FPeye エフピーアイ
ホーム プライバシー・ポリシー サイトマップ お問い合わせ ブックマーク
サービスのご案内 コンテンツのご案内 会社のご案内 入会のご案内 入会のお申込み



 
コード・銘柄名・証券会社・キーワードなどから関連記事が検索できます。
 
個別株シストレ〜トランプ式投資術
今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)
日経225先物マーケットプロファイル
データベース
レーティング一覧
過去のSQ値一覧


やぶのマーケットコメント
ディーリングコンパス
レーティング  [ レーティング基準 ]
ロングターム
裏街エレジー(割り切り系の銘柄や裏事情など)
ウィークリーレポート


エディターズROOM
レッスンページ
リンク集
FPeyeの歩き方
解約申請フォーム


 (無料会員様専用)
無料メルマガの設定が出来ます。

無料IDの取得はコチラから
※無料メルマガ配信開始!!
 
 (有料会員様専用)
株価の閲覧や有料会員様専用メルマガの設定が出来ます。
 
株式用語・経済用語検索 new
 
株用語のが検索できます。
 
上場企業一覧集

更新
自動更新 あり なし
お知らせ音 あり なし
※ COOKIEを有効にして下さい。



北浜の本社ビル1Fに証券カフェバー
Cafe FPeye がOPENしました。

北浜の証券カフェバー「Cafe FPeye(カフェ エフピーアイ)」
弊社代表取締役   藤ノ井俊樹 著
"実践的"投資研究家 盛岩外四 著
FXチャート自由自在
好評発売中!
ビンボー万歳!
むらやん(村上直樹):著
サガー・ジロー:イラスト

好評発売中!
弊社投資アドバイザー 泉 雅浩
コードワン投資研究所 緒方史法 著

でっかく儲かる! 資源株のすべて
好評発売中!
  弊社代表取締役 藤ノ井俊樹 著
個人投資家のための信用取引自由自在藤ノ井俊樹 著「個人投資家のための信用取引自由自在」
好評発売中!
無料銘柄相談 受付中!   無料銘柄相談
受付中!
  弊社代表 藤ノ井俊樹の「ロング・ショート戦略で自由自在 株式トレード必勝セミナー」
DVDがパンローリング社から発売になりました。
FPeye エフピーアイ 株情報のモバイルサイト モバイルサイト
金融商品仲介業のフォーキャストパートナーズ
金融商品仲介業のフォーキャストパートナーズ
 
「ストップ高」直撃ブログ
専業デイトレーダーむらやんのトレード日記。日々の取引履歴と資産残高を毎日公開している注目ブログです。
カブ知恵
雑誌等でおなじみの藤井英敏が、豊富な人脈を生かして「カブ知恵」だからこその新鮮な株式情報をお送りしています。まずは、カブ知恵HPへアクセス!!

今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)

表示件数
日付範囲 日 〜
タイトル   AND  OR 
本  文   AND  OR 
  

全部で 16件 の記事があります。(表示:1−16)


お題「水野審議委員講演ですが」   2007/08/31(金)07:58:58  
 
タカ派の立ち位置を確立したと思ったら発言がまたやんちゃになっているとは困ったもんです。もうちょっと立場を考えた発言をしていただきませんでしょうかねえ。

http;//www.boj.or.jp/type/press/koen07/ko0708b.htm

○またヘッドラインに釣られているのですが・・・・

昨日の水野審議委員の講演、前場の引け近くに内容が公表されたのですけれども、そこまで前日比マイナスで推移していたユーロ円金利先物がいきなり前日比プラスになってみたり、債券先物も戻してみたりと「買い」で反応となりましたのはご案内の通り。で、この原因はと言いますと、ロイターの一発目のヘッドラインであることはほぼ間違いないかと思います。10時48分の日本語版ロイターのヘッドラインはこのようになっています。

『FRBが景気悪化を理由に利下げに踏み切った場合、議論の前提変ってくる=水野審議委員』

英語版ロイターでも同じようなヘッドラインを一発目に打っている訳ですが、このヘッドラインから「水野さんが利上げに消極的」という連想ということになったという訳ですが、講演(というか正確には挨拶ね)要旨を読んで見ますと、どう読みましても水野さんは利上げ正当化の理屈を繰り出しているようにしか見えませんですわな。そりゃまあこの前利上げ提案してるんだからそういう話になるのは当たり前なのでございますけどね。

そして、時事メイン、ブルームバーグは後で申しあげますが、利上げ正当化ロジックをヘッドラインに持ってきておりまして、どう見てもロイターの飛ばしヘッドラインです。本当にありがとうございました(ちなみに、時事メインのヘッドライン一発目は10時49分の『サブプライム問題、我が国の低金利政策が無縁ではない』であります)。

ちなみに、日本語版ロイターを見てたらどこぞのストラテジスト氏のコメントとして『利上げを提案している水野委員の発言なだけに、やや矛盾を感じる』ってのがありましたが、見事にヘッドラインに釣られたコメントに落涙を禁じ得ませんですた。ナムナム。

・・・・んでまあ昼休みとかに皆さん講演要旨なり他のベンダーの記事なりを見てる筈なのですが、それでも相場が下がらなかったというのは如何なることかと申しますと、本当のことはよー知らんですけど、あたくし勝手に思いまするに要は「相場が上に逝きたがっていた」ということなのではないかと思うのでありました(^^)。


○という訳でFRB利下げ云々発言の前後

ではFRB利下げ云々の部分はどういう発言になっているのかと申しますと、上で引用したヘッドラインと同じ表現はは確かに講演要旨の中にありますけど、そこだけ切り取るのはどう見てもフェアじゃありませんわなという感じです。

『次に、既に行っているサブプライム住宅ローンの劣化に伴う影響について考えてみると、より本質的なことは(1)システミックリスクに発展することはないか、(2)実体経済に深刻な影響を及ぼすことはないか、ということに行き着くと思います。』

『この点については、(1)世界経済が極めて好調であること、(2)日米欧ともに企業部門の財務体質が極めて健全であること、(3)欧米の主要金融機関等の収益力が高く、自己資本の基盤もかつてないほど充実していること、を踏まえると、今起こっている流動性の問題さえ解決すれば、時間の経過とともに大手金融機関等が吸収するかたちで金融市場におけるリプライシングのプロセスは進んでいくと思います。すなわち、システミックリスクの顕在化に発展する可能性や、実体経済に深刻な影響を及ぼす可能性は小さいと判断されます。』

『サブプライム問題に関する私個人の評価は、現時点でのFRBの適切な政策対応を前提に考えています。つまり、FRBが流動性リスク、信用収縮のリスクを回避するための「保険的な利下げ」までの政策対応で十分な金融環境であるならば、時間の経過とともに世界的に金融市場は安定化に向かうと見込まれます。』

『一方、想定外の景気悪化を理由にFRBが利下げに踏み切った場合、議論の前提が変わってきます。今後のFRBの動きを占ううえで、私が重要と考えるのは、米国の雇用情勢です。想定外の景気悪化が見込まれるとすれば、米国の個人消費の下振れと思いますが、それは雇用情勢を起点に影響してくる可能性が高いとみているからです。』

この流れから「議論の前提が変ってくる」の所だけ切り取るのは扱いとしてはどう見てもミスリードでしょというのはご同意いただけるのではないかと存じます。ちなみに、日本の影響に関する部分で水野さんはこのようにまとめています。

『もう一つは実体経済への影響が考えられます。確かに米国経済が想定よりも幾分減速することはありえるものの、先ほど指摘したとおり好調な世界経済全体で吸収することは可能であると考えられます。私個人の見解としては、現時点で把握できる情報による限り、サブプライム問題はリスク要因ではあるものの、わが国のGDP成長率やコアCPIインフレ率の見通しの中央値を下方修正する必要があるとは考えていません。』

どう見ても強気ですわな。ということでロイターのヘッドラインはミスリードにも程があるということでありました。


○あちこちで話題になってますがこれは如何なものか

先ほど時事メインのヘッドラインとしてご紹介した部分ですが、この講演要旨を見たあたくし「そりゃねえだろ」と思いつつ市場参加者の知人と議論したら(あたくしの知人ですので、基本発想が似ているという点は割り引いてちょ^^)やはり「この部分は日銀審議委員として如何なものか」という話になったのです。

さっき引用した部分のちょっと前にこんな話が。

『さて、サブプライム問題が発生した背景を私なりに考えてみると、「世界的な過剰流動性」が存在する下で、行き過ぎた投資が行われていたことが大きいと思います。世界的な過剰流動性がもたらされた理由としては、(1)「経済のグローバル化」が進む下で世界的にインフレ率が安定していたこと、(2)主要国の年金マネーや、アジア諸国や産油国の膨張する外貨準備高などが国際分散投資を拡大していたこと、(3)世界的に緩和的な金融環境が続いたこともあって、クレジット投資に対する過度な楽観論が生じていたこと、(4)日本銀行が低金利政策を続けていたこと、などが複雑に絡み合っていたと思います。サブプライム問題やそれに端を発した円相場の乱高下の原因として、わが国の低金利政策が無縁であるとは言えません。』

日本の低金利が原因の一つってのはそりゃ随分自虐的なお話ですけれども、そういう事を仰るのであれば、「それでは日銀は事態の収拾に責任を取るべきである」というツッコミを受けた時にどういうことになるのでしょうかと小一時間問い詰めたいところであります。

しかもですな、記者会見では(詳しくは本日アップされる会見要旨を見たいですが)水野さん『FRBが利下げをしたから日銀は利上げはできないという単純なものではない』というような発言をしているのですけれども、海の向こうでのクレジットバブルまで日銀の原因だというのに海外の金融政策と日本の金融政策がバラバラでも良しとなるのはど〜ゆ〜理屈なんでしょうか。単に利上げを正当化したいだけなんちゃうのかと。

大体からして、検証されているわけでもないのにわざわざ日本が災厄の原因の一つとか喋るのは、責任ある立場の人として如何なものかと思いますけどねえ。

ちなみに、この続きでこう言ってますので、このサブプライム原因説、要は利上げ正当化の一環として使われているのですけれども、政策ロジックとしてなんかその場限りのものを繰り出すのは変でしょと思うのであります。水野さんのロジックは「経済物価情勢が良好だから利上げする」じゃなかったのかよという感じです。


『すなわち、足もとの「金融市場の混乱」は、「ファンダメンタルズから離れた金利水準を維持し続けることは金融市場をむしろ不安定化させるリスクがあること」ということをはからずも証明したとも言えます。』

『したがって、長い目でみて、金融市場を再び安定させるのは、(1)世界的な過剰流動性を徐々に小さくしていくことと、(2)クレジット商品の適正なリプライシングが行われることと思っています。前者については、世界の中央銀行がそれぞれの国の経済金融のファンダメンタルズをみながら一歩一歩進めているとみています。また、後者については、今回の一件を通じ、投資家がフェアバリューを探る動きを続けていることから、ある程度の時間を要すれば実現していくのではないかと期待しています。』

ということになっていますので、先ほど申しあげた「日本が原因だからケシカラン」と言われた場合には「だから利上げする」という切り返しが待っていると言う事になるのでしょうが、何だかな〜って感じです。


○記者会見も読みたいです

ヘッドラインと情報ベンダーの記事を読んだ限りにおきましては、水野さんの会見が中々威勢が良かったようで、先ほどの「アメリカ利下げするから日本が利上げできないというのはおかしい」くらいの騒ぎではなく、中立金利という話やら国債バブルという話やらがあったやに見受けられますので、ワクワクテカテカしながら会見要旨のアップを待ちたいと存じます。

ではでは。
 


お題「武藤副総裁講演/釣られますた/その他」   2007/08/30(木)08:02:21  
 
毎日上ったり下がったりでご苦労な事です>米株と為替

で、3か月T-Billが19毛強で2年T-Note10毛甘ってナンジャソリャな相場ですのう>米国債券


○ヘッドラインはちょっとだけ刺激的でしたが

一昨日の話を今更で恐縮でありますが、武藤副総裁が北京で行われた「第3回北京-東京フォーラム」で講演を行っていまして、この講演要旨が一昨日アップされていたのですが、当日は超長期の入札とか金融政策決定会合議事要旨とか、他のネタもありますし、そもそも論として金融政策に関しては海外の信用収縮モードが収まらないと話が進まないでしょというのもありますので、あまり相場への影響は無かったかと。

[外部リンク] data on core inflation received during the intermeeting period were favorable, but meeting participants believed that the readings for the past few months likely had been damped by transitory factors and did not provide reliable evidence that the recent level would be sustained.』

から始まるインフレ関連のパラグラフの締めの文はこうなっていまして。

『On balance, participants continued to agree that risks to the outlook for sustained moderation in inflation pressures remained tilted to the upside.』

ということで、これはインフレ警戒スタンスが継続しているという話になりますわけでして、某テレビ番組以外の後講釈が「FOMC議事要旨で期待されているほど利下げの話が出てなかった事に失望して株が下げた」というのがまあ後講釈としては筋が良さそうな感じですわな。あくまでも「後講釈としては」でして実際のところは知らんですが(^^)。

