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お題「虫干しネタ/FEDのタームデポジットファシリティ」   2009/12/30(水)08:00:06  
  今日の全日立会というのはマジで勘弁して欲しいですな。まるっきり気分が出ないし、何が悲しゅうて東証1部売買代金1兆円そこそこの日に毎日店を開けてないといかんのよと株屋さんは思うのでは無いでしょうか。

ということで、大納会を昨日にするか、半ドン復活キボンヌであります。まあ大発会の全日立会はまだ勘弁するけどね。

#それから先物オプションの最終が今日になったのも実に遺憾としか申し上げようがありませんなあ


○これまた虫干しネタですが金融経済月報

[外部リンク] Federal Reserve Board on Monday proposed amendments to Regulation D (Reserve Requirements of Depository Institutions) that would enable the establishment of a term deposit facility.』

今回はレギュレーションDとかいうのが改正されてタームデポジットファシリティ(要するに定期預金方式による資金吸収オペですな)が出来るようになりましたと。

『Under the proposal, the Federal Reserve Banks would offer interest-bearing term deposits to eligible institutions through an auction mechanism. Term deposits would be one of several tools that the Federal Reserve could employ to drain reserves to support the effective implementation of monetary policy. 』

資金吸収手段の一環として導入しますとな。

『This proposal is one component of a process of prudent planning on the part of the Federal Reserve and has no implications for monetary policy decisions in the near term.』

つーことで、これは前から計画している話の一環であって、別にこれを入れたからと言って直ぐに金融引き締めをする訳じゃないんだからね!という事ですが、米国財務省におかれましては期末(飴公の期末です)前に堂々国債入札を連発すると言う貫禄のKY振りを発揮したせいか、一昨日の2年入札がダメダメで今日も何か2年のレートが上昇して1.1%に接近しているので、後付けで「FRBの新しい資金吸収手段検討も材料に」とか言う人達も出ていそうな悪寒。

『Public comments will be accepted on the proposal for 30 days after publication in the Federal Register, which is expected shortly. The Federal Register notice is attached.』

パブコメ絶賛募集中ということで、その添付されているPDFはこちら。

[外部リンク] and Basic Structure.

The Federal Reserve has addressed the financial market turmoil of the past two years in part by greatly expanding its balance sheet and by supplying an unprecedented volume of reserves to the banking system. Term deposits could be part of the Federal Reserve’s tool kit to drain reserves, if necessary, and thus support the implementation of monetary policy.』

という最初の所はさっきのリリースにあった全体観の話と同じなのですが、次のパラグラフを見た時にちょっと引っ掛かったのよね。

『Term deposits would be distinct from balances held by eligible institutions in their master accounts. Term deposits could not be withdrawn prior to maturity, would not satisfy required reserve balances or contractual clearing balances, and would not be available to clear payments or cover daylight or overnight overdrafts. Term deposits would, however, be eligible to collateralize discount window advances.』

タームデポジットファシリティが期限前払い出し不可なのは当たり前として、法定準備預金に算定されないとか、日中やオーバーナイトのオーバードラフト(一時的なFEDによる当座貸越型の流動性供与)の担保にならないというのも分かるのですけれども、連銀貸出(ディスカウントウィンドウ)の担保には適格というのはちょっと調節的にどうよと思うのであります。

この先にどういうオークション形式を取るのか事務的にどうするのかという話とかがありまして、一応その辺も読んだには読んだのですが、まあちゃんと読めてるかどうかの自信は無いので間違っていたらゴメンナサイというのを最初にご理解頂いて以下のあたくしの違和感を読んで頂きたいのですけど・・・

もしこの資金吸収レートが連銀貸出よりも高くなってしまいますと、担保適格であるということであれば吸収した資金が連銀貸出で再び出てしまうというトンチキな事態になる(ディスカウントウィンドウは制度的に言えば適格担保持ってきたら連銀としては受けざるを得ない筈)ので、このファシリティの金利はディスカウントウィンドウの金利よりも低くならないとワークしないという話になりますわな。

となりますと、それこそ一生懸命資金吸収しようとするとどこかで「札割れ」問題が生じるんじゃねえのってえ気がする次第で、これって本当に資金吸収ツールとしてワークするのかと言えば、通常ベースでの吸収に関してはまあ無問題だと思いますが、積み上がったバランスシートの縮小を目指すという意味での渾身の吸収という道具としては尻抜けになりそうな予感もせんでもないですなという事で。

あと、まあどうでも良い話かもしれませんけれども、預金ファシリティでの吸収となりますと、連銀のバランスシート的には預金が振り替わるだけの話になるので、統計上のマネーの数字は減らないですなとか、連銀のバランスシートも実際には減りませんなあとかいうのも有りまして、さてその場合に(今でも「連銀のバランスシート拡大でインフレがどうのこうの」という論者がうじゃうじゃいる状況なのに)「バランスシートが縮小していない」という認識になって連銀が意図している効果が発揮できない可能性もあるんじゃねえのという気はせんでもない(多分それは杞憂になるはずだが)。

まあ別に吸収手段はこれだけじゃないので、色々と組み合わせますよってえ話になると思うのですが、どうも最終的には最終兵器長期財務省証券売却攻撃になりそうな予感が思いっきり漂ってきた今日この頃でありまする。


なお、日銀が資金吸収を行う手段としては売出手形と国債売現先と短期国債売却がございますが、最も一般的に使われる(最近はなんちゃって量的緩和を実施中ということのせいか吸収オペはやってませんけど)日銀売出手形は担保不適格扱いになっております。念の為。


○年末の挨拶

・・・・・年末の挨拶も糞も大納会は全日立会だわ、3が日が土日に掛かって単なる4連休だわ来週は月曜から業務開始だわという大変に素敵な年末年始でございますが、まあ全然気分も出ませんが今年も駄文にお付き合い頂きまして誠に恐縮至極でありました。来年も一つよろしくお願いしたく(何を?)存じますのでございます。しかし9月が5連休で年末が4連休ってナンジャソリャという感じですわな。

では良い年をお迎えください。来年も儲かりますように♪
 


お題「虫干しネタシリーズです」   2009/12/29(火)08:05:27  
  まあ年末進行ということで勘弁なのですが、どうも今年は年末気分が出ないうちに年末がやってきますね。しかも4連休で直ぐに年始はフルに1週間ですしorz

ということで今更シリーズで11月の決定会合議事要旨から。

[外部リンク] 年度半ば頃までは、わが国経済の持ち直しのペースは緩やかなものにとどまる可能性が高いとの見方で一致した。』

というのは良いのですが・・・・

『多くの委員は、展望レポートでも指摘しているとおり、当面、米欧におけるバランスシート調整や国内での雇用・賃金面での調整圧力が残存すると述べた。これらの委員は、内外における各種需要刺激策の効果や在庫調整の影響が減衰するとみられるため、わが国のGDP成長率や生産の伸び率は、来年度前半にかけて一時的に鈍化する可能性があるとの見方を示した。何人かの委員は、民間エコノミストの来年度の成長率見通しも、10 月の展望レポートの見通しとほぼ同じであり、来年度前半にかけて、景気のモメンタムが一時的に弱まる可能性については、日本銀行も民間も同様の見方をしていると指摘した。』

つまり先行き下振れになるのはメインシナリオ状態と言う事ですな。で、その先で株式市場という名の先行指標に対する議論が行われています。あんまり株価の話がどどーんと出てくるというのもケースとしては多くは無いのですが、この頃は平均株価が絶賛下落して20日時点で9,500円割れとかやっていたのでそういう話になったのでしょうと思うのですが、これが泣ける。

『多くの委員は、景気や企業業績の改善などを背景に、先進国や新興国の株価は上昇基調にある一方で、日本株だけが弱めの動きを続けていると指摘した。』

さいですな。

『これについて、何人かの委員は、日本経済や日本企業の成長戦略と中長期的な成長力に対する市場の見方がなにがしか影響しているのではないかと述べた。別の委員は、日本企業が今後、新興国需要をうまく取り込めていけるかどうかに対する市場の懸念を反映している可能性があると述べた。』

・・・・・orz

『もっとも、ある委員は、株価は短期的には大きく変動するものであり、こうした動きから経済のファンダメンタルズを読み取ることには注意を要すると指摘した。別の委員は、バブル経済崩壊後の日本株もある程度の上昇はみられたとして、バランスシート調整が続いている米欧については、株価上昇の持続性について留意する必要があると述べた。』

という指摘もありますが、何かこう「どうして日本株だけ弱いのよ」というくらーい議論をしていたのではないかと行間から漂ってくるのはあたくしの勝手読みですかそうですか(^^)。


○だったら別に時限措置の将来の解除までコミットする必要があったのかと

結局新型オペを入れたのですから同じになったとも言えますけどそれは兎も角として、本文9ページから始まる当面の金融政策運営に関する委員会の検討の概要部分から。

『前回会合で決定した各種時限措置の取り扱いについて、多くの委員は、前回会合以降、金融市場は落ち着いた状態が続いているとの見方を示した。これらの委員は、 対外公表文で「金融市場の状況変化に即応した、最も効果的な金融調節手法を採用する」と記述しているとおり、日本銀行は、金融市場の状況が変化すれば、それに応じて迅速に対応するという姿勢を堅持していること、 各種時限措置を継続することによって市場機能を阻害するなどの副作用もみられることなどを、今後とも対外的にしっかりと説明していく必要があると述べた。』(機種依存文字は原文ママで勘弁)

という事なんすけど、んだったら別に企業金融オペの「3月の終了」というのを一々明言する必要があったのかというのは今でも不思議であります。期限が来れば自然消滅なのですから、単純に「3か月延長」と言っておいてCPと社債(社債についてはどうかという気もしましたけど)買入だけ廃止すれば、まあ方向として特別措置廃止なんですねという流れで市場も先読みしたんじゃねえのかという気がします。

『何人かの委員は、前回の会合において、各種時限措置の見直しが、直ちにマクロの金融緩和措置の変更につながるものではないことを明確にする趣旨から、「当面、現在の低金利水準を維持するとともに、金融市場における需要を十分満たす潤沢な資金供給を通じて、きわめて緩和的な金融環境を維持していく」方針を示したと述べた。これらの委員は、こうした考え方については、現在も全く変わりはないと付け加えた。』

つまり「需要を十分に満たす潤沢な資金供給」というのは単に景気付けの文言みたいなもんでして(^^)、実はこの辺り(つまり10月会合)辺りから、日銀の公表文が「ヤマダ電機の安売りチラシ状態」(by切込隊長)化していったという事が読みとれます。

