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今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)

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全部で 16件 の記事があります。(表示:1−16)


お題「金融政策は事実上CPIペッグだと思うのですが・・・」   2007/01/31(水)08:17:05  
  正直相場的なネタはあまりないので雑談と人のふんどし。

○あたくしはCPIペッグの事実上復活という説に同意です

昨日は生産指数が強めで消費指数が弱めにでて差し引きチャラというような感じで経済指標自体には反応しなかったような相場なのですが、あたくしが勝手に思いまするに、それよりも本石町日記さんが指摘している「CPIペッグの事実上復活か」という説に賛成してたりします。

説明責任っつーか政府の経済政策との整合性って話になると思うんすけど、利上げに関して否定的になる根拠は物価動向以外は考えられない(というか一時的要因であっさりマイナスに転化する水準で利上げするのはちょっとあの・・)と思うんですよね。政府がそれこそ「個人消費の伸びが弱く」とか言い出したら「じゃあ何で定率減税廃止したのよ」という話(ええもうしつこいですよあたくし)が出てくる訳ですし、基本的に政府の経済見通しは強気で出てますから、物価のノリシロが確保(それが幾らなのかは難しい問題ですがそこはスルー^^)できれば金融政策正常化路線自体を拒否する理由は無いですな。

という事を考えているあたくしでございますので、まあ正直次の利上げはCPIが明確に上を向いてこないとやりにくいのではないかと思うのですけれどもどうなんでしょ。


○為替と金融政策との関係ですが

bewaadさんのところでネタになってた([外部リンク]
 


お題「どうもこう訳判らん展開で」   2007/01/30(火)08:18:39  
  早いもんで今年も1か月になろうとしてますな。まあCPIで目先の話が一巡しましたんであまり話もないのですけど。

○オペ金利は下がるがGCレートは・・・

などと書くとその途端に下がるのがドラめもんクオリティなのですが(笑)、ここのところT+1スタートの共通担保オペやら国債買現先オペをしつこく打ってまして(水曜、金曜、昨日と連発)、しつこくオペを打った効果から昨日はとうとう現先オペの最低落札利回りは0.30%を割って0.29%になるわ、6000億円のオファーに対して応札が9746億円と札もイマイチだったりしまして、まあ資金の取り手にとっては結構な話で出し手にとってはマズーな展開。

・・・・の筈なのですが、GCに目を向けるとこれがまた微妙に話が違っているようで、決定会合後に0.30%レベルまで低下したGCレートなんですが、月末だの国債発行日要因だのを抜けた割には昨日もGCレートは0.31-0.32と案外確り。

GCに関しては資金の出し手が妙に強気なのか、それとも目先の利上げ無しで(足元とか3か月とかの超短い所をいじってる人で2月利上げがあると思ってる向きはたぶん皆無と思われ)足元にキャッシュ置く位なら少しでも利回り高いものを購入する動きで足元の資金が少ないのか、何だかよー判らんのですが、オペで資金が出ている割にはレートが下がらんなあという感じです。

ま、ショートターム(除く翌日物)の資金供給オペ自体も足切りが0.3%を切るのが中々難しくて、手元のノートをパラパラ見てますと、ショートタームの供給オペ金利が足切りベースで0.3%割れが数日続いたのを見ると中間期末越えが終わって金利先高感も無かった10月頭まで戻ってしまう(手控え帳面ベースなので間違っていたらゴメンナサイ)んですが、この時はGCが0.28%あたりまで低下して「いやー金利下がってますなー」って感じだったんで、まあ本日以降のレート推移にもあたくしは注目したいと思いますが、正直このネタは超マニアな話でございますかそうですか。


○FBやらCPもまあ確りしてますかな

昨日はスポットスタートが月末だったのでCP発行祭りでしたけれども、まあ印象としては「発行多い割にはまたレート低下気味ですかそうですか」って所でしょうか。2月の決定会合前のエンド物になると0.33%近辺とかの利回りで、それは先生現先レートと殆ど変らんがなという数字になっているのは兎も角として、4月エンドものでも最上位格物だと堂々0.5%割り込みの巻となっているようで、まあ一応期末越えには敬意を払っているようですが、利上げへの警戒はかなーり弱くなっている状態。

FBに至っては先週入札が行われた新発FBの引けが0.43%となってまして、どーせビットサイドではないかと存じますが、既発債の4月エンドが0.42〜0.43%と殆どレートを並べておりますんで、この点で言うと利上げ警戒よりも単に「期末越え」ということでレートが付いてるんじゃないかって感じですな。FBに関しては例によって例の如く、利回り着目というよりは「ショートタームの国債にニーズがある」という要因の人の買いが優勢になっていて、やたらめったら確りしているという所なのではないかと存じます。基本的にマネー系の投資家と現先見合いの買いしか入ってこないCPレートとの差が中々詰まらない、というかFBが強いのでCPが仕方なく付いていくという感じでの動き。足元金利が妙に下がらないのとセットで考えると、まあ「足元資金の潰しでタームが下がって足元の需給は逆にタイトになっている」って事なのかも知れませんが、少々妙といえば妙ですわな。

明日はFB入札がありまして、GWの関係上償還が前回債より2週間近く伸びまして、年度末越え+GW越えって奴でして、4月の決定会合2発を通過する上に、GWと言えば昨年は相場が反転するきっかけになった時でもありまして(スティーブンローチ大先生のご託宣なんてものもございました^^)、この430回債が429回債から幾らスプレッド乗せてくれるかは注目したいです。てかスプレッド乗らなかったら常識的に考えて槍杉注意報ですかな。

○しかしイールドカーブ立ちましたなあ

決定会合の初日に利上げ無しを堂々織りこんでしまった債券市場でしたが、さてその後どうなったのかということで、1月17日と昨日の引け(ただしめんどいので単利です)を各年限のカレント物で比較するとこんな感じ。

           1月17日       1月29日
30年24回    2.315%      2.400%
20年92回    2.125%      2.190%
10年284回   1.680%      1.720%
5年62回     1.210%      1.190%
2年252回    0.770%      0.730%

30年のカレントは今は25回なんですが、比較するのに別の銘柄使うのも何なので24回の引け単利にしときました。

いやはやこれはまた2年の強さって何なんですかちゅう感じでございますが、目先の利上げ懸念後退→じゃあまあ短い所を買っておきますかという動きは想像できますけど、0.7%前半って1回利上げになったら多分GCから0.1%ちょっとしかバッファーがなくて、2回利上げになったら死亡確定というレベルなんですけど、それでいいのか2年カレントと思うのですが・・・・と思ったら今日は入札なので、1か月で1.5毛位はスプレッド乗せるからまあ何とか0.75%に近い所にはしてくれますな。それでもつええと思うが。

この間に20年と30年は新発債の発行があったとは言え、何もあーたここまでボコボコにしなくてもと思うのですけど、まあそこまでの間に「利上げでベアフラット」というのがコンセンサスと申しますか相場のテーマっぽくなっていたんで、それが逆に逝ってしまった事からアンワインドの動きが起きてみたり、米国債市場で長いところが弱くなっているので(あたくしとしてはそれで日米が相関するというのも無茶な話だと思いますけど)こっちも連れてカーブプレイが起きてますとかあるのでしょうが、正直ここまでやるの?って印象っす。

