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今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)

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お題「さて年末ですがネタは色々と(^^)」   2008/12/30(火)07:57:25  
  年末ですが前のネタ登場なのれす(汗)。

○日銀再乗換に関して

既にご案内の話だとは思いますが、いちおうこちらはあたくしの俺様備忘録でございますので、クリップは必須なのれす。ちなみに22日のリリースなので大昔の話なのでありますが。
[外部リンク] Expectations)について
[外部リンク] は、あらゆる裁定機会を活用して収益をあげようとする、多様な市場参加者の見方を集約した指標とも考えられるが、実際のところは、市場流動性の状況によって影響される。とりわけ最近のように金融市場が混乱しているときには、情報価値が大きく低下するという問題がある。例えば、日本のBEI については、本年9 月から大きくマイナスとなっているが、これは、家計、企業、エコノミストのインフレ予想の変化幅に比してもかなり大幅な修正である。』

さよでございます。ついこの前は物国の利回りが軒並み4%台とか卒倒しそうなレートになっていましたが、最近はだいぶ復活傾向になってますなあ。

『こうしたことから、BEI のマイナス転化は、今後10 年間物価下落が続くとマーケットが予想しているというよりも、そもそもわが国の物価連動国債の市場流動性が低い中にあって、国際金融資本市場の混乱の影響で、一部マーケット参加者が物価連動国債の売却を急いだため、「物価連動国債の急激な利回り上昇」=「BEI の急激な低下」がおきたものとみられている。』

ということかと存じます。

『日本の物価連動国債の歴史は他国に比べて浅く、発行規模の大きさや発行年限の多様性で限られている面があるが、他国でも、物価連動国債の市場流動性が固定利付国債に比べて低いという問題は多かれ少なかれ抱えている。』

図表がついているのでそれは本文をご覧になると宜しいかと存じます。

『こうした中にあって、物価連動国債に比べて市場流動性の問題が小さい固定利付国債の名目金利や、それを変換したインプライド・フォワード・レートの動きにより着目するという考えもあろう。名目金利は、1、実質金利、2、インフレ予想、3、各種プレミアム(流動性プレミアム、インフレ・リスク・プレミアム等)の和と考えられる。中長期的には、仮に実質金利や各種プレミアムが安定的に推移していると考えれば、例えば、中長期のインプライド・フォワード・レートの時系列変化をみることにより、マーケットのインフレ予想に大きな変化がないか、大まかなチェックは可能である。』

まあやはり市場からのデータ取得という面で言えば、データを取ってくる市場の価格流動性の面とか、価格流動性はあるけれどもその市場自体があまり実態と関係ないただの場外乱闘場になっていないかどうかとか、まあそういう点を良く考えて市場を分析しないと「市場が織り込む」といいつつ思いっきり訳判らん結果を導出する結果になりかねませんので要注意ちゅうことでしょう。

『海外の中銀では、最近のファイナンス理論の発展を応用して、物価連動国債の情報を使わずに、名目金利を上記の3 つの要素にモデル分解して、マーケットのインフレ予想を抽出するといった試みもなされている。』

なるほどです。

ちなみに、今回はちょっとテクニカルな部分の引用でしたが、政策的なインプリケーションという点で言えば引用しなかった別の所の方もご覧になられると宜しいかと存じます。


○年末のご挨拶

まあ年末ですのでお約束のご挨拶。

今年は景気は急に悪化するわ金融機関は飛ぶわ市場はシュリンクするわと誠に遺憾な1年でございましたが、あたくしの駄文のネタは尽きまじという感じで(^^)あっと言う間でありました。ど〜せ来年もとりあえずは碌な事が無いと思いますが(既にヤケクソ)、生き延びていれば良い事もあろうかと存じますので、精々生き延びておこうかと(苦笑)。

あたくしのしょうもない文章をご覧頂きまして誠に恐縮でございました。来年もご愛顧賜れば幸いでございまする。それからご意見ご指摘ご質問など頂きました皆様にはこの場をお借りいたしまして大感謝させて頂きたく存じます。

来る2009年が皆様にとって素晴らしい年になりますように!

 


お題「亀崎審議委員会見とか相場雑談とか」   2008/12/29(月)07:45:42  
  ネタは後入先出法で勘弁ということでまずは亀崎審議委員会見から。

[外部リンク] 日本銀行としては、世界経済が減速を強めている中で、日本経済も急速に悪化し、また当面悪化が続くであろうという中においては、可能な限りの適切な策を講じていくことが必要であると思います。1 つは金融調節、もう1 つは流動性対策であり、企業の資金繰りが潤滑に行われるように、金融市場の安定化に努めていくことが、日本銀行の責務であると思います。』

なるほど。

『先週19日の決定会合では、政策金利を0.3%から0.1%前後に引き下げたことに加えて、CPの買い入れについても検討すると決定したわけであります。目下、執行部においてCP 買い入れの具体案について、また、今後企業金融にかかるどのような金融商品を金融調節の対象としていくのかについて検討中であり、私は、現段階で特定の結論は有しておりません。最近の厳しい金融経済情勢を踏まえますと、企業金融の円滑化に資するために、金融調節面でどのような対応が可能か、また望ましいか、真剣に検討しなければならないということであります。』

ということで最初に出てくるのが「企業金融の円滑化」なのです。

『ただし、こうした措置は、結果的に、日本銀行が個別企業の信用リスクを負担するものです。主要国をみますと、かつての日本銀行によるABS あるいはABCP の買い入れ、今回のFRB のCP 等の買い入れは、中央銀行としては異例の措置であります。それだけに、今回、CP を買い入れ対象とすることを契機に、こうした金融商品に対する中央銀行としての対応のあり方について、改めてしっかりと検討することが必要と判断したわけであります。』

それはまあ左様でございます。

『CP 買い入れの具体案や、これ以外の金融商品につきましては、企業金融円滑化のためにどのような対応が考えられるか、執行部の検討結果を踏まえて、金融政策決定会合でしっかり議論していきたいと思っております。』

ということでこれ以外の金融商品ってなりますと社債か株という話になり
まして、まあ買取なのではなくて適格担保要件の緩和が本線ではないか
と思う(さすがに短期のCPなら兎も角、長いのを買切というのはちょっと)
のですがどうでしょうか。

で、この後に「政策金利水準の変更も排除しないのか」という質問が来まして、それに対する亀崎さんの答えは以下の通り。

『(答) 金融政策については、毎回会合当日の8 時50 分まで、ぎりぎりまで考えて会合に臨んでおります。経済現象というものは常にダイナミックに動いて、常に変化しているわけであり、そのデータ、情報をすべてぎりぎりまでみて判断したうえで会合に臨んでおります。今後、現段階で想定ができないような色々な状況が起きる可能性があり、次どうするかということは全く予断を持っておりません。従いまして、先行きの金融政策運営に当たりましては、予め特定の選択肢を排除することなく、必要な措置を検討していくことに変わりはありません。』

と、ここまでは利下げ否定せず。

『ただし、今回、政策金利を0.1%に引き下げましたので、その結果、今後の政策金利の引き下げ幅は自ずと限られてきます。なぜならば、私は、短期金融市場の機能が著しく損なわれるようなことは避けるべきであると考えているからです。今後、追加的な緩和措置をとる必要が生じた場合には、より長めの金利への働き掛けや、あるいは企業金融円滑化に資する措置等を中心に検討していくことになると考えます。』

ターム物誘導をするほうが市場機能が損なわれるような気がせんでもないのでありますが・・・・ちなみに、あんまり量的緩和しないゼロ金利と、超過準備付利と誘導目標金利が同水準で資金供給がジャブジャブになってコールレートが張り付いている状態だと、実はゼロ金利の方が市場機能が生きているような気がするのですけれどもどうでっしゃろ。

ま、もっと実を言えば、コール市場よりもレポ市場の方が今となっては規模がでかいので、レポ市場で裁定取引ができるような流動性があった方が市場機能とか参加者の飯の種という意味ではメシウマだったりするような気がするのはあたくしがインターバンクよりオープンに近いポジショントークですかそうですか。


○長期国債買入に関して

その次にこんな質問が。

『(問) より長めの金利に働きかけるという場合には、長期国債の買い入れ額を増やしていくことも排除しないというお考えなのかどうかをお聞かせください。』

で、これは良い答え方であると思います。

『(答) 長期国債の買い入れは、長めの金利を下げることを目的に行うわけではありませんけれども、それが結果として、そのような形につながる場合もあるかもしれません。それはそれとして結構ですけれど、長めの金利を抑えるために長期国債を買い入れるというわけではありません。』

白川総裁もこういう答弁をして欲しいのですよ。嘘八百を言わなくても良いのですけれども、「結果としてこうなるかもしれませんねえあっはっは」というのは景気付けにはよいと思うのですよね。ちゃんと「長期金利コントロールではない」とは言ってるわけですし。

『(問) 今のお答えですが、先行き長期国債の買い入れも排除しないけれども、長期国債の買い入れをすることによって結果として長めの金利が下がることもあり得るという理解でよろしいですか。現時点で特定の政策を排除することはないということから考えると、長期国債の買い入れ増額も先行きの選択肢の1つとしてあり得るということでよろしいですか。』

『(答) 私が申し上げているのは、長めの金利を下げるために長期国債の買い入れをするということではないということです。』

『(問) 少しくどくなりますが、より長めの金利へ働きかけることを考えるといった場合に、もし長期国債の買い入れでないのであれば、どういったことを考えていらっしゃるのでしょうか。』