ただまあそもそもですな、8月7日のFOMCって公定歩合下げる前の時の話でして、まだこの時点ではサブプライムのクレジット市場への影響に言及しながらもインフレ警戒スタンス変えずで米債が売られてたりしてたので、その時の議事要旨がややインフレ警戒スタンスになっているのは当然と言えば当然のような気もするんですけどね。

まあいずれにしましても、あたくし恥ずかしながら某テレビ番組に豪快に釣られてしまいますたということで、ちゃんと1次資料に当たらないといかんちゅうことでございますわな。

ただまあ人間全部一次資料を見てられるほどヒマではありませんので、要は「情報は複数のコースから取りましょう」ということになるのかなと思うのでありますが、まあ本当は「発言の一部を切り取って針小棒大にヘッドライン打つ」とか「相場を単に傍観してる人のテキトーな後講釈」(何かオマエモナーって言われそうですが、アセアセアセ)とかいうようなのを報道関連の皆様が極力排除していただけると尚結構ということなのでしょうけれども、何せあたくしが駄文で時々悪態ついておりますように、本職のお方の中からも「いや、そのりくつはおかしい」という講釈が飛び出すのが市場クオリティでありますので、中々大変な事ではありますわな。

とかエラソーに言ってますけど、これかなり自戒が入っておりますので一応申し添えます(^^)。


○GCレポだけ高い面妖な動き(メモ)

正直良く判らんのですが現象面としては実に不可思議なのれす。

昨日実施された3か月FBの入札ですが、平均落札は0.666%ということでその後も確りで日本相互証券の引け値ベースでは0.655%でございました。既発のFBも非常に確りで、償還日の関係で期末越えの担保に使えない(純粋な余資運用の人には関係ないが)10月1日、10月3日償還のFB以外は軒並み0.65%あたりと、利上げ観測どこへやらの勢いでありますわな。CPレートもまちまちながら低下気味ですし。

という中で何故かGCレポだけ妙にレートが高止まり気味なのが謎なのでありまして、0.6%半ば近くで張り付いているのはナンノコッチャという感じです。コールもオペも金利低いんですけどねえ・・・・・

そんな状況ですので、現先レートとかもまあ高めだったりして、実に不可解な動きなんですが・・・・・
 


お題「先行きの不透明要因がこの会合後に顕在化ということで」   2007/08/29(水)08:01:28  
 
東京では皆既月食の代わりに雷雨でしたな。月食見ながら「天狗じゃ!天狗の仕業じゃ!」ってやりたかったんですが(あほ)。

安倍内閣支持率上昇で何となくホッとしたのですけど、重要閣僚 の面々を見ると今の布陣の方が「安倍内閣」らしいと思う(政治 思想的に)のは気のせいかしらん?

しかし中古住宅販売悪かったのに翌日の住宅価格指数公表に なって壊れた蛍光灯のように反応するとは、米国市場(特に株) の中の人たちファンタジーモードになってきたのでしょうか。それ に「利下げクレクレ相場」だった筈なのにFOMC議事要旨が先行 き景気懸念で嫌気とは。メリケン連中は景気に関係なくプルー デンスで利下げするとか思ってたのでせうか?????

余談が長くなりましたが決定会合議事要旨。

[外部リンク] ですが、前回分の公表から8時50分公表になりやがりまして、 迅速な公表をしたいという一環なのは良く判るのですが、やはり この議事要旨は朝の慌しい時に斜め読みするのではなく、後場の 何もないマターリとした時間帯(1時半とか2時とか)にマターリと しながら読むところに味があると思うのですけど(^^)。朝は業者も 投資家も、ポジション(ファンド)持っている人は忙しいのよね。

などと申しましても、この時間になったのは仕方ないですので(^^)、 まあ読むわけですが、今回の決定会合議事要旨では「この時点で 先行きの不透明要因としていたもの」がその後顕在化してきました というお話になりますので、これはこれで政策ロジックという面を 考えると「信用収縮問題が一定のカタをつけないと正常化路線は 難しいですなあ」というお話になると思います。

その割には相場の方は「短い所が強いけど長いところは弱め」と いう状況になっております次第でして、カーブが何となく立ってきて いるのは漠然とした財政拡大懸念とか、正常化路線の遅れによる 先行きの引締め強化懸念とか、何となくそんなキーワードが浮かん できますけど。

#そういうとBEIはどうなのと突っ込む人がいるので一応申しますと、 アレは現在は参加者が非常に限定された市場でして、とてもとても 国内の市場参加者の総意を示しているものではありませんのよね。

という訳で、その米国経済の見立てですが、議事要旨本文5ペー ジ目(上記PDFファイルだと7ページ目、以下同様です)にあります 『.金融経済情勢に関する委員会の検討の概要』という部分に ございます。

『米国経済について、委員は、景気拡大が続いているが、住宅 市場の調整が続く中で、そのテンポは緩やかに減速しているとの 見方を共有した。複数の委員は、設備投資については、減速過程 にあるが、均してみれば先行指標が緩やかに増加していること などからみて、4 月の展望レポート時点に比べて下振れリスクは 小さくなっていると指摘した。』

という基本的認識でありましたが、この先が延々とサブプライムの話になるのでありましたよ。

『多くの委員は、サブプライム住宅ローンを巡る問題を含め、住宅 市場の調整の帰趨には引き続き不確実性があるとの認識を示した。 ある委員は、住宅価格の伸びが鈍化していることによって、消費者 信用の借入れがこれまでに比べて容易でなくなってきており、その ことの影響が消費行動に出ている、と述べた。』

『サブプライム住宅ローンについて、何人かの委員は、現時点で 蓋然性が高い訳ではないが、仮にクレジット市場が深刻な影響を 受けることになれば、わが国を含む世界の金融経済情勢に悪影響 を及ぼす可能性は否定できないので、そうした観点からも引き続き 注意深く事態の推移を見守る必要があると述べた。』

ということで、残念な事に蓋然性が高い訳ではないことが徐々に 顕在化しつつありますなあ。まあ一般企業金融まで「深刻な」影響 を受けてるわけでもない(影響が無いわけでも無いので念の為) とは思いますけど、7月12日時点よりも益々留意が必要とな。

『これに対し、一人の委員は、住宅市場の調整は実体経済の基礎的 条件に関する問題から、金融セクターの一部に限られた問題へと性格 が変化しており、わが国の金融政策を考えるうえでは大きなウェイトを 占めないと述べた。』

まあそういう考えもありますが、結果的には米国や欧州でうんこの 投げ合いというか地雷(トリガー)の踏み合いになりましたので残念 でございました。今がキモなんでしょうけどね。この先は米国の物価 の話になりますが一応引用します。

『物価面について、何人かの委員は、コアの消費者物価の伸び率は 低下してきているものの、労働需給など資源の稼働状況は高いうえ、 原油価格も上昇していることなどから、インフレ圧力が沈静化したとみる ことは時期尚早であると述べた。以上の議論を経て、委員は、米国 経済の先行きに関し、年末にかけて、ソフトランディングが実現す る蓋然性が高いが、引き続き上下双方向のリスクに対し注意を払っ ていく必要があるとの見解を共有した。』

どう見ても上方向のリスク(インフレ昂進)の扱いが僅少です。本当にありがとうございました(^^)。


○円高も警戒してましたね

この続きで本文8ページになります。『金融面の動向』ってところです。

『複数の委員は、実質実効為替レートがプラザ合意以来の円安水準 となっているなど、為替相場が円安方向で推移していると指摘した うえで、企業は安定的な為替相場を望んでおり、円高方向に急激に 変動するリスクを警戒する声が出ていると述べた。』

残念ながらその後、円高に急激に変動しました。本当にカムサハムニダ。


○先行きの金融政策運営は「丹念に点検」なのは当然ですけど

まあ利上げ提案に対して反対する理由はそれしかないのですけど、 本文9ページの『.当面の金融政策運営に関する委員会の検討 の概要』のところであります。

『これらの委員(引用者注:現状維持賛成の委員)は、4 月の展望 レポートで示した見通しに概ね沿って経済・物価情勢は推移してい るが、見通しの蓋然性とそれに対するリスクをさらに見極めるため、 引き続きあらゆる指標や情報を丹念に点検することが適切であると 述べた。』

『何人かの委員は、現時点で考えられるチェックポイントとして、例え ば、米国経済の状況、I T関連財など国内生産の動向、賃金の動向、 物価を巡る環境などが考えられるが、金融経済情勢は、絶えず新し い事象が生じるものであるので、何か特定の指標なり、特定の分野を 念頭に置いて考えることは適当でないと述べた。大方の委員は、引き 続き幅広い視野で見通しの蓋然性を確認し、リスク要因を点検して いくということが重要であるとの意見で一致した。』

という話をしておりまして、かつ8月には7月会合で示していたリスクが 顕在化した格好になるわけですから、利上げするとなりますとこれらの 問題(信用収縮とか急速に円高に振れた為替とか)が大したことござい ませんという説明をきちんとできるエビデンスがないと、政策ロジック的 に難しいのではないかと思われます(水野審議委員は別のロジックな のでこの件はあまり関係ない)ので、現状維持派がひっくり返るのは ちょっとハードル高いですねという感じです。


○「中間評価のウェイトを上げるのは如何なものか」という話が

その続きの部分からですが。

『複数の委員は、経済・物価情勢の見通しの吟味は、毎回の金融政策 決定会合で行っているのであり、中間評価を行う会合に特別の重みを 持たせて考えるのは不適切である、と述べた。』

まあそれは正論なのですが、月曜日にご紹介した先日の総裁定例記者 会見における総裁のコメント(月報の基本的見解の中でサブプライム問題 への言及が限定的だった点に対する質問に対しての答えで)にありました、

『また、金融経済月報については、詳しくは展望レポートの時に十分分析をし、 詳しいアウトルックを出す。中間レビューにおいてはそれとの乖離を述べる。 マンスリーな変化については、基本的な変化について不確実性が多い時に、 あえて不確実性を乗り越えて楽観シナリオ、あるいは悲観シナリオを作り 上げるということはしないというやり方になっています。』(8月23日福井総裁 定例記者会見より。月曜の駄文で引用しました)

とはちとズレがあるような無いような。うーむこの辺よくワカランチ会長・・・・

#本日も引用で嵩を稼いでしまいましたスイマセンスイマセン
 


お題「内閣改造雑感/福井総裁記者会見(続き)」   2007/08/28(火)07:58:07  
 
自民党三役に対する感想を聞かれた鳩ポッポが「新鮮味が無い」と発言してたのにはワロタですよ。まさにオマエモナー。

#新鮮味がなくってもいいじゃないかと思うのですけど

しかし退任に際して「女子の本懐」「アイシャルリターン」って何か勘違いしている変な人がいるらしいのですが、変なもんでも食ったのでしょうかこのお方は????


○内閣改造雑感(素人の戯言です)

・麻生幹事長に与謝野官房長官

とりあえず言えそうなのは竹中氏的ないわゆる新自由主義(って便利な言葉だから使ってますけどイマイチ何のこっちゃいという気もするんですが・・・)な政策は出てきませんなあと逝った所なんでしょうか。まあそういう点では安心っぽいのですけど、金融大臣とかどうも空論で突っ走りそうな人も(後述)いるので、全体としての内閣の政策が分裂気味になりそうな悪寒も。ちなみに暫く前にネタにしましたので再掲になりますけれども、ローゼン閣下が竹中時代の金融行政に関して手厳しい批判をしてるのをご紹介したのがこのあたりに。[外部リンク]
 


お題「総裁記者会見」   2007/08/27(月)08:03:02  
 
ローゼン閣下が幹事長のようですな。最初から閣下が幹事長だったらどうだったんでしょうかね。あたしゃどうもシンキロー先生ねじこみの幹事長さんって何かというと「誰々が悪い」というネガティブな方向性が表に出てきてどうにもこうにも。この選挙演説(?)なんて選挙中だから相手批判が多くなるとは言え、野党が与党批判してるみたいなネガティブなオーラを感じるんですが。。。。
[外部リンク] to quality)の動きから、金利が低下しています。』

『こうした中、実体経済指標をみている限り、米国経済において住宅市場の調整が続いているわけですが、設備投資や個人消費を中心に、減速しつつも緩やかな拡大を維持しているというのが実態です。先行き、米国経済は、家計支出を中心とした調整過程が一巡するにつれて、次第に潜在成長率近傍の成長パスに戻っていくと考えられており、私どももそう思います。』

