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今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)

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お題「野田審議委員講演:景気に対して慎重ですが、脚注にも注意(^^)」   2009/07/31(金)08:06:49  
 
という話の前に昨日テキストコピペが出来なくて(文字化けして)困ったとか申し上げていた、
[外部リンク] Investment Program)の規模が大幅に縮小しかねないことです。』

富士山より高く同意です。即ち・・・・・

『当初、米政府は最大1兆ドルの買取りを目指していましたが、差し当たって証券化商品の買取りに絞って、その25 分の1の400 億ドルの規模でスタートすることを7月8日に公表しました。米国の金融機関は、幾つかの理由――(1)自己資本を拡充したこと、(2)不良債権の安値での売却に繋がりかねないこと、(3)プログラムに参加した後に新たな条件が課されるリスクが懸念されること――から、PPIPの利用へのインセンティブを落としているようです。』

という現状ですが、

『しかしながら、重要な点を2つ指摘すれば、(1)PPIPが本格的に稼動しないとなると、不良債権が金融機関のバランスシートに残ったままとなり、実体経済の回復がストレス・テストでの想定よりも遅れた場合等に、ロスが膨らみ、資本不足問題が再燃するリスクがあること、(2)その場合、金融機関は、政府の経営への介入を嫌がり、公的資本の返済を優先していることから、肝心の「実体経済への信用供与」が進まず、「金融と実体経済の負のフィードバック」が再び強まるリスクがあることです。「負のフィードバック」を解消するための重要なプロセスの全てが着実に進んでいるか、引き続き注視していきたいと考えています。』

まー米国の実体経済のマクロという点ではストレステストよりも状況が悪い筈なんで既に表面上は兎も角として資産の中身ってどうよという話は思いっきり今の話でもあったりしますけど(^^)。


○日本経済に関しても慎重です

で、その後世界各地域の見通しの話があるのですが、そこは引用をスルーしまして(米国の回復はスローで欧州は米国より遅れ、アジアは比較的堅調というまあコンセンサス的な話です)、日本経済に関してですが、基本的には回復基調ですけれども不透明って話で、不透明の方を強調しています。

『その理由を述べれば、第1に、輸出や生産の持ち直しは、最終需要を大幅に下回る水準まで落ち込んでいたところからの、いわば「急落・激落」後の反発(自律的反転)であり、4〜6月期の輸出や生産はピーク(2008 年1〜3月期)比で3割も低い水準に止まっていることです。経済指標については前年比や前期比といった変化率でみることが一般的ですが、今回のように非連続的な変化が発生した後では、水準も併せて点検していくことが適当です。』

『第2に、「内需を含めた最終需要の本格的かつ持続的回復」を示唆する材料がなお乏しく、この点の不確実性が引き続き非常に高いことです。輸出は、内外の在庫調整の進捗を主因に、持ち直しを続け、公共投資も増加を続ける可能性が高いとみています。一方、国内民間需要は、厳しい収益環境が続き、雇用・所得環境も厳しさを増すもとで、引き続き弱い動きが続く可能性が高く、加えて、設備や雇用に大きな過剰感が発生している状況下、生産がある程度回復したとしても、設備投資や雇用の増加には繋がりにくいことから、回復には時間を要すると考えざるを得ません。』

と、そもそも論としての水準が大きく下がったでしょという問題と内需の回復が遅れる懸念に関して指摘しています。また、この先でリスク要因として説明をしているのですが、その部分でもこんな言い方を。

『以上、日本の経済・物価の先行きを展望しますと、景気は今年度後半以降持ち直し、物価の下落幅も縮小していく姿が中心シナリオとして一応想定されます。「一応」と申しましたのも、これまでお話ししたことからもお分かりのように、海外経済が回復に向かうことが言わば前提となっています。言い換えれば、中心シナリオの最大のリスク要因は海外経済、就中、米国経済が立ち直るかどうかであります。これについては、前半に詳しく述べました。』

『その他のリスク要因は挙げれば際限がありませんが、ここでは金融環境、国際商品市況、長期金利の3つについて述べてみたいと思います。これらは、いずれも景気の中心シナリオに対して下振れリスクを意識させるものです。』

>その他のリスク要因は挙げれば際限がありませんが
>その他のリスク要因は挙げれば際限がありませんが
>その他のリスク要因は挙げれば際限がありませんが

なお、長期金利の話はこの後。


○物価に関しても下ブレ懸念

『(2)物価〜拡がりつつある価格引き下げの動き〜』って小見出しで話をしているのですが、そういや決定会合議事要旨でも価格引下げの動きが広がっている事をよく指摘している人がいましたねとか思いつつ。

『物価の先行きを考える上で私が注視しているのは、経済全体の需給バランスの悪化が、物価形成のダイナミクスにどの程度の影響を与えるかという点です。現時点では、これまで比較的しっかりとアンカーされていた中長期的なインフレ予想が、トレンドから大きく乖離し、物価下落と景気悪化の悪循環――所謂、デフレスパイラル――が発生するリスクが高まっているとはみておりませんが、いずれにせよ物価関連データを注意深く点検していきたいと考えています。』

これは結構懸念しているということでしょうね。



○長期金利の話が出てきたのはユニークっすな

で、先ほどリスク要因の中にあった長期金利なのですが。

『3つ目のリスクは、実体経済の回復と乖離した長期金利の上昇です。』

ということで、日本も6月に10年国債金利が1.5%台に上昇しましたねという事実の指摘を致しまして、その結論としてどうなんですかというのは、

『実体経済の回復と乖離した長期金利の上昇は、ただでさえ弱い実体経済の回復力を、さらに弱めることにもなり、警戒を怠れないと私は考えています。』

という話になるのですが、では長期金利上昇警戒と言いますがどうやって警戒するんですかという話になった時に、財政規律の話をしているのはまあお約束のようなもん(バーナンキもイエレンも言いますからね!)ですが、脚注のところでしらっと「金利押し下げの為に実施する長期国債買入とは」という話がございますので引用引用。

『中央銀行による国債の買入れが長期金利へ与える影響に関するこれまでの実証研究や海外の事例をみると、実施直後の一時的なアナウンスメント効果は相応に認められるが、価格を一定水準に誘導するといった長期的な効果は認められない、というのがコンセンサスのようです。』

『むしろ、米英の中銀による国債買増しの後、長期金利がともに上昇したこともあり、国債の買入れが財政ファイナンスと誤解されることに伴う長期金利の上昇リスクへの警戒感が高まっています。』

まー複合要因だとは思いますが、結果的にはFRBの長期国債大量購入決定以降、アナウンス効果で10年国債金利が3.1%近辺から2.5%近辺まで豪快に低下したものの、その後金利が上昇した後には3.1%まで低下することも無いままで推移していまして、長期国債大量購入は少なくとも長期金利を押し下げることは出来ませんでしたという話になりますわな。

『FRBのバーナンキ議長は、5月5日、6月3日、7月21日の議会証言において、「我々は特定の金利水準をターゲットにしようとしている訳ではない(We are not trying to target a particular interest rate)」、「連邦準備は政府債務をマネタイズすることはない(The Federal Reserve will not monetize its debt)」と述べるとともに、「財政の持続可能性に対する懸念に速やかに対処することが非常に重要である(Prompt attention to questions of fiscal sustainability is particularly critical)」、「長期的に持続可能な財政のパスについて合意を得ることは、長期金利の低下や消費者や企業のコンフィデンスの改善といったかたちで大きな短期的なベネフィットを産み出し得る(agreeing on a sustainable long-run fiscal path now could yield considerable near-term economic benefits in the form of lower long-term interest rates and increased consumer and business confidence)」と指摘しています。』

ということで、これ本文で書いても良いと思う論点なのですが、脚注になっている所に微妙なモノを感じるのは深読みのしすぎですかそうですか。


○臨時措置に関して

金融政策に関する部分は基本的に白川総裁や山口副総裁の講演やら会見やらと同じような感じですので、その辺は全部スルーしまして時限措置に関する話で。

『次なる課題として、市場では所謂「出口政策(Exit Policy)」――各種の時限
措置をいつまで続けるか――に注目が集まっていますが、出口政策で最も重要な点はタイミングです。』

そらそうよ。

『異例の措置を必要以上に長期間に亘って続ければ、金融市場や経済における自律的な調整を阻害し、結果的に景気や物価の振幅を大きくするリスクがある一方で、早過ぎる政策変更により問題が再発することは当然ながら避けなければなりません。』

ということですが、これを『早過ぎる政策変更で問題再発避ける必要』と意味不明なヘッドラインを打っていたお間抜けベンダーがありましたが(その後『早過ぎる政策変更による問題再発は避ける必要』とヘッドラインを訂正してましたが)全然市場が反応しなかったのがチャーミングです。まー他のベンダーがハト派的なヘッドラインを打ってましたしね(笑)。

それは兎も角、今回延長しましたという話をした上でこのように話をしています。

『もっとも、昨年度末までとは異なり、足もとの金融環境は、改善の動きが続いていることは既に述べたとおりです。この動きがどう展開するかを見極めながら、各種時限措置の一つひとつについて日本銀行の臨時措置によるサポートが必要な状況かどうか――終了、見直しまたは再延長のいずれが適当か――年末までに改めて判断することになります。』

ということで、中身の見直しという選択肢があるのと、時限措置も全部ではなく一部の終了のような選択肢があるというのは把握した。で、しらっとこれまた脚注にCP市場阿片窟の話が。

『この点に関して、企業金融支援特別オペをはじめとする一連の措置が、CPのレートがTBのレートを下回るという「副作用」、つまり市場機能の部分的な低下を招来していることは確かに認識していますが、現時点では、このコストよりも、セーフティーネットとしての評価が高い措置を外すことにより生じかねないコストの方が大きく、引き続き市場に資金調達にかかる安心感を提供することが重要、と私は考えています。』

特オペにおけるCPはセーフティーネットというよりは金利押し下げだと思うのですけどね。セーフティーネットという点では買切ではござーませんかね、とは存じますけど、まあとりあえずこういう文脈になっているというのは把握しました。

#コピペが出来るのでご機嫌になって引用し過ぎちゃいましたかね(^^)
 


お題「各国中銀の政策まとめペーパーが来ました」   2009/07/30(木)08:04:01  
 
ネタなし相場ですので熟読されるのが吉かと(^^)。

ということで、『今次金融経済危機における主要中央銀行の政策運営について』というペーパーが企画局から出まして、これがもう大変に良くまとまっておりますので、夏枯れ相場の中熟読されるのが吉かと存じますがどうでしょ。

要旨
[外部リンク]
 


お題「相変わらずの相場展開で雑談ばっかりなのですが」   2009/07/29(水)08:07:39  
 
とか何とか言ってるうちに7月が終わろうとしていますが。

○と言いつつ相場雑感

まあすっかり10年1.4%近辺での磔刑状態だわ、GCレートは 0.11%から0.13%までの0.005%刻みのどこかだわと 大変におとなしい展開になっておりまして(長いところのカーブは そこそこ動くのですけど)、誠に遺憾極まりない今日この頃なの でありますが、そんな中でも何となく雑談。

えーっとですな、昨日はスポットが30日でして、CPの発行はまあ製造業さんとかのややロットのある発行とかも幾つかありまして、ついでに8月の夏休み前があるので少しCPの足も長くなって(手元流動性を厚めにするのと休み中のロールを避けるから)10月末近辺に足が来る3か月ものが複数の発行体さんから出たのですけどね・・・・・

