FPeye エフピーアイ
ホーム プライバシー・ポリシー サイトマップ お問い合わせ ブックマーク
サービスのご案内 コンテンツのご案内 会社のご案内 入会のご案内 入会のお申込み



 
コード・銘柄名・証券会社・キーワードなどから関連記事が検索できます。
 
個別株シストレ〜トランプ式投資術
今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)
日経225先物マーケットプロファイル
データベース
レーティング一覧
過去のSQ値一覧


やぶのマーケットコメント
ディーリングコンパス
レーティング  [ レーティング基準 ]
ロングターム
裏街エレジー(割り切り系の銘柄や裏事情など)
ウィークリーレポート


エディターズROOM
レッスンページ
リンク集
FPeyeの歩き方
解約申請フォーム


 (無料会員様専用)
無料メルマガの設定が出来ます。

無料IDの取得はコチラから
※無料メルマガ配信開始!!
 
 (有料会員様専用)
株価の閲覧や有料会員様専用メルマガの設定が出来ます。
 
株式用語・経済用語検索 new
 
株用語のが検索できます。
 
上場企業一覧集

更新
自動更新 あり なし
お知らせ音 あり なし
※ COOKIEを有効にして下さい。



北浜の本社ビル1Fに証券カフェバー
Cafe FPeye がOPENしました。

北浜の証券カフェバー「Cafe FPeye(カフェ エフピーアイ)」
弊社代表取締役   藤ノ井俊樹 著
"実践的"投資研究家 盛岩外四 著
FXチャート自由自在
好評発売中!
ビンボー万歳!
むらやん(村上直樹):著
サガー・ジロー:イラスト

好評発売中!
弊社投資アドバイザー 泉 雅浩
コードワン投資研究所 緒方史法 著

でっかく儲かる! 資源株のすべて
好評発売中!
  弊社代表取締役 藤ノ井俊樹 著
個人投資家のための信用取引自由自在藤ノ井俊樹 著「個人投資家のための信用取引自由自在」
好評発売中!
無料銘柄相談 受付中!   無料銘柄相談
受付中!
  弊社代表 藤ノ井俊樹の「ロング・ショート戦略で自由自在 株式トレード必勝セミナー」
DVDがパンローリング社から発売になりました。
FPeye エフピーアイ 株情報のモバイルサイト モバイルサイト
金融商品仲介業のフォーキャストパートナーズ
金融商品仲介業のフォーキャストパートナーズ
 
「ストップ高」直撃ブログ
専業デイトレーダーむらやんのトレード日記。日々の取引履歴と資産残高を毎日公開している注目ブログです。
カブ知恵
雑誌等でおなじみの藤井英敏が、豊富な人脈を生かして「カブ知恵」だからこその新鮮な株式情報をお送りしています。まずは、カブ知恵HPへアクセス!!

今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)

表示件数
日付範囲 日 〜
タイトル   AND  OR 
本  文   AND  OR 
  

全部で 14件 の記事があります。(表示:1−14)


お題「市場雑談少々/逆さ絵先生のFOMCプレコンQ&Aから少々」   2013/12/30(月)08:40:57  
  http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013122902000105.html
「安倍政権の暴走止める」 都知事選 宇都宮氏が出馬表明
 2013年12月29日 朝刊

国政を変えるとか特定秘密保護法がとか言いましてもあのすいません都政の話は
どうなってるんでしょという所で、そういう身内向けの話で盛り上がっちゃうから
代々木関連の皆さん所は支持が一時的に拡大しても持続しないで階級政党のままで
国民政党にならないのですがねえ。しかも誰向けの階級なのかも判らんし。

しかしこちらの身内向けの話は凄いというか何というかで年の瀬に強力電波キタコレ。

[外部リンク] 03:07

最初の方から色々とクラクラ来るのだが、最後の締めがもう何かね。

『心ある日本人が「嫌米」にならぬようケネディ駐日大使はぜひ、靖国神社に
お参りいただきたい。』(上記URLより)

えーっとこの前ケリー国務長官がですなあ・・・・・・・・・・

元々そういう傾向はあるものの、最近は右や左の旦那様が身内向け主張で盛り上がって
先鋭化するという傾向が強くなっているような希ガス。

・・・・・・・などという柄にもない雑談は兎も角としまして。


○市場雑談メモ

・MB目標達成で着地ですかそうですか

まあ既に読めている話ですが記念に備忘メモ。

27日速報
[外部リンク] 1,063,600

30日予想
[外部リンク] +6,800

ということで、当座預金残高が107兆円で着地という見込みになりまして、26日時点で
当座預金残高106.4兆円でMB200.3兆円になっている(というのは今時点での日銀トップページに
表示されている数値)のですが、この数値から当座預金が6000億円程度拡大して、銀行券が
9000億円程度増発(というのは上記速報と予想の数値を拾って合計)しているので、末残の
MB着地が大体202兆円という事になりまして目出度くMB目標達成ですな、うんうん。


・1月の短国買入は2兆円×5ですかそうですか

金曜のオペオファー
[外部リンク] 20,000 2014年1月6日 
国債買入(残存期間5年超10年以下) 4,000 2014年1月6日 
国債買入(残存期間10年超) 2,000 2014年1月6日 
共通担保資金供給(全店)<固定金利方式> 8,000 2014年1月6日 2014年4月2日

輪番は予想通りの実施で、固定オペはロールなのですが、短国買入がいきなり年初渡しで
入るというのがほほうという感じです。

1月は国債発行と日銀保有の短国償還などの要因で盛大に資金不足になるので、その分に
対応して短国買入のペースが上がるとは予想されていたのですが、アタクシ的には8日の
資金不足にぶつけて6日に短国買入一発目を実施するのかと思ったのですが、年始早々の
受渡で短国買入2兆円打ち込み。

その結果年始スタートのレポとか短国とかの金利はきっちり低下でござるの巻と相成り
まして、1月からの短国買入攻撃で短国市場がまたピャーとなってしまうのを年末から
見せられるという大変に夢の無い事案が発生しておりますが(--)、これは1月の
短国買入が2兆円×5となるようで、さて1月中にどの程度短国金利が沈むのやらという
話ですな。まあ2.5兆円×5だったらもっと悶絶するので2兆円でぶーたれても
シャーナイナイなのですけどね。


○CPIキタコレとか関連世間話

[外部リンク] 12月 27日 12:36 JST 

『[東京 27日 ロイター] -総務省が27日発表した11月の全国消費者物価指数
(生鮮食品を除く、コアCPI)は100.7となり前年同月比で1.2%上昇した。
6カ月連続で前年を上回り5年ぶりに1%台に乗せた。振れの大きい食料(酒類を除く)や
エネルギーを除いた指数は、前年比0.6%のプラスで15年3カ月ぶりの上昇となった。
円安とエネルギー価格の上昇を背景に、値上げがテレビやパソコン、缶詰など幅広い品目に
波及しつつある。来春以降は消費税の引き上げも物価上昇要因となりそうだ。』(上記URLより)

ということで+1.2%ですよ来ましたねえ〜という所ですが、何かどう見てもコストプッシュで
これって本当に国民厚生的にグッドインフレーションなのかよと盛大にツッコミをしたい所では
ありますし、物価に関しても目先上昇は鈍化の見込みとはなりそうなのですが、消費税増税で
とりあえず表面上の物価は更に上昇するという形になりますので、この流れで物価観が変わると
なりますと正しく期待の転換とかなり兼ねないのがオソロシス。

ま、その前に実質所得低下の方が先に影響してあばばばばーとか、物価が上昇するのに所得の
増加が追いつかなくてそもそも2%インフレ目標ケシカランとかそんなお洒落な事態になる
ような気もせんでも無いですが、何はともあれ日銀の中ではまたまた「ESPフォーキャストに
また勝った」ということで提灯行列が執り行われていたのではないか(ウソ)と存じます次第で
年始からも黒田総裁のドヤ顔講演が全力で見られることでしょう。

・・・・・・・・・という状況の中で早期追加緩和とかどこからどう考えてもあり得ない話でございますし、
まあこの前ヘコヘコ計算しましたように、追加緩和のようなものをという話になるとすれば、
来年のMB拡大において「その他」の部分の積み上げがかなり難しい訳ですよね。

ちなみに先日は一応「その他」で15兆拡大という計算でも死ねるという結果が出た訳ですけれども、
実際問題として4月4日の声明文で出していたポンチ絵によりますと2014年末のMBは270兆円で出して
おりましたので、多分アレを出しているという事は本来的に言えば来年末はMB270兆円になるように
事務方は努力してくると思いますので、その場合「その他」で20兆円拡大というオソロシスな事態に
なるので今の市場環境だとかなーり厳しいのですよ。

なので、この調子の市場環境が継続という事であれば、短国買入が回らなくなる(札割れかマイナス金利か)
可能性が高く、そうなるとマリーアントワネットよろしく(違)短国が買えないのなら長国を買えば
いいじゃないとなる可能性が高い、とまあそういう予想になり、つまりはこれが技術的要因による
追加緩和みたいなもんになるでしょうとなるのです。

ただし、これは「今の市場環境」を前提としておりますので、まさかの物価目標達成が見えてきましたよ
とかいう話になると、当然ながら貸出支援の最大3年固定金利とか急に掴み金モードになりますし、その
時にここぞとばかりに1年固定金利オペ(今は基本3か月で実施)をバンバン打てばバンバン札が入って
しまう可能性もあるので、今の時点では予想として「短期オペが行かなくなるので長国買入が拡大される
でしょう」というのは順当なのですけれども、だからと言ってそれに張るのもご注意あれという事ですな。


○FOMCバーナンキ会見ネタである

[外部リンク] of Chairman Bernanke’s Press Conference December 18, 2013

まあ当然ながら今回はTaperingと利上げに関する今後のスケジュールがどうなのとかその手の質疑が
連発するのですが・・・・・・・・・・・・・

・基本的なスケジュール感ですが

最初から2番目の質問から。

『STEVE LIESMAN. Steve Liesman, CNBC. Mr. Chairman, thank you. When you say “similar moderate
steps going forward,” is $10 billion an increment that people should anticipate? And is equal
amounts of mortgage-backed securities and Treasuries also what one should anticipate? Finally,
when you say “well past” the unemployment rate of 6-1/2 percent, why not pick a number? Why say
“well past”? Thank you.』

説明によると毎回100億ドルでUSTとモーゲージを半分づつ縮小するという風に聞こえますけどそれで良いの
でしょうかというのと、今回フォワードガイダンスに追加された「失業率が6.5%に達しても実質ゼロ金利
政策は暫く継続する」という部分ですが何で具体的な数値(失業率スレッショルドの数値変更という意味
ですな)を出さないで定性的な言い方にしたのでしょうか、という質問で最初の所で良くまとまっている
質問なので丁度良いですな。

逆さ絵先生曰く。

『CHAIRMAN BERNANKE. Sure. On the first issue of $10 billion, again, we say we are going to
take further modest steps subsequently, so that would be the general range. But again, I want
to emphasize that we are going to be data-dependent. We could stop purchases if the economy
disappoints. We could pick them up somewhat if the economy is stronger.1』

最初の質問でも「今後の買入拡大規模縮小ペースはデータディペンデント」という話をしておりまして、
ここでもその話をまず行っています。で、ワロタのは質疑応答で初めて見た脚注。

『1 The Chairman meant to say: “We could stop the reductions in the pace of purchases if the
economy disappoints. We could reduce the pace of purchases somewhat more quickly if the economy
is stronger.”』

思いっ切り逆さ絵先生逆に言っていたので脚注が入っておりますな。この応答って長かったのでツッコミが
飛ばずにこの後推移したのですが(^^)、まあこれは聞いている方も勝手に脳内補正して聞く話。

でまあその続き。

『In terms of MBS versus Treasuries, we discussed that issue. I think that the general sense of
the Committee was that equal reductions, or approximately equal reductions, was the simpler way
to do this. It obviously doesn’t make a great deal of difference in the end to how much we hold.
So that was going to be our strategy.』

USTとMBSを同規模で減らすのはシンプルで結構という事なのですが、従来資産買入の保有額が重要みたいな
話をしていたのに「It obviously doesn’t make a great deal of difference in the end to how much we hold. 」
ってナンジャソラという所ですが、さらに後の方でもっとナンジャソラな話が資産買入に関して出てくるので
乞うご期待。

『On the issue of another number, the unemployment rate-let’s talk first about the labor market
condition. The unemployment rate is a good indicator of the labor market. It’s probably the best
single indicator that we have. And so we were comfortable setting a 6.5 percent unemployment rate
as the point at which we would begin to look at a more broad set of labor market indicators.
However, precisely because we don’t want to look just at the unemployment rate, we want to-once
we get to 6-1/2-we want to look at hiring, quits, vacancies, participation, long-term unemployment,
et cetera, wages. We couldn’t put it in terms of another unemployment rate level, specifically.』

ああだこうだと言ってますが、要するに失業率だけではなく労働市場に関しては他の指標なども総合判断
しますよという話ですな。

『So, I expect there will be some time past the 6-1/2 percent before all of the other variables
that we’ll be looking at will line up in a way that will give us confidence that the labor market
is strong enough to withstand the beginning of increases in rates.』

で、6.5%になっても現在の金利政策が継続しますよという事に関してですが、「I expect」という言い方を
しておりまして、FOMCのコミットメントでも何でも無くて、単に今時点での予想であることについては
注意しておかないと後で足元掬われると思うのですが、どうもこう雨国株式市場辺りにおかれましては
ヒャッハー状態になっているのがワケワカランっつーか昔からこの手の目先凌ぎの説明に(何度梯子外されても)
素直にヒャッハーと乗るのが雨公の面白いといえば面白い所ですな。

『The SEP, the Survey of Economic Projections, which were distributed, obviously that’s individual
assessments and not the Committee’s collective view.』

でまあSEPを見ても6.5%到達と利上げ予想時期にズレがありますよねという話が続くのですが、それに
してもその最初に「SEPは皆さんの個人的見解を示したものでFOMCとして纏めて決定した見解では
ありません」とかいやその通りではあるのですが何という身も蓋も無い話。

『But nevertheless, it gives you some sense of current expectations about the length of time.
The SEP shows that the 6.5 percent is expected by a large number of people to be reached about
at the end of next year, end of 2014. And then the first rate increases, according to the so-called
dots chart, take place near the end of 2015.』

SEPでの集計を説明してます。

『So that’s the order of the magnitude, I think, that people are currently expecting, but again
I emphasize that it will depend on our being persuaded that-over, across a broad range of indicators-
the labor market is sufficiently strong that we could begin to withdraw accommodation.』

ということで、6.5%になっても利上げしませんというのはあくまでも「現在の予想」なのですよね〜。


・資産買入は「補完的なツール」とな

ちょっとワープしまして14ページ辺りから始まる質疑応答。

『JASON LANGE. Jason Lange with Reuters. Chairman Bernanke, today, with one hand, you’re giving
the economy something by telling us that or signaling that you may keep interest rates lower for
longer than we previously thought. But with the other hand, you’re taking something away by reducing
the large-scale asset purchases. If you think that, overall, this is maintaining the level of
monetary accommodation steady, is that a sign that the decision to reduce the asset purchases
is relatively less about an improved outlook for the economy and perhaps more about the concern
that the asset purchases are less effective or might be fueling bubbles? Thank you.』

今回Taperingを開始した背景には資産買入が経済を改善する効果が弱く、一方でアセットバブルの発生の
ような警戒をしたという事でしょうかというLSAPのプロコン的質問キタコレなのですが・・・・・・・・