たぶんイールドカーブに関する思惑(およびそれが外れた事)によってカーブが動いてるっちゅう話だとは思うのですが、まーそのうち「低金利の長期化期待によって、将来の金利調整幅が大きくなることを懸念して超長期ゾーンの金利が却って上昇してる」とかいう講釈をする人が出てきそうな悪寒。


・・・・などとつらつら書いてみましたが、要するに「ここもとの動きが何と申しますかサッパリ判らんですなあ」という愚痴をレポートっぽくしてみただけです、などと最後に自分で落としてしまうのでした(^^)
 


お題「須田審議委員記者会見」   2007/01/29(月)08:20:25  
  PDFファイルで8ページになるのですが、一つ一つオモロイ。
[外部リンク] 年度まで持っていますが、それは将来のことであり、基本的には確実ではありません。従って、ある程度は、リスクをとる必要があると思っています。』

『そのリスクをとるにあたっては、自分たちの描いているシナリオの蓋然性がどれくらいか――それが何パーセントかということは申し上げられませんが――、そのシナリオの蓋然性は高いが、下振れリスクなり、上振れリスクなりの不安の程度が大きければ、それは今のシナリオにより確信をもてるまで色々と分析等を行うということになると思います。』

『私自身、12 月の決定会合の時期と1月の会合の時期を比較してみた時に、いわゆる標準シナリオが実現する蓋然性はより高まっていると感じたわけです。』

ということでして、そのフォワードルッキングに関してどういう話をしているかというと別の質問に対する答えの部分の方が判りやすいですわな。

『私は先ほども申し上げたように、フォワード・ルッキングであるからには、ある程度のリスクをとって政策を行っていかなければ、利上げが遅れ過ぎるリスクを抱えることになるという思いがあり、物価安定のもとでの持続的な成長ないしは息の長い景気拡大を続けていくためには、ある程度景気の山谷を均していくことが必要になると思っています。』

まあこれはこれで一つの見識だと思うのですが、やはり標準的なシナリオの中に利上げが前提になっとるのがまた話がややこしくなると思うんすけど。「展望レポート方式」だと中長期のシナリオを先に出す形になってしまうので、足元の指標が中長期のシナリオ通りに行かなかった場合に(例えば現在に関して言えば、ちょっと足踏み状態になってる訳ですが)現在のように路線が違ってるんじゃねえのって話になってきて訳判らんモードになるのかと思うのですな。

で、まあこの「中長期のシナリオを出す」(1-2年は中長期とは言わないとツッコミを受けそうですが、笑)というのは経済が動くという事を考えますと、ちょっとリスキーなんじゃないのかなあとあたくし考える次第。経済情勢の変化によってシナリオをちょこちょこ書き換えていたら「何だか安定しませんな」って感じになるし、かと言って「シナリオ不変」を貫いたままでいると以前の判断に縛られてしまい、判断を変更するタイミングが遅れる結果になりかねないということで。

まあ「新たな金融政策の枠組み」をやって見ましたが、市場との対話という点で齟齬が発生してますので、枠組み構築を見直すということでご検討されるのも宜しいのではないかと思うんですよね。結局「物価安定の理解」が数値目標っぽく見えるのに、実はターゲットじゃなくてアンダースタンディング(??)であり、政策は総合判断っていうのはやっぱ判りにくいと思うのですよね。


○市場との対話がどうも上手く行ってませんがという話

市場との対話についての質問に対して。

『今回私がこのようなテーマでスピーチをしたのも、情報発信力を少しでも高めようとする努力の表れです。ただし、対話の再構築ということではく、私自身としては、新たな金融政策運営の枠組みがまだ理解されていないとの思いが非常に強かったため、この点についても本日お話させて頂きたいと思いました。』

先ほども申し上げたように、あたくし思うに展望レポートの作り方を変えてみたほうが良いのではと。正直金融経済月報だけで十分であって、第1の柱とか第2の柱に関しては決定会合の中で議論してくれれば、それが議事要旨という形で出てくるので(よって、議事要旨が次回の会合前に出てくれると良いのですが)、それで判断できると思うのですけど。判りやすくしようとする中で色々なものを盛り込んでしまったので、ポイントが見えにくくなっているという面があると思うんですよね、今の金融政策の枠組みって。

#ポイントを曖昧にすることによってフリーハンド確保なんてことはまさか考えてないと思うが・・・・

『この考え方をしっかり共有してもらえれば、もう少し対話しやすくなるのではないか、あるいは枠組みが共有財産となっていない中ではなかなか対話も難しい、と判断しました。この点は私も反省するところであり、もう少ししっかりとこの枠組みについて情報発信してくるべきだったと思っています。』

率直に申し上げまして、多分須田審議委員のご説明でも枠組みへの理解は中々進まないと存じます><;


○利上げ派と現状維持派の距離について

その距離はフィロソフィー(哲学)の違いからきているのではないかという質問がございまして、それに対する須田さんの答え。

『フィロソフィーの違いと言われると、何ともお答えできませんが、金融政策決定会合で議論する上で、そもそもの考え方という点で議論するのに困るというようなメンバーがいたことは一度もなく、それがフィロソフィーの違い――定義はわかりませんが――という感じは一切持っていません。』

とは仰っていますが、どうも微妙に違うような気がするんだが・・・

『私自身の感覚としても、先行きの見通しについての確信度合いは皆さんそれぞれであって、それぞれのメンバーが経済全体として何か特定の指標をみて判断されるということではないため、新しい指標が顕著に良くならないと考え方が変わらないというわけではありません。もともと持っているのは標準シナリオであり、これを確認するためのデータがもう少し欲しいという人と、もうこれでOKという人の差ですから、私としては先行きのこと(引用者注:ここで言ってる先行きのこととは、慎重派の意見が1〜2か月で変わるのかという事に関してです。質問を引用してないので文脈から読み取れないですね)は全くわかりません。』

「標準シナリオが確認できない」というのは要するに「シナリオ通りに行ってません」って話のような気もするんですけど、一度書くと中々ホイホイと書き換える訳にも行かんので、先ほどと同じ話になりますが、金融経済月報でやった方が良いと思うんですよね。現状判断と先行きをどうせ月報で書いてるんですから・・・・


○原油価格に関して

以前は「原油価格上昇の背景には投機があるが、根本には世界経済の拡大があるのでCPIの判断には原油も含めるのが適当」と言ってた点について須田さんの答え。

『次に、原油の問題ですが、原油取引にはもともと投機的な部分がありますが、その一方で、NIEs、加えてASEANといった新たなアジアの力、経済の発展のもとで、原油等の需要は基本的には増加していきます。また、世界経済が拡大していく前提のもとでは、先進国の原油需要も増加し、その中で原油価格は上昇基調にあると思っています。その意味では、それを物価の一つの力として捉える必要があると思っています。』

『ただ、どこまでがトレンドで、どこまでが投機的なものかわからない面があり、振り返ってみれば、最近原油価格が急激に落ちたのは、投機的な部分の影響があったと判断しています。そういう意味では、考え方が変わったということではなく、もともと実体経済の強さを反映したものである限りは、それは物価に反映されて、それを含んだもので良いと思っています。ただし、一時的な要因で動きがあったとわかった時には一時的だという判断をした方が良いと私は思っています。』

