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今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)

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お題「FOMC声明文を読んでみるだよ」   2011/04/28(木)08:07:16  
  逆さ絵おじさんの会見とSEP(景気見通し)の方が材料になったという話ですが、[外部リンク] own responsibility」と仰せのようでしたが、あたくし脳味噌が足りないのでよく判らないのですが、「話はFOMCの見解だが発言内容に関しては私の責任で行うので」という話になるんですよね。今回からの会見って基本的に「FOMCの政策を説明する場所」なのですからコンセンサス取れていない話されても困るんですけどにゃ。

で、逆さ絵おじさんの英語が案外ヒアリングできるので純ドメのあたくしでも英語が出来るのかと一瞬喜んだのですが、最初の分は殆ど声明文に沿った説明(10分前後から政策部分の説明になっているけどその部分がちょっと声明文より細かくなっておりまふ、ちなみに質疑応答は11分30秒過ぎから)と同じ話をしているからヒアリングが出来る気になっているだけなのでありましたウェーハッハッハorz

#逆さ絵話を聞いていると手が進まないので今日の量が少ないのは勘弁ね^^;

[外部リンク] received since the Federal Open Market Committee met in March indicates that the economic recovery is proceeding at a moderate pace and overall conditions in the labor market are improving gradually.』(今回)

『Information received since the Federal Open Market Committee met in January suggests that the economic recovery is on a firmer footing, and overall conditions in the labor market appear to be improving gradually.』(前回)

景気全体の話については「on a firmer footing」(より堅い足取り?)となっていたのが「proceeding at a moderate pace」(緩やかなペースで進展している)となっているので上方修正になるんですかね。

『Household spending and business investment in equipment and software continue to expand. However, investment in nonresidential structures is still weak, and the housing sector continues to be depressed. 』(今回)

家計とか住宅投資とかの話は前回と同じなので前回分引用割愛。

『Commodity prices have risen significantly since last summer, and concerns about global supplies of crude oil have contributed to a further increase in oil prices since the Committee met in March. 』(今回)

『Commodity prices have risen significantly since the summer, and concerns about global supplies of crude oil have contributed to a sharp run-up in oil prices in recent weeks. 』(前回)

商品価格に関する部分は基本変わらないけど、世界的な原油供給への懸念が原油価格の「更なる上昇」に寄与している、と3月会合以来の上昇について言及してますな。

『Inflation has picked up in recent months, but longer-term inflation expectations have remained stable and measures of underlying inflation are still subdued.』(今回)

『Nonetheless, longer-term inflation expectations have remained stable, and measures of underlying inflation have been subdued.』(前回)

あたしゃ何気にここの所気になったのですが、まず「インフレがここ数か月引きあがっている」という文言が入った事でして、次に基調的なインフレに関する部分の記述なのですけれども、「抑制されている」という「be subdued」という基本部分は同じなのですが、前回まではこの部分が現在完了形で表現されていたのが、今回現在形で表現され、その中に「still」というのが入っているのが気になったんですけど。いやあのあたくし純ドメ人間なもんで、正直この変化のニュアンスとか本石町日記様あたりに解説して欲しいと思うのでありますが(とお願いをする^^)、何せモノが基調的インフレという部分ですので気になるわけですよね、うんうん。


○第2パラグラフはまあそんなに変化が無い

正直ここはあまり変わっていない。

『Consistent with its statutory mandate, the Committee seeks to foster maximum employment and price stability. The unemployment rate remains elevated, and measures of underlying inflation continue to be somewhat low, relative to levels that the Committee judges to be consistent, over the longer run, with its dual mandate. 』(今回)

『Consistent with its statutory mandate, the Committee seeks to foster maximum employment and price stability. Currently, the unemployment rate remains elevated, and measures of underlying inflation continue to be somewhat low, relative to levels that the Committee judges to be consistent, over the longer run, with its dual mandate. 』(前回)

前回あった「currently」が抜けているだけですかな。

『Increases in the prices of energy and other commodities have pushed up inflation in recent months. The Committee expects these effects to be transitory, but it will pay close attention to the evolution of inflation and inflation expectations. The Committee continues to anticipate a gradual return to higher levels of resource utilization in a context of price stability. 』(今回)

『The recent increases in the prices of energy and other commodities are currently putting upward pressure on inflation. The Committee expects these effects to be transitory, but it will pay close attention to the evolution of inflation and inflation expectations. The Committee continues to anticipate a gradual return to higher levels of resource utilization in a context of price stability. 』(前回)

1番目の文章が足元の商品等の価格の与えるインフレ圧力に関して今回「have pushed up inflation in recent months」と最近の物価上昇に言及していますけれども、「影響は一時的だがインフレ期待の動向に注意」「物価の安定によって徐々に資源の活用状況は高いレベルになっていくと予想」という部分には変化がありませんですな。あと何か会見冒頭の説明部分で「second-round effect」がどうしたといってたように聞こえましたが、多分従来の流れからして「足元で商品や原油価格上昇の2次的効果は見られないが今後も注視する」程度の話をしたんでしょと思うだよ。


○第3パラグラフでは「資産構成の見直し」に言及したのが結構斬新だと思ったのだが

んでまあ金融政策に関する第3パラグラフですが。

『To promote a stronger pace of economic recovery and to help ensure that inflation, over time, is at levels consistent with its mandate, the Committee decided today to continue expanding its holdings of securities as announced in November. 』(今回)

まあ当たり前だがここの文言は前回と同じ。

『In particular, the Committee is maintaining its existing policy of reinvesting principal payments from its securities holdings and will complete purchases of $600 billion of longer-term Treasury securities by the end of the current quarter. 』(今回)

『In particular, the Committee is maintaining its existing policy of reinvesting principal payments from its securities holdings and intends to purchase $600 billion of longer-term Treasury securities by the end of the second quarter of 2011. 』(前回)

ということで、今回「complete」という文言が入りまして、とりあえず購入プログラムは一旦終了(と言っても別にその後やらないと言っている訳ではないが)ですとゆー話ですが、今回はこの次の部分があたくしてきには斬新だと思っただよ。

『The Committee will regularly review the size and composition of its securities holdings in light of incoming information and is prepared to adjust those holdings as needed to best foster maximum employment and price stability. 』(今回)

『The Committee will regularly review the pace of its securities purchases and the overall size of the asset-purchase program in light of incoming information and will adjust the program as needed to best foster maximum employment and price stability.』(前回)

6月で買入プログラムの一旦終了が見えているので「買入ペースを見直す」という部分が抜けるのはまあテクニカルに当たり前ですからそっちは良いのですが、小見出しでも書いたように、今回見直すものの対象に「composition of its securities holdings」とFEDの資産構成のレビューを行い、必要があればその調整を行う、という文言が入りましたので、これはつまり先行きの金融政策においてMBSやら長期国債やらの売却がありまっせと思いっきり予告と言うか瀬踏みをしているように見える訳でして、いやまあいずれそうなるのかなあとも思ったわけですが、いきなり売りを想像させる話を打ち込んでくるとはちと早い気がしましたけどどうっすかね。


○第4パラグラフの「for an extended period」とか第5パラグラフの宣言文みたいなのは変化無し

変化無しなので引用だけ。第4パラグラフ。

『The Committee will maintain the target range for the federal funds rate at 0 to 1/4 percent and continues to anticipate that economic conditions, including low rates of resource utilization, subdued inflation trends, and stable inflation expectations, are likely to warrant exceptionally low levels for the federal funds rate for an extended period. 』(今回)

第5パラグラフ。

『The Committee will continue to monitor the economic outlook and financial developments and will employ its policy tools as necessary to support the economic recovery and to help ensure that inflation, over time, is at levels consistent with its mandate.』(今回)

○今回も全員一致ね

第6パラグラフ。

『Voting for the FOMC monetary policy action were: Ben S. Bernanke, Chairman; William C. Dudley, Vice Chairman; Elizabeth A. Duke; Charles L. Evans; Richard W. Fisher; Narayana Kocherlakota; Charles I. Plosser; Sarah Bloom Raskin; Daniel K. Tarullo; and Janet L. Yellen.』(今回)

ですので、反対意見が出て説明がある部分とかが無いのは今回も変わらずでありまふ。

#まあ他に相場メモとか3MTB入札とかギリシャ2年債25%とかbewaadさんとこのネタ雑感とか色々とあったような気もするのですが、質疑応答流して聞きながら手を動かしていたら頭の中が整理できない上に(声明文だけ先に読んだアルよ)時間が掛かったもんで本日はこれだけで勘弁して頂きとう存じます
 


お題「FOMCだの決定会合の前なので超雑談なのだが」   2011/04/27(水)08:07:18  
  モーサテのお天気のおねいさんが今日は突然サザエさん状態ですがなにか心境の変化でもあったんでしょうか・・・・・

#どうでも良いが変換候補の1発目が「新疆」ってorz

○決定会合とかFOMCとかプレビュー

ま、あたくしがプレビューしてもただのフラグにしかならないのでよー書かんのでありますが、まあ今回の展望レポートに関して明白だと思われるのは手前(今年度)の実質GDP見通しが下がるでしょという所ですが、その先の見通しどうするんでしょうね。

いやね、常識的に考えると昨日ネタにした西村副総裁講演後の会見とかにありますように、サプライチェーンの回復って4月7日の総裁会見で「6月か7月には回復のメド」みたいな話がありましたけれども、何かこう状況が把握されるにつれて特に自動車などでは時間が掛かるでしょという認識が示されてきたと思いますので、そー考えると供給制約の解決まで時間は掛かるし、その間に景気下押しリスクもあるし、そもそも生産の回復が遅れたら雇用とか所得とかにも影響あるでしょと思いますから、「手前の見通しを下げた分の逆ゲタもありますし復興需要が来ますしその先はウハウハですよ先生」という見通しを出すというのも如何なものかという感じはするんですけど、「長期的な見通しは変わりません(キリッ)」とかゆー風になるとウハウハ見通しを出してくる悪寒もする(つーか昨日の公共放送はそうでした、時事は先の話については報道して無かったかな、どっちもソース見つからないのでサーセン)のでござんして、さてどうなりますやら。

元々物価に関しては供給ショックと燃料価格問題があって見通しが引き上げになるというのは自明になっていますので、その中で長期的に強い見通しを出すとなりますと、まあそれは威勢が良いのは良いですけれども、状況から言ってその結果の「強い見通し」というのがヘッドラインとしてホイホイと一人歩きして、「日銀はこの大災害の後なのにやたらめったら強気な経済見通しを出していて何考えているんだか」という印象を与えるという結果になりそうでありまして、ただでなくさえ叩かれやすい日銀がまたまた叩かれて結果政治的に変に追い込まれるという下らない展開が起こるに10万ドラクマ(^^)。

だいたいからしてこの状況下で先行き無闇やたらと強い見通しを出すのに何のメリットがあるのかというと多分メリットは無いですし、下振れリスクに関する認識についてよほど丁寧に説明しないと「日銀何考えてるんだ」で終わってしまうでしょう。変に強過ぎる印象を与える見通しをだしておいて、震災前よりも明らかに高くなっている下振れリスクはが顕在化したときに見通しを下方修正すると日銀の信認問題にもなってくると思うのですけどねえ。

と、これだけ嫌味書いて見ましたが、さて今回の日銀文学はどうでるのでございましょうかねえ(ニヤニヤ)。


で、FOMCでございますが、何かよー知らんけど米国市場では妙に何を期待しているのかさっぱりワカランチ会長ですが期待もあるようでございますけど、今回って正直言って何も出ないでしょと思う次第。

何でですねんと申しますと、そらまあ先般もご紹介した前回のFOMC議事要旨および地区連銀総裁のタカ派発言祭りVS執行部寄り高官の火消し祭りというマッチポンプ祭りを拝見致しまするに、どっからどう見てもFOMC内部の見解がバラバラ、そもそも景気見通しの時点でも結構な差があるし、物価動向に関するウェイト付けが人によって違っているという素敵にも程がある状態でございまして、そんな中で逆さ絵おじさんが会見で何か断定的な話をするのは無理でしょと思います。

#ただし、逆さ絵おじさんの場合、どこぞの俊ちゃんのように金融政策に関する会見慣れしているとは思えませんので、売り言葉に買い言葉で余計な事を言い出すというクオリティーを発揮するリスクはありますが

QE3はさすがにハードル高そうですし、一方でバランスシート縮小なり利上げなりという話もこれまた方法論で皆さんの意見がバラバラ。実行タイミングに関する見解がバラバラな上に、何をどういう順序でやるのかという具体的な方法に関しても見解がバラバラ。ただ執行部寄りの皆様におかれましては「我々は有効なツールをもっています(キリッ)」といってるだけというこれまた素敵な状態になっておりますから、この調子ですと今回のFOMCでは何も決定せず、単に「従来決めていた資産買入を6月までやりますよ」という話をして、次回FOMCが6月になりますのでザ・出たとこ勝負になるという事になるんでしょ、と勝手に思ってますけどどうっすかね。

会見でも「経済データなどを見て次回のFOMCで今後どうするのか判断したい」という話をして終了というツマランチ会長になる悪寒がしますけどね。

と、柄にも無くMPMとFOMCのプレビュー雑談なのですが、盛大に外したら笑ってやってください(^^)。


○これは中々面白かったです(「金融研究」のペーパーより)

[外部リンク] priceを使うようになったのって1919年(大正9年ですか)11月における取引所振興における振興策などによるのですな。ということで上記URLの本文15〜16ページより引用。

『その後、大蔵省、日本銀行、東京株式取引所、取引所仲買人、日本興業銀行を中心とする市中銀行などの間で協議が行われた結果、1919 年11 月に取引所市場における取引振興策がまとめられたとみられる48。同時期に日本銀行が作成したと推定される文書49は、その具体案を示したものと推察される。以下、この文書の主な内容について考察する。』

ちなみに48、49というのは脚注ですが、

48「国債取引所設置計画」、東京銀行集会所[1919e]、杉野[1925]。
49 日本銀行、「国債市中取引促進に関する意見」、日本銀行営業局国債売買係、『国債売買関係書類綴』(日本銀行金融研究所アーカイブ保管資料4020)。
だそうです(^^)。

で、その中にこんなのが(本文16ページ)。

『第3 に、当時使用されていた含相場(裸相場に経過利子を加算した金額)53には利回りを比較する際に取引価格から経過利子を差引く必要が生じるなどの不便があったことに対応し、国債市場での取引価格は裸相場による金額とし、経過利子は別に計算して授受するとした54。』

脚注の53と54ですが、

53 例えば、4 月1 日の甲号五分利公債の取引価格88.65 円には、前の利払期日が前年12 月1 日の場合、前年12 月1 日から4 月1 日までの121 日間の経過利子1.65 円(年利5%)が含まれていることになる(太田垣[1923]69〜70 頁)。
54「国債取引と裸相場」、東京銀行集会所[1920c]。

