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お題「片岡審議委員滋賀金懇とな」   2020/02/28(金)07:54:08  
  うーんこの。
[外部リンク] 15:51

ってな事案が発生する最中の昨日夕方にまさかの「要請」とは。
[外部リンク] 臨時休校要請へ 来月2日〜春休みまで 首相
2020年2月27日 19時10分

木曜の夕方に言い出すとが実質今日の明日じゃねえかしかも何故か全国。世の中テレワークじゃあ回らない仕事があってしかもそういうの社会や経済のインフラに関わる部分だったりするし、世の中専業主婦家庭ばっかりじゃないんですけど施策を思いつく方々は上級国民(銃声)。

・・・・・・・さすがに今朝になったら「幾らなんでも一律無理だしある程度柔軟に」というトーンになっているっぽい感はあるのですが、これでは浜岡原発を止める「要請」に悪態をついていた時を思い出すというか段取りの面ではもっとアレ。

#この調子だと来週には15日までモラトリアムか戒厳令の緊急勅令でも出るんじゃねえか(出ません)


〇ちょwwww金懇やったのかよwwwwwwwしかも片岡審議委員

とまあそういう訳で昨日はヘッドラインが出てきてそういや予定だったかと思いつつも、某エグザイルや某パフュームのコンサートだって当日開場直前に急遽中止しているのに、どう見てもそれよりも(以下自粛)。

いやもちろん開会にあたって入念に参加者のヘルスチェックしているとは思うのですが、今回のは大津市ということで滋賀県経済界の重鎮の方々が揃ってどうせ室内にご参集して1時間以上はご一緒に参加するというようなイベント自体がどうなのかねとは思いますし、まあそれが緊急性のある案件だとか、経済にプラスになるような案件だとか、まあ例えばの話講演者がA副総裁とかS審議委員とかいうのでしたら兎も角としまして(内務省検閲により削除されました)。

気を取り直して金懇テキストを拝見。

[外部リンク] が 国 の 経 済 ・ 物 価 情 勢 と 金 融 政 策
── 滋賀県金融経済懇談会における挨拶要旨 ──
日本銀行政策委員会審議委員
片岡 剛士

この金懇テキスト、図表が本文に入り込んでいる形になっておりまして、紙に出して読むときには便利なんですけれども、そこまで大部では無い文章で図表を混ぜ混ぜされるとアタクシの場合PCからPDF版を見る時には図表で文章が分断されてしまうので読みにくい感がありまして、何ちゅうかこう難しいなあとは思います。これまだHTMLバージョン出ていませんけれども、HTMLバージョンの時にどういう形にするのかは興味がありまふ。


・片岡さんの経済見通しは別にそんなに大きく他の委員と乖離しているわけではない

『2. 経済・物価情勢』ですけれども、例えば『(1) 海外経済の動向 』の中では今後の見通しに関してこういう説明になっておりまして、

『このようにITサイクルが好転してきたことは、米中貿易交渉の第一弾合意や英国のEU離脱が成立するといった不透明要因の一部が剥落する動きとあわせて、先行き改善方向の期待をもたせる要因です。もっとも、その後、中東情勢の悪化や新型コロナウイルスの感染拡大といった新たなリスクも生じています。これらが、どの程度持続するか、全体として内外経済にどの程度の影響を与えるかは不確実性が高く、海外経済の回復の時期や強度については、引き続き予断を持つことなく慎重に判断する必要があります。』

コロナちゃんの影響はこれ以上はさすがに現時点で言いようがないですわな。よって、

『主要国・地域別にみますと、米国経済は、製造業の生産や設備投資で弱めの動きが続いていますが、消費は堅調さを保っており、住宅投資は金融緩和の効果もあって増加しています。欧州では、雇用や賃金の増加基調は維持されているものの、ドイツを中心に製造業の回復が遅れる中で、それらの増加ペースは若干ながら鈍っています。また、英国経済は、EU離脱後の諸外国との貿易関係を巡る不透明感もあって弱含んでいます。中国経済は、昨年末に、内需関連指標が持ち直し、輸出も減少から増加に転じるなど、底打ち感もみられますが、先行きは新型コロナウイルスの感染拡大が及ぼす下押しの影響に注意する必要があります1。その他主要地域の経済は、全体として緩やかな回復が進むとみられますが、インドや香港の停滞は長引く可能性があり、今後も留意が必要です。』

という話になっておりまして、『(2) わが国の経済情勢 』についても、

『日本経済の先行きですが、図表6で、本年1月の展望レポートにおける政策委員の経済見通しの中央値をみますと、実質GDPは 2019 年度+0.8%、2020 年度+0.9%、2021 年度+1.1%の成長率となっています。日本銀行の中心的な見通しでは、2020 年以降、海外経済が総じてみると緩やかに成長していくもとで、わが国の民間消費、設備投資、輸出が、一時的に落ち込むことはあっても、均してみると堅調に推移することを見込んでいます。』

『もっとも、展望レポートで示していますように、こうした見通しに対するリスクは下方に厚く、私自身としても、先行きの景気についてより慎重に点検していく必要があるとみています。』

ということで項目別説明がある中で、

『まず、民間消費ですが、図表7では、今回の消費税率引き上げ(昨年 10 月)前後の消費動向を、消費活動指数を用いて前回(2014年4月)と比較しています。』

というのをやっていまして、

『消費税率引き上げの8か月前から3か月前までの消費の拡大テンポは、今回の方が緩やかであったことがわかります。しかし、今回の税率引き上げ直前1か月の消費は、前回に比肩する盛り上がりであったほか、その後の落ち込みは、自然災害の影響も加わって4、前回と同程度となっていることには留意が必要です。』

という結論になっておりまして、図表7ってのはPDFの方を見てちょという感じですが、なるほどこれは尤もらしい図表という感じではありましたので一応メモっておきます。


・物価の見通しは当然全然違うので拝読拝読

まずは最初のメインイベント『(3) 物価の現状と先行き』に参ります。

『 物価の先行きについては、本年1月の展望レポートにおける消費者物価指数前年比の政策委員見通しの中央値では、前掲図表6のとおり 2019 年度+0.6%、2020 年度+1.0%、2021 年度+1.4%と緩やかに上昇していくと見通されています。これについては、2%の「物価安定の目標」に向けたモメンタム(勢い)は維持されているが、なお力強さに欠けており、引き続き注意深く点検していく必要がある、というのが日本銀行の見解です。しかし、私自身は、モメンタムは既に損なわれており、物価上昇率が2%に向けて伸びを高めていく蓋然性は現時点では低いと判断し、1月の展望レポートにおける記述の一部に賛成しませんでした。』

というのですが、この「モメンタム(勢い)」というのが曲者でございまして、いやモメンタムって勢いですよね、というのは片岡さんご指摘の通りだと一般的に思うしアタクシもそうじゃろと言いたくなる訳ですが、何せ日銀公式見解様の定義する「モメンタム」は「需給ギャップと期待インフレ率」なのでありまして、ここで「モメンタム(勢い)」としてしまうとそもそも日銀公式見解様との議論が噛み合わなくなってしまうと思うのですよ。

いやまあこの後には需給ギャップと期待インフレの話が出てくるんですけれども、何でここで余計な「勢い」っての入れるんだよと思う次第な訳でして、そうじゃなくて日銀公式見解のロジックに乗りながら斬りかかって行かないとただ言ってるだけという話になっちゃうじゃろ、とは思うのよね。

・・・・・・しかしまあ何ですな、今アタクシそうはいってみたものの、モメンタムがどうのこうのの日銀公式見解様の理屈に真っ向から斬りかかろうとすると、実は追加金融緩和という話じゃなくなって来るという説もあって、結論が追加緩和な片岡さんだけにそれはそれでロジック構成が難しいのかも知れませんな。

てなわけでその先を拝読。

『物価の先行きとモメンタムについては、先ほど述べた物価上昇率の実績に加えて、物価の基調的な変動に影響するマクロ的な需給ギャップと中長期的な予想インフレ率の動向、さらに、これらが物価上昇率に与えるメカニズムを考慮することが重要です。』

うんうん。

『図表 12 左図に示した需給ギャップをみると、資本・労働市場の改善を受けて需要超過の状況が続いていますが、2018 年 10〜12 月期をピークに需要超過幅が一本調子で拡大を続ける状況ではなくなっています7。また、予想インフレ率は、右図のとおり、引き続き弱めの動きとなっています。

と言う事なんですが、これもまた微妙な話でして、そもそも需給ギャップが需要超過方向であれば、物価に上昇圧力を掛けうる訳ですので、(計測誤差のマージンを考えて)ある程度のプラスを維持していれば大丈夫、という日銀公式見解の理屈を崩せるのかというとこれがまた微妙。

しかもですな、これを言い出しますと、そもそも論として需給ギャップが大幅なプラスの時が割と持続していた時期に別に物価上昇圧力が顕著に強まった訳ではないのですから、需給ギャップを大きく拡大するような施策を取ったからと言って物価上昇圧力が強まるのかよ、というツッコミになってしまうと思うんですがさてどうなんでしょうかね。

予想インフレ率にしても然りで、これは単に適合的期待形成が効きすぎであって、元々の置物理論で言っていた「金融政策でインフレ期待に直接働きかける」というのがワークしていなかったというツッコミ(というか現実そうでしょ)に対してどうなんでしょと思う訳よ。然るに、

『 需給ギャップや予想インフレ率が先行きの物価上昇率に与えるメカニズムについては、以下の3点が重要と考えます。第1に需給ギャップの拡大がインフレ率の拡大につながりにくくなっていること、第2に、適合的期待形成を通じた予想インフレ率の上昇や、予想インフレ率の上昇を受けた物価上昇という経路が機能するには、かなりの時間を要すると考えられること、第3に、日本銀行の物価見通しの下方修正が続く一方で金融政策対応が微修正にとどまる中では、政策への信認が強まることで予想インフレ率が実際の物価上昇に先行して高まるとは見通しにくいことです。』

って言ってるんですが、いや確かに今までずーっと「金融政策対応が微修正にとどまる中」だというのであれば話は分かるんですが、2013年に従来の麿路線をケチョンケチョンにこき下ろした挙句にマネタリーベース置物直線一気理論で2%2年2倍とかぶっこんできた訳でして、それやったけど結局不発だったという実績が既にある訳でして、その時点で片岡さんのロジックもアカンやろと思う訳ですよ。すなわち、

『このように、需給ギャップや予想インフレ率が高まっていない現状と、それらが物価上昇率に与えるメカニズムが強くない可能性を踏まえると、先行き物価上昇率が2%に向けて伸びを高めていくと想定することは現時点では難しく、モメンタムが維持されているとはいえないというのが私の見方です。 』

というのは良いんですけど、その処方箋が次の章にあるような追加金融緩和なのかというとそれは違うじゃろと思いますし、金融緩和政策を前面にだすんじゃなくて成長力強化のような政策で徐々に物価目標の達成を目指すというのであれば、そもそも論として物価だけ早期目標達成って訳にはいかないですし、だったら金融政策のアクセルをベタ踏みする必要があるのか、ってそっちの結論に何でならないんでしょうかねえと思いますが、まあそれを言ってしまうと置物一派のレゾンデートルに思いっきり引っ掛かってしまいますので無理ということでしょうな、うんうん。


・何でマイナス金利を深堀すると需要が喚起されるのかちょっと説明してくれませんかねえ

ということで『3. 金融政策運営』ですが最初の部分は今の政策の説明を行っているところなんで全部飛ばしてその次の『(2)金融政策運営に対する私自身の考え 』に入ります。

『こうした政策手段のうち、私は、長短金利操作とコミットメントの2つに対して反対しました。2%の「物価安定の目標」に向けたモメンタムが損なわれているとの私自身の判断に基づけば、需給ギャップと予想インフレ率の双方をより高める措置を講じることが適当です。』

ということですが、そもそも自分でも前段で「需給ギャップの拡大がインフレ率の拡大につながりにくくなっている」と言っているのに何で需給ギャップをより高めないといけないのかという所のロジックが飛んでいますし、「予想インフレ率の双方をより高める」って置物理論をぶっこんで以降の一連の政策でそれは失敗しているのに何で今回追加緩和するとそれが効くのかというロジックが弱すぎて見てらんない。見てらんないけど以下拝読。

『長短金利操作については、短期政策金利のマイナス幅を拡大させることで、イールドカーブの形状をより緩和的なものに変化させ、需給ギャップの需要超過幅が一段と拡大するように働きかけることが適当だと考えています。』

「短期政策金利のマイナス幅を拡大させることで、イールドカーブの形状をより緩和的なものに変化させ」ってあまりにもフワフワしすぎていて何をしたいんだかさっぱりわかりません。もうちょっと具体的なイメージを出してくださいと思いますが、まあ出したら出したで「15年金利を0.2%未満」の二の舞になるから出さないでしょどうせ(個人の盛大な偏見です)。

『できるだけ早期に「物価安定の目標」を達成するという政府との「共同声明」でも謳われている日本銀行の責務を念頭におくと、目標と物価上昇率の実績値に相応の距離がある現状では、こうした措置が必要です。』

それは仰せの通りなのですが、金融政策単体で「できるだけ早期に」が無理なのでそれは空文化してしまっている、というのが日銀公式見解にはなっていませんが、事実上そういう説明をしているのでありますし、大体からしてここまで金融政策を散々吹かしたのに(マイナス金利は逆噴射という説もありますがそこは措く)単体で「出来るだけ早期に」が出来ていないのに、今回マイナス金利を深掘りすると出来るだけ早期に達成できると考える理屈がさっぱり理解できません。

つーかマイナス金利深堀りしたら何で需要が高まるのか、というそもそも論の時点での説明も無い訳でして、まずその辺から話をしろやと思うのですよ本当にモウ。

『また、予想インフレ率を高める手段としては、コミットメントの強化が有効だと考えています。』

ってのも2%2年ニバイニバーイをやってアレなのにコミットメントの何をどう強化するのかという話ではありますが、まあ今のガイダンスがインチキガイダンスであるという以下の指摘に関してはそうですねとは思います。

『現在のフォワードガイダンスに付されている「物価安定の目標に向けたモメンタムが損なわれる惧れに注意が必要な間」という条件は、具体性に欠き、予想インフレ率にさらなるプラスの影響を与えるほどの信認を得られない可能性が高いと私自身は懸念しています。』

ただ、その処方箋として出てきているのが、

『フォワードガイダンスについては、例えば、条件を2%の「物価安定の目標」と物価上昇率の実績値との乖離幅とし、それが一定水準を超えて拡大した場合に具体的に行動することが約束されているような、より強力なものに修正することで、予想インフレ率に対する効果を高めることができると考えています。』

という話なのですが、オーバーシュート型コミットメントの方でそういうのがありますよ、とか言われた場合どう答えるんでしょうかねえと思う訳でして、そもそも政策全体の中でどういう話をしたいのか、というのがどうもこう整理しきれてないんじゃないかなと思います。


あとですね、それはそれとして現下の状況という意味で言えば、このコロナちゃんがああだこうだとやっている中で物価上昇って普通にペインな物価上昇になりゃしませんかと思うのですけれども、(今日はネタにしませんが)会見の方では「今こそ早期に2%達成」とかイキっておられたようにヘッドラインの方では観測致しましたが、いや今この時点での物価上昇を喜んでたら日銀お前は何を言ってるんだと本格的に批判されるんじゃネーノ、と庶民なので思ってしまいますけどにゃあ。いやまあいいんですけどね。


・財政との協調でレビュー????