『CHAIRMAN BERNANKE. Well, as I said before, asset purchases are a supplementary tool. Our main tool
is interest rate policy.』

まあこの前辺りからこういう説明しておりましたけど、全力でLSAPは補完的ツールで金利政策がメインの
ツールってQE2とは何だったのかという話は華麗にスルーするこのスタンスに痺れます。

『The reason that asset purchases are a supplementary tool is because it’s a much less familiar tool.
We have less ability to calibrate how big the effects are, for example.』

資産買入の効果についての計測が難しいそうですが、高度な計算式によって当座預金残高を80兆円だかに
すると2%達成とか言っていた師匠とかマッカラムルールガーとか言ってる皆さんご覧になっていますかあ。

『And it’s also true that, as the balance sheet of the Federal Reserve gets large, managing that
balance sheet, exiting from that balance sheet become more difficult.』

(;∀;)イイハナシタ゛ナー

『And there are concerns about effects on asset prices, although, I would have to say that’s
another thing that future monetary economists will want to be looking at very carefully.』

ほほう。

『So, our view was-in September 2012-was that we had interest rates already low, and they were expected to
stay low for a good long time. The economy, though, was faltering. We needed an additional boost.』

2012年9月は経済がふらついていたので追加のブーストをしたと。

『And so we brought in the asset purchase program again. We put in a specific objective, which is
substantial improvement in the outlook for the labor market.』

追加資産買入は労働市場の見通しの顕著な改善を目指す為に投下したというのは良いのですけれども、その
資産買入が何をどうするとそういう効果になるのかの説明を完全にスルーしているのがお洒落というか面の
皮が厚いというか・・・・・・・・

『Our sense was once that intermediate objective was attained-that is, when the economy had grown
and was moving forward-that, at that point, we could begin to wind down the secondary tool, the
supplementary tool, and achieve essentially the same amount of accommodation using interest rates
and forward guidance.』

で、その労働市場の見通しの顕著な改善という意味では、その経済が回復をし、先行きも回復傾向が続く見通し
でもあることから、中間目標が達成されて、買入拡大ペースの縮小に着手できるようになったという判断に
なったのですよという話で、またまた「資産買入はセカンダリーツール」とか資産買入で勝負しているジャパンに
喧嘩売っとるのかという所ですな。

で、この後まだ続くのですが、資産買入拡大ペースの縮小というのは金融政策のタイトニングではなく、今後も
著しい緩和拡大をしているのですよ、というのをウダウダと説明していて、まあ他の質疑でもそんな感じなの
ですけれども「タイトニングではない」をやたら強調して、Taperingを「金利の」正常化政策と分断しようという
逆さ絵先生の意図はよく判りましたという所で。まあ引用だけしておく。

『And so, I do want to reiterate that this is not intended to be a tightening. We don’t think that
there’s an inflation problem or anything like that. On the one hand, asset purchases are still going
to be continuing, we’re still going to be building our balance sheet. The total amount of assets
that we acquire are probably more than was-certainly more than what was expected in September 2012
or in June 2013. So we’ll have a very substantial balance sheet, which we’ll continue to hold.』

ここまでがバランスシートの話。

『And now we’ve also clarified our guidance that we will be keeping rates low well past unemployment
of 6.5 percent. So we’re trying here to get a high level of accommodation. It is true that the
purchases are-we view as supplementary to the interest rate policy. But, again, the action today
is intended to keep the level of accommodation more or less the same overall and enough to push
the economy forward.』

フォワードガイダンスを強化しましたよという話と改めて今回の政策でも緩和拡大しているよという話ですな。


#その他ネタについてはまた後ほど♪
 


今朝のどらめもん   2013/12/27(金)08:03:02  
    
サーバートラブルでご迷惑をおかけします
[外部リンク]
 


お題「来年は短国オペが厳しくなるリスクありとな/総裁講演はドヤ顔モードと気合モードが更に強化」   2013/12/26(木)07:58:52  
  成長戦略国会とは何だったのか
[外部リンク]
2013/12/26 2:05 情報元 日本経済新聞 電子版

つまりアレですね、いわゆる一つのやるやる(銃声)。

#話は違うが日米地位協定の見直しキタコレと思ったら犯罪人引渡じゃなくて環境分野ってナンジャソラ

○来年のMB目標達成に必要な「短国買入」残高をてきとうに計算してみるの巻

昨日は来年末までに買入を行う中長期国債の額についててきとうに計算してみました(なお本人は結構ちゃんと計算した積りですが内容に関しては無担保無保証無利子でございますので念の為申し添えます)けれども、物は試しに短期市場注目(というか戦々恐々)の短国買入はどうなりますねんというのを計算してみた。一応計算過程を書いてみたので誰でも計算可能です(ト゛ヤァ)・・・・って実は単に自分の計算過程を後で検証したいから書いているだけなのですが(^^)


・そもそもの前提条件

[外部リンク] 43,755,889,688

一方で11月末の短国保有明細から出てくる数値が27兆6853億円でしたので、差分が16兆円となるのですが、短国保有明細の方の注記にありますように、この差分は「対政府取引等」となります。

[外部リンク] (2013年11月)

こちらのストックの数値にある

政府短期証券引受残高 (1)8,500
割引短期国債借換引受残高 (2)152,386

(1)政府短期証券の引受残高。引受の累計額から償還分を控除したもの。額面金額ベース。
(2)長期国債・割引短期国債の借換のための割引短期国債の引受残高。借換引受の累計額から償還分等を控除したもの。額面金額ベース。

が同じく16兆円ということで、めでたく突合するのですが(当たり前)、この額は基本的に項番2の償還乗換という事になりますして、でまあその額が11月末現在15.2兆円。償還乗換の額は会計年度で出していて、償還分は基本的に1年物割引短期国債を引き受けているのですが、直近各年度の償還乗換額は・・・・・・・

平成24年度が16.7兆円
[外部リンク] でですね、来年の償還乗換なのですが・・・・・・・

平成26年度が11.1兆円
[外部リンク] 固定金利オペの残高は例えば上田八木短資さんの集計を見ますと・・・・・・
[外部リンク] 貸出支援基金は結局9兆円程度で着地していまして、こちらに関してはそもそも4月の見通しから4兆円下振れの結果になっていのですが、この残高がどの程度来年伸びるのかも不確定要素の世界です。


ちなみに、固定金利オペに関してはまあ中々伸びるという訳にも行かないでしょうが、もしかして本当の本当に物価が上昇してQQE大勝利という思惑が出てきた場合は、当然ながら将来の金利先高観という話になりますので、この場合貸出支援基金での固定金利貸出が盛大に伸びる(つーてそもそも貸出が伸びていないと枠がががの世界だが)可能性はあります。


・ということで足し算引き算

つーことで、結論としては来年末の短国買入の残高には相当の幅を見る必要はあるのですが、とりあえず言えるのは「その他」で稼がないといけない10兆円から20兆円(というのも相当に幅のある話だが)の数字ですが、

MB拡大「その他」部分の増分=(短国買入の拡大額)+(銀行券増発額)+(ETF買入拡大額)+(貸出支援基金の増加分)▲(償還乗換のFB市中消化増発分)▲(固定金利オペの減少分)

概ねこの数字になる筈です。(間違っていたらご指摘プリーズ)

MB拡大に必要な額を間の15兆円で見ると、15兆円のうちETFで1兆円の残高拡大があって、まあ銀行券がそんなに莫大にはぶれないので精々1兆円とか2兆円の世界ですので両方合わせて2兆円程度。貸出支援基金が今年並みで6兆と置くと8兆円そこで稼げるのですが、何せ固定金利がドカドカ落ちるリスクが有り、固定金利が7兆落ち(もっと落ちるかも)で見て、償還乗換の分は半分FB増発として償還乗換要因2兆円とすると、結局短国買入以外の要因はチャラとかいう計算になってしまいます。

となりますと結局の所MB拡大に必要な「その他」分って短国で稼がざるを得なくなりますので、今年末の買入オペ残の24兆円に15兆円オンした場合39兆円という数字になりまして、短国買入が全部新発3か月で回ったとすると13週間で割って週に3兆円の買入が必要とかいうオソロシスな状態になります。

これがどの位オソロシスかと言いますと、週に2兆円の買入を1か月コンスタントに実施すると、今年の11月のように月初0.08%台だった短国の利回りが月末に0.04%台に低下するという位の破壊力でありますので、本当に週3兆円の3か月間コンスタント買入をしたらあっという間にマイナス金利が見えて来そうな市場破壊力を持っていると思われます。つーか札割れするんじゃないですかねえ。

ただまあ銘柄別買入残高を見て頂くと判るのですが、何気に1年物の短国も毎回5000億円から1兆円前後入っているので、その分が滞留するともう少し楽になりますが、そうは言ってもMB拡大に必要な部分は残高増やす話になりますので、短国買入の方でオペが回らなくなるリスクというのは結構ありますよね来年は、というのが結論でした。


・となりますと・・・・・・・・

「その他」部分での10兆円〜20兆円のMB拡大が困難になりますな、という話になりますと、現在の政策建付けから考えてMB拡大必須ですからして、じゃあ他の所でMB拡大しないといけませんねという話になります罠となります。その場合は結局の所で増やせるものと言えばどう見ても長期国債です本当にありがとうございました。という事になる可能性もございますよね、ただし今の話って相当幅のある話ですから内容は無利子無担保無保証無催促ですので念の為という事で。


#うーむ簡単にするつもりがゴテゴテになって読みにくいですねすいませんすいません


○総裁講演はまたまた自信満々モード

総裁経団連で講演の巻
[外部リンク] ──

『日本銀行は、早期のデフレ脱却を目指し、本年4月に「量的・質的金融緩和」を導入しました。本日は、今年の締めくくりに当たって、やや中長期的な観点から、わが国経済の歩みを振り返りつつ、デフレ脱却によってどのような経済・社会を目指していくのかについて、私の考え方を申し述べたいと思います。』

と大きく出ましたが、デフレが長期化するとデフレ均衡になるので云々の話がここぞとばかりに説明されていて、まあ最近はQQEの説明でマネーを増やすことの定量的な話はすっかりスルーとなり定性的な「期待の転換」の方に説明の重点を置いているのが良く判ります。まあ相手が経団連だからさらに気合だ気合だハッスルハッスルという話なのかもしれませんが。


・デフレ均衡キタコレ

冒頭部分の次の小見出しが『2.デフレの問題』という所でして、結構その部分ああだこうだと説明しているのですが華麗にスルーしまして(すいません)この項の結論部分をば。

『以上のように、デフレが長引くもとで、わが国の経済・社会システムは、物価が上がらないことを前提とした仕組みが定着していきました。先ほども申し上げた通り、個々の経済主体は合理的に行動しており、行動様式を変えるインセンティブを持たないという意味で、このデフレの状態は、ある種の均衡状態にあります。これが、「デフレ均衡」とも呼ばれる所以です。』

デフレ均衡キタコレ!!!ですがきさらぎ会の時は「デフレは、それが長く続くことにより、克服するのが一層難しい課題となっていきました。」(これはきさらぎ会での総裁講演から)という説明をしていましたが、今回の講演ではそこの表現を一歩踏み込んで「デフレ均衡」という言葉を使っているのがマニア的にはほっほーと思いましたです、はい。

『デフレ均衡は安定しているからこそ、長期化し、克服するのがますます難しくなってきたと言えます。しかし、このような均衡状態は、いつまでも続けられるものではありません。何より、新たなビジネスを創造していく企業の積極的なチャレンジがなければ、日本経済の長期的な発展は望めません。日本経済の将来のために、出来るだけ早くデフレから脱却し、「縮小均衡」を「拡大均衡」に転換していくことが必要なのです。』


・ドヤ顔キタコレ

で、その次の小見出しが『3.「量的・質的金融緩和」の考え方──「期待」の抜本的転換』なのですが、そこの冒頭読んでて思わず胡麻麦茶吹いてしまいましたすいませんすいません。

『それでは、どのようにすれば、デフレから脱却できるのでしょうか。これに対する日本銀行の答えが、本年4月に導入した「量的・質的金融緩和」に他なりません。』

どう見てもドヤ顔満艦飾です本当にありがとうございました。この辺の自信満々っぷりは俊ちゃんを彷彿させるというか何というか(^^)。


・つーことで説明が全力で「期待の転換」になっとる訳で

その続き。

『先ほど申し上げたように、デフレ問題の本質は、「物価が上がらない」ことを前提に行動することが、企業や家計にとって合理的となっている点にあります。こうした「デフレ均衡」から抜け出すためには、「物価が緩やかに上昇する」ことを前提に行動する方が、より合理的な選択となるような経済環境に転換する必要があります。』

ふむ。

『「合成の誤謬」によるデフレのもとでは、一社だけで価格や賃金の引き上げを実施することは不利益になりますが、多くの企業が同時に価格や賃金の引き上げを行えば、経済全体にプラスに働く訳ですから、政策当局としては、そのように人々のマインドセットを転換できるような大胆な政策を打ち出さなければなりません。要するに、「デフレ均衡」下のゲームのルールを打ち破る必要があるのです。』

おまいら(聴衆は経団連)がインフレ目標を信じてその通りに行動してくれないと期待が転換せんのじゃヴォケと言っているような気がしないでも無いですが、とにかく期待の転換を説法して回っているということでありますな、うんうん。

『そのために、日本銀行は、消費者物価上昇率2%という「物価安定の目標」を、2年程度の期間を念頭に置いて、できるだけ早期に実現すると、強く明確にコミットしました。あわせて、こうした強く明確なコミットメントを裏打ちするために、量・質ともに従来とは次元の異なった大胆な金融緩和を行うことにしました(図表11)。』

『さらに、この「量的・質的金融緩和」は、2%の目標を安定的に持続するために必要な時点まで、継続することを約束しています。その過程においては、経済・物価情勢について上下双方向のリスク要因を点検し、必要な調整を行うこととしています。日本銀行は、2%の「物価安定の目標」の実現に対して、全面的にコミットしているのです。』

ということでコミットとか2年とかそういうアピールに余念がないのですが、今回は前回のきさらぎ会で説明していた「長期化するデフレからの脱却には短期間でのシフトが必要」というような説明が若干弱い気がしますな。先ほど「デフレ均衡」という話をして、「均衡を破る」という話はしているのですから、その異次元には「短期間で行うのが重要」という部分の説明ももうちょっと加えても良かったんじゃないかと思うのですけどね。大体からして「短期間で遷移するんですよ皆さん大丈夫ですかオラオラオラ」という感じにしないとマインドセットが中々変わらんちゃいますかねえ。


・思いっきり「期待の転換」の話が続いていますが・・・・・・・・

ちょっと飛ばしてその先。

『「量的・質的金融緩和」は、様々な波及経路を想定していますが、日本銀行のこれまでの金融緩和政策や、海外の主要中央銀行で実施されている金融緩和政策と大きく異なるのは、「期待の転換」を特に重視している点です。「量的・質的金融緩和」は、強く明確なコミットメントとそれを裏打ちする異次元の金融緩和によって、市場や経済主体の期待を抜本的に転換し、インフレ予想を直接的に引き上げることを目指しています。インフレ予想が高まり、「先行き物価が上がっていく」との認識が定着すれば、実質金利の低下やポートフォリオ・リバランスといったチャネルに伴う景気刺激効果も強化されます。』

ということで、もう思いっきり波及経路が「期待の転換」経由になっていまして、定量的な話が無いという大変に素敵な政策ルートですが、この先の方で「ではインフレ期待が上昇するルートとは何ぞや」という説明があるのですが年末でネタが枯渇するリスクを勘案して(というのはウソで単に時間の問題)続きはネタが無かったら明日投下します。

