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お題「何が何だか/亀崎審議委員講演」   2008/05/30(金)08:09:41  
 
欧米のメディア論調がどこもかしこもインフレインフレでございますなあ。こういう時は金融市場だけじゃなくて一般ピープルの話も聞きたいもんですね。で、米国10年トレジャリー4%抜けたと思ったら4.08%っすか。

今日はCPIだし決戦は金曜日♪って奴ですかねえ。いい加減勘弁して欲しいんですが。

○何がなにやら

昨日は2年国債の入札があって何と0.9%クーポンで入札前の前場引けで既に100円オファー。平均ほぼ100円(99円99銭9厘)となってましたが、第業鷁然紛チ萋札ゼロという有様(0.905%オファーなんだから当たり前だが)でして、まあ0.9%ですかという所です。

で、2年債のクーポンが0.9%以上というのは去年の5月債(なので4月末の入札)から10月債までですが、この頃ってご存知の通り「もうすぐ利上げですなあ」ってやってた時期なのでありまして、経済指標悪化して目先利上げがどこへやらという状態の中で0.9%まで上昇とは恐れ入りますとしか申し上げようが無しであります(後ろはもっと売られてますけどね)。

2年に関しての局地的な需給を検討しますと、従来2年をせっせと買っておられた筈の投資家層がここもとすっかり買いの手を消極的にしておられたりするようでして、まあそのあたりが結構効いているんでしょうかという感は致します。一方で1年ゾーンになりますと別の投資家(短期公社債投信)が絶賛大登場するので0.7%台でやたら抵抗するんですけれども、ふと気が付くとこの辺のアンカーが1年になってますか。

年初2年0.5%割れとかやってたのは何だったんでしょ・・・・いやまああの時はもうダメです世の中オシマイです状態だったんで仕方ないですが。


んでまあ相場についてはもう何が何だか(昨日だって店頭は閑散の中で何が悲しゅうてこんなに動くのよという感じだったようですし)というところで論評のしようが無いのですが、辛うじて足元金利の足し算でも話が出来る2年国債入札のお話でお茶を濁すのでありました、とほほのほ。


で、亀崎審議委員の講演ですが

[外部リンク]
 (4-1)一段のグローバル展開
 (4-2)対内直接投資
 (4-3)人材確保、労働生産性向上
 (4-4)資源・環境問題への対応
 (4-5)経済・金融活動の大きな変動の回避:歴史から学ぶ姿勢

でまあ適当に引用しますと。

・グローバル展開

『こうした環境にあって、EPA(経済連携協定)、FTA(自由貿易協定)により海外経済との繋がりを一段と強めていくことの重要性は、従来以上に高まっていると思います。因みに、世界の国々の中で、二国間もしくは地域間で結ばれた自由貿易協定は200余りにも及んでいますが、わが国がこれまでに締結したEPAは僅か9件に止まっており、多くの重要な貿易相手国との間で、協定締結に至っていません。』

『また、金融機関が、企業のグローバル展開を支援する動きも少しずつ出始めていますが、今後、日本の金融業が、国際的なプレゼンスをさらに高めて、情報産業としての力を充実させ、企業のグローバル展開の支援のみならず、わが国金融市場の活性化を通じて、経済成長を支える一つの柱となることも、期待されます。』

前段は判りますが、金融機関云々は正直幻(以下悪態に付き自主規制)。で、このグローバル展開の話の中でグローバル・スタンダードという話をしているのですが、アングロサクソンスタンダードじゃない話をしているように読めるのが興味深かったりします。でも正直あたくしこの辺の話はまるっきり不勉強にも程があるので、どういうもんなのか教えてエロイ人。

『近年、経済統合を進めてきた欧州では、環境、製品品質(食品、化学)、会計などの分野で域内に共通基準を設けていますが、こうした基準は、各国の利害対立を乗り越えて策定されただけに、本質的な意義があり、規範性が強いのが特徴であると思います。こうした基準を域内で活動する外国企業にも課すことで、当該基準が、域内に止まらず、グローバルなスタンダードとなっていく例が多くみられます。』

『企業にとって、こうした基準を遵守することにはコストが伴いますが、一面では、適切な外部規律(市場規律)を自らに課すことで、リスク管理能力、ビジネス創造力を高めることを通じて、企業体質を強化していく一助になっています。実際、欧州に進出している日本企業からも、先進的で、厳格な欧州基準に対応していけば、他の地域でも通用する競争力が得られるとの肯定的な意見は少なからず聞かれています。』

『わが国としては、さらに一歩進んでそうした基準のルール・メイキングに、より積極的に関与していけば、基準設定を巡る不透明感を軽減し、企業活動の活発化に繋がることを通じて、長期的には望ましい結果がもたらされるのではないかと考えます。』

判らんので殆ど引用しちゃいました(汗)。


・移民受け入れ問題

対内直接投資の部分はたぶん普通の話なのでスルーして。

『日本の人口は、2060年には8千万人にまで落ち込み、英国(現在6千万人)を下回るという予測もあります。仮に、そうしたペースで人口が減少し、かつ高齢化が進行していった場合には、経済成長や、社会の活力が損なわれかねないと思います。』

『現在、日本における移民は約200万人、人口に占める割合にして1.6%に過ぎません。一方、近年、長期に亘る持続的成長を果たしてきた米国、ドイツ、英国は、いずれも人口に占める移民の比率が高い(それぞれ14.5%、12.7%、9.4%)ことは、認識しておく必要があろうかと思います。これらの国々では、移民増加によって、社会への影響などの面で難しい問題も生じており、国によっては、これまでの寛容な政策への揺り戻しもみられます。しかし、米欧のみならず新興国も経済力を備えつつある状況下、わが国も危機感を持って対応しなければ、国際労働市場において人材の確保は一層難しくなっていくと思われます。この点については、今後、長期的、総合的観点から検討が深まっていくことを期待したいと思います。』

どうなんすかねえ。あたしゃシロートにも程があるのでよーわからんのですけれども、本質的に移民ばっかで構成されているような米国とか、海外植民地を大量に抱えて走っていた欧州各国と日本って事情がだいぶ違うので移民政策って難しいんじゃねえのと思いますが、と言って現状を放置してますと人口減少高齢化社会なんすけどね。

以前福井前総裁もこのテーマに触れていました(今日は引用割愛しますが、亀崎さんは後半では労働生産性を高める話をしてまして、これもまた福井さんがお話してたのと同じ話ですな)し、長い目で見た場合このあたりの問題は極めて重要だという所ですね。


・バブル発生の回避ですかね

『経済・金融活動の大きな変動の回避:歴史から学ぶ姿勢 』ってところなのですけれども、こんな話をしているのはやはりバブル発生回避のお話っぽく読めてしまうのですが。

『経済成長が長く続くと、いずれかの段階で経済・金融活動に行き過ぎが生じ、それがさらに成長を持続していくことへの脅威となってきます。今回のグローバルな金融市場の混乱も、良好な世界経済や金融環境が続いたもとで、市場参加者のリスク評価に緩みが生じ、その後、市場で巻き戻しが現実化した一例とみることができます。このようなことは、後から振り返ってみれば当り前のことにも思われるのですが、歴史をみても、金融上の記憶は比較的短期間に失われてしまいますし、バブルが毎回、同じ態様を伴っていないことも、人々が警戒感を抱きにくい要因となっているように思います。』

ということで、一般論ちゃあ一般論ですが、どうもバブル発生回避に関する話が出てくるとオーバーキルの懸念をしてしまうのは日銀観察が長くなると身につく仕様でございます(笑)。

『しかし、多くの先人が、過去のバブル生成の背景にあった共通する事象として、緩和的な金融環境、相場上昇、強気化、レバレッジ(てこ)を用いたリターンの高い新たな金融商品の開発、金融の天才の出現などを指摘してくれています。』

「金融の天才」ってフレーズといえばガルブレイスの「バブルの物語」(^^)。最近だと金融の天才とは言わずに「最先端の金融工学を駆使した商品」でございましょうかねえと悪態をつくのはあたくしがプレーン商品の現場トレーディング叩き上げだからですかそうですか。

『勿論、金融経済は日々変化しており、市場経済の発展、経済のグローバル化などを受けて、過去にはなかった新たな側面が数多く生じてきていることも事実ですが、他国の例も含めて、歴史から謙虚に学んで、現下の現象の本質を見抜き、経済・金融活動の大きな変動を極力回避していく努力が、企業、金融機関、公的セクターのいずれにも求められていると思います。』

まあそうなんですけど、言うはやすし行うはきよし(古いって)でありまして。

最近その「バブル」さんの発生頻度が高くなっているように見えるのですよね。その原因の一つとしてあたくしが思うのは「決算のタームが短くなっている」というのを提唱したいんですけよ。と申しますのは、世の中で何かの拍子に「最先端の金融工学を駆使した高利回り商品」が出来た時に、こりゃおめえ変だろとか思って逆らおうと思いましても、収益評価の締めのタームが短ければ短いほどそれに逆らう事は逆らわない人対比のパフォーマンス悪化が確実になることに繋がるんですよね。

そうなりますと相場は自己実現をするのいつもの法則に伴いまして、どうしても一度方向性がつくとそっちに向かってしまいますがなの巻になるのでありまして、バブル発生を防ぐためにはその辺りの制度設計というか何というか、上手く表現できないんですけれども、まあ要するに参加者の多様性とか評価の多様性とかも必要なんじゃないのかと思う次第だったりします。イマイチ何を言いたいのか判らん文章ですいませんすいません。

『一方、一たび経済・金融活動の過熱から反動が生じた場合には、早期に経済・金融活動の安定化を図る施策が必要となり得ることも、しっかり意識していくことが必要であると思います。』

まあこれは日本が人柱になった教訓が今まさに海外で生きている話と。

#金融政策に関しては基本的に展望レポートの説明なので割愛します。
 


お題「イメージ貼るのもほどほどに」   2008/05/29(木)08:06:20  
 
画像も貼らずにスレ立てとな!ではございませんので念のため(ってネタ判る人はやや問題が^^)。

おっと10年トレジャリー4%♪

白川総裁が日銀金融研究所の国際コンファランスで挨拶をしたんですけれども、それを報道するベンダーのヘッドラインがちょっと興味深かったもんで。で、挨拶はこちら。

[外部リンク]
 