いやもうほほうという感じですが。


あとね、順序逆になりますけど、本文の14ページ辺りの記述も興味深くて・・・・

『国債流通市場の整備に関する検討作業は1919 年に入り大蔵省で開始されたとみられる40。同年、大蔵省は、「逐年国債発行高ノ増大ハ国債市価ノ維持、流通力ノ増進ヲ益々急務トスルニ至レル」41との認識のもとで、取引所市場における国債の取引振興策として「国債証券売買増進計画ノ要領」を作成し、日本銀行に回示した42。』

『その主な内容は、(1)日本銀行は日本興業銀行、有力市中銀行、有力現物商、勧業債券月報社などの国債売買を支援する、(2)これらの機関の国債売買価格は日本銀行と協議して統一を図る、(3)これらの機関が買い入れた国債の手許保有高が特定売買資金の2 分の1 を超過する場合や国債の手許保有高では買入れの申込みに対応できない場合、日本銀行はこれらの機関からの申込みに応じて国債売買を行う、(4)計画を円滑に実行するために必要な場合、大蔵省預金部と国債整理基金特別会計は日本銀行の要求に応じて国債売買を行うというもので、日本銀行が取引所市場で国債を直接売買することにより、取引所市場の価格形成・公示機能の向上と国債価格の安定化を図る取引振興策であった。』

と、大蔵省が提唱する中で、日銀はどうだったかと言いますと・・・・

『これに対し、日本銀行は、国債価格の安定化を目的とした取引所市場での国債の直接売買には消極的であり、市場参加者による自由な国債取引の拡大が必要であると判断し、「本行自ラ直接国債売買ヲ行フハ国債市場ノ発達ヲ阻害スルノ虞アルヲ以テ、寧ロ一方国債市場ノ確立ヲ計ルト共ニ本行トシテハ右国債売買ニ付出来得ル限リ銀行其ノ他証券業者ニ便宜ヲ与フル程度ニ止メ積極的ニ之カ取扱ヲナスヲ避ケ度」43旨を大蔵省に答申した。』

カナ文書のところは音読してつかーせ(^^)。で、その詳しい理由ですが・・・・

『この答申で日本銀行は、

「政府及日本銀行ハ公債市場ヲ支配シ適当ナル価格ヲ維持スルニ努ムルタメニハ銀行証券現物商ノタメニ便宜ヲ図ルハ当然ナレトモ日本銀行直接売買業ヲ営ミ証券現物商ノ抵抗シ難キ競争者トナリテ公債市場自然ノ発達ノ萌芽ヲ折ルハ最モ不可ナリ」、

「憖ニ拙ツク手ヲ著ケ売物ニ売物ト嵩ミタル場合引取ル能ハサルカ引取ルニ無理ナル手段ヲ弄セサルヲ得サルヤウノコトアリテハ却テ公債市価ノ下落ヲ来シ又ハ他ノ弊害ヲ醸ス虞アルヲ以テ先ツ余程豊富ナル資金ヲ擁スルニアラサレハ寧ロ之ヲ企テサルヲ可トス」、

「ヨシ豊富ナル資金ヲ擁スルトスルモ虚々実々所謂生キ馬ノ眼ヲ抜ク証券現物商等対手ノ仕事ナレハ相場ヲ定ムルコト及実際取引ヲナス上ニ於テ其人ヲ得サレハ必ス彼等ノ乗スル所トナラン現今ノ日本銀行ニ於テハ斯ル方面ニ訓練ノ機会ナキヲ以テ容易ニ適材ヲ得難ク此点ヨリスルモ大仕掛ノ公債売買援助ハ余程慎重ナル考慮ヲ要スヘシ」、

「公債売買ニ就テハ実際上ノ必要ニ応シ銀行業者証券現物商ニ対シ出来得ル丈ノ便宜ヲ与へ例之或銀行カ必要ニ迫リ売又ハ買ヲ欲スルトキ之ニ応スルトカ或現物商カ買注文ニ接シタレ共市場ニ品物ナクシテ困難スルトカ言フ場合ニ売買ノ求メニ応スル程度ニ止ムル方可ナラン然ラサレハ現物商等ノ策略ニテ折角安定セル公債所有者ヲ動カシ却テ害アルヲ致スヘシ」44

と説明していた45。』

とありまして、いやなんか昔からこういう流れのやりとりがあったのねと思うと同時に、上記の4つの説明のうち3番目は中々ワロタでありまする。

まあ他にも色々面白いとマニア的には思いますのでマニアは読んで味噌。


○ヘッジのヘッジとは?????

意味不明の商品を上場してコケるのが様式美の世界となっている東京金先様でございますが、まあいつかは化けるかもしれませんからスクラップ&ビルドは重要かもしれませんなあ(棒読み)

[外部リンク]

まあどうせどっかのスワップ系のハウスに吹き込まれたのでしょうけれども、この上場における需要について、記事では『同取引所では、円金利スワップ取引をヘッジするための需要を見込んでいる。』と中々斬新なアイデアを。

えーっとですな、そもそもスワップってオフバランス取引でして、いやまあ当然スペキュレーションのスワップもありますけれども、オフバランス取引って基本的にはオンバランスの取引のヘッジとして機能するのがスタート地点だと思う(合百のようなのは別^^)次第でございますが、東京金先様におかれましては、今回の先物商品に関しまして「オンバランス取引のヘッジ商品のヘッジ」という中々不思議なニーズを見込んでおられるというのはお洒落ですなあと。

いやまあ変動金利の金利リセットタイミングのヘッジをしたいとかいうニーズがあるのかも知れませんけど、何かそもそもがヘッジ商品としての基本機能のある取引のヘッジニーズって何ですねんという突っ込みをしたかったのでちょっと書いてみただけの話です(^^)。
 


お題「BOE議事要旨続き/西村副総裁会見/その他少々」   2011/04/26(火)08:08:20  
  ○西村副総裁会見から

[外部リンク] 2点お伺いします。1つは、先程の懇談会のご挨拶で、サプライチェーンの問題の解消に相応の時間がかかるとおっしゃいました。以前、白川総裁が「サプライチェーン問題の解消は6〜7月になろう」と会見で話されていましたが、それと比べて、同じくらいなのか、それより短いのか、長いのか、副総裁のイメージをお聞かせ下さい。もう1つは、今回の震災が、設備投資や個人消費を下押ししているというお話がありましたが、供給面の制約が和らいでくれば、それは解消される問題なのか、あるいはそれだけでは解決されず、リスクとしてみていく必要があるのかについてお聞かせ下さい。』

前半の方がチャーミングな質問だが後半も論点として重要なので両方見る。

『(答) 両方とも不確実性がきわめて高い、と最初にお答えしなければならないと思います。サプライチェーンの問題について、秋口以降に供給面の制約が和らいでいくというお話をしましたが、それは電力とサプライチェーンと両方を合わせて考えて、そう申し上げたわけです。サプライチェーンに関しては、一部でそれなりに前向きの動きもあります。しかし同時に、サプライチェーンの他のところで問題が生じているということもありえますので、サプライチェーン全体に関して、この段階で何か明快なことを言うということは出来ないと思います。いずれにしても、総裁が以前申し上げた認識から、大勢としては大きな変化はない、と考えています。』

どうも総裁が発言(上記質問に関する話をしたのは4月頭の決定会合後の記者会見)した比較的景気の良い話に対して微妙にズレがあるというのにこの質問見てから気がついたというのがあたくしのトンマなところでありますが、確かに講演でもその辺りやや警戒的なトーンになっていましたが、読んでいて個人的に違和感が無かった(つまり白川総裁の言うサプライチェーンの回復のイメージがそら何ぼなんでも強いじゃろと思っていたとゆーことですな)ので思わずスルーしてましたすいませんすいません。

ただ、さっき見た公共放送ニュースによりますと(なのでソースは呈示できずあたくしの脳内記憶ベース)今回の展望レポートでは「秋口から景気は回復軌道」という見通しが出るという報道になっていまして、そうなると何か「サプライチェーンの回復が遅れたからやっぱり見通しより遅れましたわあっはっは」という残念な流れになったときにどうなのよという気もするんですけどどうっすかねえ。いやまあ明るい話をしたいというのも有るのかも知れませんので、リスク認識の辺りと総合して考えないといけないのでありますが。

『それから、供給面の制約と需要面の下押しについてですが、需要が供給に影響されているということもありますので、必ずしも分けて考えることはできないと思っています。このように考えれば、供給面の制約が少なくなっていくにつれて、需要面の問題もそれなりに解消していくだろうと思います。しかし、懇談会冒頭の挨拶でも申し上げましたが、風評被害などが中長期的な成長期待に影響を及ぼす可能性もありますので、全体としてどうなるかについては、今の段階では、非常に不確実性が高いとだけお答えしたいと思います。』

という事で、まあそんな感じで質疑応答の後半は延々と「不確実性が高い」という話が続くのですが、この後は「サプライチェーンの複線化に伴う日本企業への需要低下」とか「電力等供給制約回避を企図した国内企業の海外シフトによる空洞化懸念」などの論点が並んで、これはこれでまあ重要な話ですが、まあ要するに「今後の推移を見ないといけないけれども不確実性が大きく警戒が必要」という警戒トーン全開になっているのが特徴的であります。

ただまあ一応最後の質疑では「そうは言っても回復軌道に復しますよ」という話はしていますので、まあ展望レポートはメイン部分はそんなに大きくは下げずにリスクを下方に思いっきり寄せてバランスを取るという形になるんでしょうかねえとか思うのですけれども、本来的に言えばメイン部分での回復の遅れを指摘した方が先行きの金融政策(目先出口は有り得ないので追加緩和のようなものをする可能性の方ですわな)運営の際に一々訳の判らん理屈を持ち出さなくて済むと思うのですけれどもさてどうなることやらという感じでございまする。


○その他少々

・ブラックアウトルールの改正とな
[外部リンク]
 


お題「BOE議事要旨続き/西村副総裁会見/その他少々」   2011/04/26(火)08:07:55  
  そういや今週末から大型連休進行ですなあorz

○昨日の続きでBOE4月議事要旨

[外部リンク] immediate policy decision』の所も意見が割れる割れる。

まず基本的には相変わらず「足元のインフレはエネルギー商品価格の上昇とポンド安、VAT引き上げの影響で上昇していますが、より長い期間の先行きを見た場合にはこれらの一時的な要因が弱まると顕著な経済における余剰が存在する事からインフレはターゲット圏内に戻ります」という最早何かの呪文のようになっているのが第26パラグラフであります。

『Inflation had risen to well above the 2% target as a consequence of higher energy and other commodity prices, increased VAT and the impact of the past depreciation of sterling. It was likely to remain well above the 2% target for much of 2011. Nevertheless, the Committee’s central view remained that a substantial margin of spare capacity in the economy was likely to persist for some time and would bear down on inflation in the medium term, as the impact of the factors temporarily boosting inflation waned.』


でまあそれは良いのですが、リスクバランスに関して今回も「ダウンサイド」が先に来ているのですが、前回は「経済活動が弱い状態が続いてその結果経済の余剰がインフレを押し下げるリスク」と割とざっくりした話をしていたのですけれども、今回の内容としては民間最終需要が伸びないリスク、という結構具体的な先行き懸念を示しているのがチャーミングなので第28パラグラフ。

『On the downside, the key risk was that private final demand would not pick up sufficiently strongly to offset the impact on aggregate demand of the fiscal consolidation, and that the resulting margin of spare capacity would cause inflation to fall materially below the target in the medium term.』

ということで、現在行われている財政再建策の実行にあたって民間最終需要が伸びないと経済の余剰がインフレを顕著に押し下げるリスクがありますがなってところでございましょうか。

『Data on output during the month had been mixed and did not provide clear guidance about the extent to which activity had recovered since the slowdown in growth at the end of 2010. Indicators of output in the manufacturing and services sectors pointed to reasonably healthy growth. But weak output in the construction and energy sectors was likely to depress GDP growth in the first quarter of 2011, and assessing the outlook for economic activity as a whole was likely to be complicated by the volatility in these sectors.』

その背景としてやはり昨年終わりに掛けてのGDPの落ち込みからの回復がきちんと進むかどうかという所にあるようでして、そういう意味からしますと本年入りしてからの経済指標の推移を今後も確認する必要があるでしょという結論になるのでしょうかねえと勝手に思うのでありまする。ちなみに次のパラグラフでは家計支出と消費は弱いけれども外需に関しては強いですよという話がありますがスルー。

ではアップサイドはどうなのよというのが第30パラグラフ。

『On the upside, the key risk was that the period of elevated inflation could persist for longer than the Committee expected if there were further pass-through from the past depreciation of sterling; if externally generated inflation pressures continued to raise CPI inflation; or if expectations of higher future inflation became entrenched, leading households and businesses to set higher wages and prices.』

というのもこれまたいつもの話ですが。

『The price of oil had risen further during the month, but this was likely to have been influenced by temporary supply disruptions. CPI inflation had fallen sharply in March, but until more detail became available it was hard to know how to interpret this. In the light of recent developments in the prices of energy, imported commodities and other goods, the near-term path of CPI inflation was likely to be higher than in the February Inflation Report.』

『And there remained a significant risk that inflation would exceed 5% in the near term. Survey-based measures of inflation expectations from household surveys had been mixed, while those derived from financial markets had been little changed. It was encouraging that the data on pay settlements suggested that wage growth had remained muted. There was a risk, however, that the rate of wage growth consistent with hitting the inflation target in the medium term could be lower than the Committee had previously assumed if labour productivity growth remained weak.』

ということで、企業の価格転嫁の動きと賃金動向にかなりナーバスになっているという感じでして、実はこちらの記述も前回比分量が増えて内容が細かくなっておりまして(めんどいので一々比較引用しまへん)つまりは「上下共にリスクが拡大している」と言う大変に華麗な展開になっておられるという事のようで誠に遺憾の極みであります。

つーか「賃金の伸びが依然として弱めである事は勇気付けられる」とかMPCの議事要旨に乗っているのが素敵なジョンブルクオリティですなあとか思ってしまうのでございますが。いやまあインフレ加速警戒しているからそういう話になるのは当たり前なのですけれども、そうは言ってもそれはそれで「BOEはこのインフレと増税の中で給与が伸びないのを肯定するとはケシカラン」とかイエローペーパー様辺りが言いそうな話ではございますなあとか思ってみただけであります(^^)。


ということで、上下のリスクは両方とも大きいという結論が31パラグラフ。

『The risks to medium-term inflation in both directions were substantial. It was possible that medium-term inflation would deviate from the target in one direction or the other, perhaps materially. Overall, however, the balance between the upside and downside risks to the outlook for inflation in the medium term had not changed sufficiently over the month for Committee members to change their views of the appropriate stance of monetary policy.』