『(答) これに関しては、さまざまな金融調節の観点から考えなければならないので、具体的な政策については執行部にまず検討していただいて、それをみて判断していきたいと思います。長期国債の買い入れについては、あくまでも円滑な資金供給という金融市場調節が直接の目的であります。』

ということで、微妙に答えをしないですなが、「円滑な資金供給」という名目で長期国債の買入増額もありえるかなという感じですな。


会見要旨からちとズレますが、先日も申し上げましたけれども、今回の会見でも長期国債の買入を「円滑な資金供給」という名目にしていますが、従来の日銀のロジックだと長期国債の買入は「成長通貨の供給」でありまして、速水総裁時代に当座預金残高目標の拡大と長期国債の買入増額が概ねセットになっていて「マネーを増やすため」という雰囲気を思いっきり漂わせていました。

なお、もうちょっと正確な話をしますと、速水総裁時代に当座預金ターゲットを採用した時点でのリリースを読みますと、長期国債買入増額は『日本銀行当座預金を円滑に供給するうえで必要と判断される場合には』という話にはなっているのですけれども、当座預金残高目標引き上げに長期国債買入増額がセットになっているので、何となく長期国債買入増額とマネー増加が対応しているような見せ方になっとるのですな。

なお、長期国債買入に関する決定会合のリリースを並べておきますね。

[外部リンク] 「市場機能を著しく低下させることは、避けるべきだ」と先ほどおっしゃったのですが、今0.1%しかない金利をこれ以上ゼロに近づけないほうが良いというお考えでおっしゃっているのでしょうか。それから、講演の中で英国ブラウン首相の言葉を引用されて、「非常時には非常の策で対応するべき」とおっしゃいましたが、CP だけでなく、市場で目詰まりが著しい社債についても日本銀行が買い入れるということは検討の余地があるのでしょうか。』

『(答) 市場機能につきましては、0.1%であれば短期金融市場を殺すことにはならない、ぎりぎりの水準ではないかと思っています。一方、これ以上下げるか下げられないかということについては、私が先ほど申し上げましたように、決定会合当日の8 時50 分まで金融政策について考えたうえで最終的な判断をするわけで、今から予断をもって申し上げることは、あまりにも乱暴すぎると思います。ただ、私としては、金融市場の機能を殺すことは避けなければいけないと思っております。』

うーむ、下げる気があるのか下げる気がないのか良く判らんですな。

『それから、企業金融の円滑化につきましては、社債や株式も含め、どこまで対象にできるかということを執行部にしっかり検討してもらって、その結果をみて判断したいと考えています。例えば、銀行の株式保有状況をみますと、わが国の金融機関は2002 年以降株式の保有を大幅に圧縮して、株式保有リスクへの対応は依然大きな課題であり、私どもとしましても、中長期的にその対応が必要であると考えております。』

ほほう。

『ただ、現時点での金融機関の株式保有スタンスをうかがいますと、日本銀行による株式買い入れ再開を利用して、保有株式を売却したいとの具体的なニーズはあまり聞かれておりません。日本銀行としましては、金融機関の株式保有リスク削減に関しまして、金融機関側の今後の検討、進捗状況を見極めつつ、また日本銀行自身のリスク負担のあり方に関する考え方の整理を踏まえて、これに対応し得る有効な手立てがあるかどうか、引き続き慎重に検討していきたいと思っております。』

ということで、プルーデンスの例の奴が復活してもおかしくは無いという事のようですけれども、前回実施した時には過剰な持ち合い解消がテーマになっており、売り圧力があったのですけれども、現状でそんなに売り圧力あるんかいなという気はするんで。


○ということで

延々と丸々引用みたいになっちゃいましたが、亀崎さんのこの会見は割とこう色々と発言してますなあという感じでして、何か存在感が出ているような気もするのであります。今後も注目したいと思いまする。


以下市場雑談

○末初はレート下がりましたが・・・・・・

金曜は前日の後場の流れを引き継ぎまして資金はしっかり出て参りまして、末初のレートは低下するわ、CPレートは発行がだいぶ少なかった事もあって運用圧力が高まって低下するわと中々結構な展開。資金をここまで抱えていた主体が放出に回ったのでしょうなあと思われる急展開で末初のメドもついたところでどどーんと出てきたという事でしょう。

ということで、まあ年末はもうさすがに波乱は無いのでしょうけれども、別にまあ海外のビック3さんに関しても先送りな訳ですし、そもそも年末は所詮国内的にはただの月末(一応四半期末)なので、まあ問題は年度末なのでありますが、何せ長い資金供給オペをろくすっぽやってくれないというとても素敵なオペが続いておりますので、さて来年になった時にどうなるのよという感じはしますわな。この調子だと延々とショートファンディング状態になって中々年度末越えが出合いにくい(オペ効果でCPはとりあえずの所大丈夫だと思いますが)ような悪寒も。

#今日のオペはCP買現先のロールくらいっすか?
 


お題「不思議なオペ/決定会合議事要旨/亀崎審議委員講演」   2008/12/26(金)08:08:50  
 
といっても後半2つのお題は超簡単バージョンざます。

○確かに年末の所は片付いてるんでしょうが・・・・

昨日は債券の受渡が年内最終で今日はスポットが年内最終ということでして、まあ年末越えはだいたい終了という感じでございますなあという所ではあります。

・・・・えーっとそれはよいのですけれども、昨日の資金供給オペはスポネの国債買現先3兆円とCP買現先のみでして、翌日以降スタートの共通担保オペの実施は何と無しという有様。確かにまあ年末越えの所でどうのこうのという事は無いのは多分そうなのでしょうけれども、末初のオーバーナイトがよけりゃ問題ないとかいう話ではなくて、利下げして金融緩和すると言ってるわけですから、その緩和的環境を作るという意味ではターム物の資金供給をもっと積極化するのが筋ってえもんじゃあないでしょうかと思うのですが。末越えオペを実施するといってもひたすら末初のオーバーナイトものだけ打ち込むとか、ショートファンディングを奨励するようなオペを打ってわざわざ市場に不安定要素を打ち込もうとしてるとしか思えませんですが。

ということで、昨日は午後のオペ無しというのが気分的には大変宜しくないという感じになりまして、末初のGCは0.32%とかまたもロンバート越え。まあ末初だから仕方ない面は無いことも無いのですけれども、ロンバートより高いってのもねえという所でございます。何せ利下げ前はちゃんとオペバカスカ打ってターム物とかも出していたのに、利下げしたら出ないとかオペでやってることが訳判らんとしか申し上げようがございません。

ま、連日申し上げていますが、当座預金付利0.1%で誘導目標0.1%なのですから普通に期待されるのは「とりあえず資金をどどーんと供給して0.1%にするでしょ」だと思うんですけど、その期待を見事に外すオペレーションにはどんな意図があるのやらというところですな。いやまあ意図あってやってるんなら別に結構でございますけれども、その意図とやらって決定会合で言ってる事と違いわせんかと悪態の一つも付きたくなりますが。



○11月の決定会合議事要旨よりちょっとだけ

今年は年末にネタが多くて積み残しが溜まっていかんですな。後入先出ということで昨日公表された議事要旨からちょっとだけ。

[外部リンク] P ・社債市場において、信用スプレッドが拡大しているほか、起債見送りの動きが拡がるなど、市場での資金調達環境は悪化しているとの認識で一致した。』

たぶん悪化の度合いは10月以降急速という感じだったと思うのですよ。

『多くの委員は、投資信託などの投資家が、信用リスクに対して慎重になっていることに加え、解約による資金流出リスクに備えるために、キャッシュ比率を引き上げており、C P への投資スタンスを後退させていると指摘した。』

さよですな。

『また、これらの委員は、社債についても、9 月中旬以降、起債中止・延期の動きが続いており、発行企業は、電力などごく一部の高格付け銘柄に限られていると述べた。もっとも、何人かの委員は、マクロでみると、C P ・社債による調達額の減少は、銀行貸出でカバーされており、個別企業ごとのばらつきはあるものの、99 年のような大規模な信用収縮が起こってはいないと述べた。』

つーか99年と同じだったらとっくの昔にお父さん続出なんですが。

『多くの委員は、中小・零細企業では、資金繰りや金融機関の貸出態度が厳しいとする先が増えており、中小企業向けの貸出残高は前年比減少幅を拡大していると述べた。何人かの委員は、株価の下落や倒産の増加によって一部の金融機関は資本制約を意識せざるを得ない状況になってきており、リスク・テイク姿勢の変化に十分注意する必要があると述べた。』

直接金融がシュリンクしたら間接金融に皺寄せ来るでしょうという話は議論としてあったのでしょうか。まあ当然その論点もあったと思いますけど・・・・

『これらの議論を経て、委員は、わが国の金融環境は、依然として米欧ほどは厳しくないが、このところ緩和度合いは低下しており、実体経済面への影響が懸念される状況になりつつあるとの見解で一致した。』

ま、12月になって対策打ったから良いようなものの、この時点での切迫感はイマイチだったのかなあと。もちろん一番の直撃弾食らっているのが直接金融のCPのあたりでその直撃弾食らっているのがあたくしのとこだったりするので、危機感を過剰に感じてますというのはありますけどね。


