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お題「雑談とか金融経済月報とかで簡単勘弁」   2011/12/29(木)08:05:31  
  ところで鉄道バスが恐怖の休日ダイヤという孔明の罠になるのって今日からでしたっけ明日からでしたっけ??

○雑談である

・お約束の展開キタコレ

[外部リンク] 2011年12月29日 2:29 >

『消費税増税を含む社会保障と税の一体改革について民主党は28日、増税の具体的な時期や上げ幅をめぐって大詰めの議論を行ったが、結論は出なかった。会議では、消費税について13年10月に税率を8%に、15年4月には10%まで引き上げるとの案が提示された。これに対し、出席者からは「増税の時期まで書かなくてよいのではないか」などの慎重な意見も出た。会議は休憩を挟みながら約9時間行われたが、結論は29日に先送りされた。29日の会議には、インドから帰国する野田首相も出席する予定で、29日中に党の意見を取りまとめたい考え。』(上記URLより)

予想通りの展開なんですが、この前発行するという事になった交付国債の償還財源確保しないと蟻の一穴が更に拡大でござるの巻で大変にまずいと思うのですけどその辺大丈夫なんでしょうか。オラシラネ。


[外部リンク] 2011年12月28日 1:57 >

まあ内紛はざまあwwwなので思いっきりドンドンやって頂きたいのですが、そもそも自分たちが詐欺で当選(以下いつもと同じなので割愛)。ま〜この調子では財政再建とか出来そうもないですなあという所ですが、いきなりそれが今日明日に債券売りになるのかはよー知らん。昨日一昨日と後ろが売られ気味なのは一応「財政懸念」になっているみたいだが多分ただの後付理屈かと。

・東電ェ・・・・・・

[外部リンク] 10:08 JST 

『[東京 28日 ロイター] 午前の東京株式市場で、東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)は序盤から大きく売られ、一時176円に下落した。今年6月以来6カ月ぶりの安値圏。足元は前日終値から10%超安い180円台で取引されている。東電株のストップ安は131円。』(上記URLより)

まあ株価は反応します罠という感じですが、そもそも枝野経産相としては「東電国有化」先にありきみたいな話を昔からしている訳ですが、どうもその国有化云々が東電ケシカランので成敗するみたいな勧善懲悪の田舎芝居的な発想しかなさそうに見えるのが極めて遺憾な話。

で、電力料金の引き上げは拒否とかになっているのですが、そうしますと東電の今後の代替エネルギー開発とか原子炉廃炉とか事故の賠償とかって誰が負担するのよという話を考えた場合(どう見ても現在の東電をケツの毛まで抜いても足りないのですから)、誰かの所で負担が掛かってくる訳でありまして、それに対して公的資金注入するか電力料金引き上げするかって考えたら電力料金上げて電気の利用者に負担させた方が合理的だと思うのですけどにゃあ。公的資金突っ込むって結局それは納税者負担となる話で、納税者が負担ってえ事になったら東電利用者以外の人たちも負担させるってえ話になるんじゃネーノと。

つーかさ、早い所政府保証で東電債の発行再開するとか、政府保証で賠償機構が財投機関債を発行するとかして、東電の資金コストを下げる(それによって賠償だの廃炉だの事故処理だのの費用を賄う訳で)のが本来の政府の使い方だと思うのですが、どうも現政権におかれましてはわざわざコストが上がる方向に施策を打とうとしているとしか思えんということでもうアホかと馬鹿かと。

○12月金融経済月報はトーンを弱めていますな

少々出遅れてますが単に忘れていただけです(汗)。

[外部リンク]
 


お題「11月の決定会合議事要旨から少々」   2011/12/28(水)08:01:33  
  ちょww昨日の東証1部売買代金4605.66億円とかマジ勘弁だろそれ。

本題の前に雑談。

○ただの雑談だが

[外部リンク] 22時34分

『枝野幸男経済産業相は27日、東京電力の西沢俊夫社長を呼び、同社の実質国有化の検討を指示した。東電が来年3月に策定する総合特別事業計画について「一時的な公的管理も含め、あらゆる可能性を排除しない中で検討してほしい」と求めた。東電が表明した家庭向け電気料金値上げについては、簡単には認めない姿勢を打ち出した。』(上記URLより)

ここだけ読んでると、料金引き上げを監督官庁が認めないで資本不足に追い込むとかどこの時代劇の悪代官だよと思うのですけど何なんでしょうね、まあ枝野大臣がアンチビジネススタンスなのは今に始まった事ではないのですが。いやまあ東電サイドのリストラ不足とかいう話は判るのだが、それならそっちの話を先にした上でバランス考えてどうなのよという話であって、その辺すっ飛ばして国有化どうのこうのが出てくるとかって要するに「見せしめで国有化先にありき」なんでしょ内閣支持率低下してるから東電叩いて支持上げたいんでしょと邪推するのはあたくしの目が曇っているからですかそうですか。まあ東電も東電で、そういう状況にあるってのを認識してもう少しガードを固めて行動したらどうなんでしょと思いますけれども何か震災前と変わらない平常運転で話をしてるんじゃないかというようなトーンでの動き(報道見ていますと大幅な電力料金引き上げ先にありきという態度にしか見えん)が報道される訳ですが、かつての銀行叩きの時の流れを参考に致しますと、銀行叩かれ時代は「何をやっても悪意で解釈されて報道される」という状態が続いていた訳で、まあ東電さん的にも別に平常運転のつもりじゃないとは思うのですが、大体悪意で解釈されて報道されて益々マイナスイメージが拡大、という状況であることを勘案すると東電のアドバイザーにメガバンクの人でも入れたらよろしいんじゃないですか(違うか^^)。

という雑談は兎も角として。

まずは11月15、16日の定例会合の方から。
[外部リンク] ポイント上乗せしたものとなる。』

ほいな。

『海外では、米ドル資金供給オペレーションの適用金利における市場金利からの上乗せ幅が大きいため、同オペに応札したことが明らかになった場合に、市場調達できないほど信用力が悪化しているのではないかという風評を招くことを惧れて、利用をためらう先が少なくないとの指摘がある。今回の引き下げは、こうした点にも配慮し、同オペの安全弁としての機能を高めることにより、米ドル調達金利の安定化機能を強化することを目的としている。』

まあそうですな。

でまあ『.討議』の所ですけれども、

『米ドル資金供給オペレーションの適用金利の引き下げについて、委員は、米ドル調達金利の安定化機能や、安全弁としての機能は強化されるとの見解で一致した。風評リスクを懸念して同オペの利用をためらう先が海外では少なくないことについて、複数の委員は、適用金利の引き下げにより、信用力に問題のない先でも利用のメリットが大きくなるため、利用をためらわなくなるのではないか、との見方を示した。』

まあECBオペの応札が多かったのはご案内の通りでお助けオペの機能は強化されましたな。

『これに対し、何人かの委員は、同オペ利用にかかる風評リスクは幾分緩和するとみられるが、その度合いについては不確実性が大きいとの見方を示した。別の一人の委員は、同オペの適用金利引き下げが、金融機関の安易なオペ依存をもたらさないかどうかについても、注意してみていく必要があると述べた。』

まあこれは仕方ない面があるのですが、この手のオペレーションはどう出口政策を設計するのかという話になるんでしょうな。
 


お題「相場様がウゴカンチ会長なので趣味のBOEネタで恐縮至極」   2011/12/27(火)08:06:19  
  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111227/t10014929141000.html
民主
複数若手議員が離党で調整へ
12月27日 4時28分

まあ何だ、そもそも出来ない事を政権公約に掲げて選挙に当選したという時点でおまえら全員詐欺師なんだから政権公約違反も糞も議員やってる方がおかしいとか思わないのかねと思うがイカサマ野郎に人倫求めても意味がありませんからねえ。

という悪態はともかくとして民主党の内紛は面白いからもっとやって全員共倒れして頂きたく存じます。

さてモーサテに須田さんのインタビューがあってまあ何か微妙にアレな部分もありますが、それよりも「ECBの資金供給がバーナンキのQE2を参考にしていて同じようにやっています」とかドヤ顔で説明しておられる方がモーサテのゲストに出ているのですがロジックも財政マネタイズに関する動きもECBとFEDじゃ全然違うだろとシロートのあたくしでも思うのにあれで金融政策の専門家扱いとかイミワカンネ(ちなみに2人いる方の1人でしてもう一方の方は普通に説明してるんですけどね)・・・・・と思ったら今度は「QE2は株が下がってデフレになるのを防いだ意味もある」とまでゆうとるわorz

#まあワタクシもどんだけモーサテ愛があるんだかという感じですな^^:


○手抜きでBOE議事要旨を政策決定の部分だけ読む(のと華麗にスルーした11月分も少し)

[外部リンク] immediate policy decision』をとりあえず読むのが吉ですが、今回はここを読んだ結果「労働市場に関する部分」を読まないといけないという事に気が付きましたでござるの巻。(ちなみに雇用に関する部分は『Supply, costs and prices』に含まれます)

ではまあ第26パラグラフから。冒頭の現状部分に関する所は割愛してMPCの物価見通しに関する所から。

『Inflation nevertheless remained well above the 2% target, largely as a result of the temporary impact of the increase in the standard rate of VAT in January, and higher energy and import prices. Inflation was likely to fall sharply in the first part of 2012 as the impact of those temporary factors dissipated.』

VAT引き上げ要因とエネルギー・輸入価格要因による上昇が剥落した後の来年入りからは物価上昇率は急速に低下するでしょうという見通しは変わりません。

『There was greater uncertainty about the pace at which inflation would continue to fall thereafter, but the Committee’s central view remained that downward pressure from elevated unemployment and spare capacity would continue to restrain domestically generated inflation.』

んでまあ先行きに関しては本当にそうなるのかという点については不確かな部分がありますが、MPCの中心的な見方としては「上昇した失業と、経済の生産力の余剰が」国内的に発生するでインフレーションに対して下押し圧力をかけるでしょう、となっているのですが、実は(先月MPCネタをスルーしているのに今気が付いたのですがorz)この「elevated unemployment」というのが出てきたのは今月からでありまして、先月までは「企業の資源活動(稼働率みたいなもんでしょうな)が上昇する中で企業の生産性が改善しておらず、その背景には企業が熟練労働者の削減を躊躇している所にある」というような分析がああでもないこうでもないとあります。とりあえず長くなって恐縮ですが11月分のMPC議事要旨の『The immediate policy decision』の第33、34パラグラフを俺様備忘録として引用だけしておきます。

『The degree of inflationary pressure associated with the path of demand would also depend on the evolution of productivity. Although survey measures of capacity utilisation had fallen in the third quarter, they had continued to point to there being only a small margin of spare capacity within companies. But measured labour productivity remained well below the level associated with a continuation of its pre-crisis trend, which appeared to suggest a substantial amount of underutilised capacity within companies. That might reflect some businesses holding on to employees despite lower activity, due to worries that it would be difficult to recruit suitably skilled staff when demand recovered. Such labour hoarding might have been aided by the low level of Bank Rate, and perhaps by forbearance by banks and other creditors. In that case, there would be scope for the economy to grow more rapidly than usual if demand recovered, without any build-up of inflationary pressure. Such widespread labour hoarding was difficult, however, to square with the relatively broad-based strength of private sector employment growth over 2010 and the first half of 2011.』(こちらは11月議事要旨より)

『That said, employment had fallen over the summer, and the amount of slack in the economy was likely to increase in the near term. The key downside risk to the medium-term inflation outlook was that demand growth would be insufficient to absorb this slack, causing inflation to fall materially below the target in the medium term.(あと延々欧州問題の影響に関する話とか他の材料の話があるのですが割愛)』(こちらは11月議事要旨より)

で、まあ前月まではそんな話をしていたのですが、今回のMPCでは労働市場に関して第24パラグラフでこのような指摘をしています。

『The data continued to suggest further weakening in the labour market. According to the Labour Force Survey, in the third quarter employment had fallen by 197,000, unemployment had risen by 129,000 and the unemployment rate had increased to 8.3%. The rise in unemployment seemed to reflect a small fall in private sector employment, and a continuation of larger falls in public sector employment. Employment surveys had weakened further in November, and pointed to further falls in employment over the next few months.』

ということで、労働市場の悪化が顕著になってきたという話で、この悪化もインフレを押し下げる方向に働くという所で、まあ前回からそうですが、今回も金利、資産買入ともに全員一致の決定になりましたという話です罠。

でまあアップサイドリスクとダウンサイドリスクに関しても大体毎度同じなのですが、アップサイドリスクは(1)商品価格の一段の上昇などの外的ショック要因、(2)既にサーベイなどでは示されている短期的インフレ期待上昇の影響、(3)経済の余剰生産力の物価下押し圧力がMPCの見通しよりも弱い、という所でして、まあちょっと変わったなあと思うのは「短期的インフレ期待が現実問題として上昇している」という辺りかと思います。で、ダウンサイドリスクに関しては今回は雇用の問題に加えて「海外経済の拡大が予想よりも弱い」というのも加えていますので、そういう意味ではちょっと先行きの見通しは下に寄ったイメージがあります(一応概ねバランスとはなっていますが)。