つーかね、結局10月にこの措置を実施して「物価見通しも景気見通しも良く無い中で何でわざわざ臨時措置を解除したのか」という点について、金融市場の中の人たちですら「???」という感じ(そんなに大騒ぎして急ぐ話だったのかよって意味ね)だったのでありまして、そりゃまあ他市場やら政治方面やら一般メディア方面からは益々日銀の理屈が訳判らんという話になって、結局の所追加緩和圧力になったんじゃないっすかという気はします。

とは申しましても(コロコロ変わりますなあ>自分)、まあどうせ追加緩和に追いこまれるのだったら外せるものは先に外して置きたい、特に企業のクレジットリスクを中央銀行が直接持つのは宜しく無い、という理屈もまあ判らんでも無いのですけれども、やはり政策の流れとして「臨時措置解除」→「追加緩和決定」というのは美しく無いというか迷走しているように見えてしまう訳でして、兵力を小出しにして個別撃破されているような印象が強いっすな。やはり順序は逆であった方が美しかったというか結果として出口が速くなったのではないかと思うのでありますが。


○デフレという文言がどうのこうの

その次の部分から。

『委員は、物価に関する情勢判断の情報発信の仕方を巡って議論を行った。』

さいですか。

『ある委員は、展望レポートで2011 年度まで物価下落が続くという見通しを示したあと、予想されたとおり、「デフレ」に関する議論が高まってきたと述べた。』

『多くの委員は、これまで日本銀行が説明してきたとおり、「デフレ」という言葉が使われる場合には、財・サービス価格の持続的な下落、厳しい景気の状況、資産価格の下落など、様々な定義で用いられており、論者によって異なるため、日本銀行が「デフレ」という言葉を使用する時は、細心の注意を払う必要があるとの見方を示した。』

というのはいつもの話ですが。

『もっとも、何人かの委員は、こうした説明は正しいものの、このような言い方をすることによって、日本銀行は「デフレ」という言葉をあえて避けているとの印象を与えている可能性があると述べた。』

可能性があるじゃなくて避けているもんだと思ってましたが何か?

『その上で、ある委員は、「持続的な物価下落」を「デフレ」と定義するのであれば、そうした物価動向の評価は、日本銀行が展望レポートで示した見方と異なっていないという点を対外的にも説明していく必要があると述べた。』

という話をしてたのですが、この会合後の総裁会見では政府のデフレ宣言に対する質問で、白川総裁はまたこの話をしていたんですよね。

『(導入部分割愛)デフレには様々な定義があるので、こうした物価の状況をどのような言葉で表現するかについては、当然論者によって異なり得る性格のものだと思います。いずれにせよ、「緩やかなデフレ状況にある」との今回の政府の見解は、「持続的な物価下落」という定義に基づいたものであり、そうした物価動向の評価という点では、以前から日本銀行が展望レポートで示している考え方と異なっていないと思います。(以下割愛)』(11月20日白川総裁定例会見より)

この時も「政府と日銀の物価認識は同じ」と言いながら「デフレには様々な定義がある」とか言わんでも良い話をして折角の話をする傍から自分で否定してしまう所が残念な所だった訳ですな(^^)。で、その後30日の講演で急にデフレ問題に対応する為の基本的な考え方がどうのこうのという話を始めたと思ったら12月1日の臨時決定会合になったという流れだった次第ですな。後から読むとこれはこれで味わいのある文書となっております。

で、次の指摘はどっからどう見ても政府の「対策も無いのにデフレ宣言だけ実施」というアホウにも程があるデフレ宣言に対する嫌味ですな。

『また、別の委員は、「デフレ」について情報発信する際には、それ自体がマインドに悪影響を与えることのないよう留意する必要があると付け加えた。』

どう見ても菅直人副総理への悪態です本当にありがとうございました(^^)。



○またまた市場雑談

市場雑談と言いつつGCレートの話ばかりでどうもすいません。

えーっと、昨日はスポ末でしたけれども、スポネの国債買現先が4兆円オファーとなりました。前日(先週金曜日)に0.15%とやや高い所からスタートした末初のGCですが、まあ金曜の時点で高い所から始まったお蔭で資金を出す人も出た結果15から14へと低下しとったのですけれども、オペ結果は10まで流れまして、まあ暫くは出し手も粘っていたようですが、結局13時にも末越えのオペが実施されましたし、最終的には末初GCは0.105%レベルまで低下したみたいでめでたしめでたし。

と言いたいところなのですが、昨日は末初のレートは下がったのですが、トモネ(29日〜30日)やレギュラー翌日物(4日〜5日)のレートは下げ渋りでござるの巻という感じで、何かまあ末初の所だけピンポイントで資金供給(今の時点で月末の当座預金残高予想が20兆円乗せで、今日トムスタートで供給したら更に増える)をしても、そこの部分だけはレートが下がりますが、却って末初のショートファンディングが溜まるのでGCレートが安定しないと思うんですがどうなんでしょうかね。

まあ足元が下げ切らないからなのか、投資家の買いがちょっと弱めになっているのか(その複合技かなとも思いますが)短国3か月物が0.125%オファーと先週の入札の最低落札価格よりも安い状態が継続しているという地味に残念な状態になっています。いやまあ11月時点(新オペ導入前)での3か月TBの利回りって大体0.15%前後で推移していた(その前はもうちょっと低かったのですが、GCレートが下がらなくなってから0.15%レベルに上昇してます)ので、そこから見たら下がったちゃあ下がったのでありますが、先に下がった(12割れまでやったのはちょっとフライングの自業自得の面はありますが)後でじりじりと上昇というのは絵として美しさに欠けますなという感じではございます。

だからどうしたと言われると困りますが。
 


お題「いまさらですが決定会合関連/市場メモ」   2009/12/28(月)08:13:31  
  ○決定会合声明文比較

[外部リンク] 年度半ば頃までは、わが国経済の持ち直しのペースは緩やかなものに止まる可能性が高い。その後は、輸出を起点とする企業部門の好転が家計部門に波及してくるとみられるため、わが国の成長率も徐々に高まってくるとみられる。物価面では、中長期的な予想物価上昇率が安定的に推移するとの想定のもと、石油製品価格などの影響が薄れていくため、消費者物価(除く生鮮食品)の前年比下落幅は縮小していくと考えられる。』(今回)

というのは11月と見事にまったく同じ文言です。まあ毎回同じって感じですが。


・リスク要因にドバイネタのような物が

リスク要因の所ですが、基本的にこれも同じなのですけれども・・・・

『リスク要因をみると、景気については、新興国・資源国の経済情勢など上振れ要因がある一方で、米欧のバランスシート調整の帰趨や企業の中長期的な成長期待の動向など、一頃に比べれば低下したとはいえ、依然として下振れリスクがある。』(今回)

と言う所は11月と同じなのですが、今回はこの一文が入りました。

『また、当面は、国際金融面での動きなどが、企業マインド等を通じて実体経済活動に悪影響を及ぼすリスクについても、引き続き注意する必要がある。』(今回)

これが新しく入った部分でして、ドバイネタを意識しているのと、今後またどこかで地雷が火を吹くリスクについて改めて指摘したという事のようで。

『物価面では、新興国・資源国の高成長を背景とした資源価格の上昇によって、わが国の物価が上振れる可能性がある一方、中長期的な予想物価上昇率の低下などにより、物価上昇率が下振れるリスクもある。』(今回)

というのも11月と同じです。


・最後の部分が当然ながら今回長いのですが

今回の会合では中長期的な物価安定の理解の明確化というのが出たので、そこの説明がうだうだと入っているのが今回の声明文の仕様になっております。

『日本銀行は、日本経済がデフレから脱却し、物価安定のもとでの持続的成長経路に復帰することが極めて重要な課題であると認識している。そのために、中央銀行としての貢献を粘り強く続けていく方針である。金融政策運営に当たっては、きわめて緩和的な金融環境を維持していく考えである。』(今回)

『金融政策運営に当たっては、きわめて緩和的な金融環境を維持していく方針である。日本銀行としては、わが国経済が物価安定のもとでの持続的成長経路に復帰していくことを粘り強く支援していく考えである。』(11月)

ということで、一応今回は色々と文言はついているのですけれども、良く良く見れば「所信表明」みたいな文言ですなという感じです。しかも物価安定の理解の説明の最後にはこのような文言がしらっと。

『今回の世界的な金融危機の経験を踏まえ、物価安定のもとでの持続的成長を実現するうえでは、資産価格や信用量の動向など金融面での不均衡の蓄積も含めたリスク要因を幅広く点検していく必要があるとの認識が、各国においても拡がっている。日本銀行としては、上記の「理解」を念頭に置いた上で、様々なリスク要因にも十分注意を払いつつ、2つの「柱」(注3)による点検を行い、適切な金融政策運営に努めていく方針である。』(今回)

・・・・つまり緩和政策長期化のリスクですね、わかります。

物価安定の理解でも最後にこの趣旨の「リスク点検の重要性」ってのがありましたが、そちらでは「上記の「理解」を念頭に、金融面での不均衡の蓄積も含めた様々なリスク要因も点検」とさらっと流している所をきっちりと説明している次第でありまして、先般のマクロプルーデンスに関する白川総裁の講演でもありましたように、まあ白川総裁的にはこの「リスク点検の重要性」に関する拘りがありそうに見えますわな、というのが先々は金融政策に関する市場の見方に影響を与えそうな気がします。まあCPIが反転してきた時の話ですから目先は特に問題無いと思いますけどね。

という所で手抜き引用大会でした。


○末初GCレートとか

金曜はレギュラーが月末渡でしたが、ここもと月末越えの資金供給が少なめで推移してショートファンディングが溜まっている影響と、火曜の新発3か月TB入札が業者の持ちになって在庫が重い関係で、朝から足元GCが高めで推移というか資金出しサイドが動かないでござるの巻状態。スポネの国債買現先は2兆5千億円に増額されましたけれども、ショートファンディングが溜まっているせいで足切り0.12の平均0.127に上昇(前日は0.110/0.11)しちゃいまして、まあしょーがねーなという感じです。

短国買入も弱かったですし、ショートタームのオペも実施されましたが、末初のGCは結局0.15%〜0.14%という感じだったようで、まあ通常ベースから言えばそんなに上がりませんでしたという事なのかもしれませんが、何せ「やや長めの金利のさらなる低下を促す」という状態になっているので、そうホイホイと足元のレートが上昇されても困る訳です。金利水準が低いので、ちょっと前のようにコールが0.25%だ0.50%だという時と比べて足元が1bp上がった下がったというのは物凄い大きな話だというのは最近の3か月TB入札水準がそれこそ0.5bp以内の世界でああでもないこうでもないとやっている事からもお判りになる通り(つまり1bpどころか0.5bp上がった下がったで大問題)と存じます。