でもって『.当面の金融政策運営に関する委員会の検討の概要』を見ると・・・・

『多くの委員は、 企業に対する直接の資金供与は、民間金融機関が担う分野であり、仮に何らかの政策対応が求められる場合でも、政府との役割分担や、中央銀行のバランスシートの健全性という観点から、慎重に対応する必要がある、 企業金融の円滑化のために中央銀行がなし得る施策の基本は、流動性供給の分野である、との原則をまず認識することが重要であると述べた。』

いやそりゃそうなんですけれども・・・

『加えて、何人かの委員は、現在の日本の金融環境は、中央銀行が、直接、信用リスクをとる必要があるほど悪化している訳ではないのではないか、と述べた。』

・・・・・・うーむ。

『また、何人かの委員は、金融システムにストレスがかかる状況下における企業金融の対策としては、信用保証制度の拡充など信用リスクに直接働きかける施策や、金融機関の資本制約を緩和する施策などの役割も重要であると述べた。』

なんつーかね、そりゃ正論なんですけれども、時間がかかる話でしょと。目の前に年末越えがあり、それを越えてもより問題な年度末越えがありという状態で予算措置だの法律手当てを伴うような話が今の政治状況で間に合うのでしょうかという現実的な問題を考えていただきとう存じます。

『なお、ある委員は、先行きの情勢次第では、上記の原則にとらわれることなく、中央銀行が信用リスクをとっていく政策も視野に入れる必要があるのではないかと述べた。』

やっとここでホッとする意見が(^^)。

と言う中で、財務省の出席者までこういう指摘をしているのに泣いた。

『短期金融市場については、例えばC P 市場では、発行残高が減少し、低格付け企業の発行金利が上昇するなど、引き続き緊張状態にあり、年末に向けて注意が必要である。』

このあたり見てますと、どうもちょっと先行きの金融政策でもまた「追い込まれ型」をやらかしそうな悪寒がするのは今朝の寒波のせいだけではなかろうと。


○亀崎審議委員講演

どうも会見の方が面白そうなので今日公表の会見要旨を楽しみにしていますが。

[外部リンク]
 


お題「オペ雑感/総裁会見続き」   2008/12/25(木)08:11:47  
 
○何のための付利据え置きなのよという話

昨日の駄文で「今日(=水曜日)のオペ注目」という話をしましたけれども、その中でうっかりスルーしてしまった話がございます。それは何かと申しますと「利下げ翌日の月曜にロンバート貸出が11500億円も出ちゃいました」というお話。

これってどういう話かと言いますと、月曜のT+0の資金需給のバランスが悪くなっており、資金供給オペも無かった上にGCレポ市場での資金の出しが絶対的に足りなかったという事を意味してるとしか思えませんのですな。しかも月曜は(昨日書きましたように)利下げ期待で準備預金の積みを遅らせ出した時にしらっと減額したスポネの国債買現先をそのまま同額ロールしたのと、訳判らん末初の共通担保しか実施(CP買現先はありますが)しなかったので不足感拡大と。

だから月曜の国債買現先でも3兆円のオファーに対して応札が6兆3千とかあった訳で、このオペ応札額とロンバート実行沢山という状況を受けて水曜はオペを工夫してくるかと思ったら、昨日のオペもまるで同じような内容。スポネの買現先3兆円と末初の共通担保をまた実施。

結果どうなったかといいますと、スポネの3兆円に対して応札は6兆6千億円になって、落札利回りは月曜の0.208/0.19から0.254/0.24へと急上昇するわ、ロンバートは減るどころか2600億円追加実行されてしまいまして、何か罰ゲームでもしてるのでしょうかというオペレーション。

えーっとですな、従来より年末越えなども含めて「資金を潤沢に供給する」という触れ込みの筈でありますし、当座預金付利を行うことによって潤沢な資金供給がより円滑に実施できるって触れ込みの筈でしたよね。しかも今般の利下げで付利金利と誘導目標金利を一緒にしたので、ジャンジャン資金供給をしてもディレクティブ違反になる事もなくなって、これで安心して資金供給を出来るから、当然ながら資金供給オペをとりあえずジャンジャン打って来るもんだと先般の会合結果を見て短期市場の人たちは常識的に考える筈なのですよ。

然るに、利下げ後の年末越えの供給オペは(CP現先を除いては)共通担保の末初物という次第でして、そりゃまあ末初でも「年末越え資金を出しました」という事なのでしょうけれども、ファンディングという観点からしますと、必要なのは安定的な少し長めの資金と、足元の短い資金をバランス良く取る事でありまして、末初ピンポイントとか出されましても参加者の資金繰りが安定化しないどころか、ファンディングの足が短くなるので不安定化要素が高まるのですな。その上現在市場の頼りになっている資金供給オペレーションの打ち方が不安定と来れば尚更のことです。

暫く前に打ってた2か月だの3か月だののオペはどこに行ったのかという感じ。そういう安定しないオペをやって市場の考えることを外してくれるから市場が益々梯子外された格好になって安定しないのよね。どこ見てオペ打ってるんでしょうかねえ。マッタクモウ。


まあそれが市場機能だというのでしたらそれはそれで結構なのですけれども、状況としては市場でまたまた金の回りが悪くなっている(悪くなってなかったらロンバートが1兆も出ない)ということでありまして、10月にオペ金利が0.75%を超えてみたり、11月の終わりにオペ金利やレポレートが0.50%を超えてみたりとなって、GC市場が一時的に壊滅状態になってしまった件に対する反省が全く感じられないというか、別にどうでも良いとか思ってるんですねえという所であります。

ということで、何のために付利金利と誘導目標金利を一緒にしたのか全く意味が判りませんというような利下げ後2日間のオペレーションなのでございました。

たぶんCPオペと新型オペの効果があるからCPレートとかは低下してるからそんなに外野から文句は出ないのでしょうけれども、このオペの打ち方は市場が期待というより普通に考えるオペレーションのほぼ真逆になっておりまして、もう何だかなあとしか申し上げようがございませんですなあ、というかこういう体系になってるのにオペネタ(正しくは悪態)がドラめもんのネタになるとは思いませんでした。普通にタームの供給を沢山打っておけば済むだけの話だと誰もが思うんじゃねえのかと。



○総裁会見の続

[外部リンク] 億円刻みで引き上げてきましたから、2,000 億円刻みというのは一つの自然な刻み方だと思っています。』

まあこりゃその通り。

『また、銀行券と長期国債の残高の差がポイントになってくると思いますが、その前提として、国債の買入れオペはこのところ残存期間の短い買入れが非常に増えていることや、政府の国債買入れ消却に応じたことで保有する長期国債が減ってきているという事実があります。今回、期間の長い国債も買入れ対象とし、且つ期間別に買入れを行うことにより、これまでと同じ買入れ金額であっても期間が長い国債を買う分だけ日本銀行のバランスシートに長く残る国債は増えていくことが考えられます。』

これってもっと物は言いようでして、長期国債買入でより長い期間のものを買いやすくしてますってのをもっとクローズアップされるような話をすりゃ見せ方としてよいと思うのですけれどもねえとしか言いようが無いです。

『こうした少し長い先の姿を想定しながら、銀行券の範囲に収まる買入れ額はどの程度か、バランスシートの資産サイドの期間の構成という面でバランスがとれているか、などを勘案し、2,000 億円の増額を決定しました。』

さよですか。

『当面、この2,000 億円を増額することは考えていません。』

どう見ても余計です。本当にありがとうございました。

・・・・こうやって折角出してる政策に関する効果を減殺するような話をしていくのが白川総裁クオリティなのですが、もう豆腐の角に華麗に頭をぶつけるべきではないかと思いますですよ。とほほのほ。


・CP以外の買入

『最後に、CP以外についてどのような対応を考えているかについてですが、今回基本的な検討のポイントを執行部に指示し、それを踏まえて執行部がこれから検討する段階ですから、現時点ではそれ以上の答えはありません。』

どう見ても押し付けられましたと仰せです。本当にありがとうございました。


まあそんな感じでよく言えばハッタリの無い正直なお話、悪態つけばやる気のないお話が続くのですが、代表的なもんとして以下の質疑を引用しておきますね。

・やはりこういう非常時にはインチキハッタリパワーが必要なのではないかと

『(問) 「量的緩和政策」という言葉は、かつて日銀が行った政策を表すものとして定着していると思うのですが、今回日銀が行おうとしている政策、つまり、市場金利の下限を設定して資産購入などを活用して市場への資金供給を増やしていくという手法をどう呼んだらいいのか、総裁のお考えがあればお聞かせ願えますでしょうか。』

しかし実は市場金利の下限を設定したのにそれをつけさせないようなオペレーションを行っているという恐るべき事実が翌日以降に発生しているのはチャーミング。

『(答) その名前についてのご質問に答える前に、今回の措置についてご説明しますが、目標金利を0.1%に設定した上で色々な資産を買うことにより、バランスシートを拡張させていくことを必ずしも狙っているわけではありません。』

あらそうですか。

『もちろん、金融市場の安定は図っていきますし企業金融の支援も行います。CPの買入れについてもそうした目的に沿って実行していくものです。バランスシートの規模を拡張していくこと自体に何か目標を置いているわけではありません。結果的に拡張していくことがあるかもしれませんが、積極的に大幅に拡張することに政策上の理念があるわけではありません。』

そうじゃなくてもインチキハッタリパワーがあれば「結果的に拡張していくことになるかもしれない」というのをもっと前面に打ち出すものです。こういうトーンで会見をやるから折角色々と実施してるのに「踏み込み不足」と言われてしまうのよね、アホラシカ。

『それからネーミングについてですが、日本銀行は、そういうネーミングは非常に不得意な組織ですし、何かキャッチ―な言葉があるわけではありません。』

まあこれはご愛嬌。


と言う感じでして、何か会見要旨読んでると総裁が「実はやりたくないのにやりました」
って言いたがってるようにしか思えませんわなという感じが伝わってくる訳でして、腹で何考えているかは兎も角として、その当時は景気良く当座預金残高目標を拡大していた福井総裁のプレゼンを見習うべきであるとしつこく思うのでありました。


#今日のオペはちゃんとしたプレゼントになりますように、まさかクリスマス中止ですか?
 