でもって今回も例によって例の如く(1)利上げをすべきと言うのが3人いて、そのうち2名(デール委員とウィール委員)が25bp引き上げ、1名(センタンス委員)が50bp引き上げ、(2)国債買入拡大しろというのが1名(ポーゼン委員)、という意見分裂ショーが展開されるのですが、今回の各員の意見について前回とちと違うのは利上げせえという方が「継続する雇用情勢の改善は経済の余剰がMPCの想定よりも小さいのではないかということを示唆する可能性がある」と昨日引用した雇用に関する部分で示されたロジックを新たに持ち出したところでしょうな(ポーゼンさんの主張は基本的に同じ)。32パラグラフの途中から引用。

『Developments over the month had, on balance, not been sufficient to alter that view. There remained a material chance that the prolonged period of above-target inflation could cause companies and households to expect inflation to come back to target only slowly and this could become embedded in wage and price-setting. Waiting for this risk to crystallise before beginning to tighten monetary policy could be costly. Moreover, the continuing growth in employment suggested that the degree of spare capacity could be less than the Committee had assumed and that the degree of downward pressure on prices could be commensurately lower.』

でまあ他の委員は「まだ上下ともにリスクのある状態で、そのリスクが具体化している訳でもないですし、今のところニュースや経済指標もまちまちですし、輸出に関してもユーロエリアが微妙な状態なので暫く様子見をする余裕があるでしょ」という事で現状維持を主張して、結果はご案内の通りに現状維持でありました、という事になりましたですにゃ。

つーことで延々と引用しましたが、既にインフレーションターゲットがターゲットになってなくて裁量的政策に移行せざるを得ない(いやまあ一応「中長期的にはターゲットに戻りますからこれはこれで良いのです」という事でインフレーションターゲットの枠組みの範囲内であるという理屈は付けていますが、どう見ても裁量的です本当にありがとうございましたという状態ですわな)という状況の中、先行きはワケワカランわインフレは止まる気配が無いわという状態ですので、まあ利上げ主張する方の「価格転嫁や給与引き上げによるインフレスパイラル発生」というのも判らんでも無いですし、でもまあこの時点で利上げってのもねえとも思いますし、さてどうするんでしょと引き続きマニア的興味で眺めて参りたいと存じます。
 


お題「4月BOE議事要旨より」   2011/04/25(月)08:05:36  
  今回の選挙結果を受けて人気回復のために補償名目が更に拡大(もともと東京電力を打出の小槌にして風評被害だの何だので無限にばら撒きをしそうな雰囲気だというのに)しそうな悪寒がするのでありますが・・・・・・

という話は兎も角本日は4月BOE議事要旨よりなのだが、今回の議事要旨は何気に論点がうじゃうじゃある事に気がつきまして、ちとネタ引っ張るかもしれませんでしゅ。

[外部リンク] international economy』の所では日本の震災の影響が不透明という話をしていましたが、それ以外の部分は強い話が多くて、『Money, credit, demand and output』の冒頭でも生産が強くて製造業やサービス業の活動が強いという話をしています。その辺り全部引用すると長くなりすぎるのでスルー(どうせ後でもその辺の話が出ますので)しますが、まあ途中までは「あらら、景気強い話が続くじゃないの??」と思いながら読んでおったのですが・・・・・

第16パラグラフから。

『The prospects for consumption would have an important bearing on the outlook for activity. Consumer spending was estimated to have fallen during the second half of 2010 and to have been broadly flat over the year as a whole, consistent with stagnant real household income growth over that period. The near-term prospects for consumption had weakened further over the month. Survey-based measures pointed to weak consumption of services in the first quarter. The volume of retail sales had been broadly flat for some months. And surveys of consumer confidence had remained far below their historic average levels.』

つーことで、消費の見通しが今後の景気見通しに重要という事ですが、消費に関する部分が弱い訳ですわな。第17パラグラフ。

『A key question was whether this softening in measures of household spending indicated that the medium-term outlook for consumption was weaker than the Committee had previously expected. The continuing squeeze on households’ real incomes, as a result of subdued post-tax pay growth and the elevated rate of near-term inflation, was likely to dampen consumption materially over the next year or so if some consumers had not yet fully adjusted their spending.』

家計の消費支出の中期見通しがMPCの予想するより弱くなるかどうかがキーである、ということで、その消費を抑制する要因として実質所得が上昇しないことを挙げていまして、んじゃ何で実質所得が上昇しないかというと、給与の伸びが抑制されている事、足元での物価上昇を要因としていまして、更に今後家計の消費行動が調整されるようなら顕著に消費が弱まる可能性もと。

『It was also possible that some people might seek to increase their rate of saving if, for example, they perceived future income prospects to be more uncertain.』

また、家計が将来の収入に対する不確実性から貯蓄性向を高めた場合には更に消費が抑制されますとな。

『Alternatively, the weakness in consumption growth might be temporary, due to factors such as the rise in the standard rate of VAT. Output growth was typically uneven during the early stages of economic recoveries, so some unevenness in consumption growth would not be surprising.』

ただまあ一方で、現在の要因は一時的であり、回復期に一様な回復傾向を示さないのは良くあることです、という見解も最後にあるのですが、どうもこの辺りのトーンを見ておりますと弱めかなあという印象を受けます。


○名目GDPは上昇しているがそれは物価と間接税上昇要因とな

見通しとはあまり関係ないけど第19パラグラフに苦笑。

『Nominal GDP had increased by 4.2% in 2010 and nominal domestic demand had risen by 5.6%. Nominal consumption had grown by 5%, close to its historic average rate. This might provide a positive signal about households’ and businesses’ willingness to spend.』

ほほう。

『But higher nominal spending might simply have been a mechanical consequence of tax changes and other factors that had raised prices.』

それは残念(棒読み)。

『Broad money and credit growth had remained weak, with M4 excluding the holdings of interbank intermediaries increasing by 0.5% on a three-month annualised basis in February and M4 lending rising by 2% on a similar basis. Subdued money and credit growth could nevertheless remain consistent with more robust nominal spending growth if companies continued to become less reliant on bank credit to fund investment.』

この辺はマネーの話ですが、マネー伸びてませんけど企業が銀行借入や投資による資金を当てにしていない動きによるという部分もあるかもという話ですな。


○インフレ警戒は続く

『Supply, costs and prices』の第22パラグラフから。ちなみに3月CPIが4.0%に低下するというのはMPC時点で速報の予想ベースで議事に乗っているのはここを見れば判ると思います。

『Despite the fall in CPI inflation in March, recent developments in the prices of energy, imported commodities and other goods indicated that the most likely near-term path of inflation would be higher than the Committee had thought at the time of the February Inflation Report.』

3月CPIは下がっているが近い期間の先行きに関しては2月のインフレレポートよりも高いと。

『Recent developments in wholesale gas and other energy prices pointed towards further likely increases in utility prices later this year. These factors represented disturbances to the price level whose direct impact on inflation should abate over time. But it would be a source of concern if import prices were to continue rising rapidly.』

エネルギー価格上昇が波及しだしているようで。

『Moreover, it was possible that there were further effects from the past depreciation of sterling still to come. Near-term developments in inflation were also a source of concern to the extent that businesses were finding it easier than might have been expected to pass on cost increases.』

ポンド下落の影響もあるし、足元の物価上昇が企業の価格転嫁に繋がるリスクも意識しているとは中々であります。

で、先日引用しましたが、今後のインフレのリスクとしては「賃金の上昇が大きくなる」
という指摘でありまして、第24パラグラフは先日引用しましたので、インフレ期待に関する第23パラグラフを引用しておきます。

『A key risk remained that expectations of above-target inflation would become entrenched, adding to wage and price pressures. The evidence from surveys about households’ medium and longer-term inflation expectations had been mixed. Implied measures of inflation expectations derived from financial market prices had shown no consistent pattern on the month. Options-based measures of uncertainty about the level of inflation in the United Kingdom, United States and euro area five to ten years ahead had remained elevated relative to the period before the financial crisis, but had not risen much further. It was possible that this reflected a view among market participants that the shocks affecting inflation would be larger or more persistent than before.』

ということで、インフレ期待については、家計のサーベイベースではまちまちとなっており、金融市場からのインフレ期待に関してはまだ上昇は見られないという話ですな。


○生産の余剰が実は少ないのではないかという話が今回も

第25パラグラフから。

『The evidence from published employment data and surveys of employment intentions had remained consistent with gentle growth in employment and the total number of hours worked. The LFS employment measure had increased by 32,000 in the three months to January by comparison with the previous non-overlapping three-month period and average hours worked had increased by around 1%. It was possible that the growth in employment over recent months indicated that underlying demand in the economy had been stronger than suggested by the official data. To the extent that it indicated that firms were less able to meet demand from existing resources, it might also be a sign that the degree of spare capacity in the economy was less than the Committee had assumed.』

ということで、最近時々この指摘が出ている訳ですが、雇用が予想よりも強くなっているというのはいわゆる「経済の余剰」(degree of spare capacity in the economy)がMPCが予想するよりも大きくないのではないか、という指摘が今回も出ていまして、この論点は従来より(今回もそうですが)「足元のインフレは上昇しているけれども、それは一時的な要因によるものであり、先行きで見た場合には経済の余剰によってインフレは押し下げられてターゲットに落ち着く」という理屈によって金融政策の現状維持をおこなっているロジックに対するカウンターとなりますので、まあ今回もキタコレという感じです。

で、この後の『The immediate policy decision』は時間切れのため明日にでも(汗)。
 


お題「西村副総裁講演から/その他雑感少々」   2011/04/22(金)08:07:21  
  どこぞの禿は寄付活動する金があるのなら携帯電波通電状況および有線電話回線の強化に金を掛けるのが本来のインフラ産業としての使命だと思いますけどねえ。

○西村副総裁講演は特にサプライズ無しですが日銀の注目点整理に便利

[外部リンク] 日の金融政策決定会合では、2012 年度までの見通しを示す予定です。そこで、本席では、わが国経済・物価の先行きを展望していく上で大事だと考えられる3つの視点について、お話ししたいと思います。』

ということで3つの視点がありますので一応引用。

『第一の視点は、現在、わが国経済が直面する様々な供給面の制約が、いつ、どのように、どの程度解消していくかです。震災後の日本経済の大幅な落ち込みは、端的に言えば震災・津波による電力供給能力を含めた資本設備の毀損という供給面でのショックを出発点としたものです。したがって、先行きを見通していく上では、震災がもたらした供給面の制約がいつ、どのように解消されていくかが、大事なポイントになります。供給面の制約が解消される時期については、なお不確実性が高いと言わざるを得ません。これは、次の3つの問題に関する不透明感が強いためです。』

つーことで3点があるのですが、よーするに(1)毀損した生産能力の復旧(2)サプライチェーンの復旧(3)電力供給の復旧、という3点という話ですのでこれはまあ従来から出ている話です。

『以上の点を勘案すると、供給面の制約が直ちに解消するとは考えにくく、わが国経済は、当面、生産面を中心に下押し圧力が強い状況が続くとみざるをえません。もっとも、秋口以降を展望すれば、電力の需給逼迫が改善に向かうとともに、サプライチェーンの再構築も進む結果、供給面の制約が和らいでくることが予想されます。そうなれば、世界経済が新興国・資源国に牽引されて高い成長を続けているもとで――今のところその可能性が高いと考えられますが――、生産活動の回復とそれに伴う輸出の増加が、日本経済の回復を支える原動力のひとつとなると見込まれます。』

要するに「先行きは回復軌道に復する」のですが、その前提として2段階ある次第でございまして、「供給制約の緩和」に「外需の好調さが継続する」とまあ今のところはナローパスという程でも無いのかもしれませんが、まあ前提条件が2丁ついているのですねという事でありますなあorz


『震災後のわが国経済を展望していく際の第二の視点は、海外経済の先行きを巡る不確実性をどのように考えるかです。この点は、今後のわが国経済の回復を支える起点のひとつが海外経済の成長であるだけに重要なポイントとなります。』

ということで、これはいつもの話でまあ論点も同じなので詳細の引用はスルー。


『震災後のわが国経済を展望する際に大事だと考えられる第三の視点は、震災によって毀損した資本ストックの復元に向けた動きがどのように現われてくるかという点と、福島第一原子力発電所事故などを通じた間接的な影響が、今後時間の経過に伴ってどのように変化していくかという点です。』

『これまでご説明してきたとおり、震災の影響としては、短期的には供給面の制約に伴う影響が大きく出てきます。しかし、その後、供給面の制約が和らぐとともに、震災によって毀損した道路や港湾、工場や商業施設、住宅といった資本ストックを官民で復元する動きが顕在化してきます。こうしたいわゆる「復興需要」が出てくれば、それは経済を押し上げる方向で寄与してくるものと考えられます。ただ、こうした需要がいつ、どの程度の規模で顕現化してくるかについては、現在のところまだ不確実性が大きいと言わざるを得ません。』

まあこれは西村副総裁の話じゃなくてあたくしがこの部分読んでいて思ったしょーも無い話なんですけどね。

いわゆる復興需要に関する部分を見るのにってえ話になるとあたくしどもの所でそれを見るのって銀行の資金動向かなあとか思うのでありますよ。つまり足元では震災関連での費用が出るかという事で企業にしろ金融機関とかが流動性を確保した結果銀行のところに資金が余っている(預金が拡大してる)状態にある(各種統計を見るとこの間落ちたのはアセマネ系でしたな)訳でして、この預金が今後どういう動きをする/動かないままが継続するという動向を見ているとまあ震災関連の費用とか復興需要とかいうのの動きが見えるかもしれませんなあとか勝手に思っているわけですがどうでしょ。

で、これまた話が逸れますが、そんな要因もあって足元の3M短国の入札が強かったりする訳で、銀行も預金拡大しているけれどもその預金が復興需要によって大々的に抜ける可能性だってある訳で(つーか抜けないとそれはそれで残念)、そうなると預金拡大したから長期債投資ヤッホッホーという訳にもいかんでしょうし、そんなこんなで市場的には短いキャッシュの部分に資金が滞留しているってえ状態なのかなあとか勝手に妄想するでござるの巻でありまする。

・・・・・と、何か全然関係ないあたくしの雑感が入ってしまいましたがその続き。


『また、より長期的な視点からは、震災がわが国の経済構造や趨勢的な成長力に及ぼす影響も、重要です。私は、原子力発電所の問題そのものについての専門家ではありませんが、経済への影響という点では、福島第一原子力発電所事故の解決が長期化し、電力の供給能力不足が続くリスク、また風評被害が内外で拡がり、輸出や観光に大きな影響が生じるリスクには、留意が必要だと思っています。また、企業のサプライチェーン再構築の過程で結果的に生産の海外移転の動きが加速するおそれや、震災と原発事故が企業や家計の投資意欲、購買意欲を冷やし、個人消費や国内設備投資を低迷させ、ひいては国内の成長期待を低下させるリスクも考えられます。』

まあそうですなという所で。


で、物価に関してですが、『(物価を取り巻く環境)』という所から。

『物価を取り巻く環境を展望しますと、震災の影響による供給面の制約から、個々の財やサービス市場では、短期的にボトルネック的な状況が発生する可能性はあります。しかし、マクロ的な需給バランスという面で考えてみますと、震災の影響により供給面の制約が厳しくなると同時に、企業の投資意欲、家計の購買意欲が減退し需要も落ち込む結果、需給バランスが短期的にどちらに向かうかは判然としません。もっとも、やや長い目でみれば、景気が緩やかな回復経路に戻っていくにつれて、マクロ的な需給バランスが徐々に改善していくとの見方が基本になろうかと思います。』