と、ここまでは一応「今のところ大丈夫だと思うが」ですが・・・・

『ただ、今回の金融市場の実体経済、とくに米国経済への影響については、いくつかのルートでどのように影響が出てくるかを注視していかなければならないと思っています。』

『それは、住宅金融を通じて住宅投資に与える影響、これが一番中心的な影響でありますが、クレジット市場の機能低下が企業金融に与える影響はどうか、今のところサブプライム問題、あるいはクレジット市場の機能の停滞が、企業金融全般に強い影響を与え始めているという兆候はありませんが、市場はどこかでつながっているわけですので、クレジット市場の機能低下が企業金融に与える影響が全くないのかどうか、注目していく必要があります。』

『それから市場の動揺がもし長引くという場合には、株価の下落等を通じた家計のマインド、あるいは企業のマインド、といったマインド面への影響などが考えられるわけです。株価に反応しやすいミシガンの消費者コンフィデンス指数が既に少し下がっているということはご承知だと思います。そうしたマインド面の影響が考えられますので、注視していかなくてはならないと思っています。』

なるほど。こりゃまた随分と詳しく見てます罠。なお続く。

『つい先日の米国のFOMCの声明でも、今後の米国経済の成長を抑制する可能性があるとしておりますが、今申し上げた点を私どもは注視していくべきであろうと思っています。』

以下は欧州圏の話ですが割愛。

ということで、FOMCでのトーンダウンが結構影響してるのねというわけでして、国際的な協調に関しては気にしてるんですなあという印象を(後の質問で「協調とは何ですかいな」という答弁はしてますけどね)。

では今回の動きに関してどういう評価をしているのかという点について次の質問に対する答えとしてこれまた読みようによっては結構慎重な見方に見えるのですが。

『今回は、金融市場の新しい調整プロセス、リスクの再評価のプロセスと言えるわけです。今年の春頃起こった株価の調整や、昨年の5月、6月頃に起こった株価の調整と比較しますと、市場がもとの姿に戻るというのではなくて、リスクの再評価の過程ですので、クレジット市場を中心にこれまでのリスク評価が甘すぎた部分が、市場の中で納得できる新しい価格発見を行っていくプロセスというところが違うと思います。』

ということで、今回の調整に関しては単純に元に戻る訳ではないという見立てをしているのが「ほほー」という感じです。

○金融イノベーションと今回騒動の本質

今回の証券化云々に関しては、イノベーションはイノベーションかも知らんですけど、まーあたくし思いまするところは害債さんのこのエントリー([外部リンク] tomarket)できちんと新しいプライスを発見したいというのが今の調整過程の
本質です。』

『よくリスク分散が行き過ぎて、今リスクがどこにあるかわからないという言葉を聞きますが、リスク分散そのものは、資源の再配分機能、あるいは市場の安定のために好ましい現象であり、価格評価(pricing)がきちんと行われていれば、あまり問題にならないわけです。価格評価に疑問が生じた場合には、いったいリスクはどこにあるのかが問題になってくるわけです。』

これは正論は正論なのですが、特に短期物になっているCDO絡みのアセットバックもの何てえのは「短期だし償還まで持ちきるからその間時価評価しない」というのがオトナの態度であったと聞いておりましてですな、プライシングの適正さというレベルの問題であったのかという点については少々疑問がございますですわな。

『本質的には、時価評価によってリスクを再評価するということ、これが市場の中で極力秩序だって(orderly)進められていくことが一番大事です。ある程度時間がかかると思いますが、きちんとリスクの再評価が行われる過程では、損失の確定によって痛みを伴うかもしれず、あるいは流動性に問題が生じる可能性もあります。その点、中央銀行は既に先週以降、必要な流動性をきちんと供給するという体制を整えています。』

ということで、福井総裁的には引き続きイノベーション話はお好きなようでございますわな。


○金融経済月報(基本的見解)に今回の動きの評価がほとんど無かった点について

小見出しが長いですが、質疑応答の後半(PDFの14ページ目です)でこんな質問が。質問の後半部分だけ引用します。

『(問)(前半割愛)また、先程の質問とも関係あるのですが、コミュニケーションという意味では7 月に展望レポートの中間評価をしたばかりですが、このように世界でマーケットが乱高下している時は金融経済月報等で改めて4月の時点と比べて見方はどうなっているかということを述べられても良いのではないのでしょうか。』

これに対しまして総裁はこのように述べています。この部分に関わるところだけね。

『また、金融経済月報については、詳しくは展望レポートの時に十分分析をし、詳しいアウトルックを出す。中間レビューにおいてはそれとの乖離を述べる。マンスリーな変化については、基本的な変化について不確実性が多い時に、あえて不確実性を乗り越えて楽観シナリオ、あるいは悲観シナリオを作り上げるということはしないというやり方になっています。』

ほうほうなるほど。しかし今回の場合は不確実性に関する言及も基本的見解には無かった(全文の方は手抜きでまだ読んでません、汗)ですなあという気はしますけど。


#予定通り時間切れになったし増量にも程があるので明日に続く(かも知れない)
 


お題「決定会合関連その他」   2007/08/24(金)08:02:42  
 
モーサテに武者先生キター!と思ったらV字型回復の可能性が非常に高いとか言いながらこのまま世界大恐慌になるのかのどっちかというのは両建てにも程がありますなあ。

相場神の年末日経平均は19000とはこりゃまた中途半端な数字ですな。基本は20000円らしいですけど。


○月報ではサブプライムへの言及はあったものの

今回の月報→[外部リンク] FUKUI SAYS ADJUSTMENTS IN FINANCIAL MARKETS MAY TAKE TIME』

で、言うまでもございませんがその直後に日本語版でもこの部分が

『クレジット市場の機能停止、ほぐれるのは数週間では難しい』

と出やがりまして、あっという間に下げた分が戻るというご苦労様にも程があるという値動きをしやがりました。だからそう慌てて反応するなよと思いつつ、英語と日本語のヘッドラインの順序が微妙に違う点についてロイターに何か意図でもあるんですかねえとかついつい意地の悪い読みをしたくなるのがドラめもんクオリティなのであります。いずこも同じで困ったもんよ。

会見全体のトーンは(斜め読みしただけですが)特に利上げに積極的にやる気だしてるという感じには見えませんでしたけどね。

ところで日経記事では「9月利上げ不透明に」ってなってますけど、金利市場的には既に9月無理で10月ですかねって感じになっていましたので、何かこうピンボケ感があるのですが、まあ為替とか株の人たち的にはそんなもんなのでしょうかね。


○これはどこかで見た光景でありますなあ

さて、昨日書きました5億ドル云々でございますが、内容としては大手銀行4行が連銀貸出を各行とも5億ドル借りましたよ皆さんも借りるといいですよ流動性が確保できますよって公表だったそうですので、とりあえずそれ全部足すと20億ドルなので2500億円位のお話でしたなこりゃ失礼。

ま、それはそれで良いのですけど、信用力が高いと見られる有力銀行が横並びで連銀貸出を受けて(ちなみに、金取れなくてヒーヒー言ってるともっぱらの話題にされている欧州系のどこぞの銀行様もお借りになっていたようですが、そっちは普通にしらっと連銀貸出ご利用のようで^^)「皆さんも借りましょう」てなお話はどう見てもセレモニーです。本当にありがとうございました。

そしてこの別に借りても借りなくても同じっぽい所が率先して借りるしかもどう見ても横並びって姿に既視感がありますなあと思っていたらそれは我が国の公的資金注入の第1弾(金融再生委員会がどうのこうのとかやってた時でしたっけ??)で、当時相対的に不良債権問題による傷が浅いと評価されていたどこぞの銀行が率先して申し込んでどう見ても○○ですとか言われてた誠にアレな物がございましたが、まさにこの既視感・・・・・(^^)

そういやあカントリーワイド社の優先株を引き受ける所も出てきたとかいうニュースを聞くと益々・・・・・・・(^^;


○おまけでレポレート低下(時間無いのでメモだけね)

国内の円資金取引はどう見ても一昨日の時点で落ち着いてるのに、昨日も国債買現先に短国買入と打ちましてGCレートがあっさり0.6%割り込みました。何たる下げの勢いの良さ・・・・・

CP、FBも確りしてまして、少なくとも国内円の短い所の信用不安は(もともと別に無かった事もありまして^^)完全に落ち着いたと評価していいんじゃないでしょうか・・・・・
 


お題「決定会合プレビューとか相場の話とか」   2007/08/23(木)07:59:57  
 
朝24℃で無茶苦茶涼しいと思う体の慣れ恐るべし。

○ターム物のレートが一斉に落ち着きましたな

昨日は3か月FBの入札とか、企業様の25日お支払い(今月は25日が土曜日なので25日払いの給与は24日)対応のCP発行とか、発行が色々とあった日なのですが、レートは低下傾向となりました。順不同で申し上げますと、GCのウィーク物で0.6台前半の気配が出ましておやおやこれは落ち着いた物がという感じになりましたし、CPは軒並み2bp〜3bp程度の利回り低下。大体CPのレートがドーンと動く時というのは(月末で再投資ニーズが強くてちょっと下がるとかいうのはありますが)余程の材料が市場に出た場合を除けば、最終投資家主体ではなくてバンクのCPディーラーの懐具合の変化によるものが多いということもありますので、まー銀行ディーラーさんの懐事情が好転したんでしょうなあと思わせるものがありました。

FB入札はと言いますと、WIの前場引け0.695%-0.700%の気配から平均落札0.693%足切り0.699%と確りでしたし、その後セカンダリーでは買われてまして、引けは0.675%と強くなってました。既発が0.68%の中で0.675%まで出合うのもちょっと踏みの香りがしますが、まあ久しぶりに入札時点で強いニーズがあったという事でしょうか。

連日の国債買現先や先日付の共通担保オペが効いたのか、先週末に出てたロンバートが月曜に返済になってたとか、外為円決済絡みで予備的に準備預金を多めに積んでいた向きが放出に回ったんでしょうとか、ま〜そのあたりの複合要因なんでしょうが、渾身の資金供給が効果出て良かったですねという感じでしょうか。

一方で2年あたりはここもとのやり過ぎ(想定足元金利の足し算が2年で0.80%カツカツというのはあまりにも悲しい未来ではございませんか^^)モードから(かどうかは知らんが)売られてましたんで、短期のイールドカーブ(というのか知らんが)は6か月くらいを軸にしてツイストスティープというオモロイ結果になりましたな、おっほっほ。


○利下げのウワサで短期債急落という事で(^^)

昨日の引け後のロンドン時間のお話。何か株式が威勢良く上昇してて米国トレジャリー短期債がアホのように売られておりまして、そいつを横目に円債先物イブニングセッションも売られておりました。

何じゃコリャとか言ってたら「何か米国でFF緊急利下げのウワサだそうだよ」というのが駆け回っておったようでして、この手のうわさというのは聞いた人間が裏を取ろうとして他の人に「〜という噂があるらしいけどどうよ」と聞くので、「〜という噂が流れているという噂が流れていますなあ」というヤヤコシイ事になります(^^)。まあそれは兎も角。

ここもとの米債特にトレジャリーの短期ものに関しては、フライト・トゥー・クオリティにも程があるというのか、FF下げ何回織り込んでるのよという動きでございましたので、巻き戻しということなのでしょうけれども、利下げのウワサで短期ゾーン売られるとは中々香ばしいですわな。引けてみれば米国債10年5毛甘はまあ良いとして、米国債2年が14毛甘とは笑わせてくれます。

ま、真面目に後付け講釈しようとすると「信用不安を織り込みすぎた分、FF下げで信用不安が解消されるとの見方から巻き戻しが起きた」となるのでしょうが、FF下げても問題の解決にはならん(先送りは出来るが)のでこの講釈もかなりインチキなのであります。まー結局はですな、「群集心理で右や左に大騒ぎモードだから仕方ないんですよ」という何の説明にもならない説明しかございませんわな(^^)。

これをモーサテがどう解説するかと楽しみにしてましたが、やはり講釈不能だったようで(仕方ない罠)、欧州株の上げを「米国の利下げ期待」、米国株の上げを「大型のM&A」、米債の下げを「米国株の上げ」と無理矢理講釈致しましてご苦労様でございました(^^)。

#LTCMが飛んだ後の最後の利下げ前後でも利下げで米国中短期債が猛然と売られたそうですね^^;


しかしまあ米国連銀貸出5億ドル出たから流動性が潤沢と市場に安心感(モーサテのコメンテーターの発言なので若干アレですが)とか、英国でレンディング・ファシリティが3億ポンド出たから信用不安とか、おまいら1000億円にもならねえ金で何動揺してるんだと、信用不安問題に関してはここ10年で散々とんでもないものを見せてもらいましたあたくしたちとしては思うのでありました。

ま、逆に考えればインタバンクに1兆だすよりLLRの100億の方が効果絶大(冷静に考えれば当たり前ともいえますが^^)ということでございますよオッホッホ。


○決定会合プレビュー

本日までの金融政策決定会合。利上げの可能性はマイナス1億%(政策委員全員が妖術師から集団催眠術でも受けないと無理)くらいでございますのでそれはどうでも良いのですが、総裁記者会見で何が出るのかというのと、金融経済月報で何が出るのかというのと、票決がどうなるのかという3点が注目されるところでしょう。