つーことで、末初のGCがさっくり0.15%レベルとかに上昇しやがった(今日はもうちょっと下がると思いますが)訳でして、ターム物金利を押さえ付ける話はどうなってるんだかという悪態の一つもつきたくなるのですが、ディレクティブにやや無理があるのが大きな原因なので、調節どうのこうのよりも調節方針をもうちょっとはっきりさせないと市場が戸惑う場面がまた出てくるんじゃないですかねとは思います。

とは言いましても、じゃあGCレート(東京レポレートのS/N取引レート)を誘導するって言うのも変な話(あれは別にトレーダブルではないリファレンスレートであって、無担保コール翌日物のように実際の取引レートまんまじゃないから誘導目標に置くのに微妙に違和感がある(SNBみたいにLIBORレートを置く所もあるのでやってやれない話ではないけれども、従来の流れからするとちょっと仕組みが違いますなという感じが)ので・・・)ですし、まあこんな感じでファジーなまま進んで行くのでは無かろうかという感じは致しますです、はい。

#以上またまたマニアネタでした
 


お題「白川総裁講演2つから」   2009/12/25(金)08:15:49  
  続きまして昨日の経団連での講演。

[外部リンク] Normal)へ移行するためには多くの課題が残っています。』

と思いっきり言ってますが、現状認識に関してはこんな感じのようで。

『世界経済が本年春先から持ち直し始めた主因は、このうち、第2の要因であるパニック的な金融・経済活動の収縮が沈静化に向かったことです。実際、各国中央銀行による流動性供給や政府による金融システム対策により、国際金融資本市場は、昨年の今頃とは様変わりとなり、かなり落ち着きを取り戻しています。』

『しかし、同時に、第1 の要因として挙げたバランスシート調整圧力が米欧経済に重く残存していることも、明らかになってきました。このため、先進国の回復の鈍さと新興国・資源国の上振れというコントラストが顕著になってきています。』

ということで、最近はすっかり米国の金融市場が雇用回復傾向ヒャッハー状態になっている(ように傍からは見える)という感じですが、バランスシート調整が終わったわけではない(でもまたバブルを発生させちゃうと薬物依存症の禁断症状回復の如くあっさりヒャッハーとなってしまうという論点はあるのですがそれは兎も角)ので警戒レベルは高いまま、というのが白川総裁がイメージとして持っているのかと思います。従って今後についても・・・・

『世界経済の先行きについては、新興国経済の高成長に加え、先進国経済の持ち直しもあって、全体として回復基調を維持するとみられますが、こうした見通しを巡る不確実性はなお高いと判断しています。リスク要因は上下両方向に存在しています。』

『米欧におけるバランスシート調整の帰趨や、政策効果が徐々に薄れていくことの影響などが、主要な下振れ要因として挙げられます。一方、新興国経済の強さは上振れ要因のひとつですが、先進国からの資本流入が継続した場合、流入先経済の過熱とその後の落ち込みを招くことになりかねない点には留意が必要です。』

これって結局新興国の上振れって言っても過熱して落ち込むのだから結局は下振れリスクじゃあーりませんか。

『また、先般のいわゆるドバイ・ショックは、幸い沈静化に向かっているとはいえ、国際金融面でのリスク要因にはなお注意が怠れないことを改めて印象付けました。』

さいですな。


んでもって日本経済ですけれども、先行き見通しに関してはやはり先行き厳しいと。

『もっとも、経済活動の水準はなお低く、改善の動きも政策効果に支えられた部分が大きく、自律的回復力はなお弱いと判断しています。』

『景気の先行きについては、設備・雇用面の調整圧力が残存する2010 年度半ば頃までは、持ち直しのペースは緩やかなものに止まる見通しです。とりわけ、内外における各種政策効果が減衰するとみられる来年春先前後には、景気の勢いが一時的に鈍る可能性もあります。そうした傾向は、経済が公共投資に依存している側面が大きい地方経済において、より強く現れると考えられます。』

ということで、財政政策効果を剥落させてる中なので中々厳しいということっすな。

『もっとも、そこで回復の動きが途切れてしまうといった可能性は大きくないと考えられます。』

ほほう。

『これは、わが国を含む先進国が、経済の回復がしっかりとしたものとなるまで、景気刺激策を継続する方針にあるほか、新興国の内需に自律的な強さが存在するためです。しかし、いずれにせよ、今後の回復の道のりは決して平坦ではないと認識しており、予断を持つことなく経済の姿を点検していく方針です。』

つまり、それらの話がコケルとコケルという話ですね、分かります。

んでもって物価に関してですけれども、これまた物価下落圧力が続くという話なのはいつも通りであります、一応引用しておきます。

『今後は、前年の石油価格高騰の影響が薄れてくるため、来年初にかけて、下落幅は-1%程度まで縮小するとみられます。問題は、その先です。先ほど申し述べたような景気見通しを前提とすると、マクロ的な需給バランスの改善に伴い、物価の下落幅は徐々に縮小していく方向にあります。しかし、経済の持ち直しテンポが緩やかなものに止まるとすれば、物価下落圧力もある程度長期間に亘って残存するとみざるを得ません。』

ということで、現在の金融緩和モードはある程度長期間に亘って継続されるとみざるを得ませんということですな(^^)。


○残りは宿題で勘弁ですが為替の話

で、この講演なのですが、実は本文8p(PDFファイル9p)以降の話が興味持って読めた話で、ここまでは実は前振りみたいなもんだったのですが、諸般の事情(嘘です、単なる寝坊)により本日はそこまで間に合わなかったので宿題で勘弁して下さいませ。

最初の所だけ引用(明日以降また紹介しますが)しますね。

『それでは、金融システムが相対的に頑健性を維持したにもかかわらず、わが国の経済活動の落ち込みが大きかったことの背景をどのように考えるべきでしょうか。ここに、今後の日本経済の姿を考える上での重要なポイントがあると思います。』

『経済活動の大きな落ち込みは、需要項目では輸出において顕著に現れました。これをもって「外需依存による脆弱性」と解釈し、「外需依存から内需主導への抜本的な転換が必要」とする見方も聞かれますが、私はそうした見方には与していません。』

ほうほう。

『なぜなら、そもそも日本の輸出依存度は10%台半ばと、米国と比べやや高いものの、約40%のドイツ、20%台後半のイギリスやフランスをはじめとする欧州の先進国と比べるとはっきりと低く、事実として先進国の中で外需依存傾向が強いとは言えないからです。わが国の経済活動の落ち込みが大きかったことの背景としては、むしろ、世界的金融危機前後におけるわが国の製造業を取り巻く急激な環境変化に着目すべきです。具体的には、以下の3点が重要と考えられます。』

で、その先は後日改めて引用しますが、その中で『大幅な円安の反動が出たこと』という指摘は傾注って感じでして、まあ何だかんだと言ってもここもとの金融政策のトリガーやら目線が為替市場に向かっているという事を反映した話なのではないかと思う次第でございます。


○市場雑談

GCレートが上昇しているのだが。

何かね、GCでファンディングする人(つまり債券ディーラーつまり証券会社ね)の年末越えファンディングのニーズに対して期末越えのオペがロットも少ないですし、安定的にも打たれない(新型オペは安定的に打たれていますが、あれは1回に百億円台前半しか取れないので大手ディーラーで兆円規模のファンディングニーズがある中では焼け石に水状態)というのが効いて来たか、昨日もGCレートは上昇。

いやまあ上昇って言ったって別に0.15とかに上がっている訳では無いのですが、金利水準がここまで低下して、ついでに短期のイールドカーブが思いっきり潰れている中(ターム物を下げると言ってるんだから潰れるのだが)では1bpの上昇も結構甚大な問題でありまして、GCレートが10と11の間でベッタリというのと12や13近くまで上昇する事もあるというのは物凄く大きな違いだという話になるんですな。つまり、絶賛大発行される3か月TBのレートが0.12位で安定するのか、0.14位まで楽勝で上昇しちゃうのかというようなレベルのお話で、長期金利のスケールからすると細かい話にも程があるかもしれませんけど、結構重要な点じゃネーノという所です。

ま、この点に関しては昨日も申し上げましたが、「ターム物金利の低下」という事を考えた場合にはGCレートを見ていく必要があるのですが、そのGC取引は先日付で実施されるものなので、足元のコールの調整(ディレクティブそのものはコール誘導!)をしながら先日付で行われる取引の調整をするというのはちょっと無理がある(GCとコールがタイムラグを伴って反応するから)と思うのであります。

まあディレクティブをもうちょっと工夫した方が調節やりやすくなるんじゃネーノと思うのですけれどもどうでしょ、ってまあ中の人は色々検討しているとは思いますが今日もまた書くのでありました。
 


お題「白川総裁講演2つから」   2009/12/25(金)08:15:27  
  何か他のネタもあるのですが、後から来た方を先に出していくという宿題積み残しパターンになっているような気がするのは気のせいでございます。

んでまずは22日の総裁会見から少々。

[外部リンク] trade”という言葉で呼ばれており、様々な原因によって発生します。』

と、ここまではふむふむという感じですが、その後がちょっと微妙に味わいがある。

『典型的には、経済の先行きに対する見方が同一化することによって生じますが、リスク管理手法の同一化傾向によっても促進されます。金融技術が高度化すると、リスク管理も複雑化していきます。そうなると、リスク管理手法を自ら開発する資源を持たない金融機関では、他の金融機関で開発されたリスク管理手法を採用するインセンティブが高まります。こうした状態が一般化すると、銀行間で資産エクスポージャーの内容が似てくるのみならず、取引のタイミングが同期化することによって、市場の振幅が激しくなります。』

・・・・それは全くその通りで、それこそ大昔のプログラムトレード批判から言われている事なのでありますが、一方で監督当局が「標準的なリスク管理手法」のようなものを推奨するという流れもこれまたある訳でして、その点に関して白川総裁がどのような見解をお持ちになっているのかを小一時間お伺いしたいものであります。

その後の『時系列的なリスクの視点』というのは「目先の安定と将来の安定のトレードオフ」といういつもの話になるので以下割愛。
 


お題「総裁会見続き/市場雑談」   2009/12/24(木)08:11:00  
  火曜日に権丈先生のお名前を思いっきり打ち間違いしてしまいまして誠に申し訳ございませんでした。