つまり先ほど説明していたように下押し圧力が高く、更に回復にも不確実性が高いとなると、物価ってそんなに上がらないですね、という話をしているように読んでしまいましたが(^^)、あたくしの読み方が正解だとすると、供給ショックによる物価上昇は一時的なもので、基調的物価に関してはむしろ景気回復の遅れから上昇しにくくなる、という認識を日銀執行部もお持ちという事になりますので、そー考えると展望レポートで物価見通しが持ち上がっても実はそれはそんなに政策インプリケーションは無かったりするのではないか、というイメージを持ってみましたが妙に読みすぎですかね(^^)。


んでまあ日銀の対応云々の部分は華麗にスルー致します。


○長期国債買入関連に関して少々雑感的な話で

先般引用したbewaadさんのお話をベースに。
[外部リンク]
 


お題「個人的に微妙に多忙に付き雑談雑感ですいません」   2011/04/21(木)08:04:57  
  昨日の謎のネットワークトラブルの原因がいまいちワカランチ会長orz

○無担保コールレートが下がったままモドランチ会長な件について

無担保コールの直近金利推移はこちら。
[外部リンク]

いやあのですね、復興に関わる国債発行したのを未来永劫放置プレイでよいかと言うと、そもそも財政真っ赤っ赤状態ですから財政再建への取り組みは取り組みでする方向というのは判るんですけれども、国債発行するのに最初から増税ぶち上げるとかイミフなんですけど。

つーかよ、過度の自粛で経済活動を必要以上に萎縮させるってこの前あんさん仰ってませんでしたっけ(ソースが産経なのがアレだが)??
[外部リンク] One important channel through which an increase in inflation expectations could lead to a sustained increase in inflation was through a pickup in wage growth. Pay settlements and total earnings had risen over the past year, but remained below pre-recession averages. The data on private sector wage settlements agreed so far in 2011 remained limited, but the additional evidence over the month had suggested that the underlying level of settlements remained muted. The contribution to pay growth of bonuses and regular pay drift had also remained subdued; annual whole-economy regular pay growth had been 2.2% in the three months to January. But there was a risk that pay growth could rise further in response to elevated inflation. And the sustainable rate of wage growth consistent with meeting the inflation target depended upon the growth rate of labour productivity, which had also remained weak in the latest data.』

手抜きで1パラ全部引用しちゃいましたが、要するに「賃金動向に注意」ということでありまして、現状では賃金の上昇は見られるものの、長期的に見た平均的水準の上昇に留まっており、足元の物価上昇を受けた賃金の上昇によるインフレスパイラル的な動きにはなっていませんよという話のように見えます。すなわち、MPCの最近の注目はこの辺りが一番ということ(物価に関してですが)かなあといった所になるんでしょうね。
 


お題「リッチモンド連銀ラッカー総裁の景気見通し」   2011/04/20(水)08:10:21  
  とにかくFED高官の発言がむやみやたらと大杉でありまして、とてもじゃないですけれどもフォローしきれなくて正直困りまふ。何せ情報ベンダーでの話を真に受けていると実は微妙に違うとか普通にあるので本当は読まないといかんのよね。

でまあ最近はどっちかに寄っていないとあたくしが思っているタイプのコチャラコタとかブラードとか読んだのですが、ややタカ派寄りと思われるラッカーさんの講演から。

[外部リンク] conclusion, let me say that we’ve come through an extraordinary period in our nation’s history. Despite all the challenges, there are good reasons for an affirmative view of the future, as long as policymakers follow coherent, sustainable long-term policy plans. I look forward to working with my colleagues in the Federal Reserve to meet the unique monetary policy challenges we face this year.』

ということで、結論を読みますと明白なのですが、ラッカーさんの景気見通しとしては「我々は米国が直面した特別な時代を通り抜けたと申し上げましょう」として、「今年は直面する金融政策の課題に対処しないといけませんなあ」(どっちもあたくしの俺様意訳)というお話ですので、まあ地区連銀総裁はあちらこちらでタカ派ちっくな人が多いですなあという話になるんでしょうけれども、今年のFOMC劇場は執行部(というのが適切かどうか知らんが)VS地区連銀総裁っぽい感じですなあというところですか。


で、景気に関する話ですが、景気の基調が強いですよという話をしているのですけれども、項目別の話から始まってまあ興味深い指摘もありますのでその辺を。

○景気は回復していますが回復途上というのがフェアでしょうと

最近の回復に関してですが、延々と回復の堅調さについての話をしている部分を全部割愛して(手抜き)最後の方ではこんな話を。

『Many observers were disappointed with that modest growth, which was barely above the long-run trend rate that results from population growth and productivity growth. But at least real GDP has improved, since its level is now above its previous peak in the fourth quarter of 2007.』

回復の速度が遅いという話に関してはこの先に論点整理をしています。

『Other important indicators of growth have not recovered. The number of employees on nonfarm payrolls has risen by 1.4 million persons in the last 15 months, but that increase is dwarfed by the 8.7 million jobs that were lost in the previous two years. It’s fair to say that we have a ways to go before we will fully recover from what many are calling the Great Recession.』

ということで、その前の部分では景気回復が堅調でファンダメンタルズも強いというような威勢の良い話をしているのですが、最後の方に来るとややおとなしくなってくるのがややチャーミングでありまする。


○過去の恐慌からの脱却局面と比較して回復速度が遅い件について

『A natural question is whether growth could be stronger. After all, we can remember other times when the recovery from a recession was much more rapid than this current recovery. Consider the recoveries from the other two deep recessions in the postwar period, the recessions of 1981-82 and 1974-75. In the first six quarters after those recessions ended, real GDP growth averaged a 6.3 percent annual rate. Accompanying that output growth, job growth averaged 4.5 million persons in those two recoveries.』

ということで、足元までの経過で見ますと、1981-1982や1974-1975の回復局面と比較してその速度が遅く、それはGDP成長率と雇用の拡大速度に現れていますわなあという事でして、それを過去と今回の比較をしている訳ですな。

『Two factors account for much of the sluggishness of this first stage of the recovery. The most obvious is the collapse of housing construction. We built too many houses in the boom years from 1995 to 2005, and many of those houses are now vacant and are pretty good substitutes for new construction. As a consequence, residential investment fell by 57 percent from the end of the housing boom to the end of the recession, and has fallen further in this recovery. In contrast, residential investment increased an average of 40 percent in the first year of recovery following the two recessions I mentioned earlier.』

ということでまず明確に違うのが住宅建設ですなという話で、要するにバブルで住宅作りすぎたがなという話をしておりますが細かい数字は読んでちょ(おいおい)。

『While housing is the most obvious factor dampening this recovery, residential investment accounts for only 2.4 percent of GDP at this point. A much larger factor is consumer spending, which accounts for over 70 percent of GDP. In the first five quarters of this recovery, consumer expenditures increased at an annual rate just below 2 percent. This is in contrast to the two other recessions, where household spending grew by an average of 6-1/2 percent in the first year of expansion.』(フォントの関係で分数表記改変しました)

つーことで、数字で目立つのは住宅ですが、要因として大きいのは消費の伸びが弱いことだそうですが、米国の上記の数字を見ていますと、過去の落ち込みからの回復の強さの方が正直ビックリですよという感じです(^^)。


○つまり消費支出の力強い伸びが必要と

『Thus a key to the outlook is consumer behavior. At over two-thirds of GDP, it is impossible to imagine a robust recovery without a substantial advance in consumer spending. And it is easy to understand why consumers were cautious at the beginning of the recovery. A large number of households experienced unemployment during the recession, and many more were uncertain about their job security. Wage growth fell during the recession. Housing prices declined, in many cases unexpectedly, significantly reducing the value of housing equity on the consumer balance sheet. Stock prices declined sharply during the recession. It should not be too surprising that consumers responded to this adversity by deferring nonessential spending and rebuilding their balance sheets. That behavior is reflected in statistics such as personal saving, which was slightly below 2 percent of income in mid-2007 but was slightly above 6 percent of income at the end of the recession.』

長いのですが微妙に切る所が無くて1パラグラフまる引用しちゃいましたが、その消費支出の伸びに必要なのは(1)雇用問題(2)住宅などの家計バランスシートの両面の改善である、という話をしています。

でね、そういう文言見ますと外野的には「じゃあ回復って遅いんじゃないの」という風に思ったりもするのですが、ラッカー総裁はその基調的な部分が顕著な改善を示していると仰せなのは正直申し上げてあたくし的には少々「???」な部分もありますがまあ引用。

『Some important fundamentals underlying household spending plans have improved significantly since the recession’s end.』

外野的にはそうとは思えませんけどねえ・・・・・まあその先が具体的な経済指標。

『New claims for unemployment insurance have trended down since last summer. The unemployment rate has fallen by 1.3 percentage points from its peak, and as a result, those who are employed have reason to be more confident in their job security. Employment has picked up, with growth in the last two months averaging slightly better than 200,000 jobs per month. The employment components of the Institute for Supply Management’s monthly surveys of manufacturing and nonmanufacturing activity are at extremely high levels, signaling broad gains in labor market conditions.』

と、雇用環境の改善の話をこれでもかと並べまして。

『The stock market has more than doubled from its recession low point, and the net worth of households has increased by $8 trillion since early 2009. As these fundamentals have improved, so has consumer spending. Retail sales rose 5.2 percent in the first year of recovery, and in the next nine months improved at a 9.9 percent annualized growth rate.』

ということで、株価の上昇もあって個人消費が強くなっていますと。


○個人消費の改善は強固な上に輸出も伸びるとな

ということで個人消費の改善が強固だという話をしていますわな。

『I would stress that this higher pace of consumer spending is solidly grounded in improving fundamentals. Thus I expect robust growth to persist, as consumers see continuing improvements in job markets, incomes and wealth. Moreover, households have deferred nonessential spending for several years and a stock of pent-up demand has built up; as they gain confidence, it is likely they will draw down that stock and boost spending as a result.』

んでもってその次には「輸出も伸びますよ」という話をしてまして、世界経済、特に中国やインドの成長が強いという話がベースにあるのでホンマカイナという感じですけど。

『Thus I see consumer spending as an important part of the recovery, but there are other areas of strength as well. Exports of goods and services have risen 18 percent since the end of the recession, adding 2 percent to real GDP growth. Yes, exports fell in February, as reported yesterday by the U.S. Bureau of Economic Analysis, but they remain well ahead of the fourth quarter’s pace. Moreover, the key fundamental factor for export demand is growth abroad, and here the prospects are excellent.』

『Although growth in the highly industrialized economies has been similar to domestic growth, many less developed economies are growing very rapidly. Especially notable are the two most populous countries; China’s GDP grew 9.7 percent last year and India’s GDP grew 8.3 percent. Again, this growth is solidly based, as these countries are deploying a large labor base more effectively. Japan’s growth miracle following World War II lasted for several decades, and the current crop of rapidly growing economies can look forward to several decades on the fast track.』

なんつーかね、新興国経済の成長に関してやたら強気のように見えるのですけれども・・・・・・

『As they grow, they will buy more of our products. Consumers who join their middle class will buy goods we make that were formerly luxuries, from pharmaceuticals to motion pictures. Demand for our agricultural products will rise. Most importantly, newly industrializing economies will want to acquire more capital goods in order to allow workers to move into more productive activities. For all of these reasons, export demand is likely to contribute strongly to U.S. growth for the foreseeable future as we produce goods and services that the world wants to buy, especially the most rapidly growing parts of the world.』

ということで、新興国の成長が続き米国の輸出拡大に大いに寄与するという話なのですが、そう話が上手く行くもんかいなとは思いますが、まあそういう見通しになっております。


○リスク要因の話を飛ばしまして(おいおい)インフレの部分

リスク要因に関しては(1)住宅市場の低迷(2)エネルギー価格(ただしあまり懸念していない)(3)財政問題、を並べていますが、基本的に強いですよという話をしていまして、その後にインフレの話が少々。

『One reason that the consensus of forecasters is so positive about the national economy is that they believe that the inflation environment will remain benign. Over the 12 months ending in February, the price index for personal consumption expenditure has risen 1.6 percent. In the absence of further energy price increases most forecasters do not foresee a significant acceleration in prices this year.』

物価が安定的に推移しているのも先行き見通しが強気の背景にありますとな。

『We should not take that outcome for granted, however. Commodity price increases have squeezed profit margins for many firms, and we are increasingly hearing that some are looking for an opportunity to raise prices. If firms see robust demand growth, they will be increasingly willing to pass input price increases through to their customers. Such increases can be common in this stage of the business cycle.』

ただまあ企業の価格転嫁の動きが始まっているようで、その流れが続く可能性という話をしていまして、これはまあFOMCの議事要旨でもそんな話がありましたけれども、インフレに関しては若干警戒という感じなのでしょうか。まあ景気見通しがあれだけ強ければ物価見通しは警戒的になりますわなという感じですが。


○まあそんな感じですので

この講演ページ数少ないのと、あまり突っ込んだ話をしていないのでサラサラと読めますが、どうも突っ込んだ話が無いせいなのかも知れませんが、見通しが全般的に甘いのではないかという気がせんでもないですけど、まあラッカー総裁もタカちっくな地区連銀軍団構成員という予想された結論になるのでございましたが、この講演だけだと見通しそのものに???が付く感じは致しますな。


#と、完全に世間離れしたネタでどうもすいません
 


お題「アピールは大切ですな/その他各種雑感」   2011/04/19(火)08:08:54  
  ということでまずは先日の総裁講演から。

○特に先行き金融政策に関する話ではないですが

[外部リンク] Council on Foreign Relations主催の会合(ニューヨーク) ──

[外部リンク] East Japan Earthquake: Resilience of Society and Determination to RebuildRemarks at the Council on Foreign Relations in New York

まあこの講演そのものは金融政策どうのこうのという件で言えばスルーで良いのでふが、こういうアピールおよび感謝の意を積極的に表明するのは結構なお話であります。

『I am privileged to have the opportunity to speak before the Council on Foreign Relations today. Before beginning my speech, I would like to extend my heartfelt gratitude to the government and people of the United States for the support and encouragement concerning the tragic Great East Japan Earthquake.』

というのが冒頭での謝意ですが、最後のところでも改めて謝意と復興に向けたアピールをしています。

『VI. Concluding Remarks

As I mentioned earlier, nothing is more heartening in a crisis than the encouragement and support of friends overseas. I would like to conclude by thanking you once again for your friendship. With the resilience of Japanese society and the determination to rebuild, I am absolutely convinced that Japan's economy will overcome this trying time, successfully rebuild and become even better placed with greater growth potential. With that, I would like to conclude my remarks. Thank you for your attention.』