まず総裁会見ですが、どうせ今回の会見では「9月利上げなんて出来ないでしょうねえホレホレホレ」と記者様がツッコミを入れて、それに対して「先の事は決めうちしませんので、9月利上げ無しと断言することはできませんが何か?」というリアクションが発生。で、最近妙にセンセーショナルなヘッドラインを打ちたがるどこぞの情報ベンダーあたりがややHawkishなヘッドラインを打ち込むという所までは読めます罠。

で、そのヘッドラインに対しての市場の反応ですけど、月曜くらいの感じですと「また空元気か!」と華麗にスルーという感じだったかもしれませんが、今週になって徐々に株は確りしてくるわ為替はまた戻ってくるわ、おまけに米国短期債は売られるわという状況になっているので、ちょっと反応するのかもしれませんね。まあそこを織り込みに逝った結果が昨日の引け後の2年0.895%(金曜は0.815%の引けだったんですけど・・・・)なのでしょうかとも思えます。

まあど〜せ「経済物価情勢に応じて政策金利の調整を行う」というのは出てくるのであまり驚かないようにありたいものです。


次に金融経済月報ですが、個人的にはこれが一番楽しみでありまして、中身がどうなるというのはこれこそ中身見るまで判りませんけど、ここもとの金融情勢の変化をどう評価し、先行きのリスク要因に加えてくるのか注目ですね。

それから票決。7月にはロジックを通して(利上げの是非は兎も角として)男を上げた水野審議委員ですが、さて今回どうするのでしょうか。現状維持に回れば「日和りましたな」と悪態をつかれ、利上げ提案すれば「この状況で利上げとはどういう神経」と悪態をつかれそうな状況でありまして誠に痛惜の極みでございますけど、やはり金融政策決定会合にはタカ派とハト派の芸風をお持ちの方がいらっしゃらないとオモロクありません(というか両方いないとバランス取れないしぃ)ので是非奮起(何の?)を期待したいところでございます。

ま、全員一致になると「こりゃもう9月はむりぽで一番早くて10月でっしゃろ(10月も短観がこのままだとよくなる訳ないので苦しいのではという論点は華麗にスルー)」という市場の見方(たぶん9月利上げよりそちらの方が多いと思う)を補強するでしょうねというくらいの予想はつきますな。

しかし7月利上げしなかった事に関して考えれば考えるほど本当に福井総裁って悪運が強いですねと感心することしきりであります。何か地雷原の中を砂利満載のダンプで突っ走ってるのに地雷を全然踏まないというか、地雷を踏んでも何故か不発というか。。。。。
 


お題「各種雑談でご勘弁」   2007/08/22(水)07:58:06  
  しかし何ですな、昨日なんかも結構に相場は動いているの ですけど、先週の豪快な相場の後だと「今日は小動き」とか わけわからん錯覚に陥りますなあorz

#今朝のモーサテゲスト解説のお馬鹿さに呆れますが、テレビ で与太吹くのも困りますが、それよりもナントカ大学のセンセイ として、まだまっさらな学生さんにテキトーな与太話を吹き込む のは勘弁していただきたい(最初に電波吹き込まれるまれると 払拭するの大変ですから)ものでございます>元日経の人

あ、それから全然話は飛びますが、一昨日の米国連銀貸出 ネタに関しまして、連銀貸出に関する色々な参考資料をご教示 下さいました皆様誠にありがとうございました。勉強になります。

○連日の供給でさすがにレポレート低下ですな

昨日も先日付スタートの資金供給が実施されていましたが、 国債買現先が23日スタート28日エンドとはこれまた見事に 「是非ご利用下さい」と言わんばかりの応札する方に優しい オペでございました。しかも1兆円。こちらが「使いやすい」 オペだったこともあって落札利回りは0.64%全取だった のですが、午後には共通担保本店が23日スタート9月21日 エンドで実施したらこちらは前日と似たような期間でしたが 落札利回りは足切りベースで前日比2毛低下とだいぶ 落ち着いた展開の巻。

さすがにこれだけ威勢良く先日付の資金供給を打ってくれると ちったあ落ち着くようで、前日も上昇して「えー」となってたレポ や現先のレートもさすがに取引終盤は0.7%割れとなったよう で、まあさすがにねという感じです。

そんな中で本日は3か月FBの入札が行われる訳ですが、 誰がどう考えても今月の利上げ無し(その割りにやたらと 牽制発言が出ているのが良く判らんのですけど・・・・・)と いう状態ではあるのですが、GCだの現先レートは妙に確り しておりますし、まあ9月前半の積み後半は今の調子だと 金利がまたダダ下がりするんでしょうけれども、9月後半に なると積み期間は変るわ期末だわということで、新BISの 悪影響にも程がある6月末の状況から類推するにろくな事が 起きなさそうな悪寒でありまして、そーゆー意味では利上げ 無いからと言っても利回り重視スタンスだと中々利回り低い 所まで突っ込みにくかろうと思うのですが。

あとは「短期国債だったら何でも買いますよ」状態の買いがどの くらいあるのでしょうかというお話になるかと思います。WIの 0.715%ってのは既発対比ちょっと利回り高く引けつけ過ぎ なんジャマイカという気もするのですけど。どの位ニーズがある のかちょっと注目。


○翌日物金利先物の上場

月曜にTIFFEから公表がありましたので既にご存知の方も多いかと存じますが。
[外部リンク] と宜しいかと存じますが、OISが相対取引なので一応カウンター パーティーリスクがあるという事と、それ以前の問題として標準 取引ロットが巨大過ぎてパンピー手が出せませんわというのも ありましたので、この商品はまあ一応発展を期待したく存じます 次第で、悲惨なアイデア倒れ商品に終わったスワップ先物の 二の舞にならないようにお願いしたいものであります。

で、その商品内容なんですけど、ざっとみて「?????」だった のは取引単位が「元本3億円」であることです。1枚3億円って あなたそりゃ使いにくいったらありゃしませんということで、どう 見ても死亡フラグです。本当にありがとうございました。

いやまあね、元本1億円の0.01%(1bp)が1万円で、3か月 (金先ですね)だと(90/360で4分の1ということで)2500円 でして、今回は1か月だから12分の1になるから3の倍数に しないと端数が出て処理に困るというのは良く判るのですけれ ども、1枚3億というのは如何にも不自然なので、ここは端数 発生も辞さずで1枚1億円(にすると1bpで833.3円になるので すけど)というのはどうなんでしょ。まあ建玉の関係で変な調整 金が出てきそうなので難しいですけどね。

#などということはパブコメ出せですかそうですか。


○ロンバート(及びその類似物)はどうも嫌われますなあ

昨日見てたニュースの中で「ありゃま」と思ったのは「英中銀が スタンディング・ファシリィティに基く貸出を実行したと発表したら 相場が動いてしまいましたな」というニュースです。日本語版ロイター のニュースを見ますとこれが配信時刻が昨日の19時33分でありま して・・・・・

『(ロンドン21日ロイター)21日午前の欧州外為為市場(原文ママ)で、 イングランド銀行(英中央銀行)が前日にスタンディング・ファシリティー を通じて3億1400万ポンドの貸し出しを実行したことを受け、ポンドが 下げ幅を拡大している。(以下割愛)』

で、関連してGilt先物が動いたというニュース(単に元ニュースを検索 する積りで間違って引いたのですが^^)を英語のほうのロイターニュース を見るとこれがまたうーむなのであります。日本時間19時42分配信の 記事なんですけど、面倒なのでヘッドラインと最初のところだけ引用。

『UK gilt futures soar as BoE lends at penalty rate LONDON,Aug21(Reuters)-British gilt and rate futures extendes gains on Tuesday after the Bank of England said it had lent money via its resort standing facility for the first time in more than a month.』

えーっとpenalty rateですかresort standing facilityですかそうですかということで、まあいずこの国でも話は同じなのかなあという感じでありますけれども、、中々難しいもんですなあというのを感じた次第でございますです。だからこれはあくまでも政策金利のコリドアを形成するものであってペナルティーではない(ないとまで言い切ると少々アレでございますが・・・)という認識を如何にして広めるのかは今後の中央銀行業界(?)の課題なんでしょうかねえ。

#本日もまた雑談で勘弁でございました
 


お題「相変わらず短い所の話ですが」   2007/08/21(火)08:00:59  
  長期ゾーンのイールドカーブが毎日物凄く動いているのですけれども、物凄すぎて正直良くワカランチ会長。

○レポとオペが妙に高いのですが

昨日もまたまた日銀の資金供給オペは気持ちよく実施されておりまして、即日オペ実施で当座預金残高は10兆円になるわスポットスタートの現先オペに共通担保オペが打たれるわとせっせと供給状態。しかしオペ結果の方はと申しますと、即日オペのオーバーナイト物のレートが0.64%の按分という何ですかそのレートはという高さで、1週間程度の期間で打たれた買現先レートも0.634%/0.62%と前日比若干上昇するわ、1か月の共通担保も0.642%/0.64%とこちらも利上げ懸念無いくせに確りのレート。

んでまあこちらのレートが高いこともありまして、GCレポ取引も高止まりの巻となっておりまして、昨日は0.7%台での取引だったらしく、こりゃまたどうしたもんよという感じでありまする。そしてタチの悪い事に、オペやらGCのレートは高いというのにTB/FBのレートは相変わらずでして、昨日の日本相互証券の引けベースではレート若干上昇したものの、先週発行の新発3か月FB468回で0.690%とどこからどう見ましてもGCから逆鞘です。本当にカムサハムニダ。

ま、3か月間この有様が続くわきゃあねえ(というか積みが進捗してくりゃどう考えても低下するっしょ)と思うので、逆鞘は逆鞘で一時的現象ではあると思うのですが、GC0.7%台という状況ですと半年以上のTB/FBも足元と変らんという有様でして、何たる国債選好状態としかもうしあげようがございませんですわな。ナムナム。

何がどうなって資金の出が悪くなってるのか微妙ではございますけど、まあ為替などを含めてドタバタと動きがあるので資金繰り読みにくいとか、国内で特に大きな地雷は無いにせよ、昨日も申しあげた疑心暗鬼モードがあったりとかまあ兎に角「読みにくい」の一言に尽きるのかなという感じです。多分積み後半を待たずして落ち着いてくるとは思うのですけどねえ。


○ディスカウント・ウィンドウについてちょっとだけ

公定歩合引き下げと共にNY連銀総裁とコーンFRB副議長が大手金融機関と電話会談を行って連銀貸出(ディスカウント・ウィンドウの事ね)の利用をしましょうとのお告げという報道がございましたが、18日6時7分配信のブルームバーグニュース記事を拝読致しますと、『クリアリング・ハウスの発表資料は、「二人は窓口貸し出しの活用を促すとともに、活用は力強さの表れだとの認識を示した」とした。』そうでございますが、何というか利用を躊躇わなくていいですよって言いたいのは判るのですが、「力強さの表れ」とはもう何と申しますか・・・・

ということで、その連銀貸出ですが、まあちゃんとみるべえと思いましてFRBのサイトをみたら、連銀貸出専用サイトがあるとは不勉強にも存じませんでしたすいませんすいません。
[外部リンク] Margins Tableというのをクリック致しますとPDFその他のフォームで担保掛目を取得できますわな。例えば見やすそうなのですとこちらのPDFなんぞ如何でしょう。
[外部リンク] Loans-SubPrime Credit Card Receivables というのまでございますかそうですか。掛け目60%ですけど、疑心暗鬼モードになってファンディングがつかねえという状態になりますとちょっと変なもんはレポもつかねええええよとなるでしょうから、お助けモードとしては中々宜しいのではないでしょうか。

ただまあこちらのサイトをざっと見たのですけれども、今回の公定歩合引下げはFF対比で100bpあった貸出金利(本当はプライマリーとセカンダリーのレートがあるとかややこしいのですがそのあたりはちょっとネグらせてちょ)が50bpに下がりましたよ使いやすくなったでしょうという施策ではあるのですが、惜しくも担保基準の緩和は実施されていないようでございますな。

ま、別に連銀が購入してくれる訳ではないのですが、目先ファンディングが付くというのは時間稼ぎには役立ちますし、恐らく今は味噌も糞も一緒くたにファンディングつきませんよ状態になっているものと思料されるので、そのうち味噌のほうにはちゃんとレポ市場などで金が付くようになることでありましょう。そうなればちったあ落ち着くんジャマイカ。

ということで、今回はとりあえず「いまここに連銀貸出あるんだから使いなさいよ」という施策でございましたが、ブルームバーグニュースNYの山広さんのコラムの出だしは中々手厳しゅうございますわな。
[外部リンク]
 


お題「信用収縮と申しますか」   2007/08/20(月)08:00:27  
  ○GCというより先日付のレートが上昇なのか

先週末は実に派手派手な相場でして、正直最後の方は見てて吐き気を催すような動きでありましたが、そんな中で超短い所の金利が何とも。

金曜は前日に引き続き即日オペ供給して積み上拡大してたり、スポットスタートの国債買現先オペに共通担保オペと供給はしてるのですが、GCレポレートはといえば引き続き高止まり、というか上昇傾向みたいでして、0.65%レベルから上昇して最後は0.70%台になったようでして、足元資金供給をしてもどうも下がりません(どころか上昇)なあという感じになっております。

要するにGCの資金出し手がろくすっぽ資金を出さなくなってきているというのでしょうけれども、GCだから出さないというよりは、何かあたくし思いまするに先日付スタートの資金繰りをいつもよりも思いっきり保守的にしているという動きが現れているのではないかと思うのであります。

具体的にどこどこがお危ないからそこに資金が出てきませんというのであれば逆に問題は局地的なのですが、現状だと「何か突発事態が起きると困るから手元流動性を確保しておきましょう」となってしまう次第ではないかと。クレジット物とか仕組物とかに色々チェックが入るような状況であればまあ仕方ないのかなあとは思いますし、どこから何が飛び出すのか良く判らんという状況であれば、今のところは(日本なんか関係ないはずなのだが)仕方ないかなあと思うのであります。結局のところ、全体的、というか世界的な信用収縮の状況が見えてくれば(今の問題はどこで何の問題が起きているのががさっぱり掴めていないことであり、具体的な病巣さえ判れば他の人たちには問題ありません)落ち着いてくると思うのですが・・・・・

しかしまあ何ですな、金曜の時事メインコラム「金融観測」(17時03分配信)で『疑心暗鬼の厄介なところは、根拠もなく疑われること。』と指摘されてましたが、こういう状況になってしまうと市場メカニズム経由での調節をしても効果が大して出てこないというのが問題なのですわな。量を出したり金利を下げれば済むという問題ではない(市場に任せておくと肝心の所には回らない)のが信用収縮のオソロシイところだというのは幸か不幸か日本の皆様学習済みでございますが、向こうの中央銀行はさてどう出る?


