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お題「今日もひねもす国会見物」   2007/10/31(水)08:07:46  
 
国会会議録の引用のため、本日もまた増量となっておりまして恐縮至極でございまする。

○残念な事にツッコミ不足の質疑

昨日ご紹介したミンスのネクスト金融担当大臣のトンマな質疑の翌日に行われた(ので10月24日)の衆議院財務金融委員会の会議録が昨日アップされたので、展望レポート待ちの(^^)あたくしは早速査収(例によって直リンのアドレスが上手く取得できなかったので、衆議院HPから辿っていただきたく存じます)して拝読。

稲葉理事に質問をしたのは民主党の鈴木克昌氏でして、会議録の真ん中あたりからになります。質問の方向がどうも格差社会の話になっているのでツッコミ方がちょっと外してるなあとか思うのですが、昨日ご紹介したネクスト金融担当大臣(笑)よりは遥かにマシな香りが。というか民主党ってどういう人選してるんだよとか思うのですが。

『○鈴木(克)委員(前半割愛)そこで、現況の物価とか景気を含めて、二点ほど日銀にお伺いをしていきたいというふうに思うんですが、今申し上げたように、日銀の業務の目的は、言うまでもなく物価の安定だということになるわけでありますが、これは、当然のことながらインフレのみならずデフレに対しても言えることだというふうに思います。現実を見てみると、いまだ政府がデフレ脱却の宣言を出していないということに示されておるように、我が国経済は目下デフレ状態にある、私はこのように思っています。』

『平成十一年に消費者物価がマイナスを示すようになってから、八年になるわけであります。この間、日銀がゼロ金利政策を継続してきたことはもちろん承知をしておるわけですけれども、しかし、この物価安定の観点から、デフレについて日銀はどのような見解を持ってみえるのか、まずお示しをいただきたいと思います。』

前日の質疑ではバブル発生の原因がどうしたのとか、方向性として利上げしろっぽい感じでしたが、前日とは打って変わって今度はデフレについてどう思うかという質問。いやまあ個人個人で質問が違っても良いのですけれども、この政党が与党になったら金融行政が支離滅裂になりそうな悪寒がするのですが。

稲葉理事の答弁がこれまたやたら長い。

『○稲葉参考人 デフレについてでございますけれども、このデフレという言葉でございますけれども、これは人によってさまざまな意味に使われることがございます。例えば、物価の下落というのをデフレというふうに指す場合もありますし、土地とか株といった資産価格の下落をデフレといったようなことで表現することもあります。さらに、景気が悪いとか経済活動の落ち込みといったものをデフレと表現することがありまして、物価指数の下落に関しましても、例えばそれがどの程度の幅で、どのぐらいの期間で続くかによっても、それをデフレと言うか言わないか、人によって論じ方が違うというのが実情だと思っております。』

・・・・・はてさて。

『したがって、こういったデフレという言葉は注意して使っていく必要があるなというふうに思っておりますが、日銀として大切なことは、日本経済が物価安定のもとで持続的な成長を続けていくことができるかどうかということがポイントではないかというふうに考えております。委員が先ほど御指摘にありましたように、日銀法におきましても、金融政策の目的は、物価安定を通じて国民経済の健全な発展に資することというふうに記されておりますが、これもそうした考えに基づいているのではないかというふうに思っております。そういった観点から現在の日本経済を見てみますと、景気は緩やかに拡大をしております。そして、先行きについても、息の長い成長を続けていくと考えております。』

『一方で、物価面の方でございますけれども、消費者物価の前年比、足元ゼロ%近傍でございます。目先も、物価は前年比がゼロ%近傍ですから、言ってみれば、横ばい圏内で推移するという可能性が強いと考えておりますし、より長い目で見ますと、プラス基調を続けていくというふうに予想されます。したがいまして、日本経済は物価安定のもとで持続的な成長軌道にあるんだ、今後とも息の長い拡大を続けていく可能性が高い、こういうふうに考えておりまして、こういった状況をできるだけ長く続けていくことというのが大事なことではないかと考えております。』

ということで、結局デフレであるというのを認めませんでしたな(苦笑)。そりゃまあ認めると諸般の不具合が発生するのは判りますが、これはどう切り返すかの例として鑑賞されると吉かと(何のこっちゃ)。

で、鈴木さんの返しはこうなっています。

『○鈴木(克)委員 今いろいろおっしゃったわけでありますけれども、やはり、いわゆる物価を通して民生の安定を図っていくということであるならば、もう少し、日銀のリードというのか、そういった姿勢が示されてもいいのではないのかな、こんなふうに私は思って、今のお話を伺っております。』

で、この話を敷衍(日銀と政府でデフレの定義が違うのは変じゃねえかとか、インフレターゲットを導入するとかね)してくれると興味深い話が聞けると思うのですが、話はここで転換してしまうのが実に惜しい。

『続いて、いわゆる物価がそういう状況にあるにもかかわらず、賃金も横ばいないし下落をしておる。先ほど私は数値を申し上げたとおりであります。百貨店の売り上げも横ばい、そして、あえて言えばマイナスかもしれません。結局、先ほどから申し上げているように、大企業の収益は拡大をし、そして、それに伴って設備投資は伸びても、人々の所得が伸びないがゆえに、消費が一向に伸びていない、こういういわゆる循環だと思うんですね。』

『最近は特に心配な傾向がありまして、所得が伸びない中で、いわゆる原油価格が想像を超えて上昇しておるということ。それから、例えば海外のトウモロコシの話でわかるように、いわゆる原材料が値上がりをしておる。ということで、要するに、ガソリン価格だとか食料品が値上がりするという傾向があるわけですね。結局これは、庶民に、家計にもろ響いてくるわけですよね。こうした状況を、まず日銀は、ではどのように今考えてみえるのか、御答弁ください。』

質問の論点が拡散しすぎで面白い答弁にならないのですが・・・・と思えば案の定でありまして、応答は引用するほどのこともない毎度お馴染みの公式見解でございました。ということで稲葉理事の答弁は割愛しまして(おい)、家計は今後もよく見る必要がありますねというお話に留まりました。で、鈴木さんのまとめ。

『○鈴木(克)委員 日銀に対する質問は以上にさせていただきたいと思いますが、私が申し上げたいのは、要は、どこに目線を当てるかということなんですね。さっき申し上げました、景気のいい大企業、そして富裕層、明らかにそういうところはありますよね。だから、全部をならしてしまえば、何にも悪くないじゃないかということなんですが、先ほどから言っているように、要するに、格差なんですね。明らかに困ってみえる人たちがふえておる。その人たちは、まさに今家計を直撃されて大変な状況にある。どこに光を当てていくかというか、目線を当てていくのかということだと私は思うんです。』

折角最初の部分で面白くなりそうな話をしてたのですが、結局格差問題でございまして、まあ日銀としてはホンネの部分では「金融政策というマクロの政策で格差問題を是正しろとか言うのは筋違いでしょ」とでも言いたいんでしょうけれどもね(^^)。

と申しますか、もうちょっと真面目かつ建設的(かどうか知らんが)に考えますると、野党様のこの手の筋違いな質問は「それは筋違いです」って指摘しないと国会の論戦がただの時間の無駄になり、おおげさに言えば国家としての損失に繋がるんジャマイカと思うのですが、何せ国会議員のセンセイ達はそういうの受け付けてくれないでしょうからねえ(嘆息)。

『そういう意味で、私はぜひ、物価の中心に景況感を見ていくということであれば、そういうようなスタンスというのを、なかなか、支店長さんを集めて、どうですかと言えば、それはやはりいいところの話が多くなるわけですよ。そうじゃなくて、家庭の主婦を集めて、どうですかと聞くぐらいのスタンスをやはりとっていくことが、物価の番人、経済の番人である日銀に課せられた一つの大きな使命ではないのかな、このことだけ私は申し上げておきたいと思います。』

最後は家庭の主婦を集めろですか。出だしが比較的まともだっただけに残念無念としか申しあげようが。。。


○ちなみにこの日の質疑応答で面白かったのは別の所

ということで、実はこの日の質疑応答で面白かったのは、鈴木委員の前に登場した民主党の福田昭夫委員と渡辺大臣の質疑応答なのでありました。

『○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。(中略)初めに、足利銀行が破綻処理された理由についてお伺いをいたします。一つ目は、破綻の理由についてでございます。当時、大臣は四つの説を、巷間うわさされているということで、よく話をされておりました。(中略)足利銀行はなぜ破綻処理させられたのか、大臣の御所見をお伺いいたします。』

ということで質疑応答が始まるのですが、まあ質問する方も結果後出しじゃんけんの香りがしますが、当時渡辺大臣が勇ましく発言していた点を突っ込んでおりまして、会議録を見ると『○福田(昭)委員 それは違うんじゃないですか。』が連発してて中々オモロイです。最後の方では渡辺大臣もこんな答弁に。

『○渡辺国務大臣 当時、私は野党みたいなものでございまして、政府の中にいたわけではございませんので、政府の中のいろいろな情報というものは知る立場にはございませんでした。また、野党的な立場であったということでございます。したがって、その当時の私の発言をとらえて今と違うではないかと言われても、これは、今私は、金融大臣として、地元の立場ではなくまさに国民全体の立場に立たなければいけないことでございます。したがって、地元密着型金融の足利銀行の再生を図るという点では、地元の金融仲介機能が永続的な形で行われるということはよく考えておりますけれども、四年前の私の立場も御理解をいただきたいと思います。』

いやはや何とも。

ちなみに、4つの説どうのこうのというのは平成15年12月4日の衆議院財務金融委員会で渡辺委員が竹中大臣(当時)にツッコミを入れている話でして、158回国会ですので検索機能とか使わなくても「衆議院HP」→「会議録」→「財務金融委員会」の画面で「第158回」というのをクリックすると見つけられますのでご覧いただければと。