ということですが、それ以外にも海外に向けて日本は皆様が誤解している程全て危険でエライコッチャな訳ではないというのも説明してますな。

『The Bank of Japan's Fukushima branch, which is about 40 miles away from the Fukushima Daiichi nuclear plant, has been conducting its business as usual, and has been providing cash, including on the weekend immediately after the earthquake. Financial market stability has been maintained. I would also note that trading on the Tokyo Stock Exchange has been perfectly normal.』

『福島第一原発から約40 マイルの距離にある日本銀行の福島支店も通常通り営業しており、地震発生後の週末も含め現金供給に努めています。また、金融市場も安定を維持しているほか、東京証券取引所における株式の取引も正常に行われています。』(めんどいので日本語版を一緒につける^^)


『Looking beyond the world of settlement systems and financial markets, the people in the disaster areas have been calm and composed and full of a spirit of mutual cooperation, despite such a difficult living environment. In Tokyo, although electricity shortages are causing some inconvenience, people have accepted these new realities and adapted immediately. One of the visible changes is that people are increasingly deciding themselves to cancel parties or other events, as a mark of respect to the victims of the disaster and out of consideration for the feelings of the people affected. Another change is a substantial decline in visitors from overseas.』

『決済システムや金融市場の外に目を転じると、被災地のあれだけ厳しい生活環境にもかかわらず、人々は冷静に行動し、助け合いの精神に満ちています。また、東京での人々の生活を見ると、電力不足による不便はあるものの、そうした事態を受け入れて直ぐに適応しています。目に見えて変化したのは、震災の犠牲者に対する弔意と被災者の心情への配慮から、様々な会合や行事の自粛が広がっていることと、外国からの観光客の大幅な減少です。』

ということで、日本は頑張っておりますし、別にどこもかしこも放射能という事でも無いですよ、と状況の説明をしているのは、まあこういう時ですから金融政策どうのこうのの話をするのではなく、こーゆー話をするのが吉という事なのでしょうな、うんうん。

更に外国人の皆様が脱出した件に関してはこんな話がチャーミング。

『As was the case in the financial markets immediately after the failure of Lehman Brothers, when people's lives and safety are at risk, they sometimes tend to become excessively risk averse, which makes things worse. Incidentally, while foreign nationals residing in Tokyo increasingly left Japan for fear of radiation risk, it has tended to be overlooked that the radiation levels in Tokyo are roughly the same as in other major cities around the world, such as Paris and Berlin, or they were exposed to more radiation on the airplane than they would have been exposed to in Tokyo.』

『リーマン・ショック発生直後の金融市場もそうでしたが、人間は生存や安全が脅かされると、時として極端なリスク回避に走り、そのことがさらに事態を悪化させます。因みに、東京在住の外国人が放射能リスクへの恐怖から国外に退避するという動きも広がりましたが、東京の放射線量はパリやベルリンなどの主要都市とほぼ同じであるとか、飛行機内で受ける放射線の方が多かったという事実は忘れられがちでした。』

・・・・・(^^)。

で、日本経済に関する話はまあ普通の話をしていますのでそちらはスルーの方向で。


○復興国債はいいけど別建て発行はするんじゃねえぞと思いますが(-_-メ)

[外部リンク]
 


お題「FOMC議事要旨から」   2011/04/18(月)08:08:28  
  どうせ見なくても言う事は判りきっているのでモーサテは見ないでござるの巻。

・・・・といいつつ頭の部分をうっかり見たら何故か「日本はGDP辺りのエネルギー消費量が少なくて省エネなので原発に頼らなくても良い」という理論が展開されていたのだが、そもそもGDPが大きい国でその間に電気の原子力依存が高い状態で省エネで何とかなるとか随分と簡単にお話をしておられるようで、何か世の中単純に考えてませんですかねえ先生。

(追記)モーサテ見ないと言いつつそのコーナー見たら・・・・

・「国債発行すると民間の資金需要を圧迫するので長期金利が上昇して円高になる」という理論を述べておられましたけれども、財政マネタイズをするともっと凄い勢いで長期金利が上昇するリスクがあると思いますが何故財政マネタイズが必要なんでしょう???

#大体からして国債発行増えてもここまでは長期金利上がってませんが何か???

・名目GDPが伸びると税収が増える話と政府支出が増える話をしていますが、税収の伸びと政府支出の拡大をバラバラに出して「差額がどうなる」という話が1ミリも無いのは何でなんでしょう???

などと思いましたけど(^^)、もっと財政マネタイズの話を大々的にして山本幸三先生のホームページ状態となって「財務省・日銀マフィアを殲滅すべし」みたいな電波浴が出来ると思っていたので少々拍子抜けですたwwwww



そんな事はどうでも良いのですが金曜の続きでFOMC議事要旨から。

[外部リンク] few participants expressed concern that the easing of credit conditions in some sectors was becoming or might become excessive as investors took on more risk in order to obtain higher yields. 』

いわゆる「利回り追求」への懸念表明ということで早速資産バブル警戒キタコレという風情でありまする。


○ヘッドラインのインフレに関して

ヘッドラインのインフレは商品価格の上昇の影響についてこれから注視する必要があるという感じでしょうかね。

『Participants observed that headline inflation was being boosted by higher prices for energy and other commodities, and that prices of other imported goods also had risen by a substantial, though smaller, amount. A number of business contacts indicated that they were passing on at least a portion of these higher costs to their customers or that they planned to try to do so later this year; however, contacts were uncertain about the extent to which they could raise prices, given current market conditions and the cautious attitudes toward spending still held by households and businesses.』

つーことで価格転嫁への動きが無いわけではないが、今の状況だと消費者が付いてくるかが微妙と考えているようですな。

『Other participants noted that commodity and energy costs accounted for a relatively small share of production costs for most firms and that labor costs accounted for the bulk of such costs; moreover, they observed that unit labor costs generally had declined in recent years as productivity growth outpaced wage gains. Several participants noted that even large commodity price increases have had only limited effects on underlying inflation in recent decades. 』

そのほか単位労働コストが抑えられていることや、ここ数十年の実績において商品価格が大幅に上昇した時でも基調的なインフレに対する影響は限定的であったというような話が続いていますので、基調的なインフレに関しては以下のようになりますわな。


○コアインフレに関して「資源の活用状況」だけで抑えられるといえるか

『In contrast to headline inflation, core inflation and other measures of underlying inflation remained subdued, though they appeared to have bottomed out.』

抑制されているが底打ちとな。

『A number of participants noted that, with significant slack in resource utilization and with longer-term inflation expectations stable, underlying inflation likely would remain subdued for some time.』

これはいつもの「資源活用のスラックが基調的インフレを抑える」話ですな。

『However, the importance of resource slack as a factor influencing inflation ws debated.』

ほほう。

『Some participants pointed to research indicating that measures of slack were useful in predicting inflation. Others argued that, historically, such measures were only modestly helpful in explaining large movements in inflation; one noted the 2003-04 episode in which core inflation rose rapidly over a few quarters even though there appeared to be substantial resource slack. 』

ということで、リソースのスラックで基調的インフレが抑制という話をいつまでも続けていられるのかという論点もあるようですな。


『Participants expected that the boost to headline inflation from recent increases in energy and other commodity prices would be transitory and that underlying inflation trends would be little affected as long as commodity prices did not continue to rise rapidly and longer-term inflation expectations remained stable.』

ということで、足元のヘッドラインの物価上昇は長期的なインフレ期待に今のところ影響を与えていませんという話ではありますが。

『However, a significant increase in longer-term inflation expectations could contribute to excessive wage and price inflation, which would be costly to eradicate. Accordingly, participants considered it important to pay close attention to the evolution not only of headline and core inflation but also of inflation expectations.』

ということで、インフレ期待の動向に注意深くならないといけませんって話で、ユニットレーバーコストやらリソースの活用状況などの経済のスラックだけを見るわけにも行きません罠という事でしょうな。

『In this regard, participants observed that measures of longer-term inflation compensation derived from financial instruments had remained stable of late, suggesting that longer-term inflation expectations had not changed appreciably, although measures of one-year inflation compensation had risen notably. Survey-based measures of inflation expectations also indicated that longer-term expected inflation had risen much less than near-term inflation expectations.』

ただまあ現状では顕著なインフレ期待の上昇は観測されていませんと。

『A few participants noted that the adoption by the Committee of an explicit numerical inflation objective could help keep longer-term inflation expectations well anchored.』

これは先日引用したプロッサーさんの講演にもありましたが、ここにあるのは「One」ではなくて「A few」となっているので、プロッサーさん以外にも「明示的なインフレ目標の設定」によってインフレ期待の上昇を抑えるという主張をしている人がいるようですな。ドタ勘だとミネアポリス連銀のコチャラコタ総裁が賛同していると見ましたがどうでしょうかね。


○上下リスクについて

『Participants generally judged the risks to their forecasts of growth in economic activity to be roughly balanced. 』

上下リスクはバランスとしていますが。

『They continued to see some downside risks from the banking and fiscal strains in the European periphery, the continuing fiscal adjustments by U.S. state and local governments, and the ongoing weakness in the housing market. Several also noted the possibility of larger-than-anticipated near-term cuts in federal government spending. Moreover, the economic implications of the tragedy in Japan--for example, with respect to global supply chains--were not yet clear. 』

先にダウンサイドが出てますが、(1)ユーロのソブリン問題(2)米国の住宅市場(3)米国の財政再建による政府支出の縮小(4)日本の震災による世界的なサプライチェーンへの影響、ということのようで。

『On the upside, the improvement in labor market conditions in recent months raised the possibility that household spending--and subsequently business investment--might expand more rapidly than anticipated; if so, the recovery could be stronger than currently projected. Participants judged that the potential for more-widespread disruptions in oil production, and thus for a larger jump in energy prices, posed both downside risks to growth and upside risks to inflation. Several of them indicated, in light of recent developments, that the risks to their forecasts of inflation had shifted somewhat to the upside. Finally, a few participants noted that if the large size of the Federal Reserve's balance sheet were to lead the public to doubt the Committee's ability to withdraw monetary accommodation when appropriate, the result could be upward pressure on inflation expectations and so on actual inflation. 』

長々とありますが、基本的にはインフレリスクに関する部分がアップサイドとして大きくて、労働市場の改善に伴う賃金拡大からのインフレとか、エネルギー価格上昇に伴うインフレ期待へのシフトとかがありますが、最後のところで「a few」ではありますけれども、FEDのバランスシートの大きさによってインフレ期待が高まるという話が出てきたのがこれまたほほうという感じです。

『To mitigate such risks, participants agreed that the Committee would continue its planning for the eventual exit from the current, exceptionally accommodative stance of monetary policy. In light of uncertainty about the economic outlook, it was seen as prudent to consider possible exit strategies for a range of potential economic outcomes. A few participants indicated that economic conditions might warrant a move toward less-accommodative monetary policy this year; a few others noted that exceptional policy accommodation could be appropriate beyond 2011.』

ということで、現在の政策をどうするのか、という話に関してはどこからどう見ても「議論が空中戦モードになっているだけで何も進んでいない」としか読み取れないこの部分なのでありました。

ということで、まあとりあえずそこだけ読んでおけば大丈夫という『Participants' Views on Current Conditions and the Economic Outlook』を2回に分けて読んで見ましたが、まあ最後の所にありますように、どうも委員の間での意見がバラバラにも程がある状態で、これで6月のQE2期限に向けて話が進むのか非常に不安があるというところだと思います。
 


お題「各種世間話/出し遅れの証文で恐縮ですがFOMC議事要旨」   2011/04/15(金)08:07:25  
  風評被害ってそらまあ大本は東電の原発なのですが、その風評被害を結果的に煽る事になっているのが、重大な話と実はそんなに大騒ぎしなくても良さそうな話を全部ごちゃ混ぜになって出してくる政府のドタバタ対応じゃねえのかと言ってみるテスト。

○どう見てもフラグでした本当にカムサハムニダ

昨日の短期市場ちゃんではレギュラーとかのGCレートが普通に0.10%に戻ったようでさっくり普通のレベルでござるの巻となったようでして、昨日GCレートが下がっていますがなというネタを書いた途端にレート上昇とかどう見ても間が悪かったです本当にありがとうございましたという風情でありまする。

とは言いましても資金供給オペの方はいい感じでオファーされ続けておりまして、昨日は18日の共通担保オペの期落ちに対して6か月基金固定オペを新規に8000億円入れるというお洒落な技(6か月基金オペは既に最初の方に打ったのがロールオーバーになっていて、基金オペが30兆行かないうち(28.8兆円)にロールかよとこっそり思っていたのですが、今回の新規で公約どおりに約30兆円(29.6兆円)になりましたなあ)を入れつつ、共通担保オペを1.4兆円オファーとか金イラネエヨとゆー所であってもオペをきっちり打ち込んでいました。

で、金利入札のオペは5563億円の応札(札割れ)となりましたが、これによって18日の当座預金残高は38.6兆円程度(18日の資金需給は短資さんの予想をベースにしています)になりまして、まあ相変わらずの高水準は高水準ですが、こうやって「オペ打っているけど札割れしながら徐々に当座預金残高が落ちる」という形だと「日銀が資金を引いている」ということにならないので中々よろしゅおすなと思われますがさてこれから大型連休に向けてどうなるやら。

まあ昨日の金利入札方式オペ1.4兆円が全部入ると18日の当座預金残高か39.5兆円レベルになっていましたので、そーゆー意味では日銀は引き続き次の積み期間でも高水準の当座預金残高、というかある意味なし崩し的な量的緩和状態(^^)は継続しますよという姿勢をみせましたよっちゅうのが昨日の「オペ1.4兆円」だったんでしょうか
ねえという所です。

それはそれとして、昨日は基金CP買入を実施していましたが、出来上がりのレートに換算すると平均買入レートが0.121%で足切りレートが0.115%となっていたのですが、最近発行されているCPレートから勘案すると足切り水準ですともうぶっ千切りで最上位格付け発行体さんの出すレートとカワランチ会長だと思われる水準でござんして、つまりCP市場もすっかりモノナシモードと相成りましたようで、震災直後にレートが上昇してアチャーでもあったCP市場ちゃんも、その後レートはきっちり低下して震災前の水準に戻ったという風情でありますな、うんうん。


○bewaadさんとこ補足などなど

bewaadさんのエントリー紹介、というよりはbewaadさんのエントリーで思いっきりネタとして引用された自分の宣伝(おいおい)を昨日した訳でございますが、その時に申し上げた「4月1日のエントリーが非表示に変更されてます」状態は再び元に戻って1日のエントリーが読めるようになりましたので改めてリンクはっておきますね(本編と補足編がありますので日付ベースのURLをつけておきます)→[外部リンク] Views on Current Conditions and the Economic Outlook』(PDFだと6ページ)から参ります。あ、そこの貴方、証文出し遅れの上に手抜きとはケシカランとか突っ込まないようにorz


