FPeye エフピーアイ
ホーム プライバシー・ポリシー サイトマップ お問い合わせ ブックマーク
サービスのご案内 コンテンツのご案内 会社のご案内 入会のご案内 入会のお申込み



 
コード・銘柄名・証券会社・キーワードなどから関連記事が検索できます。
 
個別株シストレ〜トランプ式投資術
今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)
日経225先物マーケットプロファイル
データベース
レーティング一覧
過去のSQ値一覧


やぶのマーケットコメント
ディーリングコンパス
レーティング  [ レーティング基準 ]
ロングターム
裏街エレジー(割り切り系の銘柄や裏事情など)
ウィークリーレポート


エディターズROOM
レッスンページ
リンク集
FPeyeの歩き方
解約申請フォーム


 (無料会員様専用)
無料メルマガの設定が出来ます。

無料IDの取得はコチラから
※無料メルマガ配信開始!!
 
 (有料会員様専用)
株価の閲覧や有料会員様専用メルマガの設定が出来ます。
 
株式用語・経済用語検索 new
 
株用語のが検索できます。
 
上場企業一覧集

更新
自動更新 あり なし
お知らせ音 あり なし
※ COOKIEを有効にして下さい。



北浜の本社ビル1Fに証券カフェバー
Cafe FPeye がOPENしました。

北浜の証券カフェバー「Cafe FPeye(カフェ エフピーアイ)」
弊社代表取締役   藤ノ井俊樹 著
"実践的"投資研究家 盛岩外四 著
FXチャート自由自在
好評発売中!
ビンボー万歳!
むらやん(村上直樹):著
サガー・ジロー:イラスト

好評発売中!
弊社投資アドバイザー 泉 雅浩
コードワン投資研究所 緒方史法 著

でっかく儲かる! 資源株のすべて
好評発売中!
  弊社代表取締役 藤ノ井俊樹 著
個人投資家のための信用取引自由自在藤ノ井俊樹 著「個人投資家のための信用取引自由自在」
好評発売中!
無料銘柄相談 受付中!   無料銘柄相談
受付中!
  弊社代表 藤ノ井俊樹の「ロング・ショート戦略で自由自在 株式トレード必勝セミナー」
DVDがパンローリング社から発売になりました。
FPeye エフピーアイ 株情報のモバイルサイト モバイルサイト
金融商品仲介業のフォーキャストパートナーズ
金融商品仲介業のフォーキャストパートナーズ
 
「ストップ高」直撃ブログ
専業デイトレーダーむらやんのトレード日記。日々の取引履歴と資産残高を毎日公開している注目ブログです。
カブ知恵
雑誌等でおなじみの藤井英敏が、豊富な人脈を生かして「カブ知恵」だからこその新鮮な株式情報をお送りしています。まずは、カブ知恵HPへアクセス!!

今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)

表示件数
日付範囲 日 〜
タイトル   AND  OR 
本  文   AND  OR 
  

全部で 14件 の記事があります。(表示:1−14)


お題「またまた国会ネタで恐縮至極(しかも雑談ネタ)」   2007/11/30(金)08:03:37  
 
ぐっちーさんのところで紹介されたらアクセス数が物凄い勢いで伸びましたですな。どうもどうもです。
[外部リンク] いうことで、参考人として植田和男さん、高橋進さん、高田創さん、 加藤出さんが出席して金融政策に関する質疑が行われており まして、これも中々面白いのですが(ちなみに質疑の後半です)、 本日はオモシロネタということで質疑の最初にありました日銀の 株式買入その後に関する珍妙な質疑応答をば。質問者は民主党・ 新緑風会の大久保勉委員でございます。

日銀が金融機関の株式を買入したものが含み益1兆6221億円 (9月末時点)ありますよという質疑の後に、買入株式の処分に ついて質問がありまました。

で、発行会社から時価による自社株買入れの要請を受けた場合など のケースで処分したのが全体の19%になるという武藤副総裁の 答弁があったのですが・・・・・

『○大久保勉君 分かりました。幾つかの論点がありまして、まず一九 %も買入れ処分をしたと。原則しないというのに一九%。私は、二〇% に近い数字というのは原則に当たらないと思うんですよね。つまり、 二〇%も処分しているということは、しないと言っているのに勝手に してしまって、日銀はどういう運営をしているか、非常に疑問です。』

えーっと、日銀が能動的に処分してるんじゃないんですけど・・・・

『二点目は、その間に実現益としましては二千億以上の利益が上がっ ています。そういう意味では、日銀の年間の収入になっていまして、 その分、いろんな経費と相殺できますから、その分、羽ぶりがいいと いうことですね。一部は国庫に納付されていると思いますが、この 辺り、もう少し詳しい説明が後日してもらいたいなと思っております。』

日銀の決算は公開されてますのでそれを見てから質問してください。

『もう一つ、これが一番重要なんですが、自社株買いを受け入れたと いうことです。じゃ、どういう株式を処分したのか。これは、インサイダー 取引とか、若しくは株式市場に大きい影響がありますから、日銀として こういったことをやることは非常に難しい。場合によっては不適切な ケースがありますから、この辺りに関して質問をしたいと思います。 どういう基準で自社株買いをしたんですか。インサイダー取引の おそれはなかったんですか。』

時価ベースでの自社株買いで相対取引ですからあんまり影響ないと 思うんですけれども。まあ確かに決算に影響する重要事実の公表前に 自社株買いをする発行体がいたらそれはそれで問題ですが、それは 買う方をふんじばれば良い話でして、そもそも日銀は知ったこっちゃあ ねえと思うんですが。

ということで、当然ながら華麗に受け流されたのですけど、その次に保有銘柄の状況に対する情報管理について質問してまして、その続き。

『○大久保勉君 分かりました。非常に厳しい制度を設けて、情報漏えい を起こさないということが分かりました。そういう意味ではきっちりなされ ていると思いますが、万々が一のことがありますから、そもそも日本 銀行が特定の株式を持つことが適切であるか、こういったことを是非 議論してもらいたいと思うんです。この株式保有に関しましては、平時 の段階では適切じゃないと私は考えておりまして、早急にバランス シートから外しまして日銀の個別の金融政策に影響させないという ことが是非とも必要だと思っています。』

おまえはさっき売ったのが問題みたいな質問をしてなかったかと 小一時間。まあ中央銀行が個別株式を保有するのはどうなのよ という論点は判らんでもないですが、それを突っ込みだすと担保 政策とかの話にも繋がるのでそれはそれでオモロイかも。

で、その次に中々いい感じで腰の砕けるお話が。

『ちょっと質問を飛ばしまして、財務大臣にここは質問したいんですが、 もし日本銀行のバランスシートから外すということでしたら、是非国の 方、財務省の方で管理したらどうかなと思います。例えば、預金保険 機構とか、若しくは何らかの特別会計にもうそのまま日本銀行の株式 を移してしまうと。具体的には、買入れした簿価に若干の保有コスト、 若干のマージンを入れたものをそのまま預金保険機構とか特別会計 に移管してしまうと、こういったことが一番適切だと思います。』

・・・・・????

『この中には株式の含み益としまして二兆円弱の含み益がありますから、非常に国庫に対して寄与すると思います。』

あのー大久保先生「贈与税」ってものご存知でしょうか????