でまあちょっと飛ばしますとこんなのが。

『私は、日本経済が低成長・低インフレ・低金利の状態から完全に脱却するためには、経済政策に関する政府と日本銀行の持続的な政策協調という視点が大変重要だと考えています(図表 14) 。』

ってあって、なんか置物感のある図表14があるんですけど、図表14にある矢印ってどう見てもその一番上の矢印ワークしてないんですけどお前は何を言ってるんだという感じですな。

『日本銀行が金融緩和を大胆に強化するもとで、機動的な財政政策が行われれば、両政策の相乗効果によって、それぞれの政策が単独で行われるよりも景気刺激効果を強めることにつながります。』

とのことですが、ここで原田審議委員様が審議委員就任前に説明していた話を確認してみましょう。

[外部リンク] / 15:33 /
インタビュー:日銀は景気重視を、国債買入増も選択肢=早大教授

『さらに「金融政策には経済を刺激する効果がある。財政政策の効果は小さいから、金融政策のみ実施して、財政発動をしなければ、金融政策の効果で税収が増大し、結果的に財政再建につながる」と主張した。』(この部分だけ直上URL先のロイター記事より引用)

・・・・・・・いやー何と申しますか時代は変わるというか、変わったのは良いけど過去の自己批判しろよちゃんと、と思いますなうははははは。

というのはさておきまして片岡さんの話に戻りますと、

『また、成長政策は、企業や家計の成長期待や自然利子率を高めることを通じ、長い目でみてマクロ経済政策の効果を強めます。このように、経済政策全体が協調して作用し続けることが、日本経済が低成長・低インフレ・低金利の状態から脱却する原動力になりうると考えられます10。』

はあそうですかってなもんですがこの結論は意味不明。

『私としては、財政・金融・成長政策の相互作用を含めた金融政策の効果を再度検証し、金融政策の枠組みをレビューすることを検討してもよいのではないかと考えています。』

??????????????

ということで、金融緩和によってイールドカーブ云々の所と、この部分という割と主張の中でもクリティカルなんじゃネーノと思われる部分が無茶苦茶フワフワしていまして、これでは説得力も何もあったもんじゃなくて、こんな話の為に何で経済界の重鎮の方を一堂に物理的に集めるとかするんだよ資料配布と必要があれば別途個別テレカンで良かったんじゃねえのとか言いたくなる次第ではありまする、と悪態で締めるのでした。

#いや金懇は講演だけじゃないし懇談の方がより重要だろうとは理解してますけど



〇雨宮副総裁の中銀デジタル通貨その他の話があったのですが時間が無いので今日はパス

[外部リンク]
 


お題「基調的な物価が持ち直してホッと一息/市場世間話備忘メモ/ECBのストラテジーレビューポータルの確認でも」   2020/02/27(木)07:58:30  
  しかしこれは何というか・・・・・・・・・・
[外部リンク] 年 2 月 26 日 日本銀行
「日銀春休み親子見学会 2020」の開催中止について

『日本銀行では、今年の春休み特別企画として、3 月 27 日(金)、30 日(月)、31 日(火)の 3 日間にわたり「日銀春休み親子見学会 2020」を開催する予定でした が、新型コロナウイルス感染症に関する状況等を踏まえ、本イベントの開催を中止することといたしました。 「日銀春休み親子見学会 2020」へのご参加を楽しみにしていた皆さまには大変申し訳ございませんが、ご理解の程お願い申し上げます。』

そらシャーナイですな。ところで日銀夏休みオッサン見学会とかやってくれませんかねえ喜んで行くんでございますが(入口で断られますかそうですか)。

[外部リンク] 年 2 月 26 日 日本銀行
新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた本店見学の一時中止について

『日本銀行では、今般の新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、一般の方々を対象とした本店見学につきましては、3 月 2 日以降、当面の間、中止とさせて いただきます。既にお申込み済みの方には、電子メールまたは電話にてご連絡しますので、ご確認ください。 参加を楽しみにしていた皆様には大変申し訳ございませんが、ご理解の程お願い申し上げます。』

ということで残念無念(って別にアタクシが行くわけではないですが)だがシャーナイ。




〇市場世間話備忘メモなどを少々

よし!今日は茄子がプラスだしおはぎゃあじゃないな!!!
[外部リンク]
遅延時間は指数によって異なります。

.DJI ダウ平均 5:24am JST 27,006.75 -74.61 -0.28%
.SPX S&P500種 5:24am JST 3,124.36 -3.85 -0.12%
.IXIC NASDAQ総合 5:24am JST 9,002.92 +37.31 +0.42%』(上記URL先より)

というのはさておき昨日の債券市場ちゃん。
[外部リンク] / 15:28 /
〔マーケットアイ〕金利:国債先物は反落で引け、長期金利は-0.095%に上昇

これもしかして人が夏休みってる間に表示方法変えたのか(昔のに戻すとこういう感じになると思うの)という感じですがそれはさておきまして、

『<15:24> 国債先物は反落で引け、長期金利は-0.095%に上昇

国債先物中心限月3月限は前営業日比11銭安の153円37銭となり、反落して引けた。高寄り後、流動性供給入札(残存15.5年超39年未満)がやや弱めの結果となったことが重しとなり、マイナス圏に転じた。10年最長期国債利回り(長期金利)は前日比1.0bp上昇のマイナス0.095%。』(上記URL先より)

えーっとまあどうでも良いちゃあどうでも良いのですが、最後の15時のTRADEWEBがあるとイールドカーブの状況が分かって誠に結構なのですが、このバージョンになってから記事を一読しただけでカーブがどうなっているのかが分からん文章構成になってしまったのが甚だ残念なんで元の書きっぷりに戻してほしいんですけどまあそれはさておきまして。

あのですね、確かにアタクシ昨日の朝の駄文でブルスティープしている債券市場ちゃんで、まあ米国は政策金利の下げ余地があるからまだ分からんでもないけど、いずれにせよ金融緩和による需要喚起政策を実施しても、この状況では意味が無いだろ何でブルスティープしとんねんとか悪態を申し上げつつも、まあそうは言いましてもブルスティープなんすかねえ的な市場備忘メモを展開した訳ですよ。でもってそれだけだとアレなので両建てしようと浅ましい事を考えて、などと言ったらブルフラットしたりして、と両建てまでぶっこんだというのに昨日の債券市場、後場になってベアフラットして曲げ芸師(曲芸ではない)ぶりに泣きそうになったんですがこれが。

でまあこれうっかりしたらツイストフラットじゃんという位に中期先物長期が甘い中で超長期が妙に確りしていると思ったら引け際に急速にバランスが変わって引け前後に超長期に実弾でも出たのかというような感じでカーブが変わっておりまして、うーんこの何が何やらさっぱり良く分からん。昨日中期が甘くなるなら一昨日の中期は何だったのかとかあんまり考え込まない方が良いのかも知れません。この時期って決算の数字がだいたい固まってないと、って所なのに日々市場が馬鹿動きですから、何らかのお家の事情的調整玉が飛んでくるとそれに対してそのまま無抵抗主義で反応するイールドカーブ、とかそんな感じなのでしょうか良く分かりません誰か教えてくらはい(平伏)。

ゆうて株式インデックスもSP先物の動き見ながら動いているような感じに見えてしまうし(個人の感想です)、ちょっとこう落ち着くという感じになっておりませんのはしゃーないところではありますけどなんか色々良く分からんです、というただの愚痴でした(涙)。


〇ターム物RFRの公表はクイックさんですかそうですか

[外部リンク] 年 2 月 26 日
日本円金利指標に関する検討委員会
ターム物リスク・フリー・レートの参考値の算出・公表主体の決定等について

ということで来ましたな。

『1.ターム物リスク・フリー・レートの参考値の算出・公表主体の決定

「日本円金利指標に関する検討委員会」 (以下、「検討委員会」)では、2019 年 10 月 29 日に公表した「ターム物 RFR 金利(スワップ)の参考値の算出・公表主体の募集に ついて」1(以下、「公募公表文」)にてお知らせしていたとおり、日本円 OIS に関する 市場データに基づき構築するターム物リスク・フリー・レート2の参考値の算出・公表 を行う先を募集していました3。

この結果、本募集に対して、指標運営の実績のある複数の先から応募があり、公募 公表文記書き2.に記載の手続きに従い、応募先の評価を実施しました。』

てな訳で結論に飛ぶと、

『次に、検討委員会において、選定プロセスの透明性確保の観点から、タスクフォースより評価の根拠等について報告を受けたうえで、検討委員会としての評価および議 論を行いました。

この結果、報告内容が市中協議文書で示していた方針や要件に沿ったものとなっており、また、ほぼ全ての評価項目で最も評価が高かった株式会社 QUICK が、ターム物 リスク・フリー・レートの参考値の算出・公表を行う先として適当と判断するに至りました。』

まあ順当なんでしょうな。


『2.ターム物リスク・フリー・レートの構築に向けた今後の予定

今後は、タスクフォースによるサポートのもと、株式会社 QUICK において、ターム 物リスク・フリー・レートの参考値の算出・公表に向けた準備を行っていくこととなります。参考値の公表開始時期等については、準備が整い次第、日本銀行ホームページにてお知らせする予定です。 』

ということなのですが、何せこれ早めに具体的なものが出てこないと中々機運が盛り上がらないと言いますか、担当部署だけはああでもないこうでもないとキリキリ考えながらも、本来関係者なのですけれども直接の当事者じゃない部署ってのがあって、こういう方々の機運を盛り上げるためにも可及的速やかに公表できるように一つよろしくお願いいたしたいと存じます。


〇基調的物価ちゃん12月の怪しさを通過して無事(?)に持ち直しの図(か?)

[外部リンク] / 02:43
ECB、より明確な物価目標が必要=アイルランド中銀総裁

『[ベルリン 26日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクルーフ・アイルランド中銀総裁は26日、一般との意思疎通改善に向け、ECBはより明確でシンプルなインフレ目標が必要かもしれないと述べた。』(上記URL先より、以下同様)

シンプルと言ってる割にはこの先の記事を見るとシンプルじゃなさそうな気もするけど・・・・・・・・・

『ECBは現在、インフレ目標を含む政策枠組みの包括的な見直しを行っている。現行目標は2%に近いがこれを下回る水準と設定しているが、一部からは曖昧で混乱を招くと指摘されている。』

そなの???

『マクルーフ総裁は「中銀はより良い意思疎通や説明を行う必要がある」と主張。2%に近いがこれを下回るという表現が正確に何を意味するのかについて「引き続き不確実性が存在するようだ」とし、「中銀がピンポイントの目標を定期的に達成する可能性が低いため、そのような目標は一般への政策説明を難しくする。目標値の有無に関わらず目標レンジを示すことがより現実的である可能性があり、結果的に中銀の信頼性増大につながる」と述べた。』

って話をしているのですが、レンジを狭くすれば同じ問題になるし、拡大すれば何が何だか訳分らなくなるので、たぶん先日の1月FOMC議事要旨でもあったような感じで、数値自体をピンポイントにして、ある程度の上下はそもそも発生するものなんですよ、って話をしながらシンメトリックみたいな言い方をするしかないんじゃないかな、と思うの。

つまりですね、今のFF金利誘導の件を見てても思うのですが、変に明示的なレンジを出してしまうと、今度はそのレンジからの逸脱が発生した時に、それが一時的な物であっても過剰に注目されてしまうことになるし、これがまあFF金利みたいに究極的には中央銀行のオペレーションで何とかなる話ならともかく、物価という後付けでないと出てこない上に、どこぞのマネタリーベース直線一気理論のような珍理論を除けば、まあ金融政策でそう簡単に飴細工のように操作できるもんでもないのですから、ここはある程度フワッとさせた方が良いと思うんですけどねえ(個人の感想です)。

『また別の問題として、ECBが超低インフレに対応する一方、一般では物価が急上昇しているとの認識が広がっていることがある。消費者物価指数(CPI)に占める住宅費の割合が低く、住宅費の急上昇が公式データにほとんど反映されていないことが一因とみられている。』

どこぞの国とは真逆ですな。

『総裁は「現行のCPIが、たとえ政策当局者や情報に通じたオブザーバーにとっての完全で合理的なツールであるとしても、中銀目標の伝達手段として最も効果的であるかどうかを検討しなければならない」と語った。』