たぶんどこかの情報ベンダーに記事出てるかと思うのですけど、これがまた例によって例の如くなのですが、A格あって日銀のオペ適格の事業会社ネームだと何でかんでも0.15%近辺(0.15%割れ水準から0.16%あたりまでかなあ)に収束するという状態で、短国と同じレートまたは逆転になっている(日本相互証券の引けは10月26日足の短国で0.155%ざますが、これをまともに買いに行くと多分0.15%だと思います)のは毎度の事ですが、発行体の信用リスクとか見事にスルーというレート形成。

いやまあ毎度お馴染みの阿片窟状態なので別に今更どうのこうのという話ではないと言ってしまえばそれまでなのですが、銘柄がどうのこうのというのがすっかり忘却モードになって「CPという名前のモノ」状態になるというどこの昔の利金債だよ(意味が判らない人はあなたの周りの15年選手に聞いてください)という感じで誠に困ったもんでありますが、企業特オペがアレなので致し方なし。


○改めて米国時間軸雑感

先日引用した6月のFOMC議事要旨なんですけどね。
[外部リンク] Committee also agreed that changes to its program of asset purchases were not warranted at this time. Although an expansion of such purchases might provide additional support to the economy, the effects of further asset purchases, especially purchases of Treasury securities, on the economy and on inflation expectations were uncertain.』

というのは先日(7月21日)も引用しましたけど、長期国債の買入拡大に関しては出口政策を実施する時に相当の無理をしないと行けないリスクが拡大するので時間軸にシフトして行くのでしょうなあという感じだと思うのですな。引用してると長くなる(英文だと切りどころが難しくて結局パラグラフ丸引用とかになってしまうんですぅ)よって、今更ですがここの中でのボードメンバーの議論で出ている話をあたくしが箇条書きにしますと・・・・・

・金融市場環境は改善しているが、クレジットの悪化は続いているという点を強調
・雇用の悪化から来る消費悪化を懸念、最近の消費拡大は財政措置による一時的なもの
・その雇用環境に関しては一時的なレイオフではなく恒久的な人員削減が目立ち、実際に統計に出てくる数字よりも実体は悪い
・経済活動の悪化が非製造業に広がっている
・欧州の景気回復は米国より後になるだろう、アジアは中国中心に好調

というような感じで、まあ経済見通しに関して厳しい見方を並べていまして、インフレ懸念に関してはヘッドラインの数値には原油やら商品市況の影響が出ているけれども、コアインフレは抑制された状態という話になっております。

で、そのインフレ懸念のところでは、この回の議事要旨でこんな話が出ていまして、FEDのバランスシート拡大ポリシーも限界がってえ話に向こうでもなっているんだろうなあと思わせる訳です。

『A few participants were concerned that inflation expectations could continue to rise, especially in light of the Federal Reserve's greatly expanded balance sheet and the associated large volume of reserves in the banking system, and that as a result inflation could temporarily rise above levels consistent with the Committee's dual objectives of maximum employment and stable prices.』

『Most participants, however, expected that inflation would remain subdued for ome time.』

まああくまでも一部の意見ですけど、この点は先般のバーナンキ議会証言でも出口政策は大丈夫ですよ安心ですよって話になっている位ですので、まー長期国債買入拡大というよりは方向性としてはショックを与えずどうフェードアウトしていくのかという段階に入っているのではないかと傍観者的には思うのですけれども、実際に米国債をやってる人たちはその辺どういう考えがマーケットコンセンサスなんでしょうかね。

ということで、「民間クレジット市場を改善するため」と称して開始した長期国債買入はまあやってみたけどイマイチでしたので撤退し、金利安定の為には時間軸政策の強化が有効という認識になったんでしょうかねという所ですので、日米共に時間軸時間軸ちゅうことで宜しいのではないでしょうか、と思います。というメモ書きをこの前したのですが、もうちょっと長く書いてみました。


○これは何だか難しそうな話

[外部リンク] Economic Model (Q-JEM)

『本稿は、日本銀行のスタッフが開発したマクロ経済モデルの一つである「Q-JEM」の2009年5月時点版の解説論文である。Q-JEMは、海外経済、原油価格、金融変数、人口動態といった日本経済を分析するうえで重要な多くの変数を持つ大規模モデルである。また、経済理論との整合性を考慮した長期均衡を持ちつつ、データとの整合性も重視したハイブリッド型モデルである。』

ということで、本文はこちらなのですが、PDF99ページにもなりますのでご注意を。
[外部リンク] 年代以降、Lucas (1976)による理論なきモデルへの批判もあって、理論をより重視する方向で発展してきた。まずは、経済理論との整合性を考慮して決定される長期均衡の概念を導入し、短期的には均衡からの乖離を許容してデータとの整合性を高めつつ、最終的には経済変数が長期均衡に収束していく誤差修正のメカニズムを持つモデルが導入された。このようなモデルは、理論と実証のバランスを取ることからハイブリッド型と呼ばれ、FRBのFRB/USが例として挙げられる。』

『近年は、短期的な動学まで含めて理論的な整合性を重視したDSGEモデルの開発が盛んになってきており、中央銀行の政策分析や経済見通し作業においても用いられ始めている。もっとも、FRBが最近でもハイブリッド型モデルを利用しているように、主要な中央銀行では、必ずしもDSGEモデルのみに依存したモデル運用を行っている訳ではない。』

だそうですが、何がなんだかよく判りませんが、DSGEとかいう言葉だけ聞いた事があるので何となく引用してみた。意味は特にない。

で、本文15ページのところで、『4-3.ゼロ金利下での期待』っていう分析があるんですけどね。

『前小節では、民間主体が金融政策ルールに基づいて政策金利に対する期待を形成することなどを説明した。これに続き、本小節では、Q-JEM で期待が果す役割に対する理解を深めるため、ゼロ金利時のエピソードを例に挙げる。』

『具体的には、2005 年7〜9月時点のことを考える。このときは量的緩和政策の最中であり、政策金利がほぼゼロ%に固定されていた。また、インフレ率、GDP ギャップともに低かったことから、すぐに利上げされていくとはみられておらず、将来の政策金利に対する期待も低かった。』

ということで分析して結果が出ているのでありますが・・・・・

『ここで、長期期待政策金利(ZCALL10)をH-VAR を用いて計算すると、7〜9月時点では約0.6%であったが、10〜12 月には約0.8%まで0.2%ポイント程度上昇したとの結果が得られた。この間、実際の長期金利(IRL)は1.3%から1.5%まで上昇しており、その上昇幅は、H-VAR で算出した長期期待政策金利の上昇で概ね説明できるものであった。なお、長期金利から長期期待政策金利を差し引いたものとして定義されるターム・プレミアムは、概ね0.7%で安定していたことになる。』

ほほう。ではこの間の背景はと言いますと(引用としては文の順番を逆に引用してます)・・・・

『もっとも、H-VAR の算出結果をみると、政策金利、インフレ率、GDP ギャップの全てに対する期待が、ほとんどの期間で上昇した。この背景には、インフレ率やGDP ギャップのマイナス幅が縮小し、期待を形成するうえでの発射台が、それぞれ-0.2%、-0.6%程度まで上方シフトしたことがある。また、GDP ギャップに対する期待形成式の特性として、一度GDP ギャップが上昇すると、慣性が働き上昇を続けやすいとの期待が形成されることも寄与していた。結果として、政策金利がプラスになるのは2006 年4〜6月と期待されることになり、2四半期先まで一気に近づいた。』(ちなみにその前の四半期は8四半期先という期待の形成になっていたという分析です)

えーっとですね、実際問題としては2005年7-9月期って景気回復期待の中で量的緩和のコミットメントがあるから短期金利動きませんがな状態だったのが、「急に地均しが来たので」状態になって2年とかの金利がいきなりどどーんと上昇した時期でして、ついでに9月には郵政解散があって自民党圧勝で株価まで上昇したので金融政策変更の期待がいきなり盛り上がった時期でもありまして、ケースとしては前章で説明があった『金融政策ルールが政策金利に対する期待に影響する』という話なのかなあなんて思ったりするのですが(^^)。

まー長期金利がどう動いたかという話になりますと、確かにこの時期に上昇したのは中短期の金利であって、長期の期待という点では中短期ほどぶれていない(から変動利付国債が死亡したのですけど)ので、そーゆー意味ではこちらでの分析が上記のようにどんぴしゃになっているのですよね。

何か良く判らないけど引用してみた。少し反省している。
 


お題「珍しく床屋政談的与太話雑感とか市場雑感とか」   2009/07/28(火)08:07:34  
 
○岡田幹事長のインタビュー記事

昨日はブルームバーグニュースで岡田幹事長がインタビューを受けていたようでこんなニュースが。

[外部リンク] 3年毎に 「経営形態のあり方を含む全ての事象」 につき民営化委員会で見直しを行うこととしており、国民に不便を生じさせる場合には、適切に対応。』

ということだから「適切に対応」しようとしたら郵政民営化教団の皆様が大騒ぎして支持率は下がるわ地方選挙に負けるわもう涙目ですって話になったのが昨今の動きだったんですなあ(ニヤニヤ)。


と、柄にもなく床屋政談与太話でした(汗)。極論なのは認める。



○市場雑感

まー市場雑感もへったくれも「選挙結果を見ないと何とも」というお馴染みの売買手控えするのに絶好のネタがございますので(^^)、そうそう派手な動きはせんとは思うのですが、こーゆー時は「ど〜せ様子見」とか「ど〜せ方向感出ない」と思っていると不意討ちのように動くこともオオアリクイなので(というか8月ってそもそも動くっていう印象があるのですが)注意は注意だと思いますが、そんな長いところは兎も角、超短いところは安定安定。

先週の3か月TB入札を前にちょっと押し込んだりした場面もあったのですけれども、結局GC+5相当の0.17%の寸止め手前で反転したでござるの巻になりましたが、さすがに6月末の大量償還金余り状態と違うのはオファーも出ている所でして、極端に需給が偏るような感じでもなさそうですし、足元も安定しているので安定安定と。

で、なお局地的な話をしますと、ここもとの資金供給オペでスポットスタートの現先をやや減らし気味にしている一方で使いやすいタームの共通担保オペを厚めに実施していまして、お蔭で今月も(あんまり月末関係ないですけど)月末でどうのこうのというのも無く、スポットの買現先を減額してもレートは安定推移と中々結構なオペとなっておりますな。まあ足元をちょこちょこ細かく調整するよりも、やや長めのターム(資金繰り安定と担保繰り安定を考えると3週間から1か月ちょっと位のオペが一番双方のバランス上良いんじゃないかと思う、ただのヤマカンですが)オペを厚めに打って行くのが宜しいのではないかと思われます。まあ足元GCの運用がやたら多いのは他にも要因があるような気がせんでもないが。

まーとにかく、ここもとの共通担保多目攻撃はGCレートを安定化させるのには良い効果がありそうですなということで。

6月末は22日の大量償還資金を特に引かなかった代わりに、一応四半期末になる月末に向けて何故か末跨ぎの資金供給を絞る(というかオペの期落ちをロールしない)格好で積み上がった当座預金残高を削ったらGCレート上昇しちゃいましたけど、次の大量償還の時にどういうオペしてくるのか今からちょっと楽しみにしておきましょう(ニヤニヤ)。