まあ結論としますと、今回の講演もどう見ても自信満々という内容でありまして、一方であの金融経済月報や声明文の先行き見通し謎のヘッジクローズてんこもりは何なんだと?????感を強める年の瀬なのでありました。
 


お題「金融経済月報(概要)のトーンと総裁会見のトーンが違うように見える件について/その他少々」   2013/12/25(水)08:04:52  
  ほう雨金利2.98%ですか。つーか中期の方が気になりますがね。
[外部リンク] 2013/12/25 04:39 JST


○国債発行計画

キタコレ
[外部リンク] および平成26年度における国債買入消却への対応に関する件

『平成26年度中に償還期限の到来する本行保有国債(以下「償還期限到来国債」という。)の借換えのための引受け(以下「借換引受け」という。)にかかる取扱いについて、「対政府取引に関する基本要領」(平成11年3月26日決定)2.の規定に基づき、償還期限到来国債のうち、利付国債額面総額11兆1,000億円について、割引短期国債をもって、借換引受けを行うこと。』

『平成26年度中に財政投融資特別会計が国債整理基金特別会計を通じて行う財政投融資特別会計国債の買入消却において、本行保有国債に関し、次のとおり取扱うこと。

(1) 本行保有国債額面総額2,000億円を上限に、現金を対価として買入消却に応じ得る扱いとすること。
(2) (1)の国債買入消却への対応方針に基づき、「平成26年度において財政投融資特別会計が行う買入消却に現金を対価として応じるための国債売却実施要領」を別紙のとおり制定すること。』

ということですが、来年は麿時代の包括緩和(懐かしいね)の名残で日銀保有国債の償還が11月末の日銀保有残高ベースで計算すると額面で25.54兆円ありまして(あと12月に輪番で買う残存1年以内2200億円(うち1100億円はオペ実施済)のうち年内償還物以外の部分が加わります)、これを全部償還乗換すると今年はウハウハですけれども来年になると乗換分の償還が来てあじゃぱーになりますので、まあ償還乗換はほぼ前年並みにして平準化したんですな分かります。

あと、国債整理基金による日銀保有国債買入が2000億円ですがこれは前年度並みですな。

ちなみに本年度はこうなっていました。(本年度分は予算の遅れがあったので1月29日公表)
[外部リンク] #詳しい人教えてジェネラル


○金融経済月報概要も謎のヘッジクローズ状態

[外部リンク] 『わが国の景気は、緩やかに回復している。』(今回)
『わが国の景気は、緩やかに回復している。』(前回)

ということで総括判断は同じでして、以下項目別に関しては声明文での表現と同じなのでめんどいからそのまま比較引用。

『海外経済は、一部に緩慢な動きもみられているが、全体として緩やかに持ち直している。そうしたもとで、輸出は持ち直し傾向にある。設備投資は、企業収益が改善するなかで、持ち直している。公共投資は増加を続けており、住宅投資も増加している。個人消費は、雇用・所得環境が改善するなかで、引き続き底堅く推移している。以上の内外需要を反映して、鉱工業生産は緩やかに増加している。企業の業況感は、広がりを伴いつつ改善を続けている。』(今回)

『海外経済は、一部に緩慢な動きもみられているが、全体として緩やかに持ち直している。そうしたもとで、輸出は持ち直し傾向にある。設備投資は、企業収益が改善するなかで、持ち直している。公共投資は増加を続けており、住宅投資も増加している。個人消費は、雇用・所得環境に改善の動きがみられるなかで、引き続き底堅く推移している。以上の内外需要を反映して、鉱工業生産は緩やかに増加している。』(前回)

変化した点は声明文と同様で、雇用所得環境の判断を前進させたことと、短観を受けた表現の部分で企業の業況感について「広がりを伴いつつ」という威勢の良い文言が入っていることです。


・先行き見通しはやはり微妙なヘッジ文言が入る

『先行きのわが国経済は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要とその反動の影響を受けつつも、基調的には緩やかな回復を続けていくとみられる。』(今回)
『先行きのわが国経済は、緩やかな回復を続けていくとみられる。』(前回)

というのは声明文にもありました通りですが、まあこうやって比較すると今回の表現がだいぶ見苦しくなっているのが良く判りますわという所でして、以下項目別展開は声明文に無いので良く確認しませう。

『輸出は、海外経済の持ち直しなどを背景に、緩やかに増加していくと考えられる。』(今回)
『輸出は、海外経済の持ち直しなどを背景に、緩やかに増加していくと考えられる。』(前回)

輸出と海外経済は変わらずと。

『国内需要については、公共投資は、当面増加傾向をたどったあと、高水準で横ばい圏内の動きとなっていくとみられる。設備投資は、企業収益が改善を続けるなかで、緩やかな増加基調をたどると予想される。』(今回)

『国内需要については、公共投資や住宅投資は増加傾向を続けるとみられる。設備投資は、企業収益が改善を続けるなかで、緩やかな増加基調をたどると予想される。』(前回)

公共投資に関しては「当面」増加傾向をたどったあと高水準で横ばい圏内という何か微妙な説明になっていまして、水準は高いけど前年比の伸びは止まるという事でしょうかよくわかりません><;

設備投資に関しては見通し同じで、住宅投資については次の個人消費の方に移っていますので次。

『個人消費や住宅投資は、振れを伴いつつも、基調的には、雇用・所得環境の改善などに支えられて、底堅く推移するとみられる。』(今回)
『個人消費も、雇用・所得環境の改善に支えられて、引き続き底堅く推移するとみられる。』(前回)

基本的に文章が長くなっている時というのは碌なもんじゃないのですが、今回はご覧のように「振れを伴いつつ」という消費税増税を意識したんですかねえという部分があり、さらに「基調的には」というヘッジクローズも入るという書き方になっています。

あと気になったのは今回は「雇用・所得環境の改善など」と謎の「など」が入っている事でして、これは何ですねんという所で駆け込み需要の事でも言いたいのですかよくわかりません(本文読んでもイマイチ判らなかった)。

『こうしたもとで、鉱工業生産は緩やかな増加基調をたどると考えられる。』(今回)
『こうしたもとで、鉱工業生産は緩やかな増加を続けると考えられる。』(前回)

生産に関しても増加「基調」とここでヘッジクローズ文言が入るという有様でして、いやまあ消費税増税の影響について書いてみましたという事なのかもしれませんが、この次にネタにする総裁会見でございますが、会見の方では総裁様におかれましてはQQEはもうウハウハで物価安定目標に向けて順風満帆ですわウェーハッハッハという威勢の良い話を連発しているようにしか見えないので、このやたら「当面」「基調」「など」とかのヘッジクローズが目立つ概要が出てくるのが全くもってイメージに合わないので違和感がががががという所でありまする。


・不確実性に関する部分は同じ

これは声明文と同様。

『この間、世界経済を巡る不確実性は引き続き大きい。』(今回)
『この間、世界経済を巡る不確実性は引き続き大きい。』(前回)


・物価に関する謎部分は謎のまま+さらに謎

『物価の現状について、国内企業物価を3か月前比でみると、国際商品市況や為替相場の動きなどを背景に、緩やかに上昇している。消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、1%程度となっている。予想物価上昇率は、全体として上昇しているとみられる』(今回)

『物価の現状について、国内企業物価を3か月前比でみると、国際商品市況や為替相場の動きを背景に、緩やかに上昇している。消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、0%台後半となっている。予想物価上昇率は、全体として上昇しているとみられる。』(前回)

声明文では消費者物価の事しか書いていないので国内企業物価に関してはこちらで読めるのですが、ここでも国内企業物価に関して謎の「など」というのが入っていますがこれは何でしょうか消費税増税に向けた値上げとかを意味しているのでしょうか??

『物価の先行きについてみると、国内企業物価は、当面、緩やかな上昇を続けるとみられる。消費者物価の前年比は、当面、プラス幅を拡大するとみられる。』(今回)

『物価の先行きについてみると、国内企業物価は、国際商品市況の動きを反映して、当面、上昇幅が縮小するとみられる。消費者物価の前年比は、プラス幅を次第に拡大していくとみられる。』(前回)

ということで国内企業物価の見通しは強くなっていまして、消費者物価の「当面」はこちらにも入っていますが、本文読んでもこのまんましか書いていないので結局この「当面」とは何ぞねというのは謎のままです。

なお、ここに該当する話で昨日声明文英文比較をしたのをご紹介しましたが、ドメドメのアタクシは「is likely to rise for the time being」と「is likely to rise gradually」のニュアンス差がワカランチ会長だったので詳しそうな人をとっ捕まえて聞いたら、前者(12月声明文)の方が上昇するというニュアンスが弱くなっていて、これ「当面」で示される時間の概念というよりは上昇角度の概念じゃネーノという説明を賜りましたが、アタクシが聞いた人による説明につきそれが本当に本当かの保証は致しかねますので念のため申し添えます(アタクシの備忘で書いておきますです、はい)。


・金融環境では企業の資金繰りの部分が判断前進キタコレ!

『わが国の金融環境は、緩和した状態にある。』(今回)
『わが国の金融環境は、緩和した状態にある。』(前回)

から先のファイナンシャルコンディションに関しては、基本的に現状に関するデータを基にした説明になっているので、前回比の変化と言ってもそれは数値とかで出ている話なので基本はスルーなのですが、今回はおーという変化がががが。

『企業の資金繰りは、改善した状態にある。』(今回)
『企業の資金繰りは、総じてみれば、改善した状態にある。』(前回)

ということで、キタコレという話ですが、まあこれは短観の資金繰り判断DIの変化なんかを受けてやっと言い切り型にしましたねという所です。

ただまあ全体的なトーンを見ますと、前半の経済物価に関する部分で色々とヘッジ文言が入っていて、なぜこのタイミングでヒョコヒョコとヘッジクローズが入ったのよという謎展開な月報(ただし概要)でございましたという所です。


○総裁会見:ニュースヘッドラインは微妙にハトっぽく流されていましたが・・・・・・・・・

総裁会見である。
[外部リンク]

短観の評価は強いですな。

『先行きのわが国経済については、消費税率引上げに伴う駆け込み需要とその反動の影響を受けつつも、基調的には緩やかな回復を続けていくとみられます。物価面では、消費者物価の前年比は、当面、プラス幅を拡大し、年内には+1%を若干上回る可能性が高いとみています。』

>年内には+1%を若干上回る可能性が高いとみています
>年内には+1%を若干上回る可能性が高いとみています
>年内には+1%を若干上回る可能性が高いとみています

(;∀;)イイハナシタ゛ナー

『以上のように、「量的・質的金融緩和」のもとで、実体経済や金融市場、人々のマインドや期待など、好転の動きが幅広くみられており、わが国経済は2%の「物価安定の目標」の実現に向けた道筋を順調に辿っています。』

ということで今回も平常運転の強気モードなのですが、何せベンダーは追加緩和ネタでヒャッハーとやりたいもんですからどうもそっちの方ばかりヘッドラインに出てくるというバイアスが掛かっていて敵わんですな。


・QQEの中間レビューも当然自信満々

1年間を振り返ってどうですかという質問に対してもお約束の答えです。

『(答) ご指摘のように、私が3月に日銀総裁に就任した後、日本銀行は4月早々に、デフレからの脱却を早期に実現するために従来の金融緩和政策とは量的にも質的にも異なったいわゆる異次元の金融緩和である「量的・質的金融緩和」を決定し、その後着実に実行してまいりました。8か月ぐらい経ったところですが、これまでの経済・物価の動向をみると、私どもが想定していた線に沿って、経済は着実に回復し、物価上昇率も消費者物価(除く生鮮食品)でみて6月にプラスに転じた後、10月には+0.9%までプラス幅を拡大してきています。そうした意味で、これまでの経済・物価の動向は極めて順調に「量的・質的金融緩和」が想定している動きとなっていると思いますので、来年も引き続き、「量的・質的金融緩和」をしっかり実施していきたいと思っています。』

どう見ても自信満々です本当にカムサハムニダ。


・来年のポイントは輸出、設備投資、賃金とな

今回の質疑応答って特に経済物価情勢に関する質問に対する答えがいつもよりも長めに見える(厳密には確認していないのでイメージ)のですが、ただまあその内容を見ると基本的に自信満々でもう凄いでしょという話をしたがっているような雰囲気なんですけどね。

ということで来年のポイントに関する質問に対する答え(途中から引用します)。

『2番目の2014年に向けた課題については、経済関係者の方々も、政府の経済政策の担当者の方々もおっしゃっていますように、いくつかポイントがあると思いますが、輸出と設備投資が1つのポイントになると思います。』

ほう。

『最近の動向をみると、世界経済の持ち直しがだんだん明確になってくるにつれて、輸出も少しずつ緩やかに持ち直してきていますので、今後、世界経済が回復していくにつれて、輸出も緩やかに増加していくと思います。設備投資は、足許では全般的に持ち直していますが、製造業の大企業ではやや弱く、輸出がこれまで予想よりやや弱めに出ていたということも影響しているかもしれませんので、その関連で、設備投資がどう伸びていくかがポイントです。』

『先行指標である機械受注等は、今後、製造業を含めて設備投資が増えていくことを示しているので、私自身はそれほど心配していません。』

キタコレ!

『いずれにせよ輸出との関連もあって設備投資の動向をどうみるかということが1つのポイントであり、今後の日本経済の成長が続いていく上で、有力な助けになるであろうと思っています。』

で、次が賃金。

『もう1つは賃金の問題です。ご案内の通り、雇用情勢は改善しており、失業率も有効求人倍率もリーマンショック前の水準までほとんど戻っています。このように雇用情勢は改善しているのですが、所定外賃金やボーナスは大きく伸びている一方、所定内賃金がなかなか伸びていません。日本では、特に所定内賃金のベースアップなどについては「春闘」という形で春先に労使の交渉が行われることが慣行になっていますので、それを注視しています。』

ふむふむ。

『様々な指標からみると、ベースアップも含めて所定内賃金はプラスになっていくと思っていますが、それがどの程度のプラスになるのか、全体として雇用そして雇用者所得がどの程度伸びていくかが、非常に重要なポイントであると思います。私どもとしては、雇用者所得の伸びは次第に高まっていくとみていますが、いずれにしても「政・労・使」の動きも含めて、名目賃金がどう上昇していくか注目しております。』

とのことです。


・消費税に関して

消費税増税の駆け込みと反動に関する質問ですが、これもまた説明が長いので途中から引用します。基本的に住宅投資と個人消費が増税の駆け込みと反動の影響が大きいという説明をしまして・・・・・・

『全体として、住宅投資が比較的順調に伸びている背景には、むしろ金融緩和の状況等の様々な要因があり、10月以降の反動減はそれほど大きくないようです。もちろん今後、3月まで何らかの形で動きがあり得るとは思いますが、むしろ住宅投資自体が趨勢的に伸びているように感じます。』

ほっほー。

『個人消費については、耐久財と非耐久財があります。耐久財については、ある程度駆け込みが起きている可能性はありますが、その辺りはもう少しよくみていかなければならないと思っています。また過去の色々な例等をみても、非耐久財は、本当に間際に駆け込みが起きるので、もう少し先にならないと分からないと思います。』

ほうほうそれでそれで?