『これまで銀行の破綻等によって大量の税金が投入されましたから、 当然ながらその関連取引で利益が上がるんでしたらその利益は 当然国庫に返してもらう、これが原則だと思いますが、大臣の大きい 立場での議論を聞きたいと思います。』

利益が出たら全部国庫納付というのは一つの筋ですが、その場合は 損失が出た場合は全部国が穴埋めするという形じゃないとバランスが 取れないと思う(まあ今の状況で損は出ませんが)んですが。というか 金融危機対応で日銀特融で回収が大変なものとかあったような気が するんですけど・・・・・・

『○国務大臣(額賀福志郎君)(主論の部分は思いっきり割愛)日本 銀行が買い入れた株式の処分により利益が生じた場合は、剰余金が 増加をして、国庫納付が増加することを通じて国家財政にも寄与して いるというのが現状の実態であるというふうに思います。』

どう見てもこれが筋。

で、大久保先生におかれましては、その利益を元に日銀が過剰な 設備投資をするかもしれない(以前戸田分館の件で質問したんです よね)から召し上げてしまえという話をしたかったようです。

『○大久保勉君 大臣、認識が若干甘いですね。つまり、日銀が株式を 売却して利益が上がりましたら、それは一般的な収入になりますから、 一般的な支出、例えば人件費とかいろんなシステム投資でコストが 引かれて、余った分が国庫に納付されます。一部は剰余金として 引き続き日銀が持つことになります。ここで重要なのは、毎年二千億 近く利益が日銀に上がりますから、そのことによりまして日銀の運営が 甘くなってしまうと。無駄なシステム投資をすると。過去には戸田分館 の問題をいろいろ指摘しました。相当無駄な投資をしている。あるとき には、日銀というのはシステム会社でありますからいろんなシステム コンサルを雇っていますが、そこに天下っているという事実も明らか になっています。ですから、こういった状況があるんだったら、もう 含み益をそのまま国庫に移してしまうということできっちり管理した 方がいいんじゃないかという御提案なんです。(以下割愛)』

趣旨は判らんでもないが、あまりにも乱暴な話だし、そもそも日銀の経営執行状況に関してのチェック機能だってある訳でして。

『○国務大臣(額賀福志郎君)(前半割愛)ただ、これは日銀法五条 第一項に、日本銀行は、その業務及び財産の公共性にかんがみ、 適正かつ効率的に業務を運営するように努めなければならないと いうふうに書いてありますから、しっかりと執行していただきたいと 思うし、財務省もやっぱり人件費とかその経費、予算については、 認可に当たってチェックをしていく機能がありますから、大久保委員の 御指摘するようなことがないようにしっかりと対応していきたいという ふうに思います。』

という答弁の次に行われた渡辺大臣のこの答弁は・・・・

『○国務大臣(渡辺喜美君) 大変面白い御提案だと思いますね。預金 保険機構でいただけるものだったらいただきたいと思いますが、なか なかそう簡単でもなさそうであります。だれがお金を工面するか、一体 幾らぐらい対価を払ったらいいか、ちょっと厄介な法制面の問題もござ いますので慎重に検討してまいりたいと思います。』

・・・・・・・・・(゜д゜)

ギャグなのかマジなのかよく判りませんけどね。
 


お題「国債市場懇とかその他の小ネタ」   2007/11/29(木)08:02:42  
 
利下げ示唆でダウ大上昇ですかそうですか。

○国債市場特別参加者会合に関連して

[外部リンク]
 


お題「相場雑談その他」   2007/11/28(水)07:59:11  
 
○2日連続オーバーランチでギャップダウンとは

昨日の金融市場はご案内の通り昼休み時間に米シティの優先出資証券をアブダビ投資庁が購入というお話で物凄い勢いでギャップを空けて株価指数は上るわ債券は下がるわとなりましたわな。

昨日に関してはその前が米国株安債券高を受けてそのまんま窓を空けて株安債券高をやるという動きでしたんで、一日の前場と後場の寄り付きで窓空けとは勘弁して欲しいですな。しかも結局レンジ内とはナンノコッチャでございます。

まあ一昨日の中国なんちゃらみたいな雲を掴むような話ではございませんので反応したのは判りますけど、何もそんなに派手派手に動かなくても良いのにという感じでして、まあ相場自体に煮詰まり感と申しますか、宴の終盤っぽい感じ(あたくし的には宴の終焉になるにはもうちょっと日柄調整が欲しいと思うのですが)がしているの巻でどっちに行って良いやら右往左往という所なのでしょうな。

と申しますか、毎日目先のネタでぶれまくる米国債券市場(株もそうですが)の右往左往振りの方が呆れるのでございます次第でして、日替わりでサブプライム問題が浮上したり片付いたりの連続って何やってんだよとしか申し上げようがございません。サブプライム問題って目先のフローで一喜一憂するような話じゃなくて、もうちょっと長いスパンの話じゃねえのかよと思うんですけどねえ。

まあそんな感じですので、要するに各市場とも不安定と言ってしまえばそれまでですが、何がどうなっているのやらという所で。


○そういえば月末受渡

昨日のレギュラー受渡は11月最終営業日でございました。で、レギュラースタートのGCレポ取引がしらっと上昇して一時は0.60%レベルになる場面もあったそうで、11月末だから決算要因とかもあるのかねという感じでございます。先週の終わりくらいからGCレートが微妙に確りしてるのですが、月末抜けた所で落ち着くのか微妙に確りしたままなのかはよく判らん(多分カレンダーベースで月末か月初の税揚げ抜けたら一旦下がるんじゃねえのかとは思いますが)。

そんな中でFBのレートとかは全然動じず3か月で0.55%〜0.555%という感じで推移してるみたいですが、こっちはこっちで3月償還物の国債に対するニーズとかあるようですので、足元の金利と別の論理で動く人の買いがあって市場が微妙に分断されているって感じでしょうか(ちょっと重くなって来たようには思えますが)。

その一方で(昨日日経でネタになってたらしいですが)CPレートが微妙に高いという話はあったんですけれども、昨日はスポットが29日スタートだったので月末資金需要対応のCP発行がそこそこありまして、高格付けかつ上位発行体と目されている所のレートは、金融ネームのレートからそこそこ格差つけて(当然低い)発行されていますので、まあ短い所でも銘柄間格差(頂点にTB/FBがいるわけですが)は相変わらず平常時よりも目立ちますなあという所です。

今日は3か月FBの入札にスポット月末で税揚げや賞与資金、年末越えニーズ対応のCP発行とネタは盛りだくさんなのですけれども、昨日のニュースとそれを受けた米国市場の動きがどう影響するかワクワクテカテカ。運用サイドのニーズもあると思いますが、レート水準がそもそもこの有様なのでニーズ大殺到とは行かない気も(ちょっと上ればニーズドカドカでしょうけれどもね)しますです、はい。


○サブプライム雑感

アブダビ投資庁がどうのこうのという話に早速本石町日記さんがエントリーを→[外部リンク]
 


お題「中村審議委員記者会見:今は慎重派/その他少々」   2007/11/27(火)09:08:27  
  本題の前に少々雑談を。

○外しの口実にされましたかねえ

昨日は昼前だかに中国の政府系なんちゃら機関が日本株を買うとかいう雲を掴むような話をネタにして輪番オペはヘロヘロ。後場から窓開けて債券先物落ちるわ株価指数先物は上昇するわと相成りました。

えーっと、何でこんな雲掴むような話で反応してるんだかという感じですが、先週末に瞬間10年新発1.395%なんぞをやらかしている訳でして、世の中の想定レンジを見事にぶち抜けまくりの巻(1.5%割れ定着はねえよというのが普通の投資家が描いていた説明用紙芝居ですわな)でして、一旦売ってみたいという願望が出まくる水準でございます。しかしながらこの相場展開ですと売ってからもう一発持ち上げられたら目も当てられないのでございまして、中々突撃するのもオソロシス。

・・・ということで、水準感で売ってみたい人(株式は買って見たい人)が出やすい水準で、かつ月曜ということで基本は閑散相場となっているタイミングでちょうど良く材料らしきもの(しかも本当ならインパクトありそうですわな)が出たのでとりあえずやってみましたという所でしょうか。で、今朝は米国10年債4%割れ(17毛強ってなんなんですか><;)で帰ってきておりまして、もう戻るとは早過ぎですがなという所ですわな。