ということなのですが、これもまた難しくて、しばらく前(と思って確認したら2011年の5月だからだいぶ前)に芸人として名高いセントルイス連銀のブラード総裁は「Measuring Inflation: The Core Is Rotten.」とか言って「コアインフレ率は国民厚生の実体を表しておらず、ヘッドライン(総合)のインフレーションターゲットをFRBは導入すべき」とか堂々と言っていた時期があったりしますように、そもそも物価指標と言っても単一の計測方法の数値を絶対化して良いのかという話がある訳ですし(まあそれを言い出したらマクプル的に見て資産価格も考えた方が良いのでは的な話にも発展しますが)、まだこちらの方のモノホン講演テキストに当たれていないので何なのですが(当たってみて面白かったらネタにします)、物価目標に関しては「分かりやすいけれどもフワッとしたもの」にするのが良いのではないかと思うのです(個人の感想です)。


タカ派のホルツマン大先生もこんな話を。
[外部リンク] / 02:23
ECB、物価目標見直しで「白熱した議論」=オーストリア中銀総裁

ほーという感じですが記事を確認。

『[ウィーン 26日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁は26日、政策当局者が先週、幅広い戦略検証の対象である物価目標について「白熱した議論」を行ったと明かした。』(上記URL先より、以下同様)

ほうほうそうですかそうですか。ってよく考えたら先週1月の議事要旨出てるんでしたサーセンまだネタにしてません。

『ECBは先月の定例理事会で、主要政策金利を据え置くとともに、物価目標を含む政策戦略の検証を開始したと表明。新たな物価目標についての議論は始まったばかりだが、政策当局者は現行の「2%に近いが下回る水準」という目標をわずかに引き上げ、2%にする公算が高いと示唆している。』

まあ2%のシンメトリックみたいな感じで、どこぞみたいに2年でどうのこうのとかその手の縛りは一切なし、って感じじゃないですかねえ結局のところ。

『ホルツマン総裁は投資関連のイベントで、目標は大きく変わらないだろうとした上で、「物価目標を引き下げるべきか、引き上げるべきか、上下対称にすべきか、非対称にすべきか。先週、理事会内で白熱した議論があった」と述べた。』

って殆ど引用しちゃって誠に申し訳ございませんが、大口叩いて達成できていないどこぞの中銀の例を鑑みるに、あんまり出来ないものを出さない方が良いと思うのですけどさてどうなるやら。


ということでECBのポータルですが、
[外部リンク] review 2020

『The ECB launched a strategy review in January 2020. The aim is to make sure our monetary policy strategy is fit for purpose, both today and in the future.』

ほう。

『The strategy review covers all aspects of our monetary policy, within the framework of our mandate which is to maintain price stability. The review will be based on thorough analysis and take an open-minded approach.』

ほうほう。

『As part of the strategy review, we want to hear opinions from across Europe, including those from citizens, academics, Members of the European Parliament and civil society organisations.』

ってな訳でフェドリッスンズみたいなのをやるようで。

[外部リンク] Listens Portal

『Let us know what you think we should take into consideration as we review our monetary policy strategy. Please share your views by 24 April 2020. The form is available in euro area languages.』

とか言って入力フォームがあるっぽい(ECB LISTENSとかいう画像のところにHave a say in the ECB’s strategy reviewってあってGoというのを物は試しにクリックしたらまずはお名前などの登録から始まるようで(その後は行ってない)すな。


さっきのStrategy review 2020の方に戻りますと、ちょっと下の方(ラガルドさんの大写しの右)に

『First ECB Listens event on 26 March』

『President Christine Lagarde and Chief Economist Philip R. Lane will host a listening event with civil society organisations in Brussels. We will publish summaries of the contributions we receive. The event will be webcast live.』

ってありますので、まあ色々と動き出すようですな。こちらも今後は確認して行かないと、というただの俺様備忘録状態で本日は申し訳ございません。
 


お題「連続おはぎゃあキタコレ/クラリダ副議長昨晩の講演は「まだ慌てるような状況ではない」/黒田総裁日曜の会見をメモっておく」   2020/02/26(水)07:54:32  
  こういわれたら行動指針とか出てくるかと思うじゃないですか。
[外部リンク] 政府 対策基本方針を決定
2020年2月25日 20時01分

『そして、感染拡大の防止策を講じ、患者が増加するペースを可能なかぎり抑えるとして、国民や企業に対して発熱などかぜの症状がみられる場合には、休暇を取得したり外出を自粛したりすることや、テレワークや時差出勤の推進を強力に呼びかけるとしています。

また、イベントの開催は現時点で、全国一律の自粛要請は行わないものの、感染の広がりなどを踏まえ、開催の必要性を改めて検討することなどを求めています。

さらに、臨時休校などについて、学校が適切に実施するよう都道府県から要請することにしています。』(上記URL先より)

出ているのが結局の所「適宜お前らが勝手に決定せよ」で判断は全部国民に丸投げ。要は責任取る使命感も無ければ胆力もない上に、カネも出す気が無いから当然ながら予算措置も休業補償も何もなし。これってとうとう事態の進展を受けて政府は本格的に責任回避と財政措置回避に乗り出したって言われたらどう反論するんでしょうかねえと申しますか、テレワーク推進すんなら雁首揃えて会議しないでお前らテレワークしろよこの無能の極み共は今すぐコロナ(以下禿しく自粛)。


〇今日も一日おはぎゃああああああとな(備忘用メモメモ)

[外部リンク] 前日に続いて大幅値下がり 感染拡大懸念
2020年2月26日 4時34分

『25日のニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から売り注文が広がり、ダウ平均株価の値下がり幅は900ドルを超え、前日に続いて大幅に値下がりしています。ダウ平均株価は前日に1000ドルを超える値下がりを記録していますが、依然、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念が根強く、25日も売り注文が増え、前日に続く大幅な値下がりとなっています。』(上記URL先より)

東南アジアだけでやっている時はこれで追加緩和だぜヒャッハーとか言ってて甚だトサカに来るメリケン株式市場でしたが、いざ海を越えて欧州まで来たら急に大騒ぎになっている(のか日本の状況を受けているのか知らんが、以前日本が不良債権問題でギャーとかやっている時は「対岸の火事でメシがウマい」とばかりに材料にしてなかったのだから日本がどうのこうのは関係ないでしょ、というのは個人の偏見です)というのが何ともかんともですな。

でもって米債ちゃんは本日もアイヤーとなっておりまして、そういえば3%で米債をいや何でもありませんけれども、まあしかし10年1.3%とかもそうですけど・・・・・・・・・

(アタクシが取得したタイミングの数字になりますので宜しゅうに)
[外部リンク] 利回り
US2YT=RR
+1.192 -0.074

米国債5年 利回り
US5YT=RR
+1.149 -0.069

米国債10年 利回り
US10YT=RR
+1.325 -0.052

米国債30年 利回り
US30YT=RR
+1.802 -0.034』(上記URL先より、なお取得時間によって表記は更新されて変わります)

って今朝の早い時点ではこんな感じみたいでして(3Mは引用割愛)、短い所が盛大に金利が下がっているという形になっているんすけど、今回の場合って金利を下げれば何とかなるという話なのかというとそれもまた??????でありまして、金利を下げるのって借入コストを下げる事によって投資需要を喚起するというような経済の需要サイドでの未来から力を前借りする効果な訳でございますことはご案内の通りでありますが、経済に影響出るとすればサプライチェーンとかの供給面と、感染症拡大による人々の行動低下に伴う需要委縮なので、金利を下げればどうなるものでもなく(財政出す方がまだマシ)、いやまあ確かに感染症でリセッションで金利祭りになるというのは分かるんですけれども、うーんこのという感じが。

まあジャパンの方でも昨日は昨日で、
[外部リンク] / 15:26
〔マーケットアイ〕金利:国債先物は続伸で引け、長期金利は3カ月ぶりに-0.105%に低下

『[東京 25日 ロイター] - <15:17> 国債先物は続伸で引け、長期金利は3カ月ぶりに-0.105%に低下 国債先物中心限月3月限は前営業日比58銭高の153円48銭と、続伸して引けた。世界的な株安を背景にリスク回避ムードが広がり、堅調に推移した。現物市場では、中期ゾーンの金利低下圧力が強まった。10年最長期国債利回り(長期金利)は前日比4.0bp低下のマイナス0.105%。国債先物、長期金利はいずれも19年11月28日以来の水準を付けた。』(上記URL先より)

ってロイターさんもバタバタなのかいつものTRADEWEBの15時の数字がねえよと思いましたが、記事にあるように横綱が強いのはまあしゃーないとしましても中短期強くていやあの短期金利を下げる余地のある米国ならまだしも、日本でこのネタを期にマイナス金利政策の深掘りをしたら益々悲惨なことになるだけなんですけどちょっと落ち着けとは思うのですが、何せ過去の日銀と違いまして、今の黒田日銀は「追い詰められると何をしでかすか分からない」というか「なんで!?なんでそう変な方向にばかり思い切りがいいのよ!!(画像割愛)」な政策決定をしてくる、というのは仕様となっておりますので(個人の偏見です)、従いましてまあ追い詰められて何かのエクスキューズで「やったふり作戦」の為に鉄条網の十字砲火が待っている敵陣に銃火器も持たせずに抜刀隊を突撃させるかのようなマイナス金利深堀り(もちろん抜刀隊員は銀行である)をぶっこんで来るリスクがある、くらいにアレという認識があるからこその中短期金利先行の低下ということで誠に遺憾の極みではございますな。

#とか言ってたら今日ブルフラットしたりして

んな訳でこの物凄い勢いの展開の中で先週とか先々週の要人発言と言いましてもねえ、とか思っていたらさっきのロイター記事を見ていると一筋の光明が現れたのでした、ということで次の小見出しに続く(^^)。


〇要人発言もこうなると最新のを見ないといけないですなと思ったので寝起きで最新のを(クラリダ講演)

こんなのがありまして、
[外部リンク] / 05:37
米FRB、新型肺炎「緊密に注視」 政策変更検討は尚早=クラリダ副議長

『[ワシントン 25日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は25日、FRBは中国を発生源とする新型コロナウイルスの感染拡大を「緊密に注視」しているとしながらも、金融政策の変更の必要性について検討するのは時期尚早と述べた。 全米企業エコノミスト協会(NABE)で行った講演で、「FRBは新型ウイルスの動向を緊密に注視している」と指摘。ただ「影響の規模や継続期間のほか、これが見通しの大幅な変更につながるかについて、推測するだけでも時期尚早だ」と述べた。』(上記URL先より)

そらそうよ、ということで講演がこちらに。
[外部リンク] 25, 2020
U.S. Economic Outlook and Monetary Policy
Vice Chair Richard H. Clarida
At the 36th Annual NABE Economic Policy Conference, Washington, D.C.

昨晩の講演ですよ出来立てホヤホヤじゃないですかよーしパパ読んでみるぞと思ったら物凄いあっさり味なので寝起きでも何とかなりそうな分量。

『Thank you for the opportunity to participate again this year in the Annual Economic Policy Conference of the National Association for Business Economics. I am really looking forward to this conversation. But first, I would like to share with you some thoughts about the outlook for the U.S. economy and monetary policy.1』

ということでどうもパネルか何かの前のご挨拶っぽいです。クラリダさんよくNABEで講演するような気がするのだがちゃんと過去ログ整理していないので(すいません)気のせいかもしれない。ちなみに脚注1はいつものヘッジクローズですが、

『1. These remarks represent my own views, which do not necessarily represent those of the Federal Reserve Board or the Federal Open Market Committee. I am grateful to Brian Doyle of the Federal Reserve Board staff for his assistance in preparing this text. Return to text』

スタッフへの謝辞があるとは割と斬新(とはいえ時々見受ける)ですな、本文に戻りますが、第一パラグラフはマンデートの達成状況。

『In its 11th year of a record expansion, the U.S. economy is in a good place. The labor market remains strong, economic activity is increasing at a moderate pace, and the Federal Open Market Committee's (FOMC) baseline outlook is for a continuation of this performance in 2020.2』

この2ってのも脚注で直近のSEPの事に言及しています。ふむふむ米国経済は「in a good place」とな。

『At present, personal consumption expenditures, or PCE, price inflation is running somewhat below the Committee's 2 percent objective, but we project that, under appropriate monetary policy, inflation will rise gradually to our symmetric 2 percent objective.』

PCE指数でみた場合に物価は2%を若干下回って推移しているが今後の適切な金融政策によって物価は徐々に2%に向けて上昇するでしょう、というこれまたSEPのラインからズレた話はしていない。

『Although the unemployment rate is around a 50-year low, wages are rising broadly in line with productivity growth and underlying inflation. We are not seeing any evidence to date that a strong labor market is putting excessive cost-push pressure on price inflation.』

失業率は歴史的な低水準ですがお賃金は生産性上昇と基調的な物価上昇に沿った形で幅広く上昇しているものの、この状況が過剰なコストブッシュインフレの圧力になっているような状況ではない、と結構な話しかしとらん。次のパラグラフにいくだわさ。

『Although the fundamentals supporting household consumption remain solid, over 2019, sluggish growth abroad and global developments weighed on investment, exports, and manufacturing in the United States.』

はいはい海外が問題海外が問題。

『Coming into this year, indications suggested that headwinds to global growth had begun to abate, and uncertainties around trade policy had diminished.』

海外経済の成長力とかトレードテンションとかが改善しているものの・・・・・・・・・・

『However, risks to the outlook remain. In particular, we are closely monitoring the emergence of the coronavirus, which is likely to have a noticeable impact on Chinese growth, at least in the first quarter of this year.』

コロナちゃんキタコレ!少なくとも中国の第一四半期の成長には「a noticeable impact」と来まして、

『The disruption there could spill over to the rest of the global economy. But it is still too soon to even speculate about either the size or the persistence of these effects, or whether they will lead to a material change in the outlook.』

ロイターさんの解説通りですけれども、これがどの程度広がるのかという件に関しては、そらまあ影響はあるでしょうけれども、現状ではその規模や持続性に関して、そして先行きの経済物価見通しに関して判断するのは時期尚早、と来ました。まあそらそうですわなという話ですけど。

『In addition, U.S. inflation remains muted. And inflation expectations-those measured by surveys, market prices, and econometric models-reside at the low end of a range I consider consistent with our price-stability mandate.』