○総裁会見の続きから少々

[外部リンク] 先程、「物価安定の理解」の表現を一段と明確化したことにより、金利形成にも相応な影響があると話されましたが、「物価安定の理解」の実質を変えたわけではないとも話されました。つまり、日銀が実質的に何も変えていないにも拘わらず、金利形成に影響があると期待しているということは、市場や国民、政府は日銀の考えに対して誤解があり、誤解が解けることによって金利形成に影響があるという論理だと思います。』

こりゃ仰る通りですな。で、質問はなお続く。

『エコノミストを対象とした私どもの調査によれば、早くても11 年度後半にならなければ政策金利の利上げはないとの予想ですが、総裁は、政策金利の引上げ予想時期が後ずれすることを期待しているのでしょうか。市場が誤解しているとするならば、そういうことになるかと思いますが、そういうことを期待されているのか伺います。』

私どもってえことはブルームバーグさんか日経さんか通信社さんっすか(^^)。

『(答) 将来の政策の変更時期については、今後の経済・物価・金融の情勢によって決まるので、中央銀行の総裁として、このタイミングでなければいけないという考えを予め持つのは非常に危険なことだと思います。その意味では、これは原理原則の問題として、常に予断を持つことなく考えていくことであると思っています。』

そりゃまあそうですが。

『また、「誤解」という言葉はやや強い言葉かもしれませんが、必ずしも正確に伝わっていない面があるとすれば、正確に伝える努力を常にしていく必要があると思います。』

つまりどういう事かと言いますと・・・・

『それから、市場関係者には実に色々な方々がおり、必ずしもすべてを代表する包括的な「ザ・市場関係者」がいるわけではないと、私自身は常に感じています。』

「ザ・市場関係者」というのはツボってしまいました(^^)。

『例えば、中央銀行の政策を最もウォッチしているのは、短期金融市場の関係者です。金融調節に関する色々な議論は、短期金融市場を見ている人にとっては周知の情報であっても、外縁部の市場、つまり債券市場、株式市場あるいは外為市場と拡がっていくほど、日本銀行の金融政策について十分に理解されていないと感じることがあります。』

確かにその通りでございます。つまりここまでの所で分かりますように、今回の明確化というのは「大事なことなので繰り返しました」という以上の積極的な意味は政策インプリケーション的にはございませんという事になろうかと思います。まあはっきり言っちゃえば為替市場向けの説明と、政府やメディア向けの説明ですよってえ事でしょ。

『これは日本銀行に限らず、FRBをみてもそうです。今、FRBが議会あるいはマーケットやエコノミストとの関係で苦労している1つは、中央銀行のバランスシートが拡張していることが直ちにインフレにつながるわけではないことを説明することです。私どもからすれば、その説明は非常によく分かるものですが、短期市場の関係者にはある程度理解されても、それ以外のマーケットの関係者にはなかなか理解されていません。』

マーケット以外モナー。

『私は、マーケットの良さは、多様な見解がある、多様な人がいるということであり、包括的な「ザ・マーケット」があるという市場観があると考えること自体が必ずしも適切ではないと思っています。』

まあ最後はおまけですけれども、「ザ・マーケット」もツボに入っちゃいました(^^)。


で、その次の質問。多分同じ人でしょ。

『(問) 少なくとも債券市場は、日銀の政策をかなり理解しているプロの集まりだと思います。今回の「物価安定の理解」の明確化が金利形成にも影響があることを期待されているということは、彼らがやはり日銀の政策を誤解しており、その誤解が解かれることによって金利がより下がるということを期待しているのではないかと思います。つまり債券市場のプロたちも、日銀の政策について、より早い時期での超金融緩和からの脱却を期待している、というように誤解していたとお考えなのでしょうか。』

いやまあそう仰いますが、債券市場で短期全然理解してない人とか結構多いですし、何とかストの皆様でも結構無茶な説明を見かける事は多いっすけどね。なお質問は続く。

『今。今回の措置について、白川総裁が実質的に何も変わっていないとおっしゃっている一方で、金利形成に相応の影響があると期待されているということは、やはり彼らプロも誤解していたということになるのではないでしょうか。』

つまり実際はコミットメントの強化のようなものではないかという質問ですね。これは中々。


『(答) 債券市場の専門家の方も含めて、私自身は色々な人の意見にできるだけ目を通すようにしています。』

・・・・さすがは趣味がセントラルバンキングのお方だけの事はございます。

『その上で、政策金利について色々な見方があるということはもちろん認識しています。政策金利というのは最終的に経済がどのように展開するかということで決まってくるわけです。それは中央銀行自身の政策によっても変わりますし、それから中央銀行が直接コントロールできない様々な外的ショックによっても影響を受けるわけです。そうしたものの結果として、政策金利の経路が最終的に決まってくるわけですから、今私が、市場参加者の特定の見通しについて正しいとか正しくないと申し上げることは、そもそも適切ではないと思っています。』

ということで、まあ話としては微妙に避けたような印象ですが、まあここのニュアンスからすれば「日銀はそう簡単に利上げモードにはなりませんのでもうちょっと金利下がってちょ」という話になると思いますが、その金利がどのゾーン位まで下げられるのかと言えば、展望レポートで示されている見通しの範囲での政策金利見通しが強く影響するゾーンまでという事になるんじゃないでしょうかねえ。よー知らんが。


あと、特オペの効果に関する質問もありましたので、その答えを引用します。

『(答) 固定金利方式の共通担保資金供給オペは、毎週1回オファーすることとしており、これまでに2回実施しましたが、それぞれ8,000 億円のオファー額を大幅に上回る積極的な応札がありました。このオペは、実質ゼロ金利といえるきわめて低い金利水準で、期間3か月の資金を潤沢かつ安定的に供給することを通じて、短期金融市場における長めの金利の低下を促すことを狙いとして導入した措置です。』

実質ゼロ金利とはまた「超低金利」みたいなアレでございますな(^^)。

『オペの導入を決定した後、短期国債レートや銀行間取引金利などの長めの金利が一段と低下しています。また市場の心理も一頃に比べ若干落ち着きを取り戻していると思います。従って、新しいオペは、既にそれなりの効果を発揮しているとみられます。』

ふーん、ただまあ通常のオペ運営も大事なんですよね〜♪ということでオペ雑談に話は続く。


○市場雑談というかオペなどの雑談

ご存じのように絶賛年末進行モードの短期市場ちゃんですけれども、オペが何とも微妙なのがGC市場的に微妙なテイストを醸し出しているようですな。

[外部リンク] 12月22日の日本銀行白川総裁の講演「マクロプルーデンスと中央銀行」は、会場が大変混雑することが予想されます。場合によっては、立ち見やロビーでの音声のみの聴講となることもありますので、予めご了承ください。

・・・と思いっきりお題が最初から告知されていた訳ですな(^^)。
 


お題「総裁会見とかその他雑談少々」   2009/12/22(火)08:13:32  
  ○量の拡大と金利の引き下げと

こういう質問は良いですな。

『(問) 「ゼロ%以下のマイナスの値は許容していない」ということを踏まえ、今後は、12 月1日に導入を決定した新しいオペ等を打っていくことになると思いますが、これが物価に働きかける効果についてお聞きします。金融システムが不安定な時には物価の下落を食い止める効果はあるが、金融システムが安定している時には効果が限られるという説明をこれまでしてきたと思うのですが、これまでの説明と今回の措置がもたらす物価に働きかける効果について説明して下さい。』

『(答) 量を潤沢に出していくということは、ご質問にもあったように金融システムが不安定な状況にある時には金融システムの安定を確保する上で有効な方策であると思います。過去のデフレの歴史を振り返ってみますと、金融システムが不安定化し金融が収縮するという状況になった時にデフレが深刻化するわけですから、金融が収縮しないように量を出していくことには意味があると思います。』

『ただし、そのように量を出して金融システムが安定したもとで、量を出すことで経済が刺激できるかというと、その効果は非常に限定的であると思っています。これは、前回のわが国の量的緩和の時の経験でもそうですし、今回、わが国の経験を踏まえて各国が色々な政策を採っている中で、各国の中央銀行関係者の評価を聞くと、もちろん全員が一致しているわけではありませんが、量それ自体で景気を刺激する効果は限定的であるとしています。』

で、それだけだとメディアがうるさいので錦の御旗にバーナンキを(^^)。

『FRB議長は「これは信用緩和をやっていく上での結果に過ぎない」という言い方をしています。』

『ただし、いずれにしても、私どもとしては量について制約がないようにしておきたいと思っています。』

と、ここまでを読みますと、まあ金融市場にストレスが掛かるという場合とか(あと個人的に可能性があるとすればバランスシート拡大によって短期のオペでの繰り回しがあまりにも忙しくなった場合かなあ、普通に無さそうですけど)の場合には輪番拡大の線もあるという話でしょうね、と思います。

『一方、新しい固定金利型のオペについてですが、これを通じてやや長めの金利に働きかけていくことになります。もちろん、既に金利水準は非常に低いし、どの指標までみるかで若干違いはありますが、わが国の短期金利全体の水準は世界で最も低い状況ですから、さらなる金利低下の効果が非常に大きいのかといった疑問もあるかと思います。しかし、中央銀行としてどのような貢献ができるかを考えた場合には、1つのルートとして考えていくべきだと思っています。』

ということですので、まあ次の緩和は金利ルートになるのが本線でしょうという話(昨日も書いたけど)になるかと存じますです。

#もうちょっと後ろの方に面白い表現があったりするんだが、時間と量の都合上後日に回すということで勘弁。べ、別にネタ切れを展望して温存した訳じゃないんだからね!