○FEDの公定歩合引下げ

散々報道されておりますので皆様ご存知の通り。
[外部リンク] market conditions have deteriorated, and tighter credit conditions and increased uncertainty have the potential to restrain economic growth going forward.』

さようでございますな。

『In these circumstances, although recent data suggest that the economy has continued to expand at a moderate pace, the Federal Open Market Committee judges that the downside risks to growth have increased appreciably.』

ということで、経済のダウンサイドリスクに言及してるのですが、前の所から繋げて読みますと、金融市場の混乱が収まればダウンサイドリスクもございませんわなあという風に言ってるようにも見えるのでありまして。まあ微妙な表現ですわな。

実際にはFF下げてないので要するに日本でいうロンバート金利の引下げに過ぎないのでありまして、これだけでの経済的効果は大したことはない(そもそも連銀貸出はあんまり使われたがらないようですし)ですが、「緊急会議を実施」して「経済のダウンサイドリスクに対する懸念に言及」したというのがインパクトとして大きい訳でして、そーゆー点では「見せ方」がお上手ですなあという所ではあります。

で、できるだけこの措置を有効にする為にということで連銀貸出を使いましょうってお話も出ているわけでして(^^)、あたくしも不勉強で連銀貸出の適格担保基準存じませんのですが(おい)これによって市場でファンディングがつき難くなってしまったモノに関してそこそこ勘弁できる金利(こうなりゃFF+0.5%で金取れれば御の字でしょ)で金取れれば助かる人も増えそうですな。適格基準がキツかったらあまり関係ないですけど。。。。

まー話は難しい所ですけど、先ほども申しあげましたように信用収縮に伴う流動性問題というのは金利下げてマーケットメカニズムに任せたからと言ってどうなるものでもない(日本でもインターバンクの事実上の保証と政府による救済姿勢への転換が決め手になったのですな)ので、まずは開示によって問題の所在を明らかにすることと、その問題が余計な所まで拡散しないようにプルーデンス的方策を打つというのが本筋でありまして、まあ利下げだの何だのというのはそのための時間稼ぎ効果しかねえと思うのでありますが(別のバブルを発生させて問題を先送りするのは、その次に発生する問題が更に凶悪になるだけなので論外)。


○そういえばこんなのありましたな

さっきちょっと言及した時事メインコラム「金融観測」の金曜日17時03分配信の記事ですが、記事のお題は『世界を救う秘密兵器は・・・=今こそ使える日銀ABCPオペ?』というモノでして、確かにこれは究極のアナウンスメント効果(^^)。

鳴り物入りで始まったABCPオペですが、信用不安の解消と量的緩和によるゼロ金利によって日本ではABCPが相対的な運用商品となってしまったのでオペやっても応札がろくすっぽなく、暫く前にお蔵入りになってのでありますが、今こそABCPオペの再開の検討を指示とでも政策決定会合でやれば、勘違いしたおガイジンさまが涙を流して喜ぶのではないかと存じます。日本のABCPと海外のABCPだとモノが大分違うので、一緒くたにすること自体が話として大間違いのコンコンチキなのであります(日本のABCPの裏付け資産は海外対比物凄い勢いで真っ当と思われます)ので、日本で実施したからどうなのよというのがありますが、まあそれはそれでありますよ(^^)。

そちらの記事のまとめですが、ABCPオペがもしかしたら世界を救うかもしれないという指摘をして、最後に『金融政策ではなく、オペで世界を見返すところが日銀らしい。』で結んでいるのですけれども(^^)、金融政策にはプルーデンスというモノもあり、危機対応という意味でのプルーデンスの優秀さはもっと評価されるべきではないかと思うのであります。

ところでもうひとつの究極兵器といえばセンター担保(以下敢えて自主規制^^)。
 


お題「いやはや何とも」   2007/08/17(金)07:56:50  
  ロンドン時間で為替がぶっ飛んでいる時にブルーム バーグのクロスカレンシーマトリックス画面見てたん ですが、これだけ画面がチカチカするのは久々に見た ですよ。引き入られるように見入ってしまったです・・・

ということで、物事をゆっくり考える余裕は無いので雑談でご勘弁ありたいと思うのであります。

#しかしファーストリテイリングは買収空振りで助かり ましたわなあと思うのでした。やはり伊勢丹の例に あるようにあのブランドはジャパンマネーと相性悪い のではないかと(^^)


○カテゴリーごとに動きが違って何が何やら(短期のメモ)

昨日の短期市場ですが、コールは朝からビット確りで、 打つのか打たないのかどうなのかと思ってた即日オペは 実施の巻となりましたが、こっちの落札レートが平均 0.580%に足切り0.56%と結構高い感じ。結局この日は 終日ビットが確りでコールの加重平均は0.535%(まあ 別に目を剥くほど高いわけではないが)でした。

で、レポの方は国債現先オペが0.62%足切り(平均 0.623%)ということで0.6%台前半に落ち着いたと 思ったら時間が遅くなってからまた上昇して0.6%台 後半になったようで、このあたりは妙にレート確りと。

一方で8月利上げに関しては(毎度お馴染みの著名海外 レポートで8月利上げありうべしというどう見ても暑さで 頭に来てしまったとしか思えない記事が債券市場の一部 では話題になってましたが)短期市場の人で真剣に利上げ ありと思う向きはいませんということで、TB/FBは強いという 有様で解くに9月償還までの期内物はついこの前までモノが 出ててゲロゲロだったのが嘘の様にモノなし状態で、FBの 利回りが足元のGCや日銀のオペレートよりも低いという 素晴らしい人気振りのようですわな。うーむ。

一番右往左往しないCP(何故なら購入する人が基本的に 持ちきり前提であり、現先などの商品在庫としてのディーリ ングポジションはありますが、相場の上下を取りに逝く意味 でのポジションを取る人が居ないから動きが派手にならない) はFBレートの上昇(3か月FBで月初から目の子で8bpくら い上昇して4bp戻った所)にもまあやや(目の子で4bpくらい) レート上って只今ちょっと戻ってきてるという感じですか。 まあCPに関してはこの状況では持つ側にどうしても「調達 コスト」が意識されてしまうので仕方ないかなあという感じです。

ということで、正直短期の商品カテゴリーごとに何が何やら 独自の動きをかましているという感じでありまして、もう ワケワカランよパトラッシュと逝った所でございますが、てめえの 備忘も兼ねてメモメモなのであります。

従いまして、コールが何となく上昇しているのを見て「8月利上げ を警戒して準備預金を早めに積む動きがあるのでは」とか講釈 するのは間違いもいいところ(とか言って本当にその気で積んで いたらゴメンナサイですが、そういうアホウは可及的速やかに 退場すべきではないかと存じます)ですので、間違い後講釈に 騙されないように注意しましょう。というか一番間違えられると 困るのは政策委員k(ry


○非不胎化介入をすると金利がゼロ近くまで低下するという実例

最近この話あまり聞かなくなったので世の中ご理解も進んだの かなと思うのですが、「短期金利の誘導操作と非不胎化介入は 両立しないんですが」というお話がかつては短期市場の中の 人以外に中々ご理解いただけなかったという記憶がございます。

でですな、今般の積み最終日騒動をご覧頂きますとご理解頂けた かと存じますが、積み最終日近くに超過準備だらけで準備預金の 積み終了先が続出した場合と言うのは、火曜日のコール市場に 見られますように金利が大幅に下がるわけですわな。火曜だって 売出手形でせっせと吸収しても加重平均0.235%と。

従いまして、中央銀行が準備預金所要額を大きく上回る資金余剰を 放置することをコミットした場合には「積み最終を前にして所要準備が ゼロになるから金利下がるでしょ」→「そんならその前も金利が低くて 然るべき」ということになりまして(ちょっと切り方がざっくりなのは勘弁) 短期金利の誘導目標金利の設定と矛盾することになるんですわな。

大昔にこの周囲の論点でエライ人たちが論争になってたような気が しますが、今回は期せずして良い実例が出たというものであります(^^)。 非不胎化するなら利下げしたほうが判りやすいってことですわな。

#まあそれ以前の問題として、現在の日本の制度では外為特会が 他通貨買いしたらFBが発行されて市中公募されるので、純粋な意味 での非不胎化は起こりえないですけど、それはまあケンチャナヨ

量的緩和時代に後付けとして為替介入額に見合うだけの当座預金 残高引き上げが行われていましたが、あれはゼロ金利だから技術 的に可能だった訳でして、超過準備放置して政策金利誘導をする のは(ゼロ以外では)技術的に困難ということで一つよろしくお願い しますですぅ(誰に?)。


○来週は決定会合でしたなあ

昨日の引け後には米債2年は飛ぶわ、為替は飛ぶわとなっておりまして、 午後6時の時点で2年カレントは0.83%まで金利低下し、とうとう4月 中旬まで戻ってしまいましたよ我々のこの4か月は何だったんですか (苦笑)と逝った所でございます。

まあ何ですな、トドメのように為替がぶっ飛びやがりまして、こりゃまあ どこをどう叩いても利上げ強行するのは無理難題(しかし適正水準と いうものが一番判りにくい外国為替というのはいつも動きが豪快ですな) というものです。というかここでやったらどう見ても暑さでアタマに来て しまったとしか思えません。頼むから大人しくしててくださいお願いします。

・・・とまあそれはそれとして、今回注目するのは、金融経済月報などで 米国発の信用収縮という金融問題と、為替、株式市場に関してどのよう な言及があるのかという事と、もっと判り易いのは決定会合での票決が どうなるのか(というか水野審議委員は今回も利上げを提案するのか) と逝ったところでしょうか。

一応当たらない予想をしておくと、市場の急変に関しては「一時的なもの なのか今後実体経済に影響を与えるのか注視する必要がある」程度で 済ませて利上げ無し思惑に一定の牽制をする感じで、水野さんは利上げ 今回も提案(フォワードルッキングでの利上げだから)するような気がする んですがどうでしょうかね。据え置き反対票が増えるとそれはちとビビルが。

一旦利上げ提案が0になってしまうと「こりゃ9月も利上げ無しですなあ」と なるかなと思います。2年ゾーンなんぞ見てると既にこの相場付きは9月 どころか利上げペースが3か月以上後寄せになるような価格形成となって おりまして、それもちとどうなのよとは思うのですけれども、思惑は生みや すかろうという感じでございます。


#何かもうちょっと書こうかと思ったのですが、暑いのでじゃなくて時間がちと無くなったのでこの辺で。
 


お題「またまたええもん見せてもらいました」   2007/08/16(木)08:01:51  
  と申しますか、疲れる積み最終日でありましたが(^^)。

○売出手形即日の足切りが高ええええ

昨日はご案内の通り積み最終日にしてスーパー積み上となっておりましたので、朝からコールは0.2%台にさっくり低下しておりまして、当然の如く15000億円の売出手形即日吸収が9時20分にオファー。で、その結果を見たらもうなんちゅうか腰が砕けてしまったのですが、平均落札0.501%はいいとして按分レートが0.75%ってあーたそれは何よという感じで。