でもってこのパラグラフは「加えて米国の物価上昇が抑制されており、インフレ期待に関しても物価安定目標に鑑みた時にはレンジの下限辺りにいる状況です」で締めているので、要は「緩和的な環境を継続する地蔵モード」という方に関しての追加説明になっているんだと思いますが、どっちかというとコロナちゃんを受けて予防的緩和の更に予防をするのかとか、そっちの話を聞きたいんですがさて次のパラグラフに。

『Over the course of 2019, the FOMC undertook a shift in the stance of monetary policy to offset some significant global growth headwinds and global disinflationary pressures. I believe this shift was well timed and has been providing support to the economy and helping to keep the U.S. outlook on track. Monetary policy is in a good place and should continue to support sustained growth, a strong labor market, and inflation returning to our symmetric 2 percent objective.』

ということで、このパラグラフの締めの文章だけ次の所に分けて引用してみるのですが、その締めの部分から考えますに、「保険的金融緩和を行ったのは、物価がマンデート水準を下回って推移して、労働市場のタイトさからのコストプッシュ圧力も少ない中において、トレードテンション含む海外リスクが下方にシフトしているということを前提にして対応したものなので、まさにこのような海外リスクテンションの高まりに事前に対応したものである」というようなロジック展開で今のところは行くということになるんでしょうな(個人の感想です)。まあさっきも申し上げましたが今回のネタだと金融緩和強化での対応をすれば良いのかっていうと単に資産価格のミスプライスを促すだけのような気もしますし。

『As long as incoming information about the economy remains broadly consistent with this outlook, the current stance of monetary policy likely will remain appropriate.』

いやこの状況で「the economy remains broadly consistent with this outlook」ってナンヤソラとか思うのはミーが日本にいるからなんでしょうが、今の所まだ慌てるような状況ではない、と言っていますがこれが(キリッ)なのか(震え声)なのかはよくワカランチ会長ですな。次のパラグラフに参ります。

『That said, monetary policy is not on a preset course. The Committee will proceed on a meeting-by-meeting basis and will be monitoring the effects of our recent policy actions along with other information bearing on the outlook as we assess the appropriate path of the target range for the federal funds rate. Of course, if developments emerge that, in the future, trigger a material reassessment of our outlook, we will respond accordingly.』

うーんこの安定のクラリダ節で、言っていることは至極御尤もですがこれっていつも通りの「別に金融政策は決め打ちではなくて常に見直しております必要ならば必要な行動をとります」っていう公式見解というか当たり前の話。

しかも次のパラグラフに行きますと、

『In January 2019, my FOMC colleagues and I affirmed that we aim to operate with an ample level of bank reserves in the U.S. financial system.3 And in October, we announced and began to implement a program to address pressures in repurchase agreement (repo) markets that became evident in September.4』

と、リザーブバランスの調整(拡大)に関するビルの買入やシステムレポの話を始めるという更に安定のクラリダクオリティ。

『To that end, we have been purchasing Treasury bills and conducting both overnight and term repurchase operations. These efforts have been successful in achieving stable money market conditions, including over the year-end. As our bill purchases continue to build reserves toward levels that we associate with ample conditions, we intend to gradually transition away from the active use of repo operations. And as reserves reach durably ample levels, we intend to slow the pace of purchases such that our balance sheet grows in line with trend demand for our liabilities.』

調整をこのように行っていますと言うテクニカルな説明を行いまして・・・・・・・

『Let me emphasize that we stand ready to adjust the details of this program as appropriate and in line with our goal, which is to keep the federal funds rate in the target range desired by the FOMC, and that these operations are technical measures not intended to change the stance of monetary policy.』

FF金利をFOMCで決定したターゲットレンジで推移させるための施策であって、リザーブバランスの調整は金融政策スタンスの変更ではありません、という毎度の説明。そして次のパラグラフは益々現世利益から離れるのでありまして、

『Finally, allow me to offer a few words about the FOMC's review of the monetary policy strategy, tools, and communication practices that we commenced in 2019.』

お、おぅ。

『This review-with public engagement unprecedented in scope for us-is the first of its kind for the Federal Reserve.
Through 14 Fed Listens events, including a research conference in Chicago, we have been hearing a range of perspectives not only from academic experts, but also from representatives of consumer, labor, community, business, and other groups.』

やたらとこのFed Listens eventsに関してはFOMC参加者の皆様による自画自賛が強いな、と毎度思います。

『We are drawing on these insights as we assess how best to achieve and maintain maximum employment and price stability. In July, we began discussing topics associated with the review at regularly scheduled FOMC meetings. We will continue reporting on our discussions in the minutes of FOMC meetings and will share our conclusions with the public when we complete the review later this year.5』

ちなみに脚注5というのが、

『5. Information about the review and the events associated with it is available on the Board's website at [外部リンク]
Return to text』

ってなっていまして、不覚にも今回気が付いた(ついでに申し上げるとECBも政策レビューに関する特設サイトを設けていまして、似たような体裁になっているので、どっちが先なのか存じませんが、まあお互い参考にしてるんでしょうなあ、というのは把握しました)のですが、こんな特設サイトがありまして、

[外部リンク] of Monetary Policy Strategy, Tools, and Communications

でまあその下の方に『Related Information』ってのがあって、関連するFED高官の講演へのリンクが貼ってあるという親切設計。

・・・・・・ところで、このクラリダさんの最後の所、『will share our conclusions with the public when we complete the review later this year.』って締まっていまして、昨日ネタにした1月FOMC議事要旨では「Participants continued to anticipate that the review will likely be completed around the middle of this year.」(1月FOMC議事要旨より)ってなっていますし、上記の「Review of Monetary Policy Strategy, Tools, and Communications」でも「Policymakers plan to report their findings to the public during the first half of 2020.」(直上URL先「Review of Monetary Policy Strategy, Tools, and Communications」より)ってなっておりまして、今回は「will share our conclusions with the public when we complete the review later this year」ってなっているので、少し後ずれするのかね(7月FOMCは間に合わなくて9月のFOMCかそれ以降)などと思ってしまいました。まあ現世利益的にはどっちでも大差ないのですがあくまでも興味本位の話。

でもって最後が、

『Thank you very much for your time and attention. I look forward to the conversation and the question-and-answer session to follow.』

となっておりまして、今のところは「まだ慌てるような状況ではない」ということなのですが、安定のクラリダ副議長の話なんで安定しているんですけど、これがウィリアムズだったら震え声になったりしてそうな気もしますので(個人の偏見です)、まあ最近すっかりウィリアムズに喋らせないようにしているというのはパウエル議長も良く考えて差配しているな、とは思うのでした。


〇直近の日銀総裁会見もそらまあそうよではありますがメモっておく

これは日曜日の物件

[外部リンク]
――G20終了後の麻生副総理兼財務大臣、黒田総裁 共同記者会見における総裁発言要旨
2020年2月25日 日本銀行
―― 於・リヤド
2020年2月23日(日) 午後5時44分から約29分間(現地時間)

『【問】 今回の新型肺炎の影響を受けてIMFも中国及び世界経済の見通しを更に下方修正しています。そういった懸念が各国で拡がる中、現在の日本経済についての日銀の見通しにどう影響を及ぼし得るのか、まだ4月の展望レポートまでは時間があるとはいえ、民間の予測をみても、今年度、来年度、0% 台及び0%台半ばぐらいの成長見通しを置いているところが多いので、日銀の見通しとかなり既に乖離していると思うのですが、その辺りをお願いします。』

『【答】 昨日、IMFが、新型コロナウイルスが中国及び世界経済に与える影響の見込みについて公表しています。すなわち、中国において、現在予定されている各種の政策対応が実施され、本年第2四半期 に、中国の経済活動が通常の状態に復するというベースラインシナリオのもとで、2020 年の成長率 見通しについて、中国については1月時点の 6.0%という見通しから 0.4%ポイント低い 5.6%、そし て、世界経済全体としては1月時点の 3.3%から 0.1%ポイント低い 3.2%になるという見通しを示しています。』

ほーん。

『もちろんIMF自身も言っていますように、今後、中国及び世界経済の見通しについては、当然この新型コロナウイルスの感染がどの程度の期間で終息するかなどにも依存しますので、不確実性が大きいと思います。 日本経済につきましては、昨年の 10-12 月のマイナス成長というのは、消費税増税の影響もありましたが、2つの大きな台風や暖冬の影響などがあって、消費が伸びなかったということもあります。』

消費増税は副次的ですかそうですか(棒読み)。

『こういった一時的な要因は、剥げ落ちていきます。』

ほうほう一時的な要因とな。

『他方、省力化投資や研究開発投資など短期的な景気の変動にあまり影響されにくい設備投資が根強く趨勢的に続いていますし、消費の根本に雇用者所得が実質でもずっと伸び続けているということもありますので、基本的に日本経済が緩やかな成長を 続けるという見通しに大きな変化があるとは思っていません。IMFの見通しでも世界経済が 2020 年全体でマイナス 0.1%ポイント下がるというぐらいの見通しになっていますので、日本経済につい ても大きな影響があるとは今のところはみていません。』

そ、そうですか・・・・・・・・

『ただ、新型コロナウイルスを巡るこういった状況が長く続きますと、どうしてもサプライチェーンへの影響から日本のみならず世界経済全体に大きな影響が出てくるおそれもありますので、やはり世界経済に与える影響、今後の金融市場の動向は 注意深くみていく必要があると思っています。』


だそうで、

『【問】 そうした日本経済の緩やかな回復という見通しに変化がない限りは、更なる金融緩和というのは必要ないということでよろしいのでしょうか。』

『【答】 新型コロナウイルスの問題がわが国の経済・物価、あるいは今後の金融市場に与える影響等については、やはり最大限の注意を払っていく必要があると思いますし、今回のG20をはじめ様々な国際会議の場なども活用しながらしっかり情報収集を行い、必要なときには必要な措置がとれるように、万全を期して参る所存です。現時点で金融政策面からの対応について具体的に議論する段階にはないと考えていますが、これまでも申し上げている通り、必要があれば、躊躇なく、追加的な措置を講じる考えです。』

とまあこれは連続おはぎゃあの前の話ですのでただの備忘メモですが、まだこの時点だったら(キリッ)って感じだったんでしょうかねえ。質疑はあと2本ありますが以下割愛します。
 


お題「コロナちゃんでおはぎゃーキタコレ/1月FOMCでのインフレ目標レンジ化に関する議論(レンジ化はなさそう)」   2020/02/25(火)07:50:44  
  下々の兵隊は特攻の駒に使って上級指導者の皆様はのうのうと生き残るんですね分かります。
[外部リンク] 一時1000ドル超下落 東京市場も大幅下落が不可避か
2020年2月25日 4時20分

『24日のニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済への影響が深刻になるとの見方が一段と強まり、ダウ平均株価は先週末に比べて一時1000ドル以上 下落するなど、大幅に値下がりして取り引きされています。』(上記URL先より、以下同様)

というかお前らこれまで武漢肺炎感染拡大で金融緩和されるからヒャッハーとか無茶な喜び方し過ぎだっただろうと小一時間。

『このまま1000ドル前後の値下がりとなれば、おととし2月以来で、過去最大規模の下落になります。』

おととし2月ってVIXショックというオモシロテクニカル下げでしたっけ。

『この日のニューヨーク市場は、韓国やイタリアでの感染拡大で大幅な値下がりを記録した、アジアやヨーロッパ市場の流れを受けて大きく下落して始まり、その後、値下がり幅が広がる展開になりました。市場関係者は「業種を問わず、ほぼ全面安の相場となっている。新型コロナウイルスの感染拡大への恐れと、企業の生産活動が停滞して世界経済への深刻な影響は避けられないという見方から、先行きに対する不透明感が強まっている」と話しています。』

ということですが、今このニュース拾っているうちにサイドの『ソーシャルランキング この2時間のツイートが多い記事です』ってのを見ましたらこんなのが出て来まして、

[外部リンク] 「専門知識ある」
2020年2月24日 22時55分

『クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で業務にあたった検疫官1人の感染が新たに確認されましたが、厚生労働省はウイルス検査の対象から検疫官などを外している現在の方針を変えず、症状が出た場合などに検査を実施するとしています。』(上記URL先より、以下同様)

なるほど万全の装備で乗り込んでいるからですねわかります。

『「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で業務にあたった厚生労働省の職員のほとんどが、ウイルス検査を受けずに職場に復帰していたことが明らかになり、職員から不安の声が上がっていました。このため厚生労働省は22日、船内で事務業務を行った41人や今後業務を行う事務職員については症状の有無にかかわらずウイルス検査を行うことを決めました。』

「船内で事務業務を行った41人や今後業務を行う事務職員」という文言にバシー海峡の香りを感じるのでございますが、それは兎も角次の項目ででんぐり返りました。

『その一方で「専門知識があり、予防対策ができている」として検疫官や医師や看護師の資格を持つ職員は、症状がない場合には原則として検査を行わず、発熱や呼吸器系の症状が出たり感染者と濃厚接触したりした場合に検査を実施するとしています。』

ちょwwwwwおまwwwww何ちゅうかこの「」内の所を「日本民族は世界一優秀な大和魂をもっているから」に置き換えたらいやなんでもないです。


・・・・・という訳で、全然相場と関係が無くなっていますが、引用するならこの時とばかりにまたまたアタクシの手元にある本からの引用を。本日は「虜人日記」小松真一著、ちくま学芸文庫(ちくま学芸文庫版の初版2004年11月10日です、手元にあるのは初版本)から引用しましょう。(ISBN4-480-0883-0 C0195 \1300E)本文334ページ「日本の敗因」という小見出しの所から以下引用しますね(例によって縦書きを横書きで表記しています、段組みには異なる部分があります)。

