に皆様お判りのことと存じますが(笑)、要するに訳の判らん地均しだかマッチポンプだかと言った行為を政策委員の皆様が仰らなければ、市場の方は経済指標や株価動向や海外市場動向なんかを見ながらそれなりに反応する訳でございまして、まあこの調子で大人しくしてなさいということですわな。

で、まあ年内利上げ云々に関してですが、昨日ご紹介した部分の続きが別の質問の中でございまして・・・・

『私が記者会見でいわゆる連続利上げは想定していないと申し上げた結果として、年内はない、年内はもうルールアウトしていいという受け止め方が一部にあるという話を耳にして、それだと寧ろ私どもが年内はないという予断を持って対処しているような感じに受け止められかねない、というところを心配した発言ではないかと思います。私自身そうですし、おそらく他の委員方もそういう気持ちで話されたのではないかと思っています。』

まあそういう事ですな。本石町日記さんの受け売りになりますけど、政策委員の皆様におかれましては、経済情勢の現状認識と先行き見通しについて持論を展開してくれれば良い訳でして、どこぞの委員のように具体的な金利水準に言及するのは如何なものかというか逝って良し。という訳で水野審議委員の講演に関する質問への福井総裁のお答え。

『今の長期金利の水準そのものが将来に向かって妥当かどうかという点は、なかなかコメントしにくいことです。(途中割愛)様々な周辺事情も合わせながら、市場がこれから織り込んでいく金利水準、そのような動態的な金利の形成のされ方そのものが意味を持ってくるのであり、何か事前に固定的にstatic
に(静態的に)一定の金利水準を想定して、これが望ましいというかたちではものを考えない方が、政策運営上は良いと思っています。』


○でも地均しは成功経験と認識されている悪寒も

と、ここまでは珍しくあたくしが悪態をついておりませんが、さて実は今引用した水野審議委員講演に関する質問の部分ですが、最初のところを読んでいると、どうもゼロ金利解除に関しての地均しが成功体験扱いになっている悪寒が。

『ほど申し上げました意味は、ゼロ金利からの脱却という点について、7月前後の状況を思い返しますと、比較的スムーズに市場とのコミュニケーションが進んで、市場においても事前に相当織り込みが進んだという感じがあったと思います。短期金融市場もその後安定していると申し上げましたが、様々な準備が事前に進んでいたと思いますし、より期間の長い金利の形成のされ方が、長期金利も含めたイールド・カーブそのものが、日本銀行の金利引き上げ措置を受けて、その後慌てて様々な調整を市場の中で模索しなければ形成できないというような状況ではありませんでした。市場が、比較的余裕を持って世界経済、日本経済の先行きを考えながら、イールド・カーブを安定的に形成する条件が事前に相当整っていたということを申し上げたつもりです。』

このくだりを読んでおりますと、「次に利上げする時も事前にアナウンスして織り込ませにいきますよ」と言っているように見えてしまうのはあたくしの気のせいでしょうか?

となりますと、全く邪道も良い所なんですが、べき論を離れて予想屋となって次回利上げがいつよって事を考え出すと、短観が強い内容で出てから金融経済月報、展望レポートと地均しを開始して、11月に利上げというのが物凄くありそうな話。

または10月の線で考えると、9月の金融経済月報から地均しを開始して短観が思惑通り強くて千秋万歳という流れもあると思いますし、10月に実施すると量的緩和解除から3か月毎に政策変更という如何にもというリズムになりますので、こっちの線も残っているかと。(逆に考えると、変にリズムを作らない方が妙な期待を醸成しなくて良いとも言えますけど)


○マネーサプライに関して

『このところマネーサプライの伸び率が目立って低下しているという点です。ご承知のとおりその一方で、民間銀行貸出の伸び率は着実に高まってきています。(中間割愛)こうした銀行貸出が伸びているのに何故マネーサプライの伸び率が低下するのか、一見パラドックスのようにみえますが、これは過去の量的緩和政策のもとで起こっていた金融としてはやや異常な姿の巻き戻しのようなところがあります。』

で、またまた中間の説明部分は省略しますが、6ページ目のところに該当する話がございますです。

『現実には過去に膨れ上がった銀行預金から銀行預金以外の金融資産へのシフトが急速に進んでいることによって、貸出の増加が打ち消され、かつ余りある力でマネーサプライの伸び率が低下しています。これは、金融正常化への過程の一つの経過的な現象とみて頂いていいと思います。従いまして、当面は、マネーサプライの伸び率が高まるとは予想しにくいと思います。伸び率自体が低迷する時期がもう少し続くと思いますが、その背後にある要因は今申し上げましたことであるので、このような低いマネーサプライの伸び率といった状況は、緩やかな物価上昇や経済の持続的成長といった経済の姿と矛盾するものでなく、十分両立するものと考えています。』

