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お題「12月月報もまあ当然ですが上方修正/11月議事要旨を嫌味タラタラで鑑賞するの巻」   2014/12/29(月)09:10:51  
  朝のドラめもん

2014/12/29

お題「12月月報もまあ当然ですが上方修正/11月議事要旨を嫌味タラタラで鑑賞するの巻」

土日に更新するとか大口叩いて結局今朝の更新になっておりましてすいませんすいません。

そういや金曜も10年0.300%まで一旦やって戻りましたが、アレは「今日はこの位に
しといたるわ(ト゛ヤッ)」って奴ですかそうですか。

[外部リンク] 12月 26日 15:27 JST 

『<15:13> 国債先物は反落、長期金利0.325%に上昇

長期国債先物は反落。前場には、日銀の国債買い入れオペへの期待から需給の引き締まりを想定した短期筋の買いが優勢となり、一時は147円95銭と過去最高値を更新した。後場は一転、148円を前にした高値警戒感による益出しとみられる売り圧力が強まった。現物債は終盤、長期ゾーンを中心に利益確定を含めたポジション調整の動きが強まった。午前の取引で長期金利が一時過去最低になる0.300%付けるなど、市場は強含みで推移したが、同水準でいったんは達成感が出たとの指摘が出ていた。20年債も軟化した。中期ゾーンは高安まちまち。日銀オペは市場実勢に収まり、相場への影響は限られた。』(上記URLより)

まあ0.300%如きで達成感もへったくれも無いでしょうし、こんな高揚感が1ミリも無い状態で達成感というものは残念ながら出ないんですけどね。それより底なし溶鉱炉の方がどこまでズブズブやるのかとゆー所で。

○12月金融経済月報である

しかし声明文と同様に経済見通しを妙に上方修正している(まあ基本的に声明文の中の経済物価認識をより詳しく書いているもんだから当たり前だが)のですが、先日来申し上げておりますように、原油安での追加緩和という声を抑える為に上方修正とかいう大変に政治的(?)な修正じゃないかと思いっ切り疑いたくなるのですけどねえ。

[外部リンク]
 


お題「高揚感が皆無の最高値更新とな(メモ)/黒田総裁の経団連講演である」   2014/12/26(金)08:25:06  
  えーっと研究に専念する環境が無いから海外の大学のポストにご就任されたと思うのですが、NYのスタジオなら兎も角トーキョーのこんな朝早くからテレビにご出演するとは研究の方はどうなったのでしょうかねえ>モーサテ

[外部リンク] 消費が収入上回り初のマイナスに
12月26日 5時11分

やったね!デフレマインドが転換して貯蓄率がマイナスになったよ!!・・・・・・・って背景は全然違いますので念のため申し添えます(--;

○見てないけど市場メモ(俺様用備忘録)

[外部リンク] 12月 25日 15:18 JST

『<15:12> 国債先物は続伸、長期金利0.310%と過去最低更新

長期国債先物は続伸。前場は高値警戒感がくすぶり、短期筋からの利益確定売りが先行。後場に入ると、2年債入札後、年末へ向けての需給の引き締まりが意識されこれまでの高値147円77銭をあっさり上回り、中心限月ベースで過去最高値を更新した。現物債は超長期/長期ゾーンがしっかり。長期金利が過去最低利回りを更新したほか、超長期ゾーンの利回りも2013年4月以来の低水準で推移した。年金勢や一部銀行勢などのニーズが観測されていた。新発2年利付国債の入札結果は、平均落札利回りがマイナス0.0030%と中長期債で初めてマイナス水準を記録した。入札そのものは無難との評価だった。既発債の2年債利回りは、新発債にサヤ寄せする展開で金利のマイナス幅を若干縮小させた。もっとも、クリスマスで主要な海外市場が休場となるため、動きにくい市場参加者が多くなり、出来高には厚みを欠いた。黒田東彦日銀総裁の日本経団連審議員会での講演内容は材料視されなかった。

長期国債先物中心限月3月限の大引けは、前営業日比10銭高の147円83銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は同2bp低下の0.310%。』(上記URLより)

相場リアルタイムで見れてなかったので長々と引用してしましましたが、2年国債入札は案の定のマイナス入札で、足切りが一応100円20銭だったのが唯一の救い(??)で足切りまでマイナスだったらどうするんだという所でしたが、短国どころか利付の2年までもマイナスとか短期ゾーンの死にっぷりがもうねという所ですな。

で、10年の方ですが、昨年0.315%マークしたのは異次元緩和の翌日の前場というヒャッハー状態の中でございまして、まあ瞬間最大風速ではあったのですが、今回の高値更新は全くと言っていいほど高揚感とかそういうのが無くて、徐々に生体反応が無くなりながら金利水準だけ切り下がって行くという感じでして、ヒーローが親指を立てながら溶鉱炉に沈んで行くというようなラストシーンというよりは、ただひたすら老衰状態になっているだけのような感じですな。

いやこの調子で続きますと債券市場全体的にちょっと勘弁という感じなのですけどねえ・・・・・・


○ここまでくると孔明の空城の計なのではないかと思いたくなる総裁講演

えーっとですね、昨年の総裁のこの手の講演ってQQEの考え方とかデフレ均衡からの脱却とかその手の事に関してそれなりに心の入った講演だったのですけれども、追加緩和実施以降はすっかりヤケクソにでもなったかのような会見応答などをしていましたが、講演も随分とヤケクソ屁理屈状態になっているなあと思いますよ。

[外部リンク] 『「2%」への招待状── 日本経済団体連合会審議員会における講演 ──』

・・・・・( ゜д゜)
・・・・・(つд⊂)コ゛シコ゛シ
・・・・・(;゜д゜)

おい招待するのは良いけど肝心のパーティーやってねえだろいつになったら始まるんだこちとら1年半前から招待状が来てるんだぞ待ってる間にドンドン市場が焼け野原になってるんだぞお前達成できてもいないのに招待状とかナメトンノカこのスットコドッコイがああああ!!!

てな所ではございますが、いやまあ2年で2%が今の時点で思いっきり見えていて、物価安定目標達成の大勝利宣言としての講演のお題で「招待状」というのなら分かりますが、達成の見込みがドンドン後ずれしているのに招待状とか、講演の題名誰が考えたのか知りませんが、遂に物価目標2年で達成が不可能になったので現実逃避で大本営発表を真実と思って幻想の世界に逝ってしまわれたのではないかと精神の方を心配したくなるレベル。

でまあ理屈についても以前の「大規模緩和でデフレ均衡から脱出し、期待と気合、および物価上昇によるアダプティブな期待インフレの上昇と需給ギャップの改善で均衡を遷移させる」的な、出来る出来ないは兎も角として話としては一本筋が通っていたのですけどねえ・・・・・・・・・


・最初の所もまあ微妙にツッコミ所があるというか何というか

ロジック展開がダメダメ化しているなあと思うのは、ここの『はじめに』での説明にも表れているのですけれども、兎に角前提条件が全部決めつけ状態になっていて、いやそうじゃない可能性はあるだろという政策担当者として考慮しないといけない筈の点を思いっきり捨てた感じになっている事です。

まあ「この道しかない(キリッ)」とかいうトップに合わせているのかなあとは思うのですが、そもそも新しい事をしようとしている中ですから道進むにしても前提条件とか状況判断とかが必ずしも常に正しい認識できる訳ではないのですから、状況をよく見ながら適宜調整をしながら進んで行かないと、間違った道の方に行った日にはハーメルンの笛吹き男に連れられるおんどれら(というネタは金融クラスタの一部しか通じませんかそうですか)という事になってしまうので、道を進む強い意志を持つのは良い事なのですが、意志だけで特攻しないでちゃんとPDCAサイクル回して欲しい所ではありますなと存じますですよ、はい。

てなわけで最初の所から少々。

『このように、日本経済は、長年続いたデフレから脱却し、2%の「物価安定の目標」の実現に向けて、着実に歩みを進めています。』

まあその前の説明で「は?」という手前味噌モードがありますが一々突っ込んでいると長くなりすぎるので割愛してこの辺りから参ります。

『とはいえ、「景気の回復が実感できない」という声が少なからず聞かれることも事実です。特に、「『量的・質的金融緩和』のメリットを受けているのは、大企業と金融資産を保有している富裕層だけで、全体に拡がっていないのではないか」、「デフレ脱却とはいっても、物価が上昇する一方、賃金がそれに見合って上昇しなければ、生活はかえって苦しくなるのではないか」といった意見を耳にします。』

『日本経済は、現在、デフレのもとでの「縮小均衡」から、2%の物価上昇のもとでの「拡大均衡」への移行過程の真っ只中にあります。』

拡大均衡するそうですが、コストプッシュで物価が上がるだけで終了しますと拡大均衡しないと思いますがその点についての考察は如何???と言いたいのですが、以下の話を見れば判りますが、兎に角この講演にはスタグフレーション的な状況という点に関する考察は1ミリも無い(そもそもリフレ派の辞書にスタグフレーションという概念は無くて物価が上がればアプリオリに良い事とされているので仕方ない)のがもう何だかねと。

『こうした大きな変化が相応のスピードで生じる過程においては、業種や企業規模、所得環境などによって、影響が異なった形で現れることは、避けがたい面があります。』

だからその「避けがたい面があります(キリッ)」で済ませて良いのかという話で、実質賃金が当初下がるのは当然と浜田先生がかつて仰っていたように、途中で起きる問題というのがあるのですから、その部分は再分配とかで工夫すればと思うのですが、ど〜見ても出てくる施策が逆ですから、そのスピード差が消費などに悪影響を与えるレベルになるかどうかという点を良く考えながらリフレ政策を打ち込むべきという話だったのではないでしょうかねえ。

とは言いましても、そもそもリフレ論者の皆様におかれましては兎に角リフレ政策を断行して2%物価目標達成したら世の中はバラ色だという話を盛大にしていて、安倍ちゃんもすっかりその気になっている訳ですから、あの時点で再分配がどうのこうのとか言うのは八百屋で魚を求めるようなもん。

『しかしながら、日本経済が良い方向に向かっていることに疑問の余地はありません。景気の現状に満足されていない方の中でも、「デフレの頃の方が良かった」と思っておられる方は、まずいらっしゃらないのではないでしょうか。』

いやね、それこそ金融資産持ってなくて年金生活しているような人だったら普通に「デフレの頃の方が物価も上がらなくて今みたいに生活が苦しくならなくて済んだのに」って感じてるんじゃないかと思うのだが、これまた随分豪快な言い切りですなあと。


・ご招待しておられる2%の世界の説明がまたアレ

そもそもご招待も蜂の頭もパーティーの開催時刻まであと6か月の筈ですが当初の招待状によりますと、という話は兎も角として、この講演は上記の後にデフレ経済が何で良くないかの毎度の話をしているのですけれどもいつもの置物理論なので割愛して、その後の『3.2%の「物価安定の目標」の実現と日本経済の転換』です。

まあ最初から色々と面白いのですけどね。

『そこで「量的・質的金融緩和」についてお話しします。「量的・質的金融緩和」のメカニズムは、日本銀行が2%の「物価安定の目標」の早期実現に向けて強く明確なコミットメントを示し、人々のデフレマインドを変えることを起点としています。同時に、巨額の国債買入れによって、長期金利を含めてイールドカーブ全体に低下圧力を加え、名目金利をさらに低下させました。』

マネタリーベースの量に関しての話がありませんが・・・・・・・・・・・・

『その結果、実質金利が低下し、名目だけでなく、実質でみても、「金融が緩和している」と感じて頂ける状況が生まれているはずです。』

正直ここの実質金利で企業の投資行動が活発化の話も眉唾だと思う訳で、金利が下がったから設備投資をするのではなくて、あくまでも設備投資というのは(特に新規に行う場合)その投資によって生産される商品がきちんと売り上げを出して収益を生むかというのが最初にあって、その後に投資採算性を考えるという段になって金利というのが意味を出して来るのであって、金利が下がったらよーしパパ工場増設しちゃうぞーとは普通に考えてならんだろと思いますし、金利が下がったら投資しちゃうぞーとなるのは設備投資では無くて金融資産のような投資対象物件そのものの流動性や換金性の高い物になるだろとしか思えないのですよね。

と考えますと、そもそもダブルデジットレベルのデフレならまあ判りますが、QQE投入前だってゼロ近傍の物価水準に居る中で長期金利は1%台で延々と推移していた状態で、金融機関も資本制約で貸出が出来ないとかそういう話でも無い状況で、金融環境ってとうの昔から緩和的だったと思うのですけどねえ。

『その金融環境のもとで、他の政策などとも相まって、民間需要が高まり、経済全体としての需給ギャップが改善し、現実の物価も上昇しました。』

ダウト。

『企業や家計が実際に物価上昇を経験すれば、「物価は上がるものだ」という実感が生まれるため、予想物価上昇率は、さらに上昇することが期待できます。』

まあここしか頼る話は無いですなインフレ期待に関しては。

『この流れを推し進めて2%の「物価安定の目標」が実現した経済においては、企業・家計にとって合理的な行動は、現預金を保有することではなく、投資・消費を行うことになるはずです。』

それはディマンドプルで物価が上昇するならそうですがただのコストプッシュだったらならないですし、ディマンドプルで物価が上昇する形で達成する状態が「物価安定の目標が実現した経済」というのであれば前段と後段はただの同義反復でしかありませんな。

『物価が緩やかに上昇するもとでは、現金保有の実質収益率はマイナスになります。コストカットで内部留保を積み上げ、それを現預金として保有しているだけでは、企業価値を毀損してしまいます。企業は、生産体制の整備・効率化や研究開発、人材の確保や開発などを戦略的に進めることが必要になります。さらに、配当や自社株買いなどの資本政策も重要になります。』

経済にはサイクルというものがありまして、常に拡大政策するのが正しい訳ではないのですけどねえ。

『要するに、「資本コストを上回る投資・収益機会を見出し、企業固有の付加価値を生み出していく」ことが経営課題である通常の経済環境に戻るということです。』

えーっとすいません、それ物価水準と関係ない話だと思うのですけど。資本コストって物価水準で決まるんですか????