お題「景気の先行き見通しに相当慎重なようで」   2008/05/28(水)08:02:13  
 
という話の前に小ネタを少々。

○また不同意ですかそうですか

池尾先生が残り任期の少ない方の日銀審議委員をお受けになられるというのにアホウな事前報道でまた台無し。いやもう呆れて何も申し上げる気力も沸きませんが、読売新聞報道の一連の流れをネット記事で見るとある意味バロス。

[外部リンク]
 


お題「4月8、9日の決定会合議事要旨から」   2008/05/27(火)08:08:50  
 
昨日の輪番は材料にならなくて良かったですね(棒読み)。とは言え、平均16毛甘で足きりが10毛甘ということは夢の20毛甘とか応札した人がいるんでしょうか。

[外部リンク] 月調査では設備投資計画が慎重な数字となる傾向があるが、この点を勘案しても、今回の2008 年度設備投資計画は低めであることから、先行きの設備投資について注意深くみていく必要があるとコメントした。』

『また、ある委員は、短観における企業の想定為替レートが足もとの水準よりも円安となっている点を踏まえると、企業の収益率見通しが、今後、下方修正される可能性があると付け加えた。このほか、多くの委員は、特に中小企業において、原材料高や円高の影響を受けて、収益が伸び悩み、設備投資スタンスが慎重化していることが今回の短観で確認された、と指摘した。』

『ただし、多くの委員は、企業に設備過剰感がみられない点は、先行き、設備投資が底堅く推移する可能性が高いことを裏付ける材料であると付け加えた。』

昨日ご紹介した先週の白川総裁定例会見の中でスルーしちゃった(長いもんで・・・・)質問として「所得形成が弱まったことの影響をどのようにみているのか」というのがあった(会見要旨の10ページ目にあたります)のですよ。で、そこで白川総裁は『そういう意味で個人消費にも影響は出て来得る話ですが、交易条件悪化の影響がどの部門の支出に一番出ているか、あるいはどの部門に一番注目しているかという点では、私は設備投資だと思っています。』という応答をしていまして、ここの議論と連携したお話になっていますという所ではないかと思います。

一応最初と最後はメインシナリオの話になってますが、途中には下振れ警戒の話が並ぶという中々素敵な議事要旨になっておりますわなというところで。


○サーベイ、マインドの悪化

『企業の景況感について、委員は、幅広い業種で慎重化しているとの認識で一致した。ある委員は、より小規模の企業を多くカバーする企業サーベイ調査では、業況感の悪化が一層明らかであるとコメントした。』

『個人消費について、委員は、底堅く推移しており、先行きについても、雇用者所得の緩やかな増加を背景に、底堅く推移する可能性が高いとの認識を共有した。ただし、複数の委員は、石油製品や食料品の価格など、身の回り品の値上げが続いていることなどから、消費者マインドが慎重化していると指摘した。』

と、まあこのあたりも予想される議論ではありますが、やはり警戒していますなあという所です。


○雇用・所得の統計面でのチェック

雇用・所得に関してはここまでの下振れリスク満開モードと比較すると、まあ先行き割と強気に見ている感じなのですけれども、動向が読みにくいという話が出ています。

『雇用者数について、何人かの委員は、短期的な振れが小さいとされる毎月勤労統計の常用雇用者数が前年比2 % 程度の伸びで推移している一方、調査対象の広い労働力調査はこれより弱めの動きとなっていることから、足もとの動向の評価が難しくなっており、双方の指標を丁寧に点検していく必要があると述べた。』

毎勤統計と労働力調査の間にギャップがあるというお話ですか。ほほう。ただまあ基本的には「伸び悩み」というリスクは指摘してもかつてのようなもうダメダメ感爆発というような下振れリスクまでは意識されていませんわな。そりゃまあそうでしょうという感じですけれども。


○この部分は少々異論がございますが

話は飛んで金融面の動向に関する政策委員会の認識について。

『短期金融市場の動向について、多くの委員は、年度末にかけてターム物金利が一時上昇したほか、レポ・レートが強含んだ点に言及した。』

左様でございますな。

『何人かの委員は、年度末要因に加えて、米欧市場の動揺の影響から、日本の短期金融市場も神経質になっていた面があると述べた。』

そういえばどこぞの馬○通信社と○鹿新聞が「長短金利逆転」などという○○記事を配信していましたなあとか思い出すのですが、あれはたった2か月前のお話ですかそうですか(遠い目)。という悪態はともかくと致しまして。

えーっと、あたくしかなりしつこく書いたと思うのですが、今回は期末越えで寝転がり(寝転がりを意図してるのか意図してないのか知りませんが)をしやがった参加者が散見だか続出だか知りませんが、まあレートが気に食わないからオペ頼りで最後の最後までファンディングを引っ張ったのが一番の原因であったと認識しておりまして、正直あまり米欧がどうのこうのというのは関係ない(無くはないけど相対的なウェイトは小さい)ですがなという所です。

何故なら、米欧の問題は3月期末に急に浮上した話ではないのでありまして、かつ該当金融機関にとって日本はメインの市場ではない訳でありますから、相対的に影響は低い筈(まあ一番調達しやすいのが日本だったのでその余波はありますが)でして、本来なら別に寝転がりとかやらなければ直前になって大騒ぎする話ではないのであります。

『こうした議論を経た上で、委員は、日本の短期金融市場は、米欧に比べてかなり安定しているとの認識で一致した。この点に関して、何人かの委員は、きめ細かい金融市場調節が奏功したほか、日本銀行の調節手段が、オペ期間、担保の多様性などの点で充実していることも、市場の安定に寄与しているとの見方を示した。』

かなり安定しているのはその通りですが、オペレーションに関しては期末越えのファンディングが活発になるタイミングであります所の3月最終の前2週くらいにやたらめったら期末直前に落とす資金供給オペを実施してまして、期末越えのショートファンディングが増えるような状況に持っていっちゃったんじゃないんですかねと思われますが。肝心の期末最終週の前週の共通担保でショートのオペ連発で、最終週になってから打つのはタイミング的にどうだったのよという感じは致しますが。

いやまあそこまで細かい話突っ込まれても困りますがなという感じでしょうし、調節担当の中の人に置かれましてもまあヒアリングかけたらそんな感じだし言われるのもちょっと心外かもしれませんが、期末の動向に関しては正直言って聞く相手間違えてませんかって感じはしましたですよ。

勿論、もっと大きな視点に立った場合は、欧米がやれTAFだ何だともう泡食っていろんなオペを実施している中で余裕ぶっこいていられる本邦というのはさすが日本だ信用収縮には慣れっこだぜという所でございましょう。ということで、議論のお話そのものは特にどうというこたあねえのですけれども、ちょっとだけ読んでて違和感あったので書いてみましたのです。

#えーっと、門間局長の講演ネタもあったようなのですがそっちはスルーで(汗)
 


お題「白川総裁会見とか相場雑談とか」   2008/05/26(月)08:04:00  
 
月曜ですので簡単に。

○またまた先物大下げの巻

金曜の債券市場ですけれども、米国のトリプル安という要因はあったにせよ寄りからいきなり1円安スタートって何がどうなっているのやら。寄り前から実弾でも出たんでしょうかと(あの材料で下がるにせよ50銭安くらいでしょと思ったんですが)いう感じでしたが、まあ何はともあれ大下げとなりました。基本的に下げていくところでは先物一人旅みたいな場面も多かったのですが、後から現物が追いついてくるので、現物に対するロスカットの動きもあったんでしょうな。よー知らんが。

で、先物的に見ますとザラ場中の安値は134円割れということで14日のザラ場安値を切ってしまいまして(辛うじて引けは14日の安値の上でしたが)チャートさんとしてはよろしくないですなあという感じでございますな。


んでまあこの先物下げ下げなんですけど、インフレ懸念とか色々言われているのですけれども、原因のうち半分くらいは先物のシステム変更(画面更新速度を早くした)によるものではないかと思うんですよね。先物をぶん回す人たちの要請がうるさく、ついでに日経新聞あたりでも特集書かせ記事なんぞが出ていた(先物注文が反映されるのが遅いので海外ファンドが売買しにくいだの何だのという話)ということで、先物の更新速度を早くしたんですよね。で、先物の値動きは早くなったのでCTAみたいな先物アウトライトでぶん回す人たちには好評なんでしょうが・・・・・

先物の値動きが早くなり過ぎる

値動きが早すぎるので指値注文をおきにくくなる

板がスカスカになりより一層値動きが早くなる

という悪循環でどんどん値動きが過激になるのですが、この結果として現物債券の売買にどういう悪影響が来るのかと申しますと・・・・

先物の値動きが早くなる上に大口執行がやりにくくなる

現物売買のヘッジに使う人たちのヘッジコストが余計にかかる

現物売買のオファービットが拡大

大口執行のコストが益々拡大する

という結果どこに最大の影響が出てくるのかと申しますと、それは国債入札でございます。即ち、国債の入札というのは要するに財務省が行う新規国債の「大口売り」なのでありまして、以前のように債券先物の板が揃っており大口執行のコストもそれほどでかくなかった時と違いまして、現在は例えば数百枚の売買するだけで何ぼ先物が飛ぶか判らんという状況になっている訳ですから、入札という名の財務省の国債大口売却のコストも余計に必要になるという次第。また、オファービットが拡大するということは投資家としては売買執行コストが上昇するので、まあ買いの手がその分引きますわなという事でして、相場全体としての買いパワーが落ちるので相場が下がる要因にもなっていると思われます。

従いまして、5年だの10年だののように先物との連動性がそこそこ高くて発行量が2兆円近くと大きい債券の入札が特に4月以降じゃんじゃん流れるのが普通になっているという訳でございますわな。いやまあ業者の体力低下とかの要因もありますけど、先物のシステム変更に関しては非常に問題でかいと思うのでありますよ。

で、聞いた話では東証様におかれましては今回のシステム変更はグローバルスタンダードにあわせる一環であるので何が問題あるのかというお告げのようでございまして、ああやってることが10年前の大失敗システム変更と全く変わってないなあという所であります。確かに売買のTick数とかアホのように増えてますし、取引高もまあちょっと動くとそこそこ増えてますので、東証だけを見ればシステム変更で売買活発化して良かったですねとでも言いたいのでしょうけれども、現物の国債を動かしている人たちからすれば、流動性が落ちて売買執行コストが上がるわ、新発国債入札のリスクが上がるから入札が流れて国債発行コストが上昇するわと、どう考えても先物は栄えて(いるのかどうか怪しいですが)現物滅ぶの図となっておりますな。全く困ったもんです。