何か判ったような判らんような話ですが、そうすると一時的だという判断になった部分で行った金融政策に関しては是正をするべきという結論になるように思えますが(^^)。

結局ですね、色々と物差しを出してくる中で、その時の政策運営に都合の良い(というか日銀様の標準シナリオに都合の良いと言うか・・・・)ものがホイホイ出てきて、都合が悪くなるとあっさり引っ込めると市場から(市場以外からもだと思うが)思われている時点で対話が上手く行っとらんと思うんっすよね。

・・・という訳で、本日は須田さんの記者会見のご紹介なんだかあたくしの金融政策雑感なんだかよく判らん展開になってしまい誠に汗顔の至りでございます。こんなところで。
 


お題「須田審議委員講演」   2007/01/26(金)07:48:11  
 
何はともあれ本日のCPIがネタとして注目されるところですけれども、市場予想+0.2%ということになってますけど、+0.1%くらいまで織り込んでるような気もするんですがどうなんでしょうかね。

予想通りタカ派な須田審議委員の講演でしたので別に市場は反応しなかったんですが、ロジックを整理するの
にはちょうど良いのでこの講演を読んでおくのは吉ではないかと存じます。

[外部リンク]
 


お題「材料待ちですな」   2007/01/25(木)08:25:34  
  ということで本日はまあ雑談で勘弁。

○オペ金利

今週になってから毎日のように国債買現先とか共通担保オペが実施されている
のですが、ショートタームのオペ金利が下がりそうで下がらんですな。一昨日
は2月6日エンドの国債買現先が平均0.309%で足切り0.30%で按分
13.9%だったのですが、昨日は2月15日エンド(は積み最終日にぶつか
るので使いにくいような気もするんですが・・・)の国債買現先が前日と同じ
くで平均0.309%足切り0.30%なのですが、足切りの按分が8.0%
となってまして、思ったよりレートが下がりません。共通担保本店オペもT+
1スタートで実施された分が2月9日エンドのショートタームで実施されたの
ですが、こちらも平均0.309%の足切り0.30%で按分6.6%という
ことで、0.30%の所で下げ渋るイメージ。

まあ昨日の後半からコールが下がってきてますので、今日になるとまたちょっ
と違うのかもしれませんが、利上げ見送りで(実際問題として足元金利は別に
だからどうなのよというのはあるんですが、心理的に何となく下がりやすくな
るんじゃないかというのもありまして)オペ金利もうちょっと下がるのかと思
っていたのですが少々意外でありました。

何気に資金の取り意欲はあるんですね。その原因がどこにあるのかはよく判ら
んのですが。


○期内物のニーズが高いようで

昨日は3か月FBの入札。一昨日時点でのWIの0.46%というのはまあイ
ンチキとしまして、0.45%は一昨日の段階でも「まあ買わせてはくれない
でしょう」という感じでしたが、結局入札は平均が0.432%位で最低が何
とか0.436%近くという所で、「利上げ見送り」報道が出てた先週水曜の
3か月FB(償還期間が若干違うのですが)の平均0.474%からは見事に
低下しておりますわな。まあ2月利上げ観測もかなり遠くなってしまったとい
う雰囲気満々状態ですので当然と言えば当然ですが。

で、その3か月よりもまあこれはと思うのは3月期末を越えないモノでして、
3月償還物で一番長いのがFB423回(3月28日償還)なのですが、こち
らの引けが0.37%とかでして、まあ実力的にもそんなもんのよう(0.3
7とか38とか)なのですが、それってあの共通担保オペと殆ど変らんという
か若干低かろうというレベル(昨日の共通担保オペでは1月26日スタートの
3月30日エンドの本店オペの平均が0.386%で足切り0.38%でし
た)でございまして、何かどうしてそういう理屈になるのかは存じませんが、
2月償還とか3月償還への買い需要は結構なもののようですな。

一方で3月期末越えになるとレートがちょっとギャップアップという感じでし
て、FBだと424回(4月6日償還)で0.425%の引値になってまし
て、昨日の新発とあんまりレート変らん状態。4月償還(というか期末越え)
というカテゴリーで一緒くたにされているような感じでして、目先の利上げ観
測絶賛大後退の割には期末越えの所で妙にレートが飛んでいるイメージです。

正直その理由は判らんのですが、レラティブバリューというよりはお家の事情
というか「期内物だから」という人気化のような感じです。あたくし的には期
末越えの1週間でレートが5毛も飛ぶのは少々不思議なんですけど・・・・


○外国人売買高シェアがトップですかそうですか

何かさっきから目の前のテレビで債券市場の業態別売買高シェアで外国人がト
ップになって相場のリード役がどうのこうのと申しておりますが・・・・・・

いやあのですな、売買高シェアがトップでも保有シェアはどうなのよというツ
ッコミをしたくなる訳でして、どうせそっちはまだまだ低いと思う(推測で言
ってますので念の為)次第でして、それは単に外国人投資家様が短期売買を好
んでやっておられるという話だと思うんですよね。確かにバカスカ短期売買を
すれば市場の目先の動きには影響大なんですが、市場の方向性という観点でい
えば、長い目で見た方向性に大きな影響をあたえるのはポジション保有期間の
長い人たち(要するに長期安定保有する人)なんで、株式市場みたいに保有シ
ェアが大きくなってから「相場のリード役」ということになるのではないかと
思いますがね。

#ま、目先のリード役という意味では確かにそうなんですけど

ところで、それだけ売買シェアがあるということは、利上げがどうのこうのと
いう場面で外国人投資家様におかれましては相当ドタバタとお動きになったと
いうことでもあるんでしょうな。そりゃまあ振り回された方としては「日銀ケ
シカラン」と言いたくなる訳で、海外メディアが(以下妄想全開につき自主規
制^^)。


○ロジックの再構築が必要なのではないかと(考え中のネタ編)

小見出しにあるようにまあ考え中の話なんですけど。

昨日ご紹介した12月の決定会合議事要旨からあたくしが読み取ったのは「利
上げすべき」というのと「現状維持すべき」という間にはロジックにギャップ
が出てきてるんじゃないかという所なのですが、展望レポートで示されたロジ
ックの「第2の柱」というのがフォワードルッキングだということなのでしょ
うが、ここの位置づけがどうも曖昧なあたりでロジックの分裂が起きている
(と思ってますが、見たてが違うのであればゴメンナサイ)のではないかと思
います。

それともう一つ思いつく論点としては、展望レポートにあります「先行きの経
済見通し」でありまして、政策委員メンバーの先行き見通しを公表してる中で
の前提となる将来の政策金利が「市場が織り込んでいる将来の政策金利推移」
という風になっているあたりは再考の余地があるかなあという所。その結果と
して「日銀の見通しが利上げを前提にしているので、利上げをしないと論理的
に変」という本末転倒な話になってしまう訳でして、ここの所は展望レポート
でのロジックが「利上げを前提にしている」のがどうなんでしょうねというの
に繋がる話ですわなあという感じ。ま、自分でぶち上げたロジックで自分に妙
な縛りが出来てしまうと言う点では自業自得プギャーでもあるのですが、この
際その辺も再構築した方が良いんジャマイカって思うのでありました。

この件につきましては以下続く、というか思いついたらまた書いてみますが、
こればっかりは一人でひねもす沈思黙考しててもしょうがないので色々と議論
しないといかんでしょうな。


○ところで須田審議委員の講演がありますが

タカ派というか金利調整派の人ですので、そうじゃない内容だとサプライズで
すが、順当な内容だったら別に市場へのインパクトは無さそうですな。この手
の発言というか講演で注目すべきなのは旗幟不鮮明な人たちの物だというのは
基本中の基本ですわな。

#というわけで全編これ雑談で恐縮至極
 


お題「正常化VS足元重視の香り」   2007/01/24(水)08:21:26  
  12月の決定会合議事要旨が公表されましたのでその辺りから。
[外部リンク] some extent, strong economic growth can help to mitigate budgetary pressures, and all else being equal, fiscal policies that are supportive of growth would be beneficial. Unfortunately, economic growth alone is unlikely to solve the nation's impending fiscal problems.