○景気の現状、商品価格の上昇について、先行きの不透明要因について

景気の現状がより強くなっているというのは声明文どおりなので軽く流しますが、冒頭部分に示された景気の全体的な見方はこんな感じ。

『In discussing intermeeting developments and their implications for the economic outlook, participants agreed that the information received since their previous meeting was broadly consistent with their expectations and suggested that the economic recovery was on a firmer footing. 』

というのは声明文の言い回しにもありましたが、まあそういう事でして、その後天候要因がどうしたとか、項目別の話とかありますが割愛しまして、商品価格上昇と物価に関する部分。

『Participants noted that recent increases in the prices of oil and other commodities were putting upward pressure on headline inflation, but that measures of underlying inflation remained subdued.』

ということで、足元の商品価格上昇はヘッドラインのインフレを押し上げるものの、基調的なインフレは依然として抑制されているとの事です。

『They anticipated that the effects on inflation of the recent run-up in commodity prices would prove transitory, in part because they saw longer-term inflation expectations remaining stable. Moreover, a number of participants expected that slack in resource utilization would continue to restrain increases in labor costs and prices. 』

長期的なインフレ期待が安定していることから足元の商品価格上昇の基調的インフレに与える効果は一時的であり、更に資源利用のスラックが労働コストや価格の上昇を抑制するように働くでしょうと。

『Nonetheless, participants observed that rapidly rising commodity prices posed upside risks to the stability of longer-term inflation expectations, and thus to the outlook for inflation, even as they posed downside risks to the outlook for growth in consumer spending and business investment.』

とは言いましても、商品価格上昇によって長期的なインフレ期待が上方シフトするようになれば、消費支出や企業投資の見通しに関するダウンサイドリスクを拡大するとしてもインフレの見通しを変えないといけませんなという事のようでしゅ。

『In addition, participants noted that unfolding events in the Middle East and North Africa, along with the recent earthquake, tsunami, and subsequent developments in Japan, had further increased uncertainty about the economic outlook.』

ということで、リスクはMENA地域と日本の今後とゆーことですにゃ。


○金融環境改善と個人消費の先行き

『 Some easing of credit conditions for households, particularly for auto loans, also appeared to be supporting growth in consumer spending. On the other hand, declining house prices remained a drag on household wealth and thus on consumer spending. In addition, sizable recent increases in oil and gasoline prices had reduced real incomes and weighed on consumer confidence. 』

自動車ローンなどの与信態度改善が個人消費に好影響だが、一方で住宅価格が低迷していることによる家計のバランスシートの痛みや、足元の原油やガソリン価格の上昇が家計の実質所得を引き下げ、消費者信頼感に悪影響を与える、と結構きびしめですな。


○企業部門の見通しは好調

『A further increase in business activity also indicated that the economic recovery remained on track. Industrial production posted solid gains, supported in part by continuing growth in U.S. exports. Business contacts in a number of regions reported they were more confident about the recovery; a growing number of contacts indicated they were planning for an expansion in hiring and production to meet an anticipated rise in sales. Manufacturing firms were particularly upbeat. Some contacts reported they were increasing capital budgets to undertake investment that had been postponed during the recession and early stages of the recovery; in some cases, firms were planning to expand capacity.』

ということで中々景気の良い話が続きます。

『Consistent with the anecdotal evidence, indicators of current and planned business investment in equipment and software continued to rise and surveys showed a further improvement in business sentiment. In addition, although residential construction remained weak, investment in energy extraction was growing and spending on commercial construction projects appeared to be bottoming out. 』

建設部門に関しても底打ちの傾向が見られるとか中々結構な話です。


○労働市場は改善基調にのってきましたとな

『Meeting participants judged that overall conditions in labor markets had continued to improve gradually. The unemployment rate had decreased significantly in recent months; other labor market indicators, including measures of job growth and hours worked, showed more-modest improvements.』

と明るめのイメージ。

『Several participants noted that the drop in unemployment was attributable more to people withdrawing from the labor force and to fewer layoffs than to increased hiring. Even so, participants agreed that gains in employment seemed to be on a gradually rising trajectory, although the recent data had been somewhat erratic and distorted by worse-than-usual weather in many parts of the country. In addition, surveys of employers showed that an increasing number of firms were planning to hire.』

失業率の低下要因としてlabor forceの低下要因というよりは雇用の絶対数の回復という指摘がありますなあ。

『 Participants noted regional differences in the speed of improvement in labor markets; scattered reports indicated that firms in some regions were having difficulty hiring some types of highly skilled workers. Participants generally judged that there was still substantial slack in the labor market, though estimates of the degree of slack were admittedly imprecise and depended in part on judgments about a number of factors, including the extent to which labor force participation would increase as the recovery progresses and employment expands.』

とは言いましても、地域差があったり、依然として労働市場のスラックは存在するということで、結局は警戒姿勢はカワランチ会長ということですかな。


と、ここで時間切れなのですが、実は本編はこの先だったりするのでどうもすいませんすいませんとしか・・・・・・(汗)
 


お題「各種雑談でご勘弁」   2011/04/14(木)08:04:10  
  楽天の連勝で被災地に勇気を、というのは素敵な話ですが、連勝している相手のロッテも千葉本拠で被災地なのを思い出して上げて下さいm(__)m

○短国が強い話やGCが低い話

先週「資金供給オペが久々に2倍も入ったお!」とゆーよーなネタを書いたのですが、また例によって例の如く盛大にフラグを立ててしまったようで(フラグの悪寒がしたから「でも一時的かもね」とはヘッジを打ったものの・・・・・)、月曜からGCレートとか下がる下がる(^^)。

まあ今週は、というかその前からですが、超過準備がうじゃうじゃあるという素敵な状況にあってコールレートは無担保コールの加重平均ですら6bp台で低位状態となっておりますし、更に今月の場合は先月の震災直後にジャンジャン実行した共通担保全店資金供給オペが今回の積み期間終了後となります18日(月曜)に5兆円の期落ち(その後20日と25日に各3兆円落ちるかな)となりますので、特にオペで在庫ファンディングを行う債券業者は18日の大量期落ち後の事も考えると、当然ながら18日を跨ぐオペで予め資金を押さえておく動きになりますな(18日の期落ちが全部ロールされるとは思えないので)。

となりますと、18日のオペ落ち前にはオペ落ちの事前準備分のファンディング資金が浮いて出る事になりますので、今週は更にGC市場での資金取りニーズが低くなる、という素敵な状態になったようでありまして、先週まではGCレートは0.10近辺になっていましたが、今週に入ってまさしく陥落という言葉がしっくりくるような展開になっていますが、まあこれは言ってみればGCで全員資金出し状態になっているようなもんとゆー素敵な流れになっているっつーこってすな。

とまあそんな感じに世の中なってきますと、短国のほうに皺寄せが行くとゆーものでして、先週月曜あたりは今週の短国入札3発攻撃を警戒してたのか単に入札前に強くしたくなかっただけなのかは判りませんが、3か月以内の短国が0.11%オファーでズラズラ並んでいた(月曜時点でGCレートは下がりましたが、18日以降にレート上がるのだったらそんなに頑張ってもてないというのと、そもそも売りが出てたのの要因があって、GCが急低下するのに短国が重くなるという怪奇現象が発生したみたい)のですが、火曜と水曜の2か月、3か月TBの入札はどちらも華麗に0.11%割れでござるの巻。

特に火曜の2か月は(って火曜の話を木曜にしてもしょうがないのだが・・・・・サーセン)直前まで業者間でWI取引の0.11%レベルが出合っていまして、当然ながら0.11%レベルでしょとか思っていたら、それより上の札で切れてしまって平均は0.1049%とか(業者推定で2兆5千億円の半分ほど不明札)になってショートカバー祭りになってしまい業者間で0.08%だの何だのというような素敵な事になってしまい、前日重かった既発の短国も「2か月新発買えないなら既発買うわ」攻撃によってすっかり軽くなるでござるの巻となりやがりました。まあ足元の40兆円攻撃もありますし、そもそも世の中の人たちが震災以降手元流動性の確保を優先させますと、他資産から銀行預金方面に資金がやってくるざましょという事もありますし、銀行が貸出してもその金は銀行預金に滞留と言うことで、銀行さんの所には「とりあえず顧客の手元流動性確保の資金が滞留」しているという状態になり、更に言うとその金ってそのうちホイホイ出て行くかも知れないという類のもんなのかなあ、とか入札などの結果を受けて後付講釈で適当にかますのは簡単なので安易に後付講釈をするエエカゲンなあたくしなのでありました。

いやね、つまり何ですねんと申しますと、銀行に恐らく資金が滞留してて、更に言うと3月の震災の影響で大手行さんは毎度お馴染みの期初前に計画して債券残高を積んで利息収入のメド立てましょう攻撃を今年はしている所では無かった(震災前にしてた分はあるかもしれないけど、相場状況から逆算(売買動向から類推ではないのであしからず)するとその額は大した事が無いと思われますので、どこかで債券買わないといけませんねえという状態だと思いますが、さてその金ってどの辺りの長さまでなのかな、というのが興味津々な所だとゆーこってす。

厚めになっているはずの非銀行セクターの手元流動性が速攻でホイホイと抜けていく類のものであれば短国と2年債ばっかり人気化という残念な展開になるでしょうし、そうじゃないのであれば(復興需要なり各種支払需要が急に炸裂しないでしょ、という事ね)もうちょっと長い所も買いに行くという話でしょうし、それ以前の問題で収益頑張りませんとという事でしたらやはり長めの所にも来るでしょうな、とか勝手に人の懐具合を妄想してみるテスト(^^)。


ところでですな、話を元に戻しますとGC市場さまのこの素敵な状況を見ますと、やはり当座預金40兆だのオペ残50兆だのというのは市場が全員金イラネ状態になる(ここから国債が大いに増発されるとバランスは変わってくるでしょうが)ようでございまして、ここまでGC市場やら現先市場が資金運用側から見ると壊滅(調達側は何せお出掛けの必要がありませんので世の中運用側が並んでいる有様)状態になってしまうとこれはこれで中々さびしい状態はさびしい状態。

とは申しましても、じゃあ平常に戻ったから平常運転で良いですかと言われましてもそれはさすがに違うと思われます(余震は続くし原発は相変わらずだし)ので、当座預金残高水準自体は震災前よりも高い水準が続くのでしょうが、あたくしの計算間違えてなければ積み明けの来週月曜も当座預金残高今の時点でも35兆以上とかになる筈でして(今日は月曜に落ちるオペのロールがある程度入るでしょうから更に増えるっしょ)、いやもう次の積み期間も資金運用困難者が列を成して0.07%とかの現先市場やレポ市場にワサワサとやってくるという事になるんでしょうな、つーか既に低いけどね。

まあ一度どどーんと出してしまうと中々その後の匙加減は難しいでございますわな。うっかり引きすぎて短国レート上げてしまったらそれはそれでマズーでしょうし・・・・・・

#と、マニア向けネタでどうもすいません


○この内閣はどこがどう責任とって指揮しているのやら

東電関連で昨日は読売が記事を。

[外部リンク]
 


お題「一応3月会合議事要旨/セントルイス連銀ブラード総裁の講演の前にこの前の講演ネタ」   2011/04/13(水)08:12:40  
  ○ブラードさんの「用がなくなったので国債買入終了ね」講演(^^)

先月末にプラハで行われた講演でありますが。

概要
[外部リンク] 29
St. Louis Fed’s Bullard Discusses Recent Developments in U.S. Monetary Policy


講演のスライドショー
[外部リンク] 24
St. Louis Fed’s Bullard Discusses Quantitative Easing, Global Inflation, and Commodity Standards


ではプラハでの講演要旨から。

『During his discussion, Bullard explained how the Fed’s second round of quantitative easing was “a classic easing of monetary policy” and “an effective tool, even while the policy rate is near zero.”』

QE2については、政策金利のゼロ制約下の中での「伝統的な金融政策」で「有効なツール」という話をしていますっつー事ですが、こちらに関しては2月の講演で同じ論点の話をしてて、まあ先日ネタにしたので割愛します。

『He also discussed the situation in early 2011, stating that “U.S. growth prospects remain reasonably good for 2011.” He added that recent global and domestic events “present considerable uncertainty, but can be resolved in benign ways.”』

米国経済に関しては先行きの不確実性はあるがより強い回復を予想するとな。

『Finally, Bullard talked about the path to normalization. “Discussion of the normalization of U.S. policy will likely return as the key issue in 2011,” he concluded.』

ということで、「今年は政策の正常化への議論が重要な論点として戻ってくるでしょう」
つーまとめになっているのでありました。

んでまあ最初の論点は前回のネタと同じなのでスルーしまして、今年の米国経済に関する部分はこんな感じである。

『Bullard stated that, relative to last summer, U.S. growth prospects improved by early 2011. “Private sector forecasters and the FOMC all marked up their forecasts,” he said. “Anecdotal reports were more bullish,” showing “profitable businesses with considerable cash and an improving outlook.” He added, “An improving economy 18 months post-recession is generally a strong positive.”』

どう見てもカンカンの強気です本当にありがとうございました。

『Noting the improved economic outlook since QE2 was implemented, “the natural debate is how and when the exit should begin,” Bullard said. “However, additional uncertainty has clouded this picture.”』

ということで、その不確実性は以下の通りだそうな。

『1.turmoil in the Middle East and North Africa and the associated uncertainty premium in oil prices;

2.the natural disaster and the damaged nuclear reactors in Japan;

3.the U.S. fiscal situation and the possibility of a government shutdown; and

4.continued uncertainty regarding resolution of the European sovereign debt crisis. 』

まあ大体順当な所ですが、これらの不確実性が拡大した場合には出口政策が遅れる場合も
あるが、基本的にはこれらの不確実性は全体に大きな影響を与えずに解決するでしょうと仰せですな。

『Bullard pointed out that all four situations have the potential to escalate. If escalation occurs, he added, how and when to begin normalizing monetary policy would become less clear. “Still, the most likely prospect is that all four are resolved without becoming global macroeconomic shocks,” he said. 』

で、その次の『Normalization of U.S. Monetary Policy』というそのまんまにも程がある小見出しの部分から。

『Bullard said that U.S. monetary policy cannot remain ultra-accommodative indefinitely. “The process of normalizing policy, even once it begins, will still leave unprecedented policy accommodation on the table,” he stated. “The FOMC may not be willing or able to wait until all global uncertainties are resolved to begin normalizing policy.”』

QE2実施しろ論の先鞭をつけただけに出口に関しても先鞭をつけるということですかそうですかという感じでありますにゃ。

『Bullard noted that normal monetary policy has two parts: “QE accommodation is removed by returning the balance sheet to an ordinary size over time,” and “the policy rate begins to approach levels associated with moderate expansion.”』

ということで、出口政策としては「バランスシートの縮小」と「モデレートな利上げサイクル」というあわせ技という事ですが、スライドショーの方を見てもその辺りに関しては具体的な手順書は無い(つーかこのまとめとスライドショーの内容があまり差が無い)ので正直よー判らんです。