でまあ結論ですが第32パラグラフ。

『Against that background, the Committee agreed that a decision to change policy was not warranted at this meeting. Some members continued to note that the balance of risks to inflation in the November Inflation Report projections meant that a further expansion of the asset purchase programme might well become warranted in due course.』

ということで金融政策の変更はないものの、数名のメンバーは今後の追加金融緩和が正当化されるとの指摘キタコレ。

『Of those members, some thought that the outlook had deteriorated somewhat on the month, and noted the further weakening in the labour market and increased concerns for credit supply arising from the continuing strains in bank funding markets.』

その人たちによりますと、今後の懸念は労働市場の更なる悪化と金融市場のファンディング問題から来る銀行のクレジットアベイラビリティーの低下との仰せですな。後者は兎も角、労働市場に関しては今後さらなる悪化があった場合には資産買入の拡大が実施されるという話になるんでしょうね。

『Some other members judged that the risks to inflation around the target were more balanced in the medium term, noting the continued strength in import and goods price inflation, and the risk posed that inflation might be slower to fall during 2012 than implied by the Committee’s central projection.』

一方で輸入物価の高止まりが続く結果来年の物価低下速度はやや穏やかになるという指摘をして、先行きのインフレ見通しはよりバランスされてきたのではないかという話をしている人も数名いるようで、外生的なインフレの問題と失業の上昇という問題でBOEの梶取り大変だわこれという感じは致します。

『Moreover, if productivity growth remained weak, earnings growth might need to fall further from its already subdued rate in order to bring inflation back to the target.』

生産性の上昇が弱い云々は先月の引用した所でも出ていた話ですが、企業の生産性が上昇しない中では所得も伸びないですよねとかいう話ですかな(BOEの議事要旨の英語というか、英国人の書き英語は何か変に表現に含みがあって前後の文脈を全部読まないと判らないように出来ているのが多くて困るんですよね、これが非英国人の英語だと基本的に説明が丁寧あるいはしつこいので前後読まなくても判るのですが)。

『All members agreed, however, that given the magnitude of the current uncertainties, in the external environment in particular, relative to the precision with which the appropriate stance of policy could be calibrated, there was little merit in changing the path of asset purchases at this meeting.』

ただまあ先行き不透明要因のある中で現在実行中の資産買入拡大に何らかの変更をするメリットはあまりないので今回は全員一致での現状維持になりましたということのようで

○その他雑談

・先生!市場ちゃんが息を(ry

昨日の売買高:

債券先物の日中売買高=6977億円
東証1部の売買代金=5008.44億円

いやまあ何ですな、最近の債券市場も海外でそれなりにああでもないこうでもないと動くというのにまあ貫録のウゴカンチ会長なんですが、東証1部の売買代金って今月入って1兆円こえたのが1日の12625億円、7日の10503億円に9日の17909億円しかございませんで、そのうち9日はメジャーSQ要因ですから実質的に2日だけかよという所でございまして、これは証券会社涙目の展開。もうね、経費勿体ないから官庁御用納めで大納会で良いんじゃないですか??

・東電関連

昨日はこんなの出てましたな。メモだけ。
[外部リンク]
 


お題「総裁定例会見と総裁講演から少々」   2011/12/26(月)08:05:11  
  ○中国経済について

中国経済に関する見通しについて。

『私自身、ある特定のシナリオに固執するということではなく、中国経済をみていく上で、どういう点がポイントなのかを申し上げることがお答えになるかと思います。3点あります。1つは、中国経済の成長のポテンシャルはまだ引き続き高いということで、都市化の進展等に支えられて潜在需要は増加していくと思います。第2点は物価を巡る動向です。中国のインフレ率は、水準としてはまだ高いですが、明確に低下方向に向かっているように思います。そうなると、実質購買力の回復、あるいは金融緩和の余地が出てきて、そうした面から景気が持ち上がってくる、景気が刺激されるという効果が生じます。3つ目のポイントは、欧州ソブリン問題の影響ですが、日本に比べると、中国は欧州向けの輸出ウエイトが高いため、それが貿易ルートを通じて影響してきます。』

ということで、欧州問題が輸出の落ち込みに繋がるかどうかという点に関しては先行きへの懸念みたいな話をしていますが、中国の国内要因という意味では最初の2点にありますように、そんなに懸念して無さそうですわな。

『以上、3つのポイントを意識しながら中国経済を点検していきたいと思っていますが、記者の方のご質問の背後にあるような、中国経済が短期的に大きく落ち込んでいくというような見通しには、現在、立っておりません。』

とのことで。

○日本経済について

『(問) 景気の現状について、足踏み状態といいますか、踊り場入りしたという認識でよいのかという点と、もう1点、2012年のいつ頃に、緩やかな回復経路に復していくのかの見通しをお伺いします。』

これは良い質問。

『(答) 景気判断については、先程申し上げた通り、「持ち直しの動きが一服している」という認識です。現在、相反する2つの動きがあると思います。 1つは、世界経済の減速、円高、そして今、タイの洪水の影響も加わって、輸出・生産が横ばいの動きになっています。他方、内需をみると、今回の短観でも意外に底堅かったなという印象です。この背景には、復興関連需要やその他の事情があると思います。』
ふむふむ。

『この2つの要素が今は拮抗しているわけですが、それがどうなっていくのかということです。』

ほうほうそれでそれで?

『私どもの基本的な見方は、やがて新興国の成長に牽引されて世界経済が回復していくということです。日本経済が横ばいから抜ける時期が正確に1〜3月なのか4〜6月なのかという点については、現在色々な議論をしていますし、次回の展望レポートの中間評価の時には、またさらに議論していきたいと思いますが、今、正確にその時期を特定していつとは申し上げられません。ただ、基本的なメカニズムについては変わっていないという判断です。』

ほほう(棒)

ということで、とりあえず次の展望レポート中間レビューの所で何らかの見通しを出すという事になるんでしょうかね、うんうん。

○この質問をしたのは誰だあ!!!!(例によって海原雄山風で)

こういう馬鹿質問をする記者とか馬鹿質問させるメディアとかは可及的速やかに引退あるいは廃業して頂きたく存じます次第でございます。

『(問) 本日オリンパスに対して強制捜査が入りましたが、この件に対するご感想をお聞かせ下さい。』

会見の貴重な時間を費やすのも無駄ですが、もうそれ以前の問題として呼吸をするのも酸素の無駄遣いですので以下割愛。

と、ここまでが会見ネタ。

続きましてこれがまた麿全開の日本経済団体連合会評議会での講演である。
[外部リンク] 日本経済の課題をどう設定するか』から。

最初の『現状を放置することの深刻な帰結』という部分がほほーという感じで。

『そこでただ今の第1の問いかけを考えてみます。比較的見通しやすい人口動態だけに焦点を絞っても、日本経済の成長を支える条件が劇的に変化していくことが確認できます。』

ほう。

『過去の経済成長率を10年単位の平均成長率で申し上げますと、1980年代の+4.3%から1990年代は+1.5%、さらに2000年代は1%にも満たない成長率まで低下しています(図表7)。』

『経済成長率は、就業者数の増加率と、就業者一人当たりがどれだけ付加価値を増やしたかを意味する労働生産性の上昇率、この2つに分解できますので、そのことを手掛かりに先行きの姿を計算してみます。』

ほほう。

『まず就業者数の増加率については、2000 年代に年平均-0.3%と減少に転じたあと、現在の人口動態や男女別・年齢別の労働参加率がそのまま反映された場合、2010年代は-0.6%、2020年代は-0.7%、2030年代は-1.3%と、減少が加速していく見通しになります。こうした人口減少の影響は地方圏では特に深刻です(図表8)。』

『もう一つの労働生産性上昇率については、過去20 年間の平均は+1.0%程度となっています。バブル崩壊による影響の残る1990年代を除き、2000年から2008年という比較的良好な時期をとると、+1.5%となります。』

なるほど。

『他の先進国でも、近年における労働生産性の上昇トレンドにそれほど大きな違いがないことも踏まえて、今後もこれが+1.0%から+1.5%程度で変わらないと仮定しますと、先ほどの就業者数の減少率と合わせた経済成長率は、2010年代は年平均+0.5%から+1.0%程度にとどまり、2030年代はゼロ%近傍となる計算となります。』

あちゃー。

『中長期的な成長力如何は、財政にも大きな影響を与えます。欧州債務危機は、財政に対する信認が非連続的に変化することを示す貴重な教訓です(図表9)。それだけに、強い決意で成長力の強化に取り組んでいく必要があります。』

んでまあ成長力の強化が大事ですよとか、産業空洞化の問題とかの話になってそこもオモロイのですけれどもその辺をスルーしまして。

○金融政策は万能薬ではありませんネタキタコレ

『緩和的な金融環境を成長につなげる必要性』という辺りから更に絶好調に拍車が掛かるのである(^^)。

『ここまで申し上げてきたことから明らかだと思いますが、成長力の強化は、働いて価値を生むという実体的な努力によって実現するものです。』

ふむ。

『この点、一部の論者からは、「デフレを止めるのが先であり、それは金融緩和で容易に実現できる」という見方が示されることがあります。しかし、実質成長率は上がらず単に物価だけが上がっても生活水準は上がりませんし、財政バランスも改善しません。問題はどのようにして実質成長率を上げるかということです。』

キタコレ。

『過去の経験をみても、実質成長率が上がる中で、物価は遅れて上昇しています。たとえて言えば、物価は経済の体温であり、成長力は経済の基礎体力に当たります。基礎体力を改善せずに、体温だけを単独に引き上げることは無理ですし、仮に一時的に成功したとしても副作用が発生します。実際、日本のデータをみると、潜在成長率と予想物価上昇率の間には高い相関関係が観察されます(図表14)。』

で、その次が更に絶好調。

『かつては米国の有力な経済学者の中にも、「日本の低成長やデフレの問題は大幅な金融緩和で簡単に解消できるはずだ」という主張がみられました。しかし、そう主張していた学者も、リーマン・ショック後における米国経済立て直しの難しさを経験してからは、かつての日本への批判を撤回して謝罪を口にするなど、認識が随分変わってきています。

どう見ても絶好調です本当にありがとうございました。

『いずれにせよ、日本の金融環境自体はきわめて緩和的です。名目金利水準はもとより、企業の実際の資金調達金利、例えば社債金利を予想インフレ率を勘案した実質ベースでみても、米欧に比べて低くなっています(図表15)。この点に関連して、「日銀のお金の出し方が足りないことが円高やデフレの原因である」といった議論がなされることがあります。そうした主張の論拠として、中央銀行が供給する通貨であるマネタリーベースの大きさが取り上げられることがあります。』

更に続く絶好調。

『FRBのバーナンキ議長も指摘するように、私もこれが金融緩和の適切な指標と考えているわけではありませんが、このマネタリーベースの大きさを対名目GDP比率でみても、日本では米欧よりも大きくなっています(前掲図表15)。』

いつもの説明キタコレ。

『本席におられる皆様が企業経営の現場で感じられているように、現在は保有する現預金の量や金利水準が制約となって、投資が起きないとか外貨資産の購入が行えないという状況ではありません。きわめて緩和的な日本の金融環境を成長力の強化にどう活かしていくか、これが直面している課題の本質だと言えます。』

まあ企業や家計の投資行動という文脈で言えば確かに総裁の仰せの通りでして、金融政策非万能論という事になろうかとは思いますけれども、これを日銀の責任回避と言ってしまえばまあそういう話にもなるんでしょうが、ただまあ少なくとも現在の日本について市場的に見た場合となりますと、90年代後半以降の金融環境の中では緩和的ですよねとはいえると思いますし、まあこの辺の話は難しいと思われ。

で、次の章が『4.中央銀行の役割と課題』なのですが、そこの頭の部分がここまでの話の続きにもなっていますわな。

『実は、日本銀行に限らず、他の先進国の中央銀行も同じような状況に直面しています。欧州は債務危機問題、米国はバランスシート調整問題です。その下で、FRBのバーナンキ議長も、ECBのドラギ総裁も、中央銀行の政策措置が万能薬ではないことを繰り返し指摘しています。』

『このように述べたからといって、私の意図は中央銀行の果たす役割の重要性を否定することではありません。その逆です。中央銀行にしかできないことが多くあります。重要なことは、政府、民間、中央銀行それぞれが自らの役割を適切に果たしていくことです。問題は何が中央銀行の役割かという点です。』

でまあ適切な金融政策と金融システムの安定が重要という話をしているのですが・・・・・

○これは珍しい言及

『金融緩和が需要刺激効果を持つ原理に立ち返ってみますと、一つは金利の低い今のうちに投資を行うという企業行動を促し、将来の需要を現在へ持ち込ませることです。』

というのはまあ普通の話ですが・・・・・・・

『もう一つは、低金利で自国通貨が安くなれば、輸出を通じて海外需要を自国に引き寄せることができる、というチャネルです。』

!!!!