Economic growth leads to higher wages and profits and thus increases tax receipts, but higher wages also imply increased Social Security benefits, as those benefits are tied to wages. Higher incomes also tend to increase the demand for medical services so that, indirectly, higher incomes may also increase federal health expenditures.

Increased rates of immigration could raise growth by raising the growth rate of the labor force. However, economists who have looked at the issue have found that even a doubling in the rate of immigration to the United States, from about 1 million to 2 million immigrants per year, would not significantly reduce the federal government's fiscal imbalance.

ドラめもん仮訳すらつけずにクリップしておきますが(手抜き)、後日追記予定。要するに「財政赤字削減努力をされたほうが宜しいのではないでしょうか」というのが趣旨なんですかこりゃ。(引用の前段落で財政赤字に警鐘をならしておりますんですよ)
 


お題「2月利上げ警戒感も盛り下がってまいりました」   2007/01/23(火)08:27:42  
  ○オペ金利などは「決定会合越え」も気にせずに

昨日の市場もブルスティープ、というか20年とか30年とか(特に30年)弱くて前日比利回り上昇してる向こうで、2年5年がレート低下という状況。利上げに時間がかかる→将来の時点で必要になる利上げがより大きな幅になる→中短期金利低下して超長期上昇。。。という風に後付け理屈を並べることはできますが、まあそんなことよりも中短期(特に2年とか)は買いというか踏みじゃねえのという圧力が強くて、長期投資というか安定持ち切りに近い人が多い超長期ゾーンは金利が下がると買いの手が引っ込むという需給要因だと思いますが。

昨日も引け後に金先が上昇(期先の上げ方が目立った)してたり、2年ゾーンの買いというか踏みパワーも大変なもんで、0.72%などと威勢良く上昇してるんで、まあ海外なのかなあと勝手に想像しておりますよ。今般の利上げするのしないので実は一番振り回されてたのって海外勢なんじゃねえのかという気が思いっきりするここ数日の流れなのでした。

と、小見出しと全然違う話が延々と続きましたが、昨日の短期オペあたりの金利。昨日は24日スタートの短期オペが行われたのですが、共通担保本店オペの2月15日エンドが平均0.327%の足切り0.32%で、国債買現先オペの2月26日エンドが平均0.325%の足切り0.32%となっておりました。国債買現先と共通担保オペの金利を単純比較するのもちとざっくりの話にはなりますがまあそこは兎も角として、2月の決定会合は20日、21日に行われますので、この2本のオペ金利レベルが似たようなもん(一般的に国債買現先の方が共通担保よりも低めに出る事が多いので実質的には期間の長い買現先のレートのほうが若干高いと思われるが)だというのは「2月決定会合への警戒をしたレートで資金をわざわざ取りに行くこともあんめえ」という状態になってる事を意味しますわな。CPの1か月もの(決定会合越え)も最上位格で0.4%は楽勝で割っているようですし(とは言え3月期末越えは0.5%台ですんで、資金運用サイドはまだ利上げへの警戒(運用だから期待)は根強いですけどね)、とりあえず12月決定会合終了後と同じ状態になったようですな。


○日銀の金融市場レポート

[外部リンク]
 


お題「総裁記者会見」   2007/01/22(月)08:26:38  
  捏造ばれたら売れ残る、
ハイッ!ハイッ!ハイ!ハイ!ハイ!

・・・スーパーの納豆売り場における土曜と日曜の風景の余りの違いっぷりに思わず爆笑を禁じ得ず、某テレビ番組を鵜呑みにして踊らされる連中プギャーとか思ったのですが、ふと思えば今般の利上げ騒動で市場の人たち(あたしも含む^^)や外野の皆さんは気持ちよく踊りましたので納豆に群がった人たちを笑えませんな、あっはっは。

#中川幹事長の「提案」に関しては趣旨にどうもきな臭いものを直感的に感じるのですが、とりあえず保留(てか書いたものを全部消したんですが)。まあいずれにせよ権力はそれが強大であればあるほど行使は慎重に行うべきであるというのがあたくしの基本思想なもんで辛口バイアスはかかりますな

と、いう前置きはともかくとして総裁記者会見。
[外部リンク]
 


お題「金融政策決定会合であれこれ書いてみる」   2007/01/19(金)07:59:18  
  まあドタバタ劇場だと思えば随分と楽しませてくれましたな。さてどこから逝きましょうか。

#福井総裁会見まで手が回らないと思います。総裁会見で為替とか債券先物とかがやたら反応してましたが、ヘッドラインだけ見てると何でそんなに反応するの?って感じなんですけれども・・・・ま、ガイジンの考えることは判らん


○金融経済月報は実は12月とほぼ同内容なのです

金融経済月報の基本的見解が本日公表されまして、その中に展望レポートの中間レビューもございます。で、中間レビューでの現状判断部分の下振れが当たり前のように注目されるのですが、ふと冷静に月報を読んでみると、12月と判断を殆ど変えていないことに気が付くのでありました。
[外部リンク]
 


お題「市場との対話路線は一時放棄された方がよろしいのではない   2007/01/18(木)08:21:07  
  題が長すぎですかそうですか(^^)

○市場はドテン利上げ見送り

共同のリーク報道に各社追随したことから(今朝も読売と毎日と日経の1面に「利上げ見送りへ」と出てるようですが)「まあこりゃ見送りでしょ」となった(というよりは「金融政策どうしようって時になるとリーク報道合戦になる(=決定会合に何の意味あるのか)三流国家振りに呆れたといった方が正しいのですが、苦笑)金融市場では火曜に殆ど織り込んだ利上げを全部剥がす形。

22日スタートのGC取引は0.35%と前日比0.2%(笑)金利低下して、完全に元に戻ってしまいましたし(ただし、一応本日の利上げリスクが完全に無い訳ではないので、ターム物取引は超低調)、新発3か月ものFBの平均落札利回りは0.474%あたりになりまして、メンドクサイので物凄くイイカゲンに計算すると手前の1か月が0.33%とおいて後半2か月が0.545%とかになるので、実は2月利上げの織り込み度合いも必ずしも100%じゃなかったりするような気もします。

12月見送りの時も同じ現象が起きてましたが、「今回見送りなら年度内見送り」という話が出てくるのが市場ってもんでして、まあ昨日もそういう動きを先取りするような感じも見られたちゅうことでしょうかねえ。