#と、いつもの事ですが一部のマニア以外何の話か判らない雑談でどうもすいません
 


お題「今更ですが金融経済月報とその他いくつか」   2009/07/27(月)08:04:01  
 
株価が低迷してるので山ほど持ってる上場子会社を幾つかTOB。よーするに食い逃げですよね、株式市場をナメトリマスナ>6501


○7月金融経済月報(概要)はしらっと上方修正

[外部リンク] 地域経済の視点から ─』

[外部リンク]
 


お題「物価に関するツッコミを受けると中々大変ですなあ(棒読み)」   2009/07/24(金)08:03:23  
 
他にも調べ中のネタとか読み中のペーパーとかあるんですけど、微妙に多忙なもんで纏まっておらずで、今日はは山口副総裁の会見で勘弁して下さいませ。

[外部リンク] 年度にかけて経済成長率はマイナスからプラスに変わっていくということを私どもとしては予想しています。また、物価上昇率のマイナス幅についても、先ほど申し上げましたように、今年度後半以降、マイナス幅が縮まるという推移を予想しています。そうした景気・物価の展開を前提とすれば、企業が抱く成長期待が下方屈折する可能性は大きくないのではないかと思っています。』

まあメインシナリオ通りに行けば良いのですけど。あの米国株式市場様の戻りがホンモノだったら意外や意外に生き返るの早いかもしれませんけど・・・・


○これはまあ理屈上こう回答するしか無いわなとは思いますが・・・・・

で、その次の質疑では微妙に意地の悪い質問が。

『(問) 今日の講演の中でも、物価の安定とはあくまで中長期的な概念であるということ、またデフレスパイラルに繋がらないようにすることが、何よりも大事というお話をされていたと思います。日銀としては、年度後半以降、物価上昇率のマイナス幅が縮小していく姿を想定されていますが、そういうことであれば、現状、物価上昇率はマイナスですが、デフレスパイラルに陥るようなことがなければ、特に追加緩和をとる必要性がないという理解で良いのでしょうか。』

そりゃまあ数日前に現状維持の決定をしたばっかなのですから、答えの仕方としては「現状では追加緩和不要」というか「デフレスパイラルが顕在化したら追加緩和が必要」というかのどっちかしか有り得ないわな、と思って答を見るとこうなっていました。

『(答) 先ほど申し上げたことの繰り返しになりますが、物価について、方向としては来年度にかけて下落幅が縮小するという展開を想定しているということです。私どもが物価情勢について最も注意しているのは、物価下落と景気後退の相乗作用が起きないかということですが、現状そうした状態に陥るリスクは小さいと思っております。従って、物価についてのそうした状況認識を前提に置きますと、今の段階で更なる金融緩和を行わなければならない状況にはないと理解しています。』

まあ無理無理インプリケーションを探すとすれば、先ほど申し上げたように、「リスクが顕在化したら追加緩和が必要」と答えるのではなく「現状では追加緩和不要」と答えたという点が山口副総裁の心象風景により近い、つまり現状維持寄りのスタンスですねという解釈は可能ですが(^^)。



○成長すると言ってるがそんなに成長しないじゃないかというツッコミ

で、その次の質疑応答がまたいい感じのツッコミ。質問がクソ長いので勝手にこっちがまとめますと、(1)2010年度プラス成長するからデフレスパイラルの心配無いと言うけどそもそも2009年度に落ち込むのだから水準として低いままで本当に大丈夫か、(2)割と有りそうなシナリオとして、10月に出る展望レポートで2011年度物価上昇率マイナス予想が出た場合には3年マイナスとなるが、それは中長期的な物価安定の理解から外れているでしょ。というツッコミです。

『(答) 2011 年度まで物価を見通してどうかということですが、決定会合では、2011 年度の見通しについての具体的な議論を行っていません。従って、これから申し上げるのは一般論であると同時に、私自身の意見ということになります。』

という前置きをしまして、山口さんの説明になります。

『繰り返しになりますが、私どもは2010 年度にかけて経済の成長率が回復していくとの見通しを立てています。その延長線上で考える限りでは、2011 年度以降も、海外経済が回復を続ければ、わが国の経済も回復基調を持続するであろうと思います。そうだとすると、物価上昇率を左右する要因の1つである経済全体の需給バランスは、2011 年度以降も改善していくことになり、その限りでは、物価の下落圧力は低下していくと思います。2011 年度までの見通しについては、今の段階ではこの程度の「ふわっとした」ことしか申し上げられません。』

つまり不確実ですという話ですね、わかります。

『この点について付け加えておかなければならないのは、経済全体の需給バランスを的確に捉えることは非常に難しいということです。それに加えて、需給バランスが改善したとして、それが物価の下落圧力の低下にどの程度繋がっていくのか、あるいは繋がるとしてもそのタイミングはいつ頃になるのか、こういった点についても不確実性が大きいということです。従って、2011 年度にかけて、物価の下落圧力が低下していくといった方向感を申し上げましたが、それについては不確実性がかなり伴うものと理解して頂きたいと思います。』

需給ギャップの計測が難しい攻撃をしていますが(^^)、ここでの話は「需給ギャップが改善しても物価が戻るかはまた微妙な問題」という趣旨になっていまして、結構物価見通しに関しては弱気なのですかねと思わせてくれます。


『もう1つのご質問は、2011 年度についてもマイナスの物価上昇率にとどまるとすると、追加緩和が必要になるのではないかということかと思います。まず、そうなるかどうか今の段階では何とも言えないという点は、繰り返し述べさせて頂きたいと思います。』

まあそう答えるしかないですが。

『その上で、今日の講演でも述べましたが、欧米も含めてグローバルにみて、景気や物価に与える非常に大きなショックが、特に昨年秋以降に生じたわけです。これだけ大きなショックが経済に加わると、その影響はかなりの期間に亘って続くだろうと思います。経済の振幅もその分大きくなると思いますし、物価についても私どもが物価安定と考えるレンジに収まるには、それなりに時間がかかる可能性が高いと思います。』

『従って、物価が安定していると考えられるレンジにいずれ収まっていくという方向感を持てるかどうかが非常に重要であると思います。』

何かもうかなりのファジー問答状態になっておりますが、まあ物価に関して言われますと答えが大変ですわな、おっほっほ。

『私は、今の段階では2011 年度までについて見通しを明確に申し上げる材料を持っていませんが、大きな流れとしては、私どもが物価が安定していると考える状態に向けて進んでいくであろうと思っています。そうした判断に立つ限りは、政策面からの追加的な対応が必要とは認識していないということです。』

大きな流れって何年後の話ですかとかというような追加ツッコミはございませんでしたが(笑)。


○企業金融措置に関して

講演では企業金融の先行きの改善が広がるのか不確実という話をしていましたけれども、不確実な状況だというのであれば12月での終了は考えられないですよねという質問がございまして、それに対する回答。

『2点目の、企業金融の先行きについて不確実性があるとすると、12 月末まで延長した企業金融支援措置をさらに延長する可能性があるのか、というご質問についてです。この点に関しては、つい先週の金融政策決定会合で延長を決めたばかりです。私どもとしては、これからの企業金融の状況を確りと見極めながら、企業金融支援措置を終了する、見直す、あるいは再延長する、いずれの対応が望ましいのか、予断を持つことなく考えていきたいと思っています。』

まー予想通りややこしい答えにならないようにスルーしていますが、ここでは企業金融支援措置に関して「見直す」という選択肢もあるというのが判りましたなと言うのがインプリケーションっちゃあインプリケーションかも知れませんわなという所ですか。まー単なる勝手読みかもしれませんけどね!!


ということで、他のネタ全部スルーでどうもすいません。
 


お題「山口副総裁講演、オーソドックスにまとめている感じです」   2009/07/23(木)08:06:31  
 

ホントは金融経済月報とか日銀から出ている各種ペーパーの話とか短国市場雑談とかもあったりするんですけどにゃあ。

[外部リンク] 月末までには、措置の終了や見直しを行うのか、あるいは再延長するのかを決定することになります。この点に関しては、予断を持つことなく、今後の企業金融や金融市場の展開を注意深く点検したうえで、現在の措置によるサポートが引き続き必要かどうか、適切なタイミングで判断していきたいと考えています。』


てなわけで、基本的にはオーソドックスな話をしているのですが、所々に微妙にチャーミングな部分が混じってるなあという印象は受けましたです。


以下俺様備忘メモですので

○ネタメモです

・FRBが長期国債大量買入れよりも時間軸の効果が断然高いと認識した件

過去の経緯があるから日銀のマネはあまりしたくないのでここまで粘ったというのは理解した(^^)


・日銀の各種ペーパー

色々と出てて面白いのですが、全部フォローしてる暇がないので週末に読みます


・短国市場

0.17%手前でプライマリーにごっそり買いが入っちゃいましたね。もうちょっとやるのかと思ったのですけど残念(^^)。しかし投票形式になってから日本相互証券の短国の引けが誠に遺憾な状態になっているんですけどありゃ何とかならんのかね・・・・・

・金融経済月報

すいませんすいません

#などなどがネタ予定です
 


お題「1名より時限措置見直し論とな/バーナンキ議会証言から少々」   2009/07/22(水)08:08:24  
 
モーサテの米国新聞紹介のおねいさん曰く、「日本は(衆議院の)解散の記事が各紙を賑わしていますが、こちらアメリカではその記事はほとんど無く・・・・・」。

・・・・・・・何という自意識過剰(-_-メ)

まあそれは兎も角として、何かここの所日銀レビューとか色々出てくるので読むのが全然追いつかないですぅ。とゆーことで(どういうことだ)6月15、16日の決定会合議事要旨から。

[外部リンク] 月末に公表した展望レポートに概ね沿った動きであるとの認識で一致した。』

ということで、先行きに関してもございますがめんどいので引用割愛しますが、要するに声明文どおりでありまする。で、個別の需要項目に関してですが、これまた一々引用するのは長いので割愛しますけど、やたらめったら下振れリスクの懸念が示されているのも先月と同じですが、需給ギャップのマイナス幅に関する部分に関してはこのような指摘が。消費者物価に関る部分からです。

『一方、複数の委員は、産業構造の変化に伴う既存設備の陳腐化などを考慮すると、需給ギャップのマイナス幅が過大に計測されている可能性があるという認識を示した。』

これは(とりあえず直近3回分見ましたが)今回初めて出て来た指摘ではないかと思います。ただまあこれ以外の指摘部分はひたすら下振れ関連の話でして、特に雇用調整圧力が個人消費や消費者物価動向に与える悪影響を大きく懸念しているというのは把握しました。


○金融面に関して

まーそれはそれとしまして、どっからどう考えても金利政策の出口がどうのこうのという話は1年以上先のお話(これで10月の展望レポートで2011年度のCPI見通しがマイナスになったら尚のこと先になりますなあ)でありますので、そっちより先に動く可能性があるのは各種時限措置なのでございまして、そーゆー意味では金融面の検討の方が市場現場労務者としては気になるのですが・・・・・・

『わが国の金融環境について、委員は、改善の動きがみられるものの、全体としては、なお厳しい状態が続いているとの認識を共有した。多くの委員は、C P 発行金利の更なる低下や社債発行銘柄の拡大など、企業金融に改善の動きがみられるとの認識を示した。』