『日本の敗因、それは初めから無理な戦いをしたからだといえばそれにつきるが、それでもその内に含まれる諸要素を分析してみようと思う。

一、精兵主義の軍隊に精兵がいなかった事。然るに作戦その他で兵に要求されることは、総て精兵でなければできない仕事ばかりであった。武器も与えずに。米国は物量に物言わせ、未訓練兵でもできる作戦をやってきた。二、物量、物資、資源、総て米国に比べ問題にならなかった。
三、日本の不合理性、米国の合理性。
四、将兵の素質低下(精兵は満州、支那事変と緒戦で大部分は死んでしまった)。
五、精神的に弱かった(一枚看板の大和魂も戦い不利となるとさっぱり威力なし)。
六、日本の学問は実用化せず、米国の学問は実用化する。
七、基礎科学の研究をしなかった事。
八、電波兵器等の劣等(物理学貧弱)。
九、克己心の欠如。
十、反省力なき事。
十一、個人としての修養をしていない事。
十二、陸海軍の不協力。
十三、一人よがりで同情心が無い事。
十四、兵器の劣悪を自覚し、負け癖がついた事。
十五、バアーシー海峡の損害と、戦意喪失。
十六、思想的に徹底したものがなかった事。
十七、国民が戦いに厭きていた。
十八、日本文化の確立なき為。
十九、日本は人命を粗末にし、米国は大切にした。
二十、日本文化に普遍性なき為。
二十一、指導者に生物学的常識がなかった事。

順不同で重複している点もあるが、日本人には大東亜を治める力も文化もなかった事に結論する。』
(以上、小松真一著「虜人日記」ちくま学芸文庫、本文334p〜335pから引用)


・・・・・・・と相場と関係ない話ですいませんすいませんちょっともう見てらんないので。

#日本売りの円安みたいなのにビビっていたので円安が進まなくて正直ホッとしていたりもします


〇気を取り直してFOMC議事要旨ネタの続き(物価目標のレンジ化に関して)

[外部リンク] of the Federal Open Market Committee
January 28-29, 2020

金曜にネタにした分の続きで、金融政策運営の枠組み見直しに関する議論で1月FOMCでは金融政策スタンスとファイナンシャルスタビリティーというか金融不均衡の発生のリスクに関して金融政策はどのような考え方で運営するのが吉なのか、という議論が最初にありまして、もう一つのお題が「物価目標のレンジ化」に関する話です。まずはスタッフのブリーフィング部分から参ります。

『The staff's briefing on considerations regarding the use of an inflation range focused on three different concepts of an inflation range.』

3つの異なったコンセプトについてのブリーフィングをしたそうな。

『First, an uncertainty range could communicate the magnitude of the inherent variability of inflation that would still be consistent with achieving the Committee's symmetric inflation objective.』

レンジを明確化しないで、そのレンジもある程度状況に応じて変化させ得るものとしてコミュニケーションした方がシンメトリックターゲットの達成に寄与する、というコンセプト(という風に読み取ったのですが単語が難しいわ)。

『Second, an operational range could signal that, under some conditions, the Committee would prefer inflation to be away from its longer-run objective for a time; such a range could potentially be used as part of a makeup policy strategy, including one based on average inflation targeting, or in other strategies aimed at offsetting the adverse effects of a binding effective lower bound on policy rates.』

ある条件の元でのオペレーショナルなレンジ、と言っても何のこっちゃという感じですが、その後の「such a range could potentially be used」を見ますと、メイクアップストラテジーやらアベレージインフレーションターゲットのように、単年ではなくある程度複数年度における平均インフレ率が2%になるように運営するって話で、話としては金融政策がゼロ金利制約に引っ掛かった時にこの政策をとっているのだから、ということでインフレ期待の低下を抑えたりする、というコンセプトを考えているようですな。

『Third, an indifference range could communicate that monetary policy would not respond to deviations of inflation within that range.』

3番目は一定のレンジを設定したインフレ目標で、このレンジにあるうちは政策対応しない(けれどもズレたら政策対応する、って話でしょうし、レンジはそれなりにやや幅を持たせるんでしょうな)というコンセプト。

『The briefing also summarized the experiences of foreign central banks that use inflation ranges; these ranges were typically put in place many years ago, often in conjunction with adopting an inflation target.』

他国での例をご紹介。レンジを示すときってのは概ねインフレ目標の導入と同時に行われたことが多いとな。

『The staff highlighted the communications challenges that could arise if an inflation range were introduced at a time when inflation had been running below the central bank's objective for a number of years. In this environment, the introduction of a symmetric range around the point objective could be misinterpreted as a sign that the central bank was not concerned about inflation remaining below its stated goal, a situation that could lead to inflation expectations drifting down to the lower end of the range.』

先週末引用した金融不均衡の話もそうなんですが、今回のお題のスタッフブリーフィングに関しましても、なんか妙に緩和継続バイアスが強いわという感じを受ける(個人の感想です)のですが、こちらの説明がブリーフィングの最後の所になるのですが、「インフレ目標のレンジ化を行うと、現状のようにインフレが目標を下回って何年も推移している場合に、中央銀行は物価目標を下回っている事を容認していると誤解されるリスクがある」っていう説明をしています。

一瞬ナンヤソラと思いましたが、ああなるほど例えば2.0%目標だけど1.5%-2.5%とかにしたらインフレが1.5%のままで推移するのを容認するって思われるって話ですかそうですかという話ですな。まあ現実問題としてどういう運用をするかに掛かっているような気もしますけどねその辺は。あとまあそれ以前の問題として、そもそも論としてフィリップスカーブが金融政策だけだと効きにくいとかいう話になってしまうと、そもそもインフレーションターゲット自体のコンセプトに関わって来ますし、もっとそもそもの話をすると金融政策そのものの存在意義という話にもなって来かねない(インフレ目標じゃなくてもうちょっと経済重視で経済のスムージングみたいな話に持って行けば良いような気もしますが、これだけインフレ目標をメインコンセプトにしてしまっていると引くに引けない面がある、というのもまあ分からんでもない)ので。そっちの話は頑なにしようとしませんな、ナムナム。


では参加者の議論をば。

『Participants expressed a range of views on the potential benefits and costs of different types of inflation ranges.』

という訳で議論、というかブレーンストーミングですな。

『Most participants expressed concern that introducing a symmetric inflation range around the 2 percent objective following an extended period of inflation mostly running somewhat below 2 percent could be misperceived as a signal that the Committee was comfortable with continued misses below its symmetric inflation objective.』

あーなるほど。やはりさっきのスタッフブリーフィングの最後の話と同じで、今の時点でインフレ目標をレンジにすると「インフレ目標の実質的な引き下げとみなされるリスク」に関して殆ど(Most)の参加者が懸念を表明した、というのですからまあこの時点で出オチみたいなもんで、インフレ目標のレンジ化というのは選択肢に出てこなさそうではあります。

ということで話はオチているのですが折角ですので続きを。

『Many participants agreed that an uncertainty range could be misinterpreted as an indifference range and hence as a lack of commitment by the Committee to its symmetric 2 percent inflation objective.』

最初のコンセプト、具体的に明示しないけど物価目標ターゲットにはレンジがありますよ、という話は、普通に明示的なレンジを示しているのと同様に物価はレンジの下限でも良かろうとFOMCが考えているとの誤解を与える可能性が高いので却下というのが多くの(Many)参加者のご見解。

『Some participants suggested that it was not clear that introducing a range would help much in achieving the Committee's inflation objective; they noted that introducing a range could make that objective less clear to the public. Instead of establishing a range, the Committee could continue to communicate that its inflation objective was symmetric around 2 percent. While inflation is inherently variable, the Committee then could emphasize its intention for inflation to be centered on the 2 percent objective.』

これどこからどこまでが「Some participants」の見解か分かりにくいんんですが、一応Instead以下も最初の人たちの見解ということで読んでみますと、物価目標をレンジ化した、といような話をするくらいなら、別に今のままの「シンメトリックターゲット」でよろしいんじゃないでしょうか、でもって「2%を中心にしてシンメトリック」というコミュニケーションで十分じゃろ、とまあそらそうですなという感じのする意見。

『Nevertheless, in view of the inherent variability of inflation, several participants judged that there could be some benefit in communicating the inflation objective with a symmetric range around the point target.』

何人か(several)の参加者は、そうは言いましても「シンメトリックレンジ」という形にすると幾らかの利点があるのではないか、という意見を持っているようです。もはやどこがどう違うのか良く分からんのだが(個人の感想です)。

『In addition, a few participants suggested that an inflation range could convey the uncertainty associated with the available array of inflation measures or that the Committee's communications could more explicitly reference other measures of inflation.』

何人か(a few)の参加者は、そうは言ってもそもそもインフレ率自体が計測方法によって差がある(米国だとPCEとCPIでそこそこ違ったりするし)ので、その点もコミュニケーションとして考えるのであればレンジという考え方もアリなのではないでしょうかという話だし、それによって他のインフレ計測方法による数値に関してもより明示的に考えを示すことが出来る(ってのは現状CPIが強めに出ている事を念頭に置いているんでしょうな、と思いました)のではなかろうかとの指摘。

『Several participants also stated that employing an asymmetric operational range for a time-with 2 percent being at or near the lower end of that range-while still maintaining the longer-run target of 2 percent could help communicate that the Committee intended inflation to average 2 percent over time, which in turn could help keep longer-run inflation expectations at levels consistent with its objective.』

数名(Several)の参加者は、非対称的なレンジを当面導入することについて言及していまして、過去において物価が2%目標をショートして推移している事を踏まえれば、より長期間にわたってFOMCは2%の物価目標を達成する意思がある、ってのを示してインフレ目標の下振れを防止するためには、非対称的なレンジ(って当然上に広いレンジということでしょうな)を示すのはどうでしょうか、という話になっております。

『Participants expected that, at upcoming meetings, they would continue their deliberations on the Committee's review of monetary policy strategy, tools, and communication practices. Participants continued to anticipate that the review will likely be completed around the middle of this year.』

てな訳で今回の二つのお題の話はここまでで、今後もFOMCの度に色々なお題が出てきてそれについて議論をしましたってのが出てきて、概ね今年の半ばくらいには話が終わることを予定しているってんですから7月か9月のFOMCで何か出すんですかねえとは思います。

でもってこのインフレ目標のレンジ化に関してはちょっとレンジが出てくるという感じではなくて、引き続きのシンメトリックターゲットのままになりそうで、そうなるとあんまり変わらんのかね、とか思うのでありました。

#他にはFED高官発言とかもあったような気がするのですが本日はこの辺で勘弁(大汗)
 


お題「金融リテラシー調査に関する雨宮副総裁講演/FOMC議事要旨より金融安定化と金利政策のストラテジー話」   2020/02/21(金)08:06:12  
  皆さまとうの昔にご案内のネタで恐縮ですがこれは記録しておかないとww
[外部リンク] 17時32分

『「反省しているんです。ただ、これは私の問題だと思うが、反省をしていると言いながら、反省をしている色が見えない、というご指摘は、私自身の問題だと反省をしている」』 (上記URL先より)

ここもと政治家先生方がツイッターランドで馬鹿の発表会をしておられるようでございますが、やはり進次郎大先生は格が違うわとしか申し上げようがない。

〇金融リテラシー調査に関する雨宮副総裁講演ですが本チャンの調査の方をぜひご覧ください

[外部リンク] 正佳
2020年2月14日

HTML版から引用しますね。

・真面目な話をしているのだがやはり最初から変な読み方をしてしまうアタクシですサーセン

『本日、私からは、「金融リテラシー」についてお話ししたいと思います。金融リテラシーとは、金融やお金に関する知識や判断力のことを指します。この話題を取り上げた理由は、「人生100年時代」とも言われる超高齢化社会の到来と深く関係しています。すなわち、長い人生を自分らしく、そして何より豊かに暮らしていくためには、お金と賢く付き合うための知識や判断力が、これまで以上に重要になってくるからです。』

『金融リテラシーは、10数年前に起こった世界金融危機の教訓のひとつとして、国際的にも注目が集まるようになりました。金融安定を確保するためには、金融規制や監督の強化等に加え、投資家である国民一人一人の金融リテラシーを向上させることも重要という趣旨です。実際、2012年のG20ロスカボス・サミットでは、その首脳宣言において、各国が戦略的かつ計画的に国民各層への金融教育に取り組むことの重要性が強調されました。昨年、日本が議長を務めたG20財務大臣・中央銀行総裁会議においても、金融リテラシーの強化が優先的に対処すべき政策課題と位置づけられました1。』

なるほどなるほどそうですかそうですか。でまあちょっと飛ばしまして、

『このように、金融リテラシーの重要性が高まっており、今後ますます高まっていくとみられますが、そもそも日本国民の金融リテラシーは現状どの程度なのでしょうか。この点について、私ども日本銀行の情報サービス局に事務局を置く金融広報中央委員会が行った調査に基づき、日本における金融リテラシーの現状と課題について、国際比較も交えつつ、皆さまにお伝えするのが本日の目的です。』

>そもそも日本国民の金融リテラシーは現状どの程度なのでしょうか。

ここで中央銀行の政策委員を最近良く排出(誤字ではない)しておられる都の西北大学(仮称)の経済学の大先生だったお方の発言を確認してみましょう。

[外部リンク] / 15:33 /
インタビュー:日銀は景気重視を、国債買入増も選択肢=早大教授

『一方、国債買い入れの増額について「国民の借金を日銀が減らすことだ。誰も困らず公平である」とした。』(上記URL先のロイター記事より、以下同様)

政府が発行した国債を中央銀行が買えば借金が減るというジンバブエ理論が堂々と表を歩く日本国民の金融リテラシーとは?という感じですがああそうですかこれは5年前の話だから今は変わっていますかそうですかそうですか。

しかしオモロイのはこの続きに、

『さらに「金融政策には経済を刺激する効果がある。財政政策の効果は小さいから、金融政策のみ実施して、財政発動をしなければ、金融政策の効果で税収が増大し、結果的に財政再建につながる」と主張した。』

とあったり、

『原田教授は「米国の代表的な金融論の教科書には、金利政策が効かない場合には量的緩和が有効と書かれている。教科書を理解していることが必要だ」との見解を示した。』(ここまで上記URL先のロイター記事より)

などとありまして実に心が温まりますな。


・などと茶化しているだけだとアレなので真面目な部分も

ということで前置き部分がいきなり出オチという状態で誠に遺憾の極みではございますが、実際には『まず、金融広報中央委員会についてご紹介したいと思います。』ってことで金融広報中央委員会ってのがありまして、

[外部リンク] 2,404KB)』ってのがありまして、ご覧のようにやや量のあるファイルになりますがPDFで、
[外部リンク] 2019年」の結果

というのがあります。中々の大作になっていますのでまあ読んでちょと思いますが、質問の項目に関しては最後の方にある『6.調査票(単純集計データ) 41 頁 』という所になりまして、PDFでも41枚目のところから質問項目が全部記載されています。


・などとせっかく真面目に紹介しているのにまたこれである

ってアタクシが悪いんですけどね!!!!

