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今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)

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お題「短期国債見てると早期利上げ警戒は後退ですかな」   2006/10/31(火)08:18:20  
  日経平均が下がった翌朝のモーサテのコメンテーターは「今までの上げが日経平均中心で実は脆弱な上げでした」という後講釈をして(させられて?)います。いやー終わってから講釈するのは楽でちゅねーってそんな悪態はまさしくオマエモナーですな(自爆)。

○火曜にFB入札ですな

何で月末の火曜にFB入札なのかよと思ったら金曜が祝日なので、T+3のレギュラー受渡が月曜なんですな。で、長期国債の入札が来週から入るという形になるんですが、月初にいきなり連休入るとタイトな日程になりますな。色んなところでorz

という訳で本日はFB3か月ものの入札が絶賛実施されるのですけれども、2週間前位に突如騒ぎになった早期利上げ観測も先週中盤あたりからは(少なくともTB/FBを見る限りでは)だいぶ沈静化したような観はございます。先週0.38%まで上昇した新発FB3か月(=今日入札するFBより1週間短いもの)は昨日の引け値が0.36%でまあ仲値っぽい感じ。んでもってその前のFB利回りを日本相互証券の引け値(というか値付けというか何というか)を見てると、一応1月決定会合越えからレートは上昇させてますが、先週の入札前には1週間で1.5bpちょっとの段差をつけてたのが1bpの段差になってまして、今日の入札もその段差で迎えるとなれば先週よりもレートが低下するでしょうってお話になりますわな。

まあ微妙なレートの差ではありますが、何せ足元のGCレートが0.3%くらいの所から幾らのスプレッドでやりますかって形でのレート推移のため、1bpと言えどもデカイんですな。そーゆー事言ってるからセコイとか言われるんですが(それは違う^^)。


それはそれとして、TB/FBの現先レートが妙に低下気味になっておりまして、これは業者の在庫が軽くなっていることを意味するわけでございますわな。先週後半からの新発CPのレート形成を見ておりますと、何のかんのと言っても年内償還物に関するニーズがむやみやたらと強く(どう頑張っても12月より前に利上げするのは無理でしょうというのは確定的コンセンサス)なってますので、同じ理由から短いゾーンのTB/FBの在庫がここぞとばかりに捌けて来てますという所ではないかと。

そーなりますと、今日のFB入札は業者の在庫も軽いですし、まあ償還見合いの買いは入るでしょうし、展望レポートはありますけど無難と言うかしょーもない入札になるのではないかと思いますが、変な踏み入札になると後続があるのかよとは存じます。最低落札が0.37%台になって平均は正直判らんが、0.37%くらいになるんジャマイカと。


○今日は展望レポートですが

再三再四申し上げているように、今回の展望レポートは4月のものを基本的に踏襲したものになるでしょうってのがあたくしの勝手な予想ですけれども、多分金利市場の中の人たちは皆さんそういう風に思っているかと存じます。変に期待してるのは為替市場とか海外筋とかなんですが、それに乗っかって報道するなよと小一時間。

あたくし的に若干ですが気になるのは総裁記者会見。と申しますのは、9月の定例記者会見の会見要旨を見た時に受けた印象として、「総裁また元気になってきましたなあ」というのがございましてですな(書いたと思いますが)、調子に乗ってくると発言が滑るというのが福井俊彦クオリティだという事を勘案致しますと、誘導質問みたいな質問にまんまと嵌まってヘッドライン打ち込まれるという光景が想像される訳ですな。

まあ勝手な妄想を逞しくしているあたくしの妄想を続けますと、海外勢なんぞはこの会見を結構まともに注目しているようにも見える訳ですが、そんな会見でヘッドライン打ち込み攻撃によって変な反応が発生するという事もアリエールなのではないかという所でしょうか。2段落目から完全に妄想が入ってますけれども(笑)。

今朝の報道によりますと、民主党が何かよく判らん日銀法改正案を提出するらしいですが、それでちったあ福井総裁大人しくなって頂きますと誠に結構なんですけど、とか言っちゃあちとカワイソウですかね。


いやまあ一応債券市場とかでも展望レポートと記者会見注目とは言ってますけれども、それって運用担当の「売買しない(というか買わない)言い訳」だったりする(まかり間違ってサプライズの内容が出た時に逆のポジションを持っていた時の言い訳が大変だということですな、笑)んで。展望レポートの内容にサプライズ無しは殆どコンセンサスだと思うんですが。少なくとも国内の金利市場プレーヤーにとっては。総裁記者会見での不規則発言は確かにリスクではありますが、出てくる経済指標がそんなに強くない(ここが今年前半と違う)状況下で地均し開始はさすがに無理筋の香りがするんですけど(でもやりかねないという恐怖心は完全には払拭できませんな)。


○その他雑談

・民主党の日銀法改正案??(内容を知らずに書く)

総裁のファンド出資問題に絡んで日銀法改正案を民主党が提出すると朝のテレビニュースが報道してましたが、報道によると服務規程を法案化するんですかそうですか。服務規程変えるたびに日銀法改正とかいう間の抜けた事態が起きるような気がするんですが。

何か国会の質問もそうなんですが、やってることピントずれまくりですな。


・法人税の実効税率引下げの話に関して

ソースは失念しましたが、「上げ潮」路線の一環で法人税の実効税率引下げ話が出ているようでして、どうも法人税の実効税率下げによって企業活動を活性化して、設備投資の拡大やら雇用環境の改善につなげるって理屈のようなのですな。

あたくしが勝手に愚考するに、いわゆるダム論の話になっちゃいますが、実感なき景気回復/拡大というお話の中に、上流(大企業を中心にした企業部門)に溜まった水(収益)が中流下流に思ったほど流れてないという点が指摘されていると思う次第でして、上げ潮したいんならどっちかというとダムの上より下のほうをケアーすべき話なんじゃねえのかと思うんですけど。

法人税の実効税率引下げする余裕があるんでしたら、定率減税廃止をストップした方が個人消費にまともに効いて来るとか言うのはポジショントークが入っていないとは申しませんが(笑)、何か力を入れる方向が微妙に変な気がするんですけど上げ潮路線。


・ソフトバンクモバイル

サービスインする時にてめぇのインフラ整備をしないで発車するというのはヤフーBBの時に派手にやらかしてくれているので、ここまで来るとお約束のネタ状態。様式美まで感じてしまいます(嘘)。まあ他の2キャリアとの罵り合いが実に香ばしい状況になっているのを楽しむしかありませんな。中の人たちにはお疲れ様としか申し上げようがございませんが。

#そのうち街で赤装束軍団が「携帯端末0円」と言って端末配りだしたりして
 


お題「雑談ばっかでスイマセン」   2006/10/30(月)08:23:09  
  どこぞの携帯キャリアがキャリア変更申込受付をどうのこうのという話があるらしいですが、申込絶賛殺到という話題を作るために・・・などと考えるあたくしは裏読み癖の付き過ぎですかそうですか(笑)。

#「気の毒というだけで安易な救済をしたら国家は成り立たない」という伊吹文部科学大臣、就任直後の小学校での英語教育に関する発言でも感心させられましたが、何でもかんでも情緒的な報道が目立つメディアは伊吹さんの爪の垢を煎じて飲むべきではないかと。