お題「総裁会見/市場メモ」   2008/12/24(水)08:12:56  
 
ではまず決定会合後の総裁記者会見から。
[外部リンク] FRBが、先日のFOMCで利下げを行い、かつ大量の資金供給およびリスク資産の買入れを行うと決定しました。今回、日銀も大幅な利下げおよびCP買入れ・国債買入れの増額など、かなりリスクを取る姿勢を示されましたが、その意味では、米国同様、事実上のゼロ金利、事実上の量的緩和に日銀も踏み込んだと判断してよろしいのでしょうか。』

で、これに対する総裁の答え。

『(答) FRBの措置についてですが、これは他国の中央銀行の政策ですので、それ自体について私の立場から論評することは差し控えたいと思います。お尋ねの点については、最初に日本の経験に照らした印象から申し上げた方がよいと思います。』

といいつつその先にFRBの政策に対する解説が始まります(^^)。

『まず、誘導目標金利についてですが、今般のFRBの措置では、かつて日本銀行が採用したゼロ金利政策とは異なり、金融調節によって市場金利をできるだけ0%に近づけるという決定は行われていません。FRBの措置についての新聞記事では、「ゼロ金利政策導入」あるいは「事実上のゼロ金利導入」といった見出しが多くあったように思いますが、必ずしもそのような決定は行われていないと思います。』

左様でございます。で、現状追認の部分が多いのよって解説が続きます。

『既にフェデラル・ファンド金利は、準備預金の付利対象外の機関である、いわゆるGSE──ファニーメイとかフレディマックですが──、この影響により、0〜0.25%程度のかなり低い水準で推移しており、これに沿って誘導目標が設定されたといえます。市場金利については、極めて低い水準ながら、プラスの金利水準を維持しつつ誘導を図る方針にあることは、今回FRBが準備預金の付利金利を0.25%に設定したことに表われていると思います。私自身は、ゼロ金利政策との比較から言えば、今回FRBが準備預金の付利金利を0.25%に設定したことを非常に興味深く思いました。』

付利金利が0.25%を維持したままのFFレート誘導レンジ設定です

『金融機関からすれば、FRBというリスクのない金融機関に0.25%の金利で運用することができるわけですから、逆に言えば、マーケットでは0.25%以下で運用するインセンティブがないわけです。付利金利をもっと下げることもありえた中で、0.25%としたことについて非常に興味深く思いました。』

ということで、これはゼロ金利ではありませんという説明ですが、量の方に関しても解説しています。

『それから、FRBのバランスシートは、仲介機能が大幅に毀損した様々な金融商品の買入れを行う中で、約2兆ドルまで膨らんできています。今回は、こうした政策の継続が改めて示されたものですが、かつて日本銀行が行ったように、中央銀行当座預金量にターゲットを設けて流動性を拡大していき、そのことを通じてマクロ的な景気刺激効果を狙うという手法はとられていないと思います。以上が今回FRBがとった措置についてです。』

かつての量的緩和ではないと。


・・・・・でですね、まあそりゃそうでして白川総裁の言う事もご尤もなのですけれども、金融政策って時間軸効果にあるように「期待に働きかける」というファクターが効果を発揮するわけでして、そーゆー論点からしますと、実際は大して実害のなさそうな事をしながらも見せ方を工夫して民間の期待形成を大きく変える事ができたらそりゃ丸儲けな話でしょと思うのですが。特に今般の金融ゲロゲロ状態ってデレバレッジのスパイラルみたいな面が強くって、萎縮した民間の信用ルートの回復にはマインドの転換も必要(物理的には資本の増強と損失の確定だが)になると思うのですよね。

と言うわけで、この後もそうなのですが、どうせやることに変わりはないのですから、もっと見せ方を工夫すべきであると思うのですよ、白川さんは。何かこの先の質疑応答でもそうなのですけれども、もうちょっと威勢の良い話をすりゃ良いと思うのですけどね。

もちろん、一から十までハッタリ政策だった場合に化けの皮が剥がれてきたら今度は政策そのものが効かなくなってきますという問題はありますけれどもね・・・・・


一応その続きの発言。

『今回、日本銀行は、無担保コールレートの誘導目標を0.1%に、それから当座預金の付利金利を0.1%にしたわけです。これは、大きく捉えればゼロに非常に近い数字になりますが、かつての量的緩和政策のもとで行ったゼロ金利というのは、徹底的に量を出し、その結果金利が徹底的にゼロに近づくことを追求したものであり、その意味での量的緩和なりゼロ金利政策というものは、今回は採用していません。』

そらまそうなんですけど・・・・・


○ということで微妙に威勢のよくない説明は続く

その次の質疑も誘い水だったと思うのですが・・・・・

『(問) 先行きに対する懸念が高まる中で、市場へ大量に資金を供給するわけですが、新たに当座預金目標を設定しないまでも、事実上の量的緩和政策ということではないのでしょうか。』
『(答) 自分の好みによって色々な定義ができますが、先程申し上げたように、従来日本で言われていた量的緩和政策というのは、当座預金の量にターゲットを定めこれを大幅に拡張することによって、この流動性がマクロ的な景気の刺激効果を生んでいくことを期待する政策です。当時、海外の学者が提案したのは、そのような意味での量的緩和政策でした。』

さよですな。

『今回、米国は、そのような量的緩和政策を採用していませんし、日本銀行も今回採用していません。ただ、これまで何度も申し上げているとおり、金融市場の安定を維持するとともに、企業金融の円滑化を図るために、流動性を積極的に供給していくことはもちろん続けています。しかし、これは金融市場の安定や個々の企業金融の安定を図っていく結果として当座預金残高が増えていくというものですから、少し意味合いが異なっていると思います。』

いやね、確かにそうなんですけれども、もうちょっと物には言い様というものがあると思うのですよ。もっと威勢の良い話をぶち上げても良いんじゃないかなあって思うのはあたくしだけでしょうか。質問だって威勢のよい答えが出てくるのを期待して行ったような感じを受けるのですが、なんちゅうかKY総裁だなあと。


○また市場機能・・・・(--)

だからその話は止めなさいと思うのですが、何で0.1%にしたのかという質問に対して。

『(答) まず、どのメンバーも経済・金融の情勢について非常に厳しいという判断で一致しており、これは先程も申し上げたとおりです。そうした状況の下で金利面から景気の刺激効果を狙っていくことについては、その出発点の金利水準が0.3%ですから、おのずと低下余地は限られているわけです。その中で私どもが意識したことは、短期金融市場の市場機能を維持しておきたい、日本銀行の政策的な手段によって短期金融市場の機能が更に低下していくことは避けたい、ということです。その両者のギリギリのバランスの中で、0.1%という水準が適切であると判断しました。』

えーっとですね、景気が悪化したままで結果として経済活動は低迷するわ低金利は継続するわって事になったほうが短期(だけじゃないけど)金融市場の人たち涙目になるのでありまして、別にそんな所に気を使って頂かなくても結構なのですが。それよりとっとと景気が回復して政策金利を上げられるような状態になった方が助かりますけどねえ。

というか、この「市場機能」って変な言葉のせいでオペが妙に自然体になったりする弊害も出ている(直接的に関係があるかどうかは知らんけど、そう見えて仕方ない)ように思えまして、もういい加減このワード使わないで下さいと。


○CP買入あれこれ

CP買取に関しては幾つかの論点がありましたが、その点に関しての質疑があったので、その答えの方から引用します。

・政策としては重いよという話

『主要国で個別の信用リスクを取った政策というのは、私が記憶している限りでは日本銀行によるABS(資産担保債券)・ABCP(資産担保コマーシャル・ペーパー)の買入れ、あるいは金融政策ではありませんが、銀行保有株式の買入れと、今般のFRBの措置に限られると思います。欧米の金融資本市場の状況は日本に比べてより厳しいと思いますが、欧州の中央銀行はそこにはまだ踏み切っていないという状況です。そういう意味で、これは日本銀行にとって非常に重い決定でありますが、中央銀行としての主体的な判断として行った方が良いと考えたものであります。』

そもそも10月末の会合で決定していれば年末越えでああ大騒ぎにならずに済んだのではないかと思いますけどねえ。いやまあいいです。


・損失が出た場合の措置

『次に、政府との関係についてですが、CPを買入れるということは個別企業の信用リスクを負担するわけですから、結果として損失が生じる可能性は有り得るわけです。その場合には、最終的に国庫納付金が減少することになります。従って、こうした措置から生じ得る損失については、最終的に日本銀行としての会計処理や決算上の取扱いの面で、政府との関係も含めた検討が必要であるということで申し上げたものです。』政府保証を付ける話をしないのは「どうせ統合政府だからそういう事は意味無い」と思っているのかなあと勝手に想像しました。