いやね、基本的に金融政策を為替政策には割り当てませんよという話を結構強硬にするのが日銀クオリティ(実際に金融政策が動くのが為替だったりするというという話はあって、だからこそ為替リンクみたいな話をするのを嫌がる、というのもありますけれどもね^^)なのですが、総裁の講演でこういう形で「金融緩和で為替を誘導して輸出を促進」と取られそうな言い方をするのって珍しいなと思うのですよ。

まあもちろんこの講演が経済団体を前にしたものであるからして、為替に関しての言及を入れておかないとまたぞろうるせえからってえのもあるのでしょうが、それにしても白川総裁がこういう直接的な為替チャネルへの言及をするのは珍しくないかなあと思うのでありました。

○でもまあグローバルに金融政策が影響して云々の話は麿クオリティ

『ところが、金利水準が概ねゼロまで低下してしまうと、現在の投資をそれ以上有利にすることが難しくなりますし、現在のように他の先進国も金利がゼロに近づいている状況では、少なくとも先進国同士では相手の需要を活用できる余地も限られます。すなわち、金融政策のいずれのチャネルも働きにくくなります。』

ほほう。

『もちろん、新興国は成長力も金利水準も高いですから、先進国の金融緩和により先進国通貨が全体として新興国通貨に対して安くなれば、先進国から新興国への輸出が増加することを通じて刺激効果が発揮されることになります。』

しかしながら・・・・

『しかし、米ドルにペッグした固定的な為替制度を採用している新興国が少なくなく、そして米国自身もバランスシート調整に直面しているもとで、米国の金融緩和が米国国内の景気を刺激するというよりも、むしろ新興国の景気過熱や国際商品市況の上昇を通じて、米国自身のインフレ圧力を強め、個人消費を下押す、というような問題が生じました。

キタコレ。

『このように、グローバリゼーションが進むもとでの金融政策は、海外の経済や市場を経由して思わぬ形で自分自身に跳ね返ってくるという可能性を伴っています。各国の中央銀行は、もちろん最終的には自分の国・地域における経済・物価動向を点検して政策を決定することは当然ですが、複雑な相互依存関係を意識した上での決定が以前にも増して重要になってきています。』

この辺はいつもの麿ペースで安心のクオリティである。

とまあそんな感じで途中端折りましたが引用多量で水増し企画はこんなところで勘弁。
 


お題「総裁定例会見と総裁講演から少々」   2011/12/26(月)08:04:47  
  おいおい、公共放送が「外貨準備が殆どドルで一部ユーロだから欧米経済の影響を受けやすい」とか中国の国債購入する言い訳の説明をしているけど、外貨準備ってそういうもんじゃねえだろペテン説明にも程があるだろ。

という悪態は兎も角として、総裁の定例会見も木曜日の講演も今回はいい感じで麿節が出ておりまして中々(^^)。


まずは決定会合後の総裁会見から。
[外部リンク] 先日の欧州サミットでは、欧州安定メカニズム(ESM)の前倒し設立や支援能力強化を企図したIMFへの資金提供など、金融市場の安定を図るバックストップの充実に加え、均衡財政ルール導入によって財政規律を強化するとの合意がなされました。財政の信認を中長期的に高めるとの観点からは意義が大きいと考えられます。もっとも、その後、各国の国債利回りが上昇に転じるなど、金融資本市場の緊張感は引き続き高い状況です。市場では、バックストップの資金規模やその迅速な実現について、なお不透明感が払拭されていないという見方が多くなっています。』

ということで、域内諸国における財政規律の強化への取り組み姿勢を強化と。

『欧州経済は、足許停滞色を強めており、周縁国のみならず、ドイツでも輸出や生産が減少に転じています。こうした中、欧州ソブリン問題は、以下のルートで欧州経済に影響を及ぼしています。』

欧州経済には厳しい認識を示していますな。

『第1に、コンフィデンスの悪化を通じて家計や企業の支出スタンスが慎重化しています。第2に、緊縮財政の強まりが景気を下押ししています。第3に、欧州金融機関では、資金調達面での不安から、貸出スタンスが厳格化し、金融面からの下押し圧力も強まっています。』

まあこれは前から指摘している話ですけれども、ここの第2の部分を勝手に深読みしますと、日本においても財政再建姿勢が明確化されるのであれば、その間は短期的に景気の下押し要因になるから金融政策はより緩和的に出来ますがな、というようになるような気がせんでもないがどうなんでしょうかね。

『さらに、そうした影響は、貿易や金融のチャネルを通じてグローバルにも波及しつつあります。まず、貿易面では、欧州向け輸出の減少から、輸出依存度の高い東アジアや中東欧経済への下押し圧力となっています。』

グローバルに波及キタコレ。

『金融面では、国際金融資本市場において、投資家のリスク回避姿勢が強まれば、新興国からの資金流出につながる可能性があります。また、欧州金融機関では、ドルの資金調達環境の悪化から、ドル資産を圧縮する動き――いわゆるデレバレッジング――もみられています。現在、これらが新興国経済の大きな下押し要因になっているわけではありませんが、特に欧州勢のウエイトが高い中東欧に加え、アジアなど他地域向けでも、プレゼンスが大きい貿易金融などの分野などにおいて、デレバレッジングによるマイナス面が生じないか、注意してみていく必要があると考えています。』

デレバレッジのマイナスに関してはこれから出てくるかも知れませんという事ですか。

『以上、欧州問題が欧州経済あるいは世界経済にどのように影響を与えるかについて申し上げましたが、これは、当然、日本経済にも直接・間接に影響を与えてくることになります。』

ということでまあ欧州が最大のリスクで警戒してますよというのは把握した。

『欧州危機への対応が遅れれば、世界経済に大きな影響を与える可能性があります。そうした事態は何としても防がなければならないと考えています。各国政府など関係者は、これまでに合意した事項を強い意志で迅速かつ着実に実行していくことが不可欠です。ご質問の範囲を超えているかもしれませんが、欧州ソブリン問題への対応策には3つの要素が不可欠です。』

『第1に、個別国における財政改革を含め不均衡の是正と競争力の強化、第2にユーロ圏内部のガバナンスの強化、そして第3に市場の混乱を封じ込めるための強固なファイヤーウォール(防火壁)の用意です。前2者が根本的な解決に向けた中長期的な対応、3点目が金融経済システムや市場の安定を確保するための短期的な対応です。これら3つの要素を一体にして同時に実施していくことが重要であると考えています。』

ということで、最後は「どうすべきか」という話まで加えるという力の入れようでした

○今年を振り返っての話でもしらっと主張が

『(問) 今回は今年最後の定例会見ですので、今年を振り返ってどのような感想をお持ちになっているかをお聞かせ下さい。』

で、最初は当然東日本大震災なのですがそこは華麗に引用をスルーしましてですな、
『第2の感想は、現在世界経済の最大のリスク要因となっている欧州ソブリン問題についてです。この問題を巡る展開をみると、金融経済の安定を実現する際に、最も根源的な次元でソブリン債務に対する信認がいかに重要であるかを物語っていると思います。それと同時に、市場は平常時から先行きへの警戒シグナルを発してくれるとは限らず、何らかのきっかけで、突然非連続的に変化する可能性がある、ということを改めて実感しました。この点、日本としても様々な教訓を引き出し得る出来事が展開していると思います。』

>市場は(略)何らかのきっかけで、突然非連続的に変化する可能性がある

ふむふむ(^^)。

『第3は、このような状況にあっても、わが国が極めて緩和的な金融環境を維持していたということです。(途中の状況説明部分長いので割愛)その背景としては、潤沢な資金供給を始めとする様々な金融市場の安定確保策に加え、包括的な金融緩和政策を通じた強力な金融緩和の推進も大きかったと考えられます。』

誰も褒めてくれないから自画自賛キタコレ、と思うのですがポイントはその次である。

『逆に言うと、これだけの金融緩和にもかかわらず、支出が本格的に増えていかないということは、それだけ日本経済が直面している中長期的な課題が大きいことを意味しており、成長力強化の必要性を強く感じた1年でもありました。』

つまり金融政策限界論なのですが、これに関しては翌日に行われた講演で思いっきり言及がありますので後ほど。

○これは地雷ネタの質問であるが地雷であるとは当然ご認識のようですな

『(問) 欧州危機を受けて、ECBの中では、ソブリンに関するリスクを、これまでのようにア・プリオリにリスクフリーの資産としてみるべきではないという声もあるようです。そうなると、これまでのBIS(規制)の考え方も変えなければならないと思いますが、総裁の見解をお聞かせ下さい。』

今の状況でこんなの実施したら危機を増幅させるだけなんですけど、さて総裁の答えは・・・・・

『(答) 非常に難しい問いですが、現在重要なことは、まずソブリン危機に対してしっかり向き合って必要な対応策を採っていくことだと思います。ソブリンの信認と金融システムと実体経済が負の相乗作用を起こしている状況の中で、まずはこの問題に対応した取組みを進めていくことが大事だと思います。この問題に限らず、様々なリスクに対応した規制のあり方については常に議論していますが、今、このタイミングでそういう検討が必要というより、むしろ本来のソブリン問題に対して取り組むことが大事だと考えています。』

ということで「今そんな話をする段階ではない」という極めて真っ当な答えが返ってきて
大変に安心でありまする。

『(問) 自国通貨建ての国債とはいえ、これからア・プリオリにリスクフリー資産としてみていくべきかについて、どうお考えでしょうか。』

『(答) 現在も、金融機関は自ら持っている有価証券について、国債を含め、どういったリスクを持っているのかを認識した上でリスク管理体制を組んでいます。金融機関がア・プリオリにリスクフリー資産とみなしていないからこそ、周縁国の国債が売られているなど、現実には、金融機関はそういう対応を採っています。その対応が時として行過ぎになるということは別の論点としてありますが、金融機関はア・プリオリではない対応を採っているということだと思います。』

監督当局としてこの点に変なコメントすると、危機モードの中ではとんでもない地雷発言になるという点に関してはさすがに日本の金融危機での経験値がありますので認識をしておられまして、こういう感じで受け答えして頂きますとまあ安心ではございます。
 


お題「決定会合とかECBとか格下げとか」   2011/12/22(木)08:04:38  
  今日はいくつかネタがありますな、つーかまとめて出るなコ゛ルァ!

○決定会合声明文:今回は景気の文言に変化がある訳で

[外部リンク] Term Refinancing Op.-Allotment Reference Number: 20110149
Transaction Type: REVERSE_TRANSACTION Operation Type: LIQUIDITY_PROVIDING
Procedure: STANDARD_TENDER

Tender Date: 21/12/2011 11:15:00
Start Date: 22/12/2011
Maturity Date: 29/01/2015
Duration (days): 1134
Auction Type: FIXED_RATE

Tot Amount Allotted: 489190.75 mn
Tot Bid Amount: 489190.75 mn
Tot Number of Bidders: 523

523の金融機関が応札して落札は4891億ユーロということで、まあ沢山札が入って良かったですね(棒読み)という感じですが、何か今日は「これで金が入っても問題国の国債購入に回るかどうかは不透明」とか昨日の市場と違う話になっているのがはいはいワロスワロスという感じでございます。

いやね、まあ確かに資金供給を3年物でフルアロットメントで打ち込むというのは資金繰り支援という意味では非常に強力でして、何せリファンディングの心配しなくてよい(つーても別にMROだってフルアロットメントでやっているのですからMROをロールしても同じちゃあ同じですけど、ロールをしないで済むほうが資金繰り安定化という意味ではオイチイですわな。1年ごとに中途返済可能ですし)のでこれは素敵。・・・・・ではございますが、じゃあこれを持って得た金がすかさず問題国の国債購入に回りますかってえ話になりますとそれは別問題。まあこの辺はジャパンの皆様(ただし一定以上の経験値のある方)は記憶に新しいと存じますが、そもそもこういう状況になっている時というのはバランスシート制約があってリスクを取れないという時なのですからして、ファンディングの面倒を見てくれるから問題国の国債を買いますよって話になるかというとそれはねえってなる訳ですよね。そらまあECBにリスクが移転するなら買うでしょうけれども、ECBは問題国国債のクレジットリスクまで取ってくれる訳では無く、リスクは金融機関のバランスシートに残る訳で、今申し上げたようにそもそも域内の金融機関がこれ以上のリスク取れない状態になっているからこの有様ですよね、と考えると、そらまあキャリートレードみたいな動きが全く起きないとは申しませんが、そう簡単に劇的な変化にはならんでしょと。

つまりは、域内の金融機関のバランスシート制約を緩和するような政策を実施しないと一足飛びに問題国国債の購入という話にはならないで、足元では超過準備が積みあがる形になる部分が多くなるでしょ、という所ですわな。

○R&Iが日本格下げキタコレ・・・・・・なのですが

R&I社のリリースはこちら
[外部リンク]
 


お題「まあ相変わらずの雑談モードである(汗)」   2011/12/21(水)08:03:20  
  毎朝モーサテに突っ込むのも何ですが、今日の説明はさすがにアレだろおいという感じでした罠。ということでどうでもいい雑談から始まるのである。

○あまりにもアレなので話のマクラどころか雑談ネタに

いやね、今朝のゲスト解説の人の話なんですけど、最初に「インドルピーの対円相場とインド株価指数」の図が出てきて「通貨安と株安が起きておりこれは資産売却の動き」という説明で、まあそこまでは判らんでも無いのですが、その資産売却してるのが「欧州問題による欧州金融機関を中心にした資産圧縮の動き」という講釈。