○CPIで(だけではないが)短期は金利低下

金曜に公表された全国CPIは事前予想よりも弱めの数字となりました。ただまあその前日(木曜)から「全国CPIの数字が事前予想よりも弱い数字になるのではないか」という話が出ていたようでして(だから木曜にいきなり相場上昇したのですけれども)、債券先物ベースではそんなに派手派手な上昇にはならなかったという形になりましたな。何で直前になってそーゆー話で相場が動いて、しかもその話が大体「当たり」になるんでしょうかねえ全く東京市場って奴は。

まーそれは兎も角として、水曜に入札が行われた3か月FBですけれども、最低落札価格の0.38%から水曜の取引は始まりましたが、木曜の引けが0.37%で昨日の引けが0.36%とじわじわとレート低下の模様。びみょーなレート低下ではありますが、1月決定会合越えのレートについていた段差が小さくなるちゅう形になってますんで、こりゃまあ1月利上げへの警戒モードが若干低下ちゅうことでしょうか。

ただまあ基本的に日銀の金融政策へのスタンスは「物価安定に関する理解」の下での「総合判断」でありますんで、これはこれとして鉱工業生産とかのような(あたくしとしてはいわゆるダム論が実現してるかどうかに関して雇用・所得に関する統計と、消費に関する統計がどーなってるのかが気になりますが)指標も重要ってことだと思うんですが。

で、その点から見るとそんなに利上げ急ぐ必要あるのかなとは疑問に思うのですが。シロートの勝手なドタ勘としてはあたくし物価に強気で景気に弱気だったりするんですが(たぶん世の中とは違うと思う)。


○ところで月末は展望レポートですが

勝手にあたくしが予想致しますると、基本的な線は4月のレポートと変らない(=日銀の基本的なシナリオは変らない)内容で、先日の武藤副総裁の講演にあるような景気への見立てになるんではないかと思うのですけど。

ということで、将来の金融政策に関しては「余裕をもって金利の調整を行う」っていう今までの書き方が継続されると思ってるんですが、どうも金利市場から遠くなるとマスコミ報道が影響しやすいのか、今朝のモーサテ様で出てきた外国為替市場関係者のコメントでも「日銀の展望レポートで年内利上げを後押しする内容が出るかどうか注目」とか朝から寝言は寝て言えと申し上げたくなるようなのがございましたが、海外のファンド様とか反応し過ぎだって。

まー海外が勝手に反応しててめえらの金を東京市場で焼いていただくのは誠に結構なお話ですが、問題は立派なお部屋の中でふんぞりかえっているエライ人たちも反応しちゃうところだったりするんですけどね、何度も申し上げましたけれども。

まー話はずれますけど、利上げを遅めに対応となりますと、将来に必要になる利上げというか金融引き締めがよりキツイ物になる事が予想されますんで、どっかの時点(景気上昇や物価上昇が確認された時点)で長期金利は上昇圧力かかりやすくなると思うんですが。で、そうなってくれば「頼むから利上げして下さい」モードになるんじゃないのかねえと思うんでして、日銀が現時点でそんなに早期利上げ頑張ることもないんじゃネーノ?って感じはします。



○経済番組なんだから幾らなんでもそれは・・・(金曜の続き)

金曜に予告編と書いた話の続き。

先週火曜のモーサテでゲスト解説として出てきたのが毎度お馴染みの円安資産インフレ提唱のおじさん。金曜に申し上げたように、このおじさんは「国の借金680兆円」という現実から「金利が上昇したら利払い負担が増加して大変なことになる」というお話をしまして、「だからこそ円安で資産インフレ」という毎度お馴染みの主張から提言したのが「日本国がドル建て国債を個人向け発行する」というもの。

で、そのスキームを説明してたんですが、まあ要するに個人にドルを買わせれば、基本的に持ちきりになるので円安圧力になりますよって話なんですが、この説明をしているうちに本村ゆっこ様も何か変だと思ったのかちょっとツッコミを入れていたような気が(現実に突っ込んだのか、突っ込みそうな空気を察知しておじさんが先回りして話をしたのか忘れましたが)致します。

根本問題として「金利が上昇すると大変なことになる」というのがどうなのよという話はさておきまして、もっと単純なツッコミを致しますと、そもそもドル建てで国債発行したら利払い負担がドル金利ベースになるのでまさにその「大変なこと」が発行時点で発生するという大変香ばしい事態になりますわな(笑)。

で、その点について説明途中でおじさん気が付いたようで、「国の発行コストは為替ヘッジをすれば円ベースの低金利に転換できるので無問題」という補足をしておりました。はてさてそうするとどうなるかという話ですが(先週の火曜はここで自分の書いてる説明を読み返して納得いかなかったので20分間掛けて書いたものをばっさり削除^^)、図じゃなくて文で説明するとアレですが、箇条書きにしますと・・・・・

金利部分の関係
・日本の購入者:ドル金利を受け取り
・日本政府:ドル金利の支払いを円金利ベースに直すために為替市場でヘッジのドル売り円買いを先渡しで入れる(期間を短期で取るのか長期で取るのかというのはあるけど)=日米金利差がディスカウントになるので高金利通貨売れば受取超になる

元本部分の為替
・日本の購入者:手持ちの円を売ってドル買って政府に払込
・日本政府:入って来たドルを上記のようにヘッジするのでドル売り円買いを実施

・・・・どう見ても意味がありません。本当にありがとうございました。

#つーか手間隙書ける分だけ執行コストで損するだけです


という頭の体操を致しましたが(笑)、いやあのね、モーニングサテライトって一応経済番組として認知されているんですから、あんまり無茶苦茶なものは頼むから放送しないで欲しいと思うんですよ。今月は11日の朝にも別の人が「内閣支持率と株価の関係」とか言って「内閣支持率が就任から退任までの間に下がると株価が下がる」とか因果関係逆だろうって話を堂々としてましたが、個人向けドル建て国債提言の場合は根本的に話が間違えてますから救いよう無し。

月に2度のペースでそれは如何なものかモーニングサテライト。


○尾身財務大臣メモ

手元のメモやら資料がぐちゃぐちゃなので記憶ベースですが。

金曜の尾身財務大臣ですが、国会(手元のメモがぐちゃぐちゃでどっちだか判らん、汗)で尾身財務大臣は海外投資家の国債投資に関して「短期的に売買をする投資家の購入が増えると国債市場が不安定化する恐れも」というような趣旨の答弁をしていたそうですな。

勿論、その答弁の中で「長期に渡って安定的に保有する海外投資家の購入が増えることは望ましいことだ」というお話もしておりまして、全く仰る通りかと存じますが、最初のヘッドラインを見たときにあたしゃー「まー海外IRやってる後ろから何て素敵な銃撃♪」と感心したのでありました。ええまあ勿論財務省の海外IRは別に一部のアクティブファンドのおもちゃにして貰うためにやってる訳ではございませんで、本来の趣旨は海外投資家に長期安定保有して欲しいって事でしょうから、財務大臣の仰ることその通りなんですが。

ただまあ発言順にヘッドライン出ますし、聞いたほうの印象もまた発言順になる訳ですから、この答弁は短期売買云々は余計で、国内外問わず長期安定保有する投資家が増える事が望ましいって話をすりゃあ良いんでしょうな。尾身大臣は中々イイヨイイヨー。

#ま、そんな悪態ついてるあたくしも咄嗟にそこまで考えは及ばないと思う次第でして、そう考えるとヘッドラインリスクが全然無さそうな武藤副総裁って凄いお人でございます。
 


お題「小ネタで恐縮」   2006/10/27(金)08:23:28  
  さてまあ本日はCPI公表でして、今までの(とーーっても緩やかだけど)上昇トレンドが継続してるもんなのかどうかが注目されるところです。まあ相場に関しては今日のCPIと来週の展望レポートを見て方向とかカーブの流れとか出てくるんでしょう。

ということで、ここんとこ本業多忙につき小ネタで恐縮至極でございます。それから頂きましたメールは全部読んでおりますがお返事遅れておりまして申し訳ございません。


○こういう記事が出ると脱力するんですが

[外部リンク]
 


お題「FB入札でしたが」   2006/10/26(木)08:37:36  
  FOMC声明文は一応景気減速って書いてるのに反応するもんなんでしょうけれども、何かどっちとも取れるような内容のようにも思えますな。まあ今後の経済指標次第じゃないのかと。債券高の株高で反応するのは虫が良すぎと存じますが・・・・


○FB入札、1月利上げ警戒モード(か?)