『いずれにしても、その動向は注視していかなければならないと思いますが、反動減によって4〜6月の成長率がかなり低下する可能性は十分あるものの、駆け込みと反動減はいわばそれ自体として相殺されるので、むしろ重要なことは、その後、消費税負担が増えたことによる個人消費に対する影響がどの程度あるかということです。この点については、多くの研究ではそれほど大きくないように言われていますが、その辺りはよく注視していく必要があると思っています。』

注視していくとは言ってますが、駆け込みと反動減はそれ自体として相殺とあっさり味で纏めていますな。まあ見通しは堅調ということです。


・追加緩和に関する質問

2つほどあったのですが、どちらも「消費税の反動でコケたらどうしますねん」という感じでして、またまた答えが長いので途中から。

『いずれにせよ、駆け込みが非常に大きければ、確かに、反動減も大きくなりますが、住宅については、政府が様々な対応策を採っていることもあってか、あまり大きな駆け込みもないようです。耐久消費財のうち、自動車についても、一定の対応策が採られていますので、駆け込みはそれほど大きくないかもしれません。何がしかの駆け込みはあろうと思いますので、その反動減として4〜6月に落ち込むことは予想しておいた方がいいとは思いますが、今の時点では、もう少し、駆け込みと反動減がどの程度になるかを注視していかなければならないと思っています。この点については、今回の公表文でも触れていますが、今の時点で何か大きな問題が起きるとは思っていません。』

その後の別の質問では4-6の落ち込みを見て判断するのかその前に判断するのかという質問でして・・・・・・

『(答) 常に申し上げていますが、金融政策決定会合は毎月開催され、毎回経済・物価情勢を点検し、金融政策を決定しています。公表文にもある通り、常に上下双方向のリスクを点検し、必要に応じて調整を行うという点には全く変わりはありません。』

とまあ言ってるのですが・・・・・・・・

『ただ、先程申し上げたように、駆け込みと反動減その他の動きがあることは、一定程度予想しています。そのもとでも基調的に潜在成長率をかなり上回る成長が続いて、GDPギャップが次第に縮小しいずれプラスになっていくということであり、2%の「物価安定の目標」の実現に向かって、着実に──もちろん一本調子ではなく一定の振れは伴うと思いますが──進んでいくという見通しには全く変わりがありません。』

うーん何という自信満々。


・金融政策運営に関して:オープンエンドですとな

これは良い質疑。

『(問) 先程の質問に少し重なるのですが、名古屋でのご講演で図表をみせながら、「来年末に270兆円で終わるものではない」とおっしゃいました。あれは、外国人に誤解があるということですが、2%を目指すオープンエンドであることが理解されていないと、オープンエンドですよと、そういう意味でのメッセージだったと理解してよいでしょうか。』

『(答) はい、そうです。これは、4月4日に「量的・質的金融緩和」を決定した時から、「『量的・質的金融緩和』は、2%の『物価安定の目標』の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで継続する。その際、経済・物価情勢について上下双方向のリスク要因を点検し、必要な調整を行う」と言っており、今、申し上げた点には全く変わりがありません。』

とは言いましても、実際問題としては「2年で達成」と言っていますので、本来は政策が目論見通りに進展すれば2年程度で買入の拡大は終了方向になる訳で、そもそも論として「期日を決めたターゲット政策」をしている中で「オープンエンドの金融緩和」というのはその時点で相互矛盾しているんですよね。変に広げたこの風呂敷どう畳む事になるのやら(ニヤニヤ)。


・金融政策運営に関して:長期国債買入

何か最近妙に来年の月間買入額が減るので云々というのがネタになりますが、んなの保有明細が公表されているんだから足し算割り算で計算できるじゃんと思うのですけど・・・・・・・・・・

『(問) 「量的・質的金融緩和」のディレクティブにおける「長期国債について、保有残高が年間約50兆円に相当するペースで増加」という部分に関連してお聞きしたいのですが、今、日銀の保有する国債の残存年限が長くなっていることに伴い償還が来年以降減るため、「このディレクティブ通りにやっていると、フローベースの購入額が減るのではないか」という議論がマーケットでされています。そういったマーケットトークは意味のないものだと日銀はご認識されていると側聞していますが、そうは言ってもフローベースの購入額が減ることには何がしかの意味があるとも言えると思います。その辺りはどのようにお考えでしょうか。また、この政策では国債のストックベースの積み上がりに主たる意味があるのであって、フローベースは副次的なものだと捉えておられるのか、ご所見をお聞かせ下さい。』

で、そのお答え。

『(答) この点については、以前から何度も申し上げていますが、日本銀行は、「長期国債の保有残高が年間約50兆円に相当するペースで増加するよう買入れを行う」ということであり、実際の買入れ額については、日銀の保有する国債の償還額や金融市場の動向などを踏まえて弾力的に運用することとしており、ある程度幅を持ってみる必要があるわけです。現在の買入れのペースが大きく変わるとは考えていません。』

つーことで「大きく変わるとは考えていません」とはゆうとりますが、あくまでもディレクティブは「年間約50兆円の長国保有残高拡大」であり「買い入れる国債の平均残存年限は7年程度」であるという極めてその通りの話をしているのでして・・・・・・・・・

『後段のご質問は、アカデミックなご質問だと思いますが、おそらく金融論の学者の方に聞かれると、「当然ストックに意味があって、フローは全く意味がない」とおっしゃると思います。理論モデルのどれをみてもそうなっているわけです。私どもはアカデミクスではありませんので、皆さんのおっしゃることをよく聞いて対応していきますが、ストックが重要であるということは、学者の方のおっしゃる通りではあるとは思っています。』

>ストックが重要であるということは、学者の方のおっしゃる通りではあるとは思っています
>ストックが重要であるということは、学者の方のおっしゃる通りではあるとは思っています
>ストックが重要であるということは、学者の方のおっしゃる通りではあるとは思っています

まあそういうことですな。



○おまけ:ちなみに今計算するとこうなる筈

[外部リンク]
 


今朝のどらめもん   2013/12/24(火)08:16:45  
  サーバートラブルでご迷惑をおかけします
[外部リンク]
 


今朝のどらめもん   2013/12/20(金)08:03:39  
  サーバートラブルでご迷惑をおかけします
[外部リンク]
 


今朝のどらめもん   2013/12/19(木)08:03:26  
  サーバートラブルでご迷惑をおかけします
[外部リンク]
 


今朝のどらめもん   2013/12/18(水)08:01:43  
  サーバートラブルでご迷惑をおかけします
[外部リンク]
 


お題「短観とオペ関連と当座預金関連の雑談でおじゃる」   2013/12/17(火)08:03:51  
  何と申しますか甚だ論評致しかねますなこりゃ。
[外部リンク] 12月14日(土)22時17分配信


○短観である

[外部リンク]          (9月時点)     (12月時点)
         現状→12月予測    現状→3月予測
製造業大企業   +12→+11    +16→+14 
製造業中堅企業   0→+2       +6→+3        
製造業中小企業  ▲9→▲5       +1→▲1

非製造業大企業   +14→+14   +20→+17
非製造業中堅企業  +8→+7     +11→+10
非製造業中小企業  ▲1→▲2      +4→+1

何と9月に引き続きで達成状況という意味では全セクターに渡って9月時点での見通しを上振れて推移するわ、全セクターの現状判断DIがプラスに転換するわと引き続きの強い結果となりまして、先行き見通しは下がっていますなというのはありますけど、9月の時も概ね同様の傾向がありまして先行きの改善はあまり見ていなかったという図になっておりますので、ベース水準が上昇したからそらまあ先行き見通しは足元対比下がる罠と。

まあしかし何ですな、今回の3月予測の数値をみると全てのセクターにおいて3月予測の数値が9月時点の現状判断、先行き判断DIよりも上な訳ですから、まあ若干頭打ち感はあるかも知れんが水準自体悪くなる雰囲気じゃないですな。


・雇用判断DI

          (9月時点)      (12月時点)
          現状→12月予測     現状→3月予測
製造業大企業  +4→+4       +3→+3
製造業中堅企業 +4→+3       +0→+1
製造業中小企業 +6→+2       +0→▲2

非製造業大企業   ▲7→▲9      ▲11→▲11
非製造業中堅企業  ▲11→▲14    ▲13→▲14
非製造業中小企業  ▲13→▲16    ▲19→▲21

毎度の事なのですが業況感の改善ほど改善していないですな。前回の予測対比で見た場合に状況改善しているとは言うもののこんなもんですかねえ・・・・・・・・


・想定為替レート

(参考)事業計画の前提となっている想定為替レート(大企業・製造業)

(円/ト゛ル)   2011年度全体(上期)(下期) 2012年度全体(上期)(下期)

2012年12月調査   -     -   -    78.90   79.09  78.73

(円/ト゛ル)   2012年度全体(上期)(下期) 2013年度全体(上期)(下期)
2013年3月調査   80.56   79.15  81.94   85.22   85.10  85.33
2013年6月調査   82.21   79.25  85.11   91.20   91.25  91.16
2013年9月調査    -    -    -    94.45   94.77  94.14
2013年12月調査   -    -     -    96.78   97.60  95.97

古いのは12月の以外割愛してみましたが、まあこんなもんですかそうですか。


・価格判断DI

9月短観からしらっと投下された物件ですが、『2.需給・在庫・価格判断』にございますな。

販売価格判断(「上昇」-「下落」)

        (9月時点)         (12月時点)
        現状→12月予測     現状→3月予測
製造業大企業  ▲2→▲3        ▲4→▲3
製造業中小企業 ▲10→▲6       ▲7→▲5

非製造業大企業  +1→+2      +1→+3
非製造業中小企業 ▲7→▲4      ▲5→▲2


仕入価格判断(「上昇」-「下落」)

         (9月時点)         (12月時点)
         現状→12月予測      現状→3月予測
製造業大企業  +22→+22       +21→+20
製造業中小企業 +36→+45       +37→+44


・・・・・・・・・えーっとですな、こういうのをコストプッシュというのではないでしょうかと思うのですけれども、まあアンケートなので基本的にこの辺は仕入の方は実際よりも高めの数字が出て販売の方は実際よりも低めの数字が出てくるだろうなあ(答える人たちの心理を考えると)と思われますので実際にここまでなのかというのは???ではある(だったら業況判断がそこまで上がるか??と思う訳で)のですが、ただまあ販売価格判断DIが前回の予測指数程の改善を示していないのは頭打ち感が漂う気がするのは気のせいですかそうですか。


・金融商品取引業の業況判断DIェ・・・・・・・

毎度お馴染み金融商品取引業業況判断DIですが。

          (9月時点)       (12月時点)
         現状→12月予測     現状→3月予測
金融商品取引業 +39→+50     +68→+64

前回は企業規模別産業別計数で前回対比最大のDI悪化(28悪化)を示した金融商品取引業ですが、今回はまた華麗に上昇とかワロスワロスなのですが、何かのフラグにしか見えないのは実は6月短観の時もDIが現状判断+67で先行き見通しDIが+60と、まるで今回と同じような水準になっていることでございまして、このジンクスが再発すると3月短観では全業種中最悪の落ち込みを金融商品取引業が華麗に示すのではないかとか変なフラグに気が付いてしまいましたorzorz


・資金繰り判断DI

そういや資金繰り判断DIで前回までDIマイナスだった中小企業が遂にプラス転換しましたというのは(;∀;)イイハナシタ゛ナーなのでしょうかね。


なお、一応真面目な話もしますと、設備投資計画は下方修正になっているけれども、これはいつもの仕様でして、グラフの方(貼れないので本チャンを見てちょ)を見ますとまあ無茶苦茶良いという程では無いですが、別に悪い数字でも無く巡航速度で推移という感じに見えますな。どうも価格判断の所が怪しげなのですが、別に悲観する数字でもないでしょという所ですよね。



○市場雑談

・輪番見送りとな

昨日のオペオファー
[外部リンク] 5,000 2013年12月19日

・・・・・・・・・・・ということで、昨日は輪番オペのオファーが行われなくて瞬間先物が20銭位下がるという日銀オペの依存度の高い債券市場らしい堂々の反応を示したのですが、短国買入もそうなのですが、MBの中間目標達成や国債買入残高積み上げに楽勝感が漂う状況になった所でオペのペースがちと鈍ったというかゴール前に調整してますなというか、目標達成が見えてきた営業担当者が来期に向けての隠し玉を温存すべく貯金モードに入ってきたというか、まあそんな感じがしますなあっはっは。

そんだったら何でまた11月に短国の需給を結構逼迫させる買入するねんとか思う訳ですが、そもそも論と致しまして日銀金融市場局におかれましてやれと言われているのは「MBを年間60兆円から70兆円程度拡大する」「長期国債残高を年間50兆円程度拡大する」「なお購入する長期国債の平均残存年限は6年から8年辺りで着地させる」というモノでありまして、そらまあ杓子定規に適用して市場が荒れてしまうと困ります、というか市場から文句が大量に出て収拾がつかなくなりますからというのが正しいでしょうけれども、それなりに市場に配慮するでしょうけれども、そもそも論として与えられているマンデートからしますと、それ以上に何でもかんでも配慮する訳ではありませんぞなもしという話になるんでしょ、よー知らんけど。

まあ今までのMB着地のさせ方を見ていると、月次で前月より大きくMBが落ちこむ事は無いようにするというのは把握しましたが、その結果として短国の買入規模がイマイチ落ち着きませんなあとかいうのがありますけれども、長期国債に関しても来年は来年で償還額+残高拡大目標額というのがあるので、概ねそれを月割りして買いましょうとかそういう話になるんでしょうなとは思います。その額自体は計算すればほぼほぼ判る(基本的には今持っている銘柄のうち償還来るものを計算して、あとは来年実施する1年以内対象の輪番がどの位歩留まりになるのかをこの1年の買入結果を見れば大体想定できますが、基本的に1年以内の買入はそんなに多くないので誤差の範囲内と想定する)のでまあてめえら計算しろやという話ですかね。

ただまあ以前出した5月30日バージョンの「当面の長期国債買入の運営について」というのは特段取り消しの刑になっていないということですから、足元で生きている格好になりますので、一応回数とか額とかを従来のペースからいじるのであれば何らかのアナウンスをするか、それとも5月30日のはありゃ無しねというアナウンスをするかした方が変な思惑を呼ばないと思います。

ちなみにこれが5月30日バージョン
[外部リンク] 7,918 4,600 0.043 0.067 75.0

前回のCP買入は12月5日オファー分で、同じく5000億円の買入予定だったのですが、落札利回りは0.077%/0.072%という結果でして、今回は0.067%/0.043%ですかそうですか相変わらず低いですなあという結果ですし、応札は前回が11,688億円だったので4000億円近く減ってやがりますし、まあ順当な結果ではあるのですがうーむこのという所で。

ま、そんなこんなで新発CP利回りも特に年末越えの高格付け銘柄では相変わらずの低さで推移して、GCとか微妙に高めで短国のレートはオペ減額効果でサガランチ会長になっている中で貫録の低位安定となっているとか見事な状況になっておりますな、日銀効果恐るべし。



・業態別当座預金残高

[外部リンク] #まあ表計算ソフトなどの無いPCで作業していたあたくしがこのせいで表計算ソフトを仕入れる破目になったからという個人的事情を反映しているだけという気もしますけど

ということでそちらにあるZIPから表計算ソフトに落として数値を拝見します。

(1)証券というコーナーが追加されてますな

カテゴリーで『その他の当座預金取引先』の中に『うち証券』というコーナーが出来ていますな。このカテゴリーって主に証券と短資になると思いますので残りが概ね短資ですかそうですか。

(2)11月積み期間の平残は減っていますが11月末残はきっちりと前月比増加なのですね

基本的にいつも平残の数字を見るのですが、ふと気が付いて末残見たら計ったように(というか着地を計ってオペをやっているのですが)前月対比の当座預金残高が拡大するような形になっているんですね。