そこで止めれば聞く方も何となく流して聞いてあたくしの駄文のネタにならなかったと思うのですが、そこのグラフにドヤ顔で日経平均の推移を重ねて「日経平均も海外投資家の売りに脆弱な相場で(そこまでは判るが)、このように海外投資家の売りによって日経平均も含めてアジアの資産圧縮が株価に影響しています(ドヤ)」とのご説明で気が付いたのだが、それなら「ルピーの対円相場」じゃなくて「対ユーロ相場」と比較しないと話が変だし、大体からして同じ話なら円の対ユーロ相場はどうなってるんだと小一時間。

いやほんと昨日の「ウォンの対円相場と日経平均」もそうなのですけれども、ネタが無いからって無理矢理にも程がある馬鹿講釈を朝からドヤ顔でされますとお笑いネタにはなるのですけれども、こういう馬鹿解説を中途半端な知識のある方が真に受けてしまうというのも困る訳で、そらまあ個人資産を投資でヘボって溶かす程度ならどうでも良いのですが、その調子で中途半端な知識のある「金融通」「政策新人類」政治家が馬鹿政策を打ち出そうとすると迷惑にも程があるので勘弁して頂きたいものであります。・・・・・・などとエラソーに申し上げていますが、不肖あたくしも当然ながら初心者時代には北禿先生の株式投資指南本を1冊買ってしまったりしたという黒歴史もあります(まあそれ読んで株を買った訳では無い上に書物の方はとうの昔に行方不明ですが^^)のでして、まあ一番大事なのはメディアがちゃんと情報のゲートウェイとしての取捨選択能力を発揮して頂きたい(情報操作しろという意味ではなく、ゴミ情報は排除してくれという話ですので念の為)という所ではないかと思うのですが、地上波で最も高いクオリティの筈の経済ニュース系放送がツッコミどころ満載の渾身のギャグを朝6時前から投入するとか何とかならんもんですかねえと思うのでありまするorz

ま、つまりテレビ東京さんには期待をしているので朝からしょうもない悪態になるという事ですのでつまりテレ東愛があるという事です(^^)。

○なんでこういう題名になるのよ

[外部リンク]

『12月20日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)は20日、初の3年物資金供給オペへの応札を市中銀行に呼び掛けた。ソブリン債危機に揺れるユーロ圏の信用逼迫阻止を目指し長めの資金を無制限に供給する。』(上記URLより)

・・・・・・何か変なリリースでも出ているのかと思っていつものECBのページを見た訳ですが・・・・・・・
[外部リンク] LTRO EUR 22/12/2011 29/01/2015 1134   Ann.

で、上記URL先で表示されているこのAnn.の所をポチっとすると
[外部リンク] Term Refinancing Op.-Announcement(めんどいので詳細割愛)

For further information please refer to the press release of 08/12/2011 on
[外部リンク]
and ECB page Announcements on Operational aspects.

ということで、別にいつものオペの実施アナウンスと同じなんですけど、最近のブルームバーグの記事って妙な煽り系のヘッドラインになっておりまして、まあヘッドラインでインパクトを出して何ぼ的な馬鹿メディア化の進行(というか劣化)が著しいなあとか思うのでありました。この前の「FRBの秘密貸出」報道の一件とかついに頭いかれたんじゃないかと。

ちなみに元記事と思われるものはこちら。
[外部リンク] Invites Euro-Area Banks to Place Orders for Three-Year Cash
By Gabi Thesing - Dec 20, 2011 11:40 PM GMT+0900

いやあの普通のオペのアナウンスだと思うのですが・・・・・・・

しかしまあ何ですな、既に実施するのが決まっているオペの話で相場が動いたかのような後講釈とかもあったりして、中々香ばしいのではございますが、どうせフルアロットメントなのですからして、応札が多くても少なくてもその時の相場に都合の良い講釈しか出てこない(たとえばリスクオンにしたければ「応札が多くあってこれで資金の確保ができて安心」「応札が少ないのは金融機関の資金繰りに余裕のある証拠」となるし、リスクオフにしたければその逆の説明になるでしょ)と思うのですけどねえ。

○更に雑談ではあるがこのニュースは何ですかねえ

こらまたツッコミどころ満載なニュースで
[外部リンク] 中国国債を初購入へ 12月20日 17時33分

『政府は、中国が発行する人民元建ての国債を初めて購入する方針で、日本としては、外貨準備に人民元建ての資産を加えることで、人民元の国際化に協力するねらいもあるものとみられます。』(上記URLより、以下同様)

いやあの中国の国債って米債やドイツ国債みたいな流動性無いでしょ、買うのは良いけどその後どうすんの???

『政府は、中国との間で進めている戦略的互恵関係の一環として、経済面での連携強化を検討しており、外貨準備の資金を使って、中国政府が発行する人民元建ての債券=国債を購入する方針だということです。』

あのーすいません、米ドルは世界通貨のハードカレンシーですから外貨準備で購入するのは判るのですけれども、中国人民元はそもそも為替規制が掛かっている通貨でして外貨準備の意味をなさないんじゃないでしょうか??外貨準備の目的外流用ってツッコミ受けたらどうするんでしょうか??

『すでに中国は日本の国債を保有していますが、日本が中国の国債を購入するのは初めてです。』

向こうは外貨準備のアロケーションの一環としてハードカレンシーの日本円を買っているだけだと思うのですが何でそれにお付き合いしないといけないんですかねえ???

『日本としては、外貨準備の中に人民元建ての資産を加えることで、人民元を国際的な通貨にする取り組みに協力するねらいもあるものとみられます。』

それによる日本のメリットって何なんですか??見返りは当然貰うんですよね???何もないで国民の資金というか国債を原資にして中国国債を購入するって意味って何なんでしょうか???そんな事に使う金があるんだったら増税とかしないで下さいな。

#つーかドルからの振替をしたらドル安人民元高要因になりますがな

『政府はこうした方針を、今月25日に行われる予定の日中首脳会談で野田総理大臣が表明する方針です。』

手土産にしては随分と大盤振る舞いですなあ(棒)

『これに関連して安住財務大臣は、20日の会見で「国債の購入を日中両国が双方向でできるようにしたほうが、お互いにメリットが大きい。お互いの国債の保有による関係強化ということは、外交上も必要だろうと思っている」と述べ、その意義を強調しました。』

全く意味が分かりません。外国為替資金特別会計を何だと思っているのですかねえ。

[外部リンク] 交付国債で調整 12月20日 4時19分 
『国の来年度予算案の焦点となっている、基礎年金の国の負担分を2分の1に維持する財源について、政府は、赤字国債の発行が難しいことから、「交付国債」と呼ばれる国債を発行して対応する案を軸に調整を進めることにしています。』(上記URLより、以下同様)交付国債って普通は恩給みたいなもんに使うか、災害復旧の一時的なものに使うという類のもので、普通に通常の政策経費で出てくる物に対して交付国債を発行するというのは「やり繰りの一環」にしても筋の悪い話ですわな。

『この問題について、安住財務大臣は、19日、総理大臣官邸で小宮山厚生労働大臣、藤村官房長官と協議し、消費税率の引き上げ時期などが明確にならないなかで、新たに赤字国債を発行するのは認められないとして、「交付国債」と呼ばれる国債を発行する案を示しました。』

どう見ても目眩ましです本当にありがとうございました。

『交付国債は、赤字国債の新規発行額を抑制できますが、当面の財源として、年金特別会計の積立金の一部を取り崩す必要があり、厚生労働省は、年金の信頼性が損なわれるとしてこの案に難色を示しています。しかし、ほかの財源の捻出は難しい情勢で、政府は、交付国債を発行して対応する案を軸に調整を進めることにしています。』

ということで、まあ今回の額自体は大した話ではないのですが、これが蟻の一穴になって「なんだ赤字国債増やさなくても財源が出来るじゃないか」とか訳の分からん理解になって財政発散一直線の道を驀進されると極めて遺憾となる話でございまして、そのうちどこぞの学者先生あたりが電波浴新聞あるいはその関連新聞あたりで「交付国債100兆円を財源にナントカカントカ」とか言い出すに100腕時計。

○PD懇と投資家懇からメモだけ

PD懇
[外部リンク] その他について

はじめに、理財局から、その他について、以下のように説明を行った。

・国債を確実かつ円滑に消化していくためには、透明性・流動性が確保され、安全かつ効率的に決済が行われる流通市場の存在が重要と考えている。11月30日に、「国債の決済期間の短縮化に関する検討ワーキング・グループ」の最終報告書が取りまとめられ、流通市場における国債のアウトライト取引の決済期間について、これまでのT+3から、来年4月23日約定分よりT+2に短縮することとなった。国債の発行についても、入札から発行までの期間の短縮化は重要と考えており、現在基本的にT+3となっている入札から発行までの期間についても、流通市場におけるこのような取り組み状況を踏まえ、同様に来年4月からT+2に短縮することができないか、市場参加者の方々からも意見を伺いつつ検討を進めてまいりたい。』

『今後、皆様をはじめとする市場参加者の方にアンケートを行い、必要があれば直接意見を伺いたい。』
ということで、昨日ネタにするの忘れたのでメモメモ。まあセカンダリーがT+2になったら普通に国債入札も(4半期の20日発行分以外は)T+2になるという方向なんでしょうな。アウトライトT+1にするのはハードルがかなり高いですが、T+2ならまあ何とかという所でしょうか。ただまあ短期金利がこの状態で決済とか短期市場関係での収益が全然出ませんという状況下で、資金部門や債券決済部門に負荷を掛ける施策をわざわざ打ち込まないと行けない理由もあまり感じられず、そもそもそっちの方がもうちょっと何とかならんのかなあとは思いますけどそれは別の論点。

あと、今回に関してもそうなのですが、『(3) 最近の国債市場の状況と今後の見通しについて』の所は業者さんと投資家さんの意見が微妙に違って味わいがあるのですが、そこに関しては時間の関係でスルーの方向で勘弁。
 


お題「だいたい雑談シリーズと日銀から面白そうなペーパーがという雑談」   2011/12/20(火)08:01:37  
  まあ欧州関連で大ネタが無いとネタが無いですなあというのがあと10日続くんですねわかりますorz

しかし何ですな、目の前のモーサテでは本日の解説担当が「ウォン/円と日経平均の動きが似ている」とか強い相関がどう見ても有り得ないものを「日経平均の先行指標として・・・・・」とか何ぼなんでもネタが無いからと言って無茶にも程がありますな。

#まあ救いなのはネタにしている本人も(元々そんなに声がでかい人では無いが)ネタの無茶振りを自覚しているようで段々話す声が弱くなってきていた所ではございます(^^)

○雑談シリーズその1:金正日総書記死去とな

イマイチ相場的に反応しようが無いが大事件につきメモメモ。

[外部リンク] 13時4分

ヘッドラインの方は12時直後くらいに出てまして、ブルームバーグを見てたら最初に「聯合ニュースが報じた」というのが出てその直後に「朝鮮中央放送が報じた」というのが出てKOSPIが豪快に下がるわ韓国ウォンは下がるわだったのでありますが、国内市場はイマイチ反応のしようが無かったざますという所でございましたな。

『朝鮮中央テレビは、正午から黒い喪服姿の女性アナウンサーが特別放送として、キム総書記が死去したことを涙ぐみながら伝えました。それによりますと、キム・ジョンイル総書記は心臓や脳の疾患で長期間にわたる治療が続くなか、各地への視察が続いて疲労が重なり、今月17日、移動中の列車の中で心筋梗塞になったということです。』(上記URLより)

まあよく指摘されてますが、17日に死去してたんでしたら韓国的にはMB訪日どころでは無かったのではないかとゆー気もするんだが、まあどうだったんでしょうかね。


[外部リンク] 4時19分

『北朝鮮の最高指導者、キム・ジョンイル総書記が死去したあと、北朝鮮の国営メディアはキム総書記の三男、ジョンウン氏について指導力のある人物だとたたえ始め、今後はジョンウン氏が後継者として国を率いていくことを内外にアピールするねらいがあるものとみられます。』(上記URLより)

金正恩氏が後継者ですかそうですか。まあ今後どうなるかとか正直ワカランチ会長にも程がありますが、軍事的に暴発するとかいうよりも難民が大量に流出とかいう方が実現性がありそうな気がしますが、さっき見た公共放送ニュースの丹東の映像によりますと鴨緑江は結氷してないようでしたな、うんうん。

『朝鮮中央通信は19日夜、「キム総書記の思想と業績は永遠に不滅だ」という記事を伝えました。この中で、ジョンウン氏を「革命と建設を百戦百勝に導く傑出した思想理論家」であり、ジョンウン氏の指導によって北朝鮮が不敗の軍事大国となったとたたえています。』

不敗の軍事大国ですかそうですか(棒)。


○雑談シリーズその2:短観のCP発行環境

[外部リンク] 年代以降の日本銀行による「物価の安定」の内容に関する情報発信を整理すると、次の事実が浮かび上がる(図表11)。』

図表11には三重野総裁時代の講演まで遡って「物価の安定」に関する日銀の講演やステートメントが出ているので必見(^^)。

『第一には、日本銀行が目指す「物価の安定」の内容に関する情報発信は、時と共に充実してきたことである。』

ほう。

『中央銀行による説明手段が現在よりも限られていた旧日銀法下では、「物価の安定」の内容については総裁講演や国会答弁などを通じて説明が行われていた。現行の日銀法の下では、こうした従来からの説明に加え、2000年に「『物価の安定』についての考え方」が公表されたほか、2006年以降は、「金融政策運営に当たり、各政策委員が、中長期的にみて物価が安定していると理解する物価上昇率」である「中長期的な物価安定の理解」が示されるようになった。』
なるほど。