さて昨日はFB入札。償還が2月5日となりましたが、平均落札価格が0.376%くらいで最低落札価格は0.380%くらい(例によって財務省発表の数値と違いますが、市場での利回り換算方式にすると上記の数字になります)とまあ順当といえば順当ですが、前場の引け時点では0.375%出合いのビットとかでしたので、少々引き気味の落札結果という感じ。最低落札価格での按分比率が52%でして、この最低落札価格は利回り0.38%ですからまあ「ここで切れるかな」と思う所のように見えるのですが、割と按分入ったという感じですかな。

最近(超ごく最近の話です、為念)は何か国内勢はちょっと様子見気味で海外勢の買い意欲の方が強いような感じで、昨日に関しても落札結果発表後暫くは最低落札価格の0.38%は堂々オファーというヘロヘロな展開だったのですが、大引けにかけて0.38%は買われて日本相互証券の引値は0.375%に置いてたようですな。一応平均落札が引けですな。


で、このTB/FBの値段の付きかたを見ますと、年末越えの所で利回りがギャップアップして上昇(と書くと大げさですけど、要はそこで利回り上昇ってことで)してまして、そこから利回りが同じような感じで推移した後に1月決定会合越えの所から利回りが1週間償還が先になるに連れて0.015%くらい上昇するという値付けになっております。でまあ昨日の入札に関しても前回債が0.36%くらいですかねえという所から0.015%くらいの利回り上昇という形になってますし、この値付けは「1月利上げを警戒しています」ってか織り込みに行ってるという値段の付きかたですわな。

まあ値段の付きかたがそうだから皆が皆1月利上げを見てるのかというと、そこは市場でございますので(と言い訳)、そういう値付けで皆が動き出すと「ああそうなんですね、おいらは別のシナリオだけど」と思いながらも付いていくという自己実現性がございますんで(笑)、これがまたややこしい話ではございますが(だって10月入って暫くは1月利上げどころか年末越えのプレミアム金利まで潰しに行く勢いだったんですから。この間にそんなに経済情勢に関する見方に変化が起きるような事象があったのかと小一時間)。

でもまあ1月利上げは警戒強いんじゃないですかね。

月末も近いのでCPの発行も昨日から今日、明日に掛けて多くなる筈ですが、昨日に関しては年末越えの発行があまりございませんでしたので、持ち切り(と現先玉用)ニーズが基本のCP購入層の金利観ははっきりは現れなかった印象。年内(しかも12月決定会合前)償還物へのニーズは相変わらず確りのようなんで金利はそんなに上ってなく、年末越えに関してはさすがに若干上昇という感じみたいですけれども、昨日のFB入札結果を受けてどうなるのか一応注目。

CPに関しては需給関係が比較的タイトな事と、月末に関して言えば発行も多いですが償還も多いので、よほどの発行超にならない限りは需給関係上実はあまり金利が上らないという香ばしい状況になりますので、まあ上ると言っても大したこと無くて、そうなりますとFB対比でCPの割安感が薄れますなあという感じでもございます。ま、蓋を開けてみないと判らんですが。


○2年国債入札ですが

で、本日は2年国債入札。カレントが0.8%クーポンで、足元金利がGCレートで計算して0.3%くらいですんで、発行日が以前よりも前倒しになったとは言え、翌月15日の発行というのはちょっと先渡し過ぎではないかと。大昔は0.1%クーポンとかでしたからそれほど大きな話じゃなかったんですが、さすがにここまで来ると先渡し分のネガティブキャリー(つーかクーポンが入ってこないというか)が結構気になってきますわな(今に始まった事ではないのですが、急に思い出したので書いてみる)。

20年国債とかは殆どレギュラー渡しに近い日程で発行してくれる訳でして、まあ国債窓販のことを考えて先渡にしているのだとは思うのですが、個人向けには個人向け国債もあることですから、あまり先渡しにするのもどうなんでしょうとは思うのですが。

で、この2年なんですが、ヒジョーにざっくりした言い方になりますけれども0.8%あれば今後利上げ2回分は耐えられるでしょうから、まあ絶対水準バイヤーというか持ち切り前提の人は参加できる水準になってますし、まあ別に懸念するような事もないでしょう、と思うんですが。


#という訳で本日は雑談で勘弁。
 


お題「携帯電話の新価格体系とか相場雑感とか」   2006/10/25(水)08:15:24  
  受験科目の勉強に集中させるために必修科目の履修を飛ばしてしまい、学年全員留年の懸念ってこれはまた豪快な本末転倒>富山県の某県立高校

○携帯電話新価格プランでCPI押し下げだそうですが

昨日の債券というか金先とか中短期債ではソフトバンクモバイルが発表した携帯電話の新しい価格プランがCPIを押し下げる効果→日銀の利上げが遅れるのではないか→金先など上昇というのをやってくれました。何を隠そうあたくしも「メール無料」に「おお!」と思ったクチですが、無料なのはSMSだけと知って「何だメールが全部無料じゃねえのか・・・・」と脱力したのですがまあそれは兎も角として。

まあこれで携帯電話の通話料が下がるとCPIが下がるって話は確かに仰せの通りのようですので、如何にもそういう話に食いつきの良さそうな海外ファンド勢大喜びのようでして、場中に強かった金先は引け後にまた上昇してました。ありがちな展開。

でもちょっと待てという感じはするんですよね。と申しますのは、携帯電話の通話料が下がった場合に他の商品の価格に対して波及効果ってどうなのよって思うんですな。これが例えば原油価格だったら原油価格の上昇が燃料やら化学製品の原材料価格の上昇を意味するので物価全体への波及効果がって話になると思うんですが、携帯電話の通話料って(そりゃまあ全然影響ないことはないでしょうけれども)所詮は局地的な話ではないかとシロートのあたくしは思うのでした。

以前米が不作で米価が上昇した時に「米価上昇で上るCPIはテクニカルな問題でデフレ脱却とは別問題だろう」(それは確かにそうですな)というお話がありましたが、まあ携帯通話料の場合は多分下がったら下がりっぱなしという点で違うのかもしれませんけど、これもまた似たような話じゃないのかなあと。

ついでに脱線致しますと、携帯電話通話料と言えば普段使うお金の中でも(たぶん特に若い衆にとっては)ちょっとした額になっていると存じますが、これが値下がってくれると他の消費に金が回って目出度し目出度しなんてのはどうでしょう(笑)?