(3)超過準備が順調に増えているのは大手行と外銀と信託とな

平残の数字の方を見ますと、大体最近の傾向としてはそんな感じですかね。平残ベースだと11月は前月比減少になっているので減少している所あり増加している所有りなのですが、まあ大体この銀行業態のうち地銀などではなく主に大手行と外銀、信託の所で超過準備を稼いでいる形。

でまあ12月は四半期恒例の中長期国債償還月でもありますので、12月積み期間での業態別当座預金残高がどのように推移するのか、というのが注目される所ですがそれが出るのは1月16日ですので乞うご期待。


#などとうだうだ書いていたらプロッサー講演ネタをやる時間が微妙に無くなってしまったので昨日の続きはパスでございますすいませんすいません(まあ布団の魔力が悪いのですがががが)
 


今朝のどらめもん   2013/12/16(月)08:02:01  
  サーバートラブルでご迷惑をおかけします
[外部リンク]
 


お題「オペ関連雑談/ブラード総裁講演ネタの続き(遅くてスイマセン)」   2013/12/13(金)11:09:01  
  13日の金曜日でメジャーSQですかそうですか・・・・・・・・・・・・

○市場雑談メモ

・3M入札

[外部リンク] 99円98銭3厘5毛 (募入最高利回り)(0.0614%)
(4)募入最低価格における案分比率 49.7830%
(5)募入平均価格 99円98銭3厘6毛 (募入平均利回り)(0.0610%)

つーことで前場引けが6bpのオファーでしたから順当な結果で、上にも突っ込まず下にも流れずということで、前日の2Mが比較的確り目でその後も一部ショートカバーっぽい動きになったせいか流れるようなイメージでも無く、でも全部の札が5bp台に特攻するほど強くも無いというひじょーに普通の結果でしたな、うんうん。

昨日も申し上げましたが、需給が緩むから金利が上がるだろうとか皆さんが思っていると全員でそれに向けたポジションになってしまいますので思ったほど金利が上がらないとゆーありがちな展開になってはおりますが、だからと言いましてさすがに上に突っ込んでまで行くには日銀買入のパワーが足りません(まあこのパワー余っても困るが)というお話ですな。


・固定金利オペ按分とな

昨日のオペオファー
[外部リンク] 8,000 2013年12月16日 2014年3月17日

オペ結果
[外部リンク] 11,450 8,002 69.9

何と久々の按分となりまして、しかもこのオペは9月9日にオファーされた9/11〜12/16の折り返し分になるのですが、この時の落札が5050億円でしたので、何と今回共通担保オペ残高が3000億円も増えるという調節課もニッコリの展開。

何せ期間は3か月ですし、来年になればなったでまたまた短国買入は順調に積み上がって行くことになりますから、ど〜せ短期市場金利はアガランチ会長になると想定される訳でして、このオペの応札そのものに足元のGCが微妙に高めとかゆーのはあんまり関係ない気がするのですが、何か年末で市場ファンディングがしにくい共通担保のファンディングでもしようという事情でもあったのでしょうかねえ。相場観やGCの需給云々というのは関係ないでしょうから、その手のお家の事情系だとは思いますが良く判りません。

しかし固定金利オペなんぞドカドカ減るものというイメージで先行きのMB積み上げ予定を置いているでしょうからこれはニッコリですね。なお固定金利オペに関しては来年4月になりますと今年のQQE実施後の債券市場暴騰後の盛大な大暴落時にせっせと行った1年物シグナルオペの足が盛大にやって参りますので、ここでオペ残が落ちてその分MB積み上げを短国で穴埋めしないといけませんなあという素敵な展開が想定されるので、来年の4月以降がオモシロ展開の可能性がありますので念の為申し添えます。


・貸出支援オペ

[外部リンク]
成長基盤強化を支援するための資金供給 4,081,281,055
貸出増加を支援するための資金供給 4,031,500,000
合計 8,112,781,055 』

となっておりましたので、昨日の分を含めて貸出支援基金は9.2兆円となりまして、元々の13年末での見込みが13兆円で置いていましたので4兆円ショートとなりましたが、まあその辺は既に織り込み済みで短国買入の調整が行われているのでこれはこれという感じです。

この貸出支援基金は何せ3年までは固定金利の貸付可能となっておりますので、本当の本当に物価安定目標の達成が見えそうになってきた時にはそらもう金利上昇した所でウハウハですよ先生となりますので、実は景気絶賛拡大モードになるとニーズが大発生するという仕掛けになっていて、今のところは金利関係の皆さんど〜せ物価目標簡単に逝かないし従って金利もそんなにアガランチ会長でしょウェーハッハッハとなっていると思いますので、この基金残高も見込みを下回って推移しているのですが、実は出口をマジで意識するとかなーりオイチイオペなんですよね、うんうん。


ということで市場雑談と言いつつただのオペ雑談でごじゃりました(汗)。


○ブラード総裁の金融政策講演ネタの続き:慎重派ではあるがTaperingそのものには反対し無さそうですな

火曜にネタにした件の続きとか誠に申し訳ございませんが(汗)。

[外部リンク] Progress in Labor Markets』ってのが最初です。

『When the FOMC began the current asset purchase program, the stated goal was substantial improvement in labor market outcomes. Bullard noted that two key labor market indicators-unemployment and nonfarm payroll employment-have shown clear improvement over the past year. “Cumulative progress in labor market outcomes since September 2012 provides the most powerful part of the case for tapering,” he said.』

でまあ米債はこの辺に反応してたようですな。プレゼン資料の方を見ても概ね似たような感じのトーンのポンチ絵が展開されています。

『“To the extent that key labor market indicators continue to show cumulative improvement, the likelihood of tapering asset purchases will continue to rise,” Bullard said. “The Committee’s 2012 criterion of substantial improvement in labor markets gets easier and easier to satisfy on a cumulative basis as labor markets continue to heal.”』

どう見てもTapering開始容認です本当にありがとうございました。

『He noted that it is possible that the pace of labor market improvement will slow down in coming months or quarters. “For this reason the Committee also needs to assess whether progress made in labor markets will continue into the future,” he said. However, he added that recent labor market results seem to suggest that coming months will show continued labor market improvement.』

『“Based on labor market data alone, the probability of a reduction in the pace of asset purchases has increased,” Bullard said.』

ただま最後の所にありますように、「労働市場データ”単体”を見れば」と言っているのですよね・・・・・・


・低インフレの言及はあるのですが

次の小見出しが『Low Inflation』なのですが・・・・・・・・・・

『While labor market outcomes have been considerably better than those predicted at the time of the September 2012 decision, Bullard noted that inflation has surprised to the downside.』

キタコレ。

『“There is no widely accepted reason why inflation is running as low as it is in the face of extraordinarily accommodative policy from the Fed,” he said.』

プレゼンの方には書いてあるのですが、ここの文脈では「資産買入を拡大すると将来のいずれかの時点でインフレが爆発するリスクを高めるという指摘が多いですが・・・・・」というマクラがありまして、つまり資産買入拡大によるインフレ爆発リスクってそんなにありませんよね(=だからリスク認識でのTaperingという議論には与しない)という話にもなっています。

『“A small taper might recognize labor market improvement while still providing the Committee the opportunity to carefully monitor inflation during the first half of 2014,” Bullard said. “Should inflation not return toward target, the Committee could pause tapering at subsequent meetings,” he added.』

インフレの状況を見ながら慎重にTaperingを行うべきで、物価が戻らないようならTaperingを止めることも必要ですと。

つーことで何かごくごく普通の話をしておりまして、かつてブラード総裁はQE2実施の正当性を主張する際に「望ましくない水準の低インフレと低金利政策の長期化はデフレ均衡のリスクを高めるから、低金利政策の長期化よりも資産買入の拡大を行うべきである」という話をしていたのですが、今回のサマリーおよびプレゼン資料では惜しくもその辺の過去の話との整合性が取れていませんな。つーか買入拡大のし過ぎによる将来のインフレ爆発の弊害に関してそんなに大したことない(まあ現実問題として今の所そうなっているからブラードさんサプライズとか言っている訳ですが)というような文脈で話を展開しますと、かつてのQE2実施に向けた理論はナンダッタンダという事になるのですけれども、ブラード総裁って新たな視点を繰り出してくる時に過去との整合性を時々平然とネグるケースがあるように見えるのですな。

従来ピュアウォーター派という形での主張が目立っていて、しかもインフレの計測に関しても「コア指数でみるのは必ずしも正しくない(ヘッドラインが重要)」というような中々オモシロネタを投下しているブラード総裁なのですが、低インフレの状況をサプライズと言ってる割には小規模なTaperは容認というのはちょっとえーという感じなのですが、ピュアウォーターだったり理論的武闘派だったりのブラード総裁がこういう感じでTaper容認論を繰り出してくるというのは、恐らくFOMCでの議論がTapering待ったなしという感じになっているのではないかと思わせるのですがどうでしょうかね。


・フォワードガイダンス強化に関して

次の小見出しが『Changes to Forward Guidance』ですな。

『Bullard also addressed the “taper talk” this past June and September and the spillovers to forward guidance. He noted that in June and September, changes in perceived tapering scenarios led to large movements in key financial market variables. “Perhaps surprisingly, the perception of the expected path of the policy rate also changed sharply in response to these events-that is, tapering was clearly linked to forward guidance,” he added.』

前回のTaperingトークの時に市場の将来のFF金利の予想パスまで上昇したのがサプライジングリーであって、Taperと金利政策が一体として受け止められたのが問題でしたとな。

『“The Committee needs to either convince markets that the two tools are separate, or learn to live with the joint effects of tapering on both the pace of asset purchases and the perception of future policy rates,” Bullard said.』

でまあ資産買入と金利は独立であるということを認識させるべき、という話もこらまた多くのFED高官から言われていますが、そもそも資産買入の縮小に関してのトリガーが「労働市場の顕著な改善」であるところからして完全に独立して考えられる訳ねえだろヴォケという話でして、そういう点ではブラード総裁のこのロジックもちょっとどうかという感じはします。

もし完全に分離したかったら、もっと資産買入のメリットデメリット論の方に説明のスタンスを置いて、「資産買入のこれ以上の拡大を行っても限界的にあまり効かなくなっている」という話をした方が分離をしやすくなるのですが、そうまで言い切っていないので、結局の所フォワードガイダンスを強化したからと言ってFEDの思惑通りに展開するのかは正直出たところ菖蒲だと思う。

『“To clarify the independence of the asset purchase program from forward guidance, the Committee may consider changes to forward guidance,” he said, noting that the current guidance states that the FOMC will not raise rates as long as unemployment is above 6.5 percent and inflation remains below 2.5 percent.』

でどう改善するのでしょうかといいますと・・・・・・・・

『He discussed three possible options for altering forward guidance, including lowering the unemployment threshold. However, Bullard cautioned, this “puts the credibility of the thresholds approach at risk.” 』

『He said another option would be to establish an inflation floor at 1.5 percent, which would be symmetric with the current forward guidance on inflation and which could be helpful if inflation continues to behave in an unusual manner.』

『The third option would be to state verbally that the FOMC is unlikely to raise rates even after the 6.5 percent unemployment threshold is crossed, which Chairman Ben Bernanke has already done. This option is “less complicated and possibly just as effective,” Bullard said.』

ポンチ絵の方の22ページ目を見た方が分かりやすいと思いますので、そちらを見ればと思いますが、3つの可能性として(1)スレッショルドを変更する、(2)1.5%のインフレフロア値を設けて、それよりも低いインフレの際には利上げをしないと説明、(3)とりあえず口頭で「6.5%に失業率が下がっても利上げを自動的に実施するのではない」というのを繰り返し説明。というのを挙げています。

んでもって(1)に関しては一度作ったスレッショルドを変更するのは将来またスレッショルドが変更されるのではないかというような疑念を持たれるリスクが有り、コミットメント政策のクレディビリティーに悪影響を与えると割と否定的で、(2)については有用だと評価、(3)についてはより単純で多分効果があるでしょう、まあ逆さ絵おじさんが既に説明してるけどさ、という事でして、どうもあまりスレッショルドをややこしくするのはお好きではない模様。

しかしながら、市場は既に「Taperingにはフォワードガイダンスの強化がセット待ったなし」というクレクレモードになっておりますので、(3)の選択肢を選定するというのは実際にやったら米債市場があばばばばばーになってしまうような悪寒がするのだが大丈夫かとゆー気がする。

さすがにFOMCメンバーは市場のクレクレは認識していると思うので、もうちょっと何か出るでしょと思われて、まあ順当に(2)にするのか、それとも(3)の変化技でフォワードガイダンスの中に「6.5%に達しても直ぐに利上げするかどうかはその時の状況次第で、今は直ぐに利上げが必要とは想定していない」というような文言を思いっきり突っ込むかというような所になるんでしょうかね。スレッショルドの数値をいじるのは確かにコミットメントの信頼性というか堅確性に対する悪影響があると思うのでいじらないという意見が多そうな気がします。


・プレコンの定例化

最後の小見出しが『Press Conferences』である。

『Regarding Fed communications, Bullard repeated his call for press conferences to be held after every FOMC meeting instead of only some meetings. “Markets have suggested that meetings without press conferences are unlikely to be situations where the Committee can take important action,” Bullard noted.』

会見のあるFOMCと無いFOMCというのも宜しくないので毎回プレコンやれと。

『“The FOMC needs to keep its options open,” he said, adding that one way to do so is to include a press conference after every meeting. “A press conference at every meeting would likely improve Fed communications,” Bullard concluded.』

毎回実施するのがコミュニケーションの改善につながるという事ですが、現実問題としてはそれが逆にノイズになる可能性もあり(その点からすると黒田総裁の一貫した強気姿勢崩さずモードのオートリバースカセットテープ状態というのはコミュニケーション戦略として正しいと思うのよね)、どうなんでしょという所ですが、ブラード総裁的にはコミュニケーションで切り抜けるというイメージなのかも知れないというのが少々気になる所ではあります。

ま、いずれにせよ来週ですな来週。
 


お題「2M入札とか短期雑談/ECBは追加の具体的な手がなさそうな悪寒/その他少々」   2013/12/12(木)08:02:34  
  多分来年早々にも実施されるであろう出直し東京都知事選挙ですが誰が出るのかとか考えているうちに頭がクラクラしてきたのでこの際華麗に剛力彩芽候補でどうだと思ったが被選挙権がありませんな(ヤケクソ)。

○市場雑談(というか短期雑談)

・2M入札でございましたが

昨日は2M入札で今日は3M入札でございますな。

[外部リンク] 99円99銭1厘0毛 (募入最高利回り)(0.0619%)
(4)募入最低価格における案分比率 23.4566%
(5)募入平均価格 99円99銭1厘4毛 (募入平均利回り)(0.0592%)

ということで足切りは6bp台に乗ったには乗ったのですが、朝の時点ではもうちょっと安い所で決着するんじゃネーノという話でしたし、セカンダリーではショートカバーらしき動きもあって結局5bp台に入って終了の巻となっておりましたですな。

今回の2Mについてはそもそもが期落ちロール分じゃないし、どうせ短国買入に入らないだろうしという事でニーズどうなのという話もあったと思うのですが、やはり年末越える運用に関してはニーズがあるという所ですかね。

あとまあ良くありがちな話ではあるのですが、今月に関してはMB積み上げの着地から逆算すると短国買入が1兆円×4本程度になります罠という点が今月入って資金需給見込みとかを確認した時点でコンセンサスになっていましたので、短国買入が前月対比減る→短国の需給が前月対比緩和される→金利が上昇したら買おうじゃないのウッシッシ、とまあそういう事を誰もが考えますので、その結果としてその前に運用を抑えて金利が上昇したらさあ買いましょうという人が続出する結果として、思ったほど金利がアガランチ会長になるという楽しい展開になる。とまあそんな感じなんですかね、よー知らんけど。