『第二には、そうした情報発信においては、ほぼ一貫して、物価の安定を「インフレでもデフレでもない」状況と考えていたことである。』

さいざますな。

『2000年の「『物価の安定』についての考え方」では、これを「家計や企業等のさまざまな経済主体が、物価の変動に煩わされることなく、消費や投資などの経済活動にかかる意思決定を行うことができる状況」と言い換えている。2006年の「新たな金融政策運営の枠組みの導入について」においても、ほぼ同様の定義が使用されている。』

ふむふむ。

『第三には、物価指数が有する計測誤差(バイアス)の問題を早期から認識していたことである。』

ふーん(棒)。

『1996年に公表された米国のボスキン委員会のレポート(Boskin et al. [1996])を契機として、消費者物価指数が有しうる計測誤差、とりわけ上方バイアスの可能性が、各国政策当局に強く認識されるようになった。日本銀行でも、ボスキン・レポートの翌年である1997年には、総裁講演において、物価指数が有しうる計測誤差について言及している。また、2006年の「新たな金融政策運営の枠組みの導入について」では、「『物価の安定』とは概念的には、計測誤差(バイアス)のない指数でみて変化率がゼロ%の状態」とした上で、物価下落のリスクに備えた「のりしろ」や物価が安定していると家計や企業が考える物価上昇率なども考慮する必要があるという認識が示されている。 2009年12 月には、「中長期的な物価安定の理解」の明確化が行われている。』
ふーん(棒)。

『このように、1990 年代以降の日本銀行による「物価の安定」の内容に関する情報発信を振り返ると、「物価の安定」の内容そのものはこの間ほぼ一貫していた。その情報発信は、旧日銀法時代から行われてきたが、現行の日銀法の下で金融政策の透明性が重要性を増す中、充実が図られてきたと考えられる。』

まあそうは仰っても世間に伝わったイメージ的にはボスキンバイアスを華麗にスルーした状況での「インフレでもデフレでもない」というのが日銀の認識というような伝わり方をしていた(あたくしの主観バイアスは勿論ございますが)と思いますし、そこの所をもっと強硬に否定してボスキンバイアスの話を強調していたという感じはしないのでございますけどねえ。いや伝えないメディアが悪いという風に言うのかもしれませんけれども、ゼロ金利解除や量的緩和解除の時って「バイアスはそんなに大きくは無いかもしれません(キリッ)」とか「日本の場合はそもそも物価上昇が低い状況が長かったので(キリッ)」という説明の方が目に付いたような印象があるんですけどねえ。

と、軽く嫌味を申し上げた後その次の部分も味わいというか香ばしさというか。

『(政府関係者や有力紙の物価に対するスタンス)』

キタコレ。

『次に、民間の「物価観」を探るために、同時期における政府関係者や有力紙の物価に対するスタンスをみると、以下の各点を指摘できる(図表12)。』

この図表12ですけれども、「有力紙」の論調で引用されたのが日経と朝日(デフレに関する報道件数という集計では朝毎読+日経産経です)となっていますが、そこで引用されている1994年10月4日の日経社説が実にこう味わいの深さというものを感じさせて下さる訳で是非お読みください(^^)、ちなみに本文38ページ(URL先のファイルで39ページ目に相当)にございます。

『第一には、1990 年代から2000 年代初頭までは、内外価格差の縮小を伴う物価の下落は基本的に望ましいと考えられてきたことである。後で確認する通り、1990年代初頭には、大きな内外価格差が存在していた。そうした下で、例えば1993年の経済白書では、「内外価格差が解消して日本の物価が低下すると仮定すると、その前の状態よりも消費者の効用は高まる」との見方を示していた。』

内外価格差是正とかテラナツカシス。

『マスコミの論調も、2000年代に入るまで、「日本の消費者物価は、もっと下がってよい」という考え方が主流であった。』

まあそれがさっきの奴ですが、2000年代に入るまでということですからつまり金融危機以降もそうでしたねということね。

『第二には、2000 年代初頭以降、持続的な物価の下落が経済に悪影響を及ぼすという認識が急速に広まったことである。』

『例えば、2001 年の経済白書では、持続的な物価下落をデフレと定義した上で、「程度が緩やかであっても、デフレは経済に悪い影響を与えていると考えられる」との見方を示している。マスコミの論調も、デフレの弊害を強調するようになった。主要紙のデフレに関する報道件数をみると、2001年に大きく増加した後、2002年から2003年にかけてピークに達しており、この間に物価に対する見方が非連続的に変化したことが窺われる。』

ということで、日銀ばかり悪者扱いにされるのは勘弁して頂きたく存じますと言うニュアンスは把握しましたとか言うのは読みが皮相にも程がありますかそうですか(^^)。
 


お題「今日も諸般の事情につきしょぼく雑談と虫干しネタで勘弁」   2011/12/19(月)08:01:06  
  ○超虫干しネタですが11月2日の白井審議委員講演と会見から

講演はこちら
[外部リンク] 山梨県金融経済懇談会における挨拶要旨 ──

会見はこちら
[外部リンク] 先週の金融政策決定会合における資産買入等の基金の増額では、増額の対象が長期国債のみとされましたが、銀行券ルールの外で長期国債を買い増していくことがマーケットから財政ファイナンスであると受け取られるおそれはないのか、お考えをお聞かせください。(質問の後半割愛)』

『(答) 日本銀行は、国債を市場から買い入れて既にかなりの金額を保有しています。これは金融政策、時には危機対応として購入してきた結果であり、明らかに財政ファイナンスとは全く別のものです。』

ふむふむ。

『詳しく申し上げますと、国債の買入れは2つの目的で行っています。1つは、長期国債買入れと言われるもので、最高で30年のものまで購入していますが、この目的が銀行券ルールと言われるものです。私どもは、銀行券を発行していますが、銀行券は比較的長期的に安定した負債ですので、これに見合う資産として長期国債を買っているということです。』

『もう1つは、昨年10月から始めている包括的金融緩和の下で、資産買入等の基金を通して買い入れているもので、この目的は金融緩和です。金融緩和の一環としての長期国債買入れは、超短期の金利がかなり潰れている状態の中で、私どもとして何ができるかを考えた時に、より長期の金利に働きかけていこうということです。』

これはクリアカットな説明である。

『国債はリスクフリーと言われる資産で、あらゆる金利のもとになりますから、長期国債の買入れを通して色々な金利に働きかけていこうという思いで買入れを始めました。長期国債の残存期間は1〜2年としていますが、企業の借入期間が3年以下ですから、これにほぼ合わせた形でやっているということです。目的が違うからこそ、あえて「基金」というものを作り、一時的な措置として行っているものであり、中長期的な性質を持つ銀行券の見合いとして買うものとは全く違う性質のものです。』

ということですな(後半は引用割愛した質問の答えなので引用割愛)。

で、最後にこのようにツッコミが来てましたわな。

『(問) 企業の資金調達が3年以下ということであれば、3年の金利がより下がった方が良いわけなので、なぜ残存期間が3年以上の国債を買わないのかということについて再度、お聞かせください。』

『(答) 繰り返しになりますが、やはり1〜2年、それからその近傍の金利に働きかけているということでご理解頂きたいと思います。今の時点では、先ほど申し上げた3つの視点(引用者追記:金融政策の波及経路への配慮、日銀の資産健全性への配慮、市場の価格形成に対する影響への配慮、の3点です)にも配慮し、そのように考えています。』

・・・・・ということですので、まあ日銀としては企業借入期間云々のネタで基金買入の期間を3年に拡大する余地は残している、という事ではないかと思われる次第で、先ほどの雑談になるというのが虫干しネタとの関連だったりするのでありました(^^)。
 


お題「今日も諸般の事情につきしょぼく雑談と虫干しネタで勘弁」   2011/12/19(月)08:00:45  
  今年も早いものであと2週間となりましたな。

○各種世間話

・ほほう

[外部リンク] 本格化へ
12月19日 4時16分

『その一方で、民主党内では、消費税率の引き上げに反対する署名活動が始まっているほか、山田前農林水産大臣や原口元総務大臣が引き上げに反対する新たな勉強会を20日にも立ち上げることにしていて、「素案」の取りまとめに向け、調整は難航することが予想されます。』(上記URLより)

まあ日銀にあれやれこれやれというのはそらまあ色々と見解はあるでしょうけれども、政権与党の方はひたすら部分均衡の話ばっかりして全体的な政策の整合性とか何も考えて無いにも程がある状態でございまして、これじゃ政府とアコードとか言いましてもご勘弁という感じじゃないかと思うのですけどにゃあ。

・まさに部分均衡

その関連のニュースから。
[外部リンク] 負担軽減へ現金給付も
12月17日 11時42分

『社会保障と税の一体改革の「素案」の取りまとめに向け、政府と民主党の税制調査会は、消費税率の引き上げの具体的な時期などと合わせて、所得の低い人ほど負担が重くなる逆進性の問題への対応を議論しています。これまでの議論では、主な対応策として、食料品など一部の品目の税率を低くする「軽減税率」や、所得税を減税したり、現金を支給したりする「給付付き税額控除」が取り上げられています。(途中割愛)政府・民主党は、一定の所得の世帯に一律に現金を給付する方法や、「給付付き税額控除」を今後の主な検討対象とする方針です。』(上記URLより)

・・・・・・いやあの社会保障の全体設計の中で低所得者に対して何らかの所得再分配措置を実施するというのなら話は分かるのですが、どうみてもお前ら消費税増税の話との単なるセットじゃねえかと思うのとしか見えない所が残念な所。そうやってつぎはぎでやった結果がワケワカランチ会長になるんじゃネーノという存じますがね。

○決定会合プレビュー雑談

まあ今回はFEDも動かなかったことですし日銀に何かやれという話はそんなに来ないでしょうし、足元のドル円市場ちゃんも相変わらず息をしてなさそうな素敵な状態になっておられますし、焦点は来年になってからの欧米金融政策動向という風になっている中ですからして、そーゆータイミングで日銀が何か金融市場に働きかけるような事をするかというとまあしないでしょというのがいつものパターンではないかと勝手に妄想。

短観は別に良い内容ではなかったですけれども、そんなに極端に悪化という内容でもないと思われますし、これ一発で見通しを極端に下げてくるというのも(機械受注とか法人企業統計とか怪しげな内容だったように記憶してますが)どうかという所で、まあ展望レポートの中間レビューで足元の数字を下げてくるとか、先行きのリスク認識を更に下方に強めるとかの程度にして、一応次に何かやる時の為に理屈の整合性を今のうちに取っておく(どうせ出口政策方向の話は当分出す必要ないんですし)という所でしょうな。

では(今回は特段何もないでしょうが将来的に)何やりますかという話ですが、まー普通に考えますと基金国債買入の拡大(=1年〜2年国債の買入拡大)という事になるでしょうが、国債買入の対象期間の延長という可能性は別にまあ無い訳でも無いでしょうとは思います。ちょうどECBも36か月オペとかいうヤケクソオペを実施する事ですし、時限措置という枠組みさえ崩さなければ3年くらいでしたら日銀の展望レポートの見通し期間も一番長いと2年半(2011年10月に出す展望レポートの見通し期間のケツは2013年度末ですから2014年3月末であり、つまり2年半程度)ですし、米国の長期債買入と比較して基金国債買入の説明をする中で「企業の借入期間が3年以下」という説明をしていたりする(この先の虫干しネタはそのために出す^^)事から、理屈としては整合性を出せない訳では無いですわな。

ただまあ買入の国債規模拡大にしろ期間延長にしろ、まあ理屈はそれで通せるにしろ、要は財政マネタイズをしていまっせという形にしないのが重要な話ではございまして、特に欧州があの有様ですと、日銀がわざわざ財政マネタイズの宣伝して無用なリスクを取る必要は無いでしょ(そういう時の変化は非線形的かつ不可逆的な形で起きるでしょうし、まあ多分起きないにしても起きた時の弊害が大きすぎるし修復が極めて困難と思われるので)とゆー所ではありますな。

つーかね、出口政策を実施する際に国債の売却でも買入期限の極端な短期化でもホイホイ実施できれば何の問題も無いのですが、市場の中の人的に考えた場合にはどう見てもそれって実務上無理でしょというかプロシクリカルに相場が反応してエライコッチャになるだけなので、コントロール不能になるリスク(は小さいかもしれないけれども不能になった場合のダメージが莫大過ぎるし)を考えたら、あんまりホイホイと拡大するのもどうなのよという所でしょうかね。

と、全然まとまっていない雑感でした。
 


お題「短観雑談とその他雑談」   2011/12/16(金)08:00:25  
  今朝は諸般の事情によりまして簡単メモメモで勘弁m(__)m

○短観である

12月の短観が出ると「ああ今年も終わりですなあ」と季節を感じるのは
あたくしだけですかそうですかorz

[外部リンク] 86.03   89.00 83.05    82.59   82.59 82.59
2011年9月調査  -    -   -     81.15   81.26 81.06
2011年12月調査 -    -   -     79.02   80.26 77.90