いやあ、勇ましい発言もやりすぎると自分に降りかかって来ますなあ(自戒)。
 


お題「国会会議録で珍獣の存在を確認致しますた(^^)」   2007/10/30(火)08:14:25  
 
最近「ワケワカラン」ばかりでお前は何をやってるんだと言われそうで甚だ恐縮でございます。もっと勉強しないと。国会会議録の話の前に相場メモを。


○債券先物が暴れますな

昨日の債券相場ですが、先週末の米国市場が何となく株高で債券(ただし長期)安でしたし、国内株式も金曜から復活の香りでしたんで、寄り付きから下をぶっ叩いてスタートしたのですが、途中から切り返し。で、切り返して戻るのは良いのですが何も朝下がった分を倍返しで戻すことはねえと思うのですが、戻る過程で先物がやたらと強かったというか先物をせっせと買うというか持ち上げる人がいましてナンノコッチャでございました。

先週後半に1.6%割れの水準から外部環境(特に米国)自体が国内債券にそんなに悪くないのに押し戻したので「やっぱり1.5%台は戻り売りですよウッシッシ」という感じが広がっていたというのに昨日は株高だわCPIに携帯電話新プラン入らない(これ自体あたくしは別に本質的な問題じゃないとは思いますが・・・・)わとかの材料がある中で下げてみたらいきなり倍返しで戻るの巻。実に奥が深い(というか意味不明なのですが)相場であります。

しかしこの先物で暴れる動きがよく判らんですな。まあ今日明日あたりはインデックス系のリバランスに伴う買いとかあるから緩和されるとは思うのですが、先般の30年入札以来長いゾーンの現物の需給があまり宜しくないので現物在庫にしてる業者の先物がショートになりやすいとかで先物で暴れるのにちょうど良いタイミングではありそうなのですけれども、昨日の動きはあまりと言えばあまり。うーむ。


○ネタが無い時は国会ウォッチング

会議録の直接のURLがうまく表示できなかったのでURLをご紹介できませんけど、23日火曜日に行われた衆議院財務金融委員会での問答をご紹介したいと存じます。なお、検索する際は「衆議院HP」→「会議録」→「財務金融委員会」で会議選択画面が出てきますのでそちらから選択ありたし。

稲葉理事が国会で「バブルの原因は何でしたか」とか答弁させられていた回でありまして、その質問をしたのが民主党の大畠章宏委員でして、質問順が2番目ですので会議録の中盤以降になります。まずはその稲葉委員との問答。

『○稲葉参考人 バブル発生の原因についてのお尋ねでございますが、いわゆるバブル発生につきましては、現在もなお、いろいろ、さまざまな議論がございます。実際、さまざまな要因が作用したというふうに考えられますけれども、その中でも、長期にわたる金融緩和が、その一端があったということは否定できないんではないかというふうに考えております。当時のバブル発生に至る金融政策を振り返ってみますと、国内経済、一九八五年のプラザ合意以降の急速な円高進行、そのもとで、デフレ効果が強く懸念された状況にございました。このため、日本銀行は、当時の政策金利であります公定歩合を二・五%まで引き下げて、その水準を一九八九年まで据え置いたというわけでございます。』

『このように、金融緩和が長期にわたって維持されたわけですが、その背景につきましては、第一に、当時は景気の回復傾向が次第に強まっていましたけれども、足元の物価の安定基調は維持されていたということがございます。そして第二に、何よりも、国際的に大幅な経常黒字の是正、あるいは円高の回避というのが優先的な課題として考えられていた、こういった事情が指摘できると思います。』

ほほう左様でございますか。

『それで、金融政策面での教訓を、こういった経緯からどう酌み取るかということでございますが、やはり第一に、経済が抱えるリスクがあれば、極力早期にこれを把握して、予防的に対応していくということが大事なことではないか。そして第二に、為替相場の安定とか黒字の是正といったことのために過度に金融政策に頼るというのはやはり好ましいことではなくて、やはり金融政策はあくまで物価の安定というものを目標にしていくことが重要ではないか。こうしたことが重要な教訓として挙げられるのではないかと考えております。』

何となく無難にまとめつつ予防的な金融政策についてアピールでございますかそうですか。

で、まあ稲葉理事の答弁が特にこう驚倒するものではなかったという(当たり前ですが)のを確認したところで、この後の渡辺大臣のごく穏当な答弁に対して訳判らんいいがかりをつける大畠委員の香ばしさを鑑賞致しましょう(^^)。

質問自体が稲葉参考人と渡辺大臣に向けられたものでしたので、この稲葉さんの答弁の次に渡辺さんがごくまともな答弁をしております。

『○渡辺国務大臣 バブルというのは崩壊してみないとわからないものだとグリーンスパン議長がおっしゃったそうでございますが、八〇年代後半のバブルの原因が一体どのあたりにあったんだろうか。いろいろな研究を今内閣府の研究所の方でしているそうでございます。(中間割愛)したがって、我々はこの歴史の教訓に学ぶことが極めて大事でございまして、バブルというものが破裂してみないとわからないと言うには余りにも手痛い教訓を我々は負ったわけでございますから、常に危機管理の先の先を読む、そういう行動が必要であろうかと思います。(以下略)』

まあ仰るとおりでございますが、これに噛み付く大畠委員が何とも。

『○大畠委員 バブルというか、金融の危機も起こってみなければわからないような話を大臣はされましたが、確かにそういう側面もあるかもしれぬけれども、それでは、金融庁とは何なんだ、あるいは日銀とは何なんだ、政治とは何なんだという不信になりますよ。』

・・・・・?????

『私は、金融庁のこのパンフレットをいただきました。私も、先ほど言いましたように、金融の方は、お金を借りることはあってもなかなか貸す立場はやったことがありませんから、いろいろ調べさせていただきましたが、今の大臣の御認識では困るんですね。それだったら、私と同じような、借りる立場であればいいけれども。』

前後の質疑応答を読んだのですがパンフレットが何書いてる物なのかよく判らなかったのですが、この部分は一体全体何を言ってるのか益々判らんですな。借りるだけで貸さなかったら金融は成り立たないんですけど・・・・・???

で、なお続く。

『私はあのとき、大臣も学生時代だったかもしれませんけれども、一九九〇年の前のころ、一九七〇年、八〇年、九〇年、あの当時、何かおかしいと思いましたよ。だって、朝八時から夕方五時まで一年間働いた人の年収よりも、土地を買って転がした方が何億も入るなんということがあの当時あちこちで散見されましたよね。そんなものが続くわけがないと思った。だから、そういうものは突然起こってみて初めてわかるんだという大臣の認識では困りますね。これは大臣、それはあちらさんはそうかもしれないけれども、日本の金融大臣がそんな見識では困りますよ。』

どう見ても後出しじゃんけんです。本当にありがとうございました。というかそんなに判るなら是非投資家をやって下さいwwww


でね、この大畠センセイって一連の質疑応答の中で信用組合の所謂卒業生金融問題に質問したり、保証協会の保証責任が100%じゃなくなった件とか、貸出への個人連帯保証制度に一生懸命文句を付けているのですが、質問が全体的にピントずれているの感が拭えません(が面倒なので割愛)。

それよりもこちらのセンセイが質疑の最初の方で「金融とは何か」と渡辺大臣に質問した後にセンセイの所信らしきものを述べた部分が実に香ばしい。

『○大畠委員 私も、この金融についてはそう深い見識を持っているわけではないんですが、結局は、すべては世のため人のため、これが私は金融の原点なんだと思うんです。ある方は、人様から預かったお金だから安全第一で運用しよう、そして、奉仕が第二、第三にはやはり収益なんだと。やはり、そういう基本をもってすれば、かつてのように、土地を買いあさって転がして巨額な益を得るという、いわゆる大手銀行がかなり走りましたよね。それが結局は金融不安を生んで国民の皆さんにも大きな負担を与えたことは事実です。』

銀行が土地転がし・・・・??いやまあいいですけど、安全第一で運用して奉仕しろってそれで収益が上がるなんて世の中甘けりゃ誰も苦労しませんが何か??