『Bullard said that normalization will take time and added that it is the
most difficult part of the business cycle for a central bank.』

金融政策の正常化には時間がかかり、中央銀行にとって最も難しい仕事であるというのは確かに仰るとおりですな。

『“Exit strategy was widely discussed in 2010, and that debate will likely revive during 2011,” Bullard said.』

ということで、どう見ても正常化路線まっしぐらです本当にありがとうございました状態なのですが、ブラードさんの場合そもそも今年はFOMCでの投票権が無いので、その分好き勝手言えるという面がありますので何なのですけど、QE2に関してかなり早い時期から「時間軸政策よりも資産買入」と主張した人だけに、まあそれなりにインパクトあるんじゃないかね、と思うところでございます。

#なお、今日のうちにネタにしないと更に講演が入るのでネタが発酵するというのはここだけの話であります
 


お題「一応3月会合議事要旨/セントルイス連銀ブラード総裁の講演の前にこの前の講演ネタ」   2011/04/13(水)08:12:11  
  日本の原発事故のレベルが上がったので米国株安とはナンジャソリャという感じなのですが。レベル上がったら急に事故の規模が拡大する訳でもないでしょうに・・・・・・

#つーかこの「レベル引き上げ」っていつぞやの「デフレ宣言」を思い出すのだが・・・

ただまあ昨日は何か色んなリスク性資産(とか認定されているもの)が下がる(そこで円高になるのか意味プーだが)の巻ではありましたな。

○英国インフレ率が4.4→4.0とな・・・・といいつつほぼ雑談^^;

[外部リンク] Inflation 4.0%』という文言が昨晩入りました。

その前は4.4%でしたので、これで英国は5月のインフレレポートと同時に利上げしなくてもよさそうな感じにもなっているような無いような。とは言え元々のインフレターゲットからは堂々の上方乖離は継続しているので、利上げしないならしないでこれまた今後の流れがインフレ率縮小に向かってくれれば良いのですけれども、そうじゃなくてうだうだと4%近辺にいる時には、利上げをどこで打ち込むのかも難しいですわな。

中央銀行的に政策がビハインド・ザ・カーブとなるのも中々勇気の要る事(外野は好き勝手いいますけどやはり当局の決断する側からすればビハインドというのは中々大変ですよね)ですし、まあ英国に関しては別に日本の金融政策にどうのこうのというのは無くても中々勉強素材として中銀見物人としての興味は尽きません罠。

・・・・むむむ、BOEのサイトの下のほうに何か心を動かすバナーがあるので踏んで見るとこんな素敵な企画が絶賛実施中なのですね。

[外部リンク] all your eggs in one basket
(11-15 & 18-21 April)
10:00am - 4:30pm

During the Easter break (11-15 & 18-21 April) the Museum presents Put all your eggs in one basket, a special event to entertain the whole family. There will be a treasure trail to find eggs hidden in the Museum, with a chocolate egg for every child who takes part. Children can also indulge their imagination by creating and decorating their own Easter basket to take home.

A family fun day out is guaranteed with all the other museum attractions including banknote jigsaws, a roller ball game, interactive displays and the opportunity for some safe cracking. You can also take control of a virtual hot air balloon and chart it on a stable course to simulate the role of the Bank in keeping inflation steady. Visitors can even try to lift a genuine gold bar with a current value of over £340,000 -although, weighing 13kg, it will take many people by surprise!

ちなみに、最後の文にある「try to lift a genuine gold bar with a current value of over £340,000」って奴ですが、指をフックのようにして延べ棒に引っ掛けると持ち上がるようなのですが、そんなのが出来るのは博物館の係員だけだと思います(^^)。

ロンドン観光のコースにお勧めです(そうか???)。ちなみに下記URLはあたくしの訪問記録(そこでは延べ棒の重さを15キロと書いていますが、どうも13キロが正解のようですな、サーセン)である。
[外部リンク] 兆円の即日資金供給オペレーションを含む、総額21.8 兆円の資金供給オペレーションを実施することとした。こうした日本銀行による大量の資金供給もあって、短期金融市場は、落ち着きを取り戻してきている。』

朝一9時1分に共坦全店即日7兆円オファーにはさすがに「おおおおおおお!!!」と思いましたな、うんうん。

『地震発生後の金融市場をみると、株価は大きく下落しており、日経平均株価は9千円台後半の水準となっている。東証REIT指数も大幅に低下している。社債の流通市場では、取引の成立がみられなくなっているが、潜在的には売り圧力が高い状態にある。わが国のソブリンCDSプレミアムや民間企業のCDSプレミアムは、大きく拡大している。このように、市場では、投資家のリスク回避姿勢が強まった状態にある。この間、為替市場をみると、円の対米ドル相場は、振れやすい展開となっており、一時1ドル80円台半ばまで円高が進んだあと、足もとは82円台で推移している。』

まあこの時点では計画停電の影響がどうなるとかサプライチェーンの毀損の影響がどうなる的な話をしていましたが、その翌日に原発が火を噴くわ放射能はダダ漏れになるわ大変な量の放射線を観測するわというハルマゲドン的な動きになったのはお釈迦様(以下同文)。


では『.金融経済情勢に関する委員会の検討の概要』の部分に参ります。

『わが国の経済情勢について、委員は、東北地方太平洋沖地震の影響を定量的に評価するだけの情報が乏しい現時点では、改善テンポの鈍化した状態から脱しつつあるという判断を維持しつつも、経済・物価情勢の先行きを巡る不確実性が大きく高まっていると判断することが適当との見方で一致した。』

さいざんすか。

『地震の影響について、何人かの委員は、東北地方を中心に、生産設備や物流施設、社会インフラ等に大きな被害が生じていると述べた。また、多くの委員は、地震による直接的な被害に加え、発電所の被災に伴い、電力の供給に制約が生じることも経済活動に影響する可能性が高いと述べた。何人かの委員は、被災地域には素材・部品工場が多く立地していることを指摘し、サプライチェーンを通じて生産活動の停滞が国内外に広く波及する可能性もあると述べた。』

ということで、この辺りは直近の決定会合で示された認識と似たような論点ですな。

『一方、一人の委員は、わが国の設備稼働率が低位にある現状に鑑みれば、他の工場や企業への生産シフトを通じ、経済全体でみれば、生産の落ち込み幅が比較的小幅にとどまる可能性もあると指摘した。別の一人の委員は、買いだめなど、生活必需品の消費需要が押し上げられる面もあると述べた。』

ということで、まあ前者については残念無念というところですが、後者については想像以上に必需品の買いは増えたと思いますが、原発という大ネタが炸裂してしまい、そっちの上げよりも一般消費のコケっぷりの方が大きいというのは今回の決定会合および金融経済月報でも示されているかと。

『多くの委員は、深刻な被害状況や電力の安定供給を巡る懸念の高まりなどから、企業や家計のマインドが悪化する可能性にも注意が必要であるとの見方を示した。複数の委員は、今回の地震が、一段の国際商品市況高によって交易条件の悪化が懸念される中で発生したことも、マインド面を通じた経済の下振れリスクをより高めていると指摘した。』

ということで、まあこっちの方が色々と効いている感じですにゃ。


さて、物価に関してはCPIの基準改定で再びデフレマインドが強まる事に注意してます。

『なお、委員は、本年8月に予定されている2010年基準への改定に伴って、消費者物価指数の前年比が下方改定される可能性が高いとの見方を共有した。ある委員は、これに伴って人々の中長期的な予想物価上昇率が下振れるリスクについても意識する必要があると指摘した。複数の委員は、基準改定が物価上昇率に及ぼす影響についても十分意識して対外情報発信を行う必要があると述べた。』

しかし一方で野田審議委員は先般の講演だか会見で指摘していたのは、「そもそも足元のCPIが時間の経過と共に、実力ベースのCPIから上方乖離して出ているのであって、基準改定で下がるから云々という議論は話の筋が違いませんかねえ」という話でございまして、そーゆー観点からすると足元の方がゲタ履いているだけであるのではいかという論点でありますな(つまり物価の基調は弱いと言いたいのでしょうけれども)。


資産買入拡大に関連して。

『以上の金融経済に関する情勢認識のもとで、議長は、金融政策面から対応することが適当であり、今回の地震の発生以降、国民の不安心理の高まりや企業マインドの悪化、金融市場におけるリスク回避姿勢の高まりなどがみられることに鑑みれば、リスク性資産を中心に資産買入等の基金の増額を行うことが考えられるとの見方を示した。』

という事で実施と言う話になったのですが、執行部の説明部分の前半は兎も角として後半の、『? 買入規模を5兆円程度増額したうえで、この買入を進めていく場合には、既存の5兆円規模の資産買入と同様、1年程度の時間を要すると思われる。』

というのはちとスピード感的にどうなのよという感じはせんでもないですが、その後は通常のオペ拡大もありましたし、まあその後少し早くやっていこう的な感じも見受けられましたのでそれはそれでヨロシアルね。

で、幾つか意見があったようですが・・・・・・

『一人の委員は、日本銀行が、かねてから、経済・物価情勢に照らして必要と判断する場合には資産買入等の基金の増額も選択肢の一つ、と表明してきたこととも整合的であると指摘した。』

まあ本当は国債の買入拡大だったような気もしますが、思わぬ流れで信用緩和の拡大の方になってしまいましたな。

『別の一人の委員は、リスク性資産の買入の増額は、市場を歪める可能性や日本銀行の財務の健全性への負担といったコストを伴うが、現在の経済情勢のもとでは、効果の方が上回るとの判断を示した。』

ふむふむ。

『増額の規模について、一人の委員は、市場に十分な安心感を醸成する観点からは、相応の規模が必要であると述べた。複数の委員は、日本銀行がここまでの措置を講じることで、逆に経済の実態に対する人々の不安感を高めることにつながらないよう、周到な情報発信が必要であるとの意見を述べた。』

まあ周到な情報発信の前に原発問題がまさに火を噴いてしまったのでそれどころの話ではなくなったような気もしますが。

『この間、基金を通じた国債買入の増額について、一人の委員は、長めの金利が低下傾向にある中で実施すると、財政ファイナンスであるとの疑念を招く可能性があると指摘し、資産買入の増額は全てリスク性資産で行うべきであるとの意見を述べた。』

これはどう見ても須田さんですが、まあ是非は兎も角として話の筋は通ってますな。


ということで、まあ今回の議事要旨にそんなに多くの政策インプリケーションは無いと思いますが、震災直後の会合ということで、記憶にとどめる意味もあってうだうだと引用してみました。
 


お題「月報とかさくらレポートとか」   2011/04/12(火)08:09:15  
  日米長期金利差で日本と米国の債券バブルを論じるのはさすがに何か無理矢理こじつけの香りを感じるのですがモーサテ北野さん・・・・・

#しかも結論が国債バブルなのかバブルじゃないのかが判らん

ちなみに今の金利水準でバブルとか全く思わないですけどね。

○金融経済月報はこれまた前月との比較がムツカシヤ

[外部リンク]
2011/4/11 18:38

『東京電力に対しては「第一義的な責任は東電にあり、賠償の責任から逃れることなくしっかり正面から向き合ってほしい。1都8県への電力供給という責任を果たす中で、収益から賠償できるような体制を取らなければならない」と求めた』(上記URLより)

・・・・・・・あのー、この期に及んで何を仰っているのでしょうか海江田さんは?????「収益から賠償できるような体制」ってお前ら賠償名目でなんぼ払うのかという話がドンドン拡大しそうな勢いの話ばっかりしている中でどうやって収益から賠償するですねんという感じですし、そもそも電力会社ってそんなにバカスカ儲かる商売じゃないのですから(バカスカ儲かるように料金設定したら大変な事になりますがな)収益から賠償とか現実問題として何年掛かる話なのかとか認識した上で話をしているのかよと思います。

が、悲しいことに電力関連の権限って最終的にこの人の所にあるという事でございまして、何を今更責任の押し付け合いみたいな話をしているのやこのアホウはとしか思えません次第で、この人を当選させた東京1区は責任とって計画停電しろと思いますが、東京1区を計画停電すると丸の内や霞ヶ関が停電ですかあっはっは。

日経新聞ネット版はURLがなげえええええよ。
[外部リンク]
2011/4/11 16:19

『損害賠償などによって東電の経営不安説が流れていることに関しては「(事故原因は)天災であり、国が支援するのは当然のこと」と語った。国有化論については「全然ありえない。一部の政治家が口にしたせいでどれだけ東電の株価が下落したか」と非難した。〔日経QUICKニュース〕』(上記URLより)

(以前ネタにしましたが)ドヤ顔で国有化を主張しているみんなの党の党首もそうですが、他にも国有化とかいう話あったかなと思ってちょっとグーグル先生に問い合わせたらそういや枝野さんまで言ってますな(「多くの可能性を検討」という言い方ですが)。

同じく産経ニュース
[外部リンク] 19:01

『東電の経営体制については、原子力の安定供給体制を維持するため「法律に基づき国は東電を民間事業者として全面支援すべきだ」と語り、政府内の一部で浮上している東京電力の国有化論を一蹴(いっしゅう)した。また、福島第1原発の損傷についても「原発は国によって安全基準が定められ、設計、建設されている」と指摘、国の安全基準が甘かったとの認識を示した。一方、「政治家が国有化という言葉を使っただけで、どれだけ東電の株価が下落したか」と非難。海外にも広がっている放射能の風評被害についても、「もっと正しい情報を発信するとともに、場合によってはWTO(世界貿易機関)に提訴すべきだ」と語った。』(上記URLより)

まあ事故経過の話や放射線の影響についての話も重大な話ととりあえずそんなに慌てなくて良いレベルの話がごちゃごちゃになって出てくるからさっぱり判らないという状態だし、国内でそうならそらまあ海外はもっと大げさになりますわなあ(韓国で放射線量がどうのこうのとか偏西風の影響考えたら福島原発の影響の訳ねえだろってか韓国で騒ぐレベルの放射線量だったら日本人全員死んでるがな)とゆー感じで、全く困ったもんであります。

それから東電の経営がどうのこうのの話については、そもそも枝野さんが原子力賠償法に関連して「国は払わない」とか言い出したのが間違いの始まりであって、この前は菅さんがまた何も考えないで「民間事業者として頑張って欲しい」みたいな発言するし、何がどうなるのかさっぱり判らないままで話だけフワフワと流れ、その間に賠償額が増えそうな話ばかりが続くと言う風になりますと、金融市場の方もいつまでもイライラした状態が続く訳でして、とりあえずどういう風に今後持っていくのかという点についてはフワフワな話じゃなくてキチンとした形を示して貰いませんと先送り大会で済ませられる問題じゃないと思いますけどどうなんでしょうかねえ。
 


お題「だいたい日銀総裁会見から」   2011/04/11(月)08:15:52  
  ・国債引受に関して

やはりその質問が来た訳ですが。

『復興資金をどのような方法で調達するかについては、政府・国会でお決めになることであり、私からコメントすることは差し控えたいと思います。その上で、中央銀行による国債引受けについて、一般論としてお答えします。』