○テクニカルよりも経済シナリオの検証が大事ではないかと

あたくし思いまするに、この手の事案に関しては「CPIの数値に与える影響」も大事ですけど、景気に対してポジティブなのかネガティブなのかって観点も入れて評価しないと、何か妙な話になるんじゃないかって気はするんですけど、何か今回のネタへの食いつきっぷりを見ておりますと、「量的緩和政策のCPIペッグの幻影」が色濃く残っているなあと思うのでありました。と申し上げるあたくしは日銀の「物価安定への理解」を華麗にスルーしているともいえそうですが(笑)。

あまり各方面の一般物価への波及がどうなのよっていう価格の変化でCPIがどうのこうのという話をする(のも大事ですが)よりは、「日銀が考える経済見通し、即ち展望レポートやら金融経済月報やら決定会合議事要旨やらで示されている日銀の経済シナリオの通りに世の中回ってるのか」という事を注目した方が良いんジャマイカとあたしゃー思うんですけど。そうなりますと、昨日申し上げましたさくらレポートやら主要銀行貸出動向アンケート調査の中身なんぞは「景気回復or拡大継続だけど、何か肝心の大企業/主要企業からの中小企業への波及効果があんまり出てないんじゃネーノ」って思わせる部分がありましたし、まあ雇用とか個人消費とかの個人部門に関する統計とかを注目するもんじゃないのかなあって思うのでありました(まあ昨日は他にネタが無かったからってのもあるかもしれないけど)。


などとエラソーなお話をしましたが、まあシロートの戯言ということでご寛恕賜れば、とヘッジクローズを入れるヘタレのあたくしでした(汗)。


以下相場雑感。

○FB入札ですが

本日予定されているFB3か月ものは2月償還となります。10月入り以降「利上げって何でしたっけ」状態でレートが形成されていた短いゾーンですが、ここの所へ来て12月の年末越えとか1月の決定会合越えとかの金利にプレミアムがついてきまして、まあ本日のFB入札も順当に考えると0.37%〜0.38%とか(38に近いのかなあ)になるのかなあという感じ。ちょっと年末越えの短期国債が重めになってきているようなのと、昨日は1月償還のCPも発行されてきたんで、年末越えの需給に若干変化が生じている感じ。

まあ1月利上げ(ヘタしたら12月利上げの線も捨て切れない)と思ったら本当は持ち切り前提だと0.4%くらい欲しい気もするのですが、FBの値段のつき方見てますと、12月の利上げはそんなには警戒してないが、1月利上げに関してはあるかもしれないという見方が結構あるんじゃないかなあって感じが致します。

#そんな中で相変わらず某金融新聞ではOIS取引の価格がどーのこーのというので「市場の利上げに関する見方」を報じてますが、だからアレは参加者が未だに限定的でバリエーションに乏しいんだからと小一時間


○20年国債入札でしたが

前場の引けが2.285%オファーの2.29%ビットで29ヒットして迎えた入札だったんですが平均落札が100円23銭の2.283%でオファーサイドの向こう側の落札結果。こりゃまた久しぶりにジャンピングキャッチの入札で、久々に某CM(の元ネタは名探偵明智小五郎ですが)の「また○○か!」というのを思い出しましたが、落札結果が強くてもその後は肝心の超長期ゾーンは足取り重いとな。まー事前予想ベースより強い結果だった分で空振りになった人は先物を戻して対応したってことなんでしょうけれども、入札が強くてもその後のセカンダリーで肝心の当該ゾーンが伸びないところがイマイチ力弱い入札ということで。

まー中々上を追っかけて買っていくような時期でもない(まだ10月)し、そこまで金利低下を見込むような状況でもないでしょって話なんでしょうね。
 


お題「主要銀行貸出動向アンケート調査」   2006/10/24(火)08:42:39  
  食事のバランスは大事です(謎)。

○銀行貸出の話

と言ってもこの話は本来銀行の中の人のほうが詳しいので、あくまでもシロートにわか評論でございます(汗)。

先週日銀から地域経済報告(さくらレポート)が公表されていました。ヘッドラインは「全地域において景況感が回復あるいは拡大」というお話になっていたのは既にご紹介申し上げましたが、では仔細に見るとどうなのよというお話ですけれども、本石町日記さんがエントリーを上げてましたので既に皆様ご存知かと。あたくし用に備忘録リンクを貼って置く所存→[外部リンク]
 


お題「9月決定会合議事要旨を良く見ると・・・/結論は同意だが   2006/10/23(月)08:06:59  
  朝の気温と目覚まし網突破率は反比例しますなあ(汗)。

○よく見るとヘッジクローズが増加中の9月決定会合議事要旨

1020)知ったのですが、日経新聞太田編集委員が「福井総裁の新たな火種」ということで"不適切な講演"についてNIKKEI" target="_blank">[外部リンク] NETに記事を書いておられたそうです。当該記事はこちら→[外部リンク]
 


お題「ネタが多くなってまいりました♪」   2006/10/20(金)08:11:55  
  というのにちと寝坊。

○2年0.8%ですかそうですか

昨日の債券市場、というか中短期債券ゾーンはまたもヘロヘロになっていたようでして、2年カレントは何と0.8%まで金利上昇。あのー先週木曜の引けは0.685%だったんですけど・・・・

で、この間の激しく面妖な所は、「年度内の利上げ無し」という勢いで威勢良く動いていた中短期ゾーンがいきなり「12月の利上げ懸念」とか言い出すところ。まあ実際にトレードしている人たちはそんなに極端に金融政策への読みをぶらしている訳では無いと思う(小僧とエライ人と海外ファンドの人は別)のですが(だいたいイメージの中心は1−3月だと思うんですが)、何せ相場がそう動くのですから「同じアホなら踊らにゃ損損」ざますんで(とは言えどこかで向わないとタダのアホになりますが、爆)。

でですな、まあこの間に経済指標とかが出て経済のファンダメンタルズへの見方に大きな変化がありましたっていうのなら判るんですが、先週から今週に掛けてはそんな大きな指標が出たわけでも無し、他市場もそんなに動かず。福井総裁会見だって別にまあ従来と変った話をしてるわけではないという事で、せっせと金先やら2年やらを売っている皆様におかれましては、おまいらの情勢判断は新聞報道とか風雪とかで行うのかと問いたい、問い詰めたい、小一時間問い詰めたく存じます。もうね、アホかと馬鹿かと。


今週に入って何故か唐突に「円キャリートレード」話が出てきたり(皆様ご案内のように、本件は先月に公表された金融政策決定会合議事要旨ネタで、本石町日記さんがとうの昔にご指摘してます)、昨日の新聞などの報道では「OIS市場取引で年内利上げを50%織り込んでいる」という話が出てみたりしてて、この如何にもという流れは何なんでしょうかね。しかも昨日の朝は毎度お馴染みの某海外レポートが「FED年内利上げ説」とか出してたようですし。

ついでに、あまりにも短期ゾーンがヘロヘロになっているのであんなウワサやこんなウワサもあったらしく、本石町日記さんが(って毎度ネタにしてスイマセン)エントリー上げてるんでご参照ありたし(と言わなくてもご覧になってると思いますが)。
[外部リンク]
 


お題「これはまた面妖な短期ゾーン」   2006/10/19(木)08:16:26  
  どこぞの証券がどこぞの会社の実質売り推奨レポートをいきなり取り下げて新興市場が上昇って何か釈然としないものを感じますな。嵌めこみ(というか逆ですか)という言葉を墨蹟鮮やかに大書したくなるんですけど、そーゆーのは何故か華麗にスルー(自主規制)。


○FB入札パッとしませんでした

昨日のFB入札ですが、昨日あたくしが申し上げた警戒感入りモードの0.35%にあっさり乗ってしまいまして、日本相互証券の引けは0.355%となっておりました。しかもオファー残りのようですな。また予想が外れるという実に香ばしい状況に我ながら笑ってしまいますな。すいませんすいません。という訳で言い訳がてら(笑)、何でそーなってるのという考察を。