『ここら辺をどうやってコントロールして、国民のための金融あるいは中小企業のための金融という形にするかというのが原点なんだと私は思います。』

はいはいワロスワロス。で、なお笑えますのはこのセンセイ、同じ発言の続きの部分でこんな事言ってるんですな。

『郵便局を民営化する、反対するのだったら刺客を出して殺すぞ、こういう強権政治といいますか、強引な政治をずっとやってきたんです。国民は、どうもその政治はおかしいんじゃないか、このままいったら日本はどうなるんだという不安感を持って、さきの参議院選挙では自民党が、大変残念ながら大敗をされたんでしょう。』

えーっと、民間企業であります所の銀行が安全第一で運用して奉仕した挙句に収益は後回しという話は良い強権政治で小泉改革は悪い強権政治という理解で宜しいでしょうかねえ。


と、いう訳で、この大畠委員の質疑応答部分は珍獣観察という意味で中々面白く(渡辺大臣の「愛の構造改革」も飛び出すので大変にオモロイ)読めるのですが、一つだけ大きな問題がございます。それは大畠委員の答弁の冒頭部分でございまして・・・・・・

『○大畠委員 民主党の大畠章宏でございます。私は、民主党の次の内閣の金融担当大臣というものを命ぜられまして、そういうことから渡辺金融担当大臣の所感について質問をいたします。』

>民主党の次の内閣の金融担当大臣
>民主党の次の内閣の金融担当大臣
>民主党の次の内閣の金融担当大臣

・・・・・・・・(-_-メ)

という訳で別にただの三下でしたらどうでも良いのですが、最大野党が選挙に勝ったら金融担当大臣になる予定の人がこれでは甚だ困るとしか言いようが。民主党さん勘弁してください。。。。。
 


お題「まあ相変わらず小ネタ雑談なのですが」   2007/10/29(月)08:03:21  
 
最近は「結局海外の金融政策が危機対応モードから脱却しないとどうもならんでしょ」というのが定説でありますのでねえ。

週初はボケボケですので小ネタ雑談ですがな。


○当面採用せずですかそうですか

金曜日のCPIですが、まあ数字よりも注目されたのが携帯電話新料金プランに関してでございまして(笑)、そっちのQ&Aを早速チェックする人多しと言った所でありましたな。なお、CPI自体は思いっきり予想通りで11月にはコアCPIのプラス転換が見えて来ましたなというのもコンセンサスという所のようでした。

[外部リンク]
 


お題「受難の入札と時間軸復活(?)と」   2007/10/26(金)07:33:33  
  ○20年入札でしたが

昨日実施された20年国債入札ですが、前場引け時点では2.145%-2.15%で、これに対して落札結果も平均と足切りがちょうどこの範囲内という事でしたので、この時点では順当といえば順当な結果。で、落札結果発表後先物が戻ってみたものの後続無く、その後中期がやたら強くなって長期ゾーンがヘロヘロになるというバランスとなってしまい、終わってみれば前場引けよりも先物が15銭上昇してるのに20年新発の引けは2.155%(実力はもうちょっと甘いと思うんですが)となりやがるという状態で、30年でヘッジでもしない限り(ここもとの状況からするとそのオペレーションは作りにくい)何でヘッジ掛けててもやられと言う涙のでるような状態でした。

ここもと海外市場がアホのようにぶれるので、中々事前ヘッジがやりにくくて当日にヨーイドンでヘッジ入れてそこそこ甘くしたんですが、レラティブバリューで買う人のパワーが減退している中で絶対水準バイヤーさんだけでは20年のニーズがイマイチでしたねということなのでしょうが、それにしても何も3毛甘にしなくても良いのにとか思うんですけれども、入札にぶつけて売り崩す人でもいたのか、単に新発出た分だけ重くなってその重みで崩れたのかは知りませんが、いずれにせよ期初からこの入札とは誠に遺憾でございます。

一方で中短期は強くて、こっちが相場を引っ張る中で仕方がないので嫌々ついてきた超長期ゾーンが先週の30年に昨日の20年という新規玉の供給で実はこの辺がついていく必要ございませんでしたなあということになったということなのかもしれませんが、それにしても余りといえば余りな展開ではございました。ナムナム。


○一方で中短期は時間軸復活(か?)

そもそも昨日の受難入札の一方を演出しやがったのが中短期の買いであることは間違いないと思うのですが、2年カレントの昨日の引けは0.765%ということで次に利上げがあった時の予想されるコール誘導金利に益々接近。というか次回利上げした時のGCレポとか現先の金利がこの辺じゃろという気もしますが、まあそんなレベルにまで低下。

今後の利上げ路線を見込むのであれば1回の利上げにしか耐えられない2年って如何なものかとか思うのですが、12月か1月に利上げができないと来年6月くらいまでは動きにくかろうとか考え出すと、第4次利上げが物凄い勢いで後ズレするという予想になってしまいますので、持ちきり前提で足元金利見合いで考えた場合に、第4次利上げで割り食う部分よりも第3次利上げが来るまでの鞘で稼ぐ分の方が多いでしょとかいう理屈が成り立ってしまうところがキングオソロシス。2年がその有様ですと、まあ中期ゾーン全体的に強くなるでしょうということで。

米国のサブプライム関連が泥沼モードになる中で、こりゃまあ米国また利下げするでしょとか欧州の利上げって何ですかそれって状態になっている中で、そもそも国内経済指標がイマイチな状態なのに金利正常化路線が正当化される訳もなくというのがコンセンサスになっているでしょうとなりますと目先利上げは難しかろうとなりますわな。んでまあ2月とか3月になりますと執行部の交代が待ち構えているのであまりイタチの最後っ屁みたいな動きはしにくい(後任が迷惑するじゃろ)と思いますし、民主党が何だか判らないですが後任人事でごねるらしい(確かに任期が5年もあるからごちゃごちゃ言うのも判らんではないが、何を持って適任と判断するのかがさっぱり見えてこない現状ではただの嫌がらせにしか見えないですわな)ので、金融政策で動くのも慎重にならざるを得ません罠。

で、新執行部になっていきなり動くというのもちょっと考えにくいとなりますと、6月まで亜空間発生となってもおかしくないですなあという計算が成立するので、サブプライム問題が物凄く運が良いことに年末までに片がつく(片がつく訳無いので、まあ官民揃って絶賛問題先送りで体力の範囲内で徐々に誤魔化しましょうというスキーム発動とか、どっかを血祭りに挙げた後に公的資金注入して一気にめでたしめでたしというスキーム発動とかになるんでしょうが)とかにでもなれば話は別ですが、12月または1月に利上げするチャンスが無ければ今の0.5%は暫く続きますなあと。何か昔々に延々と続いた「低め誘導」時代を思い出しますなあ(涙)。

おまけにここのところ日銀様のオペレーションもきっちり0.5%のディレクティブを守るようにどっちかというとやや緩めの調節が続いておりますので、足元金利が跳ねそうな感じもなく、ターム物も安定となってまして、まったりとした状態が続きそうな悪寒。


まあ皆さん考えることは似たようなもんですので、気がつきゃ3か月FBは0.575%まで金利低下するわ、6か月FBは0.60%まで低下するわとなってますし、何でそう親の敵のように供給オペするのかイマイチよく判らんのですが、連日絶賛大実施中の共通担保オペでは昨日とうとう1か月ものの平均レートが0.543%まで下がるわということで、この調子で3か月の本店オペ打ち込まれたら次は夢(調達サイドにとっては夢で運用サイドにとっては悪夢ですが^^)の足切り0.6%割れとかになりそうな気がしますな。CPの発行状況なんかを見ますと、今のところはさすがにそこそこある年末越えプレミアムが潰れて行くのを待とうということで発行してくるタームが短くなってきているような気が何となくしますし、この調子ですと金融政策の見方が完全に「当分無し」になるまではショートファンディングが増えることになりそうですにゃ。

1年以内のカーブも手前から徐々に潰れてきましたし、まあ次は一般債のスプレッドを潰しに(って既に結構潰れていますが)行くんでしょうなあとか思うのですが、そもそも短い一般債自体があまり在庫が無かったりするのですけど。

・・・と超短い所の話をしてますが、長いところになると短期ゾーンの金利が下がる側から超長期ゾーンがスティープするとか、もっと違った話になるので面白いのですけどね。まあ1年とか2年とかの金利の部分ってえのは正に時間との戦いの部分があるので、「いずれ利上げがある」と思っていてもその時期がちょっと違うだけでも判断をいじらないといけないですから。。。。。

#と、本日も雑感でしたが、今日のCPIはどうなるんでしょうかね
 


お題「相変わらずネタなしひねもす雑談を」   2007/10/25(木)08:03:46  
 
サブプラ関連赤字祭りのようで誠に香ばしい。

○民主党の金融政策・・・・・・

昨日と一昨日の衆議院財務金融委員会に稲葉理事が呼び出されておりまして答弁させられています。で、実際の内容は後日(1〜3週間後)アップされる会議録を見ないと何ともなのでありますが、とりあえずブルームバーグニュースを参考にしますと・・・・・

一昨日の質疑応答ではこんな事を言ってた(言わされた)ようです。ソースはブルームバーグニュース23日11時59分配信の記事です。

『日本銀行の稲葉延雄理事は23日午前、衆院財務金融委員会で、1980年代後半のバブルを引き起こした原因について「長期の金融緩和にその一端があった」と指摘。そのうえで、バブルの教訓として「予防的な金融政策が大事」であり、「為替相場や貿易黒字の是正ために(原文ママ)過度に金融政策に頼るのは好ましくない」と語った。民主党の大畠章宏氏の質問に答えた。』(ブルームバーグニュース)

たぶん大畠さんとしては「低金利継続がバブルを発生させる」とという答弁をさせようとして質問をしたのではないかと思うのですが、そもそも80年代後半の期待収益率と今の期待収益率は思いっきり違いますし、ストック調整とか散々やらかした後とその前ではマインド違いますしとか、そもそも論として経済の条件が違うわけでして、そりゃまあ昔のことから教訓を得るというのは大事ですが、昔のことをそのまま今に当てはめて良いのかというとそれは疑問なんですけど。

ということで、どうも民主党的には自民党との対立軸をこんな所でも出すべく、「低金利継続を押しつける自民」VS「低金利継続の弊害を訴える民主」みたいな図を作りたいんでしょうかねえとか思うのですが、この問題に関しては変な対立軸で政治的なお話になるのは如何なものかと思うのであります。

ただし、以前も「民主党の金融政策論議は訳判らん」という悪態をついたと思うのですが、民主党が金融政策の話を国会でするのを見てると言う人によって方向性が違うというのもあるのがややこしいのですが、基本的な論調としてはどうも大畠さんが質問しているような構図になっているように見える次第でして、来年の正副総裁任期切れに向けて実に不安があるのでございます。