#本件に関してはまた稿を改めて書こうと思いますが、経済実態と長期金利が全然整合性が取れない動きの中にテクニカルな物が混じっているように見えるのは何ともなのであります


○白川総裁会見の続き

[外部リンク] 先程お話に出ました原材料をはじめとするコスト高の問題ですが、世界経済にとってどのような影響があると総裁ご自身はお考えでしょうか。』

『(答) この問題を話し始めますと、大学のゼミのようになってしまって気が引けるのですが、各国によって状況は違ってくると思いますから、最初に多少筋道をお話しして、その上で日本を中心に説明した方が良いと思います。』

『エネルギー価格が上がっていく場合、日本のような消費国からみると、外から入ってくるモノの値段が上がるという意味で供給ショックと映るわけですが、他方で、この価格上昇の背後には世界経済全体の需要増加があるわけです。そういう意味では、需要ショックという性格も持っています。経済の影響を考えていく時には、物価上昇がどのような性格のものなのかを考えていく必要があると思います。』

『日本からみた場合、交易条件が低下する、悪化するという点で、先程説明した通り、日本全体の所得形成の力が弱くなっていくわけです。従って、設備投資や消費に悪影響を与えていくものであります。これは明らかにマイナス要因ですが、交易条件が日本で悪化している、すなわち消費国で悪化しているということは、産油国を中心に交易条件が改善しているということですから、その地域への輸出が増加するという性格を持つものであります。現在日本は、内需は弱くなっていますが、輸出は非常に堅調を続けているわけです。これは、交易条件の悪化と改善の裏腹で起きている現象とも言えるのです。』

『そうしますと、経済全体の需要はマイナスとプラスの力のどちらが勝るのかという観点で考えていく必要があると思います。また、仮にマイナスの力が勝るのであれば、経済全体の需要が弱くなるわけですから、物価が下がるという力が働きます。他方で、物価が原材料を中心に上昇し、仮にインフレ期待に火が付けば、これは2次的3次的な物価上昇を引き起こすことになるわけです。このように、物価の面でも下がる要素と上がる要素の両方が存在します。』

『以上の通り、景気についても物価についても必ずプラス・マイナス両方の要素があるため、一義的に答えを出すのは難しいと思います。世界経済全体への影響とのご質問ですが、各国は、世界の各地域における今申し上げたような要素を勘案しながら、金融政策を運営しているわけです。最終的にどのような金融政策をとるかによって、その国の景気・物価の姿は変わってきますが、先程説明したような整理をしつつ、各国は、自国の状況に応じて金融政策を運営しており、日本も同様に政策を運営していくということだと思います。』

これを前任者が説明するとかなりエンターテイメント性が上がり、サービスフレーズが増える結果ヘッドラインリスクになりそうなヘッドラインを2本くらい打たれそうな感じが致しますな(^^)。白川さんの説明は確かに学校の授業みたいな説明で。


・引用していると長くなるので以下あたくしが勝手にまとめると

質疑応答は3分の2くらいまで景気認識と物価に関する話が多くて、説明が丁寧かつちゃんとしている(変なたとえとか不規則発言とかが無い)ので、まあ皆様におかれましてもお読みになられたほうが吉なのでございますけれども、一応あたくしが読んだ感じだとこんな所ですか。

・いわゆる金融環境に関してはそれほど大きく変わっていない
・従って現状の金融環境は緩和的な状態で景気下支え要因になっている
・交易条件の悪化で一番注目しているのは設備投資
・物価上昇に関しては数値自体は上昇するけれども所謂世間で言うような
「インフレ懸念」という懸念は今のところ無さそう

という感じになるんでしょうか。しかし総裁会見で「三面等価」という言葉が飛び出すとは(^^)。

#議事要旨は明日にでも
 


お題「ああ輪番」   2008/05/23(金)08:00:38  
 
全部書き終えたところで最初に追記しますと、本当はやる予定だった白川総裁会見要旨のちゃんとした部分の引用は輪番話で時間がいっぱいになっちゃったので今日はパスでございます。誠にあいすいませんm(__)m

○輪番結果は予想通りだったんですが

昨日は想定されたとおり輪番(国債買入)オペが実施されました。で、米国のトリプル安に反応したのか何だか知りませんが、昨日は前場から先物から10年が弱くて前場からドカドカ下がったのですが、償還銘柄の輪番打ち込みパワーの勝ちでして、輪番の結果は平均15毛8糸甘で足きりが15毛3糸甘の全取ということですので、どう見ても6月償還銘柄の打ち込みです本当にありがとうございましたという所で。

後場になって5年29回だったかで21毛甘(単利で0.58%)がブローカースクリーンで出合っていたというのが尚のことチャーミングでしたが。

で、まあ先週金曜の結果とか、前日の業者間気配(償還銘柄で堂々の10毛甘オファービット無し)から大体こういう結果になるのは予想できてるはずなんですが、何故か輪番の結果出た後先物とか長期ゾーンとか尚叩かれて先物はいきなり100銭以上下げやがったのは何なんでしょという所でございます。

いやまあ後付でこのテーマを売り材料にしますと・・・・

・従来は相場が下がっている時に輪番では長期、超長期ゾーンが入っていた

・ここのところ期近債がやたらだぶつくようになっている

・輪番オペで相場の上下に関わらず常に期近債が打ち込まれる

・相場下がった時の長期、超長期ゾーンのバッファが無いじゃん

・アヒャヒャヒャヒャ

こうですか、わかりません(><;



○期近債が輪番にドカドカ打ち込まれる状況は如何なものかと

えーっとですな、ご案内の通り輪番オペは成長通貨供給オペということになっております(償還乗換ルールの変更によって・・・という話は以前したがここで蒸し返すと話がややこしくなるので割愛)ので、輪番オペが建前として意図している中長期国債の買入ではなく、超短い銘柄の投げ場所になってしまっているのは輪番の趣旨と違う使われ方で遺憾でございましょう。

#それを言い出したらさっき上で書いた「輪番が長期超長期ゾーンのバッファ」というのも輪番の趣旨とは関係ない世界ですが(^^)

で、まあ期近債の問題というのは今に始まった話ではなく、以前から投資家が償還まで持たないで途中で売却するという事象はあったんですよ。ただまあ最近その売却が妙に多くなってきて買い手の余力をオーバーしてきたってことでしょう。

償還銘柄というのは振替決済停止期間入りしちゃいますと担保として使えなくなりますので、停止期間入りした時点でただの金食い虫になる訳ですな。で、従来ゼロ金利だ量的緩和だと言ってた時は保有コストがどうのこうのってのはあまり関係無かったんでしょうが、まあ無担保ファンディングのことを考えたらあまり持ちたくないでしょというのが1点目。

ご案内の通り、5年、10年、20年の利付国債は毎月発行するのですが、償還が4半期毎になっていまして、漫然と全銘柄を償還まで持ち続けると4半期毎に償還の山がやってくるので再投資の事を考えると良くないですから、償還が来る前に売却して長いものに入れ替える再投資を適当に分散して行うことによって再投資リスクを軽減するでしょというのが2点目。

他にも要因あると思いますが、そもそも期近債が市場に出てくる理由はその2点かなあと。ただし2点目の方は何も償還間際になって売らなくても良いわけで、普通に長期ゾーンをポートフォリオにしてたらもっと前からある程度分散しながら短いところを外してきますけどね。

で、従来は元利金取扱手数料が結構な額入るので、それを狙った買いがあったりしたのですが、こちらは10月以降大幅減額になるので、まあ今後はファンディングと関係ない公社債投信みたいなマネーのみがこの辺の受け皿になるんでしょう。計理(タイポではない)処理の問題があるので割引債対比で利付債は実は嫌われるんですけどね。


と、背景はそういう事なんですが、まあそんな訳ですのでこの調子ですと特に償還銘柄の残存が1か月を切るあたりからは輪番オペに入るのが全部償還銘柄というような素敵な事態が続くのは必定。それで良いというのなら良いのですけれども、輪番の建前と違う状況が継続して良いのかよというのはあるでしょう。

#副次的には(政策意図と全然関係ないですが^^)長期、超長期ゾーンのバッファが無くなるというのは債券相場的な輪番減額みたいな心理効果(なぜ心理効果かというと、そもそも期近債問題が無くても輪番で長期ゾーンが入るケースがそんなに多くなかったというのがあるので、実際の効果は別に「月に1.2兆円」じゃないのです)になっちゃいませんかねというのもありますね


○で、どうしましょ

てな訳でお節介なあたくしはこんなんどうでしょというのを知人友人と与太話をしたりしながらあたくしの無い頭を捻って考えるのであります。

・入札方式の変更

現在は日銀の指定する単利利回り(実際には売買参考統計値の平均単利)からの利回り較差競争入札になっている輪番の入札方法を価格較差競争入札にする

→相場が上昇するか、カーブがツイストフラットでもしない限り超長期ゾーンばかりが打ち込まれる。期近債の件を除けば利回り較差競争入札なら当日のイールドカーブ上一番安くなっている所が打ち込まれるので現状の方が債券市場への関与がマイルド。


・期近債を募入対象外にする

成長通貨供給オペの趣旨に鑑み残存のどこかで切って期近債を募入対象外にする

→ただでなくさえゲロゲロの期近債が益々ゲロゲロになるのと、償還銘柄のファンディング問題で4半期末月の20日近辺になると足元金利やGC・現先レートがやたら跳ねる


・短期国債買入の活用

輪番の募入対象から残存1年以内の銘柄を外し、短期国債買入オペを拡大して残存1年以内の中長期国債を募入対象にする

→オペの意味付けでのロジックをどうするのか(短期の資金調節で形の上では中長期国債の買入ということになる)という問題や、買入した中長期国債を償還乗り換えするのかしないのかという問題が生じそうですが、ロジック問題と応札のシステム対応を除けば一番スマートな気がします