『このように企業のスタンスが前向きなものに変化することは、中長期的にみた日本経済の成長率を高めることにもつながると考えられます。』

どうも話が逆のような気がする訳で、中長期的な成長期待があるからこそ継続的な設備投資や業容拡大政策が行われるのではないかと。てかまあ経団連の皆さんも企業経営経験無い方からエラソーに投資しないのがケシカラン的に言われてどうなんでしょうかね、


・2%に関する説明は毎度のグローバルスタンダードですが・・・・・・・・・・・

『なお、デフレから脱却すべきなのはわかるが、なぜ「2%」の物価上昇を目指すのか、という疑問をよく聞きます。一言でいえば、先進国のほとんどが、毎年2%程度の物価上昇を「物価が安定している状態」と捉えているということです(図表7)。』

中長期的に目指すのと、短期的に無理やり達成させようとして為替を思いっきり振るのとは全く別の話で、グローバルスタンダード(キリッ)って言うのだったらそれこそ先進国の殆どが物価目標水準に達する時期を2年よりも長い期間で見ながら運営しているという状況になっている点について、日本の「2年で2%」と比較考察して頂きたい物です。

そしてこの次がアレ。

『15 年にわたるデフレ期(1998 年度〜2012 年度)における消費者物価の前年比の平均は、いくらくらいだと思われるでしょうか。正解は、わずかマイナス0.3%です。多くの方は、「物やサービスの値段は、もっと大きく下がっていたはずだ」と感じられるのではないでしょうか。』

・・・・・( ゜д゜)
・・・・・(つд⊂)コ゛シコ゛シ
・・・・・(;゜д゜)

[外部リンク] えーっとですね、この時系列見ますと、「1年前と比べて物価が何%上昇/下落したと思いますか」という質問がありますが、第26回予備調査(2006年6月)以降のデータを見ると2010年3月の時だけしか前年比マイナスの数字無いんですけど生活意識アンケートの結果とかインフレ期待を見るのに重要(キリッ)的な事を言っておいてこの説明とは情けない。

ちなみにその前の時系列データ(第26回以前)だと数字でのアンケートが無くて、「上がった/下がった/変わらない」の三択になっているのですが、この間に「下がった」が多かったのは2000年から2004年までの4年間でして、しかもこの間って物価が下がったことに関して「好ましい事だ」が圧勝(まあいつも圧勝ですけど)になっているんですよね。

・・・・・・という事を踏まえて以下を読むと味わいが違ってくる。

『時間の制約から詳細な議論は割愛しますが、消費者物価指数には、物価上昇率を高めに表わすといった上方バイアスがあるため、消費者物価指数の前年比がゼロ%程度というのは、実感としては、かなりデフレ的な状況なのです。』

はいはいボスキンバイアスボスキンバイアス。

『逆に言えば、消費者物価が安定的に2%上昇するという状況は、決して「物価が大きく上がっている」ような状況ではありません。むしろ、実感としては、「物価は、全体として概ね横這いか、ごく緩やかに上昇している」といった状態に近いと思います。』

いやー1%の時にあれだけ物価上昇の話が出るわガソリン下がって大喜びだわ(また最近円安で価格上昇ネタが出ているようだが)の報道見てるとそういう実感には全くならないと思うのだが、日銀の中の人たちはどんだけ王侯貴族の世界にお住みになっておられるのかと小一時間問い詰めいたいですなあ(棒読み)。


でまあ2%だと為替ガーの話もあるがだんだん面倒になってきたので割愛。


・デフレマインドの転換がどうのこうのの話

次が『4.デフレ経済からの転換にあたって』である。

『それでは、今日本経済は、デフレ下の「縮小均衡」から、2%の物価上昇のもとでの「拡大均衡」への移行過程のどの辺りにいるのでしょうか。ここで改めて、わが国経済の現状を整理しておきたいと思います。』

以下のハードデータっぽい部分は手前味噌の話が続くので割愛しまして・・・・・・・・

『また、デフレマインドの転換は、着実に進んでいます。』

ほう。

『今春の賃金交渉において物価上昇を意識した賃上げ要求が行われ、』

要求したの政府だけどな。

『10 数年振りにベースアップが復活したほか、企業がデフレのもとでの低価格戦略を転換し、付加価値を高めつつ販売価格を引き上げる動きがみられるなど、企業の賃金設定や価格戦略にも影響を与えています。さらに、来春にかけての賃金交渉においては、いくつかの労働組合が2%程度のベースアップを要求することを決定しています。』

はあそうですか。

『中央銀行が設定する物価安定目標が労使間の賃金交渉において意識されているという点で、注目すべき動きと言えます。』

盛大にコーヒー吹いたわ。

『日本銀行としても、強い関心をもって、今後の交渉の帰趨を見守っていきたいと考えています。』

いやだからそれって政労使会議で政府が思いっきり要望とかどこの満sy(以下自粛)。

・・・・・・・というのは兎も角として、まあ完全に「賃金上昇に期待」モードになっているというのが分かりますが、昨日も申し上げたように恐らくは株が下がるか円高に振れると泡を吹いて追加緩和に追い込まれるに100バーナンキ。


この後に今般の追加緩和に関する説明があるのですが、先日の会見での屁理屈と同じなので引用を割愛して最後の所を。



・最後の賃上げお願いが途中から謎理論になっていて面白い件

でまあ最後の所で経団連が相手なので思いっきり賃上げお願い攻撃ですが、賃上げしてくれないとどうしようもなくなるのでそらまあお願いする罠とは思う物の、何かこう統制経済っぽくてどうもねという感じだが官僚出身的にはファミリアーなのですかねえ。

『もっとも、移行途上にある現時点においては、「パイ」の拡大のメリットが、グローバルに展開する企業や金融資産を保有する人などに偏在していることは否定できません。もとより、中小企業の収益や家計の所得も、デフレ期に比べれば増加しており、多くの人が何らかのメリットを受けているのですが、その程度には、企業規模や業種、家計の所得階層などによってばらつきがあります。』

で?

『この事実は、単に「パイの分配」の問題に留まらず、次の循環を作るうえで重要なポイントです。すなわち、多くの「パイ」を獲得した主体の支出性向が低い場合、次の循環が働かなくなるからです。高い収益を挙げている企業が積極的に「収益を使っていく」ことが求められています。』

お願いキタコレ!!

『ここで強調しておきたいのは、企業がこのように「収益を使っていく」ことは、日本経済に好影響を及ぼすのはもちろんですが、その企業自身にとっても直接的なメリットをもたらすという点です。』

何か凄いお為ごかしな説明が始まりました。

『2%の「物価安定の目標」が実現すると考える人々にとっては、現在の実質金利は極めて低く、実物投資の採算は良いはずです。逆にデフレ脱却を信じない人にとっては、引き続き実質金利は高く、積極的な行動は抑制されます。』

おい何でデフレと2%目標達成しか選択肢が無いんだよwwwww

『デフレを脱却したあとは、こうした人々も参入してきますので、例えば人手の確保の競争は激しくなるでしょう。また、当然のことですが、2%の物価上昇が安定的に実現すれば、金融環境もやがて経済に中立的なものになっていきます。』

いやだからデフレ脱却しても成長力が上がらなかったらかつての英国病みたいな感じになるだろうよ。

『要するに今の過渡期的な状況を利用するかどうかは、早い者勝ちの面があるということです。』

まあ仰せのような動きになればな。

『デフレのもとでの「縮小均衡」の経済と、2%の物価上昇のもとでの「拡大均衡」の経済とでは、企業を取り巻く環境は全く異なります。企業経営のルールブックが変わるということです。進化論を唱えたダーウィンは、「生き残るのは、強い生き物ではなく、変化に対応できる生き物だ」と言ったと伝えられています。いち早く環境変化を先取りし、「拡大均衡」の経済に対応できた企業こそが競争の「勝者」となり、新しい時代における繁栄を享受できることになるのだと思います。』

えーっと、国債市場の情勢変化に対応しないでマネタリーベース直線理論で国債買入を拡大して市場を盛大に破壊している方に言われたくないわと思いながら悪態を締めさせて頂きます。

#金融経済月報ネタと議事要旨ネタがあったのについこっちにノリノリになってしまってできなかったので週末にちゃんと更新する所存
 


お題「総裁会見ネタを簡単にで恐縮ですが」   2014/12/25(木)08:35:08  
  インフルウィルス放出装置状態の懸念がまだあるので無駄に外に出れないので簡単に総裁会見ネタだけ恐縮至極ですが、今日は2年国債入札のマイナスというおそロシアなものをライブで見れないとは残念。

ということで総裁会見を鑑賞ということで。
[外部リンク] 原油に関する質問を2点お伺いします。10月末に追加緩和された時は、原油価格の下落で期待インフレ率とかデフレマインドの転換が遅れそうだということでなさったわけです。原油価格は、その頃から約3割落ちている状況ですが、先程総裁のご発言の中にもありました通り、期待インフレ率については長い目で見れば上昇基調にあり、当面はCPIも現状程度のプラス幅という見立てをされています。』

ですな。

『1点目として、どうしてこういう判断ができるのかということをお伺いします。ブレークダウンして教えて頂けますでしょうか。』

(・∀・)ニヤニヤ

『2点目は、もし原油価格に関係なく、いわゆるコアコアのようなものでみると、需給がひっ迫して物価が上がっていく、ということがこうした判断の理由なのであれば、今回現状維持として追加の金融緩和をすることは見送られているわけですから、今後も少々原油価格が下がろうが上がろうが、そこに引っ掛けて金融政策を行うのではないのだと、つまり前回とはちょっと違うのだということであれば、そこをきっちりご説明頂いた方がいいかなと思いますが、如何でしょうか。』

全くですが、では答えはと言いますと・・・・・・・・・・・・・・・

『(答) 先般10月31日に「量的・質的金融緩和」の拡大を決定しましたが、これは、その当時の需要面の弱めの動き、あるいは原油価格の下落による短期的な物価上昇率の伸び悩みが、デフレマインドの転換を遅らせるリスクがあり、そのリスクが顕現化するのを未然に防ぎ、好転している期待形成のモメンタムを維持するために実施したわけです。原油価格そのものに対応したというよりも、物価の基調的な要因、とりわけ、広い意味での予想物価上昇率をみて、その予想物価上昇率に対する影響を考慮したものです。』

BEIは一段下がっているけどな!!!というのに関する言い訳はこの後段に出てくるのに加え、基調的な要因という話をしているのは今回の経済物価情勢の現状および先行き見通しの謎の上方修正がリンクしていまして、要するに「原油が一段下がっても追加緩和はしませんよ」というアリバイの為に今回という謎タイミングで経済物価の現状評価と先行き見通しが妙に上方修正されたのではないかという大本営発表疑惑がががががが。

『また予想物価上昇率を評価する上では、市場の指標やエコノミストなどの調査をみていくのはもちろん必要ですが、それだけではなくて、企業や家計の物価観やそのもとでの行動の変化を捉えることが重要であると思っています。』

BEIが上昇している時にお宅の置物副総裁が自信満々に(しかも単に消費増税織り込み度合いが高い残存が短い旧タイプのBEIを捕まえて)BEIの話を連呼していたのは何だったのかと。

『この点、「量的・質的金融緩和」の拡大後の動きをみますと、金融市場は大きく反応しており、日本銀行の2%の「物価安定の目標」実現に向けた決意は、しっかりと伝わったように窺えます。』

BEIは逆に反応していると思いますが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『また、来春の賃金交渉に向けて、連合では2%以上のベースアップを要求する方針を示しているほか、先日公表された「政労使の取り組み」においても、「経済界は、賃金の引き上げに向けて最大限の努力を図る」という方針が明記されています。』

それ日銀の追加緩和関係ないと思いますし、政府肝入りにも程がある話なので既定路線でしょ。

『市場のブレーク・イーブン・インフレ率は、世界的な下落の中で若干低下していますが、家計・企業・エコノミストなどのサーベイ調査では中長期的な予想物価上昇率は総じて維持されています。』

どう見ても手前味噌です本当にありがとうございました。

『また、12月短観では、企業は引き続き先行きの物価上昇率の高まりを予想しているようです。』

2%に届かない状態で横ばいだけどね!!!!

『このように、人々のデフレマインドの転換は引き続き着実に進んでいるように思われます。』

どう見ても大本営発表です本当にありがとうございました。つーか2%は???

『そういうことであれば、原油価格の下落が経済活動や物価を基調的に押し上げる効果が次第に発揮されて、短期的な物価押し下げ効果が減衰するにしたがって、現実の物価上昇率も上昇していくことになると思われます。』

「そういうことであれば」というのがそもそも手前味噌にも程があるのですが、そこはさて置きますと、10月追加緩和の時には「インフレ期待が改善しないリスクに対応」と言って行っておいて、今回の説明では「インフレ期待の改善が進んでいるので原油価格の下落は経済へのプラス効果でウハウハですよ」となっているようで実にこうインチキにも程がある説明になっております。そんなに簡単にインフレ期待の改善が進むのでしたら「2年で2%」の方だって簡単に達成して然るべきだと思うのですが、そちらの方はドンドン見通しが後ろ寄せになるわ大口叩いた置物副総裁は一向に辞職どころか反省の弁すら出てこないわというのは何なんでちゅかねえ(--;

『いずれにしても、今後とも、原油価格の動向の影響も含め、デフレマインドの転換がどのように進んでいくか、十分注視していきたいと思っています。先程申し上げたように、何らかのリスク要因によって見通しに変化が生じて、物価安定の目標を実現するために必要になれば、躊躇なく調整を行うという方針に変わりはありません。』

ということで、今回まあ好意的に書きますと「ロジックの立て直しをして、需給ギャップと期待インフレの話に持ち込みなおした」という事になるのですが、10月31日のロジック飛躍の追加緩和を実施された後にこのような話をされますと、そもそも需給ギャップにしても事後的にしか判らない上に計測誤差がある概念ですし、期待インフレに関しても同様に非常にフワフワした概念でかなり恣意的に数字を拾って説明に使う事が可能な概念ということで、つまり今回のロジックすり替えは一旦「原油価格下落即追加緩和ではない」とはしているものの、まあ有体に言えば株価が下がって皆が浮足立つと追加緩和を実施してくるんでしょという何見て金融政策やってるんだかねえと溜息をつきたくなるような状況である、というのを明確に示してくれましたなあという所ではないかと思われますがどうでしょうかねえ。

などと質疑一発で悪態を並べてしまいましたが、関連質疑が確認みたいなのを含めてやたらあるので、その中からまあ代表的なものをあと2つ。

『(問) 今の話とも関連するのですが、本日、今年最後の会見ということで、来年の物価見通しについて改めて伺います。先程の冒頭の発言の中でも、2015年度を中心とする時期に2%を達成する可能性が高いと、今までの判断を維持されたわけですが、一方でこの激しい原油安の影響でその達成はかなり厳しいのではないかという声が増えています。来年について原油安、円安、需給ギャップ、賃上げの動き等々、物価を左右する要因として大きなものがいくつかあると思うのですが、どのポイントを重視されているのか、またどういう道筋で2%に達すると見ていらっしゃるのかをお聞かせ下さい。』

物価見通しの達成となるポイントがどの要因なのか説明しろやということですな。

『(答) 原油価格が大幅に下がっているということは事実で、これは石油をほとんど100%輸入している日本にとっては、経済を押し上げる効果を強く持つわけです。』

経済を強く押し上げる効果があるのに追加緩和をしたとはこれはまたイカサマにも程があるというか、反対した4人の審議委員が頭から湯気立てるレベルのイカサマ説明でしょこれ。

『一方で、足許の物価上昇率には押し下げ要因として、特に短期的には働いてくるわけです。原油価格の下落は、足許短期的に物価の押し下げ要因となるわけですが、前年比で見た影響はいずれ剥落していく性質のものであり、先程申し上げたように経済活動には好影響を与えていくということで、基調的に物価を押し上げる要因になり得るわけです。従って、もちろん原油価格の動向によって不確実な面はありますが、やや長い目で見ると、原油価格の下落は、物価を押し上げる方向に作用するだろうと考えています。』