ちなみに昨日の衆院財務金融委員会では景気見通しなどについて質問されたようですな。ソースは24日11時02分のブルームバーグニュース記事。

『日本銀行の稲葉延雄理事は24日午前、衆院財務金融委員会で、「景気は緩やかに拡大している。先行きも息の長い成長を続けていくと考えている」と言明。生鮮食品を除く消費者物価指数(コアCPI)前年比についても「目先、横ばい圏内で推移する可能性が強いが、より長い目でみると、プラス基調で推移すると考えている」と述べた。民主党の鈴木克昌氏の質問に答えた。』(ブルームバーグニュース)

まあこっちは普通の質疑応答のようですが、どんな質問してるのやら(正直、どう答えているかはあまり気にしてないっす^^)というのは気になるところでありますので、会議録がアップされたら改めて確認したいと思います。

まあ何ですな、そもそも民主党が何か勘違いしてるんじゃないかと思うのは、日銀が利上げするのを政府と自民党が文句垂れまくって止めさせてると見ている(ように見える)構図でありまして、自民党は兎も角として、国債費が増えると困りますなあという財務省様の懐具合を勝手に忖度すると、「日銀が正常化路線をやってくれれば長期金利が跳ねない形で推移するのでむしろ願ったり叶ったり」なのではないかと思うんですよね(ここでは景気が悪いので金利を上げられないのではという議論はあえてスルー)。すなわち、低金利引っ張り過ぎという認識が世の中に広がり、なおかつ低金利を政策当局が引っ張ろうとした場合って、長期金利が気持ちよく上昇してイールドカーブは立ってくるわけでして、その時の長期金利上昇の破壊力は結構あると思うので、実はマイルドに利上げ路線を(やるやる詐欺状態でも可なのではと思うけどその話はまだ考えてないので割愛)継続した方が国債管理政策上はオイシイかと思うのであります。

全て勝手な妄想ではございますが、そんなこんなを考えますと、経済状況が良好な状態であればという大前提条件は勿論つくのですけれども、正常化路線をとられても政府困らんのではないかと思うんで、その点は民主党はなんか勘違いしてるように思えますな。


○入札だけ押し込みましたが

昨日の3か月FBの入札ですが、落札結果は平均0.592%で足切り0.596%ということで意外に利回り高いですねえという感じでしたが、終わってみると0.58%-0.585%ということで結局2月償還だけど既発と同じような水準になっているの図。

人の懐具合はよー知りませんが、入札時点では押し込んでしまうというのは普通に考えるとプライマリー時点でニーズが続々でもうエライコッチャですよという状態にはまだ至っていない(至ってたら入札が過熱する)のではないかと思います。でも頑張って値持ちさせておけばまだ年内償還物しか手を出していない人たちもそのうち年末越えに手を出してくるでしょうから値持ちさせておけば良いじゃんという事で頑張ってるんでしょうなという感じです。

これでまあ売りのぶちかましでも出れば話は別なのですが、今の市場環境(ただし短い所)はどう見ても運用難です本当にありがとうございましたという状態でありますので、何か変なものでも食わない限りドカンと売りがでて崩れるというのも考えにくいので、この調子で推移する中で玉はちんたら捌けて行って、気が付いたら翌週になってまた入札って事なんでしょうかな。

あとは年内償還ものにしか手を出していない人がいつ年末越えを買ってくるのかで、その動きがでてくれば現在の年末年始にある階段が低くなる(年末越えプレミアムは最後まで残るので階段そのものは無くならないですけど)のかなあと思います。
 


お題「今日もまあ雑談なのですが」   2007/10/24(水)08:01:34  
 
何せ国内市場と言いましても海外次第で振り回されるの巻ですし、金融政策どうなるのと言いましても米国がサブプライム問題を懸念して利下げモードを継続するようなら日本も中々動けないですし(欧州が利上げ再開したらちょっと動きやすくなるが)となりますと、国内要因で動くって感じじゃないですからねえ。

とひとくさり愚痴を申しあげたところで雑談を。


○主要銀行貸出動向アンケート調査

[外部リンク]
 


お題「相場雑感と今更G7雑感」   2007/10/23(火)08:07:22  
 
世の中何気に風邪が流行っているようですな。

○相場雑感

昨日は海外市場を受けまして朝っぱらには2年カレントが3毛強なんぞがお出合いになられましたのですが、3毛強と言えば0.765%でして、ついに2年間で利上げ2回しか織り込まないレートですが(2年くらいの金利だと足元金利の足し算をどうしてもしたくなるのよ)それで良いのかとか思ったらその後はさすがにちょっと押し込まれて引けは0.785%となりました。

まあ世界経済がここからもうグローバルリセッションで日本はデフレスパイラル再突入ですよという話でしたら2年0.75%でも良い(というかもっと下がりますかそうですか)のでしょうが、さすがに現時点でそこまで予想するほどでもなかろうというお話ですから、1回利上げになって誘導金利と同じになる0.75%というのはさすがに抵抗されるでしょうという所でして、まあさすがに目先2年の金利って達成したように思うのですけれどもどうでしょうかねえ。

#大体からしてこういう明確(適当に逃げ文言を入れてますが^^)なことを言い出すと逆に逝くのがドラめもんクオリティなのが我ながらキングオソロシスなのですが

より短い所に関しては、FB3か月が徐々に買われてまして先週の入札で平均0.609%でまあ確りですなあとか言ってたのですが、昨日の引けは0.580%で出合いなのですが途中までビットという有様。短い所ではFBのレートが下がってみたり、一般債の気配が確りしてみたりと中々景気の良い状態でして、一方でCPのレートは横ばい範囲内でありまして、またまた「債券と名がつくもの」へのニーズが強くなっている感じですわな。世の中利食えるような長期債があんまりあるとは思えませんが、もうちょっと短い所とか一般債とかを外した資金が入ってるんですかね、よくわからん。

もっと良く判らんのは足元のGCレートだけ妙に下がらない事でして、一応25日という言い訳はあるのですが昨日はイメージ1つレート上昇となったようですけど、一方でFBとか強いですし、昨日実施された共通担保本店オペは2月足になったのですがレートは前週の全店オペよりも1つ低下して平均レベルでも0.61%台という状況でありまして、タームのところとか債券と名がつくものが強いとかいう状況と整合性がイマイチ取れないんですな。どう見ても積みの進捗良い筈ですし、レートがそう上るというのも何なんでしょという感じです。

ま、ど〜せ個別市場の需給が微妙にバラバラになっているんでしょうけれども、少々不思議ですなあとか思うのでありました。

明日入札が行われる3か月FBは償還が2月になるのですが、共通担保オペのレートがあの有様では引き続きイールドカーブは階段状態のまま(ちなみに昨日の日本相互証券の引けベースでは1月償還物は11日償還が0.575%で残りは全部0.58%と見事な横一線です^^)になるんでしょうかねえ・・・・・



○総裁記者会見(20日の奴)を念の為

昨日のモーサテ様では「福井総裁は日本景気に確信を深めたと発言し、改めて利上げに対する意欲を見せました」とか何とか報道していた20日総裁記者会見。実は昨日はあたくしのPCのご機嫌が麗しくなかったので総裁記者会見のPDFが開けなかったのでして、改めて会見要旨をば。

[外部リンク]
 


お題「展望レポートを妄想してみませう」   2007/10/22(月)07:58:08  
 
サブプライム問題が簡単に済むって空元気の景気付けなら兎も角、日本の資産バブル崩壊見てるのに本気で信じてる人おらんじゃろうと思ってたんですけど。。。

○2年4毛強とはこれまた

木曜に案外動かなかったので、まったりとした相場とか金曜の朝書いたら金曜は中短期中心に相場爆裂。ナンノコッチャと思いながら見てますと2年が結局4毛強で0.8%を割り込むの巻と相成りました。いやあのその利回りは短期金利の足し算で考えてそれで良いのかよと思ってしまうのですが(0.8&割っちゃうとざっくり考えて利上げを2回強(多分2.5回以下)しか織り込んでないと思うぞ)、なんちゅうかこのタイミングで急に来やがりますかと実に不思議。

ま、今月は2週目に何だかよく判りませんが決定会合の票決で反対が増えるというお話とかそれ行けワッショイ相場のNY株式が伝染して強かった株価指数とかの影響なのか妙に売り込まれた分の反動はあったのかとも思うのですが、結局のところ相場が下げ止まって来たかと思ったらいきなり期初の買いってえ奴なんでしょうか。最終的にはこの前も申しあげたように「皆さんショートなんですね」ということだとは思いますが。

しかし2年から4年あたりまでが一番強いというこの展開ですが、要するに中短期買うのを十八番としている人が本格化買い出動した結果こんな有様になりましたっちゅうことなんでしょうかねえ。よーわからんが。


○展望レポートについて

金曜は全国信用組合大会で武藤副総裁の挨拶が行われました。→[外部リンク]
 


お題「なんっちゅうか手詰まりですなあ」   2007/10/19(金)08:01:45  
 
まったりとした相場展開ではございます。

○明確なテーマの無い相場ですな

昨日の債券市場は前日対比の引けカーブがナンノコッチャという動きでしたが、先物の上下をぼーっと見てますとどう見ても株価指数に逆連動です本当にありがとうございましたという動き。で、その株価指数はどう動いてたかと言うと、これがまたどう見ても上海株式見て下がったものがインド株式見て上ったとしか思えない動きでして、そういや去年も某掲示板株板の北浜先生スレッドのサブタイトルが【インドで】【引導】なんてのがありましたなあとか思いますとちょっとナツカシスではあります。

でもよりでかい日本市場が上海だのインドだのを見て動くというのはそりゃまあ他にネタもないから仕方ねえというのはありますけれども、誠にこう悲しいものを感じる次第ですわな。