『もっとも、何人かの委員は、下位格付先の社債発行は依然として厳しい状況にあるなど、二極化現象は解消されていないとの見方を示した。また、複数の委員は、資金繰りや金融機関の貸出態度について、悪化に歯止めがかかる動きはみられるものの、なお厳しいとする先が多いと述べた。更に、複数の委員は、企業業績の悪化が続く中で、先行きの資金繰りに関する企業の不安心理は依然として払拭されていないと指摘した。』

ということで、まあ大体声明文やら金融経済月報で示されている通りでこの辺りに関してはあっさり味の話になっていますわな。


○で、時限措置の扱いについて

『.当面の金融政策運営に関する委員会の検討の概要』ですが、金利据え置きに関しては物凄いあっさり味で見解一致となっています。まあ当然ですけどね(^^)。で、時限措置の取扱についての議論があったそうでございますわな。

『各種臨時措置の取り扱いについても、議論が行われた。まず、委員は、基本的な認識として、 金融経済情勢が改善した後も長期間にわたって維持した場合に、景気や物価の振幅をかえって大きくするリスクを意識しながら、こうした措置の制度設計や運営を行っていること、 各々の措置は、その目的や仕組みが異なっているほか、金融市場や金融環境に与えている影響も様々であるため、一律ではなく、措置毎に取り扱いを検討する必要があること、 金融市場や企業金融全体の動向をよく見通した上で、検討していくべきであることを共有した。』

6月会合後の総裁記者会見だと「企業金融措置」はその範囲内でワンセットというようなニュアンスに取れる話をしていたようですが、こういう表現をされると個別措置についての検討の余地もありそうな書き方になってまして微妙ではございますな。7月会合での議論も見たいと思います。

『ある委員は、各措置の効果を評価する際には、実際に介入している市場だけでなく、関連する市場への影響も含めて総合的に検討することや、安全弁としての役割も考慮することが重要であると指摘した。』

企業金融特別オペの結果短国の金利が下がっているという効果がでて国債増発懸念がちゃっかりどっかに逝ってしまった件ですね、わかります。

『その上で、各種措置の現状について、何人かの委員は、高格付けのC P の発行金利が短期国債金利を下回るなど、効果がかなり強く出ているという面もあるが、企業金融を取り巻く環境がなお厳しいことを踏まえると、市場参加者に資金調達にかかる安心感を与えるという役割は依然として大きいとの見方を示した。』

効果がかなり強く出ているというか、高格付けCP発行体とCP引受およびオペへのアクセスが可能なディーラーへの・・・いやまあいいですけど。

『ある委員は、やや長めの金利に働きかけるという目的で企業金融支援特別オペを実施し、効果が出ていると指摘した。』

これまた短国金利から1年とかまでの金利がフラット化した件ですかな。

とまあそんな訳で、企業金融特別オペに関しては効果が派手派手に出ているのですけど、じゃあこれからCPを外すとかしたらどうなるのかというと、CP金利が上昇した場合(目の子でAA格の3か月で10bpくらい上昇するんじゃないですかね)にCP市場だけで影響が止まるのかというとそこもまた不透明な面が。とは言いましても「影響があるから短国金利とCP金利の逆転現象を未来永劫容認」という訳にも行かない筈でして、どーゆー匙加減になるのよという所でしょう。

まー企業金融面という点では何だかんだと言いましても銀行業態の資本制約が軽くなるのが企業金融対策としては効果がでかい筈でございまして、そう考えますと株価水準がここから2〜3割くらいは上昇してくれないと話としては難しいのではないでしょうかとは思う所でありまする。

#その前に米国が出口政策を本格的に開始しないと動けないでしょって話もあるが(^^)


『C P ・社債の買入れでオファー額に応札額が満たないケースが頻発していることについて、何人かの委員は、市場機能の回復に伴う応札額の減少は、制度設計の時点で予想されていたことであるとの見方を示した。』

まあこれはその通りですが、とは言え情勢の悪化に対応するためには安全弁としての買入措置は継続しておいた方が宜しいんでしょうな。

『ある委員は、C P ・社債の発行環境が更に改善していることなどを踏まえると、企業金融全体の逼迫という状況ではなくなりつつあるため、今後は、臨時・異例の措置の解除に向けて、具体的な検討を行っていくべきであるとの認識を示した。』

ということで、別に複数委員の提案と言うわけでもないようで、「ある委員」さんの意見のようですが(須田さんですかねえ)、まあこういう指摘が出た流れが7月の決定会合での延長措置決定に絡んでどういう論議になっていたのかは注目したいですねえ。ということで夏休みの楽しみは決定会合議事要旨ですかそうですか(^^)。

『最後に、本件に関する情報発信という観点から、何人かの委員は、各種措置は金融市場の安定確保や企業金融の円滑化に大きく貢献しているだけに、市場参加者の予測可能性に十分配慮しながら、9 月末までの適切な時期に判断するべきであるとの見解を示した。』

ということで7月に決定されましたという事ですが、先ほどから何度も申し上げておりますように、7月会合でどのような線で議論が進行したのかが議事要旨である程度読めますと吉かなとは思いますです、はい。



○バーナンキ議会証言

[外部リンク] Policy』って小見出しの部分と、後半4分の1位のところにある『Transparency and Accountability』のあたりが金融政策的にはポイントのようですが、今回はMonetary Policyの所から引用を。

『In light of the substantial economic slack and limited inflation pressures, monetary policy remains focused on fostering economic recovery. Accordingly, as I mentioned earlier, the FOMC believes that a highly accommodative stance of monetary policy will be appropriate for an extended period.』

ってこれいつも話している事なのですが、はて何でこの証言で米国長期金利が反応
するのか訳判らん。何か見落としている話があるような気がしますが、誰かエライ人
教えてジェネラル!

『However, we also believe that it is important to assure the public and the markets that the extraordinary policy measures we have taken in response to the financial crisis and the recession can be withdrawn in a smooth and timely manner as needed, thereby avoiding the risk that policy stimulus could lead to a future rise in inflation.』

ということで、異例の緩和的なスタンスが将来のインフレを起こす(あたくし的にはインフレよりもスタグフ懸念じゃねえのとも思いますけど)のではないかという懸念に対する説明をしましょって話なのですが。

『The FOMC has been devoting considerable attention to issues relating to its exit strategy, and we are confident that we have the necessary tools to implement that strategy when appropriate.』

ということで、この先にツールに関する説明とかあるんですけど、まあ鰯の頭も信心からと申しますか、結局のところ「大丈夫だというんだから大丈夫」といういつもの話の範囲内(そりゃまあ新しいツールが出来た訳ではないんだから当たり前ですが)でして、長期資産買い捲りで調節上のテクニカル問題が発生して長期金利に皺寄せをさせざるを得なくなる可能性については、例によって付利で何とかするという議論のようですな。ちょっと先の方から引用しますと。

『Perhaps the most important such tool is the authority that the Congress granted the Federal Reserve last fall to pay interest on balances held at the Fed by depository institutions.』

で、その効用の話は割愛して、それだけではなく売り現先もありまっせと。

『But interest on reserves is by no means the only tool we have to influence market interest rates. For example, we can drain liquidity from the system by conducting reverse repurchase agreements, in which we sell securities from our portfolio with an agreement to buy them back at a later date.』

そして最終兵器への言及もありますが、さすがに売り切りはマズイだろとの認識のようで。

『If necessary, another means of tightening policy is outright sales of our holdings of longer-term securities. Not only would such sales drain reserves and raise short-term interest rates, but they also could put upward pressure on longer-term interest rates by expanding the supply of longer-term assets. 』

この話を日銀がしたら物凄い勢いで大騒ぎになりそうですが、FRBが発言しても華麗にスルーされますわな。まあ日本の方がナーバスになり過ぎなのか米国が無神経過ぎなのかは良く判りませんけどね!

『In sum, we are confident that we have the tools to raise interest rates when that becomes necessary to achieve our objectives of maximum employment and price stability.』

FF付利と売現先と最終兵器しかツール無いのにこの大丈夫っぽい発言ってある意味凄いのですが、ちょっと何だかなあという気はします。
 


お題「色々なペーパーから少々」   2009/07/21(火)08:04:25  
 
証券会社が株価目標を引き上げると素直に好感する米国市場って何かウラヤマシスという感じもしますな。

○銀行決算に関する日銀レビュー

概要
[外部リンク] 年度の銀行決算では、銀行収益が悪化するなか、自己資本比率が上昇したほか、不良債権比率も地域銀行では改善するなど、フロー・ベースの悪化にもかかわらず、ストック面の指標はあまり悪化していない。』

ということで、その背景に制度面のサポートがあるという話が。

『すなわち、日本銀行金融機構局の計数調査に基づいて、2008 年度下期に導入された主な制度変更(ゞ睛讃ι焚餬彜霆爐慮直し、貸出条件緩和債権の要件見直し、自己資本比率規制の一部弾力化)が2008 年度決算に与えた影響を試算すると、損益面では、大手行では約2,100 億円、地域銀行では約1,800 億円の税引前当期純利益の押上げ効果があったとみられるほか、信用コスト率については、大手行では約▲4bp、地域銀行では約▲8bp の低下効果があったとみられる。』

時価評価の緩和とか分類債権区分の緩和とかで嵩上げされている部分がありますよってな話ですが、冷静に考えると欧米金融機関の決算ではもっとインチ(自粛)。

『また、財務面では、純資産のうちその他有価証券評価差額金が、大手行では約3,800 億円、地域銀行では約2,500 億円増加し、不良債権比率は、大手行では▲0.2%ポイント、地域銀行では▲0.6%ポイント低下した。』

その他有価証券評価差額金って変動国債っすか?