これは酷い。というか物価押し上げに作用する件を捕まえて追加緩和とか、そもそも毎度の『見通しに変化が生じて、物価安定の目標を実現するために必要になれば、躊躇なく調整を行う』というのと思いっきり矛盾してるだろと思いますが、まあ追加緩和以降のこの人に政策ロジックの整合性とか一貫性とか求めるというのは詐欺師に誠実さを求めるような物なのでしょうなあ(別に今の日銀執行部が詐欺師だと言っている訳ではないので念の為申し添えます(棒))とは思うが、何ぼ何でも2か月弱でここまでドテンするのはちょっと恥ずかしくないかと思うのだが。

『こうしたもとで、消費者物価は、展望レポートの見通し期間の中盤頃、すなわち2015年度を中心とする期間に、物価安定の目標である2%程度に達する可能性が高いとみています。ただ、足許、原油価格は下がっておりますので、来年の前半に物価上昇率が加速していくということは考えにくいかもしれません。これも原油価格、為替、需給ギャップ、そして何よりも重要な賃金の動向といったことにも左右されますので、もう少し様子を見てみないといけないと思いますが、基本的な物価の見通し、つまり2015年度を中心とする期間に2%の「物価安定の目標」に達する可能性が高いという見通しには変わりがありません。』

ということで、結局の所ここにある「賃金の動向」というのが重要というロジックを持ち出してきておりまして、従いまして今回のロジックを使えば春闘の結果が出るころまでは時間稼ぎができますなという話でありまする。

でまあ確認みたいな質問が沢山出た後に噛み付き系の質問が登場。

『(問) 先程、随分、原油が安くなっているにもかかわらず、追加緩和をしない理由として、企業、家計、エコノミストのサーベイ調査で中長期的なインフレ予想は総じて維持されているとおっしゃいました。それはそうかもしれませんが、10月31日に追加緩和する前も、それは全くそうではなかったのかと思います。』

(・∀・)ニヤニヤ

『あの時点とこの時点で違うのは、BEIがその前も下がっていて、今も下がっています。今はむしろもっと下がっているという状況でいえば、予想インフレ率が変わっていないということを現状維持の理由にするのは、ちょっと理由としては薄弱ではないかと思います。』

(;∀;)イイシテキタ゛ナー

『10月31日の追加緩和について、先程、日銀の決意とおっしゃいました。やはり2年という期間にこだわるという強い決意があったのだろうと私たちは理解していますし、世の中全般にそう受け止めていると思います。そういう意味でいえば、15年度を中心とする期間に2%に達する可能性が高いという見通しは、中央値で1.7%ということで、ぎりぎりそういう言い方もできると思いますが、1月の中間評価で、1.7%から、例えば1.5%、1.4%、1.3%となっていくと、15年度を中心とする期間に2%を達成する可能性が高いとは、なかなか言えなくなってくるのではないかと思います。もしそうなった場合は、追加緩和するのでしょうか。やはり2年というのは難しいので、もうちょっと先にするのでしょうか。』

こういう仮定の前提での追加緩和云々という質問はあまり筋が良く無くて、それよりも単に達成期間に関する遅れについての所感を聞いた方が良い気がする。

『11月5日の講演で、物価の下振れリスクが大きくなったのであれば、追加的な措置を行うことは当然の論理的帰結だとおっしゃっています。そういうことからすれば、見通しが下がれば追加緩和をするというのが筋ではないかと思いますが、如何でしょうか。』

多分目先下がる件は織り込み済みという話になっているから1月の中間レビューでどうのこうのという聞き方はあまり上手くないと思うのだが。前半だけで良かった気がします

なおそれに対する答えがまた凄い。

『(答) まず前半については、そういうご意見はあるかもしれませんが、私どもは全くそういうふうには考えておりません。』

問答無用キタコレ!!!!

『あの時点で、「量的・質的金融緩和」の拡大を行わなかった場合、どうなったのかということとの比較で考えないといけないわけです。』

これしか言い訳の仕様が無いのは判るが、再現実験が出来ない社会事象において「行わなかった場合にもっと悪かったに違いない」というのは究極の開きなおり最強言い訳ですな。

『消費を中心として内需が弱い状況が続き、物価上昇率が次第に下がってきており、その上、原油も大幅に下がって、これがさらに物価上昇率を下げる可能性がある中で、予想物価上昇率が下がっていく、あるいはデフレマインドからの転換、よいモメンタムが逆戻りしてしまうという懸念があったので、そういったことにならないように「量的・質的金融緩和」の拡大を行ったということです。』
だそうです。

『そうしたもとで、今のところ、中長期的な予想物価上昇率は維持されていて、目立った低下はしていないということです。ブレーク・イーブン・インフレーション・レートについては、「量的・質的金融緩和」の拡大を行った後、上昇しましたが、その後の世界的な原油価格の下落等のもとで、また下がってきていることは事実です。しかし、最初に申し上げた通り、予想物価上昇率というのは、ブレーク・イーブン・インフレーション・レートだけでなく、様々な指標でみていく必要があります。』
はいはい手前味噌手前味噌。

『こういった議論は、米国等でも行われていますが、何度も申し上げた通り、賃金の上昇率も、非常に重要なファクターであり、そういったところからみて、「量的・質的金融緩和」を拡大した後、その効果もあって、広い意味での予想物価上昇率が上がったところで維持されていると思っています。この動向については、企業や家計の物価観といったことまで含めて、総合的にみていく必要があります。それについて、10月31日の時点で低下する懸念があったので「量的・質的金融緩和」を拡大し、拡大した後、幸いに、そういった懸念が顕在化することは防がれていると思いますが、今後、そういった広い意味での予想物価上昇率の動き、企業や家計の物価観をよくみていく必要があると思います。』
何ちゅうかもう屁理屈が凄い。

『2%の「物価安定の目標」について何らかのリスク要因によって見通しに変化が生じて、2%の「物価安定の目標」を実現するために必要ということになれば、前から申し上げている通り、躊躇なく調整を行うということに変わりはありません。』

しかも恐らく質問した方としては後半の追加緩和のことについて何か喋らせようとしていたと思われるのですけれども、追加緩和絡みの質問は見事にスルーの巻ですな。

○質疑が噛み合っていない例を2件ほど

どうも資産買入政策をそもそもどういう目的、というか「買入によってどのような結果をもたらすので、その結果がこのように政策目標達成に資する」という話なのですが、何で実施してるんですか的な質問が債券と株の両方について質問があった訳ですが、答えが全然噛み合って無くてワロタので鑑賞。

『(問) 国債買入れに関して伺います、2%の「物価安定の目標」の達成のため相当な量を買われています。15年末には280兆円になるかと思うのですが、現状では市中発行分の25%を超えており、現状の枠組みからいくと、2%の「物価安定の目標」を狙って、さらなる増額も考え得るかと思います。残存期限を7〜10年とするように買っていて、出口のタイミングははっきり分かりませんが、償還を待ってもなかなか残高が減らず、景気回復して物価が上昇すれば金利も上昇して、日銀にもロスが生じるかと思います。中央銀行の総裁として、これだけ国債を買って先行きどうなるか、リスクや懸念を現状でどのようにみていらっしゃるのかお伺いします。一方、米国ではティーパーティーが政府の財政政策や中央銀行の緩和政策を批判しています。日本の場合には、政府でも民間でもなかなか見当たらないのですが、中央銀行がここまでの国債を買い続けて、異常な政策なのではないでしょうか――異次元緩和といわれるのはわかりますが――。この辺りのところを総裁がどの程度深刻に考えていらっしゃるのかお伺いしたいと思います。』

この質問は「一方」以下が余計ですな。しかし答えは質問の遥か斜め上を行くのでした。

『(答) 中央銀行は、どこの国でも通常、一定の利益を出し、それを政府に納付することになっています。中央銀行の利益あるいは財務について、全く意味がないとか考慮する必要がないとは思いませんので、当然、中央銀行として収益がどのように動いていくのか――特に収益を極大化するように行動しているわけではありませんが――、あるいは財務状況がどうなっていくか、には関心がありますが、中央銀行としての目標、役割はあくまでも物価の安定と金融システムの安定です。現状、金融システムは安定していますが、物価が安定していない、2%の「物価安定の目標」への途半ばというところですので、2%の「物価安定の目標」を達成するために、必要なことは何でもやっていくということに尽きると思います。』

・・・・・・・・・・・・・これだけ全然答えになっていない答えも珍しいので、まあ聞かれたら困る質問なんでしょうね。


株について。

『(問) ETFの買入れ政策について3点お伺いします。今、株式市場関係者は、日銀がETFの買入れをしたのかどうかを、夕方、固唾を飲んで見守っているという状況です。今日は買ってくれなかったとか、あるいは今年の分は終わってしまったのか、というようなことで毎日騒いでいるわけです。1点目の質問は、もうこの時点で株価形成を歪めている懸念があるのではないかと思いますが、総裁はそう思われないでしょうか。2点目は、改めてですが、この政策の意図は何であって、日銀の本来の意図の通り今機能しているのでしょうか。3点目は、この政策について弊害があるとしたら何が考えられるでしょうか。』

中々良いツッコミなのだが答えが斜め上。

『(答) ETFの買入れについては、日本銀行の買入れ残高が年間約3兆円に相当するペースで増加するように行うということを、政策委員会で決定し、それに沿って執行部が運営しているわけですが、実際の買入れというのは、市場の状況に応じて、日本銀行が定める基準に従って、受託者である信託銀行が行っているわけです。その基準の具体的な内容は、市場に不測の影響を与えることがないように、明らかにしない扱いとしています。』
そんな事は質問していない。

『これまでのところ、 ETFの買入れは、リスクプレミアムの低下を促すという所期の効果を発揮してきていると思います。中央銀行が国債以外のものを買入れるというのは、やや異例ではありますが、ご承知の通り、リーマンショック後は、欧米の中央銀行も、それぞれの経済、金融市場の動向に合わせて、国債以外の様々な金融資産の買入れ等を行っており、わが国の場合は、今申し上げたリスクプレミアムの低下を促すという観点からETFの買入れを行っています。』

リスクプレミアムの低下を促すという観点とかいってますが、現時点で株式市場のどこにリスクプレミアムが存在するのか小一時間問い詰めたい。

『なお、マーケットの価格に影響が出るのではないかということですが、リスクプレミアムの低下を促すという意味で影響が出るということは、まさに政策の効果であり、国債を買った場合に、国債の価格に影響が出て、緩和という形であれば金利を押し下げるということがあるわけで、それは、そういうことがない場合に決まってくる価格と比べると、違ったものになるのは当然であって、これは金融政策が金融市場において、金融資産の売買を通じて政策を行っている以上、ある意味で当然のことであると思っています。』

という答えですが、国債の場合はリスクプレミアムの低下じゃなくて露骨に金利押し下げ政策をしている訳で、一方のETFはリスクプレミアムの低下、といっている訳で、もしその建付けを維持するならリスクプレミアムがどうなっているのかという話をしないといけないんじゃないですかねえ。

とまあそういう所で、どうもこう資産買入政策そのものがどういう波及経路で効果を出すのかという話についての説明や副作用の話とかになると説明が斜め上になるのはいつものことではありますが、今回の会見での説明は(追加緩和をした結果としてそうなったのでしょうが)更に酷くなっているなあと思うのでありました。

#てなわけで総裁会見ネタを今さらで恐縮至極
 


お題「年の瀬にインフルエンザだぜヒャッハー、という雑談ですいません」   2014/12/24(水)08:04:28  
  なお熱が下がって人心地ついた23日の夜にちょっくら書いている次第で、24日の朝普通の時間に起きているのかどうか判らないので更新なし=死亡説でも流されると困りますから先に更新しておくのだ(まあインフルで倒れているのだから同じようなもんだが)。

○予防接種は大事だよ

えーっとですね、冬の風物詩インフルエンザなのですが、前回罹患したのが2005年の1月でして、10年ぶりにやらかした訳なのですが、前回やらかしたのはB型で今回はA型をやらかしてしまいました。

でまあ何故か今年は何をとち狂ったのか偶々別件で医者さんの所に行った時に「ついでですのでインフルエンザの予防接種しませんか」というセールストークに乗せられてホイホイと予防接種をしていまして(例年そのような面倒な事はしない)、そのおかげで高熱にもならず(上がって8度3分)に割と早期に熱が引くという効用がありました。何せ前回やらかした時は9度超えの熱が丸々1日半続いて滅茶苦茶しんどかったですから楽勝楽勝。

・・・・・・・とは言いましても、去年までは「予防接種していない」→「インフルエンザ注意しないといけない」→「健康的な生活が必要」ということで気を使っていたのですが、今年は予防接種したからインフルエンザにかからないぜ無敵シールドヒャッハー!!と盛大に勘違いをして年の瀬に向け身体に無理を掛けていましたので、予防接種をしていてもインフルエンザになる時はなる、という有り難い教訓を皆様の為に身体を張ったネタとして提供しておりますので、予防接種をしたので安心という訳ではないという事にはご留意ください。

ちなみに10年前はタミフルが処方されましたが、今回は謎の粉を吸い込むみたいな薬を処方され、処方された薬局でそのまま吸い込みを行いましたな。タミフルの時はある時点で突如強烈に効いて熱が激しく下がったので、下がった瞬間の身体の軽さが嬉しくて部屋の中で踊るという異常行動をしておりましたが、これが例の異常行動かと思いながら踊っていたので無事に今でも生きているのでありました(大汗)。


○なお次の更新は早くて木曜遅くて金曜の所存

何せ月曜の引けを見ずに帰る→医者でインフル認定うける→寝込むということでその後盛大に寝込みまくっておりましたので、FOMC会見ネタとか黒田総裁会見ネタとかがあるのは承知しておりますし、債券市場様のほうも相変わらずの壊れっぷりを示す中、ネタ拾いとか考察とか熱がぶり返すような行動は致しておりませんし、そもそも熱が下がったからと言って直ぐにホイホイと出社すると歩く人間細菌兵器と化してしまいますので(解熱してから2日とか言われた)この与太話(本当に与太話)を皆様がご覧になる時間帯には白河夜船状態でしょうし、間違って普通に朝起きていても脳味噌の方がすっかり寝ておりましてリハビリが必要という状態ですので、リハビリがてら黒田会見ネタあたりを見物して、ぶり返して居なければ木曜位には更新しようかなと思っております、はい。


まあ何ですな、そもそも論として最近は短国のマイナス金利長期化に加えて利付国債のマイナス金利年限の拡大ですっかり疲弊というか、頭の中がヒャッハードーパミン炸裂状態になって、一時は猛烈に寝不足になる位の状態にまでなった(別に自慢する話でも無いので黙っていましたが)りと、相場のせいですっかり体の方が弱っていたというのがあった上に、予防接種で無敵シールドだぜヒャッハーと勘違いしたのが重なって年の瀬にインフル罹患という誠にケシカラン事態を招いた訳でして、これはやはり日銀の政策およびオペ運営に問題があるので謝罪と賠償を要求するしかありませんな(謝罪と賠償は冗談だが相場のせいで体に負担を掛けたのは多分事実)。