オペのサイドから思いつく(というか一部に知人からの入れ知恵が含まれておりますが^^)のはそんなところですが。

・償還銘柄を担保として使えるようにする

例えば銀行で言えばバンキング部門の売りは従来どおりになるにしても、トレジャリー部門での買い余力が発生するんじゃないかと勝手に愚考するのですがどうでしょう。

→昨日も書きましたが、振決担保口で償還処理とかって双方ともに事務が回らなさそうな悪寒なので一朝一夕にはできなさそう


・元利金取扱手数料が下がるまで様子見

そもそも10毛甘だの15毛甘だの(来週は20毛甘ですか)とかいうような打ち込みになるのは、売買参考統計値などが元利金取扱手数料の収入部分を加味したモノになっているのも原因でありますので、その手数料が下がる10月償還銘柄以降になって尚も壮絶な打ち込みが来るのかどうかを見るというのも一法。

→ただし、9月までこの調子で輪番に期近債が打ち込まれるのは本当に容認できることなのかとか、償還銘柄持ち切りコストの回避で叩き込む成り行きパワーが継続した場合は結局状況が変わらなかったりしますわなという話も

などなど、色々とございますわな。輪番増額というのもありますが、またぞろ外野で物議をかもし出しそうなので無理でしょうな。



ということで、輪番と短期の話というもはやマニアにも程があるお話が延々と続いて白川総裁記者会見の続きが全然できなくて甚だ申し訳ありませんでした。
 


お題「中央銀行の独立性/その他ひとのふんどしシリーズ」   2008/05/22(木)08:04:22  
 
米国トリプル安キタコレ。

ということで(どーゆーことだ)白川総裁会見。
[外部リンク] 人のふんどしシリーズもあるので)ものと思料。と最初から ヘッジクローズ。

○他の部分の引用が明日回しなので先にあたくし的感想

総裁会見の中で例によってロイター日本語版が妙に利下げ っぽいヘッドラインを打ち込んで相場が反応してましたけど、 会見のトーンでは目先景気に下振れリスクを強調するのと、 物価上昇=利上げではないというのを強調しているように 見えます。で、あたくし勝手に想像するに、日銀は物価の 先行きを結構強く見ており、かつてのCPI時間軸の残像が ある中では、物価上昇=利上げという発想から市場が勝手に 利上げ催促みたいな動きをしてきて金利が上昇するのは よくないと見ているんじゃねえのかと。コアCPIが早晩前年比 1.5%位まで上昇していくと見て、その際に市場が走るのを 抑えるために事前に「経済指標は悪いでしょ」って面を強調 してるのではないかなあって思うのですが、裏読みのし過ぎ でしょうかねえ(笑)。

ということで、まあ下振れリスクへの言及は多いですかね。


○中央銀行の独立性に対する白川総裁の説明

本石町日記さんのエントリーで触れられていた問答ですが、白川 総裁の回答があまりにも素晴らしいのでやはり全文引用すべき ではないかと思い(量が多くなるのは勘弁)引用。質問のアレな 内容と比較してお楽しみください(手抜き)。

『(問) 先般来ずっと続いている物価上昇の話ですが、奥様方の 持たれている感覚ではとても1%程度というような感じではなく、 もっと上がっており、1%などと言われるととんでもないという次元 にきていると思います。そうした中で、注意深くみると言われても、 どこをみているのかという感じがするのだと思います。その辺りの ずれをどう説明されるのか、ちょっとずれ過ぎている感じがするの ですが。』

文句は総務省にされた方がよろしいのではないでしょうか(笑)。回答は長いので段落分けします。

『(答) 物価指数と物価についての実感が食い違っているという ことは、今回の局面に限らず、これまで繰り返し言われてきている 話です。私が日本銀行に入った1972 年、その直後に狂乱物価と いうものがありました。局面によって若干程度は違いますが、物価 指数と物価の実感が違うというのは、実はずっとある議論です。 2000 年以降で考えますと、物価指数が若干マイナスになりましたが、 あの局面ではデフレの実態としては、指数で表されるよりも実はもっと 物価は下がっているのだという議論もありました。現在は逆方向の 議論ももちろんあるわけです。』

いきなりここで終了でも良さそうですが(^^)、その後がまた丁寧なのよ。

『ただ、物価がどのくらい上がっているかは、結局はその人が購入して いるもので判断するわけです。例えば、主婦が物価が上がっていると 感じるのは、現実に毎日買い物に行って買う食料品や身の回り品が 随分上がっているからであり、購入頻度が高いものは今非常に上が っていますから、とても1%どころではないと感じるわけです。家計が 購入するものを統計で調べて、支出ウエイトを計算して算出した物価 指数を項目別にみますと、購入頻度は高くないけれども非常に値段が 張るもの、すなわち耐久消費財は、例えばパソコンのように、消費者 物価指数の上では価格は下がっているわけです。』

『中央銀行の金融政策は1つしかありません。1つの金融政策、1つの 金利で経済全体の調整をしていくわけです。現在の物価指数は100% 正確に物価を映しているとはもちろん言えませんが、しかしある程度 客観的な支出のパターンに従って上昇率を計算したものであり、これが 物価指数だと思います。』

『物価指数の動きについて、例えばコンマ幾つの動きについて上がった、 下がったということをこと細かく議論しても、私はあまり意味がないと思い ます。ある人は物価が10%も20%も上がっていると感じる一方で、ある 人はやや下がっていると感じるように、感覚で判断するのはなかなか 難しいと思います。長々申し上げましたけれども、私どもは物価指数を ただ単に機械的にみているわけではなく、物価指数の背後にある経済 の動きを注意深くみながら、その上で物価の動きを判断していることを 理解して頂きたいと思います。』

何という懇切丁寧かつ完璧な説明・・・・で、完封されて悔しいのか この質問者まだ絡むのでありました。どう見ても馬鹿質問です本当に ありがとうございました。

『(問) そうすると年金受給の人などは、物価スライドがかからなくなる わけで、どんどんお金が使えなくなってしまうという状況が、もう目の前 にみえてきてしまうわけです。預貯金の金利についても、下振れリスク などと言われると、もう生活面で非常に厳しくなることだけが目立って しまうのですが、それで良いものなのでしょうか。』

年金需給を支える現役世代や新卒時代に就職氷河期で預貯金もままならない若い世代のことも思い出してください(><;


『(答) 金利の上げ下げは、債権者と債務者で当然相異なる影響を与える ものです。金融政策を運営するという立場に身を置いた場合、それぞれの 立場からの悲鳴、苦しい状況についてのお話に十分共感し、理解する力、 感覚は非常に大事だと思います。』

そしてこの次が白眉。

『しかし、中央銀行が独立性を持って金融政策を行うということは、それ ぞれのグループの狭い意味での利害に配慮して金融政策をやっていく ことではありません。そうした行為は、結局金融政策の自殺行為になる と思います。金融政策を行うにあたっては、相異なる利害を持った人達 に対して色々な影響を与えることを十分認識し、それに対する感性を 持った上で、最終的には、経済が持続的に成長するということを目的に 運営していくしかないと思います。そして、なぜこのような政策を行うのか について、十分に説明する必要もあると思います。』

いやもうあたくしがコメント入れるのが申し訳ない位の説明でございます。

『今ご指摘の年金生活者の苦しみ――これは大変大きな問題ですが――、 一方で景気が悪くなった場合に職を失うという人の苦しみももちろんある わけですから、物価安定のもとでの経済の持続的な成長という1点に 照らしながら、金融政策を判断していくしかなく、そのために中央銀行は 最大限の努力をし、誠実でなくてはならないと思っています。』

で、昨日はURL貼るの忘れましたが、本石町日記さんのエントリーは こちらです。この手のネタを出すとコメント欄に変なのが湧いて来ます なあ(苦笑)。

[外部リンク] (らしいようですが、あたくしは社会人になった途端に馬鹿馬鹿しくなっ て見るのを止めたのでよー知らん)番組を看板放送としているどこぞの テレビ局の記者様のようで。

ところでそのエントリーの中にあった余談関連ですが・・・・

>「主婦」で思い出した。先輩から聞いた昔話である。

というところで紹介されていたエピソードも何か脱力モノですけど、

>その時のやりたい金融政策を実行するために都合よく世論を 取り入れるのは余りにもご都合主義で、政策ロジックもあった ものではない。このアイデア、何とか潰したらしいが…。だれの アイデアかって? こういうサービス精神旺盛なことを考えるの はまあ一人しかいないでしょう(苦笑)。お察しください。

サービス発言が旺盛で会見などで不規則発言をするのが仕様になっていたこの前まで執行部にいた人ですね、わかります(^^)。

まあ白川さんはロジカルかつ丁寧な説明をするので、結論先に ありきで政策ロジックもあったものではない前任(あ、言っちゃ った)と違ってこのあたりはちゃんとやってくれそうですよね。と、 ここまでやったら既に量が膨大になっているので肝心の部分は 明日になってしまいます、申し訳なし。


○人のふんどしシリーズその1:これはこれは

人のふんどしといえば本石町日記さん。

[外部リンク] と思うのですが、四半期末は通常月と比較して国債償還が多い ので、その分償還銘柄の打ち込みも多くなるものを思料されます。 で、相変わらず売買参考統計値とかは元利金取扱手数料見合いの 値付けになっている部分がありますので、今日もし輪番やったら 償還銘柄をまたまた大甘で打ち込む人が出るに1万ジンバブエドル。

しかし何ですな、短国買入が落札結果から逆算すると残存9か月 から11か月あたり入ってそうなのに、輪番は残存1か月とかしかが 入っていますってどんなギャグだよと思ってしまいます。いやまあ 輪番で償還したものは1年短国に償還乗り換えしてくれるから トータルで見た足は辛うじて長いのですけれども(乗り換えした 後は現金償還)。

償還銘柄を担保に使えるようにすればちったあ状況良くなるよう な気がしますが、振決担保口が償還処理ってのはたぶん手作業に なるんでしょうし、担保管理するほうも大変なことになるから一朝 一夕にどうのこうのって訳にも行かないでしょうけれども。。。。。


○人のふんどしシリーズその2:また格付けの問題

人のふんどしといえば厭債害債さん。

[外部リンク] 手抜きバージョンですが、時事メインの記事によりますと間違いに気が 付いてからも放置してたとか書いてあった(と思う。違ってたらスイマセン) 次第で、いやもう外部格付けの信頼性という話になったらバーゼル なんぞもいきなり涙目という状況になる訳で、もう笑ってしまうしか ございませんわな。LIBORといい格付けといい、いやはや何なんでしょ。 ま、発行体に営業掛ける格付け会社とか何だかね〜って感じでした からね。

日本に散々不透明だの粉飾だの言ってた毛唐共ざまあなどというようなことは全然思っていないんだからね!!