『この結果、自己資本比率ベースでは、大手行では+0.3%ポイント、地域銀行では+0.5%ポイント程度の押し上げ効果があった。』

ということで、ストックの改善は制度改正の寄与が大きいという話ですな。


・基礎的収益力の低下

本文5ページ目のまとめの所にもう一つの特徴として基礎的収益力が低下していることが挙げられています。

『このように、わが国銀行の収益は、信用コストと有価証券関係損益の動向によって大きく左右されてきており、2008年度決算でもその特徴が色濃く表れているが、2008 年度決算のもう一つの特徴は、基礎的な収益力が低下したことである。先述のとおり、コア業務純益の収益率(対総資産比率)は、2008 年度では1990 年代前半の水準まで低下した先が多い(前掲図表6)。コア業務純益の低下に伴い、信用コストの増加や有価証券関係損益の悪化により赤字決算に陥る可能性がより高まっているといえる(図表16)。』

んでこの図表6というのが2ページ目に示されているのですけれども、これを見ますと(図表は引用できないので勘弁)2005年度決算をピークにコア業務純益ROAが趨勢的に低下しているという図になっていますわな。

2005年度決算がピークということは特に経済状況やら金利水準に対してどうのこうのという関係ではないように見えます。単に不良債権処理を終わらせて拡大路線を復活させたら例によってコア業務純益ROAが低下傾向になったでござるの巻というようにも見えますが、そう考えると銀行経営って何なのよという気もするのですけど。

ちなみにコア業務純益の減少に関しては1ページ目から始まる『(2)コア業務純益の減少』という所に解説がございます。2ページ目から引用。

『コア業務純益が前年対比悪化した最大の要因は、非資金利益が顕著に減少したことである。すなわち、1998 年から2002 年にかけて認められた投資信託や保険商品の窓口販売が手数料収入をもたらし、これらは大手行の外国為替・デリバティブ関係利益とともに2003 年度以降の銀行収益に大きく寄与してきたが、2007年度には減少し、2008 年度には市場環境の急速な悪化から、さらに大幅に減少をみたものである(図表4)。』

ニヤニヤ。

『他方、資金利益は、大手行で若干の増加、地域銀行ではほぼ横這いの動きとなった(図表5)。大手行では、リーマン・ブラザーズ破綻以降の企業金融の逼迫を受けて、大企業向け貸出が増加したことに加え、2008 年度前半までは国際部門の資産が順調に積み上がっていたことが、資金利益の押し上げ要因として寄与していたものである。』

なるほど。

『この間、地域銀行は、大企業向け貸出の伸びが相対的に小さかったことに加え、2008年度後半の貸出については、緊急保証制度を利用した利回りの低い案件が多かったことなどから、利鞘も悪化した。』


・有価証券に関する部分はどうなんでしょうかね

2ページ目からの『(3)有価証券関係損益の悪化 』部分。

『2008 年度銀行決算の最大の特徴の一つは、世界的な金融資本市場の動揺の影響を受け、有価証券関係損益が大幅な悪化をみたことである。すなわち、大手行では前年差▲1.5 兆円の▲1.4 兆円、地域銀行では前年差▲1.0兆円の▲1.1兆円と大幅な損失超となった(図表7)。これは、大手行、地域銀行ともに、株価下落を受けて株式関係損失が大幅に増加したこと、地域銀行では、株式投信やREIT などの減損や売却損が嵩んだため、債券関係損失も大幅に増加したことなどによるものである。損失額は、大手行、地域銀行ともに、コア業務純益の約6 割に達している。』

まあ皆様ご案内の通りでありますがこういう結果に。でまあ株式関係の損益に関して分析をしているのですがその部分は飛ばして結論部分を。

『この結果、有価証券関係損益(実現損益)と有価証券評価差額(含み損益)の増減額を合算した有価証券総合損益は、大手行、地域銀行ともに、2 年連続で大幅な損失超となった(図表10)。損失規模は大手行で5.3 兆円、地域銀行で2.7 兆円と、いずれもコア業務純益水準の約2 倍に達している。このことからもわかるように、わが国の銀行にとって、株式保有にかかるリスクを削減していくことが、引き続き重要な課題である。』

ということでまあいつもの結論になるのですけれども、そうは言いましても貸出が趨勢的に伸びるような経済状況でも無い中では有価証券投資はしない訳にも行かないのかと思いますけど、その辺はどうなんしょと思いますです、はい。

まあとりあえずそんな感じですが中身は面白いです。



○新日銀ネットの構築について

日銀ネットの構築について
[外部リンク] 化の一層の推進が容易になり、オペレーショナル・リスクの削減や、コスト縮減に繋がることが期待される。また、他の証券決済インフラと日銀ネットを接続することにより証券決済のSTP 化が一層進展すれば、決済リスクの削減や安全性の高い有担保の資金取引市場のさらなる効率化にも繋がっていくと考えられる。』

つまりSTPの推進を行って証券決済期間を短縮しましょうというのは理解した。

『また、アクセス利便性を高め、稼動時間の拡大が可能となれば、金融取引のグローバル化へのより柔軟な対応や決済の一層の円滑化が展望できるようになり、新たな金融サービスの提供の可能性が拡がるものと期待される。』

(後でも書いてますが)外国為替決済におけるPVP(DVPと同じ話)決済化を可能にして更に外貨VS邦貨決済の決済リスクを削減するという話ですな。


で、システム的な電文フォーマットとかプロトコルの話とかは金融機関関連のシステム屋さん必見の話だと思うのですが、あたくしさすがにそこまでは存じませんので証券決済関連に関する部分をもうちょっと。

5ページ目以降に『3.新日銀ネットの機能面における主な変更点』というのがございまして、幾つか書いてあるのですけれども。

『○ 資金決済の分野においては、待ち行列および複数指図同時決済による流動性節約機能を利用できる取引を拡大し、金融機関等の資金効率の向上を一段と進めることを想定している。

具体的には、現在は、国債以外の証券に関するDVP の資金決済はこの機能の対象となっていないが、新日銀ネットの構築後はこの機能の利用を可能とする予定である。』

ということで保振をかました決済に関してRTGS化するという話みたいです。

担保関連のところを華麗にスルーして国債関連事務に関してはこのような話が。

『(振替停止期間の短縮ないし廃止)

・現行の国債振替決済制度では、元利払日前の2 営業日間を振替停止期間としているが、新日銀ネットの構築後は、振替停止期間を短縮ないしは廃止する。』

となりますと、当然ながら償還銘柄を償還まで担保に使えるように変更という理解で宜しゅうございますでしょうか。というかそうならないのだったら別にユーザーにメリット無いのですけど・・・・・

『(国債の利子配分方法の見直し)』

当期利払口の廃止を行うって話ですが、思いっきり事務的なお話になるので引用割愛します。ちなみに当期利払口に係る決済指図の従来の具体的事務に関しては本文にあります通りでございまして、まあフロントの人間も理解はしておくべきではないかと思われますが(^^)。

『(他の証券決済インフラとの接続等)

・他の証券決済インフラとの接続を可能とすることにより、国債決済におけるSTP 化の一層の進展に寄与する対応を展望する。』

ということで、こちらでもSTPの話となっています。


・・・・・でですな、これ見てて思ったのですが、何でもRTGSとかSTPとかになるのは方向性としては良い方向なんでその通りですなあという話なんですけれども、そうなってきた場合に日中資金繰りが益々複雑になってくるので、日銀ネットに直接アクセスしておらず、日中当座貸越が利用できないような業態がフルインベストをした場合に資金繰りがちゃんと回るのかというのが最初に感じる疑問と言うか不安でございます。何せそういう業態(だけでは無いですが)の場合各種制度の建付けが古ければ古いほどつぎはぎ状態でござるの巻となってるので、決済のプロセスを改革するとなると民間の制度設計の方もそれに合わせて改革しないと不具合が生じるかと思われます。でも制度いじってる人たちって決済事務とか知らねえから困るのよね(愚痴)。


まー裏の意図として付いていけない連中は振り落として、カストディ専業銀行にぶら下がる形にさせたいっていうのはあるのかも知れませんが、カストディ専業で商売が成立する為には、トランザクションフィーを取れる位の金利水準にならないとこれまた不具合が生じるかと。米国だって金利が絶賛低下して色々不具合が生じているようですし。


などということを最初に考えたのですが、『以上を踏まえ、日本銀行は、本ペーパーでお示しした構想に関するご意見を、以下の要領で募集します』ってなってますので、精々考えて見ます。



○FOMC議事要旨より少々

6月23、24日の議事要旨より。

[外部リンク] their discussion of monetary policy for the period ahead, Committee members agreed that the stance of monetary policy should not be changed at this meeting. Given the prospects for weak economic activity, substantial resource slack, and subdued inflation, the Committee agreed that it should maintain its target range for the federal funds rate at 0 to 1/4 percent.』

金利据え置きますとな。

『The future path of the federal funds rate would depend on the Committee's evolving expectations for the economy, but for now, members thought it most likely that the federal funds rate would need to be maintained at an exceptionally low level for an extended period, given their forecasts for only a gradual upturn in activity and the lack of inflation pressures.』

将来の金利パスは経済見通しによりますが、現在の所は「for an extended period」で超低金利政策実施が適切と言う話。

『The Committee also agreed that changes to its program of asset purchases were not warranted at this time. Although an expansion of such purchases might provide additional support to the economy, the effects of further asset purchases, especially purchases of Treasury securities, on the economy and on inflation expectations were uncertain.』

ということで、今までの資産購入プログラムは経済への支え効果があったという認識になっていますが、ここから将来の購入に関しては効果が不確か、特に財務省証券の買入の効果は不確かだという話になっちゃいました。

・・・・見事な梯子外しぶりにワロタという感じですが、じゃあ財務省証券の買入はナンダッタンダという感じですけどねえ。

『Moreover, it seemed likely that economic activity was in the process of leveling out, and the considerable improvements in financial markets over recent months were likely to lend further support to aggregate demand. Accordingly, the Committee agreed that the asset purchase programs should proceed for now on the schedule announced at previous meetings.』

ということで、経済は現在水平飛行から上昇する過程にある(というのは経済に関する議論の中にも思いっきりありますが今日は引用割愛)という認識ですわな。

てな訳で、ものの見事に長期国債買入の効果を「不確か」扱いにするFRBの君子豹変振りに福井俊彦の香りを感じるのはあたくしだけでしょうか???

#引用大会でどうもすいませんでした

 


お題「平穏な総裁会見」   2009/07/17(金)08:18:58  
 
昨日ごちゃごちゃ書いた文章、どうも我ながら読みにくいにも程がありましたな。どうもすいません。

○一応昨日の補足

何か色々と考えながら書いていたら頭の中で話の筋が混乱しまして、勝手に端折ったり話が飛んだりという感じで、あたくしここもとの暑さにちょっと頭がやられておりましたようでございます。

つーことで、同じこともう一回書きますと、今回の「全部の施策を条件変更せず3か月延長」というのは、ある意味で言えば予想の中央値みたいなもんなのですが、「6か月延長」とか「一部の条件の手直し(きつくする)」というような予想(というより思惑)もある中で思いっきり直球ど真ん中施策だったので大変結構だったのかなという感じだと思います。

8月ではなく7月に延長決定(先月の今頃は8月に延長がコンセンサスだったと思います)したのは無用な不安が発生するのを避ける意味で日銀の意思を示したという格好ですし、6か月延長ではなく3か月延長になったのは金融環境が改善傾向にあるという現状認識からすればこれもまた良く考えれば順当な話で、前倒しの延長決定と見直しサイクルの短縮化がコンボになって丁度良いバランスですねという所なのでしょう。

この決定が出た後、金先やら2年がやや売られたのは、延長長期化の期待がちょっと高めだったのと、キャッシュに関しては6月大量償還に伴う運用資金余剰状態による金利低下の反動も加わったんでしょうね。

というようなことを書いた積りだったのですが、微妙にアレな文章になっておりましてどうもすみませんでしたm(__)m


それはともかく総裁会見。
[外部リンク] 年度と2010 年度の分布をみて頂くと、実は前回の見通しと今回の見通しで全体として大きく変わったという図にはなっていません。』

確かにそうでした。

『本日の決定会合では、展望レポート後の推移について議論しましたが、どの委員からも基本的なメカニズムが変わったという見方は示されませんでした。リスク・バランス・チャートを全体として捉えるとそういうことになります。あえて統計量でみると、中央値は幾分下になっていますが、先程申し上げました通り、今回基本的なメカニズムが変わったという認識を皆持っているわけではありませんし、私どもとして下方修正したという意識はありません。』

つまり、方向感の問題と水準の問題という話はまた別の問題で、そりゃまあ水準が全然違うのであれば兎も角、今回下方修正した程度の数値であればそれはそれ、これはこれちゅう話になるんでしょうな。