でまあ応札のほうも19000億円弱となってまして、参加者の皆様が全員トンの資金繰りやってたら札がそんなに少ない訳はないと思われる(目の子で3兆ちょっとになる筈)ので、き資金繰りのマージンを相当多く持っていた大手銀行さんがいて、そのお人が(単数か複数か知らんが)応札しなかったという事でしょう。しかし0.75%に応札するとは相変わらずいい感じで楽しんでますなあどっかの誰かさん(^^)。

ということで、この落札結果出た瞬間は0.50%台の出合いもあったコールですが、結局そんなもんは瞬間の話だったようで、その後もコールは低かったようなのですが、12時50分の即日手形売出(ちなみに朝のは3時同時処理で昼のは5時同時処理)5000億円は平均0.687%の足切り0.74%とこちらも高かったようです。

まあそりゃそれで現象としては理解致しますのでありますが、同日公表の無担保コール翌日物取引に関する公表を見ますと平均0.330%で最高利回りが0.550%の最低利回りが0.070%ということでして、コールよりも激しく高い売出手形のレートというのは、日銀のオペ先で札入れた人はウハウハでありますが、そうじゃない人にはどうも釈然としませんなあという感想が少々。積み最終日で超過準備を抱えた人がいたという特殊要因の下ではありますけどね。

ちとここから先の話は微妙ではございますが、売出手形打ったからコールの加重平均が0.33%と昨日よりマシなレートになったというのはあるかも知れないですけど、そもそも論として売出手形の応札を正直に上のほうまで落札させないで、適当な所で札切ったらどうなのよという気もちょっとしたんですけど、じゃあその判断はどういう風にするのかと言われると難しいのかもしれませんね。旧法時代の金融調節を色々と楽しませてもとい経験させて頂いておりますあたくしと致しましては、別に「このレートは不適切と判断したので(要するにケシカランので^^)札は切ります」というのがあっても別に構わんと思うのですが、頭がアナクロですかそうですか(^^)。

しかしまあ売出手形の0.75%だの0.74%だのというのは中々楽しいエンターテイメントでありましたことよという所ですが、資金繰りバッファー持ち過ぎの人がいたのが原因という希ガス。。。


○でもトムやスポットは高いのよね

と、コールレートが絶賛低下する中で次の積み期間にかかる金利は昨日も絶賛上昇というこれまた面妖な展開。朝からトモネが0.65%を超える水準で推移してたりという動きだったようですが、午後に実施された共通担保本店オペは10月29日エンド(17日スタート)の2か月もので平均0.720%の足切り0.71%とこちらはFB並みのレートなんざますが、9月利上げだと思って計算してもちと高いというレートになりますわな(ただし足元を幾らで置くのかが難しいので一概に割り切れないのですけれどもね)。ということで足元がちと高いというお話になる訳で。

このオペ結果も影響したのかどうか知らんけど、レポGCレートは0.70%に乗っかってしまうという結構なレートでございまして、8月利上げを警戒しているとは思えないのですが、何でこう資金の出が悪いのよいう感じです。まあ勝手に類推するに、ここもとの海外信用収縮(と言ってもこっちはそんな動き無くてただの対岸の火事の筈なんですが)を受けて資金繰りが保守的になった結果、当日になるまでは資金の運用に慎重になっている人たち(というかレポの資金出し手ですな)が多いですということなのでしょうか。それにしてもあまりと言えばあまりのこの違い。裁定はたらかねえのかよおおおおと存じますが。

短期の運用が慎重になっているのならFBはどうなのよと申しますと、昨日の新発3か月FB入札は入札時点ではちょっと押して平均落札で0.739%の足切りで0.745%となりましたが、こちらは買い優勢でございまして引けは0.715%ってあーた買入手形よりレート低いじゃあーりませんかということでございます。こっちはまあ確りな訳でして、要するにちょっとだけ先渡のところだけ妙に金が出てこないというワケワカラン状況なんですな。何のこっちゃという感じですが、GCレポで資金を積極的に出す人と、FBやらCPやらを買う人は別の理屈で動いているということでございましょうなあといったところです。

CPに関してはお盆モードかつ月の真ん中で閑散時期にあたりますが、まあレート的には長めの所で気持ち低下して、短い所はGCレポレートなどがサガランチ会長なのを反映してあんまり下がらないというか気持ち程度強含み横ばいという感じでしょうか。


○暑いので(?)その他は雑談小ネタで勘弁

・しかしまあ良く戻ってきましたなあという感じで

引けでとうとう5年1.2%で2年0.9%でございますが、似たような水準っていつでしたっけと思うと、機械受注が下ブレして1QGDPが予想通りなるも弱めの結果になった5月17日が5年63回引けが1.200%とか帳面に書いてあります。この頃は米債も平和で10年米国債が4.7%とかでございましたわな。

この日の2年256回の引けが0.855%で10年285回の引けが1.620%、20年94回の引けが2.060%で30年26回の引けが2.270%でございました。引け値だけ単純比較するのは少々雑なのですがケンチャナヨということで昨日の引けと比較すると30年の引けがイマイチ追い着いてませんが、他はまずます。2年はさすがに一応利上げに敬意を表してちょっと高くてもいいでしょ。

ということで、要するに米国のインフレ懸念だの何だので米債が5%台を突破した6月の香ばしい相場が全部無かったことになったと思えば腹も立たん(何に?)ということでございましょうか。この2か月は何だったのよと言いたくなりますが(^^)、それもまたいつものことなのでしょう。


・8月利上げは無いとして・・・・

やはり8月利上げは鬼門でしたということがまさにここもとの動きで出てまいりましたが、どこをどう考えても来週の利上げは無理ということで、それでは注目するのは何かと言いますと、利上げ提案が出るかとか利上げ賛成票が出るか位のところですな。フォワードルッキングだけど目先不透明感があるのでという理屈で今回は堂々見送りとしても、それはそれこれはこれという利上げ論がどのくらい出てくるのか注目したいです。

どうせなら決定会合の結果公表分の中で「利上げしたいのですが米国住宅ローン関連商品市場の混乱があるので今回は様子見」というのが出てくると香ばしいのですが、それは縁起が宜しくないですかそうですか(^^)。

あたくしの勝手かつ根拠レスな予想は、ECBが利上げすると思われる9月に利上げをぶつけるか、その利上げ後の動きを見てから10月に利上げをぶつけるかというものですが、その頃には一応「いやまあそうは言いましても日本はあまり関係ないですしぃ」となって世の中落ち着いているというのが前提、というか無理しなくて宜しいのではないかと存じますので、何卒一つ慎重なご対応をお願いいたしたく。

#いやあしかし室内にいても熱中症になりそうですね、今日の東京は
 


お題「ここもとの資金供給に関するちょっとした考察2つ」   2007/08/15(水)08:03:17  
  企業年金基金連合会が不動産投資という報道にガクガクブルブル。

○即日吸収はテクニカルな問題(BOJ編)

昨日のコール市場ですが、先週末からの日銀による足元資金供給攻撃によりまして準備預金の積みが豪快に進捗しまして、朝8時の準備預金予想公表時点で準備預金62000億円とのお告げ。残り所要の1日当たり金額が27300億円で積み終了先の前日残高を足しても31800億円ですので、概ね積み上3兆円ということになりました。もう国内大手銀行さんなんぞ朝から金イラネでノービット状態。

で、0.40あたりからスタートした無担保コール翌日物はあっという間に0.3%台に低下して9時20分の調節タイムを迎えたのですが、即日吸収(翌日エンド物)が6000億円で、引いても積み上24000億円ですかそうですかということでレート益々下がるの巻。オペ結果の方も平均0.183%と0.2%を切る有様(足切りは0.22%で応札は22800億円)となりましてまあ低い低い。

12時50分になってもう一発即日吸収を1兆円行いまして、こちらは芸が細かいことに(というかそうしないと後で申しあげますが明日のオペに超負担がかかるので当然なんですが)16日エンドと2日物。こっちは平均は0.403%と上昇したものの相変わらずレートでありましたが、足切りは0.52%まで流れたのでまあマシですな。その結果を受けて瞬間コールも強くなりかけたのですが、やはり金余り恐るべしということで、最後は0.01%までやらかしていたようです。結局加重平均金利は0.235%でありまして、今般のECBの派手派手指値オペに端を発した資金供給合戦(笑)で結果的に最も緩和的な対応になっているのは日銀であるというのは奥が深い(^^)。

まあ何ですな、結果としては月曜の即日供給が余計だったという見方もあるのですが、金曜時点でGCレポ取引が瞬間0.70%の気配まで金利が上昇しておりまして、足元の金利とスポットのレポ金利の間に乖離がありまして、月曜の朝の時点でもスポットの現先レートなどが一部で高止まりしてたという状態でありましたので、あの資金供給は即日スタートのターム物(翌日物だったら意味なかったけど)供給という意味はあったとあたしゃ思います(スポットスタートだけ打っておけば良かったとも結果から逆算するといえますけど)。

昨日の朝のコールの状況はちと極端。というか、GCレポ金利の方は0.6%前半で推移しておりまして、足元金利は低いの何のという状態でして、確かに積み期間が16日から変るというギャップはあるのですが、そもそも8月利上げがあると思っている現場労務者は100人中0人であると思料される状況で何でそうGC出しを抑えるのかなあと、この市場の不思議ぶりに感心するやら呆れるやら。



ということでですな、昨日の9時20分の即日吸収というのはコールと準備預金状況をちゃんと見てれば打って然るべきというか頼むから打って下さいませ状態であったのでありますが、そのオペレーションについて金融市場局の担当者のコメントが一々ベンダーに出るというのは何のこっちゃという感じでありました。まあ情報ベンダーが揃って取材したんだと思いますが、答える方ももうちょっと詳しく「今日吸収しないと準備預金の進捗が進みすぎて明日の調節に技術的支障を来たす」という説明をしたほうが判りやすかったんジャマイカと。

などと思ったらどこぞの情報ベンダーの市場解説ニュースでどこぞのエコノミスト様かつ世間的には著名BOJウオッチャーということになっているお人のコメントとして、今日の資金吸収は少し驚き云々というのがあったのには落涙を禁じ得ませんでした。おまい市場動向見ないでオペに関する論評するなよと小一時間(苦笑)。

まあそれは余談ですが、昨日も結局は所謂積み上状態で終了しておりますので、昨日の準備預金39600億円(うち積み未了先残高32700億円)に対して、本日の所要準備が20600億円となっておりますので、所要準備に積み終了先分を足した24500億円(便宜的に計算してますけど、積み最終日ってもうちょっと精緻に計算した方が良い希ガス)に対して既にこの時点で積み上モード。本日は年金定時払いの関係で財政が払い超でオペ含めても14300億円の余剰ですが、財政払い超のうち「その他」(要するに郵政公社)に回る分がいくらなのかこちらでは良く判らんので最終的には8時の発表を待つという話になりますが、どう考えても今日もまた資金吸収が必要になるのでしょう。

それでですな、今日も資金吸収すると見た目は2日連続で資金吸収してますよこりゃ日銀協調性ありませんなあとかイチャモンをつけて来る人が出て来そうな気がするので申しあげますと、本日吸収するのは全く他意なく(というか昨日も他意ないですが)純粋にテクニカルな問題でございますので、勘違いして「すわ日銀利上げ準備」とか「日銀は世界の資金供給に背を向けてケシカラン」とか言い出して風雪のルルにならないようにご注意ありたいものです(^^)。

そういや昨日は引け後に妙に金先が売られてたのですが、まさか昨日の吸収を何か勘違いしたおガイジン様が売っているのであったらかなり香ばしいお話ではあります。まあおガイジン様におかれましては今後とも日銀の金融政策に対する不勉強と誤解を元にピントのずれた商内を続けて頂きまして、おガイジン様の虎の子を日本に落として逝って下さりますと甚だ幸いでございます(^^)。

更に余談ですが、おガイジン様云々に関しては丁度昨日の引け後にロイターニュースで「ユーロの下落はサンタンデール銀行(BSCH)が米国クレジット市場に大きな額(幾らだか忘れました、汗)のエクスポージャーがあるとのスペイン紙の報道から」というのを見て(ちなみにブルームバーグではドイツのGDPが市場予想より弱かったからという講釈に。オモシロイデスネ^^)、ネットでスペインの新聞をいくつか探したのですが、そこの経済ニュース欄見たら「日銀が巨額資金吸収」というのを(共同通信ニュースの転電みたいでしたがスペイン語はよく判らないので勘弁)デカデカと報じてまして、「なるほどこうやって勘違いする人が出てくるんだろうなあ」と変に感心しちゃいましたとさ(^^)。



○スタンディング・ファシリティは何のために(ECB編)

昨日もECBはオペ打ちましたが額が77億ユーロで足切りが4.09%となっておりました。まあそれは良いのですが木曜の指値オペってありゃ何だったのとつらつら考えますと、ロンバートの存在意義に関わる論点もございましたなあというお話もある訳で。