ここまでお付き合い頂きまして恐縮ですが最後におまけの雑談。


○雑談ですが・・・・

・マニフェスト詐欺関連

[外部リンク]

・・・・・何を言ってるんだこいつは。提案する前に業界関係者と債務者と株主などの所へ全国行脚して土下座して詫びた上に足蹴にされた後に西方浄土にでも旅立つか鳴門海峡で鱶の餌にでもなるべきだと思いますけど。

まあ記事の中でもこのようなコメントがあるのは当たり前ですわな。

『専門家からは、「債務者が困る状況を作り上げたのは上限金利の引き下げに伴って審査に通らない人が出たからだ。今ごろ何を言っているのか」(シティグループ証券の津田武寛アナリスト)との驚きの声も出ている』(上記URLより)


でも、自民党はその後藤田氏を金融の専門家として扱っているようです。

[外部リンク] 後藤田 正純』

・・・・もうね、何のギャグかと。まあマニフェスト詐欺もそうですけれども、平気でこういう事出来るのが政治家クオリティだとしたら、「政治主導」なんて百害あって一利無しなんじゃないですかねえ・・・・
 


お題「総裁会見とかその他雑談少々」   2009/12/22(火)08:13:09  
  WBSなんぞ見る訳は無いあたくしですが、モーサテによりますと「デフレが更に進んだ場合には積極的に追加緩和を行う」とかなんとかいう趣旨の事を白川総裁が仰せになったそうですが、そんなの別に「デフレと闘う姿勢」とかじゃなくて中央銀行として至極当たり前のことなんですけどねえ。

ま、為替市場が反応してるから日銀的には願ったり叶ったりなので、「お前ら追加緩和期待でドル買ってるけど、ドル高円安になったらそもそも追加緩和が無くなるんだぞ為替市場プギャー」などと無粋な事を言ってはいけないのがお約束というものです。

#まあ日経がやっと「景気は気なんだから威勢の良い話をした方が良い」と気がついたのであれば大慶でございますけどね

それは兎も角総裁会見。

[外部リンク] 物価のマイナスの値は許容しないという本日の発表を受け、金融市場では事実上の時間軸政策ではないかといった受け止め方も浮上しています。こうした受け止め方に対する総裁の認識を教えて下さい。』

なんつーか事実上の時間軸政策は既に債券市場でも短期金融市場でも認識してたと思うのですけど(価格形成見たらどう見てもそうでしょ)まあいっか。

『(答) 今回の「物価安定の理解」の明確化は、日本銀行としては、ゼロ%以下のマイナスの値は許容していないこと、委員の大勢は1%程度を中心と考えているということを、より明確な言葉で表現することにより、物価の安定に関する日本銀行の考え方の一層の浸透を図る措置です。』

・・・・つまり、「ここは大事なことなので繰り返して言います」ということですね(^^)。

『従って、先行きの金融政策運営について何らかのコミットメントを行うという意味での時間軸政策とは異なります。』

足元のCPIにはコミットせずという事ですわな。

『ただし、展望レポートで示している経済・物価の先行きの見通しや、毎回の決定会合後に公表している金融政策運営方針とともに、物価安定に関する日本銀行の考え方が一層浸透することは、いわばこれら全体として金融市場における金利形成にも相応の影響があると考えられます。』

これね、後の方でも同じ話をしているのですけれども、これまた昨日申し上げたように、「わたくしたちの言う事を皆さんがきちんと理解すれば金利は低位安定するんですよ」という話をしているというこってすな。

『今のご質問については、これを広い意味で時間軸的な効果と呼ぶのであれば、そうした効果はあると思います。ただし、そうしたことを積極的に狙っているのではなく、先程申し上げた枠組み全体として効果があるということを申し上げたいと思います。』

殆ど禅問答の世界ですが(^^)、ここを蒟蒻問答状態となっているあたくしが勝手に解釈しますと・・・

「今の金融政策の枠組みは、足元の特定の指標にコミットするとか、市場の期待をオーバーライドするような形での金融政策枠組みではありません。では、現在はどのような枠組みかと申しますと、展望レポートと中間レビューで先行きの日銀の景気物価見通しを示す事によって先行きの金融政策に対するある程度の予見性を高めるという形になっております。従いまして、現在本行が出している景気物価見通しを勘案すれば、当面緩和的な政策を継続することは明言しなくてもご理解頂ける筈ですので、結果として市場金利は低位安定するでしょう」(以上、総裁発言じゃなくてあたくしの脳内解釈です、為念)

というような感じだと思いますが、蒟蒻問答の可能性もありますので内容のご判断は自己責任でお願いします・・・・って書いたらその後の質疑で実は「もう少し丁寧に説明して下さい」というのがあるのはここだけの話です(最初読んだ時に読み飛ばしてたよorz)。

つーことで、その先の質疑を読めば(会見5ページ目あたり)禅問答の続きが書いてあるのですけれども、まあそれをもうちょっとあたくし的に書き換えたのがさっきの脳内解釈ですが、そちらの丁寧な説明シリーズから最後の部分だけ引用しておくだよ。

『今ご質問にあったかつての時間軸政策は、消費者物価指数の前年比が安定的にゼロ%以上となるまで量的緩和政策を続ける、というかたちで公表しました。今回は、もちろんそれとは異なります。量的緩和政策を採用した時と現在とでは、日本銀行の政策運営を巡る環境、手段、枠組みが随分違っているにもかかわらず、従来と同じ議論がなされていると感じます。』

さすがに金利市場の参加者の多くは従来と同じ議論はしてねえと思いますが、確かにまあ能天気に昔の時間軸と同じような話をしている人はいるかもね。まあ金利市場以外の人達は思いっきりそう(昨日たまたまネタにしたどこぞの銀行の為替レポートとかありましたが、金融政策の具体的な枠組みとかを碌に勉強しないで堂々金融政策に関して論じてる何とかストのレポートって結構多いのよね)だったりしますし、ということでしょう。


○元々デフレ容認はしてませんけど

『(問) 従来の「0〜2%程度」という表現では何が問題だったのでしょうか。』

『(答) 従来は「0〜2%程度の範囲内にあり、委員毎の中心値は、大勢として、1%程度となっている」と表現していました。こうした「物価安定の理解」の表現の仕方について、私ども自身の理解とは別に、時として、日本銀行がマイナス領域を容認している、あるいはデフレを容認しているとの声が一部にあったことは事実です。私ども自身の理解とは異なる、こうした誤解があるのであれば、その誤解は解いた方がよいということです。何か実質を変えたということではありません。ただ、私どもが考えていることを正確に伝えるために、改めてこの表現を点検したということです。』

ということで、マイナスは容認していない云々というのは、こちらにありますように『何か実質を変えたということではありません』なのでありまして、中長期的なマイナスインフレは容認してませんがなという話ですわなという事で、やはり「大事なことなので繰り返します」という事でしょうな。

ま、元々この「理解」は量的緩和解除の時に出した枠組みの一環なので、そういう点で言えば導入当初に別にマイナスがどうのこうのという点はあまり話題にならなかったような気がする(下限ゼロは低いだろというような話はありましたけどね、あたくしの過去の駄文読んでるとそんな事書いてたなあ(遠い目))。



○足元にはコミットしてないです+中長期的とは+リスク点検の重要性とは

それでもこういう質問がしつこく出てくるのがメディアクオリティ。

『(問) 発表文の添付資料で、「物価安定の理解」の明確化のポイントとして、「ゼロ%以下のマイナスの値は許容していない」という表現をとっています。許容しないとすれば、デフレ、つまり物価がマイナスの時は緩和政策を続けるというアクションがその結果として出てくると思います。許容していないという認識や決意と、実際の政策行動とはどういう関係にあるのかをご説明下さい。』

んーとね、それこそ極端な話ですけれども、目先マイナスでも何らかの要因で将来的に物凄い勢いで物価が上昇しそうだという事が明白だったら緩和政策を続けない可能性もあるって事が「中長期的な」物価安定の理解ですよって事ですし、何らかの特殊要因で物価指数が下がっていても将来的に(以下同文)ってことじゃないですか、という事になるのではないかと。では総裁はどう説明しているかと言いますと・・・・・

『(答) 「中長期的な物価安定の理解」というのは、まさに書いてある通り、「中長期的な」ものです。物価安定が日本銀行の金融政策の目的である以上、物価安定を数値的に定義し、イメージを示していくということです。そして、実際の金融政策運営は、そうした物価安定の状態に関する理解を前提としつつ、将来の見通しに基づいて運営していくわけです。』

『金融政策を運営する時には、先程2つの柱ということを申し上げました。物価を通じて点検する面、これはもちろん大事なことです。一方で、2000年代半ば以降、今回の危機に至るプロセスを振り返ってみると、各国とも物価は安定していた、むしろ物価上昇率が低下していくディスインフレという局面が続いていたわけです。物価は大事ですが、物価だけを見ているともっと大きな経済全体の不均衡を見失ってしまうことがあり得ます。従って、足許の物価からストレートに金融政策の運営が決まってくるというものではないことが、今回の危機を通じて一段と明らかになったと感じます。』

というのは例のポンチ絵の最後の方にある「リスク点検の重要性」ってえ奴でございますわな。これまた昔と同じ話をしらっと行っているのですな。

『そして、いわゆるインフレーション・ターゲティングを採用している国、あるいは採用していない国も含めて、物価安定の状態を考える際に対応する時期として、各国の中央銀行がどういう表現をしているのかを改めて確認してみますと、どの中央銀行も「中長期」ということを非常に強調しています。』

中長期の定義キタコレ。

『例えば、欧州中央銀行は、中期(medium-term)という言葉を使っています。米国は、中長期の最終的に望ましい状態に対応する見通しを発表していますが、その期間は、大体5〜6年というかたちで出しています。英国は、妥当な期間(within reasonable time period)と書いています。いずれにせよ、多くの中央銀行に共通していることは、物価安定はもちろん大事なのですが、しかし物価安定だけ、足許の物価だけをみて、短期的に政策運営することは適切ではないということです。』

ということで、足元にコミットしている訳ではないという話をしているのですけれども、これだけ説明している傍から次にこんな質問が飛んでくるのがメディアクオリティ。

『(問) 先程、国民にも分かりやすいメッセージを発するべきだとおっしゃっていたことに関連してお聞きします。今回、「物価安定の理解」の表現を変えましたが、逆に、国民にとっては、CPI(消費者物価指数)に目標を設けて時間軸を導入した方がより分かりやすいのではとも考えられます。総裁は、今回の明確化について、時間軸的な効果もあるとおっしゃっていますが、あえて政策として時間軸を導入しない理由について、もう少し分かりやすく教えて下さい。つまり、先程、日銀の政策のやり方が色々変わってきているので、以前導入したようなCPI前年比の目標を設けることはなくていいのではとおっしゃっていましたが、なぜ今は導入しなくても日銀は正確な情報発信ができるのでしょうか。』

・・・・・まずはメディアの皆様におかれましては、とりあえず変な思い込みに凝り固まる前に日銀の公表文書を百万回読んでから質問とかしやがれと思うのでありますが。あっしが白川総裁の席にいたら「お前ら何回同じ質問するんだよ頭の中に入っているのは糠味噌かよ」とか言いたくなりそうですな(--)。

回答は引用するとただの重複なので割愛。政策インプリケーションにならない質問の重複は程々にしていただきたいですな。
 


お題「ネタがまた出るとはこれまたビックリ」   2009/12/21(月)08:11:38  
  ということで決定会合ですが。

[外部リンク]
 


お題「年末進行なので雑談で勘弁(謎)」   2009/12/18(金)08:18:08  
  「投機筋のポジション動向に注目」というのを「ポジショントークに注目」と空耳してしまったあたくしorz