ちなみに、あたくしはそのニュースというか観測というかの話を聞いたときに「そんな金があるならODAを即刻全部返済して下さいもう出しませんよ」とか物凄く斜め上の反応をしたのですが(苦笑)。


○国債市場特別参加者会合でふと思ったのですが・・・・

[外部リンク] 兆ドルと言われています。サブプライム住宅ローンを担保とした住宅ローン担保証券の多くで格付けの見直しが行われたことを契機に、これら証券化商品の価格に対して不透明感が拡がり、殆ど値がつかなくなりました。かなり過敏になっている面があるかと思います。』

というのは講演でも言及してましたのですが、中村審議委員の個人的印象という部分があったのでそちらを引用しますとこうなりまする。

『私の個人的な感触を申し上げれば、実態はもう少し早く分かるのではないかと思っていましたが、当初考えていたよりも多少時間を要しており、これは影響の範囲が大方の予想よりも少し拡がっている現れではないか、という気がしています。』

ほほう。

『ただ、今後は、欧米の証券会社が決算を発表しますし、何れは価格が再評価されてきますから、何れにしても時間の問題だと思います。なお、運用機会を求めている資金は、待機資金として世界中に大量に存在していると思います。価格が適正でないということが問題なのであって、適正なプライシングが行われてくれば、落ち着くところに落ち着くと思います。』

ま、そうですと良いのですが、どうもサブプライム問題に関しては当局間の連携がちゃんと行ってるのかとか、金融機関同士で刺し合い(自分の話を棚に上げて「誰それは大やられしてますよ」と言い出す見苦しい展開)してる場合じゃねえだろとか見てますと、その時間の問題もやや長そうな悪寒が。


○個人所得を注視

展望レポート対比今の景気は下振れていないかという質問に対して。

『その後、10月以降の状況については、実体経済に関する公表数字について言えば、基本的にはそんなに大きく変わっていないと思います。ただ一つ気になる点は、個人の所得です。企業から家計への波及という部分でもありますが、9月も一人当たり賃金が前年比マイナスとなるなど、考えていたよりも改善のテンポが少し緩やかなのかなと思います。』

『所得以外の動向については、消費等の各種指標や中間決算からみた企業業績は、悪い数字ではありませんでしたので、10月末と比べ、それ程大きく違っていないのではないかと思います。ただし、今後の注目点として、12月短観については仔細に検討する必要があると思います。』

なるほど。ということで中村審議委員は次に紹介する住宅投資問題もそうですけれども、個人消費がコケないかについては注目してるというところなんでしょうか。


○住宅投資に関して

講演では住宅投資について慎重に見ている印象を受けましたが・・・という質問に対して(この質問者はちょっと講演の趣旨勘違いしているようでして、質問のピントがずれてましたが、それはご愛嬌ということで)。

『6月以降現れている建築基準法改正の影響については、何れは戻るだろうということかと思います。ただ、この問題が発生する以前、時期としては今年春過ぎ頃から、首都圏を中心に、土地の値段の上昇等から分譲価格がかなり上昇してきていた一方、購入サイドでは、自分の返済能力を超えるような物件は買わないという傾向になっていたため、今後はかなり売れ行きが鈍るのではないかとの見方をされている方が複数いらっしゃいました。こうしたこともあって、これまで高水準で推移してきたマンション分譲も、法改正の問題を除いたとしても、場合によっては少しスローダウンするのではないか、と思っています。』

『(建築基準法改正の影響が来年度まで)ずれ込む可能性もあるかもしれませんが、申し上げたいのは、法律改正の問題とは別に、ベースの需要が従来想定していたよりも落ち込む可能性もあるということも考えておく必要がある、ということです。』

つまり、特殊要因での落ち込みではなくて実はベースラインが落ち込んでいるのではないかというご尤もな指摘でして、こちらも注意してるというところでしょうな。


ではでは♪
 


お題「中村審議委員講演」   2007/11/26(月)08:03:37  
 
中村審議委員の金融経済懇談会デビュー戦です。

[外部リンク]

前半部分の分析とこちらの話が微妙に飛んでる気がするのはあたくしだけでございますかそうですか。


○米国サブプライムローン問題

『4.先行き見通しに対する上振れ・下振れ要因』部分に関しては展望レポートに沿ったものになっていますが、サブプライム問題に関しては「先行きを見極めよう」という話になってます。まあ普通といえば普通なのですが。

『こうしたサブプライム住宅ローンの不良債権化は、米国の実体経済に対して、担保物権の処分増加により住宅市場の調整を長期化させるリスクのほか、企業や消費者のマインドを悪化させて設備投資や個人消費を下押しするといった悪影響を与えかねません。』

『国際金融資本市場においては、サブプライム住宅ローンを担保とした住宅ローン担保証券の多くで格付けの見直しが行われたことを契機に、証券化商品全般の価格や、流動性に対する疑念や欧米の金融機関の業績に対する不透明感が拡がり、他のクレジット商品や株式市場などへも影響が波及しました。もっとも、こうした国際的な金融市場の動揺が、わが国の短期金融市場やクレジット市場に与えた影響は今のところ限定的とみています。』

で、先行きに関しては。

『先行きについては、どの時点で住宅市場の調整に見極めがつくのか、あるいは国際金融市場における証券化商品の価格形成に関する不透明感が払拭されるのか判然としませんが、サブプライム問題が世界経済に与える影響と、わが国経済への波及について、引き続き注意深くみていきたいと思います。』

まあ穏当というか普通のお話ではあるのですが、福井総裁が比較的やる気のある発言をひところ繰り返してた印象が強いので、ちょっと慎重派に見えてしまうというのもあるかも知れませんね。

また、記者会見に関しては例によって本日のアップを待ってからにしますが、ベンダーの記事を見る限りでは「景気の先行きに関してはちょっと様子見モードですが、金融政策に関しては割と早めに対応してきそう」って感じになるのでしょうか。でもまあ金利調整を全面に出した感じは受けないので、景気の先行き見通し見ながらということになるんでしょう。

ということで、連休明けですので(と言い訳)本日は引用ばっかの手抜きバージョンで誠に恐縮至極でありまする。
 


お題「こりゃ参ったですぅ」   2007/11/22(木)08:02:46  
 
何か11月はやたらあっという間に過ぎている気がするんですけど、あたくしの感覚が妙なのかなあ・・・・・

○FB3か月0.55%ですかそうですか

長いところも強かった昨日の相場ですが、短い所に関しても何か強いですなあという感じになってるようですな。火曜日に入札が行われたFB486回(3月3日償還)ですが、昨日の日本相互証券の引けは0.550%となりました(たぶんビットサイド)。入札の時の平均落札が0.562%でしたんで、1日ちょっとで1毛さっくり進むという展開。

いやまあ1毛くらいさっくり進んで頂いても結構なんですが、その絶対水準が0.55%ってGCレポのレギュラーネクストが0.53-54%とかでやってる中で3か月を0.55%で固めるとは幾ら利上げ確率ゼロ(は言い過ぎ^^)とは言えさすがにちょっと如何なものかと思うんですが、同じく3月償還のFB471回(6か月FBの残存短くなった奴で3月10日償還)が0.54%などというレートをやらかしていますので、最早この辺は現先でもFBでも同じという状態・・・てか年末年始のオーバーナイト7日間があるんですけど・・・・

でもまあもっと先の金利を見ますと、この前出た6か月FBのFB483回(5月14日償還)は0.570%だわ、1年TB427回(11月20日償還)は0.605%だわと1年までのカーブが潰れる潰れるという有様で誠に遺憾に存じます。

一応自分を納得させる為に(?)「向こう半年利上げが無いので1年の金利は(0.5+0.75)/2で0.6%台前半は無問題」といささか(どころではないが)強引な理屈を持ち出して見るんですけれども(笑)、現実はもっと進んで0.605%ですかあという感じでありまする。ちなみにお約束のようにこのあたりのTBの引け値はかなりフラットになってますわな。本当にそのレートなのかどうかは(品薄ですから)よー知らんが。