てな訳で、皆様におかれましてもお身体ご自愛頂きまして年末年始を乗り切って頂きたいものと存じます。
 


サーバートラブルでご迷惑をおかけします   2014/12/22(月)08:06:19  
  http://ameblo.jp/fpeye  


お題「短期や債券市場があばばばばーで関連雑談も含めて少々」   2014/12/19(金)08:04:11  
  お、おう・・・・・・・
[外部リンク] Swiss National Bank introduces negative interest rates
Minimum exchange rate reaffirmed, and target range for three-month Libor lowered into negative territory

SNBマイナス金利と聞いて「これで2度目か」とか思わず勘違いしたのですが、こちらがやっている異次元政策はユーロフラン無制限介入でしたな(大汗)。

○色々と市場がヒャッハーな件について

・結局短国入札が5週連続で平均マイナス金利になってしまいました

昨日はFOMCネタでスルーしていましたが水曜は1年短国、昨日は3M短国が投下された訳ですけれどもね・・・・・・・・・

1年TB入札
[外部リンク] 18兆4,295億円
(2)募入決定額 2兆3,208億6,000万円
(3)募入最低価格 100円00銭4厘 (募入最高利回り) (-0.0040%)
(4)募入最低価格における案分比率 15.9789%
(5)募入平均価格 100円00銭5厘 (募入平均利回り) (-0.0050%)

足切りも盛大にマイナス利回りになりましたぞなとか思ったらセカンダリーでどうもショートカバーが入ってしまったようで引けではマイナス6bpとかいうような実にアレな入札となってしまいまして、えーっとすいません多分短国買入無いんですけど何でまたこんなに強くなるのよという所でしたが、まあその前の5年入札も強くなってその後もヒャッハー感溢れる展開になっておりましたので、何ちゅうか全般的にアレな感じでしたけれども・・・・・・・

3MTB入札
[外部リンク] 39兆9,880億円
(2)募入決定額 5兆3,080億4,000万円
(3)募入最低価格 100円00銭0厘5毛 (募入最高利回り)(-0.0018%)
(4)募入最低価格における案分比率 5.7817%
(5)募入平均価格 100円00銭1厘7毛 (募入平均利回り)(-0.0063%)

ということで、年内最後の3M短国入札ですが、まあ前日の1年入札のセカンダリーの状況からしてプラス利回りは無理でしょうなあとは思っていましたが見事に足切りまでマイナス金利というアチャーな結果になりまして、結局11月3週目からまたまたマイナスになった短国ですが、100円足切りの回もありましたが平均は結局の所延々とマイナスですし、最後の最後に来て更にマイナスとか何ですねんという所で、まあ色々と要因が複雑っぽいので簡単に割り切れないのですけど・・・・・・・・・・

どうもですね、追加緩和以降輪番中期の買入が拡大したのが短国の方にも効いた格好になっているようで、確か10月の追加緩和の時には短国市場への買入圧力を緩和する為にMB拡大のその他部分を調整したという触れ込みになっていた筈なのですが、バキュームオペを継続して11月3週からまたマイナスに持って行ってしまった結果、短国市場の逼迫状態が利付の短期ゾーンに波及→中期ゾーンにも波及という図になり、しかもそこに中期輪番の拡大が入った結果として中短期の金利が低下となり、今度は中短期ゾーンの国債金利が大幅に低下した為に短国へのニーズが高まる、という需給逼迫の循環みたいな流れになっているように見える訳でございますよ。

でまあ先ほども申し上げたように本来10月末の追加緩和の時には短国金利のマイナス化に一定の配慮を示して資産買入の構成を調整していた筈なのですが、その後にどこぞの置物じゃない方の副総裁が「短国のマイナス金利は政策効果(キリッ)」とか言いやがったのを受けたのかどうか知らんですけれども、市場破壊バキュームオペが政策効果という建付けになってしまったとしか思えないオペの打ち方が続いて市場がこの有様という事になっておる次第で、置物理論に関してはどうしようもないので仕方ないのは仕様と思っていましたが、QQEは市場にストレス掛ける政策であって、そのストレスの掛け方によっては副作用が出ますよね的な話に関しては置物じゃない方の副総裁様がちゃんと注視して頂くという期待がそれなりにあった筈なのですが、そういう期待を打ち砕く講演だったという事で出た時にはあまり注目されなかったというかアタクシも出遅れでネタにした話ですが、結果としてこのような債券市場の死亡状態とオペの関係を見るに、置物の直線一気理論よりも実は市場に与えたダメージが大きかったのではないかと思うのでしたorzorzorz


・債券市場もあばばばばー

[外部リンク]
〔金利マーケットアイ〕国債先物が続伸で引け、長期金利は0.350%に低下
2014年 12月 18日 15:51 JST

『<15:30> 国債先物が続伸で引け、長期金利は0.350%に低下

国債先物中心限月3月限は前日比6銭高の147円66銭と続伸して引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明とイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長会見では、利上げへの道筋に大きな変化がないことを示した。FOMCを受けて前日の米債相場が下落した流れを引き継いで、朝方は売りが先行したが、好需給が相場を下支えした。20年債入札が堅調な結果になると上値を試す展開となり、先物3月限は一時147円76銭と日中取引の高値を更新した。

現物市場はしっかり。入札をきっかけにした買い戻しで、20年超長期国債利回りは同2.5bp低い1.080%と2013年4月5日以来、約1年8カ月ぶりの水準に低下した。また、中期ゾーンにも国内勢の買いを観測。2年債利回りは一時前日比2bp低いマイナス0.020%、5年債利回りは同1bp低い0.035%といずれも過去最低を更新した。また、残存4年弱の5年115回債利回りがマイナス0.005%まで低下するなどマイナス金利が長めの年限まで波及した。』(上記URLより)

前半はさて置きまして、後半に記載されている債券の中短期市場が昨日はヒャッハー状態になってしまいまして、後場途中からホイホイと金利が低下する動きが凶悪化しまして、2年カレントは後場に入ってマイナス0.5bp→マイナス1bpとか金利の低下が加速して、最後にはマイナスが1.5→2.0という風に勢いが付いてしまい、5年は5年で最後には3.5bp(最早0.035%というような債券利回り的な書き方では無くて短期市場的なbp表示の方が実感が出るでしょ?)というナンジャソラとしか申し上げようがないアホタレさんな水準へと金利が低下しておりまして、債券市場が親指を立てながら溶鉱炉に沈んで行くラストシーンは涙なしには見れなかったとしか申し上げようがないこの展開は何ですかという所で。

もうどこからどう考えても経済合理性無いだろという水準ではあるのですが、短期ゾーンで国債がマイナス金利じゃないと買えない状態になって、それが波及するという話になりますと、玉突き的に需給逼迫が拡大する(ちなみに昨日の引けだと2018年9月償還まで引けがマイナスな)訳ですし、そもそもこんな水準になるという事は「投資家の所に売る物が無い」という状態な上に、日銀の輪番馬鹿買入は今月まだ残っているので、ここまで水準持ち上げられても成行買いをする日銀が玉を吸収するので、売る人の居ない中で日銀馬鹿買入によって金利水準がハチャメチャな所まで低下するの図という事になっている次第で、債券市場の壊れ方がドンドン加速することにさすがに寒いというか恐ろしいものを感じる次第であります。


○マイナス金利や必要以上の低金利の長期化は金融システムにストレスを与えるでしょうという論点について

とまあそんな訳で12月20日の国債償還を控えて債券市場の金利はちょっと目を疑うような展開になっておりますが、昨日実施された超長期入札の方でも落札結果発表後に20年が走って、中短期のあばばばばーもあるのですが超長期方面もブルフラットとかになってもう何だかねという状況。

でですな、つらつら思いますにこのマイナス金利状態というのは一時的な現象としては兎も角として、長期化するというのはどう見ても色々と弊害があるでしょというのがここもとマイナス金利が続く中で見えてきましたよねという風に思う訳ですよ。

つまりですな、資金をお預かりして運用して利回りをお支払いする金融商品という点で考えますと、中期4年近くまでマイナス金利とかになったら運用商品提供どうするのという話になりますし、預金だって普通預金が0.25bpとかかも知らんが預金保険料支払ったらコストってもっと上の所にある訳で、一方で国債金利が4年近くまでマイナスだったら預金を受けるとドンドンマイナスになりますがな状態になっていくでしょという話で、そらまあ一時的現象でマイナスだの超低水準だのという話ならば、そらまあ金融機関としても事業の公益性とか継続的なサービス提供とかの観点があるからマイナス金利即閉店とは成らないでしょうが、この状況を1年も2年も続けたらどうなるのですかという話です罠。

長期金利だってそうで、これだけ金利が低下してくると長期商品になるような保険商品とかだってリスクフリーの運用利回りがこの有様で商品作るって大変ですよという話になりますし、従来の商品をそのまま提供していたらマイナスになるってのがこれまた長期化したらどうなるんですかという話ですし、円金利がこのリターンしか無いのだったらアセットアロケーションの際に円債の部分ってリスク勘案したら実は単に円キャッシュのままで良いのじゃないか位の話になるとか考えただけでも恐ろしい事まで思いついてしまいますぞなというお話。

まあそんなこんなでマイナス金利(や過剰な低金利)が長期化するとなりますと、金融機関の収益というよりはそもそも論としての金融商品の提供とかそういうレベルの問題になってくるのではないかとゆーのが見えてきたように思いますし、それってつまり金融システムに負荷を掛けているという話になる訳で、短期的な現象なら兎も角、1年も2年も3年も続いたらその分のコストが何らかの形で転嫁されていくような話だって想像できる訳で、そうなってくると今度は置物理論によれば実質金利が下がるとポートフォリオリバランスが起きる(キリッ)という話ですけど、そもそもリバランスするポートフォリオが無い人にとってみたらマイナス金利のコスト転嫁だけ被る事になりかねないという話で、一体全体何のために名目金利を下げているのかという話になりゃあしませんかという所です。


でまあ実際にこういう金利状況になってみたら色々とそういう弊害の片鱗が出てきたように思える、というのが現場労働者としての見解ではあるのですが(なお市場調達市場運用だけしていると名目ゼロ金利制約は関係ないからそういう人にはピンと来ないと思う)、このような弊害が出てきており、政策が長期化すると深刻な話になってくるんじゃないですかという点について、肝心の日銀が何を考えているのか執行部出てきて考察を述べろやと小一時間ですわ。

大体からして「短国マイナス金利は資産買入の効果(キリッ)」とか「国債買入で金利に低下圧力を掛けて効果を出す(キリッ)」とかの触れ込みで短期だけではなくて債券市場にも盛大に日銀買入による市場破壊活動が進展して、確かに短国のマイナス金利は定着するわ国債市場の金利も既に中短期がご覧のとおりという展開になっているのですが、そもそもQQEが目的としているのは物価安定目標の達成なのであって、馬鹿買入して市場にストレス与えるのをつづけた上に更に凶悪化した結果として、物価安定目標達成の当初触れ込みの2年達成というのはどうなりましたかとか、そもそも実質金利を下げると設備投資が出るわ個人消費が伸びるわという話でしたが、その辺はどうなりましたかとか、そういうのが出てこその「資産買入の効果」なのであって、金利を馬鹿下げして「それも買入の効果」とか寝言は寝て言えとしか申し上げようがない訳で、いいからお前ら早く政策効果の定量的なレビューを政策委員会として出せやゴルァとしか申し上げようがありませんな。

・・・・・ついカッとなって悪態をついてしまった、全然反省はしていない。


○SNBについて一応確認

さっきのこれ
[外部リンク] Swiss National Bank introduces negative interest rates

『The Swiss National Bank (SNB) is imposing an interest rate of -0.25% on sight deposit account balances at the SNB, with the aim of taking the three-month Libor into negative territory. It is thus expanding the target range for the three-month Libor to -0.75% to 0.25% and extending it to its usual width of 1 percentage point. Negative interest will be levied on balances exceeding a given exemption threshold.』

つーことで、SNBはいわゆる所要準備以外の預り金(ただし後の方に色々と説明があって、恐らく決済用需要に相当するようなミニマム部分に該当するような金額に関してはチャージしないようです)にマイナス25bpという超懲罰金利を適用するそうな。で、政策金利であります所の3カ月物Liborの誘導目標レンジはマイナス75bpからプラス25bpの間に設定するそうです。

『The SNB reaffirms its commitment to the minimum exchange rate of CHF 1.20 per euro, and will continue to enforce it with the utmost determination. It remains the key instrument to avoid an undesirable tightening of monetary conditions resulting from a Swiss franc appreciation.』

ユーロスイス1.20水準の無制限介入は引き続き実施という事で、そもそもSNBの場合は為替の無制限介入という荒業にも程がある措置を継続している所に、無制限介入だけでは足りないと見たのか預り金への懲罰まで投下してスイスフラン高を抑制したいそうな。

『Over the past few days, a number of factors have prompted increased demand for safe investments.』

FTQでスイスフランに需要とな。

『The introduction of negative interest rates makes it less attractive to hold Swiss franc investments, and thereby supports the minimum exchange rate. The SNB is prepared to purchase foreign currency in unlimited quantities and to take further measures, if required.』

更に追加の外貨資産購入とかも必要ならやりますよ、ともう思いっきり為替フォーカスでこれはこれで分かりやすいが、さっき悪態申し上げたようにここでも実体経済との関係での名目ゼロ金利制約部分で長期化した場合のコスト負担問題が出てくる点はどう考えているのかな(会見はあるのだが読んでいない)とは思います。

『An instruction sheet containing additional information on the negative interest rate and the calculation of the exemption threshold is attached.』

で、上記URLの2ページ目以降が『Instruction sheet governing negative interest on sight deposit account balances』となっていまして、実際にどのような形でマイナス金利をチャージするのかという話をしておりますが、まあ技術的な話なので紹介するのはスルーしますけど、基本的にはECBのマイナス20bpに対抗してマイナス25にしましたという話なので、掛かる網は似たようなもんと見られます。

でまあこの手のマイナスチャージの時って所要準備はさすがにマイナスチャージしないのですが、どうもSNBの場合はミニマム部分でチャージしないのがあるっぽいですが、マイナス金利チャージをした場合て中央銀行のバランスシート政策的な意味では量的引き締めになりますので、システム全体で見た場合に所要準備部分が薄いと決済部分で不測の事態が起きるリスクが出てきますので、ある程度ミニマム部分を設定しているのはその辺も意識しているのではないかと思ったのですがどうでしょうかね。


あと、毎度のことなのですが、スイスのマイナス金利にしてもECBのマイナス金利にしても、これは「中銀預り金に対する懲罰金利の適用」なので、中銀バランスシート拡大政策とは真っ向から矛盾する政策になっておりまして、日本で今発生しているマイナス金利ヒャッハーとは本質的に話が全然違うので、SNBのマイナス金利を見て「じゃあ日本も付利金利引き下げ」などという話をすると表面的な事象しか見る事のできない残念な人という評価が張られますのでよろしくお願い申し上げます。