だそうです。はあはあそうなんですか。


○ところでファンド拠出問題なんですが・・・・・

ここの質疑応答に関しては何だかなあ感が。

『(問)先月の記者会見の質疑応答でもありましたが、総裁は村上ファンドに対して6月末での解約を申し出ていたかと思いますが、その結果はどのようになっているのでしょうか。』

『(答) 具体的にいつどの程度の金額が戻されるのかについて、まだ連絡を受けておりません。従って、今はまだ何もわからない状況です。』

2月に申し出して、6月末付けの解約をしたのに8月になっても金額が判らんってどういう管理状況になっているんだ村上ファンド。

それに物凄く疑問に思うんですが、確か村上代表が逮捕された時にファンドは「現在ファンドの現金部分が沢山あるから解約が来ても心配ないぜ」というような趣旨の発表をしてたと存じますけど、福井総裁の解約処理にこんなに時間がかかるのに「現金部分云々」の話は別に関係ねえじゃんって思うんですよね。

このあたりにも象徴されてるような気がするんですが、村上ファンドに関してはどうもこう皆様から出てくる話を突き合わせて見ると話に整合性が取れない部分が見受けられるように思える次第で、これがまた何とも「胡散臭さ」というものを醸し出す原因の一つとなっているのではないかと思料。

で、何で日銀総裁たる立場の人がそういうもんを継続して取引してたんでしょうなあという話になる訳ですが、まあそれはともかく、ではファンド解約の方はどうなってるのよって質問の続きはこうなってます。

『(問) 問い合わせはされたのでしょうか。』

『(答) 特に問い合わせはしておりません。』

まさか有耶無耶のうちにフェードアウトしようってんじゃあ無いでしょうね。
 


お題「ノーサプライズで正直ホッとした決定会合」   2006/08/14(月)08:30:28  
  とは言え月曜ということで基本的には雑談の線です。

○金融経済月報にも変更無し

金融政策決定会合で何の変更もなくついでに全会一致というのはまあ大方の予想通り。8月分の金融経済月報基本的見解も公表されておりましたが・・・・
[外部リンク]
 


お題「何も無いと書いたら動くし・・・」   2006/08/11(金)08:06:06  
  テロ未遂→航空機の燃料需要低下→原油価格下落という展開になるとはこりゃまた予想外(モーサテの後講釈が正解ならばの話ですが)でございます。そう来るか(驚)。

○何かFBが重いんですが

昨日の2か月ものFBの入札ですが、落札平均価格を利回りに直すと0.347%(財務省計算で0.3408%)で最低落札価格を利回りに直すと0.354%(財務省計算で0.3472%)となりました。最低はこんなもんとして、平均落札がちょっと高い印象で、まあ事前の握りが多くて空振りを懸念した分の札が上に入ったという感じでしょうか。

で、落札結果発表直後にあっさりと0.35%がオファーになりまして、まあ普段だと何だかんだと言って平均レベルオファーで値付けという平和な事が多い昨今にしてはちとダメダメな雰囲気。そして、どっちが先なのかは微妙なお話ですが、15日スタートのGCや現先レートが0.35%から上昇して(結局0.38%とかになったようですが)、新発FBも2か月もので0.36%が叩かれて、3か月もの(水曜に入札があって0.365%だった奴)が0.37%叩かれの巻となりました。

何と申しますか、「いやもう無風ですよ無風」などとここ2日ほど申し上げておりましたが、何の事は無い入札後の売れ行きがイマイチな所に準備預金の新しい積み期間突入のダブルパンチでGCレートが久々の0.3%台後半入りと、またぞろ動きが出てしまいました。我ながらクマーとしか言いようがございません、不明を恥じさせていただきたく存じます。


○福井総裁会見が注目されてるんですかそうですか

さてまあ朝のBGMはモーサテ(ただし6時半以降は東京MXのブルームバーグニュースですが)なのですが、為替の見通しの話を聞き流していたら今日の福井総裁会見が注目材料になっていると言われて(゜ロ゜)ポカーン。

折角注目するのであれば金融経済月報を注目した方がイイ!と思うんですけど、本日の記者会見は基本的に突拍子も無い話は出てこないと見るのが順当な読みなのではないかと存じます。

「年内利上げやるかも知れんよ」のメッセージは須田審議委員、福井総裁、水野審議委員のトリオ・ザ・ホークス(勝手に命名)が既に市場に発信しました(実際問題として、別にトリオ・ザ・ホークスじゃなくても、「年内利上げ無し」の決め打ちは景気下振れに相当確信持って無い限り無茶だと思いますよん)ので、これ以上の強硬なメッセージを出す必要も無し。まあ9月に利上げする気ならまたまた例によって地均ししてくるんでしょうけれども、さすがに利上げの影響の見極めも終わらん内に追加利上げはせんでしょうから今回は別に何もないでしょ。