ということで月報とか面白そうな日銀のレポートとかFOMC議事要旨とか全部宿題になってどうもすいませんm(__)m
 


お題「ほうほう3か月延長」   2009/07/16(木)08:07:46  
 
決定会合結果
[外部リンク] 年度までの中心的な見通しとしては、中長期的な成長期待が大きく変化しない中、本年度後半以降、海外経済や国際金融資本市場の回復に加え、金融システム面での対策や財政・金融政策の効果もあって、わが国経済は持ち直していく姿が想定される。』(7月)

基本的に書いてあることは変わっていないのですけれども、実は物価に関する記述が微妙に変わっていまして、6月はここの文に有る『中長期的な成長期待』ってのが『中長期的な成長期待やインフレ予想』となっていまして、物価に関する記述が独立した文として今回掲載されました。

『物価面では、消費者物価の前年比は、当面、下落幅を拡大していくものの、中長期的なインフレ予想が安定的に推移するとの想定のもと、石油製品価格などの影響が薄れていくため、本年度後半以降は、下落幅を縮小していくと考えられる。』(7月)

こちらで中長期的なインフレ予想が安定的に推移するという話が出ていますが、やはり物価下落をしているので丁寧に説明した方が良いという配慮が働いているのかなあと思いました。

で、基本的にシナリオどおりですか全体感としての先行き見通しも同じとなります。

『こうした動きが持続すれば、わが国経済は、やや長い目でみれば、物価安定のもとでの持続的成長経路へ復していく展望が拓けるとみられる。もっとも、海外経済や国際金融資本市場の動向など、見通しを巡る不確実性は大きい。』(7月)


ということで、基本的に標準シナリオどおりの推移という結論でよろしいかと。


○展望レポート中間レビュー

『4月の「展望レポート」で示した見通しと比べると、成長率は、概ね見通しに沿って推移すると予想される。物価については、国内企業物価・消費者物価(除く生鮮食品)とも、原油価格上昇の影響などから、2009 年度は、見通しに比べてやや上振れるものの、2010 年度は、概ね見通しに沿って推移すると見込まれる。』

ということで、相変わらず2010年度まで物価はマイナス推移予想になっておりますので、普通に考えると来年一杯くらいまでは現状の金利が継続するんでしょという話になるかと思います。

で、ちょっと脱線しますが、補完当座預金制度も1月15日まで延長されてまして、とりあえず政策金利0.1%は当面継続という話になるかと思います。


○リスク要因に変化なし

『リスク要因をみると、景気については、国際的な金融経済情勢、企業の中長期的な成長期待の動向、わが国の金融環境など、景気の下振れリスクが高い状況が続いていることに注意する必要がある。物価面では、景気の下振れリスクの顕在化、中長期的なインフレ予想の下振れなど、物価上昇率が想定以上に低下する可能性がある。』

ここに関しても6月と同じで、「全部下振れリスク」という素敵な状況。まー少なくとも債券とか短期金融市場という国内ドメドメで金利もんやってる人たちにはこのあたりの「白川日銀の慎重姿勢」というのは浸透しているものと思われるのですけれども、メディアが福井俊ちゃん時代の延長で物事を考えているような報道姿勢なのがどうなのよ(さっきのヘッドラインとかね)と思うのですが、それも最近はだいぶマシになってきたような感じがせんでもないですな。

会見と月報と何か補足があったらそれも明日ということで。
 


お題「今日もヒマネタ雑談でどうもすいません」   2009/07/15(水)08:05:50  
 
郵政法案採決の時は直前で逃亡、今回は総選挙の直前で逃亡。全くもって九州男児の風上にも置けませんなあ>どっかの誰かさん

○市場雑談メモメモ

昨日は金融政策決定会合の日程上火曜日ですが3か月TBの入札が実施されましたでござるの巻。入札ちゃんに向けて先週発行された3か月もの38回債の整理みたいなのが入ってという先週と同じような展開をやりまして、今週は0.1557%/0.1582%の結果と一応予想通りは予想通りですがあんまり伸びず。

不明玉1兆6千とかあった割にはセカンダリーも特に盛り上がらずで平均オファーという感じになってたようで引けも0.155%と、月初恐怖の期越え3か月0.14%というような金余りにも程がある展開は一服してますわな。一昨日の1年もちょっと残っているようですし、まーよーするに7月入りしてから実施された短国入札が全般的に業者の持ちになっているという格好。

・・・・なのですが、一方でCPのレートは何だか知りませんがまた低下(低下しきっている短いモノはさすがに下がらないですけど)してたり、同じ短国でも9月償還までの期内モノは相変わらず0.12%だの0.13%だのという状況で、総体として別に足元が重いという訳でもなさそう。GCレートも特に上昇するでもなく、オペ金利も安定的に推移しているので、短国が業者の持ちになっても別に下を叩く必要もなく、オペだのGCだので引っ張っておけばそのうち何とかなるでしょという所なんでしょうな。

ただまあ3か月短国に関しては現実問題として5.7兆円の入札がありますので、「まあセカンダリーでも普通に買えるじゃん」となると入札がそんなに盛り上がらなくなって「入札で甘くなる」というのが続いてどっかの止まりどころまで上昇というのが従来の仕様であります。たまに6月後半みたいな壮絶金余り状態(国債償還資金の流入とか海外投資家の買いとかによる)によって「プライマリーじゃないと買えない」というような状況になりますと、入札の度に過熱するという楽しい状態になるのですが、入札日程が昨日まで詰まってたこともあって、ちょっと需給は緩和されてきた感じですかね。ただまあ今週はもう入札がなくて、次は来週火曜の2か月になりますし、明日から積み期間が変わるので、その間に需給が引き締まってくるとは思いますけど。

昨日も申し上げましたが、期末みたいな特殊日以外での期中ベースではGCレートが月中平均で0.12から0.125の間くらいになるかと思いますので、まーこの発行量でさすがに期末越えTB3か月が0.15割れ定着というのは何ぼなんでもキツイですねという所ですが、足元の安定感および期内モノに別に売りも出ない状況を見ますと、それが0.20に上がるとか考えるのも無理がありそうですなあという所でしょうか。期内モノへのニーズを見るという意味では来週の2か月入札も面白いかもしれませんな。

・・・・って超局地的な人向けの雑談でどうもすいません。


ところで、昨日って特に大して材料があったとは思えないのですが、10年とか売りが出たみたいな下げ方。先物の出来高も入札があった訳でもない(短国は別世界)のに3兆円近くになって最近にしては多目の出来高(3兆割れで多いとか年寄り的には寂しい話ですが)となってましたんで、それなりに店頭売買を伴って相場が下がりましたですねという感じです。

ま、一応為替や株式市場は動いてたのですが、それを言うなら月曜に円高株安をやっていたのに大して動いてなかったし先物の出来高は1兆円そこそこだったんで、こりゃ一体全体ど〜ゆ〜ことなのよという感じなのですけれども、債券市場お得意の「先行き不透明なので様子見」的な発想でのポジションクローズが行われたってえ感じなんでしょうかねえとか妄想。

つまりですな、都議会議員選挙の結果を受けて会議してたら解散が内定して総選挙の日程も内定したんですが、普通に考えて標準シナリオが政権交代になってしまいまして、債券市場的には民主党の財政政策スタンスがどうなるか読めないというのもあるので一旦ここで(金利もそこそこ低下したから)リスク落としておきますかという会議の結果になったでござるの巻。

・・・・って全部妄想ですけどね。選挙日程も決まって夏休みの日程も決まった(というか結果出た後の9月中盤以降は期末だし何が出て来るか判らんので10月くらいまで休みにくくなりましたよね!)のでエライ人的にリスク量を落としますかってなったら尚オモロイですけど。


○バーゼル兇どうのこうの

[外部リンク] 情報の非対称性を利用し利益を上げるため、複雑な金融商品を組成・販売したり、相対取引のような分断された市場での取引が拡大するなど、金融イノベーションは必ずしも市場メカニズムの発揮の向上につながらない。

○ 短期的な利益の追求を誘引する報酬体系や高レバレッジ化による高収益性の追求が、資産価格の振幅幅の増大や経済の不安定化を助長した。

○ 証券化の一連のプロセスにおけるインセンティブの歪みが、組成・転売型(originate-to-distribute)ビジネスモデルにおける関係者のモラル・ハザードを招来した。』

まあ最先端の金融工学(笑)を駆使して訳判らんブラックボックスを作ってどうのこうの
というのは確かにさよでありますし、短期的利益云々に関してはその通りとは思うのですけれども、「情報の非対称性を利用して利益を上げる」って言われましても、金融って商売は本質的にそういう側面があるのでして(つーか商業全部そうでしょ)、情報の非対称性云々というのは耳障りは良い言葉なのですし、まあ顧客をだまくらかすのは論外なのはその通りなんですけど、何か言葉が一人歩きすると変に抑圧的な方向になるのではないかという悪寒も。

『金融市場をより良く機能させ、国民経済の安定や国民厚生の向上を図るためには、全く規制のない状況が最適とはいえず、公的関与の必要性についての認識が高まっていると考えられる。』

そらそうよ。

『他方、質の低い公的関与・規制は、レギュラトリー・アービトラージを招くなどにより市場の歪みを拡大させるといった問題を生じさせるため、質の高い規制を実現するための努力が必要と考えられる。規制の質を高めていくこと(ベター・レギュレーション)の重要性が再確認されるところである。』

変(以下激しく自主規制^^)。

まー中身はまた(たぶん)後日。ちなみに、アンケートの方なんですが、時々オモロイ回答があって(基本的にマンセー回答は面白くも何とも無いので読まないのが吉)、今回はちょっと考えさせられるモノが。



○で、そのアンケートでちょっと思ったのですけど(金融監督とは関係ない話)

アンケートの3ページ目から。

『法令案公開の時点で実務上の懸念事項が見受けられることが時々あるが、こうした場合、パブリック・コメントへの回答においてかなり実務に配慮したコメントをもらえるものの、実務の運用面では困難な部分がなお残ってしまうことがある。この数年はこうした不具合が増加しており、今後は法令案がほぼ固まった時点で、業界の実務担当者を交えた意見聴取の場を設け、無理のない範囲でその意見を取り入れ、スムーズに実務へ移行できるような手続が考えられないか(銀行)』

まあ金融庁とは関係ない話に飛ぶんですけど、ここの所色々な規制とか施策に関連していざ施行段階になって実務上ややこしいことが起きるっていうニュースを良く見るような気がするんですよ。先日だと銃刀法改正に伴って牡蠣の殻剥くナイフが届出が必要なモノになってエライコッチャなんていうニュースネタがありましたけど、裁判員制度導入に伴い性犯罪関連での情報管理をどうするかとか、ちょっと前だと改正建築基準法だかの施行に伴い建築確認の為の検査だか何だか忘れましたが、それが止まってエライコッチャになったというような大ネタもありましたが、まあその手のネタに事欠かないですよね。

官民の意見交換の場が減っちゃったというのが背景にあるんじゃないかなあとは何となく思う次第なのですけれども、ちょっとこの意見を見て「そうですなあ」とか思ってしまったのでちょっと引用してみましたです。はい。

何でもかんでも交流禁止というのは、当初はまあそれでも過去の蓄積があるから大きな弊害にならなかったのでしょうが、これが何年も継続した結果、こういう指摘やら事象が増えて来ていると考えますと、これはこれで官民共に不幸な話でありまして、どうにかならんものなのかいなと思いますが、相変わらず公務員制度改革とか言って公務員は悪みたいな言説がのさばる状況では難しいのでございましょうかねえ(吐息)。


○超どうでもいいネタ

昨日ブルームバーグ見てたら何か日本株に超強気のコメントをしている大先生がいて涙で画面が見えなくなったんですけど、よくよく関連ニュースをブルームバーグのネット版で見てたらこんな記事があったんですね!