それにしても凄いのは金先でして、正直バンクALMと海外ファンドの叩き合い格闘場のような市場なんぞどうでも良いのですが、ここのプライスアクションをボケーっと見てますとまあ踏み圧力恐るべしという感じ。早い時間帯から全限月で威勢良く価格上昇(=金利低下)しておりまして、まあ期先限月の価格が威勢良く上昇するのは判りますが、期近限月の07年3月限まで威勢良く上昇してるのには笑ってしまいました。おまいら1月利上げでも2月利上げでも最終精算価格は同じだろうと小一時間なのですが、それだけまあ売り込んでたってことと、ガイジンさんの方が上記「今月無ければ当分無い」という発想をしやすい(まあ確かに理屈としてそう考えたくなるのは理解できますが)って事でしょう。

あ、念の為付け加えますが、そもそも最終精算価格いくらよって考えた場合、年末の時事報道以降につけている0.68%だの0.7%だのという07年3月限の金先価格がそりゃ変じゃねえのという議論はありますので、ようやく正気に戻ったとも言えますけど。

まあそんな感じで、ほぼ織り込み状態だった利上げを一転して全部剥がすという実に香ばしい展開になった昨日の市場なのでありました。あっはっは。


○まあ本日の注目は票決内容と展望レポート中間レビューですな

ということで、本日の会合では利上げ見送り(もし罷り間違って執行部提案で利上げが出たら驚倒モン(とは言えまあ昨日戻した分をお返しするだけの話で市場的に大したことは無いでしょう)ですが、この場合は議決延期請求をするかの最終判断を大臣に求める為に議事が一旦中断する可能性が高く、その時にどこかのアホウが「議長が利上げを提案した見込み」というフライング憶測報道を打つのではないかと勝手に想像しておりますけど)でしょうが、注目されるのはその票決内容かと。

全員一致で現状維持だったら今までの情報発信は何だったのかと小一時間問い詰めたいところと申しますか、その茶番振りに呆れる次第でして、まあ反対(および少数提案で利上げの提議)が何票か入るとは思ってますが、何せ新聞辞令先行の政策委員会なだけに何が起こるか判らん。

一応今回は近い先行き(というか2月)の利上げに関しては含みを持たせるような方向(じゃないと今までの話と整合性が取れませんが)になるとは思うのですけど、展望レポートの中間レビューと金融経済月報(はセットですけど)の内容と、福井総裁の不規則発言(笑)に注目と言った所ですな。

いやまあこれで「景気悪化したりデフレに再突入したら辞任をするし量的緩和大復活するので今回は利上げ」とか福井総裁が言い出したら、利上げの是非は兎も角としてケツの穴の大きさに感動します(ってその時に辞任しなかったらただの無責任言うだけ番長ですが、爆)けど、まー某企業経営者逮捕の後に某私募ファンドをコソコソとご解約なされる(以下割愛^^)。



○市場との対話路線はお諦めになられた方が賢明では

量的緩和解除の時には「新たな政策の枠組みのようなものが出ます」という報道が出てみたり、12月以降はもうリーク合戦でございますかこれはというような報道の連発でして、金融政策決定会合は一体全体何のためにやっているのでしょうかと申し上げたくなるのでありました。何か量的緩和解除の時にも同じ悪態ついてましたので要はいつまで経っても変りませんよということですわな。

まー報道の人たちがどういう所からどういう取材をしてこんな動きになるのかはあたくしの知らない世界ですけれども、観測記事じゃなくて具体的な行動に関する予想記事みたいなのが物凄い勢いで出てくるというのは、どこの未開国だよと小一時間。


7月の利上げがスムーズに行った事に味を占めたのかもしれませんが、地均し路線で市場に織り込ませてっていうような「市場との対話」路線によって、自分で機動性を封じてしまったり(事前に方向性を出しちゃいますから)、丁寧に説明しようとして変なノイズは出してみたり、市場に燃料を投下してみたり、その燃料に別の方向から反応が出てきてどうみてもうんこの投げ合い状態になってみたりとなるというのは皆様も痛感してるのではないかと。

バーナンキ議長も就任当初色々と情報発信をしてた感じですが、議長発言がノイズだと散々な評価になって結局は露出を抑える方向になったような印象(詳しく見て無いので誤認だったら指摘お願いしたいのですが)で、(モスコウみたいなおしゃべりさんはいますけど)その辺りから金融政策に関する市場の思惑は経済指標で動くことが多くなっているように見えますが、福井総裁におかれましてはご参考にされるという発想はございませんでしょうかねえ。

あたくしが勝手に問題点だと認識するものを思いつくまま並べますと・・・・・

まず公式な講演やら会見に関して言えば、暫く前に西村審議委員も指摘してましたが、委員の個人的な見解と政策委員会全体との見解を峻別するというかあまり個人的な見解を連発するのは如何なものかという所でしょう。それに個人的見解なら見解でちゃんと決定会合での票決態度で示して頂きたいと思うのですけどね。かつての篠塚さんや中原(伸之)さんのように。

それから、何かよく判らんところから情報が出てきてるのじゃないかというのが多過ぎですわな。観測記事にしては妙に真実っぽいのが出てくるとか、それこそ量的緩和解除の時のように実際に出た「新しい金融政策の枠組み」に酷似した内容が事前に新聞記事になってみたり(あの時は記事を書いてる人の理解力に若干問題があったようで、結果からするとミスリードな部分があったのはご愛嬌でしたが)とか、意思決定がどうなってるのよと言いたくなるような話多過ぎ。

で、情報発信とはちと違いますが、政策に関する説明がその時その時で何かこう「自分がやりたいことに対して都合の良い理屈を引っ張り出してくる」という傾向が強くて、じゃあ「総合判断」とは何ぞやというのがサッパリ見えてこないところですな。「やりたいこと」だけは見えてくるんですけど、爆。


という訳で、正直言って日銀の情報発信に関して発想を変えた方が良いのではないかと思ってしまうのですけど。大体からして金融政策の変更の度にこんなにリーク紛いの報道が出まくる状況で東京に金融特区作って世界の金融センターをとかいう寝言が出てくるのが信じ難いです。いやマジで・・・・
 


お題「利上げを100%織り込んじゃったんですけど・・・」   2007/01/17(水)08:34:32  
  今朝のお題は「やあ100%利上げ織り込みましたなあ」の筈だったのですが、いきなりお題が変わっちゃいましたよ。

#NHKは見送り、テレビ東京はどっちだか判らんと報道してますね


○ということで共同通信の報道

[外部リンク]
 


お題「様子見モードなので雑談」   2007/01/16(火)08:24:12  
  昨日は見事に様子見モードになっちゃいましたね。で、まあ動きにくいので本日はつらつら考えたことを少々。

○中川幹事長発言は逆効果との指摘多し

昨日の市場はどう反応するのかと思ってたら、寄り前に公表時間が変更された機械受注統計が市場予想よりもやや強め(というか予想通り強いというか)だった方に反応して下がってスタートしました。で、市場では「決定会合後はどっちにしても一旦買われる」という見方が多いようでして、他にネタもないのに下を威勢良く叩くパワーも乏しく時間の経過と共に戻るの巻でしたが、別に閣僚発言に反応したわけでもないようで。

当たり前ですが昨日はニュースベンダーから色々とコメントが出てきたり、緊急アンケート取ったりとしておりましたが、その中でも「中川幹事長が日銀法改正に言及したのは利上げ阻止に対しては逆効果」という指摘が多く、あたくしが昨日ニュースを聞いて半ば脊髄反射で「本当に阻止する気があるなら他にやりようがあるんじゃないのかねえ」などと書きましたが、まあたまにはあたくしの考えも市場の平均的な考えと同じこともありますなあって所ですわな。