ここで復習を兼ねて便利なものをご紹介しますと去年の6月に出た『主要国の中央銀行における金融調節の枠組み』という奴でして
[外部リンク] lending facility」の5.00%で誘導金利が「Main refinancing operations Minimun bid rate」の4.00%で預金ファシリティが「Deposit facility」の3.00%という事でして、適格担保さえ持っていれば1%余計に金利を払えば制限なく資金調達が可能なのでありますわな(日本の貸付ファシリティは補完貸付制度。ユーロに預金ファシリティがあるのは準備預金の所要額が大きいので金融機関の資金コストを軽減するためだと記憶してます)。

然るに先週木曜のECBのオペレーションというのは、オペを指値で4.00%で実行するというものでありまして、要するに何をやっているのかといえば、貸付ファシリティの金利を瞬間的に引き下げましたというお話。まあそれはそれで良いのかも知れませんけど、冷静に考えて見ますと、貸付ファシリティの金利は「何かあった時に短期市場金利のキャップになるもの」として設定した筈ですので、その肝心の「何かあった時」に貸付ファシリティ金利を無視して指値オペを実施したら何の為に貸付ファシリティ金利を設定したのか意味が良く判りませんなあというお話でございます。オペにしたって貸付ファシリティにしたって適格担保必要なのは同じでして、貸付ファシリティ使えば無制限で金は出てくるんですからね。


このインプリケーションなのですが、実は欧米での誘導目標金利と貸付ファシリティの金利差でありますところの1%というのは実はでかすぎなのではないかという論点にも繋がるのではないかと思うのであります。「何かあったとき」に折角用意してある貸付ファシリティの存在が無いかの如きオペレーションを打ち込んだECBはやっぱちょっと慌て者のうっかり八兵衛だったんジャマイカと思うのでありますがね。9.11の時みたいに明らかに決済リスクがある(大手決済機関の入ってるビルがアレでございましたから)状況なら兎も角、何かまあちょっと取りあがってる人が居ますなあ位の状態でいきなり大見得切ってご登場して却って資金の抱え込みを煽る結果になる(先日ご紹介した本石町日記さんのブログ紹介で現場の人たちの見解が沢山読めますな)わ、貸付ファシリティの存在意義は何なのという話になるわと、ネタとしてはオモロイECBのプレイでしたが、ちょっと撃たずもがなの無駄玉撃った印象がございますですな。

ちと話が逸れましたが、今回のECBの指値オペ打ち込み攻撃は貸付ファシリティの存在意義って何なのよとか、貸付ファシリティの金利設定が広いのが良いことなのかとか、色々と論点を与えてくれるECBの対応でありました。

#何かトリシェがFEDの真似して声明みたいなの出してるみたいでございますが、その点については今日はパス。
 


お題「昨日の相場を見ながらつらつらと雑感的雑談あるいは悪態」   2007/08/14(火)08:08:06  
  ○さすがにキャッシュ化一服(か?)

昨日の債券市場では5年30年で6毛という強烈なツイストスティープ相場になるわ、その割に15年変動国債の引けは前日比安くなるわとワケワカラン相場でございましたが、あちこちでアンワインドの動きが起きているということなんでしょうかねえとしか感想は無いということで、要するに何が起きちょるのかワカランチ会長。ポジション閉じ攻撃の流れ続くというのであればまだ色々と信用収縮の影響は続くの巻というところでありましょうか。

より短いところですが、金曜に一部で散見されたフライト・トゥー・キャッシュもどき(言い切るとちと大袈裟なのでもどきね)の雰囲気も一服しまして、金曜日に前日比甘くなっていたFBの期内物とかのレートも何となく小じっかりのようです。引け値を並べてみると期末越えの所に若干のプレミアムが付くのですが、基本的に短期国債のイールドカーブはフラットになるの図ということで、まあ先月末から見ればベアフラットと言ったところでしょう。GCレートは0.64%くらいということで前日比若干の低下ですが、こちらはまだ高めですな。

そうは言いましても、月曜相場らしく別に売買が活発だった訳では無いので、ここから売りでも買いでも何か大口が来たらまた動意付いてくるのでしょうな。カレンダーベースで次の積み期間になるとちょっと変るかも知れませんな。

ただまあ国債と比べて一般債やCPに関してはまだ威勢良く戻るという訳にも行かないようで、国債対比ファンディングコストが高く付く分だけこういう時には業者が在庫として持つのが重くなる(まあこの程度では屁のようなもんでしょうが)次第でありますので、戻り局面ではスプレッドが開くかなという感じです。

CPとか短い一般債に関しての救いは2年ゾーンの金利がやたら低下していることでして、足元から1年とかの金利を一番真面目にヲチしておりますと如何にも割高に見えてしまうのが2年ゾーンなのであります(が、もうちょっと目線が長めの人からすると話は別)よって、2年国債と対比して見ると1年とか6か月がお買い得に見えるという所でしょう。

#しかしいくら8月利上げ無しだからと言っても2年0.925%ってちょっとそれはどうよという気がするのですが・・・・・


○芸の細かいオペ

昨日の日銀は本店即日オペと国債買現先。即日オペは金額こそ6000億円と減額となりましたが、そもそも積み最終が近くて積みが金曜の1兆円で威勢良く進捗しましたので、オペ前日比減額でも効果的には十分な所へ加えまして、今回のオペは珍しくオーバーナイト物ではなくて1週間物という期間でして、目先数日の資金を確保しておくと安心という人にはお勧めのオペでした。

で、その後に国債買現先を打ち込みまして、こちらは15日スタートの1週間ということで、目先のGCレートや現先レートの上昇に困る人には丁度良い(ただし8月利上げあるという可能性を100%否定できないので若干入れにくいかも)オペでしたわな。即日オペの方は兎も角、こっちの現先は足切りが0.61%となりまして、妥当と言えば妥当なのですが、案外低いところで決着しましたなあ(本当に必要だったら0.65%からご相談だと思ったんで)という感じで、先ほど申しあげましたレートの落ち着きに寄与したのではと思料されるところでございます。

ま、こういうの見てると、日銀の調節のマニアックさというのは地味ではありますが実に有効だということで(^^)。




○海外はとりあえず資金供給で安心感でよかったですねえ

ECBは月曜もオペ実行ということで、一応市場後講釈的には「資金供給によって安心感が広がった」ということになっているようで誠に結構でございます。

でもまあ冷静に考えて見ますと、オペそのものはオペ適格担保が必要なわけでありまして、今回問題になっている金融工学を駆使した商品群(笑)にファンディングがついている訳ではない(筈なのですがどうでしょう)訳でして、無駄な取り上がりによって発生する無意味な金利上昇には対処できておりますけれども、別に物事の本質でありますところの本尊の問題は1ミリも解決していない訳でありまして、そりゃまあこの措置自体は必要不可欠ですが、それを持っていきなり大安心という講釈は如何なものかという所であります。

まあ確かに目先の流動性問題をクリアしてしまえば、塩漬け攻撃によって時間が物事を解決するという事は言える訳でありまして、中央銀行としてはそのための時間稼ぎをすることはできますので今回はそういう措置を取りましたってえことなのでありますけれども、まあ安心感が出るのは結構な事です。

何せどこぞの国に置かれましては、金融緩和しようと資金供給しようと、肝心の監督当局がシバキアゲモードあるいは動かんモードになっていたので、流動性は何とかなっても信用不安は何ともならんという時代がございまして、それを見てたクチと致しましては、毛唐どもがいきなり「時価算出の停止」だの「解約受付停止」だのと抜かしますと、日本の金融機関に対して好き放題やってたお前らのその口が言うかと実に香ばしいものを感じる次第でして(いつの間にか話が逸れましたが^^)、結局の所こ〜ゆ〜時にはLTCMの時もそうですが、「一度瞬間凍結」というのが一番即物的かつ実践的解決法でありましょうなあと思うのであります。「瞬間凍結」って何じゃいとなりますが、要するに「時価会計凍結」「含み損開示凍結」でございますな、ハーコリャコリャ(^^)。


○暑さに頭がやられてるのでその他悪態を少々

・米国市場のび太論

サブプライムサブプライムと騒ぐ割には良く見りゃ平均株価とか全然下がってない米国市場でございますが、何かこう情報ベンダーあたりで話が出てくる論調を拝見致しますと、てめえらは人に時価会計だの会計の透明性だのやかましい割には、こ〜ゆ〜時にはいきなり不透明炸裂ですなあというのは先ほども悪態申しあげた通りなのでありますが、FF先物とか見てると金利も引き下げろとご催促のようで誠に香ばしい。

というのを見ながら暑さにやられている頭が思うのですが、この政策対応クレクレ攻撃をみてると、「いざとなったらドラえもんが何とかしてくれる」と言ってるのび太君の姿が米国市場と重なる次第でありまして、サブプライム問題→対応のため米国利下げ→株に買い安心感って論理展開はどう見てものび太くんです。本当にカムサハムニダ。

まあ米国お得意のダブスタダブスタって奴でしょうけれども、本件は今後の頭の体操課題なのであります(^^)。


・クオンツは勝ち逃げが難しいなあと思う訳で

いわゆるクオンツ系のファンドがあちこちでバカンスシーズンと共に西方浄土に片道切符のバカンスにお出掛けの昨今でありますが、だいたいまあこの手の運用って統計的に過去の数字を取ってどうのこうのって話なんですが、5年に1回くらいの頻度で市場で碌でもない事が起きた時に血の池地獄送りになるというのは如何なものかと。

大体ですな、クオンツ運用様の理論によると「めったに起きない事が起きた」と言うとる割には5年に1回位のペースでこの手の騒ぎが起きるということは、こりゃどう見てもクオンツの限界部分ではないかと思う訳で、やはりどこかで定性的な人間様の判断で勝ち逃げをしないといかんのじゃないかと思うんですよね、とクオンツなどというものとは無縁の現場叩き上げの先任軍曹は存じますのであります。

#ま、定性的な判断を入れてしまうとクオンツじゃなくなるのですが

順張り系でも逆張り系でも良いのですが、そもそも対象資産の流動性が皆無になった場合にどうなるのかとかいう極めて定性的な人間様の勘や経験に依存するようなお話を判断に入れるのが難しい(というか市場の板に張り付いている人間じゃないと無理でしょ)というのがクオンツ様でございまして、基本的に平時の市場を前提にしている節がありますので、長期的に見るとどこかで必ず市場がグチャグチャになる時がありまして、そのときに逆ポジションを持っていると死亡というのが弱点ですわなというところでございます。

じゃあそんな大災厄的状況まで考えて統計分析しろとなると、恐らく取れるリスク量が小さくなりすぎて運用としてワークしないのでしょうかね。まあそれこそアジア通貨危機みたいな時とか古くはニクソンショックとかスターリン暴落とか(古過ぎ^^)今よりももっとトンデモないマーケットの急変は良くありましたからね。

ということで、暑さに頭がやられているせいで妙に悪態の多いあたくしでございました。
 


お題「金曜日の相場レビュー(ただし短い所だけ)」   2007/08/13(月)07:10:05  
  金曜の市場でありますが、てめえのポジションの損得は別に致しまして「久々にいいもん見せてもらいましたわ」というのが正直な所であります(苦笑)。


○まあさすがに今月はお見送りでござんしょうか

金曜の金融市場はご案内の通りの結果。まあ誰がどう考えても金曜にもし決定会合があったら100%利上げなしとしか言いようが無いですが、来週の水曜木曜までに市場が落ち着くかと言えば市場混乱の元ネタがこれからどう波及するのか不透明にも程があるという状況ですんで、それこそ先週の米国株式みたいに200ドル上ると思えば300ドル下がるというような不安定な状況は暫く続くでしょ。

それでですな、にわか予想屋さんとして8月利上げについて考えますと、今までの政策変更と違いまして今回は「スケジュール的に後が押してる」という状態ではない訳ですな。量的緩和解除の時は30兆円を引くのに掛かる期間、ゼロ金利解除の時はCPIの基準年改定、前回の利上げの時はコアCPIのゼロへの低下(その後マイナスに)ということで、「後になるとちょっといちゃもんつきそうな状況」があったのですが、まあ今回に関してはそういうネックは見当たらないということは、裏を返せば別に今月でなくてはならぬという事でもないという事ですな。だから別に8月に固執することもなかろうとは思いますが如何でしょ。

さすがにこんな所で変な意地張って利上げしてアメリカ発の信用収縮の原因だとか言いがかりつけられる結果を招くようなトンマな事はしないと思うのですけど・・・・・


ということで、金曜の即日オペ1兆円なんですが、ありゃもしかして金融市場局から政策委員会に向けた「シグナルオペ」だったんでしょうかねえ(^^)。


○流れたFB2か月入札

金曜日にちょっと注目と言ってたFB2か月物の入札でありますが、ご案内の通りの債券金先大暴騰相場でありましたが、超足元に関しましては案の定キャッシュ化の動きが一部にございまして、9月償還とかの短いFBに換金売りですかそれはという連想をしたくなるような豪快な売りが入札前からあったらしくて、そのあたりは何故か前日比レート上昇しやがるの巻。寄り前の朝イチには直前の3か月FB466回が業者間で3.5毛強の0.710%が出合っていたという状況下で手前の方は甘いという状況になった訳ですな。