まあ3月償還に関してニーズがあるのは何となく判るんですが、1年あたりも国債への買いが強いという状態でして、その一方でCPのレートは下げ止まり(一部でじりっと上昇)だわ、一般債は国債の爆発についていかないで遅れ気味だわとなっておりますので、まあこれを強引に解釈すると「利上げ時期の先送り観測」と「小型版質への逃避(というか質への選好というか)」の合わせ技という事になるんですかねえと言うことで。よー知らんけど。


ちなみに、連日実施されている資金供給オペのレートも順調に低下しておりまして、昨日実施の全店オペ3月7日エンドが足切り0.56%(按分は9.5%ですからかなり薄いですけど)まで低下しやがりまして、そりゃまあFBが0.55%でもおかしくは無いわなという感じになっております。そんなに景気良く資金供給するのは何でなのよと思う気持ちは少々(実はかなり)ございまして、まあ足元は兎も角として、ターム物も抑えに掛かっているという印象で、どこがどう「市場機能の回復」(すっかり忘れてしまいましたが、量的緩和解除の時にはそんな話ありましたなあ)なのかと小一時間という感じではございます。まあそれだけターム物金利の跳ね上がり(落ち着いていたLIBORがまた微妙に怪しいようですな)を警戒してるんでしょうと好き勝手な解釈しておきますけど。


○まあ強いですな

昨日は超長期国債の入札がございましたが、前場は入札に敬意を表して(??)押し込んでまして超長期とかも比較的弱めになってましたが、落札結果発表後に(株価指数の動きとか為替市場の動きとかもあったとは思うんですけど)相場上昇するわ、後場遅くになってからは長いところが強くなるわという有様。最後の方の上げってどう見ても長いところに買いが入ってるでしょという感じですわな。

暫く前までは先物(とか中期)がやたら強くて(今でも強いけど)現物が置いていかれるという展開も多かったんですが、さすがに置いていかれた分の反動もあるんでしょうけど、ここもとの動きは長期ゾーンがきっちり引っ張ることも多くなっておりまして、昨日の最後の方なんぞはちょっとこう相場から若干悲鳴が聞こえた気がするんですが、まあこの調子で値持ち(さすがにこのまま一気というのは・・・・)して下さいますと、最後は阿鼻叫喚のブルフラットをやらかして下さるのではないかという悪寒。

だいたい10年1.5%割れ定着ってのは市場の中の人的にはシナリオとして「それはさすがにないでしょ」という形になってたと思うのですが、このくらいの期間で定着とは言わないですけど、この調子で値持ちしやがりますと、シナリオ(あるいは説明用紙芝居)をどうするのよという話になって参ります(と思う)ので、投資家様におかれましてはケツが重くなるものの、諦めて動こうものなら今までと別の前提で登場となるでしょうから香ばしい展開も期待(したくないが)されますわな。おーおそろし。

ま、こんな時に限って「四半期の締めまであと1か月しかありませんが如何お過ごしでしょうか」というタイミングになっております訳で・・・・

と、本日は相場の愚痴でございました。まあ債券市場もいきなり厳冬(市場の中の人以外には「何で相場が上ってるのに厳冬?」と思われるでしょうけど、何故かそういうもんなんですよね)でございますので風邪引かないように注意しましょうと言った所でございまする。。。。

#水野さんの暫く前の講演はまだ読んでない、正直スマンカッタ
 


お題「相場雑談/ちと前の話ですが武藤副総裁インタビュー」   2007/11/21(水)08:00:59  
 
○緊急利下げの噂ですかそうですか

昨日の相場ですが、米国様の長期金利がアホほど下がって10年4%割れるんじゃないかという勢いで帰ってきたので先物大上昇してスタートしやがったのですが、午後になるあたりから株価指数がエライ勢いで上昇。その割には債券先物下がらんねえとか思っていたらネタが「FED緊急利下げ」という噂でした。そりゃ債券先物中々下がらんわな(^^)。

でもふと冷静に考えますと、ここの所の米国長期債市場って利下げ催促相場→利下げになると長期金利上昇というなかなか楽しい動きをしやがっておりますので、FED緊急利下げは実は長期債売りだと気が付いた(かど〜か知りませんが)ようでその後は下がりましたが、いやまあ利下げの噂で動きますかと実にこう不安の巷というか不安定な相場というかでございまする。

そんな中で(というかFED利下げどうのこうのと関係ない範囲の市場ですが)昨日は3か月FBの入札が実施されましたが、3月3日償還と遂に3月償還になりやがったのですが落札結果の方はと申しますと前回よりも金利低下して平均が0.562%(片端計算なので財務省発表の数値と違います、以下同様)の最低0.563%とまあ強いですねという結果になりまして、その後ショートカバーとかもあったようで0.55%の出合いもあったそうな。引けは0.555%なんですけど、あのそれは足元のレポからカツカツ(取れて3bp)ですし、年末年始とか越えてさすがにその期間は逆鞘じゃないでしょうかとかいうレートでして、中々持っているのもしんどいレートですなあと思いまする。でもまあ短い所にはニーズが強いようでして、今回のFBに関しても「3月償還もの」ということで、諸般の事情で決算跨ぎのものを買いにくい人にとっては絶好の買い対象銘柄という感じみたいですな。

共通担保オペが3月13日エンドで実施されてましたけど、こちらも足切りレート0.57%ということで、先週の頭に実施された3月足のオペが0.59%の足切りで先週水曜実施の2月末足の全店オペが0.58%の足切りでしたので、まあいい感じでレートはじり安という所ですわな。まさに亜空間でございます。。。。。


○武藤副総裁のブルームバーグインタビュー(ちと昔のネタ)

先週金曜のブルームバーグ記事になるので少々どころかだいぶ前のお話になるんですが、武藤副総裁の単独インタビューの記事がございましたです。以下引用部分はブルームバーグニュース16日12時25分配信の記事です。

・こりゃまあ利上げについては慎重と読むのが妥当

米国経済について

『米国経済については、緩やかな調整局面が続いている。(途中の説明部分割愛)ただ、少なくとも現時点では、住宅部門の調整や貸出基準のタイト化がその他の部門に波及しているという事実は観察されていない』

『米国の個人消費と設備投資は減速しているが、緩やかな増加基調を続けている。米国の潜在成長率は以前と比べて多少下がっているという見方もあるが、先行きはその潜在成長率近傍の成長パスに戻っていくとみている』

『ただ、米国の住宅市場の調整が一段と厳しいものになった場合、あるいは国際金融市場の変動の影響が予想以上に広範囲にわたるような場合、マイナスの資産効果や信用収縮、マインド悪化を通じて、個人消費や設備投資が下振れる可能性も考えられる。その場合、米国経済は一段と減速する可能性がある』

『さらに、米国経済の減速の程度によっては、他の地域に悪影響を及ぼし、世界経済が下振れるリスクも全くないわけではない。こういう米国を含めた海外経済の状況、あるいは国際金融市場の動きなども頭に入れて、適切な金融政策の運営を行っていかなければならないと思っている』

日本の金融政策について

『われわれは予断を持ったり、スケジュールを決めたりせず、経済・物価情勢の改善の度合いに応じたペースで金融政策の運営を行うと繰り返し言っており、この点にそれほど誤解はないのではないか。ただ、事態はなかなか複雑なものがあるのはご指摘の通りだ』

『1つは、米国の住宅市場の調整が一段と厳しいものになった場合、あるいは金融市場の変動の影響が予想以上のものとなった場合、下振れのリスクがあることは十分認識している。一方で、10月の経済・物価情勢の展望(展望リポート)でも指摘しているが、低金利が経済・物価情勢と離れて継続するという期待が定着すると、経済・物価の振幅が大きくなったり、非効率な資源配分が生じたりするリスクがあることも、われわれは繰り返し申し上げている』