○そういえばオペメモだけ置いておく

・昨日の固定金利オペ結果

昨日のオペ結果
[外部リンク] 1,031 1,031

こちらは2527億円の落ちに対して1031億円と半分以下の減額ロールという残念な状況になっていますが、元々の額が少なかったので参考記録という感じですな。22日スタートなので国債償還キタコレでニーズが減っている可能性はあるのですがその影響がどの程度なのかとかはよく判らん。


・一昨日のドルオペとかCP買入とか

火曜と言えばドルオペですが。

[外部リンク] 30 30
CP等買入 13,366 4,476 0.087 0.108 43.2

ドルオペですが1週間物で珍しく3000万ドルの応札がありましたなというのをメモだけしておくという所です。まあ1週間物だから年内物ですし、額もごく少額ではあるので何か意味があるかというと多分あまり深い意味は無い気がしますけど。

あとCP買入の平均が妙に高いのですが、銘柄の関係とかあるのかもしれませんけど、市場動向からしたら逆行にも程があるので多分この平均が高いのも意味は無いでしょう。

#前半の悪態で時間を食ったので今日はこの辺で勘弁で来週はFOMC会見ネタとMPMネタですね
 


サーバートラブルでご迷惑をおかけします   2014/12/18(木)08:09:15  
  http://ameblo.jp/fpeye  


お題「5年入札で債券市場が更にあばばばばー/その他市場ネタとか金融政策会合プレビュー雑談とか/短観物価アンケート」   2014/12/17(水)08:05:51  
  ピリッとしませんなあ。
[外部リンク] 20:07 【共同通信】

○5年入札ェ・・・・・・・・・・・・・・・

ご案内の通りですががががが。

[外部リンク] (1)応募額 10兆5,366億円
(2)募入決定額 2兆4,872億円
(3)募入最低価格 100円08銭 (募入最高利回り) (0.083%)
(4)募入最低価格における案分比率 99.8817%
(5)募入平均価格 100円08銭 (募入平均利回り) (0.083%)

てな訳ですが、昨日の場合は後場の寄りから先物上昇とかしていてこれは入札が強いのでしょうかとか思っていたら落札結果は事前予想を上回って一本値落札になるという結果。おまけに市場推計の落札分布を見ると一部大手業者さんといわゆる不明玉が1兆円スケールであって、残りの皆様の落札少ないざますなあという所でございました。

などと思ってるうちに為替の方で117円前半に為替が突っかけたり株がヘロヘロとなったりとかもサポートになったとは思うのですが、それよりも5年ヒャッハーの勢いという感じだと思うのですが、先物が147円50銭(+12銭)とかやってる時に5年120回債が5bp(2毛強)ヒャッハーとかなっていまして(なおその辺りで10年カレントは1毛強なので見事なブルスティープ)まさにヒャッハー状態。

でまあ引けの時には5年120回が4.5bpだわ新発が5bpだわとかナンジャソラという水準になってしまいまして、引け後には新発は4.5bpヒャッハーだし2年とかも強くなって長期も堅調(超長期は出おくれ)となるという展開。

・・・・・・・・・とまあそういう事で、今週に入って5年ゾーンって120回債で見て先週金曜の7.5bpから昨日の引けが4.5bpで2日で3毛強くなっている訳ですが、そもそも論として付利金利よりも遥かに低い水準まで5年の金利が低下とか何がどうなっておりますのやらという話でありまして、7月位の3M入札が5bp割れとか言ってた筈なのにワシらは何かよく判らん世界に迷い込んでいるのではないかというような状況。向こう5年間今の短期金利状況が続かないと明らかに間尺に合わないというか、5年間超過準備に放り込んでおいた方が利回り2倍なんですけどという異次元とかそういうものを超越した状況。

でですな、その付利金利とか政策継続の時間帯とかそういう話をさておきましても、預金金融機関的に言ったら預金に対して預金保険料を払っているので、預金保険料込みでの原価から言って5年の期間リスクを取っても全くの逆鞘という状況になっている訳で、ここまで来ると預金金融機関としては預金が来る方がリスクにも程があるというような状態になってしまいますがなという話で、既存の保有債券部分はそらまあ利が乗っていますけれども、新規に資金が流入する分どうしますねんという状況。

中期だけではなくて長期だって0.4%割れですし、超長期も金利水準はドンドン低下している訳で、つい3か月前には短国の金利がマイナスになって短期方面の資金運用というロットはでかいけれども金利市場参加者のボリューム的には辺境地域の住民がおはぎゃーと言っていた訳ですが、追加緩和と、その後の短期ゾーンのマイナス金利積極放置状態継続によって、外部環境も後押しして金利市場全体がドイヒーな事になってきましたなという所で、これそもそも論として国内円金利関連での商品が顧客に提供できるのかとか維持できるのかとかそういう話に大袈裟ではなく発展しちゃいますがなこの状況が長期化したらという所です。


・・・・・・・・えーっと、確か岩田規久男副総裁様のマネタリーベース直線一気理論によりますと実質金利が低下すると自動的に投資や消費が拡大して経済が前向きに循環する、という理論でございますが、このように金利市場を広範に焼き払うというプレイまで行って得られました金利低下で投資や消費が物凄い勢いで拡大してくれませんと、焼き払われた金利市場としては只の焼かれ損になりますし、大体からして市場を破壊しちゃいますとその市場を通じた金融政策のトランスミッションメカニズムがワークしなくなるのですけれども、それだけの副作用というコストを掛けて得られる効果についての具体的な定量的説明というものが1年半以上政策を継続しているのに一切政策委員会から示されないというのはどういう事かと小一時間。

で、散々焼け野原にしておいて「やっぱり2年で2%できませんでしたので辞任します」とか言われましても(辞任とかしないでしょうが)その焼け野原の始末はどうするんだと思う訳で、もう何やってるんだかという所です。


まあ日銀政策委員会の多数意見によりますと早期に物価目標が達成できるのでこのような市場破壊モードも短期間で終わるらしいのでそれを期待するしかありませんなあ(棒読み)という所ではございますが、またぞろ原油価格低下の影響で足元のCPIが下がるとインフレ期待の低下に対応して追加緩和するとか何をどう追加緩和するのやら・・・・・・・・・



○その他市場関連メモ

・ETF買入おかわりとな

[外部リンク] 3Mは今日の結果見ないと良く判らんぞなという所ですけど、本来的にはそろそろ緩めよとは思うのですけど・・・・・・・


○ルーブルとかその辺とかで雑談というか何というか

まあご案内の通りでございますが備忘でメモを置いておく。

[外部リンク] 2014/12/17 03:46 JST

まあ昨日の日本時間の夕方とかもヒャッハーヒャッハーやっててドル円も116円台とか特攻するし、そもそも昨日はロシア通貨防衛の盛大利上げをするしとか、中々こう味わいの深い展開になっておりますぞなとゆー所で。

[外部リンク] 12月 17日 03:39 JST

でまあNYもこれで株戻ってたみたいですけれども結局NY株マイナスですかそうですか。

[外部リンク]
更新日時: 2014/12/17 06:08 JST

まあ通貨防衛で利上げとかだいぶ最後の手段っぽい動きになっていてロシアがこんなに派手にコケるとはとゆー所でございます。


・・・・・・でまあそれはそれとしまして、この辺の動きを見てFOMCや日銀がどうなりますかという事をつらつら考えてみますと、FOMCに関して言えばそもそも論として原油価格が下がるのは米国経済的に言えばどこからどう見てもネットでプラスで、それこそガソリン価格が下がると文字通りのヤンキーな皆さんがヒャッハーと燃費の悪い大型車を絶賛購入するという楽しい流れになる訳で、まあ別にこの動きで日和見モードになるとか無いでしょと思われます。

毎度申し上げておりますように、そもそも論として既に出口政策に関しては「データディペンデント」という建付けになっているというのはFOMCメンバー全員が一致していると見られまして、今更時間軸を持ち出す必要はないし、時間軸的なものは「データディペンデント」アプローチにおいてコミュニケーションの阻害要因になりますから、まあ普通に今回バッサリとガイダンス文言を変更して、時間軸では無くてただの現時点での見通しであり先行きはデータ次第、というのを示す一方で会見でハト的な話をイエレンさんがしてバランス取って終了となるでしょう。

大体からしてFEDって自分の庭辺りがボーボーと大炎上して延焼のリスクがある位の状況じゃ無い限り、自分の所しか見ないで政策を打ってくるというのが仕様になっていますので、ロシア辺りが大炎上しても知らんがなというスタンスで全然ぶれてこないと思います。


なお日銀ですけれども、足元の物価低下懸念をネタに追加緩和をやる、という金融政策のロジック的にダメの典型みたいなのを実施(一応「日本ではまだインフレ期待がアンカーされていないので足元の物価に対応する必要があるから通常とは違うんです」という屁理屈は用意されていますので念の為)していた訳ですので、これ原油価格が一段安でヒャッハー状態となりましてCPIも目先は1%を大きく割るでしょうという風になった場合に追加緩和オラオラオラと詰められるでしょうなあと思われます。まあさすがに4月までは粘ると思うけど、消費増税先送りした関係上そこまでの超大型財政が打てないとなりますと、すっかり政治従属しておられます所の黒田日銀様に対しまして「金融政策で何とかせえ」という話にもなってくるかと存じますし、何せ前回のヤケクソ追加緩和で株は上がるわ円安には振れるわでしたので、夢よもう一度と追加緩和圧力が高まるだろうなあとも思われます。

つーことで、まああたくし的べき論で言えばそもそも「2%目標は下げないにしても2年で無理繰り実施するというのを下げて、国債馬鹿買入もバランスシート維持から縮小方向にして、低金利時間軸政策に戻せよ」という所なのですが、「2年で2%」ドクトリンを放棄するためには政治的なコンセンサスが形成されないと今更引っ込みがつかない状態になっている(2年を勝手に引っ込めたら最低でも総裁副総裁の首は飛ばすしかないでしょ)ので、ドクトリン放棄したっていいじゃないかデフレ脱却だものというタオルが飛んでこない限りは、足元の状況は追加緩和を更に強く催促されるという動きになっているとしか見えません(繰り返しますがさすがに今回追加は無いと思うし恥ずかしいにも程がある)。

しかしまあ何ですな、更にそもそも論を言い出すと、もしかしたら10月31日のヤケクソ追加緩和によってドル円とかぶっ飛んで市場に盛大にボラティリティを提供し、他の中央銀行(だいたいECB)とかもQEだの何だの言い出す始末になるしとかで、実はヤケクソ追加緩和がグローバルにボラの拡大の起爆剤になって色々な所の無慈悲な動きが加速したのではないかなどという仮説を立ててみたくなるのですが、そんな事を言うと日銀がワールドワイドに大迷惑という話になるので考えるのを途中で止めることにしておきますね(^^)。


○短観の物価見通し関連

[外部リンク]
 


お題「短観は可も無し不可もなしですかね/ETF買入キタコレ/BOE11月議事要旨から物価に関する議論を読む」   2014/12/16(火)08:03:35  
  ほほう。
[外部リンク] 22:51 【共同通信】

『安倍首相は集団的自衛権について「それを加味した上での選挙」と述べ、国民の理解が得られたとの認識を示す。』(上記URLより)

[外部リンク] 18:42 【共同通信】

まあこのような記事があるような気がしますがうわやめろ何をするくぁwせdrftgy

・・・・・ところでモーサテで「企業が経営計画を年度で出す事を考えると4月に増税すると計画が年度計画に全部織り込まれる結果として計画が保守的になるから増税は4月に行わない方が良いし、減税は逆に4月に実施すべき」という朝三暮四という言葉をご存知ないのではと禿しく疑念を持ちたくなるようなお方がゲストとして登場していましたが、最近のモーサテはお猿さんを専門家として番組構成するようになったのでしょうか????????????


○選挙与太話(本当に与太話)

いや選挙中に次世代の党の代表だか何だかが演説していたのを都内某所で聞いたのですけれども、「インターネットでは自民党に次いで支持が高くて、情報操作されているマスコミとは違う真の支持が」云々とか言ってて危うく爆笑の発作を起こしそうになったのですが、見事に壊滅して頂いて何よりとしか申し上げようがなかったですが、折角ですのでただの与太ネタを少々。

・民主党はこの人のお守りを作るべきではないかと

[外部リンク] 確かこの人前回選挙でも最後の当選という惜敗率ギリギリでの比例復活だったと思うのですが、やはり社民連の若造議員から首相にまで登り詰めるだけの事はあって何かを持っていると思いますので、受験シーズンも近いことですので受験のお守りでも良いですし、戦地に赴く兵士の皆さんに向けて世界中でお守りを売りだしたらウハウハかも知れませんよ、ってまあ本当に売れるかはまた別ですが(^^)。


・佐々木憲昭さん引退だったのか

いやまあ選挙終わって気が付く時点でアレですけどね。
[外部リンク] 『東海ブロック(同21)では本村伸子、島津幸広両氏が初当選。勇退した佐々木憲昭氏の議席を引き継ぎ、1議席増を果たしました。』(上記URLより)

赤旗楽しそうだなおいという話は兎も角、佐々木憲昭さんが引退という事ですが、財金関連と言えば参議院の大門先生が著名ですが、衆院では佐々木さんが(大門先生ほど目立ちませんが)金融政策関連でゴリゴリ突っ込んでいたのですが、今後跡目は誰が相続するのでしょうかねえと思うのでした。まあその辺の段取りはちゃんとしているのでしょうが。


・唯一ネ申得票数4割増しとな

まあしかし中選挙区の時代は1区に色々とオモシロ候補が出ていたもんですけどねえ(遠い目)。

[外部リンク] 衆議院小選挙区開票結果
東京第1区 確定
マタヨシ 光雄 本人届出 1,416.000

[外部リンク] 衆議院小選挙区開票結果
東京第1区 確定
マタヨシ 光雄 本人届出 1,011.000

ちなみに「000」の左にあるのは小数点ですので百万じゃなくて千ですからね!!!