基本的には今後の政策金利の調整(要するに利上げ)は設備投資と雇用(というか結局は個人消費)の基調が強いのかどうかによる(まあそれと最終的には株価動向があると思うけど、15000円くらいでも平気で追加利上げしそうですね)ということになってますんで、もうちょっと経済指標やら短観やらが出揃わないといけませんし、大体からしてCPIの基準改定前に決め打ちで地均しする訳無いと思いますが。

ただまあ為替の人が「総裁会見注目」って言ってる訳ですから、何らかの期待があるという事でしょう。どう見ても何も無いと思うんだが期待があるということは、期待外れで何か動くんかなあ。

ただまあやたら強い機械受注を受けた金融経済月報のトーンは若干気になるところです。今回に関してはあまり余計な変更はしてこないと思いますけど。

#と、これだけ書いてサプライズがあったらまさに相場の天災ですが


○その時になって急に反応する変な市場

先ほど申し上げましたように、15日スタートのGCレポレートが結構上昇した訳ですが、積み期間が変った途端に何も0.33%近傍から0.38%近傍までレートが跳ねなくても良いんジャマイカと思うあたくしなのでございます。

いやまあ積みの期間が変るからレートが変わっても良いんですけど、その動きはちと極端でしょう。どうせ積みが進捗してくれば足元下がる筈なんですから、前半金利が高くて後半金利が安いのなら自行の積み進捗を意図的に操作して準備預金のコスト低減を図るもんじゃねえのか(というか、大昔の金利がついてた頃には金利を見ながら意図的な進捗操作を行うのが当然の行為で、その巧拙が資金担当者の腕の見せ所の一つではなかったかと存じます)と思うのですが(そのため結果として、積み期間中に政策変更の思惑が発生しない限りにおいて金利は比較的安定推移する)、最近はどうなっているんだか。

今回の積み期間でも、まあ初日のコール0.3%はご愛嬌としても、前半はコール金利が高止まりしたと思ったら今度は急速に金利が低下(積みの進捗が速かったから当たり前ですが)して、0.216%とかお前そりゃやり過ぎだろうという動きでして、どうにもこう極端な動きになってるんですよね。

まあ準備預金を沢山積まないといけない人の資金ポジションが以前のように市場調達しないといけないという状態じゃないのが話をよく判らんものにしているという面はある(=コールレート即ち準備預金の積みコストなわけではない)のでまたまた話がややこしいのですが、それにしてもレート形成がどういうロジックで動いてるのかワケワカランという所でございます。

もうひとつ不思議なのは期末越えに掛かる金利なのですけど、まああまりこれに関して詳しい解説をして市場の価格形成が効率的になってしまうとあたくしども年寄りの小商いの機会が一つ減ってしまいますので、余計な話をするのは止めときましょ(と思わせぶりなあたくし)。


ちなみに、長いところも何だか特段の材料もないのに物凄い勢いで動いてましたが、この原因等についてはさっぱり判りませんので割愛です。急にベアスティープしやがりまして、いやはや中々休ませてくれませんなあという所でございます。

・・・・平和だとか休ませろとかドラめもんが書くから相場が動きやがるというご指摘を受けそうですが、それに関してはクマーなあたくしとしては一言もございません。ええもう困ったもんですな。
 


お題「ネタが夏枯れですが」   2006/08/10(木)08:25:48  
  もうね、お題の通りになってまして、まあ何と申しますかネタの無い中無理矢理材料見つけてきて先物を振り回す人がいたり、収益要請だか何だか知らんですが、頑張る人もいるようですし、まあご苦労なことです。

○機械受注が良くて景気ウォッチャーは悪いと

昨日は良くぶれることで著名な機械受注が予想よりもやたら良い数字だったことで株価が先物主導で棒上げ。決してどこぞの禿先生が前場の下げを見て「今日は下げて当然の日」とボログを更新したからでは無いと存じますが(笑)、まあその株価を見て債券も先物主導に(というか引けてみると弱いのは先物近辺ばかりなりなんですが)押し戻されるの巻。

一昨日は景気ウォッチャー調査が公表されてまして、こちらはまあ内閣府のサイトを見ると細かいアンケート調査内容まで読めまして、これをネタなし相場の中読んでいると中々興味深いのですけど、残念ながら量が多いのでまだ全部読んでおりません。当初は小太郎先生の趣味で変なものおっぱじめやがってなどという評価の方が高かったように記憶してますが、いやまあこれは中々侮れんでしょう。景気の定点観測は皆様もやってると思いますが、その集計ですもんね。

で、そちらの数字はというとこれが今回も悪化。こっちはあんまり反応してませんでしたが、本石町日記さんが昨日指摘していました([外部リンク]
 

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