『したがって、蓋然性の高い見通しは先ほど申し上げた通りだが、いろいろなリスクもあるので、そういう上下両方のリスクを丹念に点検しながら、金融政策を運営する必要があると申し上げている。グローバルなメカニズムのなかでのリスクなので、事態は非常に複雑で、そう単純ではない。なかなか困難な状況にある』

と、引用ばかりですが、まあ武藤副総裁の見立て的にはちょっと下のリスクを注視しているというところではないかと思います。


・これは感心しちゃいます

財務省出身ですがという質問に対しての武藤さんの発言は「さすが事務次官まで努めたお方だ」と感心致します(皮肉じゃなくてマジで)。

『少なくとも、私はこの4年半、中央銀行マンになりきっていたので、官僚だったということを金融政策の判断の基準にしたことは一度もない』

『私が財務省出身であるがゆえに生じるさまざまな憶測については、私自身はそういう考え方は全くもっていない。今まで随分いろいろなポストについて、いろいろな仕事をさせていただいた。しかし、前にこういうポストにいたから、今のポストでの判断が変わるなどということは、考えたこともないし、現実にもあり得ない』

『ポストは任命権者に与えられるわけで、自分で決めるものでは決してない。与えられたポストを天職と考え、そのポストで職責を全うするため、全力投球を行うという気持ちでずっとやってきた。残された任期はわずかだが、同じような気持ちでやっていきたい』

パブリックサーバントとしてあるべき姿勢だと思うのであります。

#と、引用のタイピングで時間が無くなったのでほとんど引用だけで恐縮至極でありました。

 


お題「市場雑感/15日の福井総裁スピーチ@MAS」   2007/11/20(火)08:02:53  
 
いやあ昨日は寒かったですねえ。NY株式市場はもっと寒いですけどまだダウ13000ちょっと切ったくらいですから。。。

#GSのCITI投資判断下げに対してCITIの反撃が炸裂して泥沼の叩きあい合戦になることキボンヌ・・・と思ったら他所もまとめて引き下げたのか。実に素晴らしい刺し合いです。他社のGS判断引下げマダ〜♪


○日銀のオペが何気に金利下げ攻撃です

日銀の資金供給オペがやたらと金利を抑えるオペレーションをしているという話が市場のごく一部の地域で持ちきりの昨今でございますのでそのお話でも。昨日は国債買現先オペが実施されたのですが、何故かトムスタート(普通はスポットスタート)で実施しやがった事から応札する札が少なくて6000億円の予定額に対して応札が7511億円にとどまりまして、落札結果はトホホの平均0.521%の足切り0.51%という有様。

いやまあ20日は資金需給上不足日だからオペ打つのは判るんですが、何も札が集まらないの確実な国債買現先を打たなくても良いのにと思う訳でして、こりゃまあ「調節担当部署は意図的にレートを押さえつけようとしている」と見られても仕方ないでしょうな。ちなみにこのオペの時点で別に20日スタートのGCとかの金利が跳ねていたというような話は聞いておりませんので、敢えて国債買現先でやる意味は何なのとなると先ほどの答えになるのかなって感じです。

共通担保オペに関しても足の長いのと短めのを併用してやたらめったら打ってきまして、そりゃまあ資金需給的に中立に打って来ているというのは判るんですが、3000億円くらいで1〜3週間くらいのオペを頻繁に打ってくるという状態で、少なくとも国内参加者的にはTBやFBの利回りが素敵な階段状になっている(しかも段差が潰れてきてますが・・・・)ことに象徴されるように、短期セクターには資金がとても気持ちよく余っているのが現状判断でございますので、日銀の資金供給がどう見ても金余り状況への嫌がらせです本当にありがとうございました。

ここもとの無担保コール翌日物加重平均金利を見ますと見事に0.50%±0.01%に張り付いている(国債発行日要因に何かがぶつからないと動きません)次第ですが、そもそも無担保コール翌日物加重平均は短資経由の取引集計でございます筈でして、ダイレクト取引(国内大手銀行など)分が加味されないので実質的な取引金利は加重平均ベースよりも若干下になると考えられますので、実質的には市場平均って0.48とか49とかになっているんジャマイカと思料。

・・・えーっとこの部分認識違いがあったら指摘お願いしますね。

今年の前半あたりでは加重平均をそれほど0.50%に張り付かせるようなオペレーションではなくて、もうちょっと上(0.52%位)でもオッケーという感じで、GCレポレートがレギュラーネクストで大体0.55%が中心のイメージだったんですけど、加重平均を0.50%ガチガチに持って行ってる最近ではそれに対応してGCレポレートが0.52%〜0.54%という感じになってますわなという所で、オペレーション的にはしらっと金利が下がっている感じでございますわな。

とまあそんな感じで、超短い所の金利が全然動かないので、まあそこの動きで超過収益を確保したいねえという人には実に詰まらん状態が続いておりますなあという感じです。別にゼロ金利じゃなくても動かなきゃただの事務作業ですわな、とほほのほ。

#で、今日は3月償還のFB入札がありますが、3月償還が一頃妙に人気化した事もありますので、足が3月になってもそんなの関係ねえという感じになるんでしょうな。あっはっは。


○残念ながら(^^)市場は華麗にスルーしてましたな

[外部リンク] Moderationと呼ばれている現象です。経済・物価の安定化傾向は、第二次石油危機以降、明確化していますが、特にインフレ率は、2000年以降、先進国においても、新興経済国においても、平均値、分散とも顕著に低下しています。このように、低インフレと高成長が極めて安定的に実現されている近年の世界経済の状態は、物価・経済の安定を図ることを使命とする中央銀行の立場からも、望ましい現象と言えます。』

ふむふむなるほど。

『しかし、各国中央銀行の仕事は、決して楽にはなっていません。むしろ、一層チャレンジングになってきている、というのが私の偽らざる実感です。次に、その背景にある、いくつかの事象についてご説明したいと思います。』

はてさて。

『一つめの事象は、経済と物価の間の関係について、従来の経験則が当てはまりにくくなってきている、ということです。経済学の用語で表現すれば、フィリップス曲線がフラット化しているとみられると同時に、その傾きが正確にどの程度なのか、また、将来もこのような状況が続くのか、いずれ従来の関係に復していくのか、不確実性があるということです。』

んでまあ日本の例を出しているのですがそこはスルーしまして。

『このような物価を巡る環境変化のもとで、中央銀行は、難しい政策運営を迫られます。一般に、中央銀行の金利政策は、まず実体経済を変動させ、それが、資源の稼働状況の変化を通じて、物価に影響を及ぼすと考えられます。経済と物価の関係が変化し、従来の経験則が当てはまりにくくなっているということは、中央銀行にとっては、金利をどの程度動かせば、最終的に物価をどの程度変化させるのかについても、はっきりしなくなっていることを意味します。』

でもまあそれって今に始まった事じゃないような気もしますが。昭和30年代の金利と物価の関係と50年代と今と全然違うんじゃないっすかとか言い出すと素人はすっこんでろと言われますかそうですか。

でまあもうひとつ素人のたわごとモードになりますけど、資金不足かつ間接金融ガチガチで金利操作とか窓口指導とかが機能してた時と比較すると、市場ってのは期待収益率がもっと素敵なブレを示す上に投資しないといけない金が余っている状態となりますと、金利操作が資源配分に大昔より効き難くなりそうなのは感覚的に思うのですが。