さてまあ先物は置いといて現物の方なのですが、2年から3年あたりがやたら強くて5年も強く先物は弱め、10年ゾーンが強くて超長期は冴えませんって何かこう思想を感じないバランスなのでありますが、よーするに単に局地的な需給関係がそのまま現物の引け値に出てきましたよ〜って所なんでしょうかねえとしか申しあげようがゴジャイマシェン。その勝手な妄想に基づきますと、2年とか3年とかを買う人と、5年、10年のカレントを買う人が出てきて、超長期は来週入札もありますし、そもそも相場が戻ってしまったのでそんなに上はイラネということで買いの手が引っ込むというお話になりますが、はてさてそんなんで良いのでしょうか。。。。。


○そういや今更ですが日本国債格上げに関して

証券化商品関連の格付けで物凄い勢いでミソをつけた格付け機関でございますので、まあやっと格上げになって良かったですねえ(棒読み)というお話ではございますが・・・・・

[外部リンク] 年までに一般会計のプライマリー・バランスを黒字化するという政府目標の達成につながるとみられる」とバーン(引用者注:ムーディーズのシニア・バイス・プレジデントの人です)は述べる。』

「小泉改革の一部見直し」みたいな話をしている福田政権になった途端に格上げで、しかも理由がそこにあるというのはひょっとしてそれはギャグで言ってるのかそれともアメリカ様のあt(規制中)。

と申しますか、格上げしてA1にしかならないとはセコイとしか言いようがございませんでして、当然Aa2くらいにはなるもんだと思っていたあたくしは「何だつまらん」という印象でありますわな。それ以前の問題として、国債がA1なのに財投機関債がAAAとかいうこの格付け機関のロジックは相変わらず1ミリも理解できない訳でして、所詮民間の営利団体である格付け機関をバーゼル兇罵り難がってオーソライズしちゃったというのはやっぱり如何なのもかと思うのであります。

そのバーゼル兇任癲崔羮企業向け貸出は分散効果が効くので低格付けの一般事業会社向け貸出よりもリスクウェイトが低い」とかいう珍妙以外の何物でもないロジックで運営されているのはだいぶ前に悪態をついた通りでございます。あーたリスク高い貸出100個集めても1000個集めても全体のリスクは変らんでしょうにとか思うんですが、まあ結局はその手の空中楼閣があちこちにあるというのは注意しないといけんちゅうことでしょうかね。


○久々に本の紹介

今回は気に入った所をちょっと引用しちゃってみるのです。

・「会社は頭から腐る(冨山和彦著、ダイヤモンド社)」

この方のキャリアを最初に拝見した時には「机上の空論なコンサルさんですか」とか思ってたのですが、著書を拝読致しましてあたくしが物凄い勢いで完全に誤解していた事が判りました。誠に申し訳ない(って誰に謝ってるんだ?)というか、自分のアホさに汗顔至極。

どこを読んでも面白いのですが、ニヤニヤと思ったのは第1章の本書15ページから始まる小見出し『大企業の中間管理職は半分に減らしても業務をこなせる』という部分。17ページの中盤を引用致します。

『だからスタッフ部門の「忙しくて手が足りない」「忙しいからちゃんとした分析や計画書を出せない」という話はだいたい、話半分に聞いておいて大丈夫である。そのような状況下ではスタッフ部門の人員、とりわけ管理職やそれに準ずる中高年オジサンの頭数は思い切って減らした方が業務遂行能力も意思決定のスピードと的確性も向上する。スタッフ部門のパラドックスはインテリが多い組織ほどその深刻さを増す。』

耳が痛い・・・・

『その極致が政府の官僚機構である。大雑把にいうと、この手の中高年インテリスタッフ比率の高い組織では、上のほうからスタッフを半分くらいに減らしてもほとんど障害は起きない。以前ミスミの創業者である田口弘社長(当時)から「人が足りないという部門からはむしろ人を取り上げたほうが本質的な効率改善が進むものだ」といわれて「うーむ」と頭を抱えたことがある。田口さんはこのようなパラドックスを見抜いていたのであろう。』

物凄く耳が痛い・・・・・

ISBN978-4-478-00070-0 C0034 \1500


・「満鉄全史 「国策会社」の全貌(加藤聖文著、講談社選書メチエ)」

満州国が成立して満業(満州重工業開発)が設立された後の鉄道会社としての満鉄ではなくて、日露戦争後に獲得した南満州の権益からスタートした国策会社としての満鉄の歴史を書いてますので鉄道マニア向けではありません。昭和史の本はよく見ますが、日露戦争から満州事変までの日本史に関連する本(かつあまり重くないもの)は意識して探さないと見つからないので、これは中々(ただし読者はかなり限定されるものと思われ)。

筆者あとがき部分の「エピローグ」から。本書207ページより引用。

『残念ながら近代の日本が国家として希求した国策は、場当たり的なものでしかなく何の統一性もなかった。松岡(引用者注:松岡洋右満鉄第14代総裁、のちの外相)は「満蒙は日本の生命線」と唱えたものの、では具体的には何をしなければならないのかについては、誰も明確かつ合理的な答えを持っていなかった。松岡や石原(引用者注:石原莞爾関東軍参謀、のちの陸軍大将)のように個人にせよ関東軍や外務省のような組織にせよ、それぞれが勝手な国策を唱え、総論賛成・各論反対の足の引っ張り合いを繰り広げるなかで日本の満州支配は進められていった。そして、その場当たり的な国策があらゆる民族に限りない悲劇をもたらす結果を招いたのだ。』

『しかも強力な指導者や指導層によって進められたわけではなく、国策に関わったものたちがいずれも部分的な役割しか果たしていないこと、さらには足の引っ張り合いによって誰もが多かれ少なかれ不満を抱えていたことがかえって責任の所在を曖昧にし、今日まで日本人の意識のなかに底流しているのだ。こうした日本がかかえる根本的な問題をわれわれのまえに指し示してくれる具体的な象徴が、国策を遂行する機関として生み出された国策会社であり、その最たるものが満鉄だったといえるだろう。』

ISBN4-06-258374-7 C0321 \1600

#引用長くてスイマセンでした。。。
 


お題「今日も何となく雑談になってしまいますが」   2007/10/18(木)08:23:36  
 
米国10年10毛強に3か月23毛強キター!

○皆さんショートだったんですねえ

昨日の債券市場は米国の株安やら国内の株安やらインド株式市場が急に大下げしやがったなどのような外部要因はあったのですが、あのそれにしてもそこまで上昇しますのかいなという威勢の宜しい相場になりました。何せ先週の金曜日に5年国債の入札があったわけですが、木曜の5年カレントの引けは1.28%とかやってた筈なのですが、昨日の5年カレントは1.165%だの1.17%だのということで、あのちょっと先生巻き戻しにも程があるという感じでございます。

まあ一応株安が原因って話になるんでしょうけれども、それよりは「買いたいけど様子見地蔵」な人が世の中多いからこういう話になるんでしょうなと思う次第でありまする。即ち「押し目で買いたい」→「でも買って下がると具合悪いから下がってる時は様子見」→「止まったのを確認して買いましょう」というのはまあ別にそれはそれでアリな話だとは思うのですが、そーゆー人が多くなると何が起こるかと申しますと、ここもとのように「買いが急に来たので」状態になりやすくなり、上る時の速度が速くなりますと言う事ではないかと。それにしてもこの速さはちと何と申しますか目がテンなんですけれども。。。。。

ま、要するにマーケット全体がショート(買わなきゃいけない状態で押し目待ちをするのもショートですから)ばっかりという状態になってるので、「下げる時はダラダラ」→「何かのネタで反発すると急上昇」という相場になりやすくなるのではないかという感じですわな。よく「上げ100日で下げ3日」などという相場格言(でしたっけ?)があるように、参加する人たちのロングが徐々に溜まっていって何かの拍子にロング総投げで急落ってパターンがございますが、そこまでは行かないにせよ、ちょうどまあその逆モードになっているということでありましょうな。ナンノコッチャという感じでもありますが、昨日はグングン上昇する相場に「いやあ皆さんそんなにショートだったんですねえ」と落涙を禁じ得ない動きでございました。今日も米債急騰して帰って来てるんですが(涙)。

ちなみに、じゃあ何でマーケット全体がショートかと言うと、そりゃまあ多分投資家の書いてる説明用紙芝居の9割くらい(というか多分全部)には「経済が緩やかながらも拡大しているので政策金利を含めて金利は緩やかな上昇傾向」って絵が描いてあるるからでしょうとしか申しあげようがございませんな。何となく相場が売られているときは紙芝居どおりですから、そこで逆張りしてそのまま下がろうものなら「お前は何をやっとるんじゃ」となる訳ですからね(^^)。実に悲しい説m(以下激しく自主規制)。

#そもそも多くの人が考え付くのと同じ発想&行動で相場に勝てるほど世の中甘くはないのですけれどもねえ



○3か月FB入札とか

昨日申しあげていた3か月FBでございますが、入札前の前場引け段階で0.61%センターで入札は0.609%平均の0.615%足切りとなって引けは0.60%挟みということですからまあまあの入札でございましたとなるのかと思います。

と申しますか、昨日もうだうだ申しあげましたようにこの辺りのイールドカーブが見事なまでに階段状になっていてカーブとは言い難い形状になっておりますもんで、何のことやらという感じではございますが、まあそれは兎も角として先週2発の入札でゲロゲロになってたFBはありゃ何かの幻でしょうかという感じで、すっかりまあ落ち着いた事よという感じですな。