・中銀の財務の健全性とか通貨の信認とか

正直、このフレーズをあえて入れるのは消極的な印象を与えるのでどうかと思う。だいたいからして最近は通貨の信認が他通貨比ありすぎて困る(というのも変な話だが)という状態なんですし。

『中央銀行の財務の健全性という言葉を使うと、時として中央銀行が庭先を綺麗にしておきたいのではないかという意味合いで語られることがありますが、決してそういうことではありません。』

と言ってもそう取られやすいので使い方には注意が必要ではないかと思います。で次。

『どの国においてもそうですが、一国の中でお金を無制限に発行できる権能を与えられているのは中央銀行だけであります。そういう権能が中央銀行に付託されているわけです。その見合いにどのような資産を買うか、あるいは取得するかということは、いわば国民から預かっているお金をどのように運用するかという側面があると思います。運用という言葉は必ずしも適切ではありませんが、中央銀行は国民からの信認を受けてそうしたことをやっているわけです。もし財務の健全性に疑念が生じた場合は通貨への信認が失われます。もしロスが発生し、例えば中央銀行が財務的に政府に依存せざるを得ないと人々が思うと、金融政策の運営それ自体に対する信認が揺らぐ可能性や信認が低下する可能性があります。』

わかりやすく説明しようとして却って訳判らなくなってますし、中央銀行が財務的に政府に依存とか統合政府という意味で言えば依存もへったくれもないと思いますけれども。多分言いたいのは次の部分だと思います。


・FRBのCP買入に関して

『FRBも今般色々な措置を講じていますが、ほとんどいずれも色々な信用補完措置が取られています。新聞報道等では「FRBがCPを買入れた」ということだけが報道されていますが、同時にFRBは十分な信用補完措置を取っているということは比較的知られていない事実だと思います。それは財務の健全性ということが決して抽象的なものではなくて、非常に重要な考えであるということです。』

ということで、上段の部分は要するにこれを言いたかったと思うのですけれども、まあその辺りですけれども、これもまた見せ方の問題に帰着するわけでして、威勢の良い施策をやっているように見せてるけれども実は色々と安全弁入れていますよというのは別に言わずもがなであるという事ではないでしょうか。


・・・・・そのほかもあるのですが、長いのでちょっと今日はこの辺で。


○市場メモですけど

えーっと月曜ですけれども、CPの発行レートはさすがに低下。最上位もの2〜3か月で0.30%あたりまで低下してるので、スプレッドも縮小の巻。というか新しい企業金融オペだのを勘案したら下手したらもっと縮小するのかねという感じです。まあレートがやたら高かった一部業種でもレートは低下してますわな。誠に結構。

一方、GCレートが0.2%より上に行きやがりまして、0.23だの25だのというようなのですけれども、何せスポネの国債買現先3兆円のオファーに対して6兆円の応札があるような状況なのに、月曜は何故かトムやスポットスタートの現先も共通担保も打たれずというケチ臭いオペ。わけのわからん末初オペが実施されましたが。

そもそもですな、GC(やコール)が先週思いっきり低下したのは、資金が大量に余っているからというよりは、積み進捗を遅らせようという動きがあって(利下げ後に積んだ方がオイシイから)資金の取り意欲が落ちた要因もある訳でして、利下げになったのですから遅らせていた積み進捗を戻す動きも出るとニーズって増えるでしょと思うのですけれども、何でまたオペを出し渋るのやら。まったく意味判らん。どうせ付利0.1%なのですから、ケチなこといわずにバンバン供給するべきではないでしょうか。

・・・まさか「年末対策だから末初オペを実施しました」とかいう理屈なんでしょうか。あのその末初のオーバーナイトなんぞ1週間以上前にオペ打たれてもそんな準備してないですって。わざわざ要らないオペ打つ理由がよく判らん。また変なアリバイオペとかだと、ちょっと勘弁して欲しいもんです。

ま、今日のオペは何気に注目しておきます。今日も年末越え出し渋りとかしてたら、10月以降の繰り返しになりかねませんけどねえ・・・・・・
 


お題「決定会合結果あれこれ」   2008/12/22(月)08:05:10  
 
19℃の南風で枯れ葉が落ちるというのは何ともシュールですが、まあ経済も気象も訳判らんということで。

ということで今回の決定事項はこちら。
[外部リンク] 兆円(月1.2 兆円)ペースで行ってきた長期国債の買入れを、年16.8 兆円(月1.4 兆円)ペースに増額する(当月より実施)。』

当月より実施ってことは今月輪番増えるのですね。こりゃラッキー。その後は増額分が変国物国に化けるとは思いますが。


『(2)買入対象国債の追加、残存期間別買入れの実施

買入対象国債に、30 年債、変動利付国債および物価連動国債を追加する。また、買入国債の残存期間が極端に短期化あるいは長期化することを避けるため、残存期間別の買入れ方式(残存1年以下、1年超から10 年以下、10年超区分)を導入する。これらの措置については、実務的な検討を行い、できるだけ速やかに成案を得るよう、議長から執行部に対し指示した。』

追加銘柄に関しては業者も投資家も歓喜。特に変動利付と物価連動のお助けオペ実施はサンタさんありがとうと大歓喜という感じですが、この2つに関しては利回り競争入札が馴染まないので、変動と物価連動に関しては価格競争入札になって、各1000億だか500億円づつとかになるんですかね(1000億じゃ多いかな)。

ゾーニングに関しては地味ながらとても有効な施策でして、従来より指摘しておりますように、輪番オペが償還まで1年以内の中長期国債の成れの果てのゴミ箱状態になっていたので、残存期間別の入札を行うことによって、きちんと長期なり超長期なりの債券が打ち込みやすくなる(1年超からって所はちょっと微妙ですけれどもまあよかろう)という点で玄人受けする話ですわな。


○政策投資銀行をCP現先オペ対象に

[外部リンク]
 


お題「さて決定会合ですが」   2008/12/19(金)08:06:46  
 
今日は雑談というかあたくしの脳味噌整理メモで申し訳ありません。

○今回は予想のオプション大杉(><;

えーっとまあそういうことで決定会合なのですが、今回につきましては方向性は判るのですが、その中身がどうなるのかさっぱり判らんという状態であります。で、ま〜現実的なお話をしますと、予想当てるよりも「市場が今どこまで織り込んでいるのか」を考察する方があたくし的には重要でございますので(と予想放棄の言い訳^^)、まあその辺を勘案してつらつら考えるのでありまする。

・金利水準

準備預金付利金利、ロンバート金利とセットで考えることになるのですが、世の中の予想はターゲット金利が「10bp」、「15bp」、「10-30bp」という所でしょうか。一応は穴でなお書き修正で低め誘導(最初はそう思ってました)というのも無くはなさそうですけれども、ちょっと情勢的に「金利下げました」っていうのをアピールするような施策を打ち込む必要がありそうですので厳しいかなあ。

んじゃ市場の織込み度合いってどうよという話ですが、無担保コール的には何らかの利下げを全力で織り込みに行った結果として積み進捗が遅れるのにコールレートは低いという楽しい状態(まあここはどうでもよいのですが^^)。TB/FBに関しては昨日の3MFB入札やら2年国債入札やらはそれほど大盛り上がりという訳にも参らずで昨日の引け時点と似たような感じとなりましたということで、まあさすがに現実に利下げが行われないとこれ以上は反応しにくいのかなという感じ。

GCはまあ0.31とかそんなもんで、さすがにこれも現実の利下げが無いと下がりようが無い水準ですから3MFBのレートが0.35%あたりに居るのはこんなもんとして、ではCPレートはどうよとなると、流動性対策次第の部分があるのでこれまたヤヤコシイ。

ま、昨日の時点で市場的には「何か利下げするでしょ」という感じになっていますので、ただのなお書き修正だと実質ゼロ回答になるんじゃねえのかなと、ナムナム。

で、その水準ですけれども、出来上がり10bpという予想が結構多くて、15bpという予想がそれに続き、10bp〜30bpというバンドの予想もございますというところ。

FBやらGCのレートとかどうなるのよと考えた場合、ターゲット水準も大事ですけれども、ロンバート幾らくらいになるのかも気になる所でございまして、基本的にはロンバートと誘導目標の差が小さくなると思われますので、どっちかというとロンバートに近い所にGCが振れやすくなるのかなあと何となく思います(もちろん調節次第の面はありますけれども)。例外があるとすれば準備預金付利10bpの誘導目標10bpのときですかねえ(それでコールが出合うのか知らんが^^)。

10〜30bpとかいうバンドになった場合が一番難易度が高いかなと思います。この時は思いっきり調節次第になってしまいますので、レート形成がある意味「市場機能(笑)」状態になるのですが、それは足元金利が安定しなくなる危険性があり、その場合タームの金利が全然安定しなくなって勘弁という事になる悪寒がします。



・流動性対策

たぶんこれはやるでしょうというのは「適格担保の緩和」ですけれども、それ以外がどうなるのよというお話。ちなみに適格担保の緩和でウケを取るのなら「上場株式の適格担保化」と「BB銘柄を場合によっては適格担保に含める事も」って辺りになるのかなと思います。