ちなみに、今年の場合は年末年始の翌日物取引が実質1週間物となってしまいますが、資金不足の時代と違いまして今は資金はジャブジャブになっていますから最後の最後になると金利には低下圧力がかかりやすくなるという仕様になっておりますので、年末越えの余裕資金に関しては例年以上に前倒しで運用しておきたいというニーズがある一方で、逆に年内に期日が来る運用をして年末にその運用資金が戻って来ましても再投資リスクが高くなるという事ですから、年内モノに関しては運用ニーズが低いという傾向が例年よりも強くなっていると思われます。

まあその結果新発CPとか年内物の方が金利高かったりする(調達側もそんなに長いの要らないという状況でしょうし)というような例年ありがちな現象になっているようですが、今年は何せ当座預金残高積み上げ攻撃で付利金利よりも低い金利の短国やらCPというのが恒常現象化しておりますので、この傾向がちょっと目立つかなあなどと思うのでありました。



○ECBの次の手は難しいぞなという件(ドラギ総裁会見ネタの続き)

[外部リンク] 『Question: You said before that you briefly discussed the negative deposit rate, since when I have heard some voices here in this house saying that if you go into this negative territory, then, in parallel with a rate cut, both main interest rates will be lowered simultaneously with entry into this negative territory. So, my question is: did today’s decision about this include both decisions at the same time? Was there a discussion about a rate cut?(後半割愛)』

『Draghi: My answer to your first question is no, meaning that we had a brief discussion which was not in any great depth and did not touch on any technical aspect of this possible measure.(後半割愛)』

ということで、マイナス金利や利下げに関しては「ちょっとした議論はありましたが深い話はしておりませんぞなもし」という答えをしています。


・為替レートについてと議事要旨の公表の件

金利は下げたもののユーロは強くて物価に対してどう見ても低下圧力です本当にカムサハムニダという話になるのですが、為替介入せんのかという質問も飛んでいました。その質疑でミニッツの話もありましたのでまとめて引用。

『Question: I have got two questions for you. Number one, earlier this year you said you would update us with news on a potential release of minutes or summaries of your deliberations in the Governing Council. As you pointed out, this is the last meeting this year, and we still did not hear anything - or can you actually enlighten us on whether there has been a decision?』

というのが議事要旨公表の検討どうなってますねんという質問。

『My second question is: the ECB Governing Council members have cited a number of possible policy measures, including negative interest rates and quantitative easing, some of which would be seen as very extreme, especially in the context of the euro area. Nobody has ever mentioned the option of FOREX interventions though - does that mean that is not a tool the ECB would be ready to consider?』

あらゆる手段を用いる(キリッ)という話の中には為替介入がありませんがその点如何??という事ですな。

『Draghi: On the first question about the minutes, we have started working in the Executive Board and we are continuing to work. It is a very complex issue, it has many dimensions. The one that is most popular is whether the names or “who does what” ought to be there, and there are many other issues. Especially for an institution that never had minutes before. So, we are preparing our proposal for the Governing Council, which, by the way, has already discussed this issue to some extent today. We are moving forward. We are slightly late, and the delay is justified by the complexity of the issue, frankly.』

まあ何度か指摘されていますが、各国から来ている人たちの発言ということで、ミニッツ形式にしても誰が何を言ったのかが見え見えで、さらにそれが構成各国の利害と全体の利害をどう折り合いつけるのかという部分で政治的に物議を醸す可能性があるので難しいんじゃないですかねえ、とは思います。検討中です(キリッ)って下手な出前のような状態ですな。

『On the second point, you know what the policy of the ECB and the other major central banks is. Exchange rates are a matter of common concern. And they are not a policy target by the way. I have said this many times. So they are not a policy target. Our policy target is price stability in the medium term. However, the exchange rates are important for price stability, as we are seeing today, and for growth. So, we take this into account in our monetary policy decisions. The experience of what you are saying - unilateral FOREX intervention - is not contemplated by the current G20 agreements.』

為替介入に関してはG20での合意の通り皆さん行いませんぞなという原則論ですな。なお、先ほど引用した質疑の後半で為替に関する質問が別途ありましてですね。

『(質問の前半割愛)The second question is about exchange rates. In February 2013 exchange rates were mentioned in the statement as a downside risk for growth. This has not been the case since then. Should we consider that exchange rates are not really a risk, although at the time in February the USD/EUR exchange rate was 1.35, nearly the same as today? Does the euro area have to accept this high exchange rate? Is it not really a risk?』

ユーロ高は物価のリスクじゃねえのかオラオラオラと質問。

『(回答の前半部分割愛)On the second point, the fact that the statement is not there does not mean anything. The exchange rate is, as I said, important for price stability and growth. And the levels are by and large the ones that were there when the statement was included. So, we are watching the exchange rate, but you must always keep in mind that it is not a policy target. It is part of the information set that leads us to take monetary policy decisions, the objective of which is price stability in the medium term.』

まあこうしか答えようがない所ではあるのですが、「為替レートは経済物価に重要な影響を与えるので重大な関心を持って見ているがターゲットにするものではない」という話をしておりまして、まあさすがに為替介入しにくいとなると益々ジャパン化ですなあという所っすね。


・新しいLTROとかFLSとか

『Question: My first question would be on the potential new LTRO, or if you would consider something like the Bank of England’s programme “Funding for Lending”, above all looking at the ever-decreasing lending activities. And my second question would be: you are always saying that you are watching money markets very carefully and you have all available instruments in your hands. What has to happen to use those instruments?』

ニューLTROとかFLSみたいなスキームを考えないのでしょうかというのが前半の質問で、後半の質問はマネーマーケットに関して「必要な手段は用意している」と言っていますが何も出てきませんなあという事ですなニヤニヤ。

『Draghi: I think I can respond to both questions with one answer. Basically, the message the Governing Council sends today is that we are ready and able to act, within the forward guidance framework.』

まさに「キリッ」という答えではあるのですが、まあ質問の飛び方が具体的な政策はどうしたオラオラオラとなっている中では中々空しい香りも漂ってくる訳でして、何か段々ドラギマジックの気合回答だけでは厳しくなっていますなあと思うと同時に、現在の気合だ気合だ気合だの日銀様におかれましても、2年で2%の物価上昇目標の達成の可能性が江田けんじ先生の毛ほどはあるという現在の状況(一見すると沢山あるようですが以下自主規制という事ですので念の為)からこれから1年とか経過するとどうなるんでしょうなあとふとそんな事を思ってしまいました。

『Forward guidance is there. We did not identify, amongst the various, numerous instruments we have, one specific instrument in the discussion we had today. We had a brief discussion about negative deposit rates, but it was brief.』

『That is one point I want to make: readiness to act; ability to act within the framework of forward guidance; but a variety of instruments ready - technically ready, they have been worked out, they are there. And we had a brief discussion on negative deposit rates.』

具体的にもあるんですよと言ってマイナス預金金利の話をしていますが、最初の方で引用した質問はここの説明を受けての質問でござりましたです。ご覧のとおり「ちょっとだけ話をしましたよ、ええちょっとですけどね」という状況なのですが・・・・・・・・・・

『On the LTRO - as you mentioned specifically - I would take this opportunity to make a point here. When we conducted the LTROs two years ago, the level of uncertainty was very high. And therefore the long-term liquidity, three-year liquidity, was justified by that level of uncertainty. Furthermore, we view the LTRO as a very successful monetary policy measure: it did avoid severe further credit contractions arising from lack of funding at the time. The funding situation was extremely stressed. You remember - I have told you several times - we had EUR 250 billion of bank bonds due within one term, within one quarter, and we had more than EUR 300 billion of government bonds coming due within the same quarter. This was coming after the second part of 2011, which had been a period of dramatically increasing stress.』

LTROに関する説明がおっぱじまっておりますが、ここの辺りまでがLTRO実施の効果ですな。

『Now, today the situation is fortunately substantially different. The level of uncertainty is considerably lower, and that is one consideration to keep in mind. The second consideration is that the use that these banks have made of this liquidity has been mostly to buy government bonds. And I think it is basically a fact of this experience that not much of this actually found its way through the economy. So, if we are to do an operation similar to the LTRO, we will want to make sure that this is being used for the economy. And we will want to make sure that this operation is not going to be used for subsidising capital formation by the banking system under these carry trade operations.』

で、現在の状況は3年LTROを突っ込んだ時と違っているでしょという話をして、その後に考える点として、もしそのような措置を実施するならば国債購入のキャリートレードのネタに使われるようなスキームではなくて、もし実施するなら実体経済に回るような形が必要ですよねというような話をしていて、何か3年LTRO復活というようなコースは考えにくそうな気がしますがどうでしょうかね。


・資産買入に関して

『Question: I want to get back to this point about all these numerous policy options you have. Maybe you could give us some verbal meeting minutes and just run down them and give us a sense of what the state of play is on the thinking on, for example, negative deposit rates. You talked about it briefly - what did you talk about? Asset purchases. What kind of discussion do you have about these things, why are they good ideas and why aren’t you really implementing some of these yet?(後半割愛)』

この質疑後半のネタも面白いのですが時間と量の関係でパスします(単なる面白ネタなだけなので)。

『Draghi: On the first question, I really have to say again what I said before: no specific instruments were identified in our discussion and I would say the level of preparedness is pretty high on all of them. So we don’t need any further analysis on that, but then the key question is whether or not any further use of these instruments would be justified by the current medium-term assessment and medium-term outlook for inflation. I think that is the key question. As I said after our decision in November, we have seen that markets have responded. The impact of our forward guidance has been quite strong. This has worked and inflation expectations are firmly anchored. However, having said that, we will certainly monitor any developments closely and let me say that we are fully aware of the downside risks that a protracted period of low inflation does imply.(後半割愛)』

えーっとですな、ああだこうだと話をしておりますが、資産買入についてはどうですかという質問に関して直接答える訳ではなく、「先ほども申し上げた通り色々な手段を考えていてテクニカルには発射可能です(キリリッ)」と言うだけで、その後は11月の利下げの効果だのフォワードガイダンスの効果だのという話をおっぱじめて全然質問に答えていない、という格好になっております。

ということで、大体この辺りが具体的追加政策に関するいう質問とその答えの主要部分という感じになるのですけれども、結局の所「手段はあります(キリッ)」とは言う物の、本当に具体的な検討段階に入っているのかとかコンセンサス取れているのかという点については極めて??????な状況では無かろうか、とまあそんな印象を受ける質疑応答でございました。



○ニュース雑談

・なんじゃこりゃ

[外部リンク] 12月 11日 15:26 JST

『[東京 11日 ロイター] -東京電力と政府の原子力損害賠償機構が取引金融機関に対して、来年1月以降、新たに借り換えを迎える融資や追加融資について、一般担保を解除して実行するように要請していることが分かった。福島第1原発事故の処理に国費が投入されるなかで金融機関も相応の負担をすべきとの国会の議論に配慮したかたちだ。複数の関係筋が11日、明らかにした。』(上記URLより)

えーっとですね、そういう無理筋の話というのは菅だの枝野だのという方々の専売特許だと思っていたのですが、何でまた今になってこういう話が出るのかと。

「金融機関も相応の負担をすべきなので無担保融資しろ」って見方によっちゃあ返済しない気満々で融資依頼を持ち込んでいるように見えます次第で、それ借金じゃなくてカツアゲですかと申し上げたくなる豪気なスタンスに腰が砕けざるを得ませんが、そもそも銀行の融資の原資は預貯金でありますからして、「金融機関も相応の負担をすべき」というのは要するに「預金者に負担させろ」という話になるのですけどねえ。

つーか何か別の保証措置でも付くから無担保でも融資の保全が確保できますというようなスキームがセットになっているのなら兎も角、「金融機関も相応の負担をすべき」とか正面切って言われて担保解除したらそれは株主や預金者から怒鳴り込まれるレベルの話でありまして、まあ本件は報道の方が話を端折って紹介しているだけで、何ぼ何でも正面切ってそんな話をしているようなスットコドッコイな事案ではないと信じたい所ではありますが、これじゃ民主党政権時代の枝野無法スキームを思い出す話じゃネーノと存じます次第で、どこの統制経済だよという話っすけどねえ。

#こんな事正面切って言われたら「ロールには応じません」で終了するだけではないかと


・相変わらずの特定秘密保護法案関連

あちゃーという感じですな。

[外部リンク] 19:08 【共同通信】

えーっとですね、法律の運用の根幹にかかわる部分で与党の幹事長の発言が出たと思ったらいきなり撤回とか、単にゲル幹事長の能力の問題なのか法律の建付けの問題なのかと考えますとまあ普通に考えて前者じゃなくて後者だろと思う訳で、そんなフワフワ法を施行できるのですか大丈夫ですかという話。

しかしどういう話の流れでそういう言及になっているのか知らんが、報道への制限がどうのこうのとか懸念されている中でど真ん中ストレートの話をするとか、ゲル先生もっと手堅い人だと思っていたのだが、この案件に関連してはボロがボロボロ出てきておりましてどうなってしまってるんでしょうねえという所ですな。
 


お題「日銀執行部方面からは威勢の良いメッセージでありますなという雑談系ネタ」   2013/12/11(水)08:02:45  
  昨日はこんなのが。
[外部リンク] 2013年12月10日ストラテジーブレティン (109号)
年金運用思想転換、2014年日経平均22,000円へ

ニャンコ先生のご発言が『明快かつ至極妥当』(上記URLより)との事で何を仰せなのかさっぱりワカランチ会長っつーか基礎年金はおまいのポジショントークの燃料じゃねえんじゃこのヴォケと申しますかという所ですが、2まん2せんえんですかそうですか。


さてさて、何か知らんが今朝のモーサテによりますと来週のMPMで追加緩和を示す発言が出るかどうか注目しているという為替市場の方がおいでのようですが、一般論でよろしければ何ぼでも出ると思いますが、ここもと審議委員の皆様が色々と話していましたが、ここにきて執行部方面からは威勢の良いメッセージが出ているという流れになっているように思えますので、まあその辺りを見ながら雑談モードでございますわよ奥様。


○それにしても日銀がノリノリである

日銀のトップページ
[外部リンク] 2%の「物価安定の目標」と「量的・質的金融緩和」

ということで、『2%の「物価安定の目標」』というのと『「量的・質的金融緩和」 』という小見出しのコーナーがあって何か説明を展開しております。

んでもってふーんと思ったのは後半の「量的・質的金融緩和」の説明部分で『(4)「量的・質的金融緩和」の継続』というのを明記している部分でして、まあもとより建付け上資産買入はオープンエンド状態になっているのですが、一応その部分を明記したのねという所。

『(4)「量的・質的金融緩和」の継続

日本銀行は、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、「量的・質的金融緩和」を継続する。その際、経済・物価情勢について上下双方向のリスク要因を点検し、必要な調整を行う。』

とありますように、QQE実施時の声明文をそのまま書いているだけではあるのですけど。

なお、ご丁寧に英文のページもあります(当然だが)。

[外部リンク] "Price Stability Target" of 2 Percent and "Quantitative and Qualitative Monetary Easing"

・・・・・・・・まあ何ですな。ここにきてこんなページが新設されるというのは、追加緩和ガーとかいう外野が喧しいから説明文入れるかというのもあるでしょうが、それよりも足元で物価水準がコアCPIで1%近くになってきて来年1Qでは1%乗せも見えて来ているという状況になり、QQEローンチ当初は雲をつかむような話だった本件も(ただの円安や燃料費コストプッシュ要因のような気もだいぶしますが)数字の上では順調に進んでいる(ように見える)という状況になり、日銀の中の人がノリノリになって出してきましたねえという印象を受けるのは気のせいですかそうですか。