ただまあGCレートとか下がったと思ったら上ったりするし、何かこうここもとチョー短い所でのマネーフローが正直わけわからんのでして、FBのわけわからん利回り形成もその辺反映してるのかなあとか書いているのは思いつきで何の裏も取ってませんすいませんすいません。より「利回り見て持ちきり投資」の意味合いが強いCPのレート見てると年末越えプレミアムもしっかりとついているし、一応利上げリスクを反映してイールドカーブらしきものがありますので、多分FBとかGCとかがちょっと今までの発想だけではよくわからん部分があるんじゃないかなあとか漠然と思うのでありました。



○そのマーケットコメントは如何なものかと

ちょっと前に害債さんの所で某ベンダー様の出来の宜しくないインタビュー記事への苦言があった訳ですが(→[外部リンク]

ちなみに本石町日記さんの最新エントリーでもこのネタ
[外部リンク]
 


お題「とっかかり材料もあまりないので雑談」   2007/10/17(水)07:59:56  
 
○入札が順調になって参りましたが

先に短い所のお話をしますと、昨日は1年TBの入札。こちらは1年ものでありますので当然の如く来年の10月償還ということで期末を2回越える(と書くと変ですな^^)こともありまして既発の1年TB425回よりは結構ハンデがついてしまいました(425回はショート銘柄になってるという要因もあるのですが)が、とりあえず前場引けの0.73%-0.74%の気配から落札結果は平均が0.728%で足切りが0.753%ということでまあ一応流れずに済みましたなという感じ。その後もさすがに0.7%乗せでは確りしてたようで、0.71%の出合いとかもあったようでまあ一安心(日本相互証券の引けは0.715%ですが)という感じですかね。先週は2か月FBと3か月FBが連日流れるの巻でしたのでまずます。

長いほうに関してはより順調という感じでして、金曜入札ということで鬼門かとも言われてた先週の5年国債入札は順調に終了して落札後も中期堅調でしたし、昨日の30年国債入札も順調で落札後ブルフラットという展開でして、ついこの前まで入札の度にヘロヘロになっていた悲しいパターンがとりあえず終了したようで誠に結構な話です。

とは申しましても、昨日の1年入札に見られるように、そもそも入札の前にヘッジだか何だか知りませんが、それなりに頑張って当該ゾーンの水準訂正をしてから入札を迎えるので、そりゃまあ入札確りしてくれよという感じでもありますけれども(^^)、まあこんな感じで入札やってくれると業者も投資家も気分宜しいのではないかと存じます。

てな訳で本日は3か月FBの入札が実施されるのですが、WI取引の引け値0.63%はまあシャレと致しまして(苦笑)、既発の479回債が0.60%で、月曜実施の1月29日エンドの共通担保オペが0.62%足切りでしたから、まあ既発にちょっと乗せた程度で決着すればこれもまた順当と言った所でしょう。あんまり注目されそうも無いですが一応注目しておくのであります。


○まあ展望レポート待ちなんでしょうけれども

という次第で入札も相場も何となく落ち着いている訳ですけれども、さてこの間何がありましたかと考えますと金融政策決定会合がありましたなあという位しか思い浮かばないのでありますけれども(汗)、何だかんだと言ってもまだ市場的には日銀のスタンス気になってたのねえと思った次第です。特にチョー短い所を中心に見てると全然こう金融政策に関する織り込みというか思惑が盛り上がらない昨今でありますので、(先週のFB入札が流れたのはどっちかと言えばそこまでの利回り低下がやり過ぎだった面が・・・)ちと個人的には意外感がございましたんですが。

須田審議委員講演→岩田副総裁講演→金融政策決定会合→支店長会議にさくらレポートという一連の流れを見ておりますと展望レポートも下方修正とは言いませんがヘッジ入りまくりになるでしょうなあという所で、そんなにサプライズな展望レポートが出るとも到底思えないのですが、先ほど申しあげたように「何もないと思うけど決定会合通過しないとどうもねえ」というような動きがございますと、今回もまた展望レポート待ちとか言って何か動くのか動かんのかワケワカランという動きになるんでしょうかね。

適当にダラダラ動くけど暫く経って見直してみると結局同じようなところにいますなあという相場展開が続くとなりますと、時間が経過する分だけ様子見は分が悪いと思うんですけどね。


ところでしつこく展望レポートの注目点についてお話を致しますが、ちょっと注目しているのはいわゆるダム論みたいなロジック構成を今回も続けるのでしょうかというのがございます。先日の決定会合後の総裁記者会見での総裁発言を再掲しますが、こういう話が出ているのはもっと注目されて良いような気が。

『グローバル化の中での経済の成長は、国際競争圧力が経済の色々な面に強く浸透してきますので、企業所得が家計部門に満遍なく均霑するという従来の経済と同じパターンではなかなか動き難い、つまり平均してみると家計部門への――特に賃金を通ずるルートでの家計部門への――還元というのが幾ばくか弱目に推移する──想定よりも非常に離れているわけではありませんが──という面があることは事実です。』

タカ派最右翼の福井総裁がこういう発言してるとなりますと、やっぱりまあダム論如何なものかという感は否めないので、ダム論的なロジック(ダム論というと「それは違う」となるので歯切れが悪くてスイマセン^^)がどの程度トーンダウンするのか、で、ここがトーンダウンするとフォワードルッキングでどうのこうのっていう見通し部分にも影響してくる話でありますので、このあたりのロジック構成がどのように変化(あるいはヘッジクローズが入りまくる)するのかを見たいのでありまする。


○1月償還とか4月償還とかの段差について

またエライ勢いで細かな話ですが(^^)。

まあFBでもCPでも何でも良いのですが、チョー短い所の利回り水準を償還順に並べますと、12月と1月、3月と4月のところで妙に段差がありやがりますなあという感じです。例えばFB(とTB)の引けを並べると12月償還までが0.55〜0.56%でほぼ水平でして、1月償還のところで0.59%に飛んで3月までが0.59%〜0.60%でこれまた水平、4月償還になると0.64%〜0.68%位で何となく一応傾きがあるのですが9月償還が0.665%で10月償還が0.715%とここでもワープ。

まあ一応年末越え、期末越えのプレミアムが乗っかっているといえば乗っかっているのですけれども、本来的に言えば期間中の現先コストなどが一定で期末越えのプレミアムが乗るという価格形成をしていれば、期間が長い方がプレミアム分が分散されるのでレート低くなってもおかしくないですし、逆に利上げを適宜織り込んでいるのであれば、こんなに綺麗(??)に階段状にはなりませんなあと思うのですけどどんなもんでしょ。

では何でこういうある種珍妙(でもずっとこうなっているのであまり違和感が無いのがアレですけど)な価格形成になっているかと申しますとこりゃまあひとえに需給のなせるわざでしょとなる次第でして、恐らくは「12月償還までなら買えるけど年末越えはまだ買えない」とか「3月償還(以下同文^^)」という人が世の中に結構おいでになるのが原因なんでしょうなあという所です。

・・・・・うーむ、中々こう「イールドカーブ」になりませんなあ。結局は短期に関しては相場が亜空間に入ったままだということなんでしょうけれども・・・・

#雑感と雑談ばかりで恐縮でございます
 


お題「トーンダウンの香りがしないでもない訳だが」   2007/10/16(火)08:03:37  
 
東京地方も朝晩冷えるようになってきましたね。

○全体的に思うのですが

昨日ご紹介した先週の総裁記者会見では、所謂「ダム論」をしらっと否定までは行きませんが、「ダム論通りに行ってませんわなあ」というコメントをしておりましたが、今回のさくらレポートではいくつかの地域で判断を下方修正していますし、支店長会議での総裁挨拶からはやる気満々振りが窺えないと思える次第でありまして、まあ何と申しますかトーンダウンの予防線を張っている感じがプンプンするのですが気のせいでしょうか?

でですな、月末の決定会合で展望レポートが出る訳ですが、こちらに関してはさすがに金融政策の方向性(経済実態に合わせた政策金利の調整っていういつもの話)や、景気の見通しに関する基本的な見方(緩やかに回復)を変えるとは思わないのですけど、景気の現状や先行き見通しに関してヘッジクローズてんこもりのレポートになるのではないかと想像が逞しくなる次第なのであります。

#ま、それはあたくしの勝手な想像なので外れてもそんなの関係ねえということで勘弁してください(^^;


ということでさくらレポートから。

全文を読むとこれは中々オモロイのですが、まだ全文読めておりませんでまとめ部分と本文の総括部分しか見てないので甚だ恐縮でありますが。

[外部リンク] 地域からみた景気情勢』っていう初っ端の文章。

『各地域の取りまとめ店の報告によると、足もとの景気は、ほとんどの地域において拡大または回復方向の動きが続いており、地域差はあるものの、全体として緩やかに拡大している。』(今回のレポート)

『各地域の取りまとめ店の報告によると、足もとの景気は、すべての地域において拡大または回復方向の動きが続いており、地域差はあるものの、全体として緩やかに拡大している。』(7月のレポート)

読めば一目瞭然ですな(^^)。まあこういう感じでしらっと全体のトーンが下がっているのを読みますと、これまた前にご紹介した9月の金融経済月報で表現が微妙にトーンダウンしてたあたりからの一連の流れですかなあとか思う次第。まあ勝手読みのような気がしますけど(^^)。


んでまあその続きですが。

『すなわち、輸出は増加を続けており、設備投資もすべての地域で引き続き増加傾向にある。こうしたもとで、企業の業況感は、幾分慎重化しているものの、総じて良好な水準にあるなど、企業部門は好調さを維持している。』(今回のレポート)

『すなわち、輸出は増加を続けており、設備投資もすべての地域で引き続き増加傾向にあるほか、企業の業況感も多くの地域で良好な水準にあるなど、企業部門は好調さを維持している。』(7月のレポート)