まー今回は「企業金融環境の緩和を支援」という名分がつくものを打ち込んでくるでしょうと思われますが、CP買入をするかというと予想としてはちと微妙。「検討指示」でお茶を濁す事になって、買ったCPに政府保証付けてくれとかいう交渉になるのではないかと予想。

でも市場としてはユーロ円金先が結構買われてしまい(レートは低下)まして、TIBORが想定利下げ幅よりも低下するというような所を織り込みに行ってますからCP買入がゼロ回答だとちょっと失望売りになるのかもしれませんね、よー知らんが。

輪番増額は実際問題としてはど〜でもよいのですが、利下げするのであれば輪番増額は無さそうな感じ。だいたいからして政府要人の発言とかも流動性対策が最初で次が利下げって感じなので、輪番は今回はネタから外れた感がします。まあ増額しても短期債が打ち込まれるだけなので現実問題としてはあまり影響無いのですが(^^)。

それから、ここの所CPレートが高格付けのものを中心にドカンと低下した(そうじゃないのは低下度合いイマイチ)のですが、これは日銀のCP買取を見越しているというよりは、昨日報道されてましたが日本政策投資銀行のCP買入具体化を見越した動きのような気もするのですが、一部の大手CPディーラーさんのポジション繰りのような気もするのでさっぱり判らん。


・ということで組み合わせとしては

市場の期待最大値からゼロ回答という並べ方するとこんな感じかと。

1.利下げ+担保緩和とCP買入
2.利下げ+担保緩和
3.なお書き修正+担保緩和とCP買入
4.金利いじらず担保緩和とCP買入
5.なお書き修正+担保緩和
6.金利いじらず担保緩和

で、この2と3のどっちがどっちなのかというと極めて微妙でありまして、CP買入の方がオープン市場的には思いっきり効く(内容次第の面はありますが)のですけれども、何か今回は利下げでお茶を濁すのではないかという悪寒が致します。それからまあ4番以下というのはさすがに無いとおもいますけど・・・・・・・

1が満額回答で、これだと結構好感すると思いますが、長いところでの期待は2番くらいと思われます。短期市場の期待は1と2の間くらいなのではなかろうかと。

・・・・と、つらつら書きましたが、外した場合謝罪はしますが賠償はしません(^^)。


・ところで準備預金付利どうするの??

しかしまあ何ですな、準備預金の付利なんですけど見事に残念な状態になっている所が実に味わい深い。制度を作った時には3月積み期間(=4月15日まで)の措置ということで「誘導目標金利-20bp」という金利を設定して「4月15日までは利下げしないもんね♪」って言外に主張でもしたかのような内容になっていましたが、1か月しか持たない状態になってきたのは誠に香ばしいことであります。

今回の決定会合では、FRBみたいに誘導目標金利をバンドにするという予想もあるのですが、バンドにした場合は早速準備預金付利の制度内容を手直しすることになりますし(^^)、まあそもそも利下げが10bp以上になると「誘導目標金利-20bp」がゼロになってしまうので、これまた準備預金付利が死亡の巻(^^)、死なないためには制度内容の手直しということで、もう涙がちょちょ切れてしまいますな。

昨日悪態つきましたけど、付利の為に利下げ幅を20bpとかいう変な数値にして「米国との政策金利逆転」になっちゃうわ、早速利下げに追い込まれて付利制度崩壊が見えてくるわという大変に素晴らしい「ふぉわーどるっきんぐ」になってしまいました本制度。ま、要するに利下げに付利をセットしたのは間違いでしたという事以外の何物でもありませんでしたねということです。


#と言うわけで、あたくしの整理できていない頭の整理メモで申し訳ございませんでした。

ところで、本石町日記さんのこのエントリーは笑ってしまいました(^^)。何と言うギャグ。
[外部リンク]
 


お題「FOMCステートメント続き/市場雑談」   2008/12/18(木)08:09:39  
 
昨日からの動きは円高というよりドル安(ユーロの方が円よりも対ドルの上げがでかい)だと思うのですが、公共放送様も延々と円高連呼。いやまあもうちょっと長いレンジでみれば確かに円高なのですけれども、88円とか87円とかいう数字にビックリしてるのでしょうね。

○よくよく見ると「現状追認」と「検討指示」ではありますが・・・・

昨日はとりあえず寝起きで慌ててFOMCステートメントを読んだので、ふ〜んと思いながらも読んでおりました(というか手抜き引用^^)をしましたが、その後読み直してつらつら考えてみると「今回のキモは今まで覆面政策転換だったのを明言した」という所に尽きるのではないかと思います。量的緩和ってナンジャソリャという感じでして、その辺りは本石町日記さんも解説してますのでご覧あれ。
[外部リンク]
 


お題「FOMCとか国会の半期報告とか」   2008/12/17(水)08:10:34  
 
米茄子元会長のアレはただの詐欺ですな。つまり金融工学とかではなくてそもそも米国流の投資銀行ビジネス(笑)というものが壮大な詐欺みたいなもんであることのオマージュであると(暴言)。

という話は兎も角、朝起きたらFOMCがなにやらアレなリリースをしておりますのでその辺りから。

○FOMCステートメントを引用という手抜き攻撃

[外部リンク] Federal Open Market Committee decided today to establish a target range for the federal funds rate of 0 to 1/4 percent.』

ということでFFレートを誘導レンジ型にしましたと。実際問題としてはFFレートはTAFだの何だのを突っ込みまくった辺りからFFレートはコントロールできてなくてゼロ近傍に低下してたので、事実上の政策転換状態になっていたのを明言化という所で誠に結構。

『Since the Committee's last meeting, labor market conditions have deteriorated, and the available data indicate that consumer spending, business investment, and industrial production have declined. Financial markets remain quite strained and credit conditions tight. Overall, the outlook for economic activity has weakened further.』
これはまた厳しい経済認識ですな。

『Meanwhile, inflationary pressures have diminished appreciably. In light of the declines in the prices of energy and other commodities and the weaker prospects for economic activity, the Committee expects inflation to moderate further in coming quarters.』

インフレリスクは消滅ですかそうですか、というかデフレ懸念を意識してるんですね。

『The Federal Reserve will employ all available tools to promote the resumption of sustainable economic growth and to preserve price stability. In particular, the Committee anticipates that weak economic conditions are likely to warrant exceptionally low levels of the federal funds rate for some time.』

Committee anticipates以下の文章って時間軸っぽいのですが、for some timeっていうのが時間軸というのかというとこれは謎。あまりコミットした格好にはなっていないと思うのですが、次のパラグラフで連銀バランスシート使いますよとな。長いから適宜分割。

『The focus of the Committee's policy going forward will be to support the functioning of financial markets and stimulate the economy through open market operations and other measures that sustain the size of the Federal Reserve's balance sheet at a high level.』 

金融市場安定やら経済の刺激などの為に公開市場操作を通じて連銀のバランスシート拡大も辞さずと仰せです。

そりゃまあ米国様におかれましてはレバレッジ掛けまくり〜のでやってきた経済が物凄い勢いで巻戻ししているのですから、政府部門が巻戻し中のレバレッジを受けないと支えられませんねってお話になるんでしょう。

『As previously announced, over the next few quarters the Federal Reserve will purchase large quantities of agency debt and mortgage-backed securities to provide support to the mortgage and housing markets, and it stands ready to expand its purchases of agency debt and mortgage-backed securities as conditions warrant.』

これは今までやってた政策の強化をしますって話ですか。

『The Committee is also evaluating the potential benefits of purchasing longer-term Treasury securities.』

長期国債引受のメリットについても検討とな。これ引受なのか市中買取なのか普段細かく言動見てるわけじゃないから良く判らんが。

『Early next year, the Federal Reserve will also implement the Term Asset-Backed Securities Loan Facility to facilitate the extension of credit to households and small businesses.』

中小企業や家計のサポートもしますとな。

『The Federal Reserve will continue to consider ways of using its balance sheet to further support credit markets and economic activity.』

ということで、またまたFRBのバランスシートを使いますよって話をしております。


えーっと、総じて申し上げますと「バーナンキ先生吹っ切れましたな」という感じですけれども、これって金融なんちゃら法案やらビック3の法案などで散々やらかしてくれた議会のテイタラクを見ますと致し方なしという判断に至ったのではないかとも思われます。ただまあ国会報告ネタのところで申し上げます(というか人のふんどし)が、何だかんだと財政サポート入れながらのバランスシート拡大である事には留意が必要ではございますけど(中央銀行も政府も一緒くたでしょというのはございますけどね)。

政府と議会がイカレポンチ状態になっているのでFRBご登場という感じですが、まあこれはこれで諸刃の剣みたいな所はあるざんしょという気がしますですよ。


○利下げの話が多くなるんでしょうが

だいたいからして短期金融市場ってのはマニア的な世界であるのは否めなく、短期市場の話になると、他市場の皆様が思いっきり斜め上な解釈をかまして変な反応をされてしまい、マニア世界の人たちポカーンっていう動きが多い(特に為替市場の人)のですよね。

で、まあ米国の利下げを受けて利下げしろという話が多くなるのでしょう(昨日は公明党の太田代表が利下げしろと発言してましたね)と思いますが、常々申し上げておりますように、日本の現状における問題は「資金の巡りが目詰まりを起こしている」という所にある訳ですな。即ち、政策金利を0.5%から0.3%に引き下げを行ったにも関わらずCP発行レートだのTIBOR円レートなどが低下するどころか上昇しているのが問題なのでありまして、その辺を放置プレイしたままで利下げしても効果の波及が無担保コールやら短期国債のあたりで留まってしまうだけの話。