昨日に限らずですが、まあ今週に入ってからの2年債のヘロヘロ振りが中々香ばしいものがございまして、金曜の引けが0.705%と久々に0.7%台に乗ったと思ってたら昨日の引けは0.77%と0.065%上昇ですよ先生。この間に債券先物は38銭(チーペストは0.035%上昇)しか下がってないんですなこれが。5年カレントが0.06%上昇ということで、利回りベースでは2年とか5年が引っ張って相場下げてますってお話ですわな。

どうも今週に入ってからその傾向強いんですが、残存1年から2年とかの国債の売りが妙に多いようでして(だから2年がヘロヘロなんですが)、需給が悪くなっておりました。で、昨日は輪番オペがあるかと思ったのになぜか実施されずでして、昨日の相場付きだと明らかに1年〜2年ゾーンが外せるお助けオペになることは間違い無いところだったのですが、これが無しというのでちとガックリしたディーラーは多かったものと思料。ってか昨日のドラめもんであたくし思いっきり輪番オペがあるものと思って書いてましたね。

という需給の悪さですが、そのゾーンの実弾売りって時の背景にはだいたい「早期利上げ警戒感」みたいな雰囲気がある次第でして、まあ何をどう地均しと解釈してるのか知りませんが、現象としては福井総裁の定例記者会見を受けて実弾売りが嵩んだという解釈になってしまいますわな。なんでじゃろうかのう。

でもあたくし前から申し上げてますように、福井総裁会見で反応するなら武藤副総裁の講演テキストで反応するもんじゃねえのか(基本的に全く同じ話ですから)と思いますし、それ以前の問題として、日銀の公式見解は金融経済月報の基本的見解が7月以来まるっきり同じになっているという事実を見ていればスタンス不変なのは予想できそうなものだと思うんですけど。

まあそんなわけで、昨日のFBもどう見ても平均落札レベルは堂々のオファーサイドでもう一声で0.36%レベル。1年TBなんかも日本相互証券の引値ベースでは0.585%のようですが、実力は0.6%近傍じゃネーノと思うんですが、まあ随分と雰囲気が急に悪化してきましたわな。


しかし何で輪番を昨日実施しなかったのかどうも理解に苦しみますわな。単に資金需給見ての事だと思うんですが、短期ゾーンの需給悪化に見事に効いてしまいましたわな。これが狙ってやっているのだったら凄いですけどね。まあ短国買入と輪番で何とか需給軽くしていくしかないでしょうな。


○9月の決定会合議事要旨

[外部リンク]
 


お題「生活意識に関するアンケート調査/その他」   2006/10/18(水)08:11:46  
  ○日銀の「生活意識に関するアンケート調査」

月曜の話ですが、上記アンケート調査が発表されました。
[外部リンク] 次に「物価」についておうかがいします。あなたご自身の感じでは、「物価」は1 年前と比べてどう変わりましたか(「物価」とは、あなたが購入される物やサービスの価格全体のことです)』

ということで、その回答に関して詳しくはPDFを見て下さいなんですけれども、総じて「物価が上っている」「上昇率が拡大している」「今後も上昇する」という答えになっておりますな。とは言え、その上昇率に関しては回答の中央値が3%になってるので、上ると言ってもまあそんなもんですかという感じですけど。

#ちなみに、極私的な話をしますと、普段の日用品お買物ベースで考えると物価上昇と申しますか、安売り品が段々減ってきているということは感じますな。

生活意識に関するアンケートの部分(17ページ以降)を見ると何か「暮らしぶりが苦しくなった」とか「収入が減った」とかいう答えの割合が増えているのが気になりますが。景気に関しては悪くなったという答えがそんなに増えてるわけでも無いと思うんですが、こりゃ国民負担増がジワリと効いてきてると見たほうが良いのかなあ。


○同じく生活意識アンケートの日銀に対する質問

『(5)日本銀行を信頼していますか』って質問がございまして、これに対してまあ色々とございましたので「信頼しない」の答が増えるのはやむを得ない所ではございますが、この部分を新聞がどう取り扱ってますかというのがオモロイのでまあ小ネタ的に。

まずは皆さんご覧になられる日経新聞ですが、NIKKEI NETより。
[外部リンク]
[外部リンク]

[外部リンク]

正直、ここまで手が回らない上に、あたくしの知能ではお取扱い致しかねるので、誰か判りやすく解説してくれないかなあとクレクレ君状態。
 


お題「福井総裁記者会見(その2)」   2006/10/17(火)07:51:02  
  会見テキストが出ましたので昨日の続きを。
[外部リンク] そういう報道を拝見し、最近のマーケットではあまり材料がないのかな、と率直に感じました。私は、特に新しい意味を込めて答弁をしたつもりは全くありません。』

最初の「材料がないのかな」というのはちとウケましたが、新しい意味を込めて答弁したつもりが無くても、マーケットというのはそういう反応をするのですから、言葉遣いは慎重にしていただきたいと思いますですよ福井総裁様。いつもと違う言葉、特に総裁の場合アドリブで妙な形容詞や副詞(や英単語^^)が入る傾向があるんで、そう思うのならば余計なフレーズは付け加えないように願いたい物です。

とは言え、福井節復活の香りは先ほど申し上げたように濃厚でございますので、マーケット的にはヘッドラインに戦々恐々の日が復活というところでしょう。いやあ引け後にのんびりできませんなあ(笑)。

『いつも申し上げているのは、諸情勢の変化を丹念に点検しながら、ゆっくりと必要な調整を進めていくということです。「慎重に」と言ったとすれば、それは「丹念に情勢を点検しながら」と言ったのと同じ意味だと理解して頂いて良いと思います。』

正直、国会中継見てなかったのでどういう言い方したかあたくしも判らんのですけど、まあ特にテキストが翌日とかに出てこない国会答弁はヘッドラインによって印象が完全に作られてしまう(講演だとその場でテキスト出るし、会見だと翌日にはテキストが出る)んで、特に慎重を期して頂きたく存じます。つーか国会に呼びすぎ。


○基調はやっぱり強気ですなあ:「下振れリスク」の質問に対して・・・

『(問)米国経済の関係でもう一点お伺いします。日銀は、現時点では米国経済がソフト・ランディングのパスにあるとみていると思いますが、展望レポート等で言われているような、起こる可能性は低いが仮に起こった場合の日本経済への影響が大きいという観点からすると、』

変な所でぶった切って恐縮ですが、この質問の仕方に感心してしまった(誰がしたのか知らんが)ので変な所で切りますね。「起こる可能性は低いが仮に」云々って以前利上げ早期化ロジックを補強する時に言われてましたわな。それを逆手に取って下振れリスクに対する質問をするのが中々。

『米国が仮に予想外に悪化した場合の日本経済に関する最大損失をどのように見られていますか。また、現在の日銀の金融政策運営に関して、そのリスクはどういう位置付けにありますか。日本の経済・物価が想定範囲で動いているのであれば、ゆっくりと金利を調整していくということでしたが、それに対して、米国のリスクが金融政策にどのように影響しているのかを教えて下さい。』