『日本銀行は、昨年3月に量的緩和政策から金利政策に戻って以降、消費者物価前年比がゼロ%近傍と極めて安定的な中にあっても、政策金利を緩やかなペースで引き上げてきています。そうした政策運営の背景には、今ご説明したような経済と物価の関係の変化があります。仮に、現在のような状況下で、短期間に物価を引き上げようとすれば、国内景気の成長スピードをかなり速いものにしなければなりません。加えて、どの程度の景気拡大スピードが必要なのか、大きな不確実性を伴います。したがって、そのような政策は、結果として、金融・経済活動の振幅を大きくし、景気拡大の持続性を危険にさらすことになりかねません。それよりも、できるだけ振幅の小さい、息の長い成長を確保することで、緩やかな物価上昇を期待するほうが、より安全で確実だと考えられます。』

あのですな、とりあえず景気拡大していただいた方が多分世の中困らないので、まずは景気拡大させてから後のことは後のことという訳にはいかんもんでしょうか。経済の活気という意味では別に振幅大きくなってもいいじゃないか(まあ確かに振幅が大きくなると強者ウハウハで弱者には厳しいのですが、それは福祉政策の世界で何とかしていただくということで)と思うんですけど。

どうせなら「物価を上げようとして低金利を無理に継続(別に今は無理に継続している状態ではないと思うがその話は置いといて)した場合には、期待インフレ率の急速な上昇で長期金利が跳ねますし、将来は急速に引き締めないといけないタイミングが来ますけどそれで宜しいでしょうか」と開き直った説明した方が良いんじゃネーノとか思うのですが(苦笑)。


・バブルあるいはフロスの発生と金融政策

『緩和的な金融環境が長期に亘る中で、低金利がいつまでも続くという期待が生じれば、資産価格の決定式における将来収益の割引率が低下し、資産価格の上昇をもたらす傾向が強まります。また、同様のことは、実体面において高成長が続く中で、人々の採算見通しが甘くなることでも生じます。例えば、80年代の日本についていえば「内需主導の成長への転換」、90年代の通貨危機前の状況についていえば「アジアの奇跡」など、社会を覆うような「テーマ」があり、人々のリスク感覚に緩みを生じさせたり、期待収益率を上振れさせたりする、ということです。』

まあそりゃそうなのですが、そもそも金余りという状況自体が緩和的な金融環境な訳でして、金利だけで止めようというのは中々こう難しいような気がするんですけど。とまたドシロートのたわごとモード。

『こうした状況のもとで金融政策を運営し、中長期的にみて物価の安定を実現するためには、より長い目でみて経済活動や物価の振幅を大きくしそうなリスクへの対応が一層重要になります。具体的には、例えば、発生の確率は必ずしも大きくないものの、資産バブルなど、発生した場合には経済・物価に大きな影響を与える可能性があるリスク要因や、金融環境、インフレ期待など中長期的な経済・物価情勢に影響を与えうる要因をつぶさに検証する、という作業になります。』

持論はよく判りますが、この例って全部利上げ方向の話ばかりでございまして、んな言い方するから「利上げ先にありき」と言われるんじゃと申しあげたいです。

これでまあコアCPIがプラス0.3%位で平均株価が18000円でもあれば市場は利上げモードになってくれるのでしょうが、海の向こうで金融機関同士が見苦しい叩きあいをして不安の連鎖が起きているような有様では市場が反応する訳もなく、華麗にスルーされるのでありました。

#福井総裁の任期が来年3月で切れるのもありますかね


・ゴールキーパー論久しぶりに見ましたよ

『私は、時々、中央銀行を、サッカーのチームにおける、ゴールキーパーに喩えてお話をします。ゴールキーパーは、自分で得点を挙げることはあまりありませんが、ゴールをしっかりと守りつつ、仲間のプレーヤーが得点を狙いに行くことを助けます。守る際には、相手の陣形を読むこと、すなわち、経済や金融市場のリスクプロファイルを的確に分析することが必要です。』

確か入行式の挨拶か何かでこういう話をしてたような気がするんですが、久しぶりに拝見致しました。

『そして攻める際には、チームの体制を整えること、つまり、効率的な資源の配分を達成し、イノベーションを促すことに尽力していかなければなりません。』

別に攻める方まで考えなくても良いと思うんですが。。。というか景気の変動をしたほうが資源の配分がよりダイナミックになるような気がするのですけど。。。。。。ま、いっか。

ということで、あんまり材料にはならなかったんですが、福井総裁の利上げに対する持論は把握した。でも状況がそれを許しそうも無いので残念でしたということで。
 


お題「何だかな〜/決定会合議事要旨を見ながら雑感」   2007/11/19(月)08:00:47  
 
この1週間で一気に冬モードになりましたね。もうすぐ12月。

#ゆっこさんお帰りなさいませ〜♪

○何かねえという光景

例によってサブプライム関連なんですけど、ここもとのサブプライム絡みの動きが、最近ますます「どこかで見た光景」っぽくなっているなあって感じでどうも気分が宜しくございませんわな。と申しますのは、先々週くらいからですかね、多分米国会計基準のレベル3資産がどうのこうのという話が盛り上がりだした所からのように思えますが、レベル3資産の保有額がどうのこうのという話をネタにして「どこそこはこれだけ持ってますよ」ってなレポートが色んなところから出てみたり、「サブプライムの最大損失は今以上に沢山ありますよ大変ですよ」というようなコメントをする人が出てみたりとなってまして、もういい感じで刺し合いのようになって来た所ですな。

先週はどこぞの会社から海外金融機関の保有するレベル3資産が自己資本対比幾らありますよというレポートが出てたんですが、自分たちの所に関しては華麗にスルーしている所が実に心温まる次第。もうちょっと前に出てた別のレポートでもそんな感じで自分の所は華麗にスルーして他の人がいかれてますよというの話をする事例が頻発しているのが何とも「う、うちよりこいつらの方がやられてるもんね」っぽくて誠に香ばしい。

ちょうどね、日本の不良債権がどうのこうのという話が出ている時に毎度毎度の如く「次はどこどこが危ない」という話が出たりして、見苦しい風説の巷になっていたのを思い出しちゃうんですよね。実にいやーな感じでありますな。

で、金曜にロイターの記事見ててコーヒー噴きそうになったのがございまして・・・・・

15:06 RTRS-サブプライム関連の投資はゼロ、下期も含めて損失は考えていない=日本生命社長

・・・・おもわず大木ひびき風に「そんな奴おれへんやろ〜」とツッコミを入れてしまいましたが、ニュース本文を見て思わず微苦笑。

[東京 16日 ロイター]日本生命の岡本圀衛社長は16日、生命保険協会長会見で、日本生命の運用でサブプライム関連への直接投資はゼロで、通期ベースで損失が発生するとは考えていないと述べた。

・・・・そりゃサブプライムに「直接投資」する投資家は中々居ませんでしょうな、というかどうやって直接投資するんだよという感じですので、この発言は確かに仰る通りでございますわな。ただしこれで「実はサブプライム関連じゃないCDOだったんですがやられが発生しています」とかになったらどうする積りなんでしょうかねえとか思うのですが、さすがは非上場企業だ、微妙な発言をしても心配ないぜと言ったところでございますな。

・・・・あたくしも刺し合いの一環を担ってますですかそうですか。


ところで、全然関係ない話ですが、昨今の動きを「コンプライアンス不況」と木村剛センセイが仰ってるようですけれども、不良債権問題やってる時に金融検査マニュアルなどを初めとしてシバキアゲ政策を推進したお前が言うなとしか申し上げようがございませんな。話と関係ないけど・・・

#お前がいうなというのを気にしてたら務まらないんでしょうけど


○決定会合議事要旨を見ながら微妙に雑感

[外部リンク]
 


お題「これはちゃんとした論争/その他」   2007/11/16(金)08:01:00  
 
欧米では再び金融不安拡大ってあーた早過ぎですがな・・・・

ところで、一昨日ネタにした某岩国先生のT/C両替拒否られ事件ですけれども、読者様から頂きました可能性として、「両替所に行く前にカウンターサインをした状態で持参したために拒否られたのではないでしょうか」という目から鱗なご指摘が。T/C関係でトラブルが起きるのってこのサイン関係が多いようですね。