#今朝のモーサテのコメンテーターはその辺ちゃんと押さえたコメントでした

と言うわけで利下げは別にやってもやらなくても結構なのですが、それよりもオープン市場の年末越えだの年度末越えのレート(年末はとりあえず何とでもなりそうですけれども年度末越えですよ)が下がり、資金が必要な所に回るような政策を打っていただく方が重要なんですよね。逆に言うと「利下げでお茶を濁されても困る」というくらいなんですけど、為替市場が動いてやがるので利下げしろ攻撃が高まるのは困るんですよね、利下げでお茶を濁されておしまいにされそうだから・・・・(苦笑)。

というわけで半期報告。


○参議院での半期報告その他

でも人のふんどしだったりします(汗)。毎度お馴染み本石町日記先生から。
[外部リンク]
 


お題「短観とかPD懇雑感」   2008/12/16(火)08:04:48  
 
米茄子前会長の詐欺ファンド問題はもう笑うしかございませんですが、そのうち詳報出たらまた考えましょ。何か高度な金融工学(笑)がどういう輩にどのような意図で使われていたのか(理論そのものは無罪^^)を象徴するような楽しい事案でございます。

#最近の格付け機関の保身格下げは勘弁して欲しいですな

○ということで短観

[外部リンク]   +8→+15
製造業中堅企業  +2→0        +14→+21
製造業中小企業  +6→+6       +16→+26

非製造業大企業  ▲10→▲13    ▲7→▲7
非製造業中堅企業 ▲6→▲8     ▲3→▲1
非製造業中小企業 ▲6→▲7     ▲2→+2

製造業の人員過剰判断っぷりに泣くのと、先行きの予測方向性が過剰方向に向かってきているのに泣けます。非製造業の不足って言っても景気に思いっきり遅行しそうな数値ですからねえ。

そりゃまあアレだけ減産とかしたらこうなるわなとは思いますが、それにしましても今回の下げ速度の速さには正直ビックリでありまして、あたくしもこんなに速いとはって感じです。


・証券業の業況判断

前回掲載した長期時系列をリバイスします。昨年の6月調査分から並べてますが、今回も残念ながら▲70ですな、ちーん。

        現状→次回予測
(6月時点) +34→+52
(9月時点) ▲30→+23     
(12月時点)▲26→+4       
(3月時点) ▲55→▲15
(6月時点) ▲45→0
(9月時点) ▲70→▲44
(12月時点)▲70→▲59

先行きの予測数値が前回よりも悪くなっているのは証券業の先行き業況判断の過去の外しっぷりからすると明るい材料・・・・の訳無いか(汗)。


ちなみにオマケですが、金融機関の業況判断といえば銀行業の現状判断DIが(ちゃんと過去の時系列みてないけど)久々のマイナスになっていて、▲9と前回から大幅悪化しているのが実に宜しくありませんな、と思います。

その他ちゃんとした分析は本職の人のレポートを見てくださいませ。



○PD懇談会雑感

先週末の国債市場特別参加者懇談会ですが。
[外部リンク]
 


お題「今週は決定会合ですので」   2008/12/15(月)08:06:35  
 
外部環境は結局BIG3に振り回されっぱなしですなのですけれども、日本並みへの賃下げで抵抗とかいうニュース聞きますと全米自動車労組ってただの(伏字)じゃねえのかと思うのですが。

#それにしても手前らの夜中だからと言ってサプライズ出すんじゃねえというのがさすが飴公クオリティ

○金融政策関連で何を出してくるのか

今日は短観で木曜金曜が決定会合でその間にFOMCとECBの決定会合があるということで今週はオイソガシヤの展開となりますが、まあ金曜の市場で円高だの株安だのの壮絶なのをやってくれましたので、悪いであろう短観を受けて日銀も何もしないっちゅう訳にも行かないでしょう。ということでつらつら考えながら何となく整理してみるとこんな感じかな。

・ディレクティブのなお書き修正で低め誘導

ディレクティブに「なお、年末に向けた短期金融市場の緊張が高まる場合は上記目標値に関わらず潤沢な流動性供給を行うものとする」というような感じで誘導目標金利の0.3%に拘らないというお話ですな。

まあ実際問題からすると既に先週からこの状態になっておりまして、まあ誰も文句言わない(0.05%にやたら拘った執行部涙目プギャーと思っている人は沢山いそうですが^^)のでこれ現状追認ですけど、こう明言してくれれば堂々の実質低め誘導できますので一応ウケるにはウケるでしょうかね。ただの現状追認なので実質的な意味があまり無いですけれども、アホのような売手即日オペが無くなると、売手即日で運用している人の資金がレポとか現先に回ってきてレートが下がるかもと一応思うので効果があるのかもしれないです。


・この際利下げ

じゃあ利下げした方が早いのかというとこれまた微妙。

利下げするなら0.30%→0.10%だと思いますが、この時に当座預金付利をどうするのか。順当に考えると撤廃ですけれども(前回の決定のままだと「誘導目標-20bp」なので堂々の0%)、0.10%のままにしてヤケクソで日銀が超大量供給(してもコールが下がりにくい)するというFF方式でどうでしょう。

とは思いますが、そもそも論として現状の国内市場の問題点は金利がどうのこうのという前に市場機能がいかれてて、特にオープン市場の資金の周りが悪く(最近のスポネ大供給祭りでレポのT+3位までの裁定が効きつつありますが)CPレートなどが高止まりしたまんまだったり、何気に良く見ると金曜の無担保コール翌日物で最高0.83%とか、レートじゃないのよという世界がそこにあるのが問題なのですな。

ということで、他の施策なしで利下げ単独とかやっても国内市場の問題点は片付かないのですけれども、CP買取だの株式買取だのやりたくないっていうのならこっちをやる事になるんでしょうな。企業金融がキツくなっているという問題の解決には全然ならない(下手したら二極化が更に進行する)ので・・・・・


・CP買取

前々から申し上げておりますように、CPの買取なんぞ期間が超短いモノであって、そんなに問題視せにゃあならんものなのかよとは思いますが、どうせCP買取をするというのならば本来10月末の決定会合で決めておけば年末越えのレートもここまで高止まりすることも無かったと思いますけど今更その話をしても遅し。

直接出すのが嫌であればFRBみたいに箱作ってそこに突っ込む(日本には短資会社というこういう時に便利な箱も)とか、前々から申し上げておりますように問題はバランスシート制約ですので、引受金融機関のバランスシートから外れればCP買い余力が出るという話でございますので日銀じゃ無くても良いですが。その点で言えば政策投資銀行のスキームも宜しいのではないかと思いますが、2兆円で足りるのかという話は金曜もしました通りでして、日銀の買取スキームみたいなのがあるとそれはまあインパクトかなあ。

・・・・と思いますが、これは何かそもそも日銀の政策はって所で引っ掛かるようでございまして。先人は震災手形をやったんですから(その後の処理が悪かったのであまりイメージ良くないですが)そんなに嫌がる必要あるのかねとは思いますが。社債買えとか株買えって話ではないんですし。


・金融機関保有株式の買取

かつてのスキーム復活。ただ金融機関的に前回と状況が違うので、これってワークするのかいなという気が。


・輪番増額など

輪番増額してどうなるのと言うと、先日ご紹介した11月末の日銀保有国債残高の増加した銘柄を見ればお分かりのように、期近債のゴミ箱が拡大するだけだったりしそうで、これもまた実質的な意味は乏しかったりするのですけれども、やたら意味があるように見せているだけに増やす時よりも減らした時のインパクトがでかいから増やしにくい(何せあの福井総裁ですら輪番は増額していない)というのは判らんでもない。

それから、物価連動国債とか15年変動利付国債限定のお助け輪番の実施も是非お願いしたいところなのですけれども、これはまあ輪番の理屈からすると難しいので、仮にやるならプルーデンス政策の一環として金融機関の腐れポジション救済スキーム発動という形式になるんでしょうかね。


・その他

ただ言うだけなら「一層の潤沢な資金供給を行う」ってえ話ですが、既に2回言ってる話でして、今更感しか漂ってこないので単独でそれというのは勘弁して下さい。

あと地味に気になるのは1月以降のFB発行でして、経済対策だの何だのという話でFBが増えてきた時に今の市場で受けきれるのかという問題は常に気にしております。


○市場雑談

金曜はあのBIG3法案問題で見事に振り回されましたが、そんな中でTIBORは引き続き嫌がらせのように上昇してまして何の事やらという感じ。実は資金供給そのものは(まだ足りない感はありますが)スポネで4兆円をロールしているのが効いて足元で裁定する動きもあったりとちったあマシに。ただ年末越えのオペはまだまだ足りないですし、足元もちょっと供給の手を緩めると簡単に上昇しそうですので、足元の供給を維持しながら年末越えをもっとジャンジャン出して頂きたく存じますという所でしょう。

そういや金曜のオペはそんなに目立ったの無かったですが、今日は16日スタートの共通担保で少し景気良く出してくれませんかと期待をしておきましょう。

CPに関してはまあ横ばいのイメージですか。政策投資銀行云々は具体的にいつどのように実施するのかとか全然わからないので反応しようが無いと言ったところでしょう。残念ながら。