というわけで、日銀法改正に言及した中川幹事長発言ですが、昨日あたくしが申し上げたような「また事前ヘッジか!」ってのが市場の平均的な評価だったりするようです。市場の人は先刻ご承知だと思いますが念の為申し上げます。

てかあんな恫喝的な発言をしたら却って日銀の選択肢が狭くなるというのを理解してなければアフォ(んな事は無いと思うが)ですし、判ってて言ってるのならば、日銀を追い詰めるという政略としては結構かもしれませんが、目的(経済が悪化した場合に日銀を悪者にしたり法改正したり)のために手段(経済に悪影響のある利上げを日銀に決断させるように追い詰める)を問わず(日銀が断念したら自分の大手柄だし)って話でやはりいかがなものかと思いますけどねえ。


ま、講演での話で勢い余って議決延期請求を日銀が否決できるのがケシカラン(全部延期できるとなると政府の認めない議案は一本も通せないという話になるのでその理屈もどうかと思うが)とか日銀法改正だとかになったのかも知れませんが、ちょっとねえという感じです。中川幹事長の公式サイトでは12日と15日に金融政策の話をしてますが、日銀法改正云々については触れてませんですわな。(ただし法改正について話をした部分もきっちり新聞記事引用してて、その部分はノーコメントという微妙な書き方で^^)


○景気判断じゃなくて物価を全面に出した方が・・・・

と、まあ昨日および本日と中川幹事長発言に粘着してみましたが、市場の片隅に居る無力参加者として政策動向を予想して動くとかいう論点を全く別にして「べき論」で考えた場合に「別に1月利上げを急ぐこともなく、11月に一旦底打ちをしたように見える全国コアCPIの底打ちをもうちょっと確認してからでも良いんじゃないっすかねえ」って思う次第でして、まあ外野が大騒ぎして却って動きにくくなるような状況の決定打を打ち込んだ「日銀法改正」云々はどうだったのよという風に思う訳ですよ。

で、まあ日銀法改正の話を別にしても、中川幹事長や塩崎官房長官のコメントは「景気判断」の方に力点を置いてるように見える(大田大臣は物価の話を前面に出している)んですけど、「景気判断」という意味で言えば政府の景気見通しも結構強いものだった筈でして、景気判断を持ち出して反対というのはどうも理屈として弱いですわな。

#何せ経済対策の一環で実施した定率減税という「恒久的減税」(苦笑)を全廃しちゃう位ですから

となりますと、やはり物価を前面に出して反対する方が筋が通ってると思うのですが、(中川昭一政調会長は「現在はまだデフレなので利上げ時期尚早」という言い方をしていたと記憶しています。先週金曜でしたが)その点から突っ込めない理由でもあるのかなあと不思議に思うのでした。



○つらつらと思考実験

なおも雑談は続く^^

議長提案で利上げを提案(するのかどうか知りませんが)した場合に議決延期請求が出たら「はいはいそうですかじゃあ延期」と延期しちゃうというのも日銀が腹黒かったら選択肢としてありえるのではないかという思考実験です。

いやまあそうすると「利上げをしてはいけない理由」について政府にも説明責任(という言葉はあんまり好きじゃないのですが、まあそれはともかくとして)が生じるような気がする次第でして、政府の論理展開と日銀の論理展開のどっちが説得的かという話がガチンコで発生するのも見てみたい気がするのですけど。ただしそんなことになったら延々と不透明要因が残り続けるので市場は堪ったもんじゃないですが(笑)

まあそんな腹黒さは日銀には無くて常に直球投げてくるので(レトリックは上手いが^^)んなこたあねえんでしょうが。


まあ恐らくは「目先一旦打ち止め感」を出すような公表文を出して「足元金利(から3か月位までの金利)は上るけど、中長期金利はあまり上昇しません」って方向にするんでしょうなあと思うのですけどね。そのあたりが昨年7月の利上げ時点と大いに違う訳でして、昨年7月の場合、市場で想定される最速の金利上昇ペースは「今後3か月程度の間隔で0.25%ずつ利上げ」でしたし、まあ「年度内にあと2回」というのが一般的に言われてて、利上げ直前には2年が0.9%になるわ5年が1.51%になるわ10年が1.975%になるわと金利上昇してましたわな。

現在は四半期ベースでの政策金利上昇を見込む人は殆ど見当たらなくて、まあ1月に利上げしたとして次の次は7-9月期という人と、10-12月期という人が概ね半々って所のようですから、変に追加利上げに色気を出さずに暫く大人しくしてれば金利の跳ね上がりも抑えられるのではないかと思います。

#ただしカーブがベアフラットすると運用してる人たちはしんどい


○雑談の余談(2行だけ)

[外部リンク]
 


お題「さて今週ですなあ」   2007/01/15(月)08:31:56  
  今月から機械受注は寄り前に発表なので、北ハマー先生伝説の「虹が見えてきた」も見られませんですわな。

○本当に阻止する積りなら言い方が別にあるのでは

[外部リンク] NETの上記URL先の記事より)

ということで、政権与党の幹事長様という責任ある地位の方が「日銀法改正」をまたまた持ち出しているようなのですが、さすがにモーサテのゲストコメンテーター(株式市場の人)も「はっきり言って恫喝」とコメントしてますが、まああたくしも「本当に利上げ阻止する気があるのかね」と思う次第。

いやね、12月の場合は中川さんがサイトで平成の関東軍云々に言及するのと時事や読売が利上げ見送り報道するのとタイミングが似たようなものでしたけど、今回の場合はさすがに露骨な圧力に見える次第でして、これじゃ逆に日銀としては何かアクションをしないと(せめて少数提案で利上げ提案して6対3とか5対4くらいの僅差で否決するとか)「日銀は政治圧力に屈した」という評価になるっしょ。何だかなあって感じ。

どう見てもこの発言「日銀法改正」が余計ですがな。

#まあ前回は全員一致で利上げ見送りだったのに1ヶ月でいきなり利上げ決定というのも何のこっちゃでございますから、その点から言えば前回が金利据え置きが全員一致だった政策委員会もトンマでしたなあと思うのですが

あたくしが勝手に推測するに、政府との協調に関しては今の日銀は結構気を使ってる節がありそうですので、本当に阻止する気があるのなら別にこんな恫喝まがいの発言を公然としなくたってルートはあるんじゃねえのかよと存じます訳で、今の日銀は政府の強硬な反対を押し切ってまで利上げを実施するとは思えませんけどねえ。。。。実効性という点で考えたら、日銀法改正という恫喝まがいの文句を持ち出すんじゃなくて、官邸ルートなどから(まあ水面下でってのは方法としてどうなのよと言う議論はありますが、その点は別に致しまして)意思を日銀にキチンと伝えることじゃないんですかと思うのですが。わざわざ「中央銀行に政治圧力を掛ける」という図を作ってどうするのよ。(言っても聞かないから公然と物言いをつけたという事なのかも知れませんが)

激しく意地の悪い解釈をしますと、この中川発言って「自分の影響力の誇示」および「利上げ後に景気が悪化した場合に全部日銀のせいにするための準備」であって、本当に利上げを阻止する気あんのかねと鼻白んでしまうあたくしなのでした。


ちなみに政調会長の中川昭一さんも12日に反対の話をしてましたが、報道を見る限り「日銀法改正」は持ち出してなかったと思うのですけどね。


○支店長会議での総裁挨拶

[外部リンク]
 