ところで、よくよくに考えたらT/Cの番号って販売時に起番するんじゃなくて普通はそのものに最初から印刷されてる筈です(で、オリジナルサインと共に何番から何番まで売ったというのを控えで保存される)からそれこそ落丁乱丁でもない限り2重起番ってありえませんわな。。。。。

まあそれが岩国先生クオリティなのですが。


○いやあ戻っちゃいましたね

昨日の債券相場はあっさり味で戻っちゃいましたわな。前日には金融不安一服で米債売られりんぐの米株上がりんぐと前々日の10年1.5%瞬間風速で割れの達成感とかまあとりあえず叩くネタが色々あったので相場叩いたんですが、まあ押したら翌日戻るとは結局皆さん買えてないのねって感じですわな。

15年変動利付国債は正直ワケワカランので1年TBの入札に関して申しあげますと、前場引けはインチキっぽく0.66%なんぞやってましたが、入札は0.65%水準でやってやっぱり買いが旺盛でショートカバーも入って引けは0.63%ですかそうですかという有様。どうも短い所に関してはここもとの戻り局面で流動性の低いものだったり、信用面にアレなものだったりするような物をさっくりと売却した資金なんぞが入って来てるのかなあとか勝手な当て推量をするあたくしなのでありまする。

いずれにせよ、よほど明確な売り(というか買わない)ネタが出ないと下がった所で買いがじりじり入ってくるの巻と相成っている次第でございますので、こりゃまあ炙り出された投資家が徐々に泣きながら買いに入るの図なんでしょうなあという所です。でもまあ最終局面のもう泣きながらブルフラットですよ大爆発ですよという展開には程遠いです(まだ時間的には余裕がありますし・・・・)ので、こんな感じで「何かネタ出て下がる」→「ネタの続編無くて相場止まる」→「下げ止まると押し目買い」→「ネタの無い中上昇」という実にいやーな展開が待ち構えていそうな悪寒です。

正直、こんな所で相場が強くなられても嬉しい人はあまりいないと思うんですけど、相場は皆が困るほうに動くの法則がありますからね。


○これは良い論戦(11月2日衆議院財務金融委員会より)

ここもと民主党のトンマな国会論戦を肴にしておりましたが、それではあまりにも不公平ということで(そうか?)ちゃんとした論戦をご紹介。

[外部リンク]
 


お題「今回はバランスを取った総裁記者会見」   2007/11/15(木)08:07:04  
 
昨日は先日の水野審議委員の講演もアップされていましたが、こちらもまた長いのでちょっと両方という訳にも参りませんで、本日は総裁記者会見で勘弁。

[外部リンク] 年度の成長率を下押しする要因となっていると思います。ただ、改正建築基準法施行に伴う手続き面の問題が主因であるため、基調としての住宅着工が弱っているかどうか判然としない状況です。改正建築基準法施行に伴う手続き面の遅れが徐々に解消していけば、その後需要は再びあらわれてくるものと思います。この点については、今後もう少し様子をみないと正確なことが言えないと思います。』

原材料価格の上昇に関して

『また、原油価格をはじめとする原材料価格の上昇についてですが、中小企業を中心にこのところ企業収益を圧迫している、というお話を東京でも地方でも伺います。事実としてそのように認識しております。ただ、全体としてみる限り、中小企業も利益水準はかなり高い状況であり、この先生産の増加が続く中で、中小企業も増益傾向は続く可能性が高いのではないかとみております。』

景気循環に関して

『資本ストック循環の観点からみると、設備投資の増加テンポは昨年度までと比べれば緩やかになることを想定しており、展望レポートの見通しに織り込んでいます。』

『一方で、家計部門への波及が緩やかながら着実に進む中で、家計所得は緩やかな増加を続け、個人消費は緩やかな増加基調を辿るであろうと考えています。』

『このように、日本経済を全体としてとらえてみれば、展望レポートでお示しした通り、生産・所得・支出の好循環が途切れることなく働き続け、そのもとで息の長い拡大を続ける可能性が高いとみています。循環的要素を全く無視しているわけではなく、影響の大きい設備投資循環をある程度シナリオの中に入れているということです。』

という話をした後に、最後に不確実性に関して言及しています。

『もっとも、繰り返しになりますが、海外経済や国際金融資本市場の動向などには不確実な要因が存在しています。リスク要因がもし顕現化した場合には、その程度如何によって世界経済全体が下振れ、ひいては、日本経済にも影響が及ぶ可能性があります。引き続きそういう目で十分注視していく必要があるという点を付け加えさせて頂きたいと思います。』

いやあ急に中の人が変わったのではないかと思うようなバランスを考えたような発言でございますが、景気に関して基本的に強気な見方を変えず(2週間前に展望レポート出したばかりですし)で「確認すべき事項があります」という言い方で決め打ちを避けるという感じで宜しいのではないかと思うんですけどね。


○サブプライム問題、世界経済

4ページ目から5ページ目に掛けての総裁発言です。

『リスク再評価の過程というのは、新しい価格を発見するという非常に難しいプロセスを経ることであります。そして新しい価格を発見すれば、必ず何らかの損失が浮かび上がるのです。誰が損失を負担するかはともかく、誰かがその損失を処理しなければならないという、苦痛を伴うプロセスであることを申し上げました。従って、時間がかかるし、多少行ったり来たりしながら市場は新しい均衡価格を見出す努力を続けるだろう、と申し上げました。』

『そうした大きな枠組みで言えば、現在までのリスク再評価の過程というものは、私の頭の中に当初浮かび上がったイメージとさほど齟齬はなく進んできたと思っています。』

とは言いましても・・・・

『価格再発見の目処はまだついたわけではなく、欧米の金融機関の処理すべき損失額、マグニチュードについて、まだ明確に底が見通せる段階ではありません。全体の処理の枠組みは、私の頭の中の想定に沿って進んでいますが、最終的な処理の大きさ、マグニチュードについては、想定外かどうかまだ判定できない段階にあると思っています。』

で、世界経済ですが。

『実体経済について、米国の住宅市場の状況をみますと、ご承知の通り住宅投資が減少を続けており、在庫も非常に高い水準にあるので、こちらも当分の間調整が続くと感じています。これまでにかなりの時間をかけて調整を経てきておりますが、依然として、米国の個人消費や設備投資は少し減速しつつも、緩やかな増加基調を維持していると言えると思います。』

『7〜9月のGDP統計はさほど悪くなく、上方修正されるかもしれないという指摘もありますが、今後、成長率はある程度下がるとみるのが自然だろうと思われます。私どもは、そうした過程を経て、その後の安定成長に向けて軟着陸していく可能性が引き続き高いとみています。』

『また、世界経済全体としては、米国の減速をエマージング諸国の高い成長が補い、堅調な拡大を続ける可能性が高いとみています。』

ということで、こちらも展望レポートどおりであります。当たり前ですが。


○これは何というかちとオモロカッタ

こんな質問がありましたんですが(6ページ)。

『(問)(前半割愛)先程お話のあった住宅投資の落ち込みや原油高等、内需を取り巻く環境は決して楽観視できないという見方もありますが、この点は日銀の利上げ判断にマイナスとなるのかどうか、お伺いします。』

で、この答なんですけど・・・・・

『(答) まず、何事につけ、それを利上げ判断だけに直結して物を考えるという姿勢を取っていないということを申し上げます。』

と、最初に断ってから経済状況の話を始めているのですが、後半で結局こういう発言になっておりましてですな。

『金利引き上げのタイミング云々ということは、これだけでは決まりません。経済全体の拡大がシナリオ通り頑健に続いていくということが確認されるかどうか、リスク要因が数多く指摘されていますが、これらが想定以上に悪い姿で顕現化する心配がないかどうかなど、色々なことを考えながら毎回きちんと判断していきたいと思っています。』