○市場雑談

・2年国債入札プギャー

昨日の2年新発国債入札。ここもと何だかよー知らんのですが中短期結構な堅調ですなあという感じでしたが、前場の引けが0.175/0.180で入札を迎えまして、落札結果はこの有様。
[外部リンク]
 


お題「FOMCとか虫干しネタとか」   2009/12/17(木)08:06:51  
  「10年債は利上げへの警戒感から売られましたが、2年債は暫くゼロ金利が続く事を確認したことから買われました」とは奥が深すぎて、頭の悪いあたくしは何を言っているのか全く判らないのですが・・・・・>モーサテの市場後講釈

○FOMC声明文

寝起きで読んでるので雑にも程があるのは勘弁。詳しくはまた読んでみたりしたく存じますが。

[外部リンク] received since the Federal Open Market Committee met in November suggests that economic activity has continued to pick up and that the deterioration in the labor market is abating. 』(今回)

『Information received since the Federal Open Market Committee met in September suggests that economic activity has continued to pick up. 』(前回)

見りゃわかるように回復傾向が継続というのに加え、労働市場の悪化が和らいでいるというお話が。雇用の最大化というのはFRBの目的の一つ(もう一つは物価の安定)でありますので、雇用に関する文言でこういうのが出ているのはまあ政策インプリケーション皆無とは言えないでしょうな。そもそもあの雇用統計の数字って本当にアレで良いのかとかいうツッコミをしたくなりますけどねえ。


・各需要項目に関して

『The housing sector has shown some signs of improvement over recent months. Household spending appears to be expanding at a moderate rate, though it remains constrained by a weak labor market, modest income growth, lower housing wealth, and tight credit. Businesses are still cutting back on fixed investment, though at a slower pace, and remain reluctant to add to payrolls; they continue to make progress in bringing inventory stocks into better alignment with sales. 』(今回)

『Activity in the housing sector has increased over recent months. Household spending appears to be expanding but remains constrained by ongoing job losses, sluggish income growth, lower housing wealth, and tight credit. Businesses are still cutting back on fixed investment and staffing, though at a slower pace; they continue to make progress in bringing inventory stocks into better alignment with sales.』(前回)

企業の方は同じ文章になっていますが、住宅セクターと個人消費支出に関する文言は改善されていますな。ただまあこちらでは労働市場に関しては「a weak labor market, modest income growth」という認識を示していますので、あくまでも「悪化が和らいだ」という程度の認識である、という事で、そう簡単にホイホイと利上げモードになるかというと、それには雇用関連の持ち直し傾向の定着が明確になってこないと厳しいんじゃないかという所なんでしょうかね。よー知らんが。


・金融環境に関して

『 Financial market conditions have become more supportive of economic growth.』(今回)

『Conditions in financial markets were roughly unchanged, on balance, over the intermeeting period. 』(前回)

何気に改善してねえか。


・第1パラグラフのまとめ部分

『Although economic activity is likely to remain weak for a time, the Committee anticipates that policy actions to stabilize financial markets and institutions, fiscal and monetary stimulus, and market forces will contribute to a strengthening of economic growth and a gradual return to higher levels of resource utilization in a context of price stability.』(今回)

『Although economic activity is likely to remain weak for a time, the Committee anticipates that policy actions to stabilize financial markets and institutions, fiscal and monetary stimulus, and market forces will support a strengthening of economic growth and a gradual return to higher levels of resource utilization in a context of price stability.』(前回)

今回「contribute to a strengthening」となってる部分が前回は「support a strengthening」となっているのは前進しているように見えますが。


・インフレに関しては前回と同じ

第2パラグラフは毎度毎度同じ文言を続けているので引用だけ。

『With substantial resource slack likely to continue to dampen cost pressures and with longer-term inflation expectations stable, the Committee expects that inflation will remain subdued for some time. 』(今回)


・例の文言は同じですが

んで第3パラグラフ。

『The Committee will maintain the target range for the federal funds rate at 0 to 1/4 percent and continues to anticipate that economic conditions, including low rates of resource utilization, subdued inflation trends, and stable inflation expectations, are likely to warrant exceptionally low levels of the federal funds rate for an extended period.』(今回)

・・・・でありまして、FOMC前になると飛ばし記事を書くのが得意な某赤い新聞だったと思うのですが、そちらが「FOMCで緩和継続に関する文言が変更になる」と相変わらずの飛ばし報道してたようですが、まあプギャーという感じですな。でも、今回って前回までその前にあったこの一文が削除されています。

『In these circumstances, the Federal Reserve will continue to employ a wide range of tools to promote economic recovery and to preserve price stability.』(前回)

この文言削除というのは、「ここまで実行してきた各種非伝統的政策は今後使わないですよ」ってえ話と読もうと思えば読めるのであります。まー確かに今回は各種流動性供給プログラムを止める話をしてますから、その辺は整合性を取っただけなのかも知れませんけど。


・でまあ色んな流動性供給プログラムを止めると

『To provide support to mortgage lending and housing markets and to improve overall conditions in private credit markets, the Federal Reserve is in the process of purchasing $1.25 trillion of agency mortgage-backed securities and about $175 billion of agency debt. In order to promote a smooth transition in markets, the Committee is gradually slowing the pace of these purchases, and it anticipates that these transactions will be executed by the end of the first quarter of 2010. 』(今回)

以下その手の話が続くのでありますが、

『The Committee will continue to evaluate the timing and overall amounts of its purchases of securities in light of the evolving economic outlook and conditions in financial markets. 』(今回)

という文言を入れつつ(これは前回と同じ)、第4パラグラフでは具体的にどの措置がどうなるという話をしてます。その冒頭だけ引用。

『In light of ongoing improvements in the functioning of financial markets, the Committee and the Board of Governors anticipate that most of the Federal Reserve’s special liquidity facilities will expire on February 1, 2010, consistent with the Federal Reserve’s announcement of June 25, 2009. 』(今回)

以下その内容説明をしていますが、最後にしっかりこの一文を入れているのはFOMCの仕様ではありますが、まあ何かあった時のヘッジは万全。

『The Federal Reserve is prepared to modify these plans if necessary to support financial stability and economic growth.』(今回)

という所で寝起き斜め読みをしましたが、肝心な所を読み飛ばしていた場合は謝罪は致しますが賠償はしません。というかポイントあったら教えて下さいお願いしますお願いします。



○ところでバーナンキ先生のFAQ続き

この前の続きです
[外部リンク] Asked Questions

1.Where is the economy headed?
2.What has the Federal Reserve been doing to support the economy and the financial system?
3.Will the Federal Reserve's actions lead to higher inflation down the road?
4.How can we avoid a similar crisis in the future?

FAQの2番部分を引用しましたけど、今日は3番の所を。

『The scope and scale of our actions, however, while necessary and helpful in my view, have left some uneasy. In all, our asset purchases and lending have caused the Federal Reserve's balance sheet to more than double, from less than $900 billion before the crisis began to about $2.2 trillion today. Unprecedented balance sheet expansion and near-zero overnight interest rates raise our third frequently asked question: Will the Federal Reserve's actions to combat the crisis lead to higher inflation down the road?』

ということで、FAQの2番の説明をしている時は非伝統的政策に関して「市場仲介機能の回復」目的のポイントの話のみ(=量的拡大のマネタリー効果に関する説明が皆無^^)だったのですが、ここでは「ゼロ金利政策とバランスシートの異例な拡大によるインフレリスクや如何?」という話題になっておりますな。

『The answer is no; the Federal Reserve is committed to keeping inflation low and will be able to do so.』

そらまあYesだったら大変な話になりますから(^^)。で、何でインフレ抑制できるかという話が続く。

『In the near term, elevated unemployment and stable inflation expectations should keep inflation subdued, and indeed, inflation could move lower from here. However, as the recovery strengthens, the time will come when it is appropriate to begin withdrawing the unprecedented monetary stimulus that is helping to support economic activity.』

『For that reason, we have been giving careful thought to our exit strategy. We are confident that we have all the tools necessary to withdraw monetary stimulus in a timely and effective way.』


ということで、こちらでは「異例の金融緩和」という文言があるのですが、これがバランスシートの量の話なのか金利の話なのかは曖昧なのですが、この先を読んでみた感じですと、どうもゼロ金利政策とバランスシートの両方の話をしているようです

『Indeed, our balance sheet is already beginning to adjust, because improving financial conditions are leading to substantially reduced use of our lending facilities. The balance sheet will also shrink over time as the mortgage-backed securities and other assets we hold mature or are prepaid. However, even if our balance sheet stays large for a while, we will be able to raise our target short-term interest rate--which is the rate at which banks lend to each other overnight--and thus tighten financial conditions appropriately.』

ということで、各種流動性供給プログラムに関しては市場の回復に伴い規模が減っており、その結果バランスシートの縮小が始まっているという話と、バランスシートが大きい中でも利上げは可能と言う話をしていますわな。

『Operationally, an important tool for adjusting the stance of monetary policy will be the authority, granted to us by the Congress last year, to pay banks interest on balances they hold at the Federal Reserve. When the time comes to raise short-term interest rates and thereby tighten policy, we can do so by raising the rate that we offer banks on their balances with us. Banks will be unwilling to make overnight loans to each other at a rate lower than the rate that they can earn risk-free from the Fed, and so the interest rate we pay on banks' balances will tend to set a floor below our target overnight loan rate and other short-term interest rates.』

ということで、まあ当座預金だか超過準備だかの付利制度を使えば、バランスシートがまだ大きいうちでも利上げは可能ですという話を技術的な面も含めて説明しています。

いやまあそれはそうなのですが、利上げを継続していく中でそれまでに購入した資産をそのまま持っていた場合には、保有資産の逆ザヤ状態とかが発生するかもしれませんわなという点は華麗にスルーしてますな。いやまあそれはそれで良いんですけどね♪

『Additional upward pressure on short-term interest rates can be achieved by measures to reduce the supply of funds that banks have available to lend to each other. We have a number of tools to accomplish this. For example, through the use of a short-term funding method known as reverse repurchase agreements, we can act directly to reduce the quantity of reserves held by the banking system. By paying a slightly higher rate of interest, we could induce banks to lock up their balances in longer-term accounts with us, making those balances unavailable for lending in the overnight market. And, if necessary, we always have the option of reducing the size of our balance sheet by selling some of our securities holdings on the open market.』

リバースレポを使って吸収するという話はまあ良いとして、資産売却に関してはさすがに大技に過ぎるという認識になっているようで、最後の一文にあるように、And, if necessary, we always have the option of reducing the size of our balance sheet by selling some of our securities holdings on the open market.という言い方で政策手段としては最終兵器扱いになっているっぽいのでちょっと安心。

で、この部分の最後のパラグラフが何気に良いネタ。

『As always, the most difficult challenge for the Federal Open Market Committee will not be devising the technical means of unwinding monetary stimulus.』

テクニカルには困難ではない(キリッ)というのがホンマカイナという気もするのですが、まあそれはそれとしまして。

『Rather, it will be the challenge that faces central banks in every economic recovery, which is correctly judging the best time to tighten policy.』

適切な引き締めのタイミングが難しいと。

『Because monetary policy affects the economy with a lag, we will need to base our decision on our best forecast of how the economy will develop.』

引き締めのタイミングはフォワードルッキングで、と仰っているように読めますが(^^)。

『As I said a few moments ago, we currently expect inflation to remain subdued for some time. It is also reassuring that longer-term inflation expectations appear stable. Nevertheless, we will keep a close eye on inflation risks and will do whatever is necessary to meet our mandate to foster both price stability and maximum employment.』

まあこの部分の質問が「インフレ抑制」というお題だったからというのもあるのかも知れませんけど、この辺りの説明って「へー」と思うのでありました。


#市場雑談ネタは時間が無くなったのでスルー。調節は引き続き注目というかツッコミネタっす。

 


お題「今更の虫干しネタ&各種雑談」   2009/12/16(水)08:07:32  
  さあ米国PPIで盛り上がって参りました!!!!!