そんな訳で、もともとが償還ロールじゃない純粋新発の2兆9千億円というのは中々厳しいものがありますなあという事で、入札は平均0.747%で足切りは何と0.771%となりました。まあ期末越え要因があるからこの時期2か月と3か月が逆イールドになっても良いのですけど、今回に関して言えば一応利上げ観測とかある中での価格形成になりますので、3か月の方が高くて然るべき所なんですけど、結果は今週の短期の入札の中で一番利回り高いの図。世の中ではエッサエッサと金利が低下している中での金利上昇ですからまあ目立ちますわなと思うのですが、惜しくもモノが2か月FBなだけに世間の注目は浴びませんでしたな。

んでまあさすがにもうちょっと長いところはレート低下してた(何せ2年は8.5毛強の0.940%ということで、後場は特に2年あたりの中期の中でも短いゾーンが上昇相場を引っ張るの巻でありましたから・・・)こともありまして、セカンダリーでは買いも入って来まして引けは0.715%と戻っておりましたが、日本相互証券の引け値ベースを見ましても8月9月償還物はこの市場環境下で前日比レート上昇ということで、見事に超短期ものだけレートが上昇するの巻と相成りました。ナムナム。


○GCレート大いに上昇

どっちが先かという話になりますと難しいのですが、既発FBにドカンと売りが出るような動きを反映致しまして(というかそもそも既発FBに売りが出たのは足元の資金を一応抱えておこうという動きの一環ではないかと思う)GCレートも上昇しまして、先ほど申しあげた期内ものFBレートだけ上昇の要因にもなった(まあ一連の現象ですのでどれがどれというのは無いのですけど)ということであります。

当然ながらこーゆー時には中々動きが起きないのでありまして、レポ市場の方はいつもよりも始動が遅かったようですが、15日スタートのGCが0.65%なんぞに上りやがりました。その後0.70%の気配とかまで逝きやがったらしいのですが、最後の最後には資金の出し手も出てきたようで0.70%と言った状態は解消されたようなのですけど、まあ随分上がりやがりましたなあという所です。そりゃFB451(8月27日償還)の日本相互証券引け値が0.650%になりますわなという所であります。

こちらはまあ8月利上げ観測が後退してるのですから、資金繰りに関して別にまあそこまで厚めに持っておくこともあんめえというようなメドが付けば資金の出し手も出てくるでしょうという事で、落ち着けば落ち着くでしょうけど・・・・


○資金供給雑考

毎度お馴染みの本石町日記さんですが、今回の一連の流れに関して最新の2本のエントリーはお勧め(というか1本目のリンク先はまだ全部読んでないですけど、汗)

[外部リンク] the Scenes=ブログ紹介も兼ねてECB緊急・無制限オペの考察

んでまあ、2本目の『ECB緊急・無制限オペの考察』に関しては確かにちょっとECBの対応が大袈裟すぎた感というのにあたくしも共感するのであります。上記エントリーより引用させていただきます。

『この点、ECBの15兆円オペは、不安がなんとなく漂う程度の状態でいきなり表舞台に出てきた感が強い。緊急オペでしかも無制限となると、「何か大変なことが起きている」という印象を与え、さほど問題を感じていなかった銀行も不安になって応札するから、巨額のオペになってしまったのではないか。そして、その巨額さが周辺市場に不安をもたらし、キャッシュ需要を高めた可能性もある。』

まあこのあたりの匙加減というのは難しい面もありまして、資金供給が中途半端だと金クレクレが殺到してレートが必要以上に上昇して水面下で金利上昇してますなあとこっそりやってたのが表面化して却って大騒ぎになるとかいうのもありまして、変にオペを打つことによって結果として煽りになることもございます。

で、金曜ですが、シンガポールとか韓国とかでは「必要なら出すけど別に出さないもんね〜」という姿勢でしたが、日銀はご案内のようにオペ実施。まあ協調性を出しておくとか、政策委員会に向けて8月利上げすんなコノヤローとかシグナルを出す(かどうか知らんが^^)とか、色々とオトナの事情があるのでしょうが、朝のコールで別にくだんのネームが金を取りに逝ってた訳でもなく(当たり前です)、国内銀行なんぞは落ち着き払ったものであったという状況で、果たして積み進捗し過ぎるような即日1兆円ってどうだったのかなあという感も拭えません。

世界協調資金供給→ということは不測の事態が起きるのかも→そんな状況でいつも通りの資金繰りするよりは保守的に逝こうではないか→世の中資金の抱え込みモードに・・・という図になるというのも一面では言える(朝から過激にガンガン取り上がる人がたくさんいたのなら兎も角)のでして、そもそも本件は国内金融機関には関係ない(無くはないけど精々蚊に食われた程度の話)ですので、そのうち資金繰りのメドというか見極め付いたら落ち着くでしょうと思うのですが。


ということで、ECBの今回の措置ですけど、本石町日記さんのところで議論されているように、ちょっと派手に動きすぎだったような気もする訳でして、雉も鳴かずば撃たれまいとは良く言ったものであります。

さてさて、余談になりますが「特に誰も不安を感じていないときに登場した中央銀行」という偉人伝がございました事を皆様覚えておられますでしょうか、それは2003年3月25日のことです。
[外部リンク]
 


お題「あちこちで誘爆モードですかな」   2007/08/10(金)07:56:51  
  盛 り 上 が っ て ま い り ま し た !

○どうもトリガーがあちこちで引かれたようで

毎度お馴染みメリケン様の貧乏人向け特攻住宅ローン問題が火吹きというお話でありますが、後付けで申しあげるのも何ですが、一昨日とかも微妙にどこぞの住宅ローン会社がサブプライムよりちょっとマシな貸し出し先に相当する「オルトA」級のローンの受付停止したとか、S&PがオルトAを担保にする証券を格下げする可能性があると発表した(ニュースソースは8日の日本語版ロイター10時44分配信記事『米住宅ローン問題がサブプライム以外に波及、貸し出し停止の動きも』です)とかあって実にいやーな悪寒はあったのですが・・・・・

昨日インパクトがあった話と言うことになってるのはBNPパリバがサブプライム問題で3本のファンドの価格算出や解約などを一時停止しましたってニュースでありまして、この話が広まると米国債は暴騰するわ、円債もイブニングセッションの先物大上げだわと実にてーへんなことになっておりますわな。と思ったらNYダウはゲロ下がりですかそうですか。

ところで、メディアが「サブプライム問題再燃」とか言うのは如何なものかと思う訳で、地雷はずっとあるのですから再燃もへったくれもないと思うのですが、FEDあたりのエライ人が大丈夫と言うから大丈夫とか逝って安心感が出るどんなプリオン脳だよとか悪態をついてるあたくしとしてはなーにやってんだかという感じではありますな。

ところで、「欧州の銀行におけるサブプライム問題に対応してECBが資金供給オペやったので不安心理が広がり株が下がった」とかいう後講釈をどこぞのテレビ番組がしておりました。まあど〜せ米国市場の中の人たちがそう講釈してるんでしょうが、2月の株安でもそうでしたが、メリケン連中はど〜してそう人のせいにするのが得意なのでございませうか。どっちもおまいらがそもそもの原因ジャマイカと小一時間。


○フライト・トゥー・クオリティで済みますかな

昨日ECBがオペを打ち込む前なのですが、ユーロ市場でのドルデポのトムネク(翌日スタートのオーバーナイトね)のレートがいきなり50毛ぶっ飛びやがりまして(東京19時にブルームバーグの端末叩いたら前日5.32%に対してBID5.80%/ASK5.85%とか出てやがったですぅ)、こりゃ来ましたなあという感じでございます。まあこんなの出てたから資金供給打ち込んだのでしょうけれども。

でですな、まあ米国では教科書通りに短期債大上げして20毛強とかやらかしやがっておりますが、本当にうんこの投げ合いモードになってしまうと「フライト・トゥー・クオリティ」とか逝ってる場合じゃなくて「フライト・トゥー・キャッシュ」になっても何ら不思議ではないというのは10年ほど前に取り付け騒ぎのようなものがあちこちで誘爆してたどこぞの国での市場の動きでヒーヒー言ってた頃を思い出だすと結構冷汗モンなんですよね。まあその片鱗が昨日のユーロデポトモネクレートいきなり50毛上昇に現れていると思うのであります。ご注意あらされるのが吉ではないかと。

一応若人のために申しあげますと、日本で証券お陀仏さんとかやってた時は、要するに「流動性が落ちるもの」が全部ゲロゲロになったんですよね。当時だと「非上場中期利付国債」(現先オペや輪番の対象外だからという理由ですが、まあそれよりも持ってた人が換金売りしたのがでかいんですけどね。当時はロンバートのような便利なもの無かったですし)とか「事業債・金融債」(担保不適格ですし、そもそも金融債はそのセクターズバリですし)とかがエライコッチャになったんですが、それに加えて中期(というか2年あたりの中期の短めの所)ゾーンのイールドカーブが随分膨らんだなあという感じでしたな。今にして思えば売られたモノが中短期ゾーンのものだったという需給要因が大きかったと思うのですけど。

別に今回同じような事が起きるかどうかは知らん(日本は大丈夫でしょ)ですけど、換金性というか流動性が一枚落ちるものは換金売りの対象になり易い(本当にボロボロになってしまうと売るにも売れないから)ので要注意だったりすると思うんですよね。まああとはフライト・トゥー・キャッシュの動きで「換金したいけどあんまり損は出せません」という時には真っ先に叩かれるの短期国債だったりするケースもあるので、まあ換金大会モード入りするのかどうかは見極めておかないと足元掬われますなという所でありましょうか。

ま、海の向こうならともかく、日本で換金大会というのは遠い話だと思うのですが、米国や欧州の市場でどのへんがズタボロになるのか(そりゃまあABSとかCPODとかがボロボロになるのは当然として)見たいものであります。と対岸の火事モードでありますが、まあ注意注意といった所で。


○ところで昨日は短めのFBがゲロゲロになってましたが

まあ今日の相場付きは全然違う可能性も高うございますので、メモメモと逝ったところでございますけど、6か月FB入札を機に火曜から本格化したFBのゲロゲロ状態が昨日も継続して、日本相互証券の引け値ベースで言えば例えば8月27日償還のFB451回は昨日の引けで5毛甘の0.600%でありますが、火曜の引けベースでは0.500%でありまして、2日で10毛甘とはこれまた豪快な売られっぷり。

何か先週末まではソイヤソイヤと短期国債買い攻撃だった銀行勢がいきなり外し攻撃に回っているというのが主因のようですけれども、何という極端から極端への転換と逝った所でございますですが、モノ出たせいでGCレートも上昇とか(0.55%)何やってるんだかという感じであります。いやあの大手銀行の皆様におかれましては自分のマーケットインパクトというものをよくご考慮されてオペレーションをされていただきたいものだと思うのでありますが、ど〜もどっかのポイントを超えると「よそがやる前にやらねば」モードになっちゃうんでしょうかね。心理は判らんでもないが・・・・・

ま、今日はご案内のような状況で帰ってきましたので、ちったあ戻すとは思うのですけれども、とりあえず不透明な時にはキャッシュ持ての法則は、そーゆー時代を経験している日本の方がよっぽど理解しているというお話もある訳で、世の中モノが多いところで新規に2か月FB発行とかどうなんでしょうね。

ということで今日のFB2か月入札も微妙に注目。

#えーっと、8月利上げ云々に関しては正直判らんですが、結局株価次第でしょうといういつもの印象。今回に関しては8月できないとその後できないという状況でもないから慌てることもないと思いますけどね。

#それから、米国利下げどうのこうのとかで盛り上がってますけれども、本件の問題解決で金利操作を使うのは一時の気休めにしかならず、プルーデンスの出番だと思うのですけどね。米国もなーんか勘違いしてますな

#独り言が大杉で恐縮ですけど、結局のところこれって「グリーンスパンがITバブル崩壊後の処理で緩和引っ張りすぎた弊害」が今になって出てきてるんでしょと思うのですがどうでしょうかねもういい加減マエストロとか言うの止めて欲しいもんです
 

2017年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧

このサイトの内容は、情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資に関する最終決断は必ず読者ご自身で行ってください。掲載する内容については万全を期しておりますが、内容の完全性、信憑性を保証するものではなくこれらの情報によって生じた損害について当社は一切の責任を負いませんので予めご了承願います。


   
   
無料アクセスアップ:オートリンクネット リンクが自動で増殖オートリンクの登録はこちら ベベのデイトレード日記
デイトレーダーの日課
Copyright (c) 2004FPeye,Co. Ltd. All rights reserved.
画像及び文章の無断転載は固くお断りします。