 


お題「金融経済月報/その他人のふんどしシリーズ少々」   2008/05/21(水)08:05:19  
 
本石町日記さんのところにあった最新エントリーは中々。で、質問した記者どこの所属なんでしょう。

○5月月報:住宅と物価を上げて生産をわずかに下げる

[外部リンク]
[外部リンク]

で、このガサ入れ画像みてて物凄く変な想像しちゃったんですけど、もしかしてこの政党が政権取ったらてめえらの政策に反対する人間は抵抗勢力の非国民だから令状なしで捜査しても良いとか言い出して勝手に党員の突撃隊みたいなのがガサ入れとか来るんじゃねえのとか考え出しちゃいましたよ。

いやまあ勿論民主党大嫌いなあたくしのバイアスが死にそうな程入った杞憂ではございますが、やってることが何せ法令の俺様解釈(例のパフォーマンスって「道路特定財源で使われたタクシーの領収書などを探すため、菅代表代行らは職員の制止を振り切って、館内を歩いて回った」っていう位ですから普通に建造物侵入でしょ)という政党様でありますので、そういう政党が政権を取ったら罪刑法定主義もへったくれもなく愛国無罪モードになるんじゃないかとか真面目に恐ろしくなってくるんですけど。

メディアもそういう暴走を止めないと行けないと思いますが、それを煽るのがメディアですからねえ(吐息)。

ちなみにどうでもいいですが、「後ろめたくないなら見せなさい」などと言われても挙証責任は先方にありますので、任意で応じる必要はございませんし、応じると碌なことになりませんわな。これ豆知識。


○予告編:ネタのネタ状態のものを箇条メモ書き

最近書いておかないとすぐ忘れるもんで備忘メモね。

・レバレッジ投資に関する日銀ペーパー読み
・ベターレギュレーション関係
・期近債が輪番オペにドカドカぶち込まれる件について
・最近の中長期国債は何でホイホイ流れるのかという考察
・日銀の副総裁人事と審議委員人事が全然決まらない件
 


お題「ネタも無いのでひねもすネタ探し」   2008/05/20(火)08:02:09  
 
ということで、困ったときには国会か金融庁といういつものパターンで参ります(^^)。国会ネタなので引用が多くてやたら長いのは勘弁してください。

えーっと実は日銀からレバレッジを効かせた投資(というか要するにヘッジファンドみたいなもん)に関するペーパーが出てまして、これが金融市場局じゃなくて信用機構局から出ているというのにちょっくら興味がある(出している部署が、という意味ですよん)のですけれども、中身を読んで「ほほう」と思ったのインプリケーションは現在検討中ですので、そのお話はまたいずれ。内容そのものはコンパクトでよくまとまっていたと思います。

ではまあ金融庁様から。

○金融士構想続き

5月9日渡辺担当大臣様の記者会見から。
[外部リンク] 先週、金融庁、金融専門人材に関する研究会が出しました(金融専門人材についての)基本コンセプトについてなのですが、大臣は過去、著書の中でご自身も「金融サービス士」という資格制度について言及されているのですけれども、これから広く意見を募るということでまだ形がどうなっていくのかというのは見えないのですが、民間の方では趣旨をめぐって不安に思っている方もいらっしゃるようです。改めて資格制度についてお考えをお聞きしたいと思うのですが。』

いやあの趣旨をめぐって不安なんじゃなくて民間総出でブーイングなのですがまあ質問するだけエライか(笑)。

『答) 資格を作ることを決め打ちしているわけでは全くございません。金融専門人材を養成するにはどうしたらいいだろうか、という問題提起をしているところです。懇談会においては、民間資格も含めて議論をしていただいたわけです。このような金融専門人材、なかんずくコンプライアンス関係に詳しい人たちがいろいろな分野に散らばって配置されていれば、コンプライアンス感覚の共有が相当できるようになると思います。発行会社にも証券会社にも自主規制機関にも、また監督当局にもそのような人材が散らばっていることによって、いわば生態系の秩序が維持されるようになると思います。そうすると行政のコストは肥大化せずに済むようになるわけです。』

コンプライアンスの話が強調されているようですので、要するに今の金融業界の中にいる連中は法令遵守の意識が極めて低くお話にならないというわけですね、わかります。

『我々は金融自由化の流れの中で、護送船団方式を止め、つまり事前の統制方式を止めたわけです。事前の統制というのはある意味では行政のコストが非常に小さくてすむわけです。箸の上げ下ろしまで統制していくわけですから、そんなに大きなコストは必要ないのです。しかし、事後チェック方式に大転換するということは、民間にはどうぞご自由にやってください、一方ルール違反は徹底して取締りを強化します、という一般的な流れなのです。そうすると、逆に行政のコストが非常に高くなってしまうということがあり得るわけです。』

一般論としてはそりゃその通りですが、事前の統制方式を止めたとかあの金商法関連の(以下物凄い勢いで自主規制)。

『したがって、我々は行政のコストを肥大化させずにルールとプリンシプルに基づいて民間がより自由な経済活動ができるようにするにはどうしたらよいか、ということを考えた結果、やはり金融の専門人材が圧倒的に不足しているのではないか、と考えてこのような提案をしたところでございます。是非、いろいろなご意見をお待ちしております。』

ただのコンプライアンスオフィサー養成の為にわざわざ新しい制度を導入するのですか、意味判りません。というか別に資格をなんぼ作ったってそれとこれとは別問題ですし、既に証券外務員やら内部管理責任者やら証券アナリストやらで行動規範がどうのこうのとかやっておりますけれども。既存の内容を充実させれば(既に十分充実してると思いますが)宜しいのではないでしょうか。


あと、話は違いますが、昨日夕方に『「ベター・レギュレーションの進捗状況について」の公表について』というのが出てたのかな。
[外部リンク]
 


お題「また債券だけ自爆とな」   2008/05/19(月)08:00:05  
 
○輪番オペ結果以外に材料らしきものは無く

金曜の債券市場はそれまで散々やらかしたこともあり、今日くらいは大人しくまったりという展開だったのですけれども、昼の輪番オペ結果発表後に先物いきなり大下げの巻。で、その輪番オペなんですが、平均落札が10.9毛甘で足切りが10.1毛甘(全取)ということで、前場の引けの普通の銘柄はまあ入らないような結果になりました。しかし金曜の朝に輪番ネタを書いたのは何かの虫の知らせだったのかいな>あたくし

で、別にそれ自体は6月償還銘柄あたりがドカンと入ればそういう結果になってもおかしくない筈なのでありますが、何がどうなったのか判りませんが後場の寄り付きから先物をアホウのように叩く動きになりました。で、例によって例の如く他の市場では別に動意が無かったので債券市場だけの反応という動きでございました。

で、先物を叩くこと叩くことということで、安値134円37銭とあたしゃ水曜の安値28銭を抜くんじゃないかと呆れながら見ておりましたが、当然ながら先物独歩安モードだったのですが、よく見りゃ10年も安値1.71%とか水曜の安値を5糸だけ割っちゃいましたな。5年の安値が1.30%で2年の安値が0.845%(ちなみに全部日本相互証券の出合いベースかつあたくしの脳内メモリーベースでありますので内容無保証)ですから、まあ木曜の先物だけ戻った分のバランスをまた調整したとも言えそうですな。

ということで、水曜に続いて債券市場が先物中心に自爆の巻と相成ったのでありまして、自爆も1度だけじゃなくて短い間に2度も続きますと、こりゃまあ自爆とは実に香ばしいなどとちゃらけている場合でもありませんで、地合いが悪いのか、単に一部の振り回し組に誰も向かわないという悲しい相場状況なのか、まあ困ったもんでありますな。

まーあてずっぽうですけど、あたくしが勝手に思うのは(1)債券先物の売買システム(というか値付けの細かい部分ですが)の改悪により指値注文のリスクが高くなり市場の流動性がガタ落ちになっていること、(2)参加者の体力が落ちていること、(3)それに加えてリスク管理のリスク算定上マーケットのボラが上昇するとポジションが取りにくくなること、などなどが適当に思い浮かぶのですが、最初の先物に関してはかなりウェイト高いと思います。98年(でしたっけ)の先物値付け方式の変更で先物の流動性が落ちて大変な相場になりましたが、あのときの反省とか全然生きてないのかねと東証を小一時間問い詰めたいのですが。


○輪番の話金曜もしましたが

で、釈迦に説法だが輪番がゲロ甘になることの説明。

えーと、輪番オペの応札方式は基本的には前日の引け(日銀が引けリストを出すことになっているような気がしますが、基本的に売買参考統計値の平均単利の筈)からの利回り競争入札になりますので、当日前場引け時点でイールドーカーブ上一番売られている所が応札しやすくなるということになっております。

ところが、超短い債券を成り行きで叩き込みに行く人がいますと話は別。今年の9月償還までは利付国債の償還金支払いに対する手数料が9銭(ただし1銘柄500万円上限、利金の話もありますが面倒なので割愛)お支払いされるというのがありまして、その部分をある程度反映した数値がこいつらの引け値に反映されており、売買参考統計値がちとお高くなるようで。

例えば6月償還の銘柄の売買参考統計値ですが、16日付のもので2年245回が0.428%、5年27〜29回がそれぞれ0.398〜0.401%、10年203、204回がそれぞれ0.480%と0.483%(本人は単利のつもりで引用してますが、もしかして売買参考統計値のCSVファイルの読み方間違えていたらゴメンナサイ。まあ大差ないと思いますが)となっていまして、銘柄によっては10毛甘で叩いても短期金利に負けない場合もありますわな。

で、元利払い手数料が引き下げられる10月償還以降になると話が変わるのかという事ですが、こちらは良く判らんとしか申し上げようが無いです。その気になって成り行きで叩き込みに行くとなりますと、残存1か月で10毛叩きに行っても値段に直せば1銭にもならないので、お家の事情(例えば一例を挙げれば、償還銘柄は最後の振替決済停止期間に入ると担保などとして使えなくなると記憶しておりますが、それが間違ってなければ償還銘柄を持つことは結構なコストになる訳でして)系の成り行き叩き込みが打ち込まれるとどうにもこうにもとなりますので、こればかりは正直よく判らん。ただまあ3,6,9,12の償還銘柄の残存が短くなった所では償還銘柄叩き込み攻撃は変わらずに起きそうな気は致します。