[外部リンク]
 


お題「様子見の大義名分が来たので今日も与太世間話(おいおい)」   2009/07/14(火)08:11:13  
 
しかしまあ困った相場ですこと。こんなことなら今月夏休みにしておけば良かったのですが、それを読みきれなかったあたくしのヘタクソさ加減に落涙するしかございませんえんですわ奥様。

○総選挙キタキタ

衆議院選挙投票日は8月30日になるとのニュースが出たらその後平均株価がズルズルと下落しておりましたが、まあ政治空白を嫌気して株式市場が売られるのは様式美の世界みたいなもんですから良いとしまして、それを見ても債券市場が1ミリも反応せずというか、朝っぱらから中期ゾーンが微妙に弱かったりした位ですので、まー債券市場的には毎度お馴染みの「○○が不透明であり、今後の推移を注視する」という何となく尤もらしい様子見地蔵になる理由が出来たという所でございましょうか(^^)。

ま、それは兎も角としまして、選挙モードで投票日まで1か月半となりますと、その間延々と政治空白になりますので、政策対応に関しては動きにくくなるという事で様子見観が強くなるんでしょうな。


ところで、話は全然違う床屋政談与太話なんですけど、東京都議会選挙と奈良市長選挙があんな結果になりまして、そりゃまあ自民党に対する不信任というのもあるでしょうけれども、東京に関しては新銀行東京とか築地市場移転問題とかも結構なファクターだったと思いますし、奈良市長選挙の一方の候補者って1回市長選挙落ちて衆院選でも小選挙区で負けたけど郵政選挙パワーで比例復活した人だった筈で、そーゆー地域的事情もあったとは思いますがど〜なんでしょ???

#投票日と24時間テレビがぶつかった日本テレビ涙目ですな



○またまた中川正春先生登場

ネクスト財務大臣様がブルームバーグでインタビューを受けたようで。
[外部リンク] (Update1)

ということで、まあ色々とお話しているのですけれども、少し記事が長くなっておりまして、まあ言いたいことが判らないでも無い部分もある事だけは把握できましたが、引き続きこれで大丈夫かというお話が。

『中川氏は「ドルの信認が揺らいで日本経済が直撃を受けたり、外貨準備に為替差損が出たりするようなリスクは中長期的に回避すべきだ。そのためにも円の国際化を進めるべきだ」と語った。』

まあ何ですな、円が国際決済通貨として使われまくるようになって、貿易に関して為替でああでもないこうでもないという事にならなくなるのは誠に結構という主張に関しては気分としてはまあ判らんでもなく、円の国際化推進と言いたくなるのはまあ把握した。

ただ、「ドルの信認が揺らいで外貨準備に為替差損が出たりするようなリスクは中長期的に回避すべきだ」というのは微妙な話でして、そんなにドルの信認が揺らぐのが心配だったら、「国に円建て外債の発行を要請する」とか「外為特会の通貨を分散する」とか言わない方が宜しい訳でありますわな。言ったらそれで信認が下がるんですから・・・・・

何つーかね。日本とか中国の外貨準備って池の中の鯨みたいな状態になっている訳でして、そーゆー人たちは自分がマーケットのファンダメンタルズの一部になっており、その人たちが動く時のマーケットインパクトというものがある訳でして、そこらの一般投資家みたいにホイホイとアロケーション変更しようとしたら自分で自分の首絞めるだけという事くらい中川先生に置かれましてはご理解頂いているかと存じますが、どうにもこうにもセンスねえなあという感じです。

・・・というか、歴代元金融大臣とかにも言えるのですけど、金融関連の話をする議員連中って、与野党を問わずなんですけど、どっかで聞きかじって来た(あるいは変な取り巻きに吹き込まれた)話を頭でっかち状態で打ち込んで来るので、それこそ「東京金融街構想」とか「外貨準備を元手に政府版SWF」とかあの当時実施してたらお笑いどころか洒落にならなかった構想が続々出てくる印象がありまして、頭がクラクラして参りますわな。

それは兎も角として、相変わらず訳判らん構想ですなあとか思うのですけれども、外貨準備で円建て債券購入というのはそもそも外貨準備としての意味がねえよ!!と思うのですが。それから、通貨分散と言いますけど、ドル以上に外貨準備として信用がある通貨があるのですかねえと思うのですけど(一応まあユーロというのはありますが、続々と東欧中欧貧乏国家が加盟する通貨が本当に信用できるのかよという気がするのはあたくしの偏見ですかそうですか)。

まー本当に分散させたいのだったら、「こいつの償還(または利払い)は相当額の金地金でお願いします」とかでもしたらどうでしょうか??ま、その時も金保有額が減ったのが話題になると通貨の信認に響くような気がしますけどね!!

それから円の国際化という話ですけど、あたくし頭が悪いので良くわからないんですが、基本的に貿易収支が黒だと周辺から通貨を吸い上げる格好になるので、仮に円建てで貿易しても円が世界にばら撒かれるという事にならないんジャマイカという気がするだす。ま、資本収支的には絶賛サムライ債発行とかで円撒いてる気がしますので書いてみただけですが(^^)。

で、同じく記事より。

『中川氏はサムライ債発行について「金利も高く、日本国債より魅力的な商品になる。やり過ぎると日本が危なくなることも念頭に置かなければならない」と指摘。IMF債についても「急激にやりだせばドルが揺らぐ。中長期的な流れをつくっていくことが重要だ」との見方を示した。一方で、政府開発援助(ODA)などを行う際に「円決済を条件とすれば円の需要が高まる」とも述べ、政府として戦略的な為替政策を打ち出す必要性を訴えた。』

うーんとですね、多分米国が円建てで国債を発行した場合、円ベースの金利は日本国債の金利水準と対して変わらない水準にしかならないと思いますよ。日本国内市場で発行するというケースを考えてみたら流動性プレミアムもそんなに乗らないと思いますし、格付け的には(インチキ臭いですが)日本国債よりも高いと来てますし。何で金利が高くなるという話になるのかなあ・・・・

それから、事前にアナウンスしちゃったら中長期的にやっても急激にやっても結局のところ同じですし、「中長期的にドル離れ」なんて宣言しちゃったらそれこそ「中長期的にドルの信認が・・・」って話になりますがなと思いますけどね。通貨分散したけりゃこっそりやれと(先進国かつ民主主義国家の政府部門がこっそり実施というのは物理的に無理がありますな、非民主主義国家で秘密主義上等なら別ですが)。

ま、いずれにせよ、通貨問題っていうのは極めてデリケートな話でして、重大なインパクトのありそうな事をあんまり軽々と話すべきではないと思われます。日本国内では「また民主党か!」で済むかも知れませんけれども、海外での受け止め方はまた違ったものになる可能性があるということを十分理解すべきではないかと思われますがどうでしょ。



○市場雑談

昨日は何となく中期ゾーン軟調。まあ朝から何となく軟調でしたが、金曜の昼過ぎくらいまで中短期絶好調で、金曜のピークで2年カレント0.225%だとか5年カレント0.65%とかやらかしていましたけど、引けに掛けて急失速した感じでして、その流れを継続したのですかなあと何となく思ってみたりするのです。

一応2年0.225%とかになりますとそれはついこの前(4月の前半)の3か月TBの水準になる訳でして、おめーそりゃさすがに時間軸にも程があり過ぎじゃろというだと思いますので、ロングだったら一旦手仕舞いという話になるのかなと思いますし、それこそ都議選に続いて衆院選実施確定となったので、一旦降りておきますかという人がいてもおかしくはないかなあという所で。中短期ゾーンアクティブに動かす人的にはそういう発想になりそうな希ガス。

で、昨日は1年TBの入札があった訳ですが、ここもとこの辺の2年中期国債の成れの果てが大体0.16%少々とかで推移してたのですが、2兆3千億円の打ち込み(新発発行ね)に対してそこまでニーズが無かったようで、入札前から水準訂正を行って0.18-0.185で前場終了して落札結果は足きり0.19%手前まで流れたでござるの巻。

先週の3か月TB入札のタイミングで1週手前の銘柄(10月頭に償還が来るので役立たず銘柄)にちょっと投げらしきものが出てたり、先週の3か月TBもまだ業者の持ちになってそうでして、今日の3か月TB入札でどう動くのですかねえというのはちょっと気になる所。

ま、次の積み期間のGCも特に上がらないと思います(15日の所は上昇しましたけど)し、金利上がれば買う人も出てくるからそんなに変な話にはならないでしょと思いますが、変なフラグにならないことを祈ります(^^)。

#そういや昨日は日銀の参事役、企画役クラスの異動が出てたようですな。だからどうしたと言われると困りますが(^^)
 


お題「小ネタ雑談しかネタがないもんで」   2009/07/13(月)08:35:32  
  ○床屋政談雑談

東京都議会議員選挙で投票率上がって自民公明で過半数割れ。おまけに千代田区と中央区で自民党負け(中央区は新住民が増えているから負けがあってもおかしくないけど、地元ガチガチの千代田区で負けるとは)とはこりゃ恐れ入りました。

普通に考えると任期満了までに流れがひっくり返るのは難しそうですので、まー民主党という前提で考えた場合に、頭でっかちで実際の実現性に乏しい政策が出てきたり、あるのか無いのか判らない埋蔵金バラマキとかをやるんでしょうな。よー知らんが。

で、民主党政権になって(既にその心持になっておりますが何か?)金融市場はどうなるのという話になるのですけれども、まあ正直言って何がどうなるのかさっぱり判らんですけど、金融政策に関しては日銀総裁人事に訳の判らん口出ししてくる位ですから、まー色々とややこしいこと言い出す議員が自民党よりも圧倒的に多く、それに対する党の統制がちゃんと利くのかという所かとは思うので、まあその辺りを担当(?)されると思われる山口副総裁におかれましては心労が多くなるのかと。ナムナム。

さすがに金利上げろとかは言い出さないと思いますが、長期国債買入とか、企業金融支援とかで何か言い出すリスクもあり、そう考えると文句言われる前に糊代作り(笑)で各種施策を強化するのも手かもしれませんな(半分以上冗談ですので念のため^^)。

ま、あたくし的には新銀行東京に対してこれ以上公的支援するのは勘弁頂きたいとしか言いようが無い(どさくさに紛れて東京都出身の経営陣が逃げてるし)のと、都知事の帝王趣味にも程があるオリンピック誘致とかアホかとしか思ってませんので、与党敗北ざまあなのですけどね(オリンピックは民主党も確か賛成なので民主が勝っても変化ないんですけど)。

しかし公明党全員当選で1議席増とはさすがとしか言いようが無い。


○日銀から出てるペーパー2題

国際金融ネットワークからみた世界的な金融危機
[外部リンク] 年3 月末における電子マネーの発行残高は、貨幣流通高の2.02%、銀行券発行高の0.12%、現金通貨全体(貨幣流通高+銀行券発行高)の0.11%に相当する。また、民間銀行の預金を含むマネーストック(M3 末残)に対する電子マネー発行残高の比率は0.009%に相当する。』