すげえ前回比4割増しだ!と思いましたがよくよく考えたらオモシロ候補の出馬が少なかったので別に驚く話では無かったのですが、話題になっておりますようにこの1416票が海江田さんに入っていたら惜敗率で菅さん抜いて比例復活だったというのを聞きますと、やはり「あなたの一票が次の時代を作る」という言葉が事実だよなというのを感じる訳でして、まあ行っても行かなくても同じとか入れる人が居ないなどと言わずに、そういう場合でも「よりベターな選択」で良いから投票に行くべきではないか、などと殊勝な事を思うのでした。


・何ちゅうか・・・・・・・・

[外部リンク] 毎日新聞 12月15日(月)21時22分配信

そもそも選管はそんな政党名届け出を受けるなと思うのですが、どう見てもオモシロ候補なのを分かって入れているならまあ良いのですけれども、そうじゃない人が沢山居そうな所がもうね。


・しかしこの見出しは何とかならなかったのかと小一時間

いやまあ確かに「生活の党、前職」ではあるのですけれども・・・・・・・・・・
[外部リンク] 経済好循環に向け協力の確認文書
12月16日 4時10分

政労使会議賃上げ要請キタコレですが、まあ賃上げしないと循環回らないしインフレ期待も上がらないでしょうから、あまり毎度毎度要請じゃなくて本当は要請しなくても上がるのが当然という流れにならないと行けないのですがまあそれは兎も角として、最後にしらっと地雷が埋め込まれているように見えるのがチャーミング。

『さらに、女性が働くことで世帯所得がなだらかに上昇するよう、政府は税制や社会保障制度を見直し、配偶者手当てについても、労使がその在り方の検討を進めるなどとしています。』(上記URLより)

つまり配偶者手当なども無くすけど金が足りなきゃ共働きしろという事ですねわかります(--;


○短観は可も無し不可も無しという感じに思えますが・・・・・・・・

うむ。
[外部リンク]          (9月時点)      (12月時点)
         現状→12月予測    現状→3月予測
製造業大企業   +13→+13     +12→+9 
製造業中堅企業  +5→+5       +7→+1        
製造業中小企業  ▲1→0        +1→▲5

非製造業大企業   +13→+14   +16→+15
非製造業中堅企業  +7→+7      +7→+4
非製造業中小企業  0→▲1       ▲1→▲4

でまあ前回の短観では「久々に予測DIが未達」という結果になっていて、これは死亡フラグの可能性があり、特に非製造業の方が未達度合い大きくてマズーという話をした(ちなみにこの未達度合いと短観数値をグラフにして90年くらいからの時系列を見ると味わいがある)のですけれども、今回の短観では前回の先行き予測DIが概ね達成して、非製造業大企業や製造業中堅企業では上振れして達成という形になっていまして、ちょっとこれは一安心という所です。

勿論先行きが下を向いているのは気にする話ではあるのですが、回復傾向にある中でも先行き予測DIって慎重に出るケースが多いので、今回に関しては前回短観で足元DIが6月予測数値未達だった、というような状況を鑑みて先行き予測がより慎重になったという事だとすれば今の局面は踊り場的な局面で済む、という風にも思えますので、そこまで悪いという話ではないのではないかと。


・雇用判断DI(ここの数値はマイナスが大きい方が雇用情勢的には良い)

        (9月時点)      (12月時点)
        現状→12月予測     現状→3月予測
製造業大企業  ▲1→▲1       ▲1→0
製造業中堅企業 ▲7→▲9       ▲6→▲8
製造業中小企業 ▲5→▲8       ▲8→▲3

非製造業大企業   ▲16→▲17    ▲18→▲18
非製造業中堅企業  ▲18→▲23    ▲20→▲22
非製造業中小企業  ▲21→▲27    ▲22→▲25

うーんこのという感じですが、先ほどの業況判断DIは先行きが下向いているけどそんなに悪くは無いと思われますという所なんですが、雇用判断DIは絶対水準自体は強いのですけれども9月に見ていたよりも雇用判断が若干緩和されている感じですし、先行きの予測も9月短観ほどに逼迫感が無いという風になっていまして、前回の短観では業況判断が弱かったけれども雇用判断はやたら強いという感じだったのの逆が出ている感じで、こっちは(絶対水準的には問題ないけど)気になるなあと思うのですがどうでしょうか。


・価格判断DI

昨年9月短観からしらっと投下された物件。

販売価格判断(「上昇」-「下落」)

        (9月時点)      (12月時点)
        現状→12月予測     現状→3月予測
製造業大企業  ▲4→▲4        ▲3→▲3
製造業中小企業 ▲4→▲2        ▲5→▲4

非製造業大企業  +4→+6      +5→+7
非製造業中小企業 ▲2→+2      ▲3→+2


仕入価格判断(「上昇」-「下落」)

        (9月時点)        (12月時点)
        現状→12月予測       現状→3月予測
製造業大企業  +17→+18       +19→+21
製造業中小企業 +38→+43       +39→+44

非製造業大企業  +21→+22      +21→+23
非製造業中小企業 +29→+33      +27→+33

今回はあまり前回予想から大きく動いていないですし、水準自体もそんなに変わっていないのでコメントし辛いですな。


・毎度お馴染み金融商品取引業の業況判断DI

毎度お馴染み金融商品取引業業況判断DIですが。

        (9月時点)       (12月時点)
        現状→12月予測      現状→3月予測
金融商品取引業 +22→+35   +50→+42

おお久々にぶれているじゃんと思うのですが、+50とかまた威勢が良いですなと思うのですけれども、先行きの予測DIが調子に乗っていない辺りが死亡フラグではないのでちょっと安心ですね!!!


・その他で言えば設備投資とか需給とか在庫とか

まあその辺は本職の方々が分析しておりますからご案内の通りだとは思いますが、設備投資計画が意外に下方修正されてないなという辺りも含めて今回の短観って可も無し不可もなしというような結果だったように思えます。

ただまあ毎度ですが、マインド系のデータとハードデータの間に微妙に差が出るとか、法人企業統計とGDP2次速報の関係のように、どうも色々と微妙なずれがあるのでこれだけでどうのこうのという話は難しいって事なんでしょうかね。


○ETF買入投下とな

[外部リンク] MINUTES OF THE MONETARY POLICY COMMITTEE MEETING
5 and 6 November 2014

・先行きの物価に関する議論が展開されます

『Supply, costs and prices』からで、最初の部分は物価見通しが下がりましたがという話でして、そこの最後の所から引用しませう。第20パラグラフのケツになります。

『Since the Committee aimed to meet the 2% target in the medium term, the main question was what, if anything, the surprisingly weak number implied for the outlook for inflation further ahead.』

ということで・・・・・・・・・・・・・

『21 Most of the unanticipated weakness in the inflation data since the August Inflation Report could be attributed to a reduction in food and energy prices and the impact of the unusual timing of summer clothing sales. These movements would - unless they were repeated - depress twelve-month CPI inflation in the near term but implied little about the medium-term outlook.』

物価が弱い要因として最初に挙げられるのが食品価格やら夏のセールスの期ずれなどの要因だがこれは中期的には影響を与えないですと。

『There remained some additional weakness in the CPI to explain, however. And, perhaps more importantly, recent movements could be seen as part of a broader pattern in which CPI inflation had fallen substantially over the past year to a rate below the 2% target and in a way that had not been predicted in advance. Moreover, the same had also been the case in several other countries. Although, with the benefit of hindsight, most of the movements in the various sub-components of CPI inflation could generally be accounted for with reference to easily identifiable factors - global food and energy prices, movements in the sterling exchange rate, and so on - it was also possible that these developments were a signal that underlying inflationary pressures were weaker than supposed and might persistently be so. The Committee considered this possibility in detail.』

でもってそれ以外の要因として、世界的な食品エネルギー価格の下落やらポンドの上昇、そのほかにそもそも基調的なインフレ圧力が従来考えているよりも弱いのではないか、などというような論点もありーのであって、それらについて検討という話。


・ポンド高のパススルーについて

『22 One explanation for some of the recent weakness of inflation could be that the pass-through to lower consumer prices of the appreciation of sterling since the start of 2013 had been faster or stronger than anticipated.』

ポンド高の物価へのパススルーが強いのではという論点について。

『If pass-through were faster, then the drag from the stronger exchange rate would cause inflation to be weaker in the near term, but would dissipate more quickly, implying somewhat higher inflation further ahead than if pass-through were more drawn out. If this hypothesis were true, one might expect to see the effect of sterling’s appreciation manifest most noticeably in the inflation rates of tradable goods falling relative to those of less tradable services. Instead, the inflation rate of goods prices (excluding food, energy and VAT) had been fluctuating around 1% since the beginning of 2012, with no clear sign of a recent reduction. By contrast, services price inflation had fallen back over the same period. While sterling’s appreciation was no doubt playing a part in holding inflation below the target - and would probably continue to do so - there was not yet evidence to suggest that the effect would be any different than had been supposed at the time the Committee had assessed the outlook in its August Inflation Report.』

七面倒になったので思わず一気に引用しちゃいましたが、ポンド高のパススルーの影響が想定よりも強いので物価が想定以上に低下するというのであれば、その影響は貿易財の物価に影響がより強く出る筈だが、実際の物価動向を見るとそうでもなく、むしろサービス価格の方が弱いのであまりそういう訳では無さそうですねというのが結論のようです。


・スラックが実は大きいのではないかという論点

『23 Another possibility was that the margin of spare capacity in the economy was either greater than thought or having a more significant effect on inflation.』

経済のスラック(BOEは「the margin of spare capacity in the economy」というのが仕様)が想定よりも大きいのではないかという話。

『This was a possibility that the Committee had considered in some depth while preparing its August projections three months ago. At that time, the Committee had noted the apparent weakness of wages, which tended to have a more stable statistical relationship with estimates of spare capacity than did final consumer prices.』

で、経済のスラックに関しては8月インフレレポートを出す時にも議論になった話で、この時の議論として賃金は最終的な消費者物価に対して反応するというよりは、経済のスラックの大きさに対応して反応するという点が指摘されているそうな。

『This had been one of the factors that had caused the MPC to increase its estimate of the level of medium-term supply capacity: the medium-term equilibrium unemployment rate was thought likely to be a little lower than previously assumed and the equilibrium participation rate a little higher.』

でもってこの議論を踏まえて中期的な供給能力に関しての推計を変えたそうな。


・労働市場の見立てが中々難しそうですな

『24 Since then, the unemployment rate had continued to fall, to 6.0% on the LFS measure in the three months to August, contributing to the largest annual fall in unemployment since comparable data had become available in 1972. Employment had increased by almost 3/4 million compared with a year earlier, although employment gains had moderated in recent months. That suggested that the labour market had, if anything, tightened a little further. By contrast, however, the labour market participation rate had fallen back and been weaker than expected.』

雇用者数の伸びは想定より強いけれども労働参加率は想定より弱いという現象が生じているようで。

『Some of this seemed a consequence of sampling variability within the Labour Force Survey, though, rather than a genuine economic development. And, for some Committee members, there was doubt over the extent to which changes in the degree of labour market participation were currently informative about wage and price pressures beyond what could anyway be inferred from their impact on the number of unemployed people searching for work.』

で、一部の委員は労働参加率が弱い点と賃金上昇圧力に結びつかない可能性があるのでは(=労働参加率が弱いからと言って賃金が上がらないという訳ではない)という指摘をしていますな。

『25 Longer-term measures of earnings growth had remained relatively subdued. Whole economy average weekly earnings in the three months to August had been only 0.7% higher than a year earlier. Shorter-term measures were stronger, however. Seasonally adjusted private-sector regular pay had increased at an annualised pace of 2.4% in the three months to August, a pickup in line with that anticipated by the Committee at the time of the August Report.』

賃金の上昇に関してはロンガータームでは引き続き抑制されていて、一方で短期的にはもうちょっと強いという状態ですが、まあ現状は8月インフレレポートでの見通し通りに推移しているとな。

『It was possible that regular pay growth had been boosted by a shift in the structure of financial sector remuneration in response to the bonus cap.』

ちなみにここはワロタのですが、定例給与が伸びているのは金融機関におけるボーナス上限制限の影響が一部にあるとかさすがの英国クオリティ。

『But it was difficult to point to clear evidence of this.』

そらそうだ。

『Increases in job market turnover, as well as survey measures of recruitment difficulties and pay, remained indicative of further increases in wage growth looking ahead, although the most buoyant indicators of pay growth, from the REC survey, had softened in recent months.』

転職市場のターンオーバーに関しては先行きの賃金上昇圧力の指標となりますが、これについてはここ数か月やや軟化しているとな。


・結論としてスラックの推計もそんなに変わらんとな

『26 Overall, there was limited evidence over the month to suggest that the current estimate of slack in the economy should be materially different from that projected three months ago, at the time of the August Inflation Report.』

ほうほう。

『In the latest set of projections that would accompany the November Report, the recent weakness of inflation was assumed to persist in the near term, before inflation rose back to the 2% target by the end of the three-year forecast period.』

ちなみにインフレターゲット先進国の英国様におかれましては物価目標達成の現状での見込み時期が「3年」となっておりますが、というと「インフレ期待がアンカーされている国とこれからアンカーさせようとする国は違いますから(キリッ)」という返事がぶつけられますので念の為(^^)。

『Bank staff expected twelve-month CPI inflation to rise in the October data, as falls in petrol prices a year earlier dropped out of the annual comparison, before decreasing to around 1% in December. Staff had judged that CPI inflation was, on balance, more likely than not to fall temporarily below 1% at some point over the following six months.』

とは言え先行きは石油関連価格の影響で向こう半年ほど1%割れ近辺での推移もという話ですが、だから金融政策を緩和という話にはならないのがBOEクオリティ。


・バックワードでインフレ期待が下がるか否かの件について

このコーナーの最後のパラグラフです。

『27 With a period of inflation below target in prospect, it was conceivable that firms’, households’ and financial market participants’ expectations of future inflation might begin to drift downwards in away that could reinforce the weakness of inflation itself - for instance, via wage bargaining.』

例えば賃金下落のような形でターゲットを下回った物価水準がインフレ期待をバックワード的に下げる可能性について、という話ですな。

ただまあ英国の場合はつい暫く前は物価がターゲットを上回って推移する中で平然とインフレ期待がアンカーされていますからヘーキヘーキと言ってた位ですので以下の話はこうなるのが仕様。

『But inflation expectations had not deviated materially from the target during the extended period in which inflation had been above the target in the years to 2013. The October YouGov/Citigroup survey measures of households’ inflation expectations one and five-to-ten years ahead stood below their series averages by 80 and 50 basis points respectively. Professional forecasters’ projections of inflation one year ahead had fallen a little in the fourth quarter, but expectations three years ahead had been unchanged and close to the 2% target. Expectations of inflation derived from financial market prices had fallen back since the summer but remained close to historic average levels.』

ということで各種指標で見るインフレ期待は特段ターゲットから逸脱しておりません(キリッ)であっさりスルーしておりまして、まあ結局の所経済状況がどうなのかという認識によってECB的な理屈になるのかBOE的な理屈になるのか、という話ではないかと思います(ちなみにこの回は2名が25bpの利上げを提案(資産買入規模の維持は全員賛成)しています)。


ということで思いっきり趣味のコーナーで恐縮至極。
 


お題「各種オペ関連で少々/BOE11月議事要旨ネタというマニア系ネタ」   2014/12/15(月)08:03:03  
  投票にはちゃんと行きましたが開票速報は最初の3分見てあまりにも波乱が無いので見ないでさっさと寝て正解でしたかね。

#なおどうでも良いが今日のNYから講釈垂れている人の話が長いわ内容が意味不明だわで中々見苦しいのだが>モーサテ

○選挙雑感

よーし選挙終わったから公職選挙法気にしないでコメントできるな(なお少々違う)。

[外部リンク] 朝日新聞デジタル 12月15日(月)1時37分配信

しかしまあ出来上がりの数字は見事な現状維持(有象無象の出入りが少々ある程度)でしたな。

[外部リンク] 12月15日(月)1時53分配信

なんちゅうかですな、今回個人的に楽しみにしていたのはもうちょっと2大政党(正確には1大と0.4小位だと思うが)っぽくなることだったのですが、維新がコケなかったのがねえという所で、赤旗ソースなので何ですが共同代表がこんな政党で大丈夫かねと思われまして、憲法改正で早速スリスリしてくるに1万ドラクマ。