こればっかりは制度上どうしようもないですので、まあ輪番オペの趣旨は一応成長通貨の供給って話になっていることですから、短期物を募入対象外にする(その代わり新発は入れさせてあげてよと思いますけど)とかでもしないと状況は変わらんでしょうなという所で。


以下どうでもいい悪態。

○毎年お約束の悪態

毎回悪態をついておりますが見事に変化の無いお話の季節がやってまいりました(^^)。

社団法人日本証券アナリスト協会という所から定時総会のご案内が「法人会員各位 個人会員各位」宛に送られてまいりました。で、今回の定時総会もまた事業報告や決算の承認を求める会でありますが、実施日時が「6月18日水曜日午前10時」からということで、検定会員が何人いるのか知りませんが、普通の検定会員がどう見ても出席できないような時間に今年も設定。で、会場はと言えば法人会員と個人会員合わせて1万人以上はいる筈の協会の総会だというのに「東京証券取引所ビル6F、当協会会議室」という端から個人会員の出席を想定していない会場設定なのも例年と全く同じであります。

せめて東証の講堂(ホール)使うくらいのやる気をだせとか思うのですが、どう見ても総会を形式的に済ませようという意思がアリアリの総会運営でございまして、こんな協会がIR大賞の授与とか悪い冗談にしか思えませんってこれも毎年言ってますな(爆)。まあここ数年定足数が中々集まらない(=委任状を送る個人会員が少ない)ようですが、少なくとも「会員がどう見ても出席できないような総会」という運営をやってる限り「ナメトンノカ」という事で委任状送らないあたくしのような検定会員が続出しても不思議ではないと思いますが。

以上ただの悪態でした。
 


お題「今日も雑談ネタで恐縮至極」   2008/05/16(金)08:02:55  
 
相場がこの有様ですと本業がかなり多忙になるもんで、あまりちゃんと突っ込んでいないネタを少々雑談で勘弁。

○短いところのカーブがフラットから立ってきた件について

昨日は5年国債入札がありましたが、まあそっちは入札までに随分ヘッジも入りまして入札後は5年切り返しっぽい展開に。1.3%クーポンまで叩いたんですから、まあ戻ってくれないと困りますが、これまた先月のテール12銭入札で耐性が出来たのかテール9銭でも「テールが長くありませんなあ」という雰囲気になるのがチャーミングでございますが。

でまあ一方で2年とかは昨日も弱体で0.85%に接近の巻となっておりまして、いやあの展望レポートで従来の利上げ路線が封印されたんですけれどもどうなっておられるのでしょうかというところであります。とは申しましても、それを言い出すと5年1.3%の方が展望レポートで(以下同文)なので、そっちから見ると2年は随分値もちしてましたなあということにもなるんでにゃんとも。

で、半年位のところから2年くらいのところまでっていうのはここのところ妙に重そうにしていまして、2年中期国債の残存1年ゾーンを見ますと昨日の引けで0.70%(来年5月償還)などと、半年を越えるあたりから何となくイールドが立つ(というほどの物でもないですが)感じの絵になってきております(個別銘柄の需給が変な割引短期国債は別)。これまた展望レポートやらここもとの経済指標やらを考えると素敵に逆行モードでこれまたおしゃれな相場であります。


で、相場様のネタとしては、昨日の日経新聞朝刊でデカデカと出ておりましたけれども、「長期金利上昇=インフレ懸念」みたいな絵がネタと化すという感じのようで、昨日の引け後なんぞもECBのインフレなんちゃらで債券先物が叩かれていたように見えましたが、「グローバルインフレ」ってので暫く引っ張るんですかねえ。

しかしこれまた素敵な話ですが、国内金利市場参加者の皆様におかれましては、おそらく多くの人は「そうは言っても日本の場合はここもとの物価上昇は景気悪化要因だし、そんなに持続的なインフレなんかねえだろ」と思いながらも相場の勢いに「はあ?」となりながら参戦しているという所ではないかと思うのでありまして、これって丁度3月くらいまでの「(誰も大真面目にあるとは思わなかった)利下げの可能性ありで形成された中短期ゾーンの金利」という動きの反対バージョンなんじゃないかなあとも思いますです、はい。

ほぼ普通に皆さん年内(下手したら年度内)利上げなしとか思っている筈なのですが、2年0.85%とかになりますとその絵と整合性が取れないんですが、これも3月の利下げを一部織り込まないとその3か月から1年の逆イールドはねえだろという状態の時と同じく、「そうは言ってもなんかございましたらアレですし」という感じなんでしょ。展望レポートで中立路線に転換したと言いましても、半年後にまた展望レポートは出るのでありまして、その頃に下振れリスクが晴れてきたら(というのは超ナローパスだと思いますけど)半年後に金利調整路線が復活してもおかしくはありませんし、などとかなり無理やりな理屈をでっち上げるとそんな感じでしょうね。


まあもうちょっと達観しちゃいますと、結局米国の利下げ打ち止め観測とかと円債の短いところの金利形成がシンクロしてしまっていると言っちゃえばそれまでという話もございますが、それを言ってしまうと何とも悲しいのでそれは気が付かなかった事にしておきましょう。まあちゃんと考えないと相場説明のポンチ絵としては使えませんな(自爆)。


○輪番オペはどうかすべきではないかという話について

これまたいつものネタなのですが、たまには数字も出してみようと。

日銀保有の中長期国債の残高は毎月公表されております。
[外部リンク]
 


お題「円債だけ自爆の巻?/何でそういう理屈になるの?」   2008/05/15(木)08:04:10  
 
○他市場が全然反応しないのに・・・・・

昨日の国内債券市場はご案内の通り先物大下げの巻と相成りまして、途中ではまたも4月25日の再来をやらかすのかという勢いでございました。そして昨日の場合いやはや何ともだったのは、為替市場も株式市場も特にこう大した動きもなく(最終的には株高円安になってましたが)小動きの中、債券市場だけ自爆状態になっておりました。ナンノコッチャであります。

さすがに4月25日に1回サーキットブレーカーだの先物大暴落だのやらかしたばっかりなので下げに対する精神的耐性(?)もできてましたし、昨日の場合は4月25日の時のように中期(5年)などが朝からいきなり暴落という訳ではなくて、当初から先物が走っていましたので、前回ほどの恐怖感は無かったとあたくしは思うのですがどうでしょ。


色々と要因はあったと思うのですけれども、(昨日増えましたが)債券先物の建玉が今月頭から10兆切りやがっているあたりに象徴されますように、市場の参戦者が減っているというか流動性が低下しているというか、先物が役立たずモードになっているというか、根底には市場の流動性が落ちているというのが先物などのボラが上昇する背景にあるんじゃねえのとは思うのでありますがどないでしょ。で、その流動性低下ですが、サブプラだ何だで市場参加者の体力が低下していることに加え、毎度しつこく申し上げていますが、1月15日から行われた債券先物の売買システム変更によって債券先物の板が薄くなってしまった事が状況の悪化を後押ししてるでしょという所で。

で、昨日の場合は前夜に米債がだだ売られ(リテールセールスだけであんなに売られるもんなの?)して帰ってきた所に加え、LIBORの見直しで5月末から新しい制度をどうのこうのというお話があって、デリバティブ関連の短期ベース金利が上昇するという懸念(正直円LIBORには影響軽微と思うが)とか、翌日に5年国債の入札を控えているのでヘッジなどかましたくなるとか、色々な要因がぶつかったんじゃないかなあと。

ということで、別に何がどうのこうのという訳ではなく、何となく海外が売られているので絵的に売りやすいですし、株式は何かこう下がる感じがしなくなってきていますし、そんなこんなで下を叩きやすいところに来て、5年国債入札が今日に控えていたので下やったらまた自爆しちゃったという所でしょうか。さっぱり訳がわかりま千円でございますが。


でですな、結局終わってみれば先物は135円割れで終了するわ、5年は場中1.3%乗せまで叩くわ(しかも引け後もっと叩いてましたが)10年は場中1.7%まで叩くわと、確か経済ファンダメンタルズは出てくる経済指標的にはあまり宜しくない筈なのにこの有様。20年から40年の引けが4月25日よりもレートが低いというのが中々チャーミングな相場です。

           5月14日     4月25日
40年1回     2.620%    2.675%
30年28回    2.450%    2.490%
20年100回   2.225%    2.250%
10年291回   1.690%    1.600%
5年70回     1.280%    1.220%
2年268回    0.810%    0.820%

現在の10年カレントは292回なんですが、まあ一応同じ銘柄を置いてみましたよ。全部単利ベースで日本相互証券の引けのつもりですがあたくしの手控え帳面から拾ってきてるので違っておりましたら勘弁。いやまあ中期から10年叩かれてますなあ。


で、米国のCPIを受た米国債券市場が気になっておりましたが、結局コアCPIは落ち着いていたので米国債買われたものの、それを見て株式市場が反応したので米国債は行って来いみたいな講釈になっておりましてナンノコッチャでございますが、米債の戻りが鈍いというのは何とも。入札前にまだ叩くのかなあ。5年の1.3%台を調子に乗って叩くのもどうかと思いますが、あんまり理屈捏ねても仕方ないですから。

#今朝の日経朝刊で長期金利上昇の記事がドカンと出ているらしい(モーサテによる^^)ので、金利上昇終了フラグは立ちましたな



○ところで積み最終日

今日は毎月やってきます準備預金積み最終日。最近は積み最終に向けて妙に金の回りが悪くなり、GCなどのレートが変に上昇するという仕様になっておりますが、今月も15日スタートのGCはレギュラーの時点で62とかになっておりましたな。

昔は積み最終といえば最後の最後に向けて金利が低下するのが仕様でございまして、そこまでの進捗をきつめにやっていない限りは高くても精々交換尻(死語^^)までだったと思うのですけれども、昔のコールのように資金の取り手が少数で相場観というか市場裁定なども考えながら動き、出し手が大口小口含めて多数という状況から、(特にGCに関しては)資金の取り手が多数で出し手が少数(ただし市場裁定の観点からは何やってるんだかって感じですが)という状況に変化しているので、まあ動きもまた変わるの図なんでしょうか。

しかし毎月判で押したように積み最終だと読みにくいだのと言って動くようですと、この前の大型連休で(確かにまあ券需要読みにくい面はあったでしょうが)いきなりGC66とかやらかしておりましたので、今年の年末年初の事を思うとガクブルなんですけど。