さっきの続きの『(2)調査の結果』に参ります。

最初が『正誤問題の正答率』って小見出しになりますが、

『まず、正誤問題の結果をみると、全25問の正答率は、全国平均で56.6%となりました(図表2)。3年前の前回調査と比較すると、1%ポイント上昇しました。これを家計管理や金融知識といった分野別にブレイクダウンしても、どの分野においても正答率が上がっています。また、地域別にみても、ほとんどの地域で上昇しており、この3年間で、日本の金融リテラシーは、緩やかながらも全体として底上げされていると評価できると思います。』

「緩やかながらも全体として」とか展望レポートみたいな言い方をするのは職業病のようです(^^)。

『なお、年齢階層別にみると、年齢が高いほど正答率が高くなる傾向があります。人生経験を積む中で、実際の金融取引や金融経済情報に触れる機会が多くなるにつれ、金融リテラシーも高くなることがデータからも確認されました。』

ここで実際の金融に触れた結果リテラリーが高くなった事例について確認してみましょう。
[外部リンク] / 23:12
岩田日銀副総裁インタビューの一問一答

『──副総裁として実務を担ってみての感想。

「日銀内のさまざまな部局を時間の余裕があるときに見て回っている。外部にいたときは金融政策の観点でしか日銀をみていなかったが、信用秩序の維持がなければ物価の安定もできない。そのためにはさまざまな人々の仕事、下支えがある。例えばオペについても、外部にいたときは簡単だと思っていたが、実務はそのような簡単なものではないとわかった。日本銀行の実務に対する理解を深めつつある状況だ」 』(この部分のみ上記URL先のロイター記事より)

・・・・・いかんまたこの話になってしまいますな。気を取り直して先に参りますけれども、

『では、日本の金融リテラシーを諸外国と比較すると、どのような水準にあるのでしょうか。経済協力開発機構(OECD)が実施した同種の調査を対象に、問いが共通している11問の正答率を比較すると、日本は、対象30か国・地域中22位という低い順位にあります(図表3)。この点、アンケートの実施方法や設問のニュアンスの違い等に結果が左右される面があり、ある程度は幅をもってみる必要がありますが、いずれにしても、日本の金融リテラシーは、とりわけ国際的にみると、なお向上の余地が大きいと言えます。さらに、低順位の理由を探るため、結果を詳しくみると、「インフレ」、「複利」、「分散投資」という3つの設問に対する日本の正答率の低さが目立ちます。これらについて、具体的に見てみましょう。』

ということで説明がありますがそこはすっ飛ばしまして、

『これらの3問については、いずれも年齢階層が上がるほど正答率が高くなる傾向があり、人生経験が金融リテラシーの重要な要素であると言えます。とくに日本では、長期に亘り、デフレあるいは低インフレ、超低金利、預貯金中心の金融資産保有が続いてきました。このため、若年層を中心に、インフレや複利、あるいは分散投資に関して正答率が低いのも、ある意味当然の結果かもしれません。』

なるほど。

『それゆえに、経験を補完するものとして、学校や大学等における金融教育の果たす役割が大きくなります。金融教育については、後ほど改めて触れたいと思います。』

えーっとすいません大学教授枠でぶっこまれている政策委員が宮尾先生を最後に後はネタ枠にしかなっていないと思うのですけれども・・・・・・・・・・・・・・

でもってその次が『正答率が高い人の特徴』という小見出しですが、

『さて、金融リテラシーが高いと、どんなメリットがあるのでしょう。その一例として、あるデータを紹介したいと思います(図表4)。それは、特殊詐欺や多重債務といった金融トラブルの経験の有無と正答率の関係です。都道府県別の正答率と金融トラブル経験者の割合をみると、負の相関関係がみられます。すなわち、金融リテラシーが高いほど、金融トラブルの被害に遭いにくいということです。』

ほほう。

『日本では、大変残念なことですが、金融被害が高水準で推移しています。』

マネタリーベース直線一気理論のことですねわかります。

『警察庁の発表によると、2018年には「オレオレ詐欺」等の特殊詐欺の認知件数は約1万6千件、被害額は約360億円にも上っています3。これは、日本全国で平均30分に1件、1日に1億円の被害が発生している計算になります。本日の私の持ち時間が30分なので、こうしてお話ししている間にも、全国どこかで被害者が出ているかもしれません。なお、これらの数字は、あくまで警察当局が認知した件数や金額であり、実際には警察に届けられていないケースもあると思われます。このため、現実の被害件数や金額は、さらに大きいと言えるでしょう。』

「マネタリーベースが10%増えると予想インフレ率が0.44ポイント上昇する」ですね。

『特殊詐欺以外にも、様々な手口の悪質商法によってトラブルに巻き込まれる人が後を絶ちません。こうした被害に遭う人を少しでも減らすためにも、金融リテラシーの向上は有効な防衛手段であると考えます。』

まあ置物理論に一国の宰相(以下の部分は内務省検閲により削除されました)。


・・・・・・・などと結局ギャグにしてしまいましたが、いや真面目な話金融広報中央委員会のさっきご紹介したページ、前回の調査も多分直ぐに見つかると思いますが、物凄く面白いので(ただし量が多いので忙しい時に読むのはお勧めしない)是非ご覧くださいと何故か金融広報中央委員会の回し者のような事を申し上げておきます。

なお、質問票には「マネタリーベースを拡大したら予想インフレ率は増える」などというような項目は惜しくも入っておりませんので念のため申し添えます(^^)。


〇FOMCで今回は金融政策とファイナンシャルスタビリティーの話題が(長期的なストラテジーの方の)議論なのですが・・・・・

[外部リンク] of the Federal Open Market Committee
January 28-29, 2020

年次の話の直後にあったのは(昨日別の小見出しを引用してしまいましたすいませんすいません)『Review of Monetary Policy Strategy, Tools, and Communication Practices』というところでして、今回はもまたこっちの方がクソ長いのですが(さっきの知るぽるとネタでうっかりハッスルしたので時間ががががが)たぶんネタのうち片方までという感じです。

『Participants continued their discussion related to the ongoing review of the Federal Reserve's monetary policy strategy, tools, and communication practices. At this meeting, the discussion focused on two topics: the potential interactions between monetary policy and financial stability and the potential use of inflation ranges around the Committee's 2 percent inflation objective.』

ということで、1月FOMCでは金融政策のストラテジー云々に関してのお題は2つあって「金融政策とファイナンシャルスタビリティの相互作用について」というのと「物価目標のレンジ化に関して」というののようですが、今日は時間の関係で前半だけ(でも結構長いので大丈夫かと思いながら)。

『The staff briefing on the first topic noted that in the current environment of low neutral rates, achieving the Committee's dual-mandate goals of maximum employment and price stability would require low policy rates frequently, regardless of the monetary policy strategy and tools chosen. Consequently, policy strategies and tools that help support a stronger economy and anchor inflation expectations at a level consistent with the Committee's objective in a low-neutral-rate environment can help promote financial stability.』

スタッフのブリーフィングの最初の時点でうーんこのという感じでして、中立金利が低い環境下においてどうしても政策金利の下限制約に引っ掛かりやすくなって色々なツールを使う局面が多くなるけど、それは強い経済とインフレ予想のアンカーをプロモートするために必要なものであります(キリッ)って来まして、お前らFEDビュー破れたりの反省は無いのかと思いましたが、その辺りで言えばメリケンの皆様も進次郎みたいなもんですね(個人の偏見です)。

『In addition, the staff reported that the available empirical evidence suggests that the effects of changes in policy rates on asset prices and risk premiums tend to be modest relative to the historical fluctuations in those measures.』

ちょっと待て「経験的なエビデンスでの示唆は政策金利の変化が資産価格やリスクプレミアムに及ぼす影響はそれ以外の通常の要因での動きよりもモデスト」ってナンジャソラ(読み間違えてたらすまん)。

『However, there may be circumstances in which a persistently accommodative policy stance that is otherwise consistent with the dual-mandate goals may contribute to an increase in financial system vulnerabilities, including through increased borrowing, financial leverage, and valuation pressures.』

持続的な金融緩和環境が金融安定化を損なうような過剰借入、金融レバレッジの拡大、資産価格の上昇圧力をもたらす件についても指摘はしているのですが、「there may be circumstances」ってなんかこう今の緩和的な政策の継続を正当化しようとして大本営発表になっていませんかという気がだいぶするのですが。

『The staff noted that clear communications of the Committee's ongoing assessments of the interactions between monetary policy and financial stability could help avoid large interest rate surprises that could otherwise contribute to financial vulnerabilities.』

どういうクリアーなコミュニケーションをすると金融不安定発生要因が起きなくなるのかちょっと教えて欲しい。

『The briefing concluded with a short review of how other central banks have approached this issue, including the use of financial instability escape clauses to provide leeway for the central bank to deviate from its usual monetary policy strategy if financial vulnerabilities become significant.』

他国の例もご紹介してスタッフのブリーフィングはおしまい。以下FOMC参加者の議論。

『In their discussion of the effects that alternative monetary policy strategies and tools might have on financial stability, participants noted that macroeconomic stability and the achievement of the Committee's dual mandate depended on a stable financial system. An unstable financial system may amplify shocks to the economy and exacerbate increases in unemployment or drive inflation further away from the Committee's goal.』

金融システムが不安定だと経済に悪影響だしデュアルマンデートも達成が難しくなる、という話はまあ普通。

『With respect to the relationship between monetary policy and financial stability, some participants noted that evidence regarding the link between the policy stance and elevated financial vulnerabilities was limited, with a couple of participants further observing that there were not many episodes of persistently low interest rates.』

最初がいきなり「数名(some)の参加者は金融政策スタンスが金融不安定化に与える影響は限定的であり、そのうち2名の参加者は長期的な低インフレによって金融不安定が発生するような過去のエピソードは多くないとした」っていやいやいやだからそうじゃないでしょという話から始まる辺りにこいつら大丈夫か感ががががが。

いやまあ確かにこの話をあまり強調すると折角ヒャッハーしている米国資産市場がコケるかもと思っているのはまあ分かりますが、そういう状況になっている時点で何だかなーとは思う訳でございましてですね・・・・・・・・

『In addition, some past episodes of heightened financial vulnerabilities were associated with excessive risk-taking behavior that did not seem to be very responsive to typical changes in interest rates.』

過剰なリスクテイクは別に政策金利を下げたから必ず起こるものではないっていやそりゃそうかも知れんが何かちょっと唸ってしまいますな。

『A number of participants judged that, under some circumstances, low policy rates might help foster financial stability provided they are needed to support strong economic conditions and price stability.』

『Some participants remarked, however, that keeping policy rates low to achieve both of the Committee's dual-mandate objectives may contribute to a buildup of financial vulnerabilities, especially at times when the economy is at or above full employment, a development that could pose future risks to the economy and to the ability of the Committee to achieve its dual mandate.』

ということでこのパラグラフ全部揃って「マンデート達成のために低金利が長期化するのは経済にプラスなのだから結果として金融安定に資する」って話のオンパレードになっていますな、いやはや何ともなのですが、そもそも論としてフィリップスカーブがフラット化している状況で金融政策を吹かし過ぎると結局資産価格の方に出てくるだけなのではないかとかそういう論議にはならないのかよとちょっとガックシ(というかまあリスク資産市場から見たらヒャッハーという話なんだがまあこっちは普通あんまり市場の短期的な反応ネタにならないですからね)。


気を取り直して次のパラグラフに参ります。

『Participants discussed how financial stability considerations should be incorporated in the conduct of monetary policy. They generally agreed that supervisory, regulatory, and macroprudential tools should be the primary means to address financial stability risks.』

金融不安定に対処するのは規制やマクロプルーデンス政策です、ってのいつもの話(ティンバーゲンルールの影響もあるでしょうが)になっていますが、中央銀行(日本は比較的その弊害が無いと思うのですが)って何でこう今まで効いたことが無くて結局金融バブルを起こしてその崩壊でエライ目にあっているというのに、マクロプルーデンスを評価して「マクプルで対応するので無問題」(キリッ)ってなってしまうんでしょうかね、と現場職人のアタクシとしては思ってしまうんですけど。

『A few participants commented that this is especially the case when addressing risks associated with structural features such as the current low level of neutral interest rates.』

『A number of participants noted that countercyclical macroprudential tools, such as the countercyclical capital buffer, could be used to address cyclical financial stability risks.』

CCyBとか早速ワークしてない気がするんですけどねえ。まあ何というかこのマクプルとか規制への過信っぷりは気になって気になってしょうがないのですがそういう事を言うから債券屋はとか言われそうですね。

『However, various participants noted that while these tools could be deployed proactively to lean against the buildup of financial vulnerabilities, they have some limitations in the context of the U.S. financial system, where the few available tools are, for the most part, not designed to address vulnerabilities outside the banking sector. In addition, these tools are not within the authority of the Committee, and their use requires coordination with other prudential regulators.』

やっとこう警戒的な議論が出てきましたが、マクプルなどにも限界があることを認識すべきだし、特に金融機関以外の所(ノンバンクとか米国だとミューチュアルファンドとか)の行動なども考えると限界を認識しないといかんでしょ、という指摘が「various participants」って中々味わいのある表現ですが、いろいろな参加者から示されてまして、

『Recognizing these limitations, many participants remarked that the Committee should not rule out the possibility of adjusting the stance of monetary policy to mitigate financial stability risks, particularly when those risks have important implications for the economic outlook and when macroprudential tools had been or were likely to be ineffective at mitigating those risks.』