[外部リンク] 2014年12月14日(日)
維新・橋下氏が早くも“敗北”宣言

・・・・・・ということで結局野党の間で議席が動いただけという事ですが、これによって安倍ちゃんがまたまた調子に乗って憲法改正モードとかに走るんじゃネーノ(公明より維新の方が協力しそう)とかいうのもアレですが、そもそも景気の方がこれから大丈夫なのよ(原油安が超神風なのですが円安がねえ)という状態になっている訳で、アベノミクスの是非がどうのこうのと言って選挙して勝った訳ですが、実際問題として経済の方がなかなか戻らんとか格差拡大ガーとか言う事になって「こんな筈じゃなかった」となった時の反動で変なものが出てくるのが一番オソロシスなのですけどね。まあこういう結果になりましたのでそうならない事を祈るしか無いのですけど・・・・・・・・・・

#第三の矢の期待とか言ってますがそんなもんどこにも無いと思うのですけどねえ。

なお、金融政策的には何も変わらないでしょうが、問題は円安に関してどういう声が出てくるかという話で、円安のコストプッシュで2%が瞬間行っても全然意味が無いどころか格差拡大ガーとか庶民の生活ガーという話が出てくると話がいきなり変わって来るのでそこがリスクですわな。そうじゃなかったら目先の物価が下がるので追加緩和に追い込まれるシナリオと考える方が順当です罠。


○オペ関連雑談である

・貸出支援オペは下馬評通り

[外部リンク] 年12 月実施分)

新規貸付の概要
貸付期間 4 年
貸付予定額 31,336 億円
貸付先数 48 先

新規3兆円という数字に関してはまあ下馬評通りでして、これでまあ普通に考えて年末のMBは達成(財政で揚げ超方向での不測のブレというのは常識的に無いから大丈夫)という事になりそうですな。

でまあ今回はこういう結果になったのですけれども、今の市場環境ですと4年の1%固定金利って市場調達だと思ったら超高利貸出状態という事で、次回以降ちゃんと札が集まってくれるのかねという所で、今の状況だと先行き金利先高観どころか追加緩和の方が待ったなしとかいう観測になってくるのが次回(3月)の状況ではないかと思ってしまう訳で、このオペ自体は札が集まる為には市場金利もさることながら金利先高観が出ないといかん訳ですし、一方で輪番で保有国債が減っている中ですので、実は4年固定の負債なんぞ要らんのではないかという気もする訳で、やはり「その他」部分でのMB積み上げは難しいと見る方が妥当なのではないでしょうかねえと思うのでした。


・短国買入は5000億円で実施

金曜日のオペオファー

[外部リンク] 5,000 2014年12月16日
国債買入(残存期間1年超3年以下) 4,500 2014年12月16日
国債買入(残存期間3年超5年以下) 4,500 2014年12月16日
国債買入(残存期間5年超10年以下) 4,000 2014年12月16日
国債補完供給(国債売現先)・即日(午前オファー分)(注3) 2,000 2014年12月12日 2014年12月15日
国債補完供給(国債売現先)・即日(午後オファー分)(注4) 7,687 2014年12月12日 2014年12月15日

短国買入は5000億円でオファーとなりまして、これで1兆とかオファーしたらここから20日の償還でのキャッシュ潰しニーズもあるのに買入して市場を逼迫させてどうするんだクソボケと悪態をつく予定でしたが一応市場での下馬評の下限。

で結果はこの通り。

[外部リンク] 26,454 5,000 0.013 0.013 100.0
国債買入(残存期間1年超3年以下) 11,613 4,504 0.006 0.007 22.2
国債買入(残存期間3年超5年以下) 12,331 4,506 0.003 0.005 51.8
国債買入(残存期間5年超10年以下) 10,238 4,002 -0.006 -0.004 26.4
国債補完供給(国債売現先)・即日(午前オファー分)(注4) 23 23 -0.400 -0.400
国債補完供給(国債売現先)・即日(午後オファー分)(注5) 71 71 -0.400 -0.400

ということで短国買入は応札2.6兆円になっていまして、平均と足切りが同じ1.6毛甘となっていて按分が100%なので5000億円一発で入れに行った方が居たんでしょうねという所です。

ここもと強い入札が続いていた訳ですが、金曜日付け(木曜の引け後発表)の売買参考統計値からしますと新発3Mの500回がマイナス2bpで1.6甘で入れてもマイナスだし入札レベルからみたら平均がマイナス0.4bpで足切りがマイナス0.18bpだったので特段の投げにもならないですから(他のカレント銘柄だと出来上がりがプラスになる)この銘柄が入ったんでしょうなとゆー所ですにゃ。

で、上記のように(下馬評通りですが)貸出支援オペが3兆円でていますので、MB達成の方は全く問題なしという流れになっておりますので、普通に考えて(というか市場もそういう予想だと思うのだが)短国買入は先週金曜ので年内終了(今週は金曜がMPM2日目なので慣例からすると短国買入実施するなら22日の週になるのですが、さすがに年末越えと四半期末のダブルパンチで買入やって既に逼迫している短期市場の玉を極度に逼迫させるような馬鹿プレイはしないと思いますので)となると思われますので、今週の3M入札はプラス金利ワンチャンスあっても良いと思いますけどね。

というかですな、今週の3M新発って償還が3月30日となっておりまして、それはつまり何を意味するかと申しますと償還の時にどこからどう見ても償還再投資が出来なさそうな銘柄であるという事を意味します(まあこの時にロールが普通に出来るのならば大丈夫ですが)ので、資金運用計画的に中々使いにくい(期末の担保にもならないし)のでプラスになってもあまり嬉しく無かったりする訳で、もっと前にプラスになれやコ゛ルァ!という所っすな、うんうん。

#それ以前の問題としてプラスにならないかも知らんが


・補完供給ェ・・・・・・・・・・・・

さっきのこれですが。

[外部リンク] 2,000 2014年12月12日 2014年12月15日
国債補完供給(国債売現先)・即日(午後オファー分)(注4) 7,687 2014年12月12日 2014年12月15日

(注3) 国債補完供給(国債売現先)・即日(午前オファー分)の売却対象銘柄は、10年利付国債321回です。
(注4) 国債補完供給(国債売現先)・即日(午後オファー分)の売却対象銘柄は、5年利付国債121回、
10年利付国債321回、20年利付国債150回、30年利付国債44回です。

ということで、金曜日に話題になったのはこの国債補完供給の乱れ打ち。

まー多分誰かがやらかしたという話だとは思いますが、それにしてもこの乱打はワロタとしか申し上げようが無くて、現物債市場の流動性が低下していて、追加緩和以降更にこの状況が凶悪化していて、オファービットがホイホイ飛んでしまうという現在の市場状況を象徴するかのようなオペでしたなあという所です。

なお一方でどこぞの置物では無い方の副総裁は先物を捕まえて「債券市場の流動性は問題ない(キリッ)」とか言ってしまう訳で、というか後付で思いますとあの講演で「短国マイナス金利は政策効果」とか「債券市場の流動性は無問題」とか言い出したせいで短国の方ではマイナス金利の定着状態が是認されるような流れになってしまいましたし、現物債市場での流動性の低下に関しては全く無視というのが見えたというのが債券市場の流動性低下に加速を掛けたような気がするので、まああの講演は近来稀に見るダメ講演でしたなあと思うのでした。


○BOE11月議事要旨ネタというマニアシリーズ

ちなみにBOEはこんなのも出していますがまあそれはさておきまして。
[外部リンク] News Release - Bank of England announces measures to bolster transparency and accountability


[外部リンク] MINUTES OF THE MONETARY POLICY COMMITTEE MEETING
5 and 6 November 2014

・海外経済の見立てに関して

『The international economy』から。

『8 In contrast to developments in financial markets, the news on the month in the global economy had been relatively limited. The broad picture remained one of a weaker outlook for global activity than had appeared most likely at the time of the August Inflation Report. The central expectation of the Bank’s staff was for PPP-weighted world GDP to grow by 3-1/4% in 2014, before picking up a little to 3-3/4% in the following year. These rates compared with a pre-crisis average of 4%.』

世界経済の成長に関してはBOEのスタッフ見通しは2014年が3.25%で2015年は3.75%だが、金融危機前の平均の4%よりは低いですとな。

『9 Since the summer, news regarding US activity had generally been positive. During the month, data indicated that GDP had increased by 0.9% in the third quarter. This figure was, however, bolstered by an increase in government defence spending and a strong net trade contribution, neither of which seemed likely to persist. Bank staff expected growth to drop back to around 0.6% in the fourth quarter as those temporary supports dissipated. Although the preliminary Markit PMIs had fallen back in October, they remained at relatively high levels. The manufacturing ISM index had risen in excess of market expectations in October to very strong levels. The Employment Cost Index had shown two quarters of firm growth in the middle of the year, indicating that wage pressures might be beginning to increase.』

米国経済については強めの見通し。

『10 In contrast to the US data, those regarding the euro area had fairly consistently surprised to the downside over the past six months. The most recent set of business surveys appeared to have stabilised, although they remained significantly weaker than earlier in 2014 and, together with other activity indicators, pointed to quarterly growth rates of only around 0.2% in the second half of the year.』

欧州は米国に対して弱い、ということで欧州の話は当然ながら多いのですが。

『During the month, the French and Italian governments had submitted their budgets to the European Commission. It was possible that greater certainty about the fiscal outlook, alongside the results of the ECB/EBA banking sector Asset Quality Review and stress tests, would help to underpin some improvement in sentiment and expansion of credit supply over time.』

『Core HICP inflation had fallen back again in October to 0.7%. And market-based estimates of expected inflation for several years into the future remained below 2%. There remained a risk that the prospect of weak nominal demand growth for an extended period might, at some point, bring back into focus the sustainability of public and private debt burdens in some of the area’s member countries. In that context, it was reassuring that the increases in periphery sovereign bond yields that had occurred during the financial market volatility of mid-October had been very small by comparison with the scale of those seen during the past few years.』

てな事で、BOEでも欧州の物価およびインフレ期待の低下を指摘していて、市場の中期的なインフレ期待が下がっているという話をしているのが目立ちますな。

『11 Chinese GDP was estimated to have increased by 7.3% in the four quarters to Q3 while inflation had fallen back to 1.6% in September, weaker than market expectations. Across emerging economies, the picture remained one of a broadly based, but gentle, slowdown in the growth of activity - albeit with some divergence in performance based on country-specific factors. Emerging markets had been particularly sensitive to the month’s financial market volatility, with some widening of sovereign bond spreads and declines in equity prices.』

ということで、その次は中国の話→EMの話と来るのですが、全体的には米国だけですなあという話になっているのと、これはまあ仕様なのですが相変わらずBOEでは日本経済の話って余程のオモシロ事案でも無い限り議事要旨に出てきませんなあ。

『12 Weaker world demand growth seemed to be playing a part in the fall in oil prices, but much of the decline in recent months appeared related to supply, including an unexpected revival of Libyan production, strong US production, and an increased perception that OPEC might be prepared to tolerate lower prices than previously. The Brent futures curve, on which the Committee’s November Inflation Report projections were conditioned, was slightly upward sloping.』

ここで原油価格の話が出てくるのがこれまた味わいがあります。

『It was possible, however, that this would prove an inaccurate guide to the path of oil prices in the future. If greater supply were to cause oil prices to fall further, then the fillip to global growth could be greater than the Committee had assumed. Commensurately, the degree of short-term global and UK inflationary pressure could be less.』

ということで、基本的には供給要因によるものだという認識で、この場合は原油価格が世界経済にプラスだけれども物価にはマイナス、という話をしているのですが、この辺の認識を12月MPCでどういう風に示しているのかが注目したいなあと思う所です。


・民間部門の需要が持続的に伸びていくかという話題について延々と議論

次の『Money, credit, demand and output』ですが、中々興味深い議論が展開されています。

『13 For some time, the Committee had been anticipating that UK output growth would slow to around, or slightly above, historical average rates. There was now more evidence that this had begun to occur in the second half of the year.』

でまあ経済の現状に関しての話があって、欧州が弱いとか住宅市場が弱いという話がありますがその部分をちょっと飛ばしまして。

『17 A key question was the extent to which private domestic demand could sustain growth in the face of the ongoing fiscal consolidation and softening external demand environment.』

ということで、財政再建を行って海外の需要が弱い中で国内民間需要がどこまで持つのかという件の話をしているのですな。

『Given the weakness of household income growth, the recent strength of private consumer and investment spending had been financed through a reduction in the private sector’s financial balance. The combined household and non-financial corporate financial surplus of nearly 4% of GDP in 2012 had moved to a deficit of 0.5% over the four quarters to 2014 Q2, the latest period for which estimates were available. Partly offsetting that reduced private sector financial balance, the fiscal consolidation had reduced the public sector financial deficit by 2 percentage points of GDP over the same period. Even so, the United Kingdom’s net borrowing from overseas - the current account deficit - had increased by 1.5 percentage points to 5% of GDP.』

ということで、財政再建を進める中で民間需要は家計のバランスシートから賄われている(つまり民間貯蓄の取り崩し)との話。

『18 With the fiscal consolidation set to continue and export prospects subdued, even lower private sector saving would probably be necessary to sustain UK output growth at the historical average rates envisaged in the November Inflation Report central projection.』

とか思いっきり貯蓄率が低い状態じゃないと民間需要が成長を引っ張れないという話をしているのですがそれってどうなのかという話でして・・・・・・・・・・

『The prospect of a continued reduction in private sector saving and a persistent current account deficit should be carefully monitored.』

いやまあモニターするのは良いのですが・・・・・・・・

『The household saving rate was already at a relatively low level and was projected to fall further over the forecast period. Continued falls would raise the economy’s dependence on external finance and could not be sustained indefinitely.』

貯蓄率が低い状態で推移して行きますと、海外からのファイナンスが必要になりますが、それってサステイナブルなのかねという指摘ご尤も。

『19 Nevertheless, despite the scale of recent years’ current account deficits, Bank staff’s estimates of the UK net international investment position at market value, while imprecise, had remained strongly positive.』

UKの国外投資ポジションは引き続きstrongly positiveとな。

『The UK net overseas asset position provided a buffer of savings that could be used to sustain spending growth for a period. It also gave grounds for expecting that the investment income received on UK assets overseas would recover over time, providing additional resources with which to finance domestic spending.』

海外の投資部分が民間所得や投資のバッファーになるとか、投資収益などのインフローが国内需要の原資になるというような話をしておりまして、将来的に見た場合には日本でもこの手の論点を気にしないといけなくなるのではないかと思いながら読むと中々味わいが深い。