しかも昨日ネタにした黒田総裁講演にもありますように、最近はすっかりもう日銀様におかれましては「マンデートでやれと言われてるんだからやるんだよ」「フィリップスカーブを気合で上げるんだよ」「そのためには良い物価上昇でも悪い物価上昇でも何でもいいから現実の物価が上昇するのが大事なんだよ」という大変にノリノリの気合モードになっておられるようにしか見えませんので、その気合モードの一貫でこのようなページがQQE突っ込んでから半年経過という妙なタイミングで新設されるという事であると勝手に解釈致しましたが如何でしょうかねえ(ニヤニヤ)。

・・・・・・・・てな訳で、どう見ても日銀ノリノリであるという状況なのに、消費税増税で景気が落ち込んであばばばばーになるでしょうとかそういう話が出て予防的追加緩和ガーとかいう話になると思う方が無理があると思うのですがねえ。


○昨日引用した黒田総裁講演ネタの続き

ということでQQEの説明部分をば。
[外部リンク] 「量的・質的金融緩和」の考え方』の所から参りますが、最初の所にQQEのポイントの一つ(とアタクシが勝手に解釈している部分)がございます。何回か出ている話ではあるのですけれども、未だに「プリエンティブに追加緩和ガー」という話が出るのを見ますとおまいらいいからここの部分を百回嫁と申し上げたくなる次第で。

『現在、日本経済が直面している問題は、デフレが長く続く中で、人々の予想物価上昇率が低下し、「物価は上がらない」という感覚、デフレ・マインドが定着してしまったことです。こうしたもとで、予想物価上昇率を引き上げることが政策課題となっています。』

であるからこそ「2年間で達成」と期間を区切って「思い切った施策」を「逐次投入ではなく全部一度に投入」しているのがQQEなのでございまして、この組み合わせが期待の転換に寄与するという話ですので、新しい問題が発生して対応するというのであれば仕方ないですが、少なくとも見通しの中に入っている消費税増税に対応してプリエンティブに対応というのはあり得んロジックになるという話ですよね。まあ何度も申し上げていますが。

『これまでの中央銀行の歴史を振り返ってみても、低すぎる予想物価上昇率を政策的に引き上げるというのは、大きな挑戦です。しかも、日本の場合、短期金利は既にゼロ近傍まで低下し、長期金利も1%を割る水準まで低下しています。「名目金利の引き下げ余地が乏しい中で、どうやって予想物価上昇率を政策的に引き上げるか」──これが我々の直面する課題です。そして、「量的・質的金融緩和」がその処方箋なのです。』


・QQEの構成要素が全部気合な件について

まあ元々「期待に直接働きかける」という時点で気合と大和魂の世界ではあるのですが、今回の講演テキスト(ただし邦訳版)の方ではこの部分を割と開き直って説明しているのがワロエます。

『具体的には、「量的・質的金融緩和」は、2つの要素から構成されています。』

ふむ。

『第1に、企業や家計に定着した「デフレ期待」を払拭するため、必ずデフレから脱却するという日本銀行の意志を、強く明確なコミットメントで示すことです。そこで、「消費者物価の前年比上昇率2%の「物価安定の目標」を、2年程度の期間を念頭に置いて、できるだけ早期に実現する」と明確に表明し、目標達成までの期限をはっきり区切りました。』

どう見てもただの大和魂です本当にありがとうございました。

『第2に、長期間にわたってデフレが継続していることを考えると、どんなに強いコミットメントを示しても、それを裏打ちするものがなければ、人々に日本銀行の強い意志を信じてもらうことはできません。』

そらそうよ。

『とくに、「できるだけ早期に」という観点からは、これまでの延長線上ではないことが国民にはっきりとわかるような、従来とは次元が異なる大胆な金融緩和を行う必要がありました。そこで、日本銀行が直接供給する通貨であるマネタリーベースを2年間で2倍に拡大することとし、これを実現するため、残存期間の長いものを含めて巨額の国債買入れを行うことを決定しました。そして、これまで日本銀行は、この決定通りにマネタリーベースの供給と国債の買入れを進めています(図表3)。』

ということで、つまり構成要素は全部気合だという割と清々しい開き直り方をしている訳で。


・政策の波及ルートは??

気合だけの話ではさすがにアレですのでその直後にはこのような説明が。

『この「量的・質的金融緩和」は、巨額の国債買入れによってイールドカーブ全体に下方圧力を加えるとともに、ポートフォリオ・リバランスを通じてリスク資産への投資を促進し、さらに経済主体の期待に働きかけることを意図しています。』

これはまあ最初のQQE導入時に言っていた説明なのですが・・・・・・・・・・・・

『とくに、主たる波及メカニズムとしては、経済主体の期待を変化させ予想物価上昇率を引き上げる一方で、巨額の国債買入れによって長期金利を抑制することにより、実質金利を低下させ、経済を刺激する効果を狙っています。』

ということで、「主たる波及メカニズム」というのが堂々掲載されているのですが、ポートフォリオリバランスがどうのこうのとかその辺の話は盛大にスルーしまして、基本的に「期待に直接働きかける」という部分と、「経済物価情勢に対して適正と見られる水準から国債買入効果でその金利を下げる」という部分をメインにしておりまして、まあこれも今に始まった訳ではなく最近ずーっとこの説明で通していますが、この辺の説明も明確になりましたな。

『また、こうした経済への刺激の結果として現実の物価上昇率が上昇すれば、さらなる予想物価上昇率の上昇につながるという、好循環が発生することにも期待できます。』

で、これまた毎度指摘していますが、最近は悪い物価上昇がどうのこうのという話をすっかりしなくなりまして、白でも黒でも物価が上がれば良いんだよ!というある種の開き直りモードになっているのもポイントでして、でまあ足元でコストプッシュだろうがなんだろうが現実の物価が上昇すれば期待の転換に寄与するでしょうという話になっている次第。


・こちらでもノリノリである

んでもってその続き。

『この政策の導入から8か月程度経過しましたが、これまでのところ、金融市場、実体経済および物価、期待のいずれもが好転しており、所期の効果を発揮していると考えています。』

ノリノリである。

『まず、金融市場をみると、株価は年初来で約5割上昇しました(図表4)。一方で、長期金利は、先進主要国の長期金利が軒並み上昇する中にあっても、日本銀行による巨額の国債買入れによって強力に抑制されています。10 年物の国債金利をみると、年初の0.8%程度から、最近では0.6%台まで低下しています。』

『このような中、各種のアンケート調査の結果などをみると、「物価が上昇する」と考える人の割合が増加するなど、予想物価上昇率は、全体として上昇しています。この結果、実質金利は低下しており、民間需要をしっかりと刺激しています。』

『こうしたもとで、わが国の景気は、家計・企業の両部門で所得から支出へという前向きな循環メカニズムが働いており、緩やかに回復しています。』

どう見てもノリノリである。

『実質GDP成長率をみると、本年前半に年率4%程度の成長が続いた後、7〜9月もさらに年率2%程度の伸びとなっています(図表5)。物価面では、消費者物価(除く生鮮食品)の前年比が、6月にプラスに転じたあと、10 月は0.9%までプラス幅を拡大しています(図表6)。その中身をみても、石油製品などのエネルギー関連の押し上げだけでなく、個人消費が底堅く推移するなど景気が緩やかに回復を続けるもとで、幅広い品目に改善の動きがみられるようになっています。』

最近この物価上昇の中身についてエクスキューズが良く出てきますが、一応白い心というのものがあるのかツッコミ予防なのか・・・・・


・この先行き見通しで追加緩和の話は出んだろ

『先行きについても、日本銀行が1か月ほど前に公表した最新の「展望レポート」で示したように、今後、消費税率が予定通り2014 年4月に3%、2015年10 月に2%引き上げられることを前提にしても、基調として潜在成長率を上回る2%前後の成長が続くと考えています(図表7)。そのもとで、消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は徐々に上昇していき、2015 年度までの見通し期間の後半にかけて、「物価安定の目標」である2%程度に達する可能性が高いと考えています。』

4月に追加緩和ガーという話をしている人たちに逆に「何でこの見通しで4月に追加緩和をする事になるのか」ということをお伺いしたいのですが、来年の1-3に何かとんでもない落ち込みがあるとかそういう話なんでしょうかねえ???いやまあ武者フラグとかそういうのはありますけど。

『このように「量的・質的金融緩和」は、想定したとおりの効果を発揮しており、わが国経済は2%の「物価安定の目標」の実現に向けた道筋を順調に辿っています。今後も、日本銀行は、「物価安定の目標」の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、「量的・質的金融緩和」を継続します。また、その際には、経済・物価情勢について上下双方向のリスク要因をしっかりと点検し、「物価安定の目標」実現のために必要であれば、調整を行っていく方針です。』

って文章を通して読めばどこからどうみてもただの「不測の事態が起きた場合は対応するよ」という超当たり前の一般論を述べているだけなのですが、まあこれで為替の何とかストの皆様とかが喜んで頂くのであれば安いもんですなあという所っすな。

と考えますと、同じ事を恐らく麿が言うと貧乏くさく伝わってしまいまた出し惜しみかと言われるでしょうなあとか思いまするに、イメージ戦略というのも重要ですぞなもしとゆー話になるのですが、それはまた年末年始モードになってから考えてみたいと思います。


・最後にここでもノリノリというか自信満々

最後の部分にこれまたしらっと威勢の良い事が書いてあるのです。

『冒頭に申し上げましたように、経済政策において、学問的知識と実務的知識は密接不可分のものであり、両者の架け橋となる公共政策研究は極めて重要なものとなっています。こうした事情はどこの国でも共通ですし、各国の経済政策の相互関連が深まる中にあっては、グローバルなネットワークの持つ重要性が増しているのは間違いありません。』

ほほう。

『したがって、各国の公共政策大学院が、共同研究や交換教授・学生の拡充を通じて、公共政策研究を推進することが望まれています。中央銀行としても、その成果を存分に活かしながら、適切に金融政策を運営していきたいと、大いなる期待を持っております。』

ほうほう。

『現在、「量的・質的金融緩和(QQE)」でヒットする論文は、まだ多くありません。しかし、何年か後には、日本と日本銀行の経験が、経済学や公共政策研究に新しい1ページを提供しているのではないかと思います。そして、そこで練り上げられた理論が、その後の中央銀行にとって、デフレという現象と戦うための力強い武器のひとつとなっていることを願ってやみません。』

こらまた威勢よく来ましたなという所で、何というノリノリと存じますが、良く良く考えますとここもと政権内野党審議委員の皆さんの講演が続いておりましたので、ここで一発ぶちかましという所だと存じますが、(たぶん)昨日の日銀サイト新コーナー作成とか、こちらでの黒田総裁ノリノリ講演とかで、野党審議委員の皆さんのメッセージをぶちかましておきましょうという事ですかそうですかと勝手に妄想はたくましくなりますが、まあノリノリすぎて滑って怪我しないように願ってやみませんという所ですな、うんうん。


○ニュース雑談メモ

・通常国会大丈夫かね

[外部リンク]
 


お題「ニュース雑談/ブラード総裁のTaperingトーク/オペ雑談/総裁講演はアプローチが味わいあり」   2013/12/10(火)08:06:32  
  クソワロタ。
[外部リンク] 1年間給与返上を表明
12月9日 15時17分

・・・・・・・・・・・・・お前元々落選した後の生活に不安があるから5000万円を無利子無担保無催促で借りたんじゃねえのかと思うのですが、しょうもない言い訳の数々に整合性の全然とれない発言と、この方は馬鹿のホームラン王どころかメジャーリーグ殿堂級の馬鹿なのではないかと大変に感心することしきりでございますし、その馬鹿振りを教えてあげる人が誰も周囲にいないという大変に素晴らしい人徳に腰が砕けてしまいますな。

○備忘ということでニュースメモ

・政治資源は経済政策に使って頂きたいものです

[外部リンク] 50%に下がる
12月9日 19時17分

最近すっかり提灯(銃声)な公共放送でこの数字ですかそうですか。JNNが13.9%下げの54.6%で共同通信が10.3%下げの47.6%となっておりましたな。

[外部リンク] 18時42分

『安倍総理大臣は、臨時国会の閉会を受けて総理大臣官邸で記者会見し、特定秘密保護法について、秘密の範囲が際限なく広がることはないとしたうえで、「通常の生活が脅かされるようなことは断じてありえない」と強調しました。』(上記URLより)

いやだからそれは法案の建付けで担保するものでして国会通す時に政府が口で言っても屁の突っ張りにもならないですし、大体からしてこの法案に関する元々の趣旨自体はそんなに反対が猛然と起こるような代物にならないで作れる筈で、この法案でこんなに政治資源を使う必要は本来無かったと思うのですけどねえ。

つーことで確か成長戦略国会だった筈の国会なのにすっかり政治資源が安倍ちゃんの趣味(つーかこの法案を変に運用すると特定秘密の名の元に政治家でも情報アクセスが出来なくなると思うので自分で自分の首を絞めているようにしか見えんのだが)に浪費されまして誠に遺憾の極みという所ですな。

んでもってTPP
[外部リンク] 年内の実質的妥結は困難か
12月10日 4時0分

ほうほうそうですかそうですか。そういや法人減税も結局復興特別部分の終了前倒しだけでお茶を濁されそうですし何だかねえという所で。


・見世物として見物すべき事案と思われます

殿堂級の馬鹿知事もワロタがこちらもワロタ。
[外部リンク] みんなの党 分裂へ
12月9日 15時46分

2〜3人程度が辞めて無所属と合わせて辛うじて5人の要件確保位かと思ってたら35打数14安打とはこれはまた猛打でございまして(柿沢さんがその前に辞めてるので36打数15安打とも言えるが)ヨッシー先生の人望の無さに敬服する次第ですが、何せ昔からあたくしの駄文をご覧の皆様におかれましては私メがヨッシー先生に対しては金融担当大臣の頃からヨッシー先生は中途半端に知識のあるただのエエカッコウシイという評価だったというのをご存知かと思いますが、そんなこんなですのであたしゃーやっとそうなりましたかそうですかと生温かく見守るのでありました。

しかし何かこの事案の場合、ヨッシー先生もズラ先生(あくまでも仮称)も正直言ってどっちもどっちのレベルにしか見えませんのでさっそくうんこの投げ合いが開始されているとかエンターテイメントとしては楽しめますが、野党結集して間違って多数派形成しても形成した途端に民主党よりも悲惨な事になるだけの結果が今から見え見えではありますな。合掌。

[外部リンク] 19時51分


○FED高官発言とな

[外部リンク]
更新日時: 2013/12/10 04:43 JST

昨日は他にラッカー総裁とかフィッシャー総裁とか名うてのタカ派先生が話をしていたようですが、まあタカ派の人がTaper話をするのは仕様なのでこちらは正直どうでも良く、ブラードさんの場合は物価重視タイプでピュアウォーターに近い方の人なので、こういう方がどう出るかというのが重要。

『12月9日(ブルームバーグ):米セントルイス連銀のブラード総裁は、労働市場の改善に伴い債券購入縮小の可能性が高まっているとの認識を示した。その上で低インフレの状況を考慮し、縮小する場合でも小幅にとどめるべきだと指摘した。』(上記URLより)

ということでセントルイス連銀のサイトに行くとブラードさんの講演要旨とプレゼン資料がございますぞなもし。

[外部リンク] DECEMBER 09
St. Louis Fed’s Bullard Discusses Tapering, Forward Guidance and Fed Communications

プレゼン資料(PPTをPDFにしたもの)はこちら(重いので注意)
[外部リンク] 『ST. LOUIS - Federal Reserve Bank of St. Louis President James Bullard discussed “Some Issues in Current U.S. Monetary Policy” at a meeting of the CFA Society of St. Louis on Monday.』

ほうほうそれでそれで?