どう見てもヘッジクローズ入りです。本当にありがとうございました。

『また、家計部門については、個人消費が、雇用・所得環境の改善傾向を背景に、底堅く推移している一方、住宅投資は、足もと、改正建築基準法施行に伴う着工の遅れ等から、すべての地域で減少している。この間、内外需の増加が続くもとで、生産も増加基調にある。』(今回のレポート)

『また、家計部門については、個人消費は、雇用・所得環境が改善傾向をたどるもとで、底堅く推移している一方、住宅投資は、足もとでは弱めの動きとなっている地域が多い。この間、内外需の増加が続くもとで、生産も増加基調にある。』(7月のレポート)

個人消費部分の「改善傾向」というのと「改善傾向をたどるもとで」のどっちがトーンが強いのかという話はさすがにワカリマシェン。何となく言い切っている今回の方が強い気はするのですがどうなんでしょうか教えて中の人って感じですわな(^^)。

住宅投資に関しては建築基準法関連の特殊要因が入っているのでまあこれはこんなもんでしょう。で、その次。

『こうした中、総括判断において、「拡大」としている関東甲信越、東海、近畿と、「回復」方向ないしは「横ばい圏内」にあるその他の地域との間で、依然、地域差がみられている。』(今回のレポート)

『こうした中、総括判断において、「拡大」としている関東甲信越、東海、近畿と、「回復」方向にあるその他の地域との間で、依然、地域差がみられている。』(7月のレポート)

ま、総括判断に「横ばい圏内」が入ったのですからその部分が追加されるのは当然ですが、引き続き地域差が見られるというのは引き続き変らずでございますわな。

んでまあさくらレポートは実はこの部分よりも中身が物凄く面白くて、毎回いくつかのトピックスをピックアップして『地域の視点』として紹介しているのが非常に面白いのですよ。で、これを読んでまたネタにしようかと思ったら早速本石町日記さんのエントリーがございました(^^)。
[外部リンク]
 


お題「総裁記者会見など」   2007/10/15(月)08:01:22  
 
○金曜の追加というか訂正

金融経済月報に関して金曜にご紹介しましたが、よくよく見ると本文全部同じじゃなくて1箇所9月と違っている所がありましたので訂正致します(汗)。

生産の現状判断部分ですが、

『内外需要が増加する中で、生産は増加基調を続けている。』(10月)
『内外需要が増加する中で、生産は、足もと横ばいながら、基調としては増加を続けている。』(9月)

となっておりまして、生産の現状判断元に戻しやがりましたですな。不覚にも見落としておりましたm(__)m


ということで総裁記者会見ですが、内容的には淡々としたように字面からは読めます。要は展望レポートをお楽しみにって事かと。

[外部リンク] CPIがなかなかプラスに転じずに7か月連続でマイナスが続いていますが、これは当初の日銀の考えに比べ見通しが少し狂っているということでしょうか。回復してくるのが後ずれしているのでしょうか。目先はゼロ近傍が続き、先行きはプラス基調といつもおっしゃっていますが、いつまで経ったら転換するのでしょうか。どこまで経っても目先なのかなという感じもするのですが、いかがでしょうか。』

まさにあがるあがる詐欺(失礼)というご指摘を頂いておりますが。

『(答) 数字を一生懸命ご覧頂いて、目もお疲れになるでしょうし、大変恐縮していますが、ご質問の点は、もう少し我慢強くみて頂ければという感じです。そう遠からずCPIはプラス基調で推移していくようになるだろうとみています。(以下割愛)』

茶を噴きそうになりました(^^)。

まあ全体としては今回に関しては利上げに関して淡々としているという印象が強く、前のめり感が全然無いというのが特色だったと思います。
 


お題「金融政策決定会合あれこれ」   2007/10/12(金)08:04:00  
 
拳闘で投げ技をする選手の切腹マダー(・∀・ )っ/凵

○全体的には「拍子抜け」ですかね

昨日終了した金融政策決定会合。市場の中の人たち的には今週になって「反対票が増えるのではないか」とか「ちょっとタカ派っぽい話が出るんじゃないか」というような期待というか不安というか、まあちょっとした思惑モードも入っていたような感じでありましたが、金融政策決定会合の票決も金融経済月報も9月と同じだわ、総裁記者会見は比較的穏健(に見える伝えられ方)だわという結果。

いやまあ別にそんなに慌てて利上げするこたあねえ(今利上げして将来に発生する問題の責任を押し付けられるのは上手くないでしょ)と思うので、この結果それはそれで良いのですけど、何か拍子抜けといえば拍子抜けな結果になりましたなという所でしょうか(^^)。

という訳で妙な盛り上がりは何だったんでしょうかという所でありますが、そもそも論として最近は「日本が利上げできるかどうかは結局海外次第でしょ」ということでサブプライムとか米国や欧州の金融政策がどうなるかとか、そっちの方が気になる中で衝撃の雇用統計過去分まで上方修正攻撃が来たので盛り上がってみましたという所だったんですかね。

ま、株高と円安もでかいと思いますが。


○決定会合が微妙に時間が掛かったので

昨日の金融決定会合の結果発表は13時半をちょっとだけ回りましたが、ここんところの決定会合は票が割れた場合でも13時前半に結果が公表されてたので、もうちょっと長くなったらより思惑が広がったかも知れません(^^)。と言ってるあたくしも「おやこれは時間掛かってますなあ」とか思い出して「何も無いとは思うけど、何かあったら笑えますなあ」とか雑談してる頃に決定会合終了という感じでした。あははのは。

そんな事もあったのかどーかは知りませんが、後場に入って債券先物が微妙に弱く推移してまして、決定会合の結果が何の事は無い8対1で現状維持だったということでいきなり買い気配になって値段が10銭ほど飛んでしまったのには微苦笑と言ったところでした。

決定会合のケツの時間が決まってないので、時間が掛かると色々と思惑が生まれるというのはこりゃまあ仕方ない部分がありますが、とは言えケツを常に一定にすることによって議論が途中で打ち切りになりましても宜しくない(何も無いのに延々とやるのも不経済ですし)というのは確かでありますので、こればっかりは今のやり方で進行する分には致し方無しの巻ではあるんでしょうな。

ということで、決定会合は出来るだけ13時くらいに終わらせるようにして下さい(^^)。

ちなみに最近の履歴はこちらをご覧あれ→
[外部リンク]
 


お題「3か月FBも流れました」   2007/10/11(木)08:00:55  
 
○3か月FB入札

昨日は3か月FBの入札が実施されました。前日に2か月(50日ものでありまして、昨日の3か月が98日ものなので実は1か月半VS3か月と言った方が良いような気も)もののFBが存外流れて0.555%レベルになり、既発の12月償還ゾーンも0.55%レベルに上昇したのですが、3か月FBに関しては前場時点では0.575%-0.58%レベルとなってました。

いやあの12月利上げの可能性とか、年末越えの翌日物が1週間あるんですけどその12月ものと1月もののバランス(年末越えプレミアム)はそれで良いのかという感じではあったのですが、まあニーズあるんですかねえとか思ってたら最後の最後に0.58%になってたようなんですが、まあそんなところで入札。

で、結果の方はと申しますと、平均落札は0.589%レベルだったのですが、足切りが何と0.602%レベルということで、テールが1毛5糸近く流れやがりましたですぅという結構ビックリの結果。まあ元々の水準がやたら強かったというのは確かなのですが、期末どころか期初になってもアフォのように強かった先週の動きは一体全体何だったんですかと(゜д゜)ポカーンでございます。

んでまあ結局終わってみれば新発FB479回は0.60%の引けでオファーサイドということで、足切りにかなり近い所までヘロヘロになってしまいました。発行日が15日なので云々とかいう指摘もあるようなのですが、別に償還ロールなんですからんなこたあねえと思う次第でして、まー今まで何が何だか判らんけどやたらめったら短い所へのニーズが利回りケンチャナヨで入ってきたのが剥落しましたなあと言うところだと思うんですけど、それにしても今週入って2日で5毛近く居場所を訂正とは雇用統計衝撃の上方修正があったとは言えちょっとビックリであります。

とまあこうなりますとGCレートの方も上りやがる次第でして、15日はそもそも年金定時払いの絡みで金の動きがでかく、資金繰り上はやや取りニーズが強くなる所な上に新発FBが業者の持ちになってしまった(ようにしか見えない)ということで、0.58%レベルまで上昇して現先とかも0.6%近くにまで上昇したようで、これまた動きやがりましたなあという感じです。いやはや。

一応今日の金融政策決定会合を警戒する動きがあります(と言っても別に今日利上げがあると思ってる訳じゃなくて、現状維持反対票が増えて年内利上げが復活するんじゃないかという話です)というのもあるようですし、まあそもそも論として年度内利上げ全然無しという値付けで動いていた方が楽観(景気には悲観ですが^^)し過ぎだったのでその反動が来ましたと言ってしまえばそれまでなのでございますが、それにしてもあたくし的にはもうちょっと亜空間が続くと思ってたので少々意外感がありますな。

・・・・とか言ってたら今日の決定会合が8対1で亜空間が復活したりするのですが、笑。


○FBとTBの統合発行
先日の「国の債務管理のあり方に関する懇談会」で公表されていたのが政府短期証券と割引短期国債の統合発行なのですが、要するに発行する名前を統合して(中身はTBとFBがごちゃごちゃになる)一緒くたにしますよというお話。

まあ実務上はTBもFBも一緒なので別にこれはこれで特に問題が無いと言いますか、最近のFBは2、3、6か月ものが発行されるので回号を見ても償還が直ぐに判らんという(ど〜でも良い事ですが)業務上ちと困る次第だったので、これでちょっとややこしくなくなるかなあとか思ったのですが、よく考えたらTBFBが統合されるだけなので、償還順と回号順は一致しないのは変らないですな(というか1年が出るからもっとややこしくなる^^)、残念無念。