ということでやっと安心するような話が出てきましたが、多く(many)の参加者は、特に金融安定に関する問題が大きくて規制やマクプルだけでは対処できないようなリスクがある場合には、金融政策(要は金融引き締め)で対処することも排除すべきではないと考えるべきではないか、という指摘をしていまして、やっとこうああ良かったわそこまで能天気なFEDビューじゃないわ、とここに来てやっとホッとしました。

『Nevertheless, many participants noted that the current knowledge of the interactions between the stance of monetary policy and financial vulnerabilities is too imprecise to warrant systematically adjusting monetary policy in response to the evolution of financial stability risks.』

いずれにせよ金融政策スタンスと金融不安定化に関する現状の知見はあまりにも不十分であり、金融安定リスクに対して金融政策をシステマティカリーに対応させるというような事を現状の知見だけを基にして行うのは無理でっしゃろ、というのはまあそらそうですねという感じですな。

『As a result, monetary policy should be guided primarily by the outlook for employment and inflation, and it should respond to financial stability risks only insofar as such risks significantly threaten the achievement of the Committee's mandate.』

てな訳で途中はFEDビュー満艦飾で大丈夫かこいつらと思わせる内容でしたが、一応穏当な書き方になっていて、基本的に金融政策は物価と雇用のデュアルマンデート達成に向けて運営すべきだが金融安定化に重大な問題があるような限定的な事態に関しては対処する必要がありますわな、ということですがこれは匙加減でBISビューにもFEDビューにもなり得るのでまあ油断はできんな(個人の感想です)。

『Several participants observed that the monetary policy measures needed to curb financial stability risks could be quite large, and the resulting effects on employment and inflation could place a high hurdle for such measures.』

『Some participants remarked that, because financial stability risks are a consideration for achieving the Committee's dual mandate, a clear communications strategy would be needed to convey the Committee's assessments of financial vulnerabilities and their potential implications for the monetary policy outlook.』

『Several participants noted that a communications strategy could include the possible use of financial instability escape clauses to help explain the rationale for policy actions when a buildup of financial vulnerabilities poses risks to the achievement of the Committee's goals.』

幾つかの論点が提示されていますが、最初のは金融安定化目的で金利使うのはハードル高くすべきという話ですが、その次のは要はコミュニケーションですなと分かったような分からんような話、でもって最後のがオモロイなと思いましたが、「金融不安定に対処するために金利政策を使うことがあり得る」って言って置けば市場の方が伝家の宝刀を抜かれるリスクを考えてそこまでヒャッハーしなくなるんじゃないの、という指摘で、まあそれはそれでアリだとは思うのだが、何せ現状の時点で・・・・・・・・・・うーん。

#インフレ目標のレンジ化の方は後日
 


お題「休み中明けなのでリハビリをやるつもりだったが寝ボケマナコでFOMC議事要旨ちょっとだけ」   2020/02/20(木)07:59:25  
  どもです。夏休み(冬だけど)から戻ってみればコロナちゃんがエライことになっているようなのですが、このニュースを見て呆れるしかない。

[外部リンク]
2020年2月20日 4時07分

ちょwwwwおまwwww絵に描いたような泥縄に大草原不可避wwwww

ここでアタクシの手元に鎮座しております堀栄三さんによる著作となります「大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇」(手元にあるのは文春文庫の1999年7月5日第7刷バージョンです。ちなみにISBN4-16-727402-7 C0131)の本文56ページ(供‖臻椡直霾麌時代(一)2米英課に移された”落第生”)を確認してみましょう(ってリハビリネタなので勘弁、縦書きを横書きに直しております)。

『当時の第六課は、これが戦争の真正面の敵である米英に対する情報の担当課かと疑われるようなお粗末なものであった。

 ちょっと歴史を遡ると、第二部は大正九年以来第四課(欧米)と第五課(支那)の二課しかなかった。それが昭和十一年六月、第五課(ソ連情報)、第六課(欧州各国、北米南米大陸情報)、と第七課(支那情報)の三課となった。要するにソ連情報と支那情報が各一課を作り、あとは世界の残った国全部を第六課が担当することになった。従って大正時代からの第四課は、別名欧米課といわれたように、課内は、米国班(米大陸全部)ロシヤ班、欧州諸国班、綜合班(残りの国)から成って、この中からソ連班が第五課として昇格独立した。また昭和十五年八月第八課(謀略宣伝)が新設され、更に昭和十七年四月欧米諸国班の中から、ドイツ枢軸国の担当が昇格して第十六課となり、初めて第六課が米、英の担当課となった。戦争をしている相手国の担当課が出来るのは当然であるが、これが太平洋戦争開戦後約半年してからのことだから、そのスローモーぶりには驚かざるを得ない。』

(以上引用部分は文春文庫「大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇」著者堀栄一氏、第7刷の本文56ページより引用しました、原文ママ)


などとリハビリの積りでリハビリにもってこいな雨宮副総裁の講演があったのでそれをネタにしようかと思ってよくよく考えたらFOMC議事要旨が出ていたので寝ボケまなこでちょっとだけ見てみる(ので多分明日の方がちゃんとしたのになるような気がせんでもない、と最初から弱気のアタクシ)。


〇当面金利を動かす気がなさそうなので追加緩和ヒャッハー派には残念な1月FOMC議事要旨だが内容は順当ではないかと

[外部リンク] of the Federal Open Market Committee
January 28-29, 2020

1月の議事要旨って年次で改定(というか継続)するもの(海外中銀とのスワップ協定とか)の承認だか確認が色々とあってその部分が延々とあるので中々本文が始まらんのですが、最初の所に『Developments in Financial Markets and Open Market Operations』という政策金利自体が動かない中ではこっちも何気に現世利益なパートがあるのですが、これを読んでいると時間が無くなってしまいますので涙を呑んでいつものインスタント逆順読み。

という訳で『Participants' Views on Current Conditions and the Economic Outlook』のケツからインスタント鑑賞会を行いますとですな・・・・・・・・・・・・・・


・オペの話かよ

一番ケツのパラは割と長いのですが・・・・・・・・・・・

『Participants discussed the open market operations that the Federal Reserve had undertaken since September to implement monetary policy, as well as forthcoming operational measures.』

まあこの2つ前のパラにあるのですが、政策金利の話は超あっさり味仕立てになっておりまして、こっちの話がクッソ長い時点でまあ政策金利を動かす気は今の所全然ない(ので追加緩和期待の人には残念という気もするが)というのが分かります。でもって9月以降のオペに関しての論議だそうですわよ。

『Participants agreed that the operations undertaken by the Desk since mid-September had been effective in helping to stabilize conditions in money markets and that implementation of the plan that the Committee announced in October to purchase Treasury bills and conduct repo operations had proceeded smoothly.』

でもって9月半ばにぶっこんだ各種措置は短期金融市場の安定に貢献したとの評価ですな。

『Participants observed that enactment of this plan had succeeded in replenishing reserve balances to levels at or above those prevailing in early September 2019 and in ensuring continued control of the federal funds rate.』

その後もリザーブバランスを補充することによってFF金利の安定したコントロールに寄与したとの評価。

『Many participants stressed that, as reserves approached durably ample levels, the need for sizable Treasury bill purchases and repo operations would diminish and that such operations could be gradually scaled back or phased out.』

必要なリザーブも供給できたのでそろそろビルの買入やアクティブなシステムレポによる積極的なリザーブ化拡大はスケールバックしていって終了しませんとですね、というお話自体は既に議事要旨出る前に会合後の記者会見やらFEDの高官発言などで言われているのでそんなにビックリする話ではないけどまあコンセンサスであるのは確認出来ました。

『Beyond that point, regular open market operations would be required over time in order to accommodate the trend growth in the Federal Reserve's liabilities and maintain an ample level of reserves.』

その後は成長通貨見合いのオペで十分ですな、というまあ当たり前の話ですが、アタクシ的には市場機能という観点からもうちょっとIOERとRRPのレートを下げて、金利が下がり過ぎるようならリザーブバランスを減らした方が良いと思うんですけどね、何にせよ両建てオペになっているのはあまり美しい話ではないと思うの。

ま、それよりもFFの誘導目標をレンジからピンポイントに戻してしまった方が良いとアタシャ思う訳でございまして、レンジにするからレンジから逸脱してどうのこうのという話になるのであって、ピンポイントの所に対してディスカウントウィンドウとIOERでコリドーを形成してその中で勝手に動けやってやっている方が一々騒ぎにならんで済むと思うんですけど(先祖返り方式)、いちどFF金利をガチガチにしてしまうと動くこと自体が怖いってのもあるのかも知れませんね、よー知らんけど。

『Participants who commented on the Desk's proposal for the transition to the ample-reserves regime indicated that they were comfortable with that proposal. They remarked that the details of the Committee's plans would be adjusted as appropriate to support effective implementation of monetary policy.』

という今(と今後)のアンプルリザーブレジーム、というと格好がいいけど要するに両建て方式についてコメントした参加者の皆様はこの方式がカンファタブルだと仰せのようで。

『Participants noted that it would be important to continue to communicate to the public that open market operations now and in the period ahead were technical operations aimed at achieving and maintaining ample reserves and that any adjustments to those operations were not intended to represent a change in the stance of monetary policy.』

ということでリザーブが増えたからQE相場ヒャッハーと言っている市場ちゃんに対してはちゃんとコミュニケーションすべきである、という参加者のご意見がノートされておりますな。

『Several participants suggested that the Committee should resume before long its discussion of the role that repo operations might play in an ample-reserves regime, including the possible creation of a standing repo facility.』

数名(Several)の参加者は今後アクティブなシステムレポなどの減少をするのであれば、将来的には常設レポファシリティを作るのが良いのでは、という意見なんですけれども、まあ言いたいことも分かるんですけれども、本来的には両建ては少なめの方が良いと思うので、こういう形でバランスを両建てで持った状態が続くってのもあまりいい形じゃないというのはあくまでも個人的な感想です。

『A couple of these participants cited the potential for such a facility to reduce the banking system's demand for reserves over the longer term.』

常設レポファシリティがあることによって銀行の予備的な超過準備需要が長期的に減ることが期待される、という指摘を常設レポファシリティ入れろ派のうち2名から出ているのですが、まあその辺は微妙でして、金融市場にストレスが掛かった時に常設レポファシリティに行った金融機関に対するスティグマ問題との兼ね合いになって来ると思われまして、先般の金融危機の時にディスカウントウィンドウでも同じ話になっただけにこれは机上の空論のような気がします。


・緩和的な政策スタンスの継続による物価および雇用に関する影響についての評価

もう一つ前に戻ると、

『With regard to the Committee's price-stability objective, participants observed that the current degree of monetary policy accommodation would be useful in facilitating a return of inflation to 2 percent.』

ということで、今の金融政策スタンスは物価が2%に戻る為の環境作りに有効ですと参加者の皆様は観測しているそうな。

『Several participants noted that inflation returning to 2 percent would help ensure that longer-term inflation expectations remained consistent with the Committee's longer-run inflation objective.』

数名(Several)の参加者は物価が2%に戻ることによって長期的なインフレ期待の安定につながると仰せ。

『A few participants stressed that the Committee should be more explicit about the need to achieve its inflation goal on a sustained basis.』

数名(A fewだから3名程度の筈)の参加者は物価2%安定目標に関してより明示的になるべきと指摘。

『Several participants suggested that inflation modestly exceeding 2 percent for a period would be consistent with the achievement of the Committee's longer-run inflation objective and that such mild overshooting might underscore the symmetry of that objective.』

数名(Several)の参加者は「inflation modestly exceeding 2 percent for a period」であっても無問題だし、むしろシンメトリックターゲットの観点からしたら望ましい、というお話。

まあそりゃそうなんですが、世の中そう都合よく例えば1.9-1.9-2.0-2.0-2.1-2.1-2.1みたいに行くのかというとそうならば落ち着いて見てられるでしょうが、そうならなかった時にどうするのでしょうな、というのは大いにあるので、結局のところこのシンメトリックターゲットに関しても時間的不整合の課題は常につきまとう話になると思うの(個人の感想です)。ただまあ足元原油が低めなのでそういう意味では米国物価的には上に暴れることもないのでしょうかね、よー知らんけど。

『With regard to the Committee's maximum employment objective, a few participants observed that the actual level of employment might still be below maximum employment and that maintaining the present monetary policy stance would allow the economy to achieve that maximum level.』

雇用の最大化の方の話があるのは割と珍しくて、数名(a few)の見解では現状について実際には最大雇用に達していないので今の緩和的スタンスは結構ですというのがまずありまして、

『A couple of other participants expressed concern that tight labor markets have in the past been associated with economic and financial imbalances and that the emergence of such imbalances might jeopardize the longer-run attainment of the Committee's dual-mandate goals.』

それ以外の2名(A couple)の参加者はタイトな労働市場が長期化することによって、経済及び金融の不均衡を発生させ、その不均衡が長期的に見た場合にFRBの目標達成に悪影響を与える、という指摘をしとりますの。


・先行きの金融政策が地蔵であるということをあっさり味で示す

もう一つ前に戻りますと、

『In commenting on the monetary policy outlook, participants concurred that maintaining the current stance of policy would give the Committee time for a fuller assessment of the ongoing effects on economic activity of last year's shift to a more accommodative policy stance and would also allow policymakers to accumulate further information bearing on the economic outlook.』

『Participants discussed how maintaining the current policy stance for a time could be helpful in supporting U.S. economic activity and employment in the face of global developments that have been weighing on spending decisions.』

今後の金融政策スタンスに関しての話ですが、先ほど申し上げたように、まーあっさり味にも程がありまして、現状の緩和的なスタンスは先行きの見通しにおけるリスク対応も含めた感じで運営されていて物価目標の達成に有効ですので今のスタンスを継続ですな継続、と利上げも利下げもしないというお話をあっさり味で記載しています。でもって(これは逆順読みしているので)その先にさっき引用した話をしていまして、まあファイナンシャルインバランスの話はタカとしてありますが、それとて2名だし前からその主張をする人はいるので殊更にそれをネタにする話でもないし、まあ先行きスタンスも含めまして既に何度かの機会で説明はされている話なので特段ビックリすることはありませんな。