お題「オペ金利低下/日銀の生活意識アンケート」   2007/01/12(金)08:38:34  
  今朝は日経が「利上げ機運」報道ですかそうですか。これがどう影響するのでしょうか、昨日は利上げ懸念がまたまた剥落してたんですけど・・・

○オペ金利は1月利上げ懸念大幅後退と申してます

昨日実施された資金供給オペはまたまた金利絶賛低下の巻となりました。1月15日〜22日の国債買現先オペの利回りが平均0.373%の足切り0.37%となり、1月15日〜24日の共通担保本店オペの利回りが平均0.385%の足切り0.37%ということで、18日の利上げをあまり織り込まない水準になっております。

もし18日の利上げを織り込むというのであれば、新しい積み期間に入る16日からは準備預金積み上げニーズが発生するので金利が上りやすくなりますんで、まあ0.373%だの0.385%だのというレートでは織り込み度は低いという話になります。18日までの金利を(仕方が無いので)0.33%にでも置くとしますと、18日以降の金利が幾らになりますかというのを簡単に計算すると、国債買現先で後半が0.405%、共通担保本店オペで後半が0.4125%となりますので、全くの無警戒という金利ではありませんが、まあ織り込み度合いは剥がれてしまいましたなあ。


○ところで議決延期請求に関してですが

政府サイドが利上げ阻止の為に(来週の会合で議長提案で利上げが提案された場合)議決延期請求をするのではという観測もあるようで、というか一昨日のセミナーで中原伸之元審議委員もそんな見立てをしてましたけど、「ところで昔の議決延期請求に関して何かあったっけ?」というご照会が来ますので先に申し上げておきませう。

それは2000年8月11日のことでした。
[外部リンク] 現在の景気をどう感じますか。※今回新設
1 良い0.6
2 どちらかと言えば、良い13.2
3 どちらとも言えない40.7
4 どちらかと言えば、悪い35.6
5 悪い9.5
(ここまで引用)

・・・・・どう見てもマインドがダメダメです。本当にありがとうございました。


・しかも前回対比で全般マインド低下ということですが

(引用開始)
問4. 1年後の景気は、今と比べてどうなると思いますか。
1 良くなる10.3 ( 13.8 )
2 変わらない67.5 ( 65.7 )
3 悪くなる21.7 ( 19.7 )

問5. 景気の状況を考えたとき、現在の金利水準をどのようにお考えになりますか。
1 金利が低すぎる63.5 ( 64.2 )
2 適当な水準である23.0 ( 25.4 )
3 金利が高すぎる10.9 ( 7.7 )
(ここまで引用)

()内は前回調査の数字でして、このあたりを見ますと「フォワードルッキング」の精神から致しますと、マインドが悪化傾向にあるのですから、足元の数字が良くても慎重に対応した方が良いって話になりませんかねえと思う訳ですが。

金利水準にしても、低すぎるという方が物凄い勢いで多いですが、それにしても低いが減って高いが増えてるわけでして、そのあたりはご考慮頂きたいものです。


・物価に関しても・・・・

18ページから物価の質問ですよ先生。

(引用開始)
問12.あなたご自身の感じでは、「物価」は1年前と比べてどう変わりましたか。

1 かなり上がった7.5 ( 11.2 )
2 少し上がった39.0 ( 48.0 )
3 ほとんど変わらない45.5 ( 36.1 )
4 少し下がった7.0 ( 3.5 )
5 かなり下がった0.3 ( 0.2 )

問13. それでは、1年前に比べ現在の「物価」は何%程度変わったと思いますか。

平均値: +2.9 ( +4.2 )
中央値: +0.5 ( +2.0 )

問14. 1年後の「物価」は、現在と比べるとどうなると思いますか。

1 かなり上がる6.7 ( 14.4 )
2 少し上がる60.9 ( 65.0 )
3 ほとんど変わらない28.2 ( 18.9 )
4 少し下がる3.5 ( 1.4 )
5 かなり下がる0.2 ( - )

問15. それでは、1年後の「物価」は現在と比べ何%程度変わると思いますか。

平均値: +3.5 ( +5.1 )
中央値: +2.0 ( +3.0 )
(ここまで引用)

ちなみに、質問文の一部と、回答部分の注記を割愛して引用しておりますので、原資料に当たってご確認いただきたいのですが、足元の意識として「物価が最近上昇したなあ」というイメージが涌かず、先行きの物価上昇への意識もやや低下しているという結果になっているようです。とは言えまあ物価が下がると思ってる人はあまりいないのはまあ良かったですねという感じですが。


まあこのあたりの数字を見てると、消費者マインドは夏ごろから比較して悪化してますねえという所で、まあそうでしょうなという感じですが、個人消費の先行き見通しもどうなのよという結果でございました。

#引用多くてスイマセンスイマセン
 


お題「思惑がぶれますな」   2007/01/11(木)08:46:20  
  ○海外レポートでオペ金利など低下

昨日は夜中のうちに毎度お馴染みのメドレーレポートで「日銀は1月利上げを見送る見込み」というのが出たらしく(現物は見てませんが、まあ世の中でそういう話になってました)金先、債券とも反発してスタート。債先に関しては入札だの早川調査統計局長の講演などで結局前日比安となってましたが、短い所は確りのまま推移と相成りました。

昨日実施されたオペですが、国債買現先が1月12日〜2月15日の期間で平均0.429%の最低0.41%となってまして、一昨日の1月31日エンドが平均0.430%最低0.40%でして、足が15日伸びて平均レート低下。オペの時間は早川局長の講演要因が無かったというのもありますが、それにしても織り込み度がまた低下の巻です。

1月18日までを0.35%で(GCで0.35%とするとちと高いのですが面倒なのでキリの良い所にしました)計算すると、一昨日の国債買現先オペだと1月18日以降の金利が0.473%になるのですが、昨日の結果だと18日以降の金利が0.446%ということで、このあたりからも織り込み度低下という感じかと存じます。

昨日は共通担保オペも行われましたが、同じようなエンドで行われた2月8日エンド(前日実施分は2月5日エンド)の本店オペが平均0.423%と前日の0.436%から低下しとりまして、こちらでも1月織り込みに逝ったものがまた剥落しましたという所ですわな。



○この調子で盛り上がったり盛り下がったりするんでしょうな

長いところの金利に関しては正直言って利上げが1か月ずれてそれが何なのよという所だとも思うのですが、短期のゾーンに関してはさすがにそんな事も言ってられません(当たり前ですが)ので、来週の会合までこんな感じでやらかすのかと思うと参加者の皆様に同情の念を禁じ得ません。

でね、実物レポート見ないで言うのも何ですが、1月利上げが行われないという見通しがど〜ゆ〜流れで出てきたのかとあたくし勝手に想像してみたのですが、中原伸之元審議委員が昨日都内の大手証券会社のセミナー(というか講演会)で話していた中で「1月利上げは政府が反対していて議決延期請求が出るかもしれません」みたいなお話をしておりまして、そのあたりの政府スタンスが伝わってそういう報道になったのかなあと勝手な憶測をしてみます。ただ政府が反対の意思を明確にしているのに利上げ強行するのが正当化できるような物価動向でもないのに、日銀が利上げに意欲満々になるというのも有り得ない話だと思いますので、もし政府のスタンスが利上げケシカランで一致してるなら今までの報道の流れが逆に理解致しかねますという所でもあります。