ところで悪態ですけどね、44兆円を守っても特会を全力で使い込んだら国債需給的には守らないのと同じなんですけど、まあ(自粛)に付ける薬無しなのは兎も角、さすがにその辺に関する市場の評価が「どうせこいつらその場凌ぎで調子良い事言うだけでしょ」となりつつある気がします。

あと、「先送りの方針を決定しました!!!」というのが「無責任な事は出来ないから先送りする」という不可思議理屈によるものだそうで、実に画期的にも程がありますが、リアル業務で言い出したら、普通にてめー首吊って(自主規制)と罵倒されるレベルではないかと存じますがどうなんでしょうかねえ


○今更ですが10月30日の決定会合議事要旨

[外部リンク] P ・社債の買入れについては、多くの委員が、C P ・社債市場の発行環境が低格付社債を除き良好なものとなっているほか、応札額もごく僅かないしはゼロとなっており、市場機能回復という所期の目的は十分達成されているとの見方を示した。』

使われていないのなら取りあえずバックストップで残しておくという話をしていた西村副総裁を小一時間問い詰めたいのですけれども。

『何人かの委員は、特にC P 市場において、日銀のC P 買入れの存在を前提とした価格形成によって、C P 発行レートのばらつきが縮小するなどの副作用も無視し得なくなっていると指摘した。』

えーっと、それは買入じゃなくて特オペ前提の方だと思います。

『こうした議論を踏まえ、大方の委員は、C P ・社債買入れの扱いについては、予定通り、現行期限の12 月末をもって完了することが適当との認識を示した。』

別に10月に決定せんでもよかろうとは思うのですが・・・・

『ただし、ある委員は、社債買入れは、将来の不確実性に備える安全弁として機能しているだけでなく、市場に特段歪みをもたらしていないと指摘した上で、格付けの引き下げが懸念されている状況にあっては、社債買入れを延長することが適当との意見を述べた。』

どう見ても水野審議委員(当時)です本当にありがとうございました。実際問題として言うと、格下げもどんどん進行すると買入の対象から外れてしまうという罠もあるのですけど、まあその個別具体的な話では無く、市場環境がどうのこうのという話をしてるんでしょうな。


・特オペの「半年後の解除」に関して

まあこの辺りの理屈が香ばしめなのは何度か申し上げた通りですけれども。

『何人かの委員は、金融市場が安定し、共通担保オペの落札金利が特別オペ金利の0.1%とほぼ同水準に低下する中で、両オペの効果の差は小さくなっており、特別オペも所期の目的は、かなり達成されたと評価していると述べた。』

それは特オペの力で共通担保が下がっていたともいえるので、非常に微妙ではなかろうかと思われますけど、まあ何度も書いた話なのでそこはスルー。

『ただし、これらの委員も、年度末に向け、金融市場の安定確保に万全を期す必要があることを踏まえ、年度末までは特別オペの実施が適当であるとの見解を示した。こうした議論を経て、委員は、特別オペの期限を2010 年3月まで延長することが適当との認識で一致した。』

さいざんすか。

『更に、委員は、4 月以降のオペの運用についても検討を行った。何人かの委員は、同オペの影響として、高格付けC P の発行レートが短国レートを下回る「官民逆転現象」等の副作用がみられることを指摘した。』

まあここまではその通りですが、官民逆転なんぞ半年くらいずーっと継続していたのでありまして、ここでその副作用をことさら強調するのは(前から指摘してた人はまあいますけど)結論先にありきの香りがプンプン。

『また、何人かの委員は、こうした特別オペの副作用も踏まえ、特別オペと共通担保オペの効果の差が小さくなったもとでは、より担保範囲が広く、市場の資金需要に応じてオペの期間を弾力的に変えられる共通担保オペを利用することが、金融市場の安定を確保し、企業金融の円滑化を支援していく上で、より望ましいとの意見を述べた。』

ここの理屈はちょっと変。市場の資金需給に応じてオペを増やしたり減らしたりして、出来上がりの資金供給額を一定水準にするというのがまあオペレーションの基本みたいな感じなんですけど、金融市場の安定という観点、つまり市場金利のボラを下げて低位安定させるという目的があるのであれば(無いのなら話は別ですので念の為)、オペレーションを伸縮させるのではなく、ある程度予見可能な形で同じ量の資金供給をロールして行くという動きが必要になるんですよね。

つまりですな、短期市場的に言えば、というかGC市場的な話をしますと、資金の主要な出し手が偏在している上に、金利水準がこの状態で市場取引が活発ではないという状況なので、各種モノ日になると参加者の資金ポジションが偏在する傾向が益々顕著になっている訳でありまして、結局の所日銀の資金供給オペがないと国債ディーラーの安定的な在庫ファンディングが難しいという状況になっておる訳ですわな。そうなりますと、資金供給オペを弾力的にいじるのではなく、ある程度のロットのオペをロール前提で安定的に同じ額で供給する方がファンディングの予見可能性および安定性が高まるので、結果としてGCレートが低位安定するという事になり、ターム物金利の低位安定化に繋がるという話になる訳ですな。

それで足元余り過ぎるという場合は吸収オペのツイストをすれば良いですし、今の状況だったら付利金利制約もあるので、別に引かなくても良いでしょという話になるかもしれません(ただし付利金利制約の無い生損保&投信年金があるので運営上はツイストをした方が良いのでしょうけれども)。


と、本当は後の相場雑談で書こうと思った事を書いてしまいましたが、議事要旨に戻りまして。


『その上で、大方の委員は、措置の完了とその後の調節運営を予め示すことで、市場の予見可能性を高め、先行きの安心感を醸成することになるとの見方で一致した。』

訳判りません><;

『もっとも、この点について、一人の委員は、将来同オペを完了することを現時点で表明することは、金融市場を不安定化させるリスクを伴うほか、金融緩和を維持するという本行の姿勢の分かりやすさが損なわれるおそれもあるとの意見を述べた。』

どう見ても水(以下同文)。で、案の定姿勢の分りやすさが損なわれた結果として追加緩和しやがれの大合唱になってあのザマになったのですな。ナムナム。

『この間、別の一人の委員は、先行き、再び必要と判断されるような場合には、特別オペを再び活用することも含め、機動的かつ弾力的に対応することが適当であると述べ、他の委員も賛意を示した。』

だったら最初から停止を明言する必要があったのか(何も決めなければ自動停止なのですから)と小一時間。


・政府からの発言

財務省のこの発言は仰る通りだと思います。

『各国中央銀行の非伝統的措置の取り扱いが注目される中で、日銀の意図や考え方が正確に伝わるよう、時限措置の取り扱いにかかる判断と、展望レポートに示される経済・物価動向についての慎重な見通しとの整合性について分かりやすくご説明頂きたい。』

一方で内閣府のこの発言ってどう見てもアリバイ発言でしょ。

『日本銀行及び政府が政策運営を行っていく上では、経済情勢や金融情勢についての緊密な意見交換が重要であり、政府としては、日本銀行法第4条の規定を踏まえ、政府と日銀の協議の場を設けることを提案したい。』

って提案してる政府の方が全然この協議の日程が設定できないというギャグとしか思えないような流れになっているのはご案内の通りかと存じます。結局12月3日だかなんだかに首相と日銀執行部の会談が実施されただけですよね。内閣府は何やってんだかって所ですな。



○市場雑談

段々ベンダー報道に悪態成分が高まって参りました。
[外部リンク]
 


朝お題「短観とか雑談とか」   2009/12/15(火)08:13:17  
  ドバイネタで瞬間為替と債券先物と株式指数先物がぶれたのは正直ビックリしました。まあ月曜なので板が薄かったからだと思いますけどね。

○毎度の短観与太分析

ということでまずは短観を毎度の趣味的チェック。ちゃんとした分析は本職の方のレポートを読んでちょ。

[外部リンク]
 


お題「新オペに続いて威勢の良い資金供給/バーナンキ議長のFAQ」   2009/12/14(月)08:05:30  
  グタグタにも程がある民主党政権の支持率が相変わらず高い訳だが、まあ自民党が空気になってるから仕方無いんですかねえ。

○これはまた威勢の良い資金供給・・・ですが

金曜のオペレーション。
[外部リンク] Asked Questions

んでもってその質問は以下の4つ。

1.Where is the economy headed?
2.What has the Federal Reserve been doing to support the economy and the financial system?
3.Will the Federal Reserve's actions lead to higher inflation down the road?
4.How can we avoid a similar crisis in the future?