で、この質問に対する答えも長いのですがダウンサイドリスクに関しては要するにこういうことだそうです。

『(前半部分割愛)米国経済のダウンサイド・リスクが、ゆっくりと金利水準の調整を図っていくという私どもの基本スタンスにまで響くほどの強い影響になるかはまだ分かりませんが、具体的に今後の金利調整を進めていくペースそのものを調整することによって吸収できる幅は十分あると思っておりますので、シナリオが少し狂った時に金融政策運営のシナリオまで一挙に塗り替えるというリスクは、それほど大きくないのではないかと思います。』

で、まあそれは良いのですが、この質疑応答の後半部分は聞かれもしないのに「米国経済のアップサイドリスク」に言及してます(驚)。

『一方、米国経済について、アップサイド・リスクも考えておかなくてはなりません。(以下長いのですが割愛^^)』

テキストを読んでいたあたくしが目を丸くしたのは言うまでもありません。


○インフレターゲットに関して

インフレターゲットに関する質問に対する答えからかいつまんで引用致します。

『インフレーション・ターゲティングを唱えられている内外の識者の方々のお話を聞いてみますと、それぞれの言葉がインフレーション・ターゲティングであっても、中身には随分幅があると感じています。現実にインフレーション・ターゲティングを採用している中央銀行の例を見ても、実際の金融政策の運営の仕方は、インフレーション・ターゲティングというアンブレラ(傘)のもとで、それぞれその国の経済情勢に即して実情に合う金融政策を行っているという意味で、非常に幅があると感じています。』

『私どもは3月に量的緩和政策を終え、金利レジームに戻った時に、新しい金融政策のフレームワークを公表しました。(中間割愛)インフレーション・ターゲティングと言われているものの共通項と比較すれば、より柔軟なやり方を私どもは採用したと思います。柔軟とはいい加減という意味ではなく、ここから先、日本経済が目指すべき方向とより良く合うように、という意味で申し上げたのです。』

だそうです。どうも福井総裁は「インフレーション・ターゲティング」はお嫌いなようですな。


で、物価安定に対する理解に関する評価ですが、同じ答えの中から。

『7月にゼロ金利からの脱却という大きな政策変更も行いました。この時は3月に新しく打ち出したフレームワークをフルに活用しながら、市場とのコミュニケーションを強化することを通じて、この政策を行ってきました。新しいフレームワークのもとでの政策運営の経験は乏しいわけですが、この1回だけの経験からみても、このフレームワークは結構使えると率直に思っています。これからもっと上手く使っていかなくてはならないと考えています。』

「フレームワークを使って」って活用してたんかいなと思わずツッコミを入れざるを得ませんが、この調子では次の利上げの時も地均しですかそうですか、何だかね。


○村上ファンドですが

同じ質疑の中でおまけのように村上ファンドについて質問がありまして、その後の追及が何もないとはどういう事なのかと存じますが、福井総裁のご説明はこれだけでございました。

『私としては解約の手続きは終わっていますので、戻るものはなるべく早く一括して戻してもらいたいと思っていますが、先方の事情はよく分かりません。部分的に戻ってきたということでございます。今後どうなるのかちょっと分からないでおります。』

精算の明細が判らないのに一部だけ金が返ってくるなんて金融取引の常識的に有り得ないと思うんですが、どういうファンドなのよ???

ってか、どう見ても「私のせいじゃないですよ」モードになってますな。こんなエエカゲンな事で終了で良いんでしょうかねえ(まあしぶとく粘着するあたくしもあたくしではありますが)。

#他にもネタがありそうなのですが、時間の都合上今日はこの辺で
 


お題「判断変らずの金融経済月報/総裁記者会見その1」   2006/10/16(月)08:18:49  
  半月前(9月27日)に同じ番組内で「米国株が上昇しても日本株はダメ(意訳)」という講釈を垂れていたアナリストだかストラテジストだけが登場してチャートを持ち出して平均株価16800円近辺がチャートポイントで上値メドと誠に有り難いご講釈をなさっておられました。何か150円から250円程度が上値メドという事は「そんなに上らん」と言いたいのかと思いましたが、「そんなに上らん」とは言わない所が香ばしい(笑)。


○日銀の判断に変化なし(金融経済月報)

という訳で(どんな訳だ)、まずは金融経済月報。

[外部リンク]
 


お題「決定会合より諮問会議」   2006/10/13(金)08:00:17  
  本日は経済財政諮問会議の安倍政権下での初回会合が実施される予定だと存じますが、それを控えました昨日は諮問会議の民間議員でありますところの伊藤敏隆氏がブルームバーグのインタビューに登場してました。本日はまあその辺から。

以下、ソースはブルームバーグニュース12日13:44配信のニュース「伊藤敏隆東大大学院教授:インフレ目標を議論の余地ある‐諮問会議で」です。

○インフレ目標をどう位置づけるか

『インフレ目標を採用すると金融政策が縛られてしまうと言うが、私は柔軟な目標を考えている。いろいろなショックがあった場合に、ある一定の幅の中ではインフレ率を高めに持っていったり、低めに持っていったりということは仕方がない。それはショックの種類によって金融政策は柔軟にかえる、そういう余地を残している』

ということで、具体的にどのくらいのレンジを考えているのかは良く判らんのですが、まあ柔軟対応の余地は残してってお話になっているようです。で、そのインフレ目標の議論に関してですが、このような位置づけになっているそうで。

『インフレ目標政策は、中央銀行と政府の適切な関係につながり、独立している中央銀行の説明責任、透明性を高めるのに役立つ。それは金融政策の枠組みの在り方の議論であって、個別の金融政策の議論とは全く別の話。金利を上げるか下げるか、現状維持か、金融政策の決定については日銀の金融政策決定会合で決まる。諮問会議で議論するのは適切ではない』

ということで、まあいつもの話といえばいつもの話なんですが、日銀にインフレ目標をやらせている側から政府方面からは、財政審報告で国債新規発行をバンバン減らしましょうなどというように財政引締め施策(需要抑制に繋がりませんかねえ)が出てくるんで、本当に「適切な関係」になるんかいなという疑問が払拭できないシロートのあたくしなのでございます。


○枠組み作りは大変なのかもしれませんな

現在の日銀が示している「中長期的な物価安定の理解」に関する伊藤先生の見解。

『今回の日銀の理解という0%か2%というのが柔軟なインフレ目標かというと、それは違う。日銀も明確にインフレ目標ではないと言っているし、参照値でもないと言っている。我々から見てもインフレ目標政策とは呼べない。何もコミットメントはなく、それを目標としてそれに向かって金融政策を説明したり、運営したりしようとしていない』

それはその通りでございますな。

『そういう意味で、数値は言っているけれどもインフレ目標にはなっていない。コミットメント(責任)がなければアンカーの意味はない。何か大きなショックがあった時にそのアンカーを持ち続けるといった効果はない。枠組みの議論ではそこが重要になってくる』

この責任ちゅうのも難しい話ではないかと思う次第で。と申しますのは、あたくしドシロートなりに愚考しますと、確かにインフレ目標導入で中央銀行にコミットメントって話は判りますが、中銀では財政政策やら経済政策は出来ない(ように分業してるんですから)と思うんで、中銀がインフレ目標をやってるそばから政府が絶賛シバキアゲ政策取って需要が壊滅しちゃったりしたような場合も中央銀行だけが悪いのでしょうかっていう気はするんざます。インフレ目標を政府と中銀が共有するって話になると、当然ながら政府の側にもコミットメントが求められる話になりますが、はてこの場合どういう責任分担になるのでしょうかねえという気が。理論的には物価に関しては全部中央銀行マターだって話だとは存じますが、何か本当にそうなのかなあというのが頭の隅に常にあるんですよ。