どうもこう古狸的には不可解というか何というかではあるのですが。何か機械的に動いているような感じもするもんでね。

それからFBが段々重くなっているのか毎週ジリジリと落札レートが上昇しておりますな。ドカンと流れたり急に買いが来たりしないでジリジリ動くのが中々嫌らしい相場なのですけれども、長期債がドカドカ動きますと、長期債との見合い分が動く可能性があるので、そうするとちょっと動意付くかもしれません、というかもうちょっと動いてよという願望なのですが(おい)。



○地震対策が必要なのは判りますが

昨日ブルームバーグニュースを見ていて全く理解できなかったニュース。

[外部リンク]
 


お題「白川総裁講演続き(引用で増量してます)」   2008/05/14(水)08:04:45  
 
日経ネット見たら白川さんの講演のヘッドラインが「金融政策、中立を強調」となっていたのにはホッと致しました。それが普通の解釈ではないかと。

で、まあネタもあんまりない(というより調べ物したりしないといけないネタはあるんですが)のでこの際白川総裁講演の続きでも。正直引用ばかりの企画で誠に申し訳ございません。

[外部リンク] 年代後半の日本のバブル以降の経験や90 年代後半の米国のITバブル、今般のサブプライム問題といった実例を思い起こすだけでご理解いただけると思いますが、これらは必ずしも標準的な経済理論に基づくモデルには馴染みません。今回、米国で起きたことは、金融市場における市場流動性の低下という問題でした。つまり、価格は名目的には存在しても、その価格で取引に応じる主体がいなくなり、市場取引が極端に細るような事態です。そうなると、市場参加者はリスクをテイクしたりヘッジすることが出来なくなる結果、経済活動にも悪影響が生じます。』

特に今回のサブプラ関連の問題に関しては、かつて本邦で生じた金融危機における流動性の枯渇状態を(市場の片隅で本当にしょぼいポジションでしたが)垣間見ることができたあたくしから致しますと「何じゃそりゃ」としか申し上げようがない最先端の金融工学手法(笑)が炸裂いたしまして大変に頭の下がる思いでございました。5年くらいのサイクルで「これは6シグマの向こう側」っていう現象が起きるのはそもそも6シグマじゃねえだろうと小一時間。

という悪態は兎も角、『価格は名目的には存在しても、その価格で取引に応じる主体がいなくなり』というのは今回の状況を端的に指摘しておりますな。で、何故かどこぞの会計士協会からは今度は極端な責任回避姿勢からアホウな通達が出てくる訳だが。

で、途中を端折ってこの部分のまとめ。

『こうした分析に当たっては、中央銀行内に蓄積された様々な知識・経験を総動員し、それでも人間の知識には限界があることを十分認識した上で、謙虚な姿勢で臨むことが大切だと思っています。』

この辺でも「謙虚な姿勢」ってのがございますな。うんうん。


○金融環境の総合的な判断(これは講演小見出しと違います^^)

『第4に申し上げたいことは、金融政策の発揮する効果を評価するためには、名目短期金利の水準だけでなく、各種の金利や金融市場の機能度合いや金融機関の貸出姿勢などを含めた、広い意味での「金融環境」を評価する必要があるということです。』

市場におりますとまあこの話は納得しやすいのですが、金融政策のロジックとしてはちょっと判りにくい部分があるかもしれないなと。話が全然切れないのでこの項全部引用しちゃいます。

『中央銀行が政策目標としてコントロールしている金利は短期金利であり、通常はオーバーナイト金利です。日本銀行の場合で言いますと、翌日物のコールレートであり、現在の誘導目標は0.5%です。しかし、企業や家計の行動に影響を与える金利は、短期金利に限られる訳ではなく、より長い期間の金利も含めた、様々な期間にわたる金利、いわゆるイールドカーブ全体です。』

『また、金利水準を評価する上では、将来の予想インフレ分を調整してみること、つまり実質金利を点検することが重要です。さらに、企業が借り入れを行ったり社債を発行する場合には、国債金利のようなリスクフリーの金利ではなく、それに債務者の信用度などに応じてスプレッドを上乗せした金利を支払うことになります。また、場合によっては、高めの金利を払ってもそもそも金融機関が貸してくれない、ということも起こりえます。』

『こうしたことを踏まえますと、金融政策の効果を評価し、先行きの政策を決定するには、政策金利の水準のみならず、イールドカーブ全体の形状、潜在成長率や予想インフレ率との比較、上乗せされる各種の信用スプレッドや金融機関の貸出態度など、金融環境全般の動きを丹念に点検することが不可欠です。』

で、話はここで終了しているのですが、従来の理屈からすると長期金利に関して日銀はコントロールできませんという話になっておりますので、アンコントローラブルな外生変数で金融政策運営が影響されるというロジックはどうなのよとか言われそうな気がせんでもない次第。この話の続きに「だからどうする」という説明は難しいとしか言い様がないのでありますが、この話の続きを聞いてみたいです。

という訳で、目先の金融政策どうのこうのじゃない話ですけれども、あたくし個人的に「ほうほうなるほど」と思いながら読んだ部分ですので延々と引用させていただきました。引用部分でもございましたが、前任対比で現実的というかフラットというか謙虚というか、まあそんな印象を改めて強くする講演でございました。速水さんや福井さんと比較した場合に報道機関的には面白くないかもしれませんけどね(^^)。

 


お題「白川総裁講演要旨〜だいたい展望レポートなんですが」   2008/05/13(火)08:04:14  
 
三菱UFJ銀行のシステムですけど、報道だけ聞いていると重大な問題(本支店間取引だの仕向被仕向送金に支障があるという類)があった訳でもなく、いまの全銀システムの膨大な接続状況からしてあの程度発生するの仕方ねえと思うんですが、何でああまで大問題扱いされるのやら(って状況を勘違いしてたらスイマセン)。

さて、モーサテ様で「利下げに言及」と報道されている日本記者クラブでも白川総裁の講演なんですが、タカな部分とハトな部分がより強調される形で混在しているのは、相手が記者という素人さん(だと本当は困るのですが・・・)相手なので、表現をちょっと明快にしたかったのかなあと思います。NHKが出していた「金融政策、柔軟に対応」という表現の方が適切だと思いますが。

展望レポートと比較してみたりするので、展望レポートのURLも置いときますね。

[外部リンク] 月の展望レポートでは、金融政策運営の方針について「経済・物価情勢の改善の度合いに応じたペースで、徐々に金利水準の調整を行うことになると考えられる」と述べました。しかし、今回の展望レポートでは、経済を取り巻く不確実性が極めて高い状況のもとで、金融政策運営について、「予め特定の方向性を持つことは適当ではない」と表現しました。』

と、ここまでは展望レポート通りですが、この次の表現は展望レポートの中ではこのように堂々とは書かれていなかったところです。

『やや大きな構図で捉えた場合、現在、実質短期金利がゼロ%近傍と、極めて低い水準にあるということは、中央銀行として、当然、留意しておかなければなりません。したがって、日本経済が物価安定のもとで持続的な成長軌道を辿るという見通しに対する確度が高いのであれば、金利水準は調整していくことになると思います。』

ちなみに、展望レポートではどのように書いてあったかと言いますと、「経済の上振れ・下振れリスク」の第4の部分で『第4に、緩和的な金融環境が続くもとで、金融・経済活動の振幅が大きくなる可能性があることである。』と、現状の金融環境が緩和的であることにしらっと言及して、金融政策第2の柱の説明部分で『長期的には、低金利が経済・物価情勢と離れて長く継続するという期待が定着するなど、緩和的な金融環境の長期化が経済・物価の振幅をもたらすリスクは、引き続き存在し、特に上記のような下振れリスクが薄れる場合には、その重要性は増すと考えられる。』と表現されております。

で、この2つを足し算すると上で引用したように『日本経済が物価安定のもとで持続的な成長軌道を辿るという見通しに対する確度が高いのであれば、金利水準は調整していくことになると思います。』というお答えになるのですけれども、展望レポートでは金利調整論を前面に出さない事によって福井体制時代のイメージを払拭させようとしたんですかね。しかし埋め込んでいたものがこうあっさりと出てくるとは思わなかったというのがあたくしの印象。

じゃあその下振れリスクが薄れるパスはあるのかというと中々のナローパスなんですけどね。まあ毎度おなじみの如く輸出様次第なのでしょうが、あたくし的には川下の価格転嫁が案外スムーズに進むパスもありなのかなあとか思うんですけど。

というわけで「白川総裁利下げに言及」と見出しを打ったモーサテの報道には違和感があるんですよね。この前の展望レポート後の会見がハト派的な印象を強く与えたような市場の反応(まあ30日に出た経済指標が軒並みダメダメだったのも大きいと思いますが)がハトに振れすぎと思ってちょっと牽制したのか。あるいは、展望レポート作っている時と比較して金先が順イールドになっているのでホッとしてるのか(^^)。


○たぶん利下げに言及というのはこの辺なんでしょう

講演要旨の10ページ目から。

『第1に申し上げたいことは、金融政策の目的である、「物価の安定」をどのように理解するかということです。日本銀行法は、金融政策運営の理念として、「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資すること」を掲げています。私はこの日本銀行法の規定に強く賛同していますが、ここで重要なことは物価安定とは、中長期的に持続しうる物価安定であるということです。物価の安定が重要であることも、また、中長期的に持続しうる物価安定が重要であることも一般論としては認識されているように思いますが、これを政策として実践しようとすると、必ずしも多くの人々に支持されるとは限りません。』

ということで、その後が延々と1980年代後半の不動産バブルとその際の金融政策について説明があるのですが、そこは端折りまして。

『ただし、金融政策を運営するに当たり、物価安定のもとで持続的な経済成長を実現するという観点に照らし、資産価格を含め幅広く経済の状況をみていくことは大切だと考えています。そうした観点からみますと、物価指数でみて物価は安定していても、政策金利を引き上げることが必要な局面もあり得ます。逆に、足許の物価指数でみて物価は上昇していても、金利を引き下げることが必要となる局面もあり得ます。』

ということで、ここからが利下げに言及の部分。

『例えば、消費者物価の上昇の原因が純粋に供給サイドの要因による原油価格の一時的な上昇である場合がこれに当たります。勿論、その場合でも、二次的な物価上昇が生じてないという重要な前提条件が満たされる必要はありますが、交易条件の悪化による景気後退に対応して政策金利を引き下げることが持続的な物価安定のもとでの成長という目的に貢献するケースもあり得ます。』