しかしまあGM関連は・・・・
[外部リンク]
 


お題「今日の調節に注目します/政策投資銀行CP購入」   2008/12/12(金)08:06:04  
 
毎度同じ話をしているような気がしてどうもすいません。

○今日の調節に注目したいです

何で今日かと申しますと、今日のスポットは16日となりまして、新しい積み期間に入るのですな。


ここもと足元ではスポネの国債買現先を再び4兆円に増やしてヤケクソのロールを行っているのが効いてとりあえず足元のGCレートが0.4を割るようになっておりますが、今度は無担保コール翌日物金利の方が下がるという素敵なことになっていますけどこの際シャーナイナイとなったのかしらん。

まあ積みの進捗が良くてコールが上がらないというのもあるのですが、ここへ来てようやくコールレートが下振れしてもいいからGCレートなどを落ち着かせようという感じのオペレーションになって来まして、まあもっと早くにやっておけばここまでのドタバタ感は無かったですよねと思います。

そんな訳で、足元のスポネ現先4兆円がロールされて足元のGCレートが上昇抑制というか低下してて、とりあえずT+3位までは効果波及という感じになってきましたので、まあこの合間に年末越えのオペもジャンジャン打ち込んで参加者の皆様のポジションを軽くして頂きたいものであります。ただまあタームに関しては相変わらずの状況のようで、昨日打ち込んだトムスタート2月2日エンドの全店オペ8000億円は額が微妙にしょぼいことも手伝ったのか、平均は0.513%だわ足切りは0.500%と貫禄のロンバートだわということで、タームの資金に関しましてはまだまだ足りない感爆発という所でしょう。

現状では足元のスポネ現先がコールの低下にも関わらずきっちりとロールされていますので、そっちの方はようやく「潤沢な資金供給をちゃんと継続的に実施する」のねという感じになってきたのかなあとか思うのですが、年末越えのターム物に関しては出足が遅れた事から暫くはこの調子が続くんでしょうなあと思います。

ということで、今日はスポットが16日になりますので、オペがどうなるのかをちょっと注目しております。積み期間が変わるので当然ながら最初は積み進捗ニーズがあると予想されますので、その辺り踏まえてスポネの国債買現先の4兆円は継続と考えるのが順当なのですけれども、足元のGCおよびコールレートの低下を見て4兆円を減らすなどとなったらマーケット涙目ですな。まあさすがにそれは有り得ないですけどね(笑)。

意地の悪いあたくしと致しましては、調節での注目は「積みが変わった所で供給がここぞとばかりに増えるのでは」って方を注目しているのでありまして(苦笑)、ここでスポネ国債買現先を増額とかやったら中々オモロイのですけれども、まあそれは兎も角としましても、足元スポネ4兆円攻撃で落ち着いているうちにタームのオペをバンバン打ち込んで年末越えを沈静化させていけば徐々にショートファンディング傾斜も軽くなってオペレーションやりやすくなると存じますがどうでしょ。

何かここもとの調節ってイベントにぶつけて急にやることが変わる(付利開始にぶつけてツイスト開始とか、担保緩和開始にぶつけて年末越え供給復活とか)のが仕様になっているので、今回は積み期間が年末越えというイベント発生につき、何かカードが出てくるのではないでしょうか。「ドロー!年末越えオペ1兆円3本立てカード!」とかいう感じで(^^)。ワクワクテカテカ。


ということで、今回はターム物の資金供給が足りない状態を引っ張っり過ぎた為にショートファンディングが溜まらざるを得ない状態になって、足元でスポネ4兆とか打たないと落ち着かなくなってしまったということで、年末越えを通常運転でのほほんと打ってた対応のツケが見事に回ったのですけれども、じゃあショートファンディング傾斜を減らそうとしても、今は残念ながらスポネ減らすと今までの努力が水の泡になるの巻ですので、暫くは絶賛大供給を継続するしかないと思います。実は問題は積み後半、即ち来月になってからでして、恐らく超絶資金余りまくりの積み進みまくり状態になった1月前半に調節どうやるのかが楽しみだったりしますけどね。



○政策投資銀行がCP購入ですかそうですか

日経新聞が記事にしているとモーサテが報道しているのですが、ネットの方にはちと前のこんなのしか無かったので記事のヘッドライン(を耳で聞いたベース)だけで反応してみます。まあこの動きの一環である事は間違いないでしょうけれども。

[外部リンク]
 


お題「オペ関連続き/リテール金融の講演」   2008/12/11(木)08:04:14  
 
まずは毎度のオペ関連。

○人のふんどしでインスパイヤされてみる(例によってオペ関連)

毎度お馴染み本石町日記さんが考察を。
[外部リンク] Induced Oscillation」が正に今の状況を言い当てているのではないかと存じます。

#うーむ、マニアな話を長々としてしまった

で、昨日はヤケクソとなったのか前日に派手にGC低下して大勝利だと思ったスポネ現先4兆円を減らすこともなく、スポネのウィーク物を半分だけ年末越え(ただし1月5日って年初第1営業日落としでして、これは何か嫌がらせですかという感じはしますが)オペにし、共通担保オペは何故か突如3月10日まで足を延ばすということで、足元のGCレート上昇もさせないし、年末越えもまあ出しますよという感じのオペに。

・・・・やらないよりはやる方がよいのですが、そもそもは市場の緊張をよそに年末越えの流動性供給をのほほんと通常運転していた為に大火災状態になったものでありますので、それを火消ししたから調節がよくやったなどと言うことは全然ございませんのでね。

コールが下がりっぱなしなのは積み期間の終了が近いことも要因としてあるでしょう。これ16日以降にどうなるのかは(正直どうでも良いのだが)ニヤニヤしながら注目という感じですな(^^)。

以上オペ話。


○リテール金融ですかそうですか(^^)

前半書いてたら時間がなくなってきたので簡単に。

[外部リンク]
 


お題「最近市場雑談ばっかですいません」   2008/12/10(水)08:08:40  
 
急に寒くなったり暖かくなったりするの勘弁して欲しいですが、それよりも勘弁して欲しいのはこの年の瀬にソニーの人員削減ニュース。雇用マインド悪化はまずいですって・・・・・・


○昨日のオペ劇場

でございますが、スポネの買現先がスポット不足日でもないと思うのにいきなり5000億円増額して税揚げ日対応時と同じ4兆円に増額打ち込みの巻。前日にGCレートが全般的に上昇して0.42%近辺になったのに対応してスポネを増額したのかなあとか位しか突如オペ増額の理由が掴めませんですがなという感じです。もともと昨日はややGCの資金が出し優勢(GCの引き合い方法で言えばビット優勢)でしたが、午後辺りからレートが低下してGCのO/NからT/NやS/Nにも波及するの巻で、GCレートはレギュラーの所で0.35位まで低下したみたいですな。昨日のところからいきなり低下したのですが、まあこのGCレート低下を企図してオペ増額したのでしたらオペ大勝利。

・・・・なのですけれども、基本的にGCやら現先などの資金はコールみたいにT+0主体じゃなくてもうちょっと先(T+2とかT+3とか)のスタートで動く割合が多いので、足元のスポネでレポレートをコントロールしようとしても効果が出てくるのにタイムラグがありまして、結果として資金の出し過ぎと引き過ぎの繰り返しになってしまうと思われます。現状のオペだとショートファンディングが益々溜まる一方な訳でして、足元が安定しなくなりますので、出し過ぎと引き過ぎの間を行ったり来たり状態に陥りやすくなりますので、もうちょっと長いオペ(1月の2週目以降のエンド)を打って足元への傾斜を軽くしないとイカンでしょとは思います。兼ねてから申し上げておりますように、スポネとかウィーク物をせっせと打ち込んでおりますとショートファンディングが溜まってレートが安定しないんでレートの制御は大変になります、本当にカムサハムニダ。


昨日は珍しくちゃんと共通担保を(あたくしの計算間違ってなければ)期落ちに対して増額ロール(8000億→1兆円)して1月8日エンドで実施してましたが、その前に意味不明な年末越えオペ出し渋りの効果が遺憾なく発揮されまして平均落札レートが0.503%とこれまた貫禄のロンバート越えで足きりも0.50%(按分85.4%)という結果に。去年の同時期よりも多く出してるというのは一応そうなんですけれども、そもそも去年と今年では市場環境が大違いなのでありますから、去年よりも多いので潤沢な年末越え資金供給とか言われましても大変困るのでありますがね。

本石町日記さんの最新エントリーでも話題になっておりました([外部リンク] 「踏むことにより発電」というのを「踏み上げ食らって発電」と読んでしまったあたくしは相場脳ですかそうですか。

なお、この手のエコイベントを実施するほうがエコロジーに反しませんかなどと悪態をつくと世間様から「つまんねえ奴」と非難轟々になりますので、まあニヤニヤしながら眺めるのが吉かと。


・さっきも書いたけどソニーの人員削減

新聞各紙もテレビニュースもソニーの人員削減ネタがトップニュースに。しかも正社員も削減という話ですので、これはまあマインドを悪化させてくれますので、そりゃまあてめえの会社的には結構かもしれませんが、こーゆーのって消費マインド悪化させて結局てめえにも降りかかって来るでしょうって思いますけれどもねえ。

こうドラスティックに雇用調整が進むと合成の誤謬になる悪寒がプンプン。
                           
 

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