まあそんなあたくしのしょうもない憶測は兎も角として、フォワードルッキングで金融政策を変更しようと言ってるのに、変更前に市場にそれを全部織り込ませようという(いやまあそうじゃないというのが日銀の公式スタンスだと思いますが、どう見ても地均し絶賛の話が政策委員の皆様から出てる訳ですから・・・)のはやはりちと変な話だと思います。市場の全員が「いやもうこれは政策変更でしょう」というのを「地均し無しで」認識するという状態というのはフォワードルッキングじゃなくてビハインド・ザ・カーブの政策変更なのではないかと存じます。

つーことで、何か毎月この調子かよ!という感じですが、また新聞や通信社の報道に注目しないといけないのでしょうな。


○早川調査統計局長は景気の先行きに強気ですが

ブルームバーグニュース10日17時05分配信記事からで、発言引用するとこれが結構長いので、割愛(後日追記予定)しますが、まあ報道された局長の発言を勝手に端折るとこんな感じかと。

・個人消費について

グローバル化に伴う先進国の労働分配率の低下は必至であり賃金が伸びにくいのはベースラインとしてある。ただ、昨年のGDP統計で個人消費が大きなマイナスをつけた点はベースラインとは別問題で、一時的な要因と統計のかく乱によるもの。10-12月のGDPベースの個人消費は結構大きな増加になる可能性が高い。

・海外経済について

米国の住宅市場の調整はまだ終わった訳ではなく、ソフトランディングしたというにはまだ早いが、個人消費が伸び、サービス産業が拡大していることもあり、ソフトランディングの方向にあると思われる。

・景気展望

世界経済は米国の減速にもかかわらず極めて安定しており、米国の住宅過熱の反動が最大のリスク要因だったことを勘案すると、住宅市場の調整が進みながらも世界経済の安定が続いていることは世界経済全体のリスクが少し低下しているということ。その中で日本経済の経済拡大のメカニズムは基本的に変化していないので、今後もある程度の成長が続くと考える。日本経済は今後も潜在成長率を若干上回る成長が続くという見方は変化ない。

といったところで、入札があるのにメドレーレポートを買いのネタにして(別に100%信用してるわけじゃないでしょ^^)ちょっと余計に上昇しちゃって前日比上昇で10年国債の入札をやっちまった分を剥がすネタにはなりましたという事かと存じます。

#てかね、金利低下局面だったら別ですけど、前日比高い所で入札すると碌なことにならんのよね
 


お題「新年本格始動で益々1月利上げ織り込みモード」   2007/01/10(水)07:52:59  
  株式市場への利上げの影響って話で、「利上げをしたら利鞘改善するので」銀行株が最初に買われましたという講釈が相変わらず罷り通っているようで、今朝もモーサテに(というかそういう講釈をする某証券の某氏にですが)脱力なのでした。正しくは「利鞘改善すると誤解している人が多かったので」最初に買われたけど、良く見たら貸出利鞘が改善どころか悪化してるからその後伸びませんでしたって講釈すべきなんじゃネーノ?

#この人番組最後でも「銀行株注目」とか言ってるよorz


○2月償還あたりのFBが弱くなったようですが

昨日は2月後半償還のFBに売りが出た(のか別の要因か知らんですけど)ようで、2月後半償還のFB(FB418〜421あたり)の日本相互証券引値が軒並み0.48%に上昇しました。前日はこの辺0.42%〜0.45%ということになっていましたがこれはまた豪快なレート上昇(0.50%まで一時売られてたという話もござんしたが)。

と申しましても、そもそも1月12日(昨日のレギュラー受渡日)スタートの2月後半エンドのFBで1月利上げを想定したら0.4%台はねえだろう(16日からコールが上昇して、18日から誘導目標が上昇する訳ですから)と思う訳でして、ようやっとこのゾーンが織り込んで来ましたなあという感じです。

1月利上げが有りや無しやで一番極端に違ってくるゾーンの2月償還ものFBレートが修正された訳ですが、そもそも持ち切り前提の参加者シェアの高いCP市場ではとっくにレートが上昇しておりまして、まあやっと追いつきましたねという感じではないかと存じますが。

ちなみに、昨日は既に利上げをだいぶ織り込んでいた3月償還あたりよりも、2月償還辺りの方がレート上昇が目立ったのはCP新発レートでも同じような感じだったようでして、いよいよ利上げ絶賛織り込み体制になってきたという感じでしょう。


○という訳でオペ金利も上昇

国債買現先1月11日〜31日が平均0.430%(足切り0.40%)だったり、短国買入が平均5毛甘(足切り4毛3糸甘)だったりとこれはまた結構なレート上昇ですねという所ですが、国債買現先のレートも同期間のa-1+格CPの発行レートから見るとまだまだ低いような気もしますにゃ(というか持ち切り前提で来週木曜に利上げだと思うと絶対水準で0.5%が1つのメドになると思う)。

実際に利上げになった後はコールが0.5%でロンバートが0.75%(さすがに今回は幅が広くなるでしょうと皆さん思っているので、ロンバートが上昇しても無問題かと)となって、GCや現先は幾らなんでしょうかと言うと、まあ通常は0.55%〜0.60%あたりでやるんじゃないですかねえと思う次第でして、オペ金利で言えば0.50%〜0.55%あたりになるのかと(あくまでもあたくしの勝手な勘であって、市場のコンセンサスは知らん)想像してますので、そこから考えるとオペ金利の方はようやく織り込み度合いが高まって来たものの、まだ織り込み足りないかなっていう気もするのでありました。

そういえばユーロ円金先の3月限って99.30近辺になってるのですけれども、「利上げ後の次」はど〜せ半年は先でしょうという世の中のコンセンサスから考えるとその水準は絶対値としておかしくねえかと思うのだが。とりあえず利上げしたら目先の3か月金利あたりは(その次の利上げが意識されないのだから)GCに毛が生えた(下手したら禿)程度の金利にしかならんと思うんですけど常識的に考えて・・・・(よって0.7%水準はちと高杉では?)


○OISにメガバンク参入ですかそうですか

昨日18時10分配信のブルームバーグニュースによりますと、OIS取引に三菱東京UFJ銀行様がメガバンクとして初参入だそうで誠に結構なお話でございます。

と思ってニュース読んでたのですが、記事によりますと「ALM上のヘッジが目的」という所から入っておられるようで、何と申しますかあのALMヘッジがまともに入ってくると砂場にブルトーザー持ち込まれるような市場になっちゃうんで、どっちかというとスペキュレーションのトレーディング玉が入ってくれた方が市場としては面白くなるんじゃねえのかと。まあそのうち入ってくるのを期待したいところです。

あたくし不勉強でアレなのですが、OIS取引ではBOJターム(MPMの間の1か月)が人気と記事にあるのですが、それって要するに丁半博打とあまり変らんような気がする次第でして、普通にスポット1か月とかスポット2週間とかいうような資金取引に近いようなものって活発化してくれないのかなあとも思いますけれども。スワップだと元本キャッシュが要らないので資金ディーリングの代替に使えないですかねえ(途中で反対売買できないから無理なのかなあ)。


○ニュース雑感

・衛藤議員秘書に不透明な給与…形を変えた迂回献金か
[外部リンク]
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2017年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
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