でまあ統合発行するのは良いのですけど、ちょっと気になるのは、この措置やっちゃうとFBの日銀引受を復活させにくくなっちゃうんじゃないかなあという所。いやまあ勿論今みたいに公募発行をしてくれれば運用とか担保とか便利なんですけど、金融調節の面から考えた場合FB大量発行してる分で短期の資金供給オペに負担を掛けてるように見えるんで、実は両建てを落とすという観点からすればFBの日銀引受というのも悪くはないとは思います(がレート設定どうするかで問題がありますか^^)けど(ただし昔の「FB売却」オペは勘弁)。

まあ実務上は特にどうということは無い話だと思います。


○さて決定会合

というわけで本日は金融政策決定会合なのですが、何かここのところ急に「今日は反対票が2票になるかも」という説が語られておりまして、まあほうほう左様でございますかという感じではありますが、いきなり全会一致で現状維持→全会一致で政策変更というのも何ですが、徐々に反対票が増えていくってえのも何だかこう妙な予定調和の香りがして、何でしょうかねえという気もしないでもないざんす。

まあ一応当たらない予想をさせて頂きますと、今回に関しては水野さんの反対(+利上げ提案)のみで、米国サブプライム問題が片付いている訳ではない(上方修正された雇用統計の結果から逆算すれば、米国はサブプライム問題を別のバブルで解決させるというバブルで飛ばし作戦に出ましたなあとしか言いようがないので)次第なので、もうちょっと様子を見るという話になると思うんですが。景気ウォッチャー調査とかあまり良くないですし、もうちょっとインフレ期待が出て、コアCPIが明確に上を向いてくるとかじゃないとちょっと理由に乏しいかと。

で、乏しい理由の下で利上げをかますとコレ幸いとばかりに全ての害悪の原因を日銀に押し付けられるのは必定でありますので、別に国内要因で今すぐ利上げするほどの状態でもないのに利上げを急ぐこたあねえと思いますけどどうでしょうかね。

経済情勢以外の話を予想要因に加えるのも何ですが、正副総裁人事もありますし、12月の決定会合は年末近くなので短観後ではありますがちょっと金利いじりにくいようにも思えますので1月って所なのかもしれませんけど、正直よーわからんです。

それから総裁会見に関しては特に変な話は出ない(ヘッドラインで妙な打ち方されるのは警戒が必要ですが^^)と思います。それより金融経済月報でサブプライムの話をどう取り扱うのか(華麗にスルーを予想)が注目されるんですけどね。

#ということで本日は雑談ばかりで恐縮
 


お題「小ネタを少々」   2007/10/10(水)07:58:55  
  えー、いちいちややこしいツッコミする気力も起きませんが、NY市場の後講釈してる某テレビ番組なんですが、個別市場の後講釈で言ってることが全然統一されてない(特に金融政策に関連する部分)のには正直呆れてしまいます。ま、出る人間の発言まで制御出来ないから番組制作サイドが悪いんじゃないんですけどね(^^)。

しかし雇用統計が上方修正される前のFOMC議事要旨で0.5%利下げが全会一致なのを好感するってもうアホか馬鹿かと思うのですが、多分それは後講釈に過ぎないと思います。まさかそこだけで反応してる訳ないっしょ。

要は「見てきたような後講釈」が如何にあてにならんかということですな・・・・ってあたくしのことですかそうですか(自爆)

#と思ったら公共放送さまでNY市場の数字の話した所で「この日公表されたFRBの議事録でインフレに対する警戒の記述が削除されました」(耳の記憶ベースですがそんな感じ)と一言で的確っぽい指摘が(^^)。

○2か月FB入札が妙に流れました

昨日は2か月FBの入札が実施されました。先週時点では亜空間相場もいいところだったというところでしたんで、12月4日償還だから格好のキャッシュ潰し銘柄かと思ったのですが、昨日は朝っぱらから年内償還物を中心にFBが弱くなりまして、12月償還ゾーンが軒並み1.5毛甘とかの0.545%オファーとかになりやがりました。

で、落札結果も平均0.551%相当で足切りが0.562%となったわけでして、2か月と言いましても実は50日ものなので1か月半ちょっとものなんで、このテールの流れ方は1厘5毛も流れるの巻ですんでまー流れましたなあという感じです。

結局最終出合いは0.555%ということで平均よりも下というイマイチの結果になりやがりましたが、既に12月3日償還の3か月FBがあるので今更この償還イラネとか、2か月FBは償還分が基本的にロールされないので大量に買うと償還金の再投資を行う時に(ロールが無いので)不便とか、まあ後付けでは幾つか理由は挙げられます。でも既発ゾーンが全般弱くて、特に年内償還物が弱いので、それだけではない事象が発生しているであろうという感じは致します。先週の年内償還何でも0.53%以内状態は一体全体何だったんでしょうかねえという感じです。

幾つか勝手にこじつけるとしたら、GCレポレート(レギュラースタートベース)が結局0.52%レベル当たりから下がらない(昨日は0.53%位ですかな)のに年内償還FBが揃って0.53%あるいはそれ以下という状態は何ぼ何でも変じゃろうということで外しが来たですぅとか、ここもとの金利上昇&昨日の朝方の下落を受けて1.5%台で戻り売りをかましていた人たちが買い戻しに入って見合いで持ってたFBあたりの外しが来やがりましたですぅとか、まーそんな後講釈は思いつくんですが、実際の所はど真ん中に居る人しか知らんがなと逝った所ですな(無責任)。

ま、本日は3か月FBの入札がございまして、こっちはまあいつもの入札になりますんで、いつものニーズもあるでしょうし、それ以上のニーズが有るのかどうか見極めるのには良い入札かと存じますです。


○ま〜少し長いところに金が戻ってきたということですかね

期末近辺から先週に掛けましては亜空間亜空間と申しあげていたように短い所では亜空間発生によりTB/FBはおろか高格付けの一般債も物凄い勢いで在庫払拭状態でエライコッチャになっていたというお話をしておりましたにゃ。しかしTB/FBに関しては先ほど申しあげたとおりで昨日には妙にモノが出てきたような気配(本当に出てきたのか、出たのが本当に昨日なのかは正直ワカランですが)ですし、ここもとの金利水準で事業債を中心とした一般債の発行が多いせいか、この新発一般債の購入見合いと思われる売却(と、月末月初のインデックス落ち銘柄外しもありますが)が出てきたような感じでして、長いところは比較的確り目の中で短い所は少々弱いというある意味絵に描いたような展開。

あまりにも尤もらしすぎる絵なので、たぶんこの講釈はどっかが間違っていると思うのですが(何たる理屈^^)、一応そういう感じで解釈しつつ、市場の中での資金の流れを注視したく存じます次第なのでありますです。


○意識調査関連雑感

景気ウォッチャー調査は相変わらず悪化してましたが、一方で日銀の生活意識アンケートを見ると生活感覚的な「暮らし向き」あたりは悪化してますが、雇用環境を見ると雇用不安の数字が微妙に好転してたり、物価意識に関しては改善というのかどうか微妙ですけれども「上がった」という数字がこの半年で大いに拡大しておりますという感じですな。

景気ウォッチャー調査までちとフォローできてないのでまあ見てて気になったら続編書きますが、物価上るわ景気は足踏みだわでは全く困ったもんですなあという感じではあります。ナムナム。

まーいずれにせよ今週の金融政策決定会合は動き無いでしょという感じであります。


○この正直者!

ちと古いニュースですが先週木曜の話。

13:42 04Oct07 RTRS:日銀の金融政策の間違いを実証する方向で勉強=自民金融政策小委

ということで、木曜に毎度お馴染み山本幸三先生が勉強会やっておられたという記事が出てたんですが(記事は日本語版ロイターから)、その中で山本委員長は委員会の位置づけに関してこのように仰せのようです。

『同委員長(山本さんね)は委員会の位置づけについて「いまの金融政策が間違っていることを実証する方向で勉強する」と明言。』

いやあ相変わらず先生正直者で宜しいですな。普通こういう勉強をして実証するのであれば、まずは本人の主張は兎も角フラットな態度で検討をした結果として「今の金融政策は間違っている」という結論が出てくるというのでしたら説得力が出ると思うんですけど、最初から結論ありきで実証するとか言い出されましてもそれはあの実証する態度として如何なものかと思うんですけど(^^)。

てか、日銀だけで経済状況をどうこうっていうのは何だかなという感じでありまして、所得税住民税の定率減税廃止などに現れたような「企業が儲かれば下々にも伝わる」理論で進んだ(ように見える)与党様絶賛ご実施でありますところの一連の税制改正とかの経済政策に関しての実証もしていただかないとフェアじゃないと思いますが、物価見るのにそんなの関係ねえなのかな?

記事によりますと次回はサブプライムローン問題に関するお勉強をするそうですが、それこそ金融政策と関係ねえ話でして、もし日本に影響あるというのであればバーゼル兇箸の絡みになってくるので金融庁マター(日銀も絡んでますけど)になるんですけど・・・・・


まあ別に勉強するのが悪いとは思いませんが(全然フォローになってないですかそうですか^^)、山本先生初手から「日銀が間違っているのが前提」みたいな物言いしなけりゃ良いのにと思う次第でして、そういう時は建前でも「金融政策と物価動向の関係について実証する」とか一応「結論先にありき」みたいな印象を与えない言い方をした方が宜しいのではないでしょうか。まさに「この正直者!」といったところで、それが山本センセイの良い所でもあるんでしょうが・・・・・
 

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