どう見ても利上げ判断に直結して考えていますな(^^)。

別の所でもこんな事言ってましたんで、国会で「利上げ先にありきの姿勢は如何なものか」と散々言われたのがさすがにちょっとマズイと思ったのでしょうかね。

『繰り返し申し上げておりますが、私どもは利上げのスケジュールを前提にして、それとの比較で経済がどうかという見方はしておりません。』

とは言いましても、そもそも展望レポートにおける先行き見通しは市場が織り込む先行きの政策金利を勘案して設定されているんじゃなかったでしたっけとかいうツッコミは野暮ですかそうですか(^^)。


○長期金利の低下はフライト・トゥー・クオリティですかそうですか

最後にこんな質問が。

『(問) (前半割愛)2点目は、これに関し、特に債券市場では1.5%を割り、日銀がまだ量的緩和政策を続けていた時の水準に戻ってしまっています。総裁はかねがね、市場は金融政策の鏡という言い方をされていますが、今の市場が鏡となっているかどうかお伺いします。(以下略)』

『(答)2点目のご質問である長期金利が非常に低くなっている点ですが、これは世界的に連動しており日本の長期金利もそうなっています。グローバルな金融資本市場におけるリスクの再評価の過程で、いったんリスクテイクの姿勢が後退しリスクの少ない資産に流動性が向かうというflight to quality(質への逃避)の一つの表れです。少なくとも今の長期金利動向は、こうした動きの中で一つの経過的な位置付けを持ったものだとみております。』

中々良い感じで意地っ張りであるというのは把握致しました。

まあ強気なのは変わらないんですけど、先日来のちょっと強引な発言は抑えつつも福井さん個人としては強気ですよ利上げですよというのは変りませんという所でしょうか。でもまあさすがにこの状況では笛吹けど踊らずということで、総裁在任中に金融市場情勢が落ち着いて景気が踊り場脱却してくれたらいいですね(棒読み)。

#ちなみに3か月FBと6か月FBの利回りがほとんど同じというとても素敵な状況になっているのでして、どう見ても市場は年度内利上げをケアーしてません本当にありがとうございました。。。。
 


お題「まあ2週間しか経ってませんし/衆議院・・・・(--)」   2007/11/14(水)08:03:23  
 
金融政策決定会合は案の定でございましたが、結果が出た後場の頭あたりから買いが入ってたように見えるのはありゃ何だったんでしょうか?警戒する必要あったんか??

○月報基本的見解は今回もまたまた同じ

[外部リンク]
 


お題「決定会合ですが雑談」   2007/11/13(火)07:58:51  
 
サブプライム関連は大延焼モードでございますが、そもそものサブプライムの原資産から考えておまいら幾らレバレッジ掛けてたのかよと小一時間でありますな。

○ますます亜空間

昨日は株価指数がアホのように下げておりましたが、何か余りの動きに反応しそこなったのか単に月曜で投資家様会議で多忙だったのか知りませんが、外部環境がこれだけ動いたのに債券先物にしろ金先にしろあんまり動きませんでしたなあという結果になっておりました。

・・・・でもまあ仔細に見ると債券市場ではイールドカーブが超長期に掛けてフラットしておりますし、短い所でもちゃっかり金利が低下していますわな。

昨日は共通担保本店オペで8000億円の資金供給が行われまして、とうとう3月足のオペなんぞを打ちやがったのですが、こちらの落札レートが平均0.593%で足切0.59%となりました。先週水曜に実施された2月26日足のオペが平均0.603%で足切0.60%ですので3月足になったにも関わらずきっちり1つ下がりましたの巻。まあ先週木曜の2月15日足全店オペが0.59%足切でしたから下がるかなあとは思ってましたが。。。。

んでまあそんな状況ですのでFBの利回りも12月足まで(日本相互証券引けベース)0.53%と、それはGCや現先(大体0.53%〜0.54%ですから)で回した方が宜しいのではないかというレートですし、1月足で0.56%という状況は相変わらず(先週入札があった新発3か月は0.57%)で、金利の期間構造もへったくれもないというのは引き続き継続。こうなるとさてどこを潰しに逝くかといえば何かそこに存在するプレミアムを潰しに逝くの図となるので、短い所で言えば年末越えのプレミアムと、CPなどのクレジット物のプレミアムを潰しに逝きますよという話になるものかと。

その中で年末越えに関しては現実問題としてサブプライムだ何だというのがありますので、年末越えでファンディングの問題が生じるかもしれない(実際に最後の最後には何とかなると思いますが)ということで、潰しに逝くのはまずCPの方でしょうかという感じであります。

ということで最近SBの発行が多いせいか妙に(特に事業系の)発行が薄くなっているCP市場ではありますが、3か月ものの上位格付け銘柄で金融系で0.72%近辺まで下がるわ、事業系で(あんまり発行がないのですが)0.65%あたりになるの巻でして、まあ金融系はここもとのご時世なのでハンデつくのは仕方ない面がある(とは言え今までの流れから言えば結構つけさせられてる観があります)のですが、事業系はFB対比でもまあかなり潰れましたなという感じ。電力CPとかがこの期間で出てくると幾ら位になるのかをちょっと見てみたい気はするのですけどね。

なお、年内物に関してはFBとのスプレッドもっと薄くて事業系で0.55%近くまで下がっている有様ですんで、そういう意味では実需筋というか持ちきり前提な短期市場の最終投資家はまだ長いところに資金をそれほど持っていってないというか短い所の運用で凌いでいるという感じなのでしょうな。

・・・・でもまあ外部環境がこの有様で年度内(年内ではない)利上げって何ですか状態になりつつある亜空間な昨今ですので、どこかで年末越えを潰しに逝くのかなあとは思うのでありますが、さてどうなることやら。。。。


○金融政策決定会合ですが

まあ当然ながらノーケアーでして、注目材料はもはや完全に泥レス状態と化しているサブプライム関連問題の実体経済に与える影響に関してどう評価するのか(金融経済月報だと基本的見解部分ではあまり細々書けないのかなあとは思いますが)とか、総裁記者会見で狼ジジイ状態がまだ続くのかどうかとかが注目される所であります。

というか総裁会見はほとんどネタ会見になりそうな予感がしますが・・・・

ただまあ一応金利変更できないですがなの期待が定着するのは良くないという認識は変らないですし、すっかり忘却されていますけれども前回のFOMCでは一応リスクアセスメントを中立にしておりましたので、そーゆー点からもファイティングポーズだけは継続するんでしょうな。ちょっと現状からすると違和感ありありではございますが、もうこれはお約束芸の流れだと思って鑑賞するのが正しいオトナのあり方ということで宜しいのではないかと。


○ろくな指標が出ませんなあ

昨日出てたのが企業物価指数(日銀)に消費動向調査(内閣府)。

企業物価指数
[外部リンク]
 


お題「サブプライム話はスルーして国会ウォッチ」   2007/11/12(月)08:01:45  
 
えーっと、サブプライム関連についてはどうも実感がイマイチ(あたくしは証券化商品と聞いただけで自動的に拒絶反応が起きるという素敵な仕様になっているというプレーン商品のトレーディング一本槍な人間ですのでどうにもこうにも)ですので、厭債害債さんの最新エントリー『金融商品の公正価格って』を心して読むべし(と人のふんどし)。
[外部リンク]
 

2017年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧

このサイトの内容は、情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資に関する最終決断は必ず読者ご自身で行ってください。掲載する内容については万全を期しておりますが、内容の完全性、信憑性を保証するものではなくこれらの情報によって生じた損害について当社は一切の責任を負いませんので予めご了承願います。


   
   
無料アクセスアップ:オートリンクネット リンクが自動で増殖オートリンクの登録はこちら ベベのデイトレード日記
デイトレーダーの日課
Copyright (c) 2004FPeye,Co. Ltd. All rights reserved.
画像及び文章の無断転載は固くお断りします。