・・・・・・・まあ何だ、やっと80円割れにしましたかそうですかという風情で。


・相変わらずの金融商品取引業クオリティ

金融機関の業況判断等って所にあるのですが、本当は以前のようにカテゴリーが「証券会社」になっていた時(「投資業等」が貸金業と一緒に集計されていた)の方が面白かったのですけど、今回は別の意味で面白い。。

        (9月時点)      (12月時点)
        現状→12月予測     現状→12月予測
金融商品取引業 ▲44→▲30      ▲30→▲20

金融商品取引業というカテゴリー、以前の証券業というカテゴリーの時もそうでししたけれども、この業種に関しては短観の先行き予測DIが実際のDIと全然当てはまらないにもほどがあるという素敵な業種なのですが、何と今回は前回予測がドンピシャで当たっているというおそロシアな展開が起きているのですけれどもこれは何のフラグでしょうか。

しかしまあ何ですな、前回も前々回も「しかし相場が反応しませんなあ」とか書いておりましたが、今回に関しては(まあ想定からそんなにぶれていないからというのはあるでしょうが)先物のシステム変更で何とザラ場の短観発表とか昔を思い出しますが、日本債券市場貫録のウゴカンチ会長クオリティーを誇るだけにザラ場の短観発表でも緊張感が無いですかそうですか。


まあそれはそれとして、これで日銀の景気判断どうなるのという話ですけれども、この程度だと「景気回復のペースが減速しているが先行きは緩やかな回復基調に復する」というラインを大きく変える必要はなさそうな気がするのですがどうでしょうかね。3月短観で更に下向き傾向が強まる、というのであればちょっと考えるかもしれませんけれども、そもそも回復局面において先行き判断DIは控えめに出る傾向がありますので、現状判断DIが全般的に落ち気味になって来ると話は別ですけれども、今回については非製造業が何気に改善傾向を継続していますからね。まあ非製造業のDIに関してはやや遅行気味でもありますから過大評価も出来ませんけどね。

つーことで反応しにくい短観のような気がしましたです、はい。


○どうでも良い雑談ですが気になったので書いておく

昨日書き忘れたのですが。

[外部リンク] (12月14日<水>分)

水曜の増減要因見てたら基金の社債買入の所にこんなのが。

社債等買入(基金) 1,600 1,700 1,700

左から順に予想額、速報額、確報額になるのですが、何で実績で上振れするのかよく判らなかった。単に集計の関係とかなのかも知れませんが、基金買入ですから受渡ベースでの金額ってオペの結果確定した時点で確定しててぶれるというのは無いように思えるので、ここの数値が上に振れるというのがちょっと???で
ございましたです、はい。

○発行根拠法を見ながら味わいを感じるという雑談

これまたどうでも良い雑談ですが。

火曜の5年国債入札結果。
[外部リンク] 発行根拠法律及びその条項 

平成23年度における公債の発行の特例に関する法律(平成23年法律第106号)第2条第1項及び東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法(平成23年法律第117号)第69条第1項並びに特別会計に関する法律(平成19年法律第23号)第62条第1項


昨日の1年TB入札結果。
[外部リンク] 発行根拠法律及びその条項
 
東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法(平成23年法律第117号)第69条第1項及び特別会計に関する法律(平成19年法律第23号)第46条第1項

・・・・・・・ふむふむ、復興国債あるいは復興短国ですかそうですかとか、5年入札に関しては補正の増発分も加味してますかそうですかとか見ながら味わいを(^^)。


ちなみに3か月TBの場合ですが、水曜に入札が行われた3MTBの発行根拠法はこの通り。

[外部リンク] 発行根拠法律及びその条項
 
財政法(昭和22年法律第34号)第7条第1項、財政融資資金法(昭和26年法律第100号)第9条第1項並びに特別会計に関する法律(平成19年法律第23号)第83条第1項、第94条第2項、第95条第1項、第136条第1項及び第137条第1項


・・・・・まあ何ですな、短国の発行根拠法見てると多分国庫やら特会やらの資金繰りの状況とかがある程度反映されるのかなあとか思いながらも、この辺りにつきましてはあたくし勉強しないといけませんのでそのうちその成果が出るかもしれませんし出ないかもしれません(笑)。ともうしますかこの辺の発行根拠法ネタは中々極めると面白いのですけれども^^;

#ということで今日は雑談シリーズでどうもすいません
 


お題「雑談とか忘れてたネタとか」   2011/12/15(木)08:10:14  
  欧州は何か盛り上がったり盛り下がったり訳わかんねえですなあ。
[外部リンク]

○言うだけじゃ意味ないんですけどねえ

まずは雑談ですが。
[外部リンク] 99円97銭3厘0毛
(募入最高利回り) (0.1005%)
  
(4)募入最低価格に 11.4233%
   おける案分比率 
  
(5)募入平均価格 99円97銭3厘2毛
(募入平均利回り ) (0.0998%)


月曜日の2MTB入札結果
[外部リンク] 99円98銭6厘5毛
(募入最高利回り) (0.1005%)
  
(4)募入最低価格に 0.7487%
   おける案分比率 
  
(5)募入平均価格 99円98銭7厘0毛
(募入平均利回り ) (0.0968%)


ちなみに先週の3MTBは同じ経過日数の銘柄で(発行と償還が1週間ずれてる)99.9731/99.9730となっておりまして、まあ増発してるのに引き続き堅調という素敵な状態。しかも2MTBに関しては発行が2.5兆円と少ない事もあって落札結果は上記のようにまあ強い結果となっていますな。でまあ2MTB結果に見られますように、特に短いタームですと為替直先スワップの絡みからの買いもあるようで、ニーズありありという状況になっておられる状況となっています(3Mだとちと長い)ので0.10%を下回った推移という所のようでございますが、20日になりますと国債償還要因で財政払い超が10兆円以上となるというスーパー資金余剰が待っておりまして、まあどうせそうなりますと国債償還金の入った人がとりあえず短国買いに来るでしょうから年末に向けて短国は堅調でしょという話にならざるを得ませんな。しかも年末は年末年始跨ぎでの国債入札発行が避けられますから年末週とか玉が枯渇しそうな悪寒。

・・・・・ということで、短国増発した筈ですがまるで関係ないというか、そんなのよりも外部要因の方が効いてますなという大変に素敵というか当たり前というかな結果になっているのでありました。

ところで先日ネタにしておりました交付税特会入札なんですが・・・・・
[外部リンク] 借入利率競争入札について   
(1)応募額  3兆2,630億円 
(2)募入決定額  1兆500億円 
(3)募入最高利率  0.115% 
(4)募入最高利率における案分比率  95.5359% 
(5)募入平均利率  0.114% 

・・・・・・ちなみにこの入札は6か月物でして、先週は0.121%/0.122%、先々週は0.124%/0.128%、11月30日は0.129%/0.130%でしたので、順調にレートが低下して何か普通につまんないレートになってしまいましたな。まあ世の中的に金余り状態というのはあると思いますが、先月上昇したのは一部の応札者が何かの事情で札入れなかったんでしょうかという気もする訳でして、その辺に関しては良くワカランチ会長ではありますな、うんうん。


○昨日の日銀取引先の改定の件について補足

まあ補足って程の話でもないですが。

昨日URLをうじゃうじゃつけたネタですけれども、まあ要点としては、[外部リンク]
 


お題「FOMC声明文/その他少々」   2011/12/14(水)08:22:38  
  ダウンサイドリスクに関して。

『Strains in global financial markets continue to pose significant downside risks to the economic outlook. 』(今回)

『Moreover, there are significant downside risks to the economic outlook, including strains in global financial markets. 』(前回)

経済の先行き見通しに関しての「顕著な下振れリスク」について、前回は「there are 〜 including」と「世界的な金融市場の緊張を含むリスク」という表現でしたが、今回は「世界的な金融市場の緊張が経済見通しに対して顕著な下振れリスクという問題を持ち出す」(poseの訳が下手くそですいません)となっていました。

でね、ここの部分に関して下振れリスクが金融市場の緊張の一点張りになりました(のでこれは上方修正)とかモーサテ見てたらドヤ顔で説明している人たちが多いのですが、一方で第1パラグラフの部分では世界経済の成長について「some apparent slowing」と「幾分かの明確な減速」という認識を今回わざわざ示している訳で、世界経済の減速に関しても別にリスク認識から抜けている訳では無い(現状では「世界経済の幾分かの明らかな減速にも関わらず米国経済は緩やかに拡大を続けている」という認識ではございますが)と思うのですが、ここだけを捉えて大騒ぎするポイントなのかは正直疑問があると思うのですがどうでしょうかねえ。

物価見通し。

『The Committee also anticipates that inflation will settle, over coming quarters, at levels at or below those consistent with the Committee’s dual mandate. However, the Committee will continue to pay close attention to the evolution of inflation and inflation expectations.』(今回)

『The Committee also anticipates that inflation will settle, over coming quarters, at levels at or below those consistent with the Committee's dual mandate as the effects of past energy and other commodity price increases dissipate further. However, the Committee will continue to pay close attention to the evolution of inflation and inflation expectations.』(前回)

物価見通しに関しては前回と同様に「今後数四半期に渡ってFOMCがマンデートで求められる水準あるいはそれ以下の水準に落ち着くでしょう」とこれまた同じ見通しとなっていまして、先ほどの物価現状認識での表現変更と同様に「これまでのエネルギーや商品価格などの上昇効果の剥落」という説明部分も割愛されています。その後の「今後もインフレおよびインフレ期待の動向には十分な注意を払う」というのはまあお約束の文言で前回と同じです。

・・・・・・ということで、今回は経済の現状認識に関して上げたり下げたりしているのですが、全体認識は上がっているものの、個別にみると下がっている需要項目もあったりして、やや微妙感はあるかなという感じです。先行き見通しに関しては変わっていないのでまあ政策に変更なしですなということで第3パラグラフ以降は見事に文言が同じなのです。


・政策アクションに関しては文言が前回と見事に一言一句同じ、なのですが・・・・・
従って改行位置まで同じです(^^)。今回分を引用だけしておく。

第3パラグラフは資産買入プログラムに関して。

『To support a stronger economic recovery and to help ensure that inflation, over time, is at levels consistent with the dual mandate, the Committee decided today to continue its program to extend the average maturity of its holdings of securities as announced in September. The Committee is maintaining its existing policies of reinvesting principal payments from its holdings of agency debt and agency mortgage-backed securities in agency mortgage-backed securities and of rolling over maturing Treasury securities at auction. The Committee will regularly review the size and composition of its securities holdings and is prepared to adjust those holdings as appropriate.』(今回)

第4パラグラフは金利政策およびガイダンス文言。

『The Committee also decided to keep the target range for the federal funds rate at 0 to 1/4 percent and currently anticipates that economic conditions--including low rates of resource utilization and a subdued outlook for inflation over the medium run--are likely to warrant exceptionally low levels for the federal funds rate at least through mid-2013. 』(今回)


でまあここまでの文言(実はこの先もですが)が全部一致なのですが、よくよく考えてみますとガイダンス文言って最初に出たのが8月9日のFOMCでして、そこからずーっと文言が変化していないという事は冷静に考えると時間軸が4か月間短期化している(つまり1四半期分は短期化している)という事になるのですが、どうも雨公におかれましては最初に出た時だけ注目して後になると忘却するという便利な脳味噌をお持ちのようでございまして、そこに対して着目する人はいませんな(^^)。

一応足元では米国経済に対する全体的な認識が徐々に改善しているという中なので、まあここの文言を変化させる必要は無いっちゃあ無いのでして、おそらく景気見通しを下げるような時にここのガイダンス文言を長期化して「ほら時間軸が伸びたでしょ」という目眩ましに使うのでしょうなあと思いますのでツッコまないのがオトナの対応なのかもしれませんね(^^)。

第5パラグラフはまあ単なるエイエイオーみたいな文言。

『The Committee will continue to assess the economic outlook in light of incoming information and is prepared to employ its tools to promote a stronger economic recovery in a context of price stability.』(今回)

前回と同じである。

・票決ではエバンス総裁が追加緩和を提案

ちょっとワロタのは第6パラグラフで、前回と同様にエバンス総裁が同様の理由で追加緩和を提案していまして、見事なまでに前回声明文と全文一致になっています。

『Voting for the FOMC monetary policy action were: Ben S. Bernanke, Chairman; William C. Dudley, Vice Chairman; Elizabeth A. Duke; Richard W. Fisher; Narayana Kocherlakota; Charles I. Plosser; Sarah Bloom Raskin; Daniel K. Tarullo; and Janet L. Yellen. Voting against the action was Charles L. Evans, who supported additional policy accommodation at this time.』(今回)

ということでFOMC声明文ネタはここまで。

○その他雑談(日銀関連)

・ドルオペキタコレ

昨日のオペオファー(ただし共通担保オペの方はめんどいので割愛)
[外部リンク] 2011年12月15日 2011年12月22日 0.600
米ドル資金供給(固定金利方式) 2011年12月15日 2012年3月8日 0.610