『During his presentation, Bullard reiterated that current U.S. monetary policy has two components: 1) a short-term policy rate, which has been near zero since December 2008, and its associated forward guidance, and 2) an “open-ended” asset purchase program that began in September 2012, with purchases currently at a pace of $85 billion per month.』

政策のコンポーネントは(1)金利政策(2)オープンエンドの資産買入の二つですとな。

『In regard to the asset purchase program, he emphasized that any Federal Open Market Committee (FOMC) decision on tapering is data dependent, where tapering refers to reducing the pace of purchases. “Data dependence encompasses both cumulative progress in labor markets since September 2012 and a judgment concerning the sustainability of that progress,” Bullard explained. He also noted that “inflation continues to surprise to the downside.”』

これその後の部分(引用しないけど)でも説明してるのですが、資産買入に関しては「累積的な効果」というのを強調していまして、いやまあそれはそれで判るのだが、「データディペンデント」と言った場合にそういう話を持ってくるのって何かイカサマのような気がせんでも無い。

でまあ物価に関してはダウンサイドとな。

『Bullard discussed other current U.S. monetary policy issues, including possible changes to forward guidance and the idea of holding a press conference after all FOMC meetings.』

つーことで、じゃあ結局そのTaperingはどうなのよというとその先にある『Cumulative Progress in Labor Markets』って小見出しの所と、『Low Inflation』って小見出しの所にございます。

『“Cumulative progress in labor market outcomes since September 2012 provides the most powerful part of the case for tapering,” he said.』

『Based on labor market data alone, the probability of a reduction in the pace of asset purchases has increased,” Bullard said.』

『“There is no widely accepted reason why inflation is running as low as it is in the face of extraordinarily accommodative policy from the Fed,” he said.』

『“A small taper might recognize labor market improvement while still providing the Committee the opportunity to carefully monitor inflation during the first half of 2014,” Bullard said. “Should inflation not return toward target, the Committee could pause tapering at subsequent meetings,” he added.』

・・・・・・・・・・・ということでまあ要するにTaperingを実施するなら実施するで宜しいけど、ペースは極めてゆっくり行うべきであって、その間の物価の上昇が遅いようだとTaperingを停止(ややこしいな)するという判断も必要になるでしょう。ということなのでTaperは容認するけどかなーりグラデュアルな話ですなという所。

で、本来はブラード総裁と言えば「低金利政策の長期化と望ましくない低インフレは「好ましくないデフレ均衡」に陥るリスクが有る」という主張を日本の事案を例にとって説明してQE2実施の理屈を展開したという実績がございますので、目先の金融政策運営的には今引用した部分がポイントではあるのですけれども、マニア的に興味があるのは後半のフォワードガイダンスに関する説明が過去の説明とどういう整合性を持って(あるいは転向して)いるのかという部分になるのですが、話がややこしくなるのと読み込むのに寝起きではさすがにしんどいのがございますので今日の所はパスということで勘弁。


○ちょっとURL置いておきます

これは面白そうな気がするのでURLだけ置いておく

蟹総裁の講演
[外部リンク] News Release - The spirit of the season - speech by Mark Carney

本文はこちら
[外部リンク] ○オペ雑談

昨日のオペオファー
[外部リンク] 10,000 2013年12月11日

短国買入が月曜になったのは先週金曜に6Mの入札があったからで、1兆円というのもMB着地から逆算するとまあそうなりますわなという感じなのですが、輪番が無かった方がちょっと意外感があって、いやまあ確かに買入の目標自体はそこまでシャカリキに買わなくても達成できますし、買入の回数自体についても柔軟性があるという建付けではあるのですが、これうっかり今月輪番の買入回数が減ると無駄に変な思惑を呼ぶことになりますので如何なものかという感じはします(ここから大納会以外の営業日に買入ぶつければ良い筈なのですが受渡しが年末越えをやるのかね)。

どうせMB目標の数値に関しては幅のある話ですし、大体からしてMBの着地は下にぶれるよりは上にぶれた方が文句や思惑が出ることも少ない(まあ市場の中の人的にはバカスカ買われて民業圧迫という面はありますが)のでありますし、まあ短国は最初から調整玉扱いですけれども長期国債の方は一応色々と買入ペースに関して物議をかもしたという経緯もあるので、変に思惑呼ばないようにした方が吉のような気もするんだがどうですかねえ。

なおオペ結果
[外部リンク] 47,575 10,004 0.005 0.006 34.1

まあしかし短国も調整玉とは言え、11月にホイホイペースを上げて週2兆の盛大なペースで買入を実施して短国のレートが新発で3bp台まで低下してしまい、着地が見えてきたのでペースをいきなり週1兆のペースで下げるとか(着地以外に月次の走りも重視しているからそうなるのでしょうが)、日銀様の買入で需給自由自在という状態で相場観もへったくれもないというのは今に始まった話ではございませんがまあそういう展開でございますなあという所です。


○黒田総裁講演はこれまた味わいがありますが時間ががががが

[外部リンク] -東京大学公共政策大学院における黒田総裁講演の邦訳

という事は元は英文講演ですな。しかしめんどいので邦訳しか読まない手抜きのアタクシです。


・エコノミスト的ビューではございませんなこらまた

木内さんと佐藤さんがここもと講演を行ってエコノミスト的な視点(そらまあ市場のエコノミストだったのですから当然ですが)で金融政策運営の論点について説明していてどちらの講演も興味深い面白い内容であった訳ですが、今回の黒田さんの講演はこらまた別角度ですの。

『3. 金融政策運営の変遷』の部分が中々味わいがある上に参考にもなるのでこのパート全部引用します。

『欧米でも、日本でも、長らく中央銀行の主たる使命は、物価の安定や経済の安定というよりも、金融システムが円滑に機能するのを確保することにありました。例えば、19 世紀後半の英国では、度重なる金融危機を経験したこともあり、中央銀行であるイングランド銀行に対して、「最後の貸し手」として、破たんに瀕した金融機関に流動性を供給し金融システム全体の動揺を防ぐという役割が期待されていました。』

なお話の本筋とは違いますがバジョットの「ロンバード街」はとりあえず読むのが吉です。

『また、米国において、19 世紀終盤から20 世紀初頭にかけて金融危機が続いた反省から、金融システムの不安定性を解消することを狙って連邦準備制度(Federal Reserve System)が設立されたという事実も、中央銀行が金融システム面で果たすべき使命に対する当時の考え方をよく示していると思われます。』

『1882 年に設立された日本銀行については、大量に発行された政府紙幣の整理という目的に加えて、中央銀行を中核とする近代的な金融システムを構築するという狙いが挙げられていました。このように、金融システムの安定性を確保することによって金融恐慌の発生を防止し、経済発展に資することがこの時期の中央銀行の目標だったといえます。』

ふむ。

『こうした状況は、20 世紀に入って徐々に変化しました。とくに、1930 年代に国際金本位制が崩壊し、各国で不換紙幣制度に移行した結果、中央銀行による通貨発行量は金の保有量という制約から解放され、金融政策の自由度が大幅に増しました。そうしたこともあり、主要国では、金融政策によって積極的に経済の安定、なかんずく物価の安定を図るという考え方が拡がっていきました。第二次世界大戦中こそ、多くの国の中央銀行に、財政支出が拡大する中で国債価格を支持する役割が課せられましたが、戦後、金融政策は国債管理政策から分離され、自律性を回復していきました。』

ですです。

『その後、2度のオイル・ショックによる世界的な資源価格高騰と物価高騰を乗り越え、1980 年代半ば以降は、米国など主要先進国では、物価が安定するとともに、景気循環もなだらかになりました。例えば、先進国をみると、1980 年代から、2000 年代のリーマン・ショック直前までの間に、経済成長率はほとんど変化がない中で、物価上昇率は6.5%から2.1%まで低下しています(図表1)。このように、世界経済が過去に例のない良好なパフォーマンスを示すもとで、中央銀行が果たすべき役割についても、「中央銀行が物価上昇率を一定の水準に収斂させることに集中すべき」という考え方が次第に定着していきました。』

『また、こうした変化を背景にした中央銀行に関する制度的な枠組みも整っていきました。すなわち、中央銀行法の改正などにより、中央銀行に独立性を付与するとともに、物価の安定に特化することを明確にするケースが相次ぎました。さらに、金融政策の運営の面では、主要中央銀行による物価安定目標──インフレーション・ターゲティング──の採用につながっていきました。』

キタコレ!

『こうした世界的な潮流のもと、1997 年には現在の日本銀行法が成立しますが、日本の場合は他国とはやや異なる状況も生じていました。1990 年代以降、日本経済は、バブル崩壊に伴う不良債権問題を背景に金融システムが不安定化し、長年にわたる低成長とデフレに苦しむことになります。日本銀行は、世界に先駆けてゼロ金利政策、量的緩和政策など、過去に例のない様々な「非伝統的な金融緩和策」を実施しました。政府は、何度となく大規模な財政支出を行いました。その結果、1930 年代のような恐慌は回避され、景気回復局面もみられましたが、デフレからは15 年たっても脱却することはできませんでした。』

ですなあ。

『長期にわたるデフレの原因としては、低成長の継続、金融システムの不安定化、新興国の台頭、労働市場の構造変化など、様々なものが考えられます。しかしながら、原因は何であれ、私は、日本の中央銀行である日本銀行にはそれを止め、物価の安定を実現する責任があると思っていました。言い換えれば、物価安定に対する日本銀行のコミットメントが弱かったため、金融政策の重要な経路である経済主体の期待に対して十分に働きかけることができていなかったと考えていました。そうした思いが、「量的・質的金融緩和」につながることになります。』

(・∀・)キタコレ!!!

ということでして、アプローチがモロに制度面、法的マンデートという面から来ておりまして、いわゆる麿ドクトリン的な「これは可能なのかどうなのか」という話ではありませんで、「法的にやれって言われているんだから先ずはやらないと存在意義ねえだろ」っつー方向から話がおっぱじまっております所はこれはこれで理屈としては一つのロジックでありますのでよーく判るのですけれども、このアプローチだとエコノミスト的なアプローチとは場面場面では一致する部分も結構あるでしょうが、本質的な部分では水と油な話でもあって、そらまあ最近とみに日銀執行部のアプローチが気合だ気合だ気合だのアニマル浜口状態になっている罠というのが伝わるお話ではありましたという所でこのパート引用しました。


・期待は本当に引き上げられるのでしょうかねえ

『4. 「量的・質的金融緩和」の考え方』の所ではこういう話をしているのですがね。

『現在、日本経済が直面している問題は、デフレが長く続く中で、人々の予想物価上昇率が低下し、「物価は上がらない」という感覚、デフレ・マインドが定着してしまったことです。こうしたもとで、予想物価上昇率を引き上げることが政策課題となっています。』

『これまでの中央銀行の歴史を振り返ってみても、低すぎる予想物価上昇率を政策的に引き上げるというのは、大きな挑戦です。しかも、日本の場合、短期金利は既にゼロ近傍まで低下し、長期金利も1%を割る水準まで低下しています。「名目金利の引き下げ余地が乏しい中で、どうやって予想物価上昇率を政策的に引き上げるか」──これが我々の直面する課題です。そして、「量的・質的金融緩和」がその処方箋なのです。』

ということでああだこうだと説明部分は割愛しますが、最後の所でさっきの「法的マンデートとしてのアプローチ」の話を再度しているのでそこも引用しますね。

『すなわち、第1に、私は、日本銀行は、中央銀行という公共主体として、「物価の安定」という法律で与えられたマンデートに忠実な政策を行うべきだと強く思います。まず、そのことに明確にコミットすべきです。また、第2に、「量的・質的金融緩和」では、中央銀行の明確なコミットメントとそれを裏打ちする大規模な緩和策によって、経済主体の予想物価上昇率を上昇させるというアプローチを採りました。これは、「期待」の重要性を説く経済学の実践です。「量的・質的金融緩和」は、こうした大きな骨組みのもとで、中央銀行の経験や金融実務などの実践的な要素を取り入れて設計したものです。これによって、デフレからの脱却を成し遂げることができると思っています。』

とまあこの辺は威勢が良いのですが、ちとワロタのはこの先の部分の『5. 公共政策研究の将来』の中のトピック部分。

『第2に、政策主体はいかにして「期待」に働きかけることが可能かという点についての研究の深化です。前節でお話ししたとおり、経済主体の期待への働きかけは、金融政策にとって極めて重要なものです。最近の主要中央銀行の政策運営をみても、期待への働きかけが一層重視されるようになってきています。例えば、FRB、欧州中央銀行、イングランド銀行などで、いわゆる「フォワード・ガイダンス」の採用が相次いでいます。』

ふむ。

『この政策手法は、金融政策運営の先行きを明示することにより、不確実性を低下させたり、金利のゼロ制約のもとでのさらなる金融緩和効果を狙うものですが、中央銀行の意図したとおりに市場参加者が期待を形成するように働きかけること(Expectation Management)は簡単ではありません。』

(;∀;)イイハナシタ゛ナー

・・・・・・・・・って市場参加者の期待よりも一般的なインフレ期待の働きかけの方が更に難しい気がするんだがしらっとゆうとりますな黒田総裁。

『市場参加者の期待形成は、金融経済情勢に対する見方や過去の経験、あるいは構築しているポジションなど様々な状況に規定されるからです。このように、多様な社会経済状況の下における期待形成の分析は、引き続き公共政策研究の重要な課題であり、その成果は、金融政策運営に資するところが大きいと思われます。』

とまあ綺麗にまとめてはいますが、基本的に自信満々講演の中で珍しく微妙につつかれる穴がありやがったですなあというのが今回の講演のちとワロタ所でありまする。

まあ何ですな、この講演のお題目が公共政策研究というテーマなので、説明の内容が政策運営機関としての法的マンデートに則った政策運営とは何ぞやというようなアプローチになってしまいますねというのは勿論あるのですが、ちょうどここもと木内さんと佐藤さんというエコノミスト的なアプローチでの金融政策運営の論点についての講演が続いた後というタイミングだったこともあって、結構対照的な話を執行部から聞く(読む)ことができましたなというのが味わいの深い所でございました。

なお金融政策の波及効果とかその辺の話についてはネタにするかもしれませんししないかもしれません。先ほども申し上げたように内容のトーンとしては例によって例の如く自信満々モードであります。
 

2017年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2017年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2016年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2015年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2014年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2013年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2012年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2011年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2010年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2009年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2008年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年03月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年02月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2007年01月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年12月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年11月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年10月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年09月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年08月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年07月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年06月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年05月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧
2006年04月の「今朝のドラめもん(金融政策ウォッチ)」記事一覧

このサイトの内容は、情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資に関する最終決断は必ず読者ご自身で行ってください。掲載する内容については万全を期しておりますが、内容の完全性、信憑性を保証するものではなくこれらの情報によって生じた損害について当社は一切の責任を負いませんので予めご了承願います。


   
   
無料アクセスアップ:オートリンクネット リンクが自動で増殖オートリンクの登録はこちら ベベのデイトレード日記
デイトレーダーの日課
Copyright (c) 2004FPeye,Co. Ltd. All rights reserved.
画像及び文章の無断転載は固くお断りします。