実際問題としてはインフレ目標設定によってインフレ期待の安定化を図るという経路が効いてくるっていうのが一番効果がありそうな気がするんですけど。


○デフレは脱却しているそうです

『デフレをどう定義するかはいろいろあるが、日銀がこれまで金融政策の指針としてきた消費者物価指数(CPI)除く生鮮食品を見ると、ずっとプラスが続いている。基準改定によってプラス0.6%だったものがプラス0.2%に改定されたが、プラスはプラス。単純に見ると、デフレは脱却していると言える』

『ただ、将来的にこのプラスが続くのか、ひょっとするとマイナスにいく可能性がないのかという懸念に関してはいろいろな見通しがあるが、少なくとも日銀はデフレに戻るとは考えていない。だから金利も上げたし、これからの展望についてもおそらくプラスの基調が続くということを言うと思う。日銀はおそらくプラス0.2がもう少し上がっていくだろうと思っている』

ふむふむ、まあ左様でございますな。

『政府の見通しでも成長率は少なくとも現状を維持したうえで、実質で2.2%、名目で3.0%を目指しており、政府もデフレに戻ることは考えていない。そういう意味ですでにデフレは脱却していると見ても差し支えない。CPIはプラスが続いており、先行きもそれほど心配される状況にはない。』

ここまでは把握した。

『ただ、それを宣言して『やったぞ』という感じのこと(引用者注:デフレ脱却宣言のことです)を今やる意味があるとは思わない』

最後の所が良くわからん。期待に働きかける政策をやろうって提唱してるんだから、デフレ脱却していると考えるのならデフレ脱却宣言をしてマインドの好転を図った方が良いんじゃないのかなあ。

諮問会議でデフレ脱却について取り上げるかという質問に対しては「議論する必要なし」というお話をしてまして、何か肝心な所を曖昧にして先に進むんじゃないのかなって気がするんですけど。。。。


○とは言え、直ぐにこの話題が出るわけでもなさそうです

『ただ、枠組みに関しては、中央銀行と政府の関係になる。これは議論する必要が出てくるかも知れない。枠組みをどうつくるかということについて私は議論の余地があると思う。それを、今すぐプライオリティーを持って議論すべき状況にあるかどうかというのはよく考えてみたい』

ということですので、今日いきなりその話が出てくるという訳でもなさそうですね。


#以上、シロートの戯言を並べましたのでご指摘事項ございましたら一つよろしくお願い致します



以下雑談を少々

○水曜日の日経新聞「経済教室」

に関して本石町日記さんがツッコミを入れていたエントリーがあったので、日経ヨクヨマナイあたくしは同僚から該当部分を頂戴致しまして拝読。

・・・・これは酷い。

どう酷いのかは本石町日記さんのエントリー「日経『経済教室』の「邦銀、債権流動化加速を」は正しいか」([外部リンク]
 


お題「短期市場雑感/村上ファンド問題」   2006/10/12(木)07:56:34  
  最近中長期金利のコメントが無いのは何故かと申しますと、あまりにも日中のイールドカーブの振れ方が豪快過ぎるのと、そもそもの動きが何がなんだかワケワカランってのの合わせ技でございまして、正直お手上げ状態なんですよ。誠に遺憾極まりないことです。

○FB入札堅調でした/GCレート上昇

昨日は3か月(98日間)FB入札が行われました。で、あたくし昨日ちったあレート上昇するかなあとか申し上げましたが、その結果は平均落札価格が99.9110円で0.331%相当、最低落札価格が99.9105円で0.333%相当ということで、前回入札よりもレート低下。

まー前回入札から相場水準が変ってまして、前回債が0.32%あたりなんで一応スプレッドは乗ってると言えば乗ってるのですが、1月決定会合越え(実質的にはあんまり越えませんが)にあまり敬意を表しているようにも見えない落札結果と相成りました。また予想が外れましたな。

引値(by日本相互証券)の0.33%はまあオファーサイドだと思うんですが、前日の2か月物もしらっと0.295%の出合いとかで引値0.3%割れをキープしている次第でして、まあGCレートなどが需給要因で上昇して0.3%台に乗って来たにしては頑張って値持ちしておりますな。

で、そのGCレートですが、16日スタートの翌日物は0.3%台に乗ったようですな。金曜発行の新発2か月FBに加えて昨日の入札で月曜発行の新発3か月FBが打ち込まれているのですから、需給要因で上昇したという事なのでしょう。ただ先ほど申し上げたように、その割には新発FBの下を叩く動きが見られないというのは(週末にかけて短国買入もあるし)現在の足元資金運用&キャッシュ潰しニーズが強いという状況を反映しているんでしょうな。頑張っていれば買いが来るでしょうってのと、そもそも1か月あたりのTBやFBの需要がやたら強いというのがあるので、在庫を空にすることもできませんってお話なんでしょうな。人の懐具合を勝手に想像してるだけですけど。


○CPレートはまだ低下傾向

マーケットの価格(というか利回りというか)推移に対して動きがやたら遅行することで名高いCP発行レートなのですが、どうも昨日もレートが気持ち低下した感じですな。

特にここもとは1か月あたりの短期国債の需要が強い(=1か月あたりのキャッシュ潰しニーズがやたらと高い)状況を反映して、1か月もののレートに低下圧力が掛かりやすいようですわな。GCだの現先だののレートが上昇してきたんでちったあ反応して来るのかなあとか思ってはいるのですが、それよりも短い所にキャッシュが回ってきている方が効いていますな。

もしかしたら先行きの政策金利変更想定時期が前によって来た事が1か月ものへのニーズを高めているのかも知れませんが、動きがさほど極端ではないので、まだそこまでの話では無いと思います。


○そういえば補完供給

昨日じゃなくて一昨日の話ですが、久しぶりに国債補完供給が実施されてました。対象銘柄を見て「ありゃりゃ」と思ったのですけど、超長期17回なんてそりゃまた発行量少ないわ流通量が碌に無いわという銘柄。時々嫌がらせみたいに買いに来る人いるんですよね〜。うっかり出してレポが埋まらなくなった業者はご愁傷様というかまあトンマというか。ナムナム。



○さてさてファンド出資問題

えー、昨日の参議院予算委員会に出席した福井総裁は村上ファンドへの資金拠出問題に関して「日銀総裁就任時に拠出を続け、結果として利殖行為ではないかという批判をいただいたのは、不明の致すところであり深く反省している」と答弁したそうですな(ブルームバーグニュースより)。で、朝のテレビを見てて「はあ?」と思ってNIKKEI NETをチェックしたらこんな記事が。

[外部リンク] 月で、実際の解約は6月と申し上げておりましたが、最終的にファンド側からいくら戻されるのか連絡を受けていません。こんなに時間がかかると思っていませんでしたが、そういう状況ですので、いずれまたきちんとご報告したいと思います。』

上記URL先の関連記事にこんなニュースもありました。
[外部リンク]
 


お題「FB入札/色々と小ネタを」   2006/10/11(水)08:09:09  
  今朝のモーサテのゲスト解説には感動すら覚えました。「株価と内閣支持率」というお題だったのですが、宮澤内閣以来の就任時、退任時のデータを持ち出して「内閣支持率が下がると株価も下がる」という結論を導いているのですが、常識的に考えて因果関係は逆だろう・・・・・(-_-メ)