ちなみに、「上記電子マネー」とは、Edy 、Suica 、ICOCA 、PASMO 、nanaco 、WAON、SUGOCA、Kitacaの8種類だそうですが、あたくしの知らないものが幾つかあるのはここだけの話(汗)。

暫く前に「紙幣や硬貨を廃止して電子マネー化してマイナス金利も自由自在」みたいな与太記事が海外メディアに載っていたようですが、日本におかれましては現状のこの利用状況で言えば与太以外の何物でも無いというところでございましょうか。現金その場限り主義のあたくしとしては誠に結構な話ですが(^^)。



○BOEは事前予告しませんかそうですか

先日のMPC結果。

[外部リンク] Release
Bank of England Maintains Bank Rate at 0.5% and continues with £125 Billion Asset Purchase Programme

ということで、金利据え置きはまあどうでもよいのですが。

『The Committee also voted to continue with its programme of asset purchases totalling £125 billion financed by the issuance of central bank reserves.』

ということで資産買入プログラムは増額せず。

『The Committee expects that the announced programme will take another month to complete. The Committee will review the scale of the programme again at its August meeting, alongside its latest inflation projections.』

しかも堂々「来月に終了する買入プログラムの延長に関しては来月決定しますので一つよろしく」ということで、「事前に市場の予測可能な形で継続などに関して判断する」と発言する上にうっかりすると9月終了の措置の延長を7月に決定しそうな勢いのどこぞの中央銀行の対極に位置するBOE.(一応インフレーションレポートとセットという事は言ってますけど)の独自路線ぶりに痺れる憧れるぅ!!


○久々に読書室

2年近くサボっておりますが、全く本を読んでいなかったわけでは無いっす。ここ暫くは感想書く気も起きなかったもんで・・・・・

で、出てくるのが金融と全然関係ない本なのは仕様です(^^)。

・「第一阿房列車(内田百涼、新潮文庫)」
・「第二阿房列車(内田百涼、新潮文庫)」
・「第三阿房列車(内田百涼、新潮文庫)」

この辺
[外部リンク] C1095 \476E
ISBN978-4-10-135634-1 C1095 \400E
ISBN978-4-10-135635-8 C1095 \476E

ちなみに、あたくしは日本で散々営業して収益上げているのに日本に法人税を納税しないような国賊企業では書籍等の購入を行わず、常に書店を回って本を買うあるいは注文する人ですので、相変わらずリンクなどはつけませんが、一応ISBNの番号は付けておきますです。

 


お題「相場がどうにもこうにもなので雑談」   2009/07/10(金)08:01:09  
 
いやまあ10年金利が1.3%割れとか良い感じで水準訂正してるのですが、何かあまりお喋りするネタも無かったりするのはナンデジャロと思うのですが・・・・・・

○来週の決定会合で企業金融支援がどうのこうの

一昨日からそんな関連記事が出てたりするのでありますが、はてどうなんでしょと思いつつ。まー先日ご紹介した中村審議委員や白川総裁の会見での発言とかを考えれば、ギリギリの9月会合で決定という事が無いのは確かでしょうが、状況を見て決定という観点で言えばあまり早撃ちするのもどうなのよとは思うので、そー考えると8月が順当という話になるんですが・・・・・

先日FRBが各種措置の一部延長と一部減額と一部停止というどっちに力点があるのか訳判らんリリースをしてましたが、このときの延長って12月末期限のものを2月頭に期限延長ということで、期限をほぼ半年前に延長というプレーでしたので、別に7月にやったから早すぎということでも無かろうというのは判らんでもない。ただし、この時のリリースって良く良く読んでみると「各種措置の一部停止と一部減額」の方が大きくて、かつ期限延長が1か月ちょいというお為ごかしにも程がある延長でして、どっちかというと「各種措置の一部延長」というのをリリースのお題にして「すわ出口政策」といわれるのを避ける為の目くらまし延長にしかあたくしには見えないんですよね。

というようなことをつらつら考えますと、まー今回日銀が企業金融関連措置の延長決定となった場合、それなりにメッセージ性があるという話になると思うのですが。非伝統的政策の長期化と企業金融支援の姿勢を明確化ってえ話になるんじゃねえのと思います。

ま、敢えて7月にするとなると何か別の理由も妄想できない事は無いですが、孟宗竹にも程があるのでとりあえず実際にどうなるかを見てからということで(^^)。


でですな、まー現状の金融環境に関する日銀の認識は「厳しい状況」ということですので普通に全部の措置が延長という話になると思うのですけれども、企業特オペに関しては亜空間状態化しているCPについてどうにかならんですかねという感じはします。

企業特オペそのものは証書貸付などの支援という意味では良い措置なのですけれども、このオペのCP市場への影響と言えば(毎度かいてますがしつこく^^)CP買って特オペ攻撃のディーラーと金利が低けりゃ良い発行体ウハウハの展開となり、回復どころか亜空間または阿片窟状態になって、最終投資家が離散傾向という素敵な状態になっておりまして、いやまあそれはそれで企業金融支援にはなってますけど、市場を阿片窟状態にしてまでCPばっか優遇するのってバランス的にどうなのとは思いますけどね〜とは思うのですが、ポジショントーク成分も入っているでしょというツッコミは否定しません(^^)。

市場性商品のCPに関しては買入(最近ろくすっぽ使われませんが^^)と現先(こっちは毎度2倍程度の応札で0.12%アラウンド)オペがあって、買入に関してはバックストップとして重要ですので、まーこれは企業金融支援措置の最後の出口になるまで置いておくのが妥当だと思いますし、現先はまあ普通にこれも取っておく措置でしょうなという感じです。で、そっちでフォローされていまして、市場の方はすっかり回復した(というかし過ぎ)のだから別に特別優遇金利&常に全額落札可能という所までのサービスを継続せんでもという話なんですけど、「金利を押し下げたい」というのであれば話は別かなって所でしょうな。


まー技術的な話になりますが、現先オペ対比で特別オペが強力な理由は、もちろん「金利が0.1%」というのもありますが、「オペのタイミングで全額落札できますよ」というのと「オペに対して対象玉が紐付けじゃないですよ」というのがあるかと。つまり、前者がオイシイのは「オペに応札したけど空振り」リスクが無いという事でして、何かの拍子にレートが上昇するリスクが無い事にも繋がるのでオイシイという事ですし、後者に関しては、現先だとまず最初にオペに入れる予定の玉があって、それに対して応札という話になるのに対して、特オペだと落札した後「さて担保担保」と言うのがアリな訳でして、極端に言えば(というか多分そういう動きもあるんじゃないかと推定されますが)「オペに入れたので担保玉確保の為にCP買いまひょか」ということで「CP買う事先にありき」でレートはまあオペレートより高けりゃいいでしょという事も可能という話でして、ディーラーの玉保有に対するスタンスがだいぶ違ってくるという話になるんですな。

と、判ったような判らんような事を書きましたが、やっぱ判りにくいですね(汗)。


とまあそんなこんなで、そこまでCP優遇せんでも(他とのバランス的に優遇し過ぎなのではという意味です)とは思うのですけれども、これによって短期国債の金利が低下しているのではないかと思われる節がありまして、そーゆー意味では思わぬ効用(あるいは副作用^^)もありまして、短期市場金利の押し下げ効果が結果として出ていそうな気がします(こういうのは真剣に検証しようと思っても検証はできないと思うのでイメージの世界になりますけど)ので、そっちの観点からするとCP絶賛大優遇措置は継続という事になるのでしょうかねえと思うのでありました(><;


○生活意識アンケートからメモ少々

出遅れましたが。
[外部リンク] 1年後の景気は、今と比べてどうなると思いますか。
1 良くなる13.9 ( 8.5 )
2 変わらない61.6 ( 49.2 )
3 悪くなる23.8 ( 42.0 )

・・・・おお!良くなるが増えてるし悪くなるが激減!!!!!

と思いますが、当然ながらベースラインはこの有様。

Q1. 1年前と比べて、今の景気はどう変わりましたか。
1 良くなった0.5 ( 0.2 )
2 変わらない17.1 ( 10.0 )
3 悪くなった81.9 ( 89.1)

Q3. 現在の景気をどう感じますか。
1 良い0.0 ( 0.0 )
2 どちらかと言えば、良い0.6 ( 0.4 )
3 どちらとも言えない9.6 ( 5.4 )
4 どちらかと言えば、悪い41.8 ( 36.6 )
5 悪い47.7 ( 57.4 )

えーっとですね、ほら、谷がずーっと続けばそこは平地ですから・・・・・


・物価の先行き見通しはあまり下がらないの巻

で、物価に関して。

Q12.次に「物価」についておうかがいします。あなたご自身の感じでは、「物価」は1年前と比べてどう変わりましたか
(「物価」とは、あなたが購入される物やサービスの価格全体のことです)。
1 かなり上がった8.1 ( 17.8 )
2 少し上がった39.4 ( 48.8 )
3 ほとんど変わらない29.2 ( 22.1 )
4 少し下がった21.0 ( 9.8 )
5 かなり下がった1.3 ( 1.0 )

まだ上昇の方が多いですが、下落が増えて来たのは怪しい傾向。


Q14. 1年後の「物価」は、現在と比べるとどうなると思いますか。
1 かなり上がる3.4 ( 5.1 )
2 少し上がる34.5 ( 40.3 )
3 ほとんど変わらない44.5 ( 37.6 )
4 少し下がる15.6 ( 14.6 )
5 かなり下がる0.5 ( 1.1 )

ということで、上がるがちょっと減って下がるがちょっと増えた程度です。

これを数字で見るとこうなりまする。

Q13. それでは、1年前に比べ現在の「物価」は何%程度変わったと思いますか。
―― 数値をご記入のうえ、上・下いずれかに○をお願いします。なお、「0%」と
   思われる方は、記入欄に「0」とご記入下さい。
平均値:+3.5 ( +6.4 )
中央値:+1.0 ( +5.0 )

Q15. それでは、1年後の「物価」は現在と比べ何%程度変わると思いますか。
―― 数値をご記入のうえ、上・下いずれかに○をお願いします。なお、「0%」と
   思われる方は、記入欄に「0」とご記入下さい。
平均値:+2.2 ( +2.9 )
中央値:0.0 ( 0.0 )

ということで、足元で物価が上がったという人が大きく減った割には、先行きの物価に対するマインドはあまり変わっていないという感じです。まー何となくそうなのかなあと思いながら、週末はバーゲン巡り(買い物するかは別^^)で景気ウォッチでもしますかねという所です(^^)。


○その他少々メモです

日銀からこんなのが出てまして。

[外部リンク]

そーですなー。まあ金利リスク管理ってのも重要ですし、計測しやすいから管理を高度化しやすいですなあとは思うのですが、市場現場叩き上げ労務者のあたくしと致しましては、計測しにくいリスクこそ重要と思うのでありまして、具体的には金利リスクの高度化する労力を与信先管理(信用リスク管理)とか、流動性リスク管理(色々な観点での流動性リスク管理)などに振って頂いた方が吉なのではないかと思うのですが。

いや勿論金利リスク管理するなという話じゃないですからそれはそれでしっかり実施する話なんですけどね。



[外部リンク]
 

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