『In the latest data for 2014 Q2, there had been a net investment income outflow of around 2% of GDP. If the United Kingdom were indeed a net creditor, then net income receipts might normally be expected to be positive. Even if the net income position were to recover from its present negative position to only zero, that would imply a significant increase in the flow of financial resources available to the private sector.』

将来的にネットで債権者状態になった時には民間セクターの需要にプラスになるという話とか何か味わいがありますなあと思うのですが、この点についての話が中々面白かったのでネタにした次第ですが、この後にも割と面白い論点があるのでまた後日。
 


お題「ECBとかFOMC関連の大体雑談/債券市場の機能不全が本格派になっているように思える件の雑談」   2014/12/12(金)08:03:06  
  うむ。
[外部リンク] 12月 11日 17:42 JST

[外部リンク] 12月 11日 10:08 JST

ソブリンの外格が全部Aレベルになるとゆーことでしょうかねえこりゃ。

○ECBとかFRBとかのプレビュー雑談のようなもの

・ECBのバランスシート政策ねえ

[外部リンク] 2014/12/12 03:16 JST

『12月11日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)の2回目の条件付き長期リファイナンスオペ(TLTRO)の利用額はアナリストの予想中央値よりも低かった。全面的な量的緩和(QE)に踏み込む根拠が増した。』(上記URLより、以下同様)

ということで更に国債QE実施期待という話なのですが・・・・・・・・・

『ECBにとって難しいのは、新たな流動性供給でバランスシートを膨らませようとしても、11、12両年実施のLTRO資金が返済されることで帳消しになってしまうことだ。来年2月までに満期を迎える3年物LTROの未返済分は2570億ユーロ。』

『当局者らはバランスシートを膨張させる他の方法を模索している。ECBはカバード債の購入を10月に、資産担保証券の購入を11月に開始した。ドラギ総裁は先週、市場からの直接購入によってバランスシートを「よりよくコントロールできるようになった」と述べていた。』

てな感じでまとまっているのですが、そもそも論としてバランスシートが拡大しないのは国債QEをやらないからではなくて、預金ファシリティが懲罰金利になっているから金融機関が超過準備を積みたがらないという事であって、つまり中央銀行の資産サイドではなくて負債サイドの設計に問題があるから資産サイドで色々な施策を実施してバランスを拡大しようとしても同時に積み上がる必要がある負債サイドの方で思いっきり負債を積ませないような施策を実施しているのだからそう簡単に積み上がる訳がない。

しかしまあ何ですな、そう考えると国債QE実施と同時に預金ファシリティの金利引き上げが必須と申しますか、そもそも論として単純に預金ファシリティ金利を米国や日本と同じノリでMRO金利の所まで引き上げてしまえば超過準備が簡単に積み上がって、別に国債QEとかやらんでもバランスシートはそこそこ拡大できると思う(ただし長期LTROが落ちているのが痛い)のですが、その話が普通に流れてこないのが欧州の不思議な所なのですが、何で預金ファシリティマイナス問題が話題にならないのでしょうかねえ。あたしゃ欧州の人じゃないから良く判らんのですが実際に中の人たちがこの点に気が付いていない訳は無いと思うんっすけどねえ・・・・・・・・

ただまあここで非常に話がややこしくなるのは、先日来引用していたドラギのおっちゃんの落語を見ますと、結局の所ECB金融政策でのトランスミッションメカニズムで使い物になりそうなのって「為替ルート」しかなさそうだという認識でECBがいるように思えることで、そうなると預金ファシリティ引上げをすると金利上昇という話になって為替的にマズーという話になりかねない(だから今更単独で預金ファシリティいじれないので国債QEとセットで投下するしかない)とゆー所。

更にまあややこしいなあと思うのは、これまた会見での説明を見るとお判りになったかと思いますけれども、ドラギのおっちゃん及びECBのQE推進の皆様が、その政策を実施することによって、市場のどこに働きかける(例えば金利を下げるとかバランスシート規模を拡大するとか)のをメインにして、その結果としてどういう政策波及効果があるのか、というグランドデザインがちゃんと出来ていないようにしか思えない事です。つまり、会見での説明でも「バランスシート規模」の話が冒頭説明で出ている位なので最初の触れ込みはバランスシートなのですが、説明の中に入ると「金利の低下」の話が出たり、「クレジットスプレッドなどの金融環境の緩和」の話が出たりで、トランスミッションメカニズムに関してはどう見てもユーロ安での輸出拡大とインフレ期待低下阻止というのだけは判るのですが、あとは別にそれ諸外国でもあまり効いてなかったルートですよね(ポートフォリオリバランスとか)とゆー話をしている所です。

そうなりますと国債QEやるのは良いのですが、QEを実施した結果としてECBが何をどうしたいのかというのが混乱したまま、という事になりかねませんで、そうなると今の「バランスシート政策らしきことを実施しているのに預金ファシリティのマイナスが深いのでバランスシートが全然拡大しない」という複雑骨折状態が更にタチ悪くなる恐れがあって、何がどうなっているのやらという事になりそうな悪寒。つまり「コンセンサスが取れそうなものを取り敢えず投下」とかやったから預金ファシリティマイナスの政策が追加の最初に打ち込まれて来た訳ですが、これがバランスシート拡大の弊害になっているのが明らかなのに、そこを(たぶん意識的に)スルーしてバランスシート規模ガーという話をするとかなると市場は混乱するでしょうなあと思うという事ですな。

まー何ですな、そもそもマイナス金利実施した時にえーと思ったのですが、更にマイナス金利拡大とか何をやっとるんだと思っておりました(し駄文でも書きましたが)が、「マイナス金利実施はQE阻止の為にドイツが設置した諸葛孔明の罠」という話が存外ネタではなかったかなと思いますと、今はそれを逆手に取って国債QE実施への作戦を練るドラギ総裁とか中々胸が熱くなります。

てなわけで、今回国債QEやる時に預金ファシリティをいじってくる(少なくともゼロ、できればMRO金利の水準まで上げる)べきだと思いますが、そこをいじらないでQE投下するとかオモシロ事態が発生した場合には最早どういう価格形成になるのか想像の範囲外という感じではあります。


・FRBは文言外すんじゃないですかえ

詳しくやりだすと結構長くなるのですが今日は手抜きバージョンで
[外部リンク] The 2015 Economic Outlook and the Implications for Monetary Policy
December 1, 2014

William C. Dudley, President and Chief Executive Officer
Remarks at Bernard M. Baruch College, New York City

例えばダドリーさんのこの前の講演ですけれども、最後の『Conclusion』の所を見ると、出口に向けた金融政策運営の柔軟性というか、データディペンデント状態というのをやたら気にしているんだろうなあというのが垣間見えます。

『In my remarks today, I have provided my current thinking about the U.S. growth and the inflation outlook, and the implications for monetary policy. To sum up, the U.S. economic outlook looks brighter, with growth likely to be somewhat above the trend of the past five years. The risks to growth appear generally balanced, without unusually high risks that growth will either be much stronger or weaker than my forecast. On inflation, I remain confident, despite the recent softening, that inflation will begin to move up towards our 2 percent objective next year. This move will not likely happen immediately, however, given the recent weakness in energy prices and the fact that non-energy import price trends are also likely to soften a bit over the near-term. 』

経済物価見通しについてはまあ普通に強めですし、インフレに関しても「足もとのエネルギーや非エネルギーの輸入価格が下がっているけどそれは近いタームの物価に関して弱い影響を与えるけどヘーキヘーキ」という話をしておりますわな。

『With respect to monetary policy, I believe that market expectations as captured by the most recent New York Fed’s surveys of primary dealers and market participants are reasonable-with lift-off expected to take place sometime around the middle of next year.』

来年半ばの利上げとなっている市場の皆様の予想に対しましてリーズナブルだと思いますという部分は出た時に市場にインパクトやや出てましたっけね。

『But, life is uncertain and my judgment of the appropriate timing could change in response to incoming data and other factors that change the economic outlook.』

わざわざ「life is uncertain」とか言ってる辺りがお洒落というか強調しているなあという感じですけれども。このように「データディペンデント」という話は毎度出てくる訳ですよ。

でまあこの前の議事要旨を見ても判りますが、声明文の文言検討のパートとか、その前振りの辺りから見ると「相当な期間」云々の文言に関しては「データディペンデント」に相反する内容であるという認識はFOMCメンバーの中で結構共通している感じで、削除反対しているのってそもそも見通しが弱いから外す必要が無い、という人と、外すと出口政策待ったなしと市場が認識して不測の金利上昇が起きるから外さない方が良い、という人の2種類なんですよね。

『When we do begin to tighten monetary policy, the pace of tightening will depend not only on the outlook but also on how financial market conditions respond as we begin to remove monetary policy accommodation. Financial market conditions are an important transmission mechanism of monetary policy.』

でまあダドリー総裁が指摘しているように、今FOMCが考えているのって出口の時に出来るだけ長期金利が暴れないでもらって、スムーズに出口に行く事と思われますが、そう考えますと実は例の「相当な期間」文言って今回のFOMCが結構絶好の外し時に見えるのですよね。すなわち、今この文言を外したからと言っても別に1-3月に市場が利上げヒャッハーとかいう風になるとも思えませんが、これが文言外しのタイミングを逸してしまうと文言外し即次回利上げの予告という受け止められ方になってしまうと思われますので、外すなら利上げまでの距離がある段階で外した方が後が楽になるんですよ、多分ですけれども。

大体からして今回のFOMCは会見がセットになっているのですから、文言外して変な火付けが起きたとしても会見の所でイエレンさんに火消しをしてもらえば良いというプランBがあるので、まあそんなこんなを考えると今回は文言外しの絶好のタイミングですし、今回外し損なうと一旦は好感される可能性はあっても先行きのコミュニケーションが混乱するリスクを高めるかなあ(経済がコケれば話は別だが)と思うのでありました。

#なお、SEPの出し方も徐々に先行きを縛らないような内容になってくると思われます

『This is why I don’t favor indiscriminately adhering to simple policy rules that exclude financial market conditions.』

と最後に締めていますが、要は市場動向見ながら対応しないといけないからシンプルなルールベースの金融政策というのはあまり宜しくないとか、どこぞの置物に感想をお伺いしたい所ではありますが、フォワードガイダンス導入して先行きの金融政策への予想を高めて金融緩和効果を更に高めます(キリッ)とかやっていた過去は何だったのかという気もするのでした。まああの時点では緩和効果を強くしたいからフォワードガイダンスはよりコミットメント的な雰囲気を出しただけの話ですよ、と言ってしまえばそれまでなのですが、まあ「積極的な曖昧さ」を上手く使った感じではありまして、現在のFOMCの金融政策は明らかに当時のガイダンス政策的な物から「自由裁量」モードになっていますなあと思うのでした。

なお蛇足ですが、アタクシが予想するに利上げサイクルに入った場合は自由裁量モードにすると先行きの金融政策見通しが読みにくくなって市場に無駄なボラを与えて余計な金利乱高下を生むことになるから、利上げサイクルに入った場合はゴールの時点までメジャードペースで進めて行くというスキームになると思いますけどね。



○国内債券市場が更にあばばばばーになっている関連の雑談

・3M入札ががががが

[外部リンク] 100円00銭0厘5毛 (募入最高利回り) (-0.0018%)
(4)募入最低価格における案分比率 35.5446%
(5)募入平均価格 100円00銭1厘1毛 (募入平均利回り)(-0.0040%)

おいこら何で3Mまで足切り100円超になっとるねんという所でして、今週は3回入札があって最初のは足切り100円(ただし薄按分)だったのにその後がマイナスになるとかどういう事ですねんという感じです。

ただまあGCレポレートとか上昇しているのでセカンダリーバカ売れという事なのかは謎としか申し上げようがないのですが、新発のBB引けはやはりマイナスという事になっておりまして、利付のマイナス引けも(若干ゼロゾーンが復活しましたが)相変わらず1年半くらいまでマイナスとなっていますので、いわゆる短期ゾーンで国債系の金利物に対して普通に資金運用目的で投資しようとすると購入時点でマイナス金利状態ってそれは投資と言えるのか状態なのが続くのでありました。

いやまあ今週は入札3発あるから何ぼ何でも足切りはゼロでもしかしたらプラスワンタッチもあるかもという淡い期待はあったのですが、後ろの入札になってから足切りがマイナスになるとか凶悪にも程がある展開で、まさかの三球三振で外角スライダーに盛大な空振りをする図という風情に落涙を禁じ得ません。

でまあ本日は短国買入デーなのですが、 MB目標からしたらもう買わなくても回る筈だと思われるのですが、とりあえず今日のオペがどうなるのかが注目と申しますか、ここでまたバキュームオペとかやった日には「日銀は短期の国債市場から国内の一般的な資金運用目的の投資家を排除して一部の海外投資家などしか参加できない市場を自分から作りに行っている」という評価が更に(さらに、というのはもともとそういう状態という意味ですわ)確立される訳で、良く良く考えたら金利関連市場の中で一番重要な国債市場において国内の一般的な投資家を排除する中央銀行って何なんでしょというか、こくぞ(以下の部分は内務省検閲により削除されました^^)。


・しかし長い所も更に流動性低下して大丈夫かという雑メモ

でまあ短い所は延々とマイナス入札が続いてすっかりぶっ壊れとなっていますが、ご案内の通りで長い所も最近ますますドイヒーな状態で、入札と輪番以外では(12月でバランスシートを縮小する人がいるのも効いていると思いますが)ちょっとした投資家の売買でイールドカーブの位置が変わるという日中の板がスカスカでオファービットが飛ぶという状態になっていますし、入札と輪番に関しても入札後の動きが派手派手になる場合がありますし、輪番に関しては朝三暮四のエテ公もビックリ(どこぞの株と違って債券の場合は入札での供給と償還での吸収があるから、一応輪番のタイミングを気にするのは瞬間的な需給関係的に意味は分からんでも無い、ETFは何でそんなに反応するのか判らん)という感じで日程を気にしますし、おまけに結果が飛ぶと市場がその後飛ぶという有様でもう何だかね状態。

でですな、この調子で推移すると何となく運用部ショックの前にあった債券現物債市場の流動性スカスカ状態(この時のそもそもの原因は債券先物売買システムの仕様変更で当時皆がヘッジにやたら使っていた債券先物の値が無茶苦茶に飛ぶような仕様に変わったから)というのを思い出してしまうのがジジイの仕様なのですが、今回の場合はだから即金利上昇リスクという訳でも無さそうですが、この調子で現物債市場の流動性をドンドン殺すと、そもそも出口政策が出来るのかという話でして、「出口ので〜♪」(なお何のパロディーか判る人はあまりいないですね)と一声かかると一声ごとに100bpとか大変に悲惨な世界になるのではと危惧する所ではあります(今直ぐにそうだとは言ってませんがこの調子で長期化すると一声100bpとかが洒落にならない状態になる、という話ですので念の為申し添えます)。

#てなことでダラダラ雑談大会で恐縮至極、日曜は選挙ですな
 


サーバートラブルでご迷惑をおかけします   2014/12/11(木)08:04:06  
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