オペ結果
[外部リンク] 13 13  
米ドル資金供給(固定金利方式)(3月8日エンド分) 4,756 4,756

3か月オペ47億56百万ドル応札キタコレ。まあちゃんと資金取りたいのでしたらこのレート差だったら普通に3M取る罠ということで、今回は応札がきっちりと入ったですなあというところで。

・何かたくさん書いてあるので全部読めていないのだが

[外部リンク] [PDF 166KB] のとおり、「国債振替決済制度の参加者口座および顧客口座の開設基準ならびに間接参加者および外国間接参加者の承認基準」(平成15年1月7日決定)を別紙2 [PDF 189KB] のとおり、また、「代理店の設置等に関する基本要領」(平成12年6月30日決定)を別紙3 [PDF 174KB] のとおり一部改正し、本日より実施すること。』

[外部リンク]
 


お題「FOMC声明文/その他少々」   2011/12/14(水)08:22:04  
  ということで布団の魔力で寝起きの悪い中FOMC声明文をもさもさと読むのだ。

#今年のFEDが120点とかイミワカンネ、前半思いっきり出口政策模索して中盤は一転して緩和した後中盤以降は小手先緩和演技のドタバタ大会だったじゃねえのかとおもいますがねえモーサテの「専門家」さん

○FOMC声明文:経済に関する文言をあちこちいじりつつ政策は文言同じとな

[外部リンク] received since the Federal Open Market Committee met in November suggests that the economy has been expanding moderately, notwithstanding some apparent slowing in global growth.』(今回)

『Information received since the Federal Open Market Committee met in September indicates that economic growth strengthened somewhat in the third quarter, reflecting in part a reversal of the temporary factors that had weighed on growth earlier in the year.』(前回)

全体的な経済状況に関しては「expanding moderately」と前回の「strengthened somewhat」から認識を引き上げていますが、その一方で世界経済に関して「some apparent slowing」という認識を示している(この文言は前回は無し)のが引き下げという所です。

次が労働市場。

『While indicators point to some improvement in overall labor market conditions, the unemployment rate remains elevated. 』(今回)

『Nonetheless, recent indicators point to continuing weakness in overall labor market conditions, and the unemployment rate remains elevated. 』(前回)
労働市場環境に関しては失業率が低下した事を背景に「some improvement」と判断を引き上げていますが、失業率の水準そのものは「remains elevated」としていますのでまあくやしいのうくやしいのうという所で。

家計および企業支出。

『Household spending has continued to advance, but business fixed investment appears to be increasing less rapidly and the housing sector remains depressed.』(今回)
『Household spending has increased at a somewhat faster pace in recent months. Business investment in equipment and software has continued to expand, but investment in nonresidential structures is still weak, and the housing sector remains depressed. 』(前回)

家計の消費に関しては「has continued to advance」と前回の「increased at a somewhat faster pace」を引き継いでやや判断を強めに。企業支出に関しては「appears to be increasing less rapidly」と判断を引き下げていまして、今まで「Business investment in equipment and software」および「investment in nonresidential structures」で分けて前者は拡大後者は依然として弱い、という話をしているのを「business fixed investment」という表現に変更してまとめて片付けてますな。住宅セクターに関しては引き続き「depressed」と弱い判断を継続です。

インフレ。

『Inflation has moderated since earlier in the year, and longer-term inflation expectations have remained stable.』(今回)

『Inflation appears to have moderated since earlier in the year as prices of energy and some commodities have declined from their peaks. Longer-term inflation expectations have remained stable.』(前回)

インフレに関して「appears to have moderated」から「has moderated」と明確に落ち着きを示しているとの認識となりまして、従来の「エネルギーや商品価格の上昇要因の剥落」という説明部分を割愛していまして、インフレに関しては落ち着いていますよという話をしています。

・先行き見通し

第2パラグラフから。

『Consistent with its statutory mandate, the Committee seeks to foster maximum employment and price stability. 』(今回)

というのはいつもの文言で前回と同じなので前回分引用割愛して、まずは先行き見通しの
全体的な部分。

『The Committee continues to expect a moderate pace of economic growth over coming quarters and consequently anticipates that the unemployment rate will decline only gradually toward levels that the Committee judges to be consistent with its dual mandate.』(今回)

『The Committee continues to expect a moderate pace of economic growth over coming quarters and consequently anticipates that the unemployment rate will decline only gradually toward levels that the Committee judges to be consistent with its dual mandate. 』(前回)

ということで、基本的な経済見通しに関しては変更が無くて、「経済は今後数四半期に渡って緩やかなペースで拡大し、その結果として失業率はFOMCがマンデートで求められると判断するレベルに向けての低下は極めて緩やかにしか低下していかないでしょう」というのは相変わらず同じ。
 


お題「昨日の続きとか雑談とか」   2011/12/13(火)08:04:43  
  ○昨日の続きでドラギ総裁の定例理事会後の会見Q&Aから

[外部リンク] statement to the press conference (with Q&A)
Mario Draghi, President of the ECB,
Vitor Constancio, Vice-President of the ECB,
Frankfurt am Main, 8 December 2011

まあ何ですな、端的に申し上げますと延々と「SMP(資産買入プログラム)拡大はしないのか?」→「財政マネタイズはしませんが何か?」が続く質疑応答なのですが、最初の質疑応答を引用してみませう。

『Question: You have mentioned again today this fiscal compact which we heard you mention for the first time earlier this month. I wonder if you could elaborate a little for us on what you meant when you said “other elements would follow if the sequencing of those actions was correct”. Are these central bank elements? Does that mean that the ECB will respond with significantly stepped-up bond purchases, for example, if that fiscal compact was shown to be happening? My second question is on rates. Was your decision today unanimous? And did you consider cutting more? Is there more room, given the downside risks to the economy?』

まあ2番目と3番目は比較的どうでも良いのですが、答えの方が中々。

『Draghi: The answer to the first question is “no”. The answer to the second question is “no”. And the answer to the third question is “we never pre-commit”. So, it is two “noes” and one “never pre-commit”. 』

で、その次にそもそも論を持ち出して1番目の質問についての説明を。

『By the way, I was kind of surprised by the implicit meaning that was given by not all of the press, but some, to that “other elements will follow”.』

ほう。

『Let me step back and talk about the compact. A compact is an agreement, fundamentally. One of my collaborators said that compact could also be read as “community pact”, but that was not meant to be my initial suggestion. A compact could be viewed as a three-pillar-concept:』
『The first pillar is national economic policies geared to stability, growth and job creation ? fiscal stability, growth and competitiveness, and therefore job creation.』
『The second pillar is rules at EU level, or in any event rules, fiscal rules, enshrined in primary legislation. These rules would contain limits to structural deficits and to debt. These rules would be automatic and they would in a sense constrain ex ante, because they are in the primary legislation, budgets that are legislated in the secondary legislation. So, one would certainly have ex post controls; they are important, they are essential, but an ex ante constraint of an automatic nature would certainly increase the credibility of this re-design of the EU or the fiscal compact that is now in these very hours under discussion by the leaders.』
『The third leg of this concept would be a stabilisation mechanism. I always find it somewhat puzzling that this is actually where most of the attention is focused when we know that the lack of credibility or the lack of confidence stems from the other two, from the lack of the other two pillars originally. My preference in respect of this stability mechanism - but this is my preference - is for the EFSF, the EFSF first, and the ESM later, to be fully equipped and operational, and made operational as soon as possible. So, sooner rather than later.』

ということでまあEUの財政協定に関するそもそ論の説明しているのですが、EUの協定の話とかになると微妙にあたくしも良く判っていなかったりするので引用だけで手抜きで勘弁であるが、まあ要するに財政問題は財政問題でECBが出張る話じゃないので、新たな財政健全化策が締結されたからと言ってECBが国債買入を拡大するという解釈をされるのはケシカランですよという話をしているようですな。
でまあそんな調子で質疑は続くのですが、その中から少々。

・デフレ入りの可能性は小さいとみているものの警戒&SMPは「金融政策の波及経路確保」

『Question: Mr Draghi, speaking in Parliament you also emphasised that the ECB would ensure price stability in both directions. Does that mean that there is a fear of deflation? My second question is, from a purely legal point of view, do you think there is any limitation on the ECB regarding the amount of government bonds that can be bought, as long as it can be justified on the basis of monetary policy considerations.』

まあ2番目の質問は引っ掛けっぽいですが(^^)。

『Draghi: At the present time we do not see a high probability of deflation. That is one point to keep in mind. The second point is, as I have said many times, that the purpose of the SMP is to reactivate the transmission channels of monetary policy. As I said in the statement to the European Parliament, the SMP is neither eternal nor infinite. We must keep this in mind and we do not want to circumvent Article 123 of the Treaty, which prohibits the monetary financing of governments.』

ということで、デフレ入りに関するリスクは大きくは見ていないが1つのポイントとして注視します、という話をしておりまして、後半の質問では「資産買入プログラムは金融政策のトランスミッションメカニズムを活性化させるものである」という原則を説明していまして、ECBは財政マネタイズをしてはいけないという原則にも言及するという流れでありますな。

・利下げに関しての反対は「タイミング」

『Question: Have you had any heavy discussion about the rate cut? Last time it was a board member, Mr Jurgen Stark, who made a proposal and brought it into the Governing Council. Has he done that again?』

『Draghi: It was a lively discussion ? and one should not abuse the word “lively”, because we are central bank governors after all! Opinions were divided, not in terms of the substance but in terms of the timing. It was a majority decision.』

ということで、利下げをすべきかどうかという点に関しては「本質的な意見の対立ではなくて、タイミングに対する見解の相違があった」という事のようで、まあ普通に方向は緩和なんですね、というのは判りました。

・利下げは経済見通しに基づくもの

『Question: Mr Draghi, is there still this taboo that the ECB will not cut interest rates below 1% and, secondly, no amount of rate cuts will really allow the euro area to avoid a credit crunch unless banks are really convinced that euro area bonds are not toxic. So, what can you do, or what are you planning on doing, about this?』

『Draghi: On the first question, I would answer that we never pre-commit. On the second one, the rate cuts are meant to address a situation where you have weaker global growth, different conditions ? worse conditions overall ? and heightened uncertainty. So, overall, a domestic economy which is weakening. I would not use the word “toxic” for euro area bonds. I think the present stress conditions are mostly due to what I said before, i.e. the lack of the first two pillars of this compact. One ? the national economic policies ? is gradually falling into place, as we have seen in the last two weeks in various countries. But we certainly have to see more improvement on that front. And the second pillar, which is the EU re-design of the compact, is what is happening now. Let’s see. 』

まあ答えの後半の方にあります「国債もっと買えや→ECBは財政マネタイズはしませんが何か?」の方はもはやこの会見のお約束のようなもんですのでどうでも良いのですが、前半にあります「金利の引き下げは世界経済がより弱くなり、見通しが不確かになった事に対応するものです」というのは、今回の金融政策決定における「伝統的政策(=金利誘導)」と「非伝統的政策(=流動性供給)」の区分けを行ったものという事で、まあその辺を曖昧にしておく方が良いのかもしれませんけど、この辺り峻別するのがECBクオリティーが全開という事なのでしょうな、と思うのであります。

・今回50bp引き下げの意見は無かったとな

『Question: Mr Draghi, can you clarify whether anyone on the Governing Council called for a 50 basis point cut?』

『Draghi: No, we did not discuss that. We discussed only what has been announced. Some were in favour, and some were not in favour.』

・しかしまあECBも大変ですな

とはこの質問を見た所で感じたのですけど。

『Question: Why is it so impossible for the ECB to act like the other central banks, like the Federal Reserve System or the Bank of England? Why do you not act more directly to help European countries by buying up the debt on a massive scale? 』

まあ答えは引用するまでも無いので割愛しますが、各国とも中銀大変ですなあと思うのでありました。
 


お題「昨日の続きとか雑談とか」   2011/12/13(火)08:04:17  
  11年12月13日ですかそうですか(意味なし)

○ブルームバーグ(米国)の変調ニュースを見て雑感

この前も米国のブルームバーグは訳の分からん記事を書いていました(日本語版が検索できなかったので英語版で勘弁)が(URLがクソ長いのでリンクだけ)、

(メールの方にはURLを^^;サイトにアップする際にはここの部分は割愛します)
[外部リンク]
 


お題「ECB理事会後の会見より」   2011/12/12(月)08:07:29  
  ・景気見通しに関して

という発表の後に景気見通しの説明になります。

『Let me now explain our assessment in greater detail, starting with the economic analysis. Real GDP in the euro area grew by 0.2% quarter on quarter in the third quarter of 2011, unchanged from the previous quarter. Evidence from survey data points to weaker economic activity in the fourth quarter of this year.』

というのが現状認識。

『A number of factors seem to be dampening the underlying growth momentum in the euro area. They include a moderation in the pace of global demand growth and unfavourable effects on overall financing conditions and on confidence resulting from ongoing tensions in euro area sovereign debt markets, as well as the process of balance sheet adjustment in the financial and non-financial sectors.』

基調的な景気のモメンタムを悪化させる要因は(1)世界経済の需要の弱さ、(2)ユーロ圏におけるソブリン問題、およびバランスシート調整問題によってもたらされる望ましくない影響、という所ですな。