ネタが無いからと言ってトンデモに走るのはテレビ東京如何なものかと思いつつ、あたくしとしても我が身を振り返り自戒致したく存じます。

○FB入札2本

すっかり忘れてましたが昨日は2か月物FB入札、本日は3か月物FB入札となっております。で、昨日のFB入札ですけれども、ここもとの足元運用圧力を反映して平均落札、最低落札共に0.3%をかすかですが下回る結果になりました。0.2%台になるかなあとは懸念してましたが案の定となっております。

まあ先週はFBレートやGC、現先利回りがさっくり低下して、CP発行金利も1か月ものなどのショートタームを中心として金利が低下。週初(期末明け早々)は0.34%〜0.35%あたりだったものが週末には0.32%あたりまで低下するという豪快な金利低下の図をやってまして、まあ期初から資金潰しですかもう勘弁してくださいよ4月と同じじゃんという状況になってますわな。

で、まあその0.3%割った2か月FBなんですが、セカンダリーの状況はよー判らんのですが、さすがに先週の3か月FBのような盛り上がりには欠けるようでして、この新発FB発行日に掛かる13日スタートの現先利回りが気持ち上昇している(ただし0.3%台までの上昇ではなく、0.27−28%が0.28−29%になるとかそういう感じですか、非常に微妙な話ですが)ことから類推すると、飛ぶような売れ行きって事はなさそうですな。まあ0.3%割ってるというのはさすがに心理的にちと買い進みにくいということのようでして、その点を考えますと本年4月の2か月FB0%テイクンよりは遥かに冷静な相場でもございます。

まあアレですな、0.3%なら楽勝で捌けるけど売るほうとしても叩くのは癪、0.295%なら買えるんだろうけど買うほうとしても0.3%割れを買いに行くのは癪ということで睨み合いって所ですか。


そんな中で本日は3か月ものFBの入札があるんですが、ここもとの金先売りだのに反映されているような「年内利上げ全く無し、年度内利上げですかねえどうなんでしょう」というような短期国債やらCPの現物マーケット状況に何らかの変化が生じるのか注目と言った所でございましょう。昨日の2か月FBによって需給は若干緩んでいるとは思う(現先レートが気持ち上昇したから勝手に想像)のですが、キャッシュ潰しだの運用資金の待機だのという要因がどのくらい続いているのかがよーわからん(人の懐具合は知らん)ので、その意味でも注目したいです。まー前回から若干上昇するかいな位のイメージですが。


○財務大臣に注目(か?)

既にあちこちで話題になってるんですが備忘メモ。6日の大臣会見。
[外部リンク]
『(答)  いえ、そうじゃなくて、基本的には差替要求で、新しい状況に応じて、そういうお話があった時は、私共は前向きに検討いたしますと、こういうことです。ただし全体の枠組みは変えないということです。』
(元の文書は問、答の()が閉じてないので引用者が補記しました)

もしかしてこの大臣様におかれましては、どこぞの中央銀行総裁同様にサービスフレーズを発する傾向があるのかなと思わせてます。ネタとしては大変結構なのですが、大臣やら中銀総裁やらとなりますと下手なサービスフレーズは市場をミスリードすることもございます。直ぐに元に戻れば良いのでしょうけれども、市場が自己実現しちゃう事も無いわけでは無いので、やはりご発言の言葉は慎重にお選びになった方が吉かと。

#藤井事務次官の5日の会見で財政審の話が出てたのも少々気になるのですが、頭の中が生煮えなので割愛


○団信には良い団信と悪い団信があるようです(雑談です)

あんまり消費者金融ネタをちゃんとフォローしてるわけでは無いので、この話もネットやら今朝のニュースやらで知った次第なのに物申すのもお恥ずかしい話ですが。

[外部リンク]
 


お題「武藤副総裁記者会見」   2006/10/10(火)07:46:14  
  PDFで7ページ程度ですが、よくよく見ると質疑応答の内容は充実してまして、実のところ全部引用したくなる感じですが、そうも言ってられませんので適宜。

[外部リンク] ドルを切るといったように大分低下してきました。米国において、原油価格が消費に与える影響は、かなり大きなものがありますので、そのこと自体は消費に対してプラスの影響があるということが考えられるわけです。このように消費に与える影響としては、プラス面、マイナス面の両面あるわけで、「全体としてどのようになるのか」ということが、今後の注目点であると考えております。』

基本的には講演要旨と同じような話ですけれども、米国経済の先行きに関してはちと不安要因もあるけど、まあ一応はそんなに懸念している感じではなさそうですね。


○物価だけでは判断しませんよという話

先ほどの質疑のうち、3つ目の質問というのがありまして、CPIの改定に絡んだお話がありました。で、それに対する応答部分の中でこんな部分が。

『そして、利上げあるいは政策変更ということになると、確かに物価が重要な一つのデータではありますが、物価だけで判断するわけではありません。その他の経済情勢を総合的に判断するということであり、さらに正確に言えば、この3月に示した新しい金融政策の枠組みに基づいて点検しながら判断していくということですので、それ(CPIの技術的な問題です)によって直ちに時期が具体的に決まってくるということではないと思っております。』

で、最後の質疑でしらっとこんなお話が行われております。

『(問)今の質問に関連したことですが、先ほどからおっしゃっているように、政策はフォワード・ルッキングでなければならないが、消費者物価指数の計数が公表された時点では、公表された計数は大分過去のものになっています。それでは、実際にどのような計数やサーベイをご覧になるのか――物価だけではないとおっしゃいましたが――、もう少し具体的にどういうことを一つずつみていかれるのかご説明ください。』

『(答)実体経済のデータ、すなわち、生産や消費、設備投資、あるいは賃金など、そういうものをすべて色々な形で勘案しながら考えていくということです。私どもは経済の需給ギャップの動向をフォワード・ルッキングに念頭において行動するということです。その実体経済のデータのうち特定のデータをみている、という立場は、私どもはとっていないということです。』

ということで、フォワード・ルッキングを強調していますわな。物価指数に関しては政策効果の結果として出てきた数字であって、将来の判断をする場合に足元のCPIの数字に縛られたくは無いという事なんでしょうな。まあその通りに出来るかというとそれもまた難しい気もするのですけど。。。。


○短観の評価

短観に関する評価についての質問に対してはこのように話をしてます。

『結論的に申し上げますと、私は、これまで日本銀行が展望レポートで説明してきた私どもの経済情勢の見通しが、この短観によって確認されたと考えております。それがこれまでの私どもの見通しに比べ上振れたかという趣旨のご質問であれば、そうではなく、今までの私どもの見通しがこの短観によって確認されたとみるのが妥当ではないかと考えております。』

ということで、短観が出てからやたらめったら景気回復利上げモードの報道になっていた新聞メディアの論調よりも日銀は冷静に受け止めているということでしょう。まあ悪い数字じゃなくてホッとしたという所なんじゃないでしょうかねえ。


○その他

最初の質疑応答部分では京都(京都府金融経済懇談会ですから)の経済情勢に関する見解を披露しているのですが、他の政策委員の皆さんのコメントは割りと地域限定の話っぽいのですが、武藤副総裁のコメントは京都の話をしながらも、一般的な話に繋がるような事例の指摘を行っているのが印象的で、他の政策委員の方のコメントと一味違うという感触を受けました。引用すると長くなるので割愛しますが。

あと、企業部門の家計部門への波及に関する質疑もありましたが、基本的には講演要旨と同じくで、先行き波及していくでしょうって結論になっていました。こちらも引用は割愛します。

全体的に読みどころの多い内容でして、何と申しますか武藤副総裁さすがの貫禄と思ってしまったのはあたくしが安定感の高い武藤さんの総裁就任待望なための贔屓目でしょうかね。
 

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