経済状況に関しては確かにまあ厳しい見方をしているのですが、基調そのものは回復という話をしてて、問題は銀行の貸出態度がタイトである事が続いていることと、雇用市場が依然として回復するのに時間が少々掛かりそうな状態で消費やら投資が活発化するような自律的回復はには時間を要するというような話をしています。正直言ってあの講演が出た日に米国債やら為替市場があんなに派手にする程の悲観論でも無いと思いますけどそっちの引用はスルーしまして、2番目の質問に関して。

『The Federal Reserve has been, and still is, doing a great deal to foster financial stability and to spur recovery in jobs and economic activity. Notably, we began the process of easing monetary policy in September 2007, shortly after the crisis began. By mid-December 2008, our target rate was effectively as low as it could go--within a range of 0 to 1/4 percent, compared with 5-1/4 percent before the crisis--and we have maintained that very low rate for the past year.』

とは政策金利引き下げのお話。

『Our efforts to support the economy have gone well beyond conventional monetary policy, however. I have already alluded to the Federal Reserve's close cooperation with the Treasury, the Federal Deposit Insurance Corporation (FDIC), and other domestic and foreign authorities in a concerted and ultimately successful effort to stabilize the global banking system, which verged on collapse following the extraordinary events of September and October 2008.』

で、非伝統的政策を色々と実施しましたという話をしておりまして、以下はんじゃ何でそのような非伝統的政策を行うかという話をしていますが、まずは一般的な説明として、金融仲介機能の回復を行うという話をしています。最初の打ちは一般的な話とMMFとかCP市場とか中銀とのドルスワップの話。

『We subsequently took strong measures, independently or in conjunction with other agencies, to help normalize key financial institutions and credit markets disrupted by the crisis. Among these were the money market mutual fund industry, in which large numbers of American households, businesses, and municipalities make short-term investments; and the commercial paper market, which many firms tap to finance their day-to-day operations. We also established and subsequently expanded special arrangements with other central banks to provide dollars to global funding markets, as we found that disruptions in dollar-based markets abroad were spilling over to our own markets. 』

で、その後の施策についても具体的にどのような市場に突っ込んだか話をしているのですけれども、まあこちらでも市場機能というか信用仲介機能の回復が主眼という話をしています。

『More recently, we have played an important part in helping to re-start the markets for asset-backed securities that finance auto loans, credit card loans, small business loans, student loans, loans to finance commercial real estate, and other types of credit. By working to revive these markets, which allow banks to tap the broader securities markets to finance their lending, we have helped banks make room on their balance sheets for new credit to households and businesses.』

で、その次にモーゲージ債と財務省証券の買入の話をしていますが、どうもここの文章を読んでおりますと、その目的は「金利の引き下げ」にあるようですな。

『In addition, we have supported the overall functioning of private credit markets and helped to lower interest rates on bonds, mortgages, and other loans by purchasing unprecedented volumes of mortgage-related securities and Treasury debt.』

モーゲージ債に関してはFEDがマーケットメーカー状態になってしまう事によってスプレッドの圧縮には成功したようですけれども、ベースレートの方の米国長期債金利に関しては下がるどころか上昇するという素敵な結果になったのは皆様ご存じの通りでございますけどね(^^)。

『In all of these efforts, our objective has not been to support specific financial institutions or markets for their own sake. Rather, recognizing that a healthy economy requires well-functioning financial markets, we have moved always with the single aim of promoting economic recovery and economic opportunity. In that respect, our means and goals have been fully consistent with the traditional functions of a central bank and with the mandate given to the Federal Reserve by the Congress to promote price stability and maximum employment.』

ということで、非伝統的政策というのは、特定の市場やら特定の参加者の救済の為に実施しているのではなく、市場機能回復を図ることによって利下げという伝統的政策の効果を発揮させるために行うものであって、これは本来のFRBの使命に合致するものである、というお話ですな。

で、この先は銀行監督に関する話(SCAPとか)になりますので引用割愛しますけれども、ここまでの説明の中で判るのは、非伝統的政策に関して「市場機能の回復」という点を政策の効果として置いている事でありまして(モーゲージ債と財務省証券の買入は金利の引き下げという話なのでちょっと別の筋になりますが)、FRBのバランスシート拡大の量的な面についてはあくまでも市場機能回復(や金利引き下げ)を行った結果として生じた、とは言ってませんけど、話の筋からすればそういう事になるちゅう事ですわな。

なお、3番目の質問で「FEDのバランスシート拡大が過大なインフレを起こすのではないか」という質問に対しての答えを行っていますので、まあバランスシート拡大がどうのこうのという話もしてはいますけれども、今日引用した部分での説明を見ますと、まあ元からバーナンキ議長をはじめとしてFEDのエライ人は「FEDのバランスシート政策はかつての日銀の量的緩和のような負債サイドに注目した政策(=当座預金残高の数値目標型)ではありません」と説明していましたけれども、今般の非伝統的政策に関してはマネーサプライがどうのこうのという話は表に出てこない形での説明を継続してますなという所で。

#このネタまだ続くかもしれません
 


お題「新オペ登場で雑談を引っ張ってみる」   2009/12/11(金)08:12:41  
  という無理矢理企画にチャレンジの巻(^^)。

○正確には共通担保資金供給固定金利方式ね

火曜日にこんなのがこっそり日銀のサイトに出てまして(いやまあ要綱とかはオペ参加先には周知されてるのでこっそりでも何でもないですけど)、新オペそろそろクルーという感じでしたが、昨日オペ実施でござるの巻。

共通担保オペの取引概要
[外部リンク]
 


お題「年末進行につき世間話モードが続く(汗)」   2009/12/10(木)08:14:39  
  年末進行というのは言い訳ですけどね(おい)。

○3か月TB入札などについて

昨日は超適当に「0.12%に毛が生えたくらい」と申し上げましたが、入札の結果は0.1246%/0.1272%ということで、正直あたくしのドタ勘はもうちょっと強めかと思ってたのですが「ふーん」という感じでした。で、先週のちょっと頑張っちゃった入札は0.1169%/0.1192%だったので、今回はレートが上昇しちゃいましたでござるという話になりますわな。

いやまあ緩和策が出る前の入札が0.1538%/0.1546%となっていますので、そこから見たら堂々の3bpレート低下なのでちゃんと追加緩和による効果が金利に出ているのですけれども、今回の追加緩和政策をぶち込んだ時に白川総裁が「ターム物金利の引き下げ」を謳ったという事もございまして、あたくし的に気になるのは、「日銀ちゃんはどこまでここのレートを押し下げて来る積もりで考えてるのかな」という所でございます。

つまり、先週0.11台まで下がったのはご愛嬌ではありますけれども、それはそれとして昨日はそこから見たらレートが上昇しましたという現状も現状としてございます訳で、市場機能とか知らんがな状態で強引に0.10%ベタベタになるようなオペレーションを行って市場の価格形成機能をとりあえず3か月の所までは虐殺しちゃうのか、そうは言ってもそこの機能のようなものは(既にだいぶ虫の息状態ではありますが)とりあえず死なない程度に残しつつも市場を誘導していくのか、どっちのスタンスなのかによってレートがベタベタになってくるタイミングが微妙にずれるので、短期市場的にはそのタイミングの差がポジションを作るのに大事(10年金利とかのスケールから考えたら誤差の世界ですが、汗)でして、まあ今の所はその間合いを測りかねているという所でしょう。


しかしまあ何ですな、昨日の入札は0.1246/0.1272だったんですけど、その0.1272の所って按分0.5353%っていうことで入っていないに等しいのですけれども、落札結果出た瞬間にセカンダリーで平均オファーになるのはちょっとまあアレでございますな。いやまあ流れた入札とか平均が強すぎた入札というのなら判るんですが、ごく普通の落札結果と思われるのに平均オファーとかになっちゃいますとこれまた投資家が段々プライマリーで行かなくなってきて、入札前の札の集まりが悪くなるので益々セカンダリーが重めになるという悪循環になって、自分の首を絞める流れなんじゃネーノと思うのですが余計なお節介ですかそうですか。


○GCは安定とな

ここもとのオペでは当座預金残高をいつもの積み最終だと最終日に向けて引き気味にしてくるのに対して、今回の積み期に関しては最終に向けて特に引いてくる感じも無く推移しておりまして、先週末あたりに何か7日渡しの所で妙な挙動をしやがったGCレートは日銀の供給がどういう勢いで増えてくるのかに関しては手探り状態ではありつつも、ま、レート形成そのものは取りあえず0.11%近辺(105-11か11-115かという感じですかね)で再び落ち着いてきたようでこれまた結構な話。

ただまあ繰り返しになりますが、今回の追加緩和策って「指値オペ実施」というのが本当のキモで「10兆円」というのはそのオペのオファー額の話なんで、当座預金残高がどのくらい増えるのかという話はこれまた微妙であります。まあ元々今回の措置は白川総裁が会見で言ったように「ターム物金利を低めに誘導する」という物だと考えた場合、その低め誘導を「どのターム物まで」「どの位のレートで」誘導するのか、またその方法は強引にベタベタになるようにするのかという所は今回は(目標を当座預金残高にしていないのだから当たり前ですが)公式にアナウンスされる訳でも無いので、その辺りに関するスタンスがどうなのかはオペレーションの打ち方で判断して行くしかないという事になりますわな。

まあGCを0.10まで下げちゃうとGCで資金を出している主要プレーヤーである所の大手銀行さんが「じゃあ0.1%のブタ積み」という動きに出る(ゼロ金利量的緩和時代だとブタ積みは本当にブタ積みだったので、いわゆる「キャッシュ潰し」に対するインセンティブは当時と今とでは違って出てくる筈です)ので、GCでファンディングが必要な人がいるうちはそうならないでしょうし、日銀のオペで全員のファンディングが賄えてGC市場で金取らなくても良いとなるかと言うと、まあそういう事は起きるのでしょうけれども、そうは言っても全部が全部オペ頼みでファンディングというのは問題含みでもあるので、市場でのファンディングのニーズが死滅する事は無いでしょう、と思いたい(あれ?)です。


○まあいずれにせよ

とりあえずターム物金利を下げるという点では3MTBのレートを2bpから3bp下げる事には下げたのですけれども、まー何だかんだと言いましても3か月TBは1回当たりの発行量も莫大ですし、短期ゾーンのターム物金利と言う意味では一番の指標的存在(流動性も高いし)になる訳でして、イールドカーブ全体に与える影響も何気にあるのではないかと思う(過大評価かなあ?)のでありまして、日銀様におかれましては白川総裁が堂々強調した「ターム物金利を低めに推移するよう促す」という「低め」がどんなイメージなのかを拝見したいものです。

まあ本当にベタベタになるようにしていくと、3か月TBの金利もそれこそ0.10%に毛が生えた程度のレートになって、その後ろもそこに影響されてもうちょっと低下という話になるのですが(2年とかはまあその辺結構織り込んでますけど、3か月位までが本当に0.10ベタベタになったらもうちょっと下がるでしょう)、その辺がどの位までやらかすのかは今後の流れに注目という感じですかね。



○その他余談

というか最初から余談ですけど(汗)。

・何か良く判らんが読んでて面白そう

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