『At the same time, we expect euro area economic activity to recover, albeit very gradually, in the course of next year, supported by resilient global demand, very low short-term interest rates and all the measures taken to support the functioning of the financial sector.』

同時にユーロ圏の経済は 来年には極めて緩やかながら回復をするでしょうと期待していますと。それをサポートするのは回復力に富むグローバルな需要および低金利と金融セクターの機能維持に向けた政策です。

で、EUの見通しの説明があるのですがそこは割愛してその先。

『In the Governing Council’s assessment, substantial downside risks to the economic outlook for the euro area exist in an environment of high uncertainty. Downside risks notably relate to a further intensification of the tensions in euro area financial markets and their potential spillover to the euro area real economy. Downside risks also relate to the global economy, which may be weaker than expected, as well as to protectionist pressures and the possibility of a disorderly correction of global imbalances.』

ダウンサイド列挙キタコレという感じですが、(1)ユーロエリアの金融問題のスピルオーバー、(2)世界経済が予想よりも弱いかもしれない、(3)グローバルインバランスの無秩序な修正過程におけるリスク回避の動きの拡大、というのが挙がっていますな。

・物価見通しは「おおむねバランス」が継続

でまた飛びまして。

『The Governing Council continues to view the risks to the medium-term outlook for price developments as broadly balanced. On the upside, the main risks relate to further increases in indirect taxes and administered prices, owing to the need for fiscal consolidation in the coming years. The main downside risks relate to the impact of weaker than expected growth in the euro area and globally.』

というのが物価の話ですが、まあ大体いつも通りの話。物価の上方リスクとしては「間接税の引き上げおよび政府関連価格の上昇」、下方リスクとしては「ユーロ圏および世界経済の予想よりも弱い成長」というお話であります。

・銀行のバランスシートの健全性が重要

更に後の方になりますが。

『The soundness of bank balance sheets will be a key factor in reducing potential negative feedback loop effects related to tensions in financial markets, thereby facilitating an appropriate provision of credit to the economy over time. The agreement of the European Council of 26 October to proceed with the increase in the capital position of banks to 9% of core Tier 1 by the end of June 2012 should improve the euro area banking sector’s resilience over the medium term. In this respect, it is essential that national supervisors ensure that the implementation of banks’ recapitalisation plans does not result in developments that are detrimental to the financing of economic activity in the euro area.』

ということで、銀行のバランスシートの健全性が経済と金融の負のフィードバックを避けるために重要という話をしつつ、そのバランスシート健全化がユーロ圏の経済活動を阻害しないように注意すべきという中々無茶振りな話を。

・財政改革と構造改革が重要とな

説明の最後の所は財政改革と構造改革の話だがめんどいので引用だけ。

『Turning to fiscal policies, all euro area governments urgently need to do their utmost to support fiscal sustainability in the euro area as a whole. A new fiscal compact, comprising a fundamental restatement of the fiscal rules together with the fiscal commitments that euro area governments have made, is the most important precondition for restoring the normal functioning of financial markets. Policy-makers need to correct excessive deficits and move to balanced budgets in the coming years by specifying and implementing the necessary adjustment measures. This will support public confidence in the soundness of policy actions and thus strengthen overall economic sentiment.』

『To accompany fiscal consolidation, the Governing Council has repeatedly called for bold and ambitious structural reforms. Going hand in hand, fiscal consolidation and structural reforms would strengthen confidence, growth prospects and job creation. Key reforms should be immediately carried out to help the euro area countries to improve competitiveness, increase the flexibility of their economies and enhance their longer-term growth potential. Labour market reforms should focus on removing rigidities and enhancing wage flexibility. Product market reforms should focus on fully opening up markets to increased competition.』

ということで時間が無くなってしまったので質疑応答の方が後回しになってしまいましたが、今回の会見はまあ延々と「ECBは国債の買入を拡大しないのか?」→「ECBは財政ファイナンスは行いませんですお!」というのが続くという中々お洒落な会見でございました、というのを一応申し上げておきますです、はい。
 


お題「ECB理事会後の会見より」   2011/12/12(月)08:07:09  
  社会保障がどうのこうのとか消費税がどうのこうのとか言っているのに何で自動車重量税とかが下がるのかおじちゃん全く意味がワカランチ会長なんですが・・・・・・・

自動車販売促進したけりゃ折り畳み式の自動車作ってほしいですお。魔法でも使わない

ECBネタの前に書き忘れていたメモを。

○貫録の社債買入連続札割れ

木曜日のオペオファー
[外部リンク] 2,000 2011年12月14日

結果
[外部リンク] 1,634 1,634 0.000 0.003

ということで前回の11月9日オファーに引き続き盛大に札割れとなったのですが、今回はオファーが2000億円に増えていまして(前回は1500億円)、オファー額自体は前回の1441億円から200億円ほど増えてはいましたが、札割れは札割れ。

まあ何ですな、一応基金オペって「資産買入の額」が数字として挙げられているというのが微妙にアレな所でござんして、市場機能正常化の為のバックストップとして実施した前回の社債、CP買入でしたらば「市場が正常化したので利用が無くなりました良かったですねえ」と片付けるのですが、今回は買入そのものが数値目途みたいな感じですのでさてどうする。と言いましても、まあそもそもリスク性資産の買入の場合は「リスクプレミアムを縮小させる」というのが目的である、というのが今回の包括緩和における建付けと割り切ってしまえば、と申しますかそもそも包括緩和というのは「量的緩和」+「信用緩和」でありまして、国債や短国の買入に関しては量的緩和ですのでこの買入量とか買入残高を目標数値として買入しないと話がおかしくなりますけれども、信用緩和の部分になるリスク性資産の買入に関しては「リスクプレミアムの縮小が達成された」という事でまあ良しとするという理屈は無くはないとは思います。ただまあ何ですな、本来は社債買入でリスクプレミアム縮小→社債発行の活発化→企業金融環境の緩和というパスがこの社債買入の目的である筈ですが、肝心の社債発行が電力債ストップ特需によるスプレッド低下なのか買入効果なのかが良く判らん所ではあります。つーかもうちょっと3年とか2年とかの社債が新規に出てくると「ほら効果があったでしょ」とドヤ顔が出来る所なのですが、今の状況でそんなに資金需要が強い訳でも無いし、大体からして2年とか3年出す位なら長期出すかCPで繋ぐかでしょうからその辺の「目に見える」
効果を見せにくい所が微妙な所ではございます。

○ECB総裁会見より

今回は最初から最後まで結構真面目に読んでみた(が例によって端折る)。

[外部リンク] statement to the press conference (with Q&A)
Mario Draghi, President of the ECB,
Vitor Constancio, Vice-President of the ECB,
Frankfurt am Main, 8 December 2011

まずは説明部分。

・利下げの理由は経済見通しとな

説明部分の第1パラグラフ。

『Based on its regular economic and monetary analyses, the Governing Council
decided to lower the key ECB interest rates by 25 basis points, following the
25 basis point decrease on 3 November 2011.』

今月も利下げしましたお!
『Inflation is likely to stay above 2% for several months to come, before declining to below 2%. The intensified financial market tensions are continuing to dampen economic activity in the euro area and the outlook remains subject to high uncertainty and substantial downside risks.』

インフレは今後数か月の間は2%越え(今は3%でしたっけ)を続けるがその後は2%以下に低下するでしょう。金融市場の緊張が継続しており、ユーロエリアの経済活動を阻害し、先行きの見通しは引き続き不確実性が高く、相当な下振れリスクがあります。

『In such an environment, cost, wage and price pressures in the euro area should remain modest over the policy-relevant horizon. At the same time, the underlying pace of monetary expansion remains moderate. Overall, it is essential for monetary policy to maintain price stability over the medium term, thereby ensuring a firm anchoring of inflation expectations in the euro area in line with our aim of maintaining inflation rates below, but close to, 2% over the medium term. Such anchoring is a prerequisite for monetary policy to make its contribution towards supporting economic growth and job creation in the euro area.』

このような状況において、ユーロ圏におけるコストや賃金や物価の上昇圧力は金融政策で見通しをする期間中緩やかなものになり、同時にマネタリーの拡大も引き続き緩やかなものになるでしょう。全体としては中期的に物価の安定は確保され、ユーロ圏のインフレ期待も中期的に2%をわずかに下回るというECBの目標に沿ってアンカーされるでしょう。このアンカーはECBの金融政策にとって求められているものです。

・流動性供給は「ユーロ圏の銀行の流動性を確保するため」

『In its continued efforts to support the liquidity situation of euro area banks, and following the coordinated central bank action on 30 November 2011 to provide liquidity to the global financial system, the Governing Council today also decided to adopt further non-standard measures. These measures should ensure enhanced access of the banking sector to liquidity and facilitate the functioning of the euro area money market. They are expected to support the provision of credit to households and non-financial corporations. In this context, the Governing Council decided:』

ということで、後でQ&Aの所に出てくるのですが、この辺のロジックがかなり明快で、
「利下げは経済見通しによるもの」「流動性供給はユーロ圏金融市場の緊張に対応するもの」ときっちりと話を分けているのがECBクオリティでございます。

・今回の流動性供給措置は良く考えると結構なサービス内容なのですが・・・・・

以下詳細である。

『First, to conduct two longer-term refinancing operations (LTROs) with a maturity of 36 months and the option of early repayment after one year. The operations will be conducted as fixed rate tender procedures with full allotment. The rate in these operations will be fixed at the average rate of the main refinancing operations over the life of the respective operation. Interest will be paid when the respective operation matures. The first operation will be allotted on 21 December 2011 and will replace the 12-month LTRO announced on 6 October 2011.』

何と36か月物の固定金利フルアロットメントオペの実施とは太っ腹。と思ったら更に太っ腹な事に、このオペは1年後に途中で返済することも可能という設定。このため従来の12か月物固定オペがこのオペに置き換わるのですけれども、これまたこの先にあるのですが、EUとかの経済見通しって2013年までしか出ていないのですけれども、今回のオペは36か月で実施ですから経済見通し期間以上のオペを実施という事です罠。

まあ先ほど申し上げましたように、こちらは経済見通しによるものではなく、金融市場の緊張緩和の為のオペであること、適用金利は固定と言いましても正確には「期間中のMRO適用金利の平均値」なので途中で利上げがあったらその分は反映されるという面はありますが、それにしても3年オペって中々大胆ではございます。


『Second, to increase collateral availability by reducing the rating threshold for certain asset-backed securities (ABS). In addition to the ABS that are already eligible for Eurosystem operations, ABS having a second best rating of at least “single A” in the Eurosystem harmonised credit scale at issuance, and at all times subsequently, and the underlying assets of which comprise residential mortgages and loans to small and medium-sized enterprises, will be eligible for use as collateral in Eurosystem credit operations. Moreover, national central banks will be allowed, as a temporary solution, to accept as collateral additional performing credit claims (namely bank loans) that satisfy specific eligibility criteria. The responsibility entailed in the acceptance of such credit claims will be borne by the national central bank authorising their use. These measures will take effect as soon as the relevant legal acts have been published.』

2番目が担保基準の緩和。ABSに関しては2番目に高い格付けがシングルA相当のものまで担保適格となるように緩和され、住宅ローンや中小企業向けローンの証券化商品についてもECBの担保適格になる(この辺に関してはそもそもの担保基準をあたくし不勉強にしてちゃんと理解していないので読み間違えているかもしれませんので念のため)。それから「バンクローン」と言われるものも適格担保になるという話のようです。まあ緩和しているんでしょ。

『Third, to reduce the reserve ratio, which is currently 2%, to 1%. This will free up collateral and support money market activity. As a consequence of the full allotment policy applied in the ECB’s main refinancing operations and the way banks are using this option, the system of reserve requirements is not needed to the same extent as under normal circumstances to steer money market conditions. This measure will take effect as of the maintenance period starting on 18 January 2012.』

2012年1月18日からの積み期間以降の準備預金率を2%から1%に引き下げて、担保繰りを楽にしますよという話。まあもともとECBは準備率が他の主要国中銀と比べて高めになっていて無駄に準備預金を積ませている(ので逆に預金ファシリティーとかが昔からあった)というイメージがあったので、まあこれはこれでほほーという感じですが、ここの部分を見ても欧州金融市場では「レートの前にアベイラビリティ」という雰囲気になっているんでしょうなあと思うのでありました。もし担保繰りに余裕がある(今の日本のように)という事でしたらば、別に準備率下げてもはあはあそうですかで終了してしまう(どちらかと言えば「それよりも所要準備にも付利して欲しいですお」とか言い出しそう)のでして、これが対策となるという時点でアレなものを感じるのでございました。

『Fourth, to discontinue for the time being, as of the maintenance period starting on 14 December 2011, the fine-tuning operations carried out on the last day of each maintenance period. This is a technical measure to support money market activity.』

4番目はテクニカルな話でして、積み最終日に実施している調整吸収オペレーションを行いませんですお!という話ですが、これを行わない事によって理屈の上では積み最終まで粘れば預金ファシリティ金利までインターバンクの翌日物金利が低下するよという話になりますので、まあこれは市場が正常化してきた時には効果が出るかもしれませんねという感じでしょうか。
 

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