じゃあ消費者物価の上昇が純粋に供給サイドの要因によるものかと言うとこれまた必ずしもそうではない可能性がある訳でして、展望レポートが出た4月30日の記者会見で資源価格の高騰についての見解を求められた白川総裁はこのように言及しておりますな。

(4月30日定例記者会見より)
『資源価格の上昇については、これまでずっと議論がなされてきました。上昇の背景をどのような時間的な長さの中で議論するかによって、答えも変わってくると思います。非常に大きな流れで見ると、新興国を中心として資源を多く使う経済が成長し、その需要要因が基本にあると感じており、これに加えて、資源価格が上がった場合、それに対応して供給を弾力的に増やしていくという構造には必ずしもなっていないという、供給サイドの要因も影響していると思います。(で、途中をばっさり割愛しまして)いずれにしても、諸説ありますが、単純に答えを導き出せるものではないでしょうし、私自身は特定の説に依拠することなく、複眼的に物事をとらえていきたいと思っています。』

ついでにもう一丁引用しますと、消費者物価の話に関して。

(4月30日定例記者会見より)
『石油製品の価格が供給要因で上昇したという説があり、必ずしもそうとは言えないと先程申し上げましたが、供給要因という点では、労働集約的な財が中国を始めとする色々な国から入り、物価が下落した例もあるわけです。現在、供給要因で物価が上昇しているという見方があり、そうした状況下で中央銀行としてどう物価指数をとらえ金融政策を運営していくのか、ということがずっと問われ続けてきたのだと思います。(途中を割愛)先程の消費者の身の回りの物価高というのは、例えば食料品やガソリンということでしょうけども、一方で、色々な労働集約的な財の値段は引き続き下がっているものもありますから、そうした中で、今申し上げたような視点で金融政策を判断していきたいと思っています。』

ということで、まあ利下げに関してはやるやるナントカじゃないですかね。利下げするよりも時間軸みたいなものを出した方が中長期金利という意味では効くと思いますし。


○実質短期金利0%に言及

経済見通しの部分になりますので、前に戻って3ページ目になります。

見通しとして『先行きは減速を脱して緩やかな成長経路に戻る可能性が高い』となっている理由の3番目です。

『第3の理由は、金融環境が緩和的であることが、引き続き、民間需要を後押しするとみられることです。現在コールレートは0.5%、消費者物価の前年比は1%強ですから、実質短期金利は、大まかに言ってゼロ%近傍です。これは潜在成長率と比較すると、極めて低い水準ですし、海外主要国と比べても低い水準にあります。企業が資金調達する際に、上乗せされる信用スプレッドも、欧米のように拡大している訳ではありません。また、金融機関の貸出態度や企業の資金繰りも、中小・零細企業では相対的に厳しい状況にありますが、全体としては引き続き良好な状況にあります。』

これが展望レポート(基本的見解)ではどのように説明されていたかといいますと・・・・

『第4に、緩和的な金融環境が、引き続き民間需要を後押しするとみられる。短期金利は、潜在成長率や物価上昇率との関係からみて、引き続き極めて低い水準で推移している。国際金融資本市場の動揺が続いているが、欧米に比べ、信用スプレッドの上昇は総じて小幅であり、金融機関への影響も限定的である。こうしたもとで、金融機関の貸出姿勢は総じて緩和的である。ただし、中小零細企業や非製造業の一部で金融緩和の程度は幾分後退しており、この状態は当面持続する可能性が高い。』(展望レポートより)

達観しますと同じ話をしておりますが、「実質短期金利が大まかに言ってゼロ%」というのが出てきてまして、海外主要国よりも低い(実質の事を意味するんですよね)と指摘しているのは、まあ表現としては強いようにも見えますし、先ほどから申し上げているように相手が素人さんなので、上にも下にも表現を判りやすくした方が良いという判断に基づくものなのかは正直よく判りません。


○結局中立かなあ・・・

プルーデンスの話とか、他にもほほうというお話があったのですが、時間と量の関係上(というか今回も引用で大増量しててすいませんすいません)本日はこのあたりで。あたくし的には最初と最後に引用した部分の方を(文章の流れ上当然なのですが)先に目にしたので、別にそんなにハトな講演内容には思えなかったです。今のところは様子見極めで、良くなりゃ利上げ復活だし、別にダメなら利下げもするっていう中立な話ではないかと思いました。

それから、何だかよく判らんが人事が若返り方向になったというのだけは把握した>本石町日記さん
[外部リンク]
 


お題「月曜なので雑談」   2008/05/12(月)08:04:02  
 
急に寒くなると調子が狂いますな。

○そんなに上がるネタあったっけ

先週末の債券市場は、前日の10年国債入札後の強さ(入札は流れましたが)が継続してたのと米債高というフォローがあったんですけど、いきなり先物60銭高で寄り付いてピークでは先物106銭高まで上昇の巻。

いやまあ展望レポートと月末のダメダメ経済指標が出た後に債券市場が上昇したのに連休前から10年国債入札前の間に先物ベースで90銭くらい下げるという展開も何が何やらでありましたので、その分の戻しが来ただけと思えばそんなに驚くもんでも無いのかも知れませんが、相場の流れとしてどうなのよという感じが。単に入札準備と、その動きに乗っかった短期売買だけでこんなに下やって上やれるもんなんでしょうかと疑問疑問。

よー判りませんが、これってやはり全般的にあちこちの人たちが体力を低下させていて、相場に勢いがついた時に向かう人が減っているのが原因なのかなあとか思うのであります。それから例の先物システム変更も問題だと思いますけどね。

金曜の場合ですが、最終的には80銭高で終了しましたけれども、朝一の先物独歩高状態から時間の経過と共に現物が追いついて行ってる感じみたいですので、こりゃまあ10年国債入札後の買いが見えた所でとうとう買わない理由が無くなったから位しか金曜のタイミングで上昇の意味が判らんです><


○FBはやや重そうなのにCPは金利下がり気味っぽく

最近見てて何だかな〜と思いますが、同じオープン市場でFBとCPの動き方がもうお互い自分のところのお家の事情攻撃という感じでありまして、不可解というかまあ市場分断にも程がありますという感じで。

木曜の3か月FBに続いて金曜には6か月FBの入札がありましたが、平均0.596%で足切り0.600%でございまして、これはまたほほうという感じ。60だと実需買いが来るのがまあ見え見えな所ですのでその後は595オファーの60ビットで60を業者間で叩く人も無くという感じだったようですけれども、それこそ目先の利上げ観測皆無な筈なのですが、あんまり買われませんなあという感じですね。

一方でCPは連休前にGCなどが上昇したり、その前の債券市場下げ攻撃で気持ち緩んだのですが、連休明けから金利はショートターム中心に低下してる(長めのところは連休明け直後に低下してその後はまちまち)感じでして、もしかしてGCが下がったり上がったりしている方に引っ張られているのかもしれませんが、FBがじりじりと重くなってる感じの中でちと別の足取りっぽいですな。

いやまあいつものことではあるのですが、需給バランスが動くタイミングが違うとか、FBの場合はCPと違って短期市場だけの事情で動かない(債券というカテゴリーなので長期債市場の人が突っ込んだり外れたりするとか)面もありますので、ある程度ちぐはぐになる面は仕方ないんですけど、それにしても最近はこの2つの動きが整合性取れないのが実に興味があるところです。

なお、クレジットスプレッドの動きとCPのスプレッドってのはよほど派手派手にスプレッドの動きでもない限りあまり影響ありませんのでそのあたりはスルーの方向でよろしくです。


○埋蔵金雑感続きの続き

・埋蔵金を財政再建に使えるかどうか

金曜に「これって使えるのかねえ」という話をしたのですが、これまた話がややこしいのですが、ストックの部分とフローの部分に切り分けると話が変わってくるように思えます。つまり、既にストックになっている部分に関しては国債に化けているので一般会計の国債発行と財政融資資金の国債購入がバランスしているというお話になりますので、基本的には両建て落としという話になるかと。ただしフローの部分に関しては、そもそも論としてフローで益として認識している部分の一部が準備金になっている話でして、準備金になっていない分に関しては一般会計繰り入れになっているので、まあその準備金繰り入れを抑えれば一般会計が楽になるというのは仰るとおりですわな。でもそれってそんなに凄い額が出るもんなのかなあ。

で、ここでスルーしていた話として、両建てを落とすのに本当に意味がないのかというと、これはまあ削減する債務と、財政融資資金会計での保有する債権が期間までマッチしているかどうかという所で少々意味は異なってくるものと思われます。例えば準備金繰り入れに伴い長期国債の発行を減らした一方で財政融資資金で短期国債を落とすという形になれば意味が必ずしも無いわけではないですな。まあそれは財政に使える使えないの話とは違いますが。


・外為特会に関して

金曜は財政融資資金会計の話ばかりしておりましたが、外為特会の続きを少々。

外為特会の準備金云々ってお話ですけれども、話をざっくりと割り切ってしまえば、要は価格変動準備の為に幾らバッファーが必要なのかというお話。で、世間的に有名になって「外為特会に埋蔵金が山のようにある」って話になっていたのは昨年の12月とかでございましたというのはご案内の通りでありますが、その時点から為替市場が1割くらいドル安円高に向かってしまい、現実問題としてバッファーが無くなっているという状況になっているので、こちらに関しては高橋先生涙目という所でございましょう。

もちろん、外為特会が介入する側から積み上がっており、その規模が適正なのかという議論は成り立つかと思いますが、じゃあその積み上がった分を減らせるのかという話になると、ドル売り円買いをしないといけない話になるので、それを実行するのが適当なのかという問題が生じるかと思います。

で、もう一つ高橋先生がしていた「適切なマクロ経済政策」云々の話は長期的な為替が理屈の上で安定する方向にあるからと言って短期的な為替変動は回避できないんじゃないですかという議論(金曜に申し上げましたが)になりますわな。まあ外為特会に関しては予想外のドル安進行によって、議論の前提である埋蔵金が消失(苦笑)しておりますので、高橋先生の議論がわけわからんようになっているのかなあと。どうもマクロ経済政策云々は後付けで日銀と財務省を批判するために持ち出したような感じがするんですが気のせいですかね。


#しかしまあ財政の話は難しいです。ややこしいけどまた勉強したいと思いますが。
 

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