と言った後の一般論が大演説状態になっておりましてどう見ても国債引受反対です本当にありがとうございましたという感じ(とは言っても国会でやれと言われれば結局やらないといけないのですけどね)でありまする。

『この点に関する法的な取り扱いをみると、欧州では、中央銀行の国債引受けが明示的に禁止されているほか、新興国を含め世界の多くの国で、中央銀行による国債引受けは認められていません。わが国でも、財政法第5条が本則で日本銀行による国債引受けを禁じています。

このような取り扱いは、いったん中央銀行による国債引受けを始めると、初めは問題はなくても、やがて通貨の増発に歯止めが効かなくなり、激しいインフレを招き、国民生活や経済活動に大きな打撃を与えたという歴史の教訓を踏まえたものだと思います。』

さいですな。大体からして財政再建とか言いながらこの10年で国債発行なんぼ増やしておりますねんとか思いますと、とてもじゃないけど復興国債の1発で話が終了する訳ないじゃんとしか思えない訳でして。

『このように通貨に関する基本原則が世界的に確立されている中で、日本銀行による国債引受けが行われると、わが国への信認、通貨への信認自体を毀損することになります。こうした通貨への信認の毀損は、長期金利の上昇や金融市場の不安定化を招き、現在は円滑に行われている国債発行が困難になる惧れもあります。震災後、国庫短期証券を含めて12回の国債入札が行われており、震災直後を除き、好調な入札結果となっています。こうした現在の安定的な国債発行環境を維持していくことが大事であると考えています。』

という事で、債券市場系の人は基本的に「市場で円滑に消化できているのに何で劇物扱いの施策を実施しないといけないのですか」という意見だと思うのですけれども、何故か「国債引受VS増税」みたいなフレームアップをされるのかがさっぱりワカランチ会長でありまする。

『今回の震災の経験から、私どもはインフラが破壊された場合に、国民生活や経済活動にいかに大きな影響が生じるかを改めて認識させられました。この点、通貨への信認・信頼は、わが国の金融・経済にとって重要なインフラの一角をなすものです。日本の財政状況は厳しく、日本経済も震災の大きな影響を受けている時であるだけに、国際的にも国内的にも通貨への信認・信頼をしっかりと維持することがきわめて重要な課題だと思っています。』
と、思いっきり大演説でありました(^^)。

あと、最後の質問で償還乗換の質問があってその説明もしていましたが、「償還乗換と財政マネタイズは別物ですよ」という話でしたので引用しまふ。説明としては判り易いです。

『財政法第5条の解釈は、日本銀行が行うことではありませんが、これまでも財政法第5条に基づいて日本銀行は毎年国債の乗換え引受けを行っています。つまり、国会においてその金額の上限が定められて、日本銀行の判断で、買入れた国債が満期を迎えた時に、その国債を乗換えて引受けることをしています。その国債について、いったん全部現金償還を受けた上でマーケットから同額を買うという手もありますが、両方がセットになっていると考え、買入れた国債の満期償還について金融調節上支障がないことを確認した上で乗換えの引受けを行っています。』

『言い換えると、この乗換え引受けは通貨を追加的に発行するために行っているわけではなく、現在ある通貨の量を維持する時に行っているのがこれまでの実績です。過去、政府が国会で示しているのもこのような見解です。』

・復興支援オペ1兆円の根拠

オペ金額1兆円の積算根拠は何ですかという質問について。

『本日お示しした措置は、先程も申し上げましたが、被災地の金融機関を初期段階において支援することを狙いとしています。今回の被災による影響はまだ正確には分かりませんし、見通すことは非常に難しいことだと思います。先般、内閣府が発表した試算によると、今回の大震災の被害見込みは約16〜25兆円程度です。これは、阪神・淡路大震災の約10兆円の2倍程度となっていること、阪神・淡路大震災の際に私どもが行った、いわゆる復興支援貸出の限度額は5千億円だったことも勘案して1兆円が適当と判断しました。』

・・・・・・・・・・・・な、なるほど。


・供給制約の解消はいつごろでしゅかという件

『次に、供給制約がいつ解消するのかということですが、サプライチェーンについては、現在企業が懸命になってその修復に努めています。正確な時期はもちろん特定できませんが、6月か7月くらいには、このサプライチェーンの制約は解消していくだろうと期待しています。一方、電力についてはこの後いったん計画停電が解消されますが、夏場にかけて再び電力不足が関東地区を中心に生じてくると考えられます。その後は、また、いったん電力の供給制約は解消していくことになると思います。そのような供給制約の解消について、日本銀行で時期を特定することは性格上難しいわけですが、注意深く点検していきたいと考えています。』

サプライチェーンは早期に回復し、問題は電力供給だという見解のようです。


・では供給制約に対して日銀が何をするのかという話

供給面でのショックの場合は従来と違うアプローチが必要ですよねという質問に対して。
『3点目の日本銀行としてさらに貢献できることについては、基本的に経済活動の停滞の原因が供給制約である場合、金融政策それ自体で供給制約を緩和することはできません。中央銀行ができることは、供給制約に端を発した需要ショックがさらに追加的な需要ショックを生み出すことがないようにしていくことであり、それが日本銀行の課題であると考えています。』

まあそういう感じですわな。


・社債オペ関連で質問が幾つか

限度額を拡大しろという市場の意見に関して。

『まず、社債の買入れについてお答えします。現在、日本銀行は社債の買入れ限度を設けています。これは、日本銀行として異例の措置を講じながら、金融政策の面から経済を支えていくために買入れを実行している一方で、中央銀行の財務の健全性に配慮し、信用リスクの集中を避けるという観点から設けているものです。今これを見直す必要があるとは考えていません。』

まあシャーナイですねあっはっは。

で、誰か知らんが引っ掛け質問にしては出来の悪い質問をしているのがいまして。

『(問) 社債関連で2点伺います。昨日、社債オペがあり、前回のオペに比べて落札金利が上昇していますが、この点についてどのように受け止めているのでしょうか。もう1つは、社債の流通市場で、原発問題が発生した以降に東京電力債のスプレットが上昇しています。日銀としては個別企業についてコメントしにくいところがあるかもしれませんが、社債市場の中で非常に大きな発行体で投資家も多様ですので、直近の金利上昇についてどのように受け止めていらっしゃるのか伺えればと思います。』

『(答) 1つ目の社債オペの結果ですが、オペは、市場参加者が自らの相場観、ポジション等を踏まえて入札しているわけであり、そのオペの結果について私がコメントすることは差し控えたいと思います。ただ、1点だけ申し上げると、日本銀行は、前回の決定会合で社債の買入れを含む資産買入れ規模を倍増しました。そのことは、アナウンスメントという意味でも、実際の買入れ資金という意味でも、金融市場、あるいは社債市場の安定に相応に貢献していると思っています。

2つ目の東電債の金利については、ご質問の方ご自身がおしゃっていたように、個別企業のプライシングについて私がコメントするのは差し控えたいと思います。』


・こういう馬鹿は会見などに出席されず速やかに天寿を全うされる事を希望します

更にもっと出来の悪い質問がそのちょっと後にございますので晒し上げ。

『(問) 社債の買取りについてお伺いします。一部報道では、東電債の応札が多かったとされていますが、実際にはいかがでしょうか。また、一般論として、大きな事故を起こした企業の社債を日本銀行が買取ることは、社債買取り制度の趣旨にあっているのでしょうか。』

馬鹿かこいつは????答えは引用しませんが、その人と思われる質問が更に続く。

『(問) 一般的に、値下がりが確実な社債を買うことは、ある意味では金融機関を救済しているようにみられかねないと思うのですが、その点はいかがでしょう。』

値下がりが確実なんですかそうですか、ふーん。まあ答えは割愛するんですけど、BOEみたいに日銀の会見も「どこの誰が質問したか」というのがわかる様にした方が良いのではないかと思いますけどどうなんでしょ。


ということで、今回の会見要旨は18ページもあって結構量がありましたです。
 


お題「だいたい日銀総裁会見から」   2011/04/11(月)08:15:27  
  知事選で自民と民主の一騎打ちったって東京と北海道はそもそも現職が圧倒的に強いから政党以前の問題じゃん。オカラ先生の所で落ちたのはアチャーですけど。

#そして更に民主党の統治能力が無くなり民主党プレミアムがorz

○相場雑感

・オペが2日ほど札割れしなかった件について

木曜と金曜の共通担保オペはどっちも久々に札割れにならずの巻。特に木曜のオペは11日スタートの1か月物で8000億円の予定に対して15031億円の応札と久々に倍近い応札となったのですが、金曜は1兆円の予定に対して10661億円ですからまあほぼ札通りという応札で平常運転ですなあという感じなんで、瞬間的な話だったりしそうですけど(^^)。まあ足元で短国の入札が続いて微妙に強い所で決まってしまったので木曜辺りはちょっと在庫が多めだったという感じだったのかなあとも思われます。

ただまあ絶賛超過準備状態になっていて無担保コールが連日6bpとなっている事からGCレートはその間別に跳ねた訳でもなしという感じでしたので、特に短国市場に波乱が起きたわけでもないですかにゃあとか言っているうちに短国に関しては需給が改善したっぽく(短国買入もありましたし)金曜はオペの応札倍率は1倍そこそこに低下したでござるの巻とゆー感じですので、また札割れとかになる前にメモメモという感じである。


・基金社債買入オペの雑談を今更

1500億円の購入予定額に対して1379億円の落札という事で、120億円ほど「レートとしての札が入ったけど銘柄としての札が空振りました」というのがあったという事のようで、まあ例の銘柄様がお入りになったり空振りになったりしたようでふな。

まあしかし基金買入を実施した時に一発で1000億円以上の札が入る発行体が出てくるとはお釈迦様でも気づくめえという所でありまして、想定外にも程がある(いやまあ震災以降には想定していましたけど)展開でございまして、世の中何が起こるかわからんですなあという感慨でありました、うんうん。

で、まあポジショントーク的には「折角ですから1社辺りの買入限度額を拡大してくれ」という意見もあろうかと思いますが、今となってはその拡大はどう見てもお助け施策です本当にありがとうございましたという事になるでしょうから、さすがにそれは難しいでしょうな。

つーかよ、結局のところこれも民主党プレミアムでありまして、何をどう収拾するのかという見通しも無しに適当にその場で感情的な発言が飛び交うから(亀井静香先生のように最初から落とし所を考えた上で放言するのとはレベルの違う話)何時まで経っても市場が落ち着かず、どうも債券市場全般的に強い戦意を感じないモードが続いているのもそのせいじゃネーノとまで思うあたくしなのでありまする。


・市場メモじゃないけど景気ウォッチャー調査

[外部リンク] と前月比20.7 ポイントの大幅な低下となった。
>3月の現状判断DIは、27.7 と前月比20.7 ポイントの大幅な低下となった。
>3月の現状判断DIは、27.7 と前月比20.7 ポイントの大幅な低下となった。

・・・・・・タイミングが恐らく最悪に近い時であったというのもありますが、この大幅な低下オソロシスという事で、これはマインド超悪化に伴う景気下振れリスク超警戒って解釈で宜しいのではないでしょうか。

まあ今回は大きく落ちるでしょうとは予想されていたと思いますが、半値近くまで下がるとか、もしこの調査を大昔からやっていたとしたらこの落ち込み振りって何時の時代に該当するんでしょとか思ってしまうくらいの動きでありまする。

#節電なども大事ですが過剰な自粛も如何なものかという事なのでしょうな


○総裁会見から:今後の課題は生産をどう復活するか

[外部リンク] 3月短観をみると、今回の震災前までは日本経済が私どもの見通し通りの回復を続けていたことが裏付けられました。同時に震災後の回収分のみを集計した業況判断DIからは、業種・規模を問わず、企業が先行きの悪化を予想していることも確認されました。いずれにせよ、今回の短観には、震災の影響が十分織り込まれてはいませんので、ここから多くの情報を引き出すことは難しいとみています。』

ということですので、まあ今回の短観は震災後の回収分の結果がそんなに悪くは無かったですが、さすがにこれは参考にならんという見解ですのでまあ短観は無視して良いという事ですし、こう言い切る位ですから日銀も足元では緩和方向での発想しかありませんわなという事でしょう、当たり前だがちと安心。


・先行き見通しおよび今後の課題

という質問に対する答えから。

『まず最初に、今回の震災をリーマンショックとの比較で位置付けてみたいと思います。 わが国経済は、生産面を中心に、2008年秋のリーマン破綻後と同様に、大幅に落ち込んでいます。もっとも、リーマン破綻後の落ち込みは、金融収縮に端を発する「需要の蒸発」が原因でしたが、今回は、供給面の制約が経済の落ち込みの原因であり、「需要の蒸発」が生じたわけではありません。』

ほほう。

『供給面での制約が解消していけば、海外経済の改善を背景とする輸出の増加や、資本ストックの復元に向けた需要の顕現化などから、日本経済は緩やかな回復経路に復していくと考えています。』

で、解消する前に需要が落ちてしまったらどうすんでしょ???

『このように、時間軸を意識しながら先々の経済を展望した場合、今申し上げたような回復経路に復していく上で、多くの課題を克服していく必要があります。中央銀行の立場からは、次の3点を指摘したいと思っています。』

『1つ目の課題は、供給面での制約の解消に向けた努力です。この点、企業サイドでは、生産施設の再稼働、西日本などへの生産代替の推進、代替調達先の確保、電力不足への対応など、既に様々な取り組みを進めています。今後、供給面での制約が解消していけば、世界経済が新興国・資源国に牽引されて高い成長を続けているだけに、輸出の増加が日本経済の回復を支える原動力の1つとして、はっきりと作用してくると見込まれます。』

で、その供給面の制約がさっきの3点ですが制約解消するのでしょうかねえ???

『2つ目の課題は、震災によって毀損した資本ストックの復元です。そのためには、必要な資金調達を確実なものとすることが大事ですが、わが国の場合、家計および企業部門の貯蓄超過状態が続いています。従って、金融システム・金融市場の安定が確保されている限り、マクロ的にみれば、資本ストック復元のための資金調達が困難な状況ではありません。』

これはそうですかな。

『3つ目の課題は、被災地をはじめ、わが国経済が現下の困難を乗り越えるとともに、これが同時に、将来の成長力の向上につながることを意識しながら、復旧・復興に向けた取り組みを進めていくことです。こうした取り組みは、企業や家計の中長期的な成長期待が下振れしないようにするためにも重要な課題です。』

しかし景気ウォッチャーを見ると既に下振れの悪寒が。

『さらに、以上3つの課題に取り組む際には、内外への正確な情報発信を行っていくことが必要です。特に、日本経済に対する不安感などから風評被害が起きやすい時だけに、誤解を招かないような情報発信が現在きわめて重要となっています。』

しらっと報道機関のセンセーショナル報道姿勢に対して苦言を呈していると共に、情報発信がグダグダな民主党政権に苦言を呈していると思ったのは読みすぎですかそうですか。
 

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