でもって先行きスタンスの部分がこのあっさり味仕立てですので、地蔵モードの確認という話になりますし、追加緩和期待していた人は残念無念って感じでしょうけれども、まあこんなもんじゃないですかね、と思いましたです(個人の感想です)。


・政策金利は維持、先行きの金利は地蔵

ついでにもう一つ戻る。

『In their consideration of monetary policy at this meeting, participants judged that it would be appropriate to maintain the target range for the federal funds rate at 1-1/2 to 1-3/4 percent to support sustained expansion of economic activity, strong labor market conditions, and inflation returning to the Committee's symmetric 2 percent objective.』

政策金利は維持。

『With regard to monetary policy beyond this meeting, participants viewed the current stance of policy as likely to remain appropriate for a time, provided that incoming information about the economy remained broadly consistent with this economic outlook. Of course, if developments emerged that led to a material reassessment of the outlook, an adjustment to the stance of monetary policy would be appropriate, in order to foster achievement of the Committee's dual-mandate objectives.』

先行きの政策金利に関しても地蔵。「Of course」以下の話もいつもの話であって、別にどうということはないし声明文にありますな、うんうん。


でもってここから戻るとファイナンシャルスタビリティーの話(一部指摘する人はいるけど現状問題があるという話にはなる訳が無い)、先行き見通しに対するリスクの話(リスクは引き続き下だが海外を中心に若干状況が改善という評価)、物価に対する評価(2%に自信ニキとは言い難いのでは、という疑問を投げかける参加者もいますが、だからこそ現状の金融政策スタンスが若干アコモデーティブな訳ですな)と来まして、その手前が労働市場(労働市場が非常にタイトな割にはお賃金がそれほどアガランチ会長なのは労働参加率の上昇も効いているようですな、とかまあ良い事づくめな話)となりますが引用していると時間が無くなりそうなので切りの良い所でこの辺で勘弁。

あとその前は個別需要項目の話と全体感の話になります(逆順読みなので実際に出てくる順序はこの逆ですから念のため申し添えます)。


#休暇明けなので為替が111円とかそういう話は見なかったことにさせて下さい(平伏)
 


お題「パウエル議長議会証言/輪番は月900減額でしたな/決済機能の課金がどうたらこうたら/事務連絡(夏休みです)」   2020/02/12(水)07:51:44  
  春の給与改定を前にこれはいかん。
[外部リンク]
【イブニングスクープ】
金融最前線 金融機関 2020/2/10 18:00日本経済新聞 電子版

ベア廃止だそうですが、物価目標2%程度が概ね維持されているような経済においてはベースアップが一律に行われる方が正しいとしか申し上げようがない次第でございますので、これは黒田総裁憤怒案件ですね(棒読み)。


〇寝起きでパウエル議長の議会証言を確認しましたがあっさり風味に仕上がっています

クラリダ副議長の講演が先週あってそっちを先にネタにすべきであったと大後悔時代ですがネタは先入先出。

[外部リンク] 11, 2020
Semiannual Monetary Policy Report to the Congress
Chair Jerome H. Powell
Before the Committee on Financial Services, U.S. House of Representatives, Washington, D.C.

引用はHTMLバージョン(の方が楽なので)から行います。

・経済はいつもの話ですがやや海外部分にウェイトが掛かっている読後感(個人の感想です)

最初が『Current Economic Situation』です。

『The economic expansion is well into its 11th year, and it is the longest on record. Over the second half of last year, economic activity increased at a moderate pace and the labor market strengthened further, as the economy appeared resilient to the global headwinds that had intensified last summer. Inflation has been low and stable but has continued to run below the Federal Open Market Committee's (FOMC) symmetric 2 percent objective.』

経済物価情勢の全般の話ではいつも通りで経済はモデレートに拡大、雇用は最高でーす、物価は安定的に推移しているけどシンメトリック2%目標は下回っているよ、とここでシンメトリックを入れているのはお洒落というか利上げバイアスを出さないようにしているんでしょうな。

『Job gains averaged 200,000 per month in the second half of last year, and an additional 225,000 jobs were added in January. The pace of job gains has remained above what is needed to provide jobs for new workers entering the labor force, allowing the unemployment rate to move down further over the course of last year. The unemployment rate was 3.6 percent last month and has been near half-century lows for more than a year. Job openings remain plentiful. Employers are increasingly willing to hire workers with fewer skills and train them. As a result, the benefits of a strong labor market have become more widely shared. People who live and work in low- and middle-income communities are finding new opportunities. Employment gains have been broad based across all racial and ethnic groups and levels of education. Wages have been rising, particularly for lower-paying jobs.』

労働市場に関してはもう自画自賛で褒めちぎっているのはこれまたいつも通りです。お賃金は特に低賃金の仕事の分野で上昇がみられるんですとな。

『Gross domestic product rose at a moderate rate over the second half of last year.』

雇用の所はどうせ威勢のいい話なので一気にパラグラフ全部引用しましたが経済成長の所はぶつ切りにしてみる。全体感はさっきの通りで「モデレートな成長」。

『Growth in consumer spending moderated toward the end of the year following earlier strong increases, but the fundamentals supporting household spending remain solid.』

個人消費はこれまで威勢良く伸びていましたがここに来てややモデレートになりました、と言いましても家計を巡る環境は良好なのでヘーキヘーキ。

『Residential investment turned up in the second half, but business investment and exports were weak, largely reflecting sluggish growth abroad and trade developments.』

住宅投資が上向きになりました、という話をしてますが、前回の議会証言だったかではその要因ということで(19年の)年初からのモーゲージ金利低下を挙げていて、金融政策をやや緩和的にしたことの効果を宣伝していましたがここではあっさり味。企業の設備投資を輸出は世界経済のパッとしない成長と貿易問題のテンションを主に反映してあかんがね、というのは通常通り。

『Those same factors weighed on activity at the nation's factories, whose output declined over the first half of 2019 and has been little changed, on net, since then.』

これによって国内製造業の生産にも影響していて生産は昨年から減少しちょるしまだその状況続くと。

『The February Monetary Policy Report discusses the recent weakness in manufacturing. Some of the uncertainties around trade have diminished recently, but risks to the outlook remain. In particular, we are closely monitoring the emergence of the coronavirus, which could lead to disruptions in China that spill over to the rest of the global economy.』

2月のマネタリーポリシーリポートでその辺を議論しておりまっせということだが当然ながらまだ読んでおりませんので面白かったらいずれ。でもってトレードテンションの方が改善してきたと思ったらコロナちゃんが出てきて中国様に悪影響で世界への広がりが懸念される、ということで海外要因の説明をややウェイト掛けている印象。


『Inflation ran below the FOMC's symmetric 2 percent objective throughout 2019.』

次のパラグラフは物価。

『Over the 12 months through December, overall inflation based on the price index for personal consumption expenditures was 1.6 percent. Core inflation, which excludes volatile food and energy prices, was also 1.6 percent. Over the next few months, we expect inflation to move closer to 2 percent, as unusually low readings from early 2019 drop out of the 12-month calculation.』

昨年1年間の物価上昇率はPCEで1.6%、コアCPI(米国のコアは日本のコアコア)でも1.6%でした。目先では物価については前年比効果が出て2%に近づくと見られます。とこれだけのあっさり味記述でして、勿論毎度この前年比効果の話をしているのですが、前年比効果の話をしているのは2%になったからと言って即正常化復活とか緩和的スタンスの縮小をするという意思がない事を示しているんでしょうが(個人の感想です)、その一方で物価が下がるだのインフレ期待がだのという話をしないのは、恐らくこれその前の所で海外については詳しく説明しているので、変にここでインフレ期待がミュートされているとかそういう話をすると追加緩和期待を煽ってしまいかねないのであっさり味に仕立てたのではないか、とかこれまた勝手な個人の感想ですですが思ったのですがどうでしょうかね。

『The nation faces important longer-run challenges.』

経済物価情勢の最後はロンガーランのチャレンジの話。

『Labor force participation by individuals in their prime working years is at its highest rate in more than a decade. However, it remains lower than in most other advanced economies, and there are troubling labor market disparities across racial and ethnic groups and across regions of the country.』

『In addition, although it is encouraging that productivity growth, the main engine for raising wages and living standards over the longer term, has moved up recently, productivity gains have been subpar throughout this economic expansion.』

『Finding ways to boost labor force participation and productivity growth would benefit Americans and should remain a national priority.』

つーことで労働市場を見ても社会的分断が見られるという中、労働者の一部のプライム層だけではない全体的な労働参加とスキルアップで全体的な労働参加の促進を行うとともに労働生産性を高めないといけませんなあ、という話をしていますが、これは前回のセミアニュアルマネタリーレポートにおける説明(って要するに議会証言ですが)でもぶっこんでおりました話です、為念。


・金融政策に関しては動かんというのを意思表示しておりますわな

次が現世利益の『Monetary Policy』である。

『I will now turn to monetary policy.』

よーしバッチコーイ!!

『Over the second half of 2019, the FOMC shifted to a more accommodative stance of monetary policy to cushion the economy from weaker global growth and trade developments and to promote a faster return of inflation to our symmetric 2 percent objective. We lowered the federal funds target range at our July, September, and October meetings, bringing the current target range to 1-1/2 to 1-3/4 percent.』

というのは昨年利下げした話。

『At our subsequent meetings, with some uncertainties surrounding trade having diminished and amid some signs that global growth may be stabilizing, the Committee left the policy rate unchanged.』

その後はトレードテンションが下がって世界経済の方もちょっと安定の兆しが見えてきたので金利を据え置きしたと。

『The FOMC believes that the current stance of monetary policy will support continued economic growth, a strong labor market, and inflation returning to the Committee's symmetric 2 percent objective.』

いつもどおり、というかここで違う話をしたら腰抜けるわ。

『As long as incoming information about the economy remains broadly consistent with this outlook, the current stance of monetary policy will likely remain appropriate. Of course, policy is not on a preset course. If developments emerge that cause a material reassessment of our outlook, we would respond accordingly.』

これまたいつもの説明でして、さっき小見出しで「動かんと言うのを意思表示」と申し上げたのは、このパラグラフの次にあるのが、

『Taking a longer view,』

ということでどう見ても枠組み見直しに関しての話です本当にありがとうございましたと話が飛ぶので、これはつまりは金融政策の方向性とかそういう話は入れないし、まあ海外要因次第ではあるのですが、元々海外経済と貿易テンションに関して予防して、そっちが良くなったと思ったらコロナちゃん、という位置づけになっているので、(まあ楽観視できないのはその通りではありますが)コロナちゃんの米国への影響がそこまで大きくなければ(米国への、ですからね)やはり「既にこういうリスクを見込んで保険的に緩和している」って話にするんじゃネーノとは思うのですがそれは単にアタクシがそう思っているだけという話ですサーセン。


・政策見直しの話

『Taking a longer view, there has been a decline over the past quarter-century in the level of interest rates consistent with stable prices and the economy operating at its full potential. This low interest rate environment may limit the ability of central banks to reduce policy interest rates enough to support the economy during a downturn.』

中立金利水準が低下したので金利引き下げによる政策緩和余地が少なくなっています、という近年の状況を踏まえまして、

『With this concern in mind, we have been conducting a review of our monetary policy strategy, tools, and communication practices.』

政策ストラテジーやツールやコミュニケーションの見直しを行っております。

『Public engagement is at the heart of this effort. Through our Fed Listens events, we have been hearing from representatives of consumer, labor, business, community, and other groups. The February Monetary Policy Report shares some of what we have learned. The insights we have gained from these events have informed our framework discussions, as reported in the minutes of our meetings.』

議会証言なだけにフェドリッスンズの知見がという話を強調。これまた今回の金融政策レポートにその辺の話があるとか、ようはそっちを見ろということですか寝起きではちょっと(汗)。

『We will share our conclusions when we finish the review, likely around the middle of the year.』

概ね年央にまとめる、ということですので順調に話は進んでいるようですな。まあメイクアップストラテジーとかぶっこんで来るのかねとは今の所思うのですが、ドナルドコーンさんの言うように、メイクアップストラテジーってたぶん時間的不整合の問題を突破する程の説得力が無いと思う(現実にCPI3%とかになったら一般ピープルからの不満が出てくるので「過去上がらなかったからメイクアップしているんですよ」とか言っても多分それは通じる理屈にはならんと思うのよね(個人の妄想です)。

というのを見たいから米国のCPIもうちょっと上がれやゴルァとか思っていたらサプライチェーンの寸断によってスタグフっぽい物価上昇もアリエールとかになるんですかね良く分かりませんが。


・財政のサポートが重要、という話をぶっこんでおりますな

『The current low interest rate environment also means that it would be important for fiscal policy to help support the economy if it weakens.』

これは前回のセミアニュアルリポート時の議会証言では無かった要素です。とは言え今回急に出た話ではなくてFEDでもそういう話が出ているので目新しいかというとそうではないけど前回の議会証言では無かった要素であるというのはメモしておきます。

『Putting the federal budget on a sustainable path when the economy is strong would help ensure that policymakers have the space to use fiscal policy to assist in stabilizing the economy during a downturn. A more sustainable federal budget could also support the economy's growth over the long term.』

とは言いましてもお話としては、金融政策における利下げ対応の余地が以前より少なくなったという事を踏まえて、経済の落ち込みに対応する時には財政政策も重要、ただしサステイナブルな財政あってのお話、ということなので何でもかんでもホイホイ出せという話ではありませんけどね。


・最後がバランスシート、一応既定路線の説明ですがアクティブなオペレーションを削減するという話

『Finally, I will briefly review our planned technical operations to implement monetary policy.』

QEヒャッハーと言われているのが心外なようで「technical operations」と言ってるのがチャーミングなのですが、まあぶっこんだときに物凄い意味のありそうな言い方したんだからそのツケが回ってきているに過ぎない(個人の感想です)。

『The February Monetary Policy Report provides details of our operations to date. Last October, the FOMC announced a plan to purchase Treasury bills and conduct repo operations. These actions have been successful in providing an ample supply of reserves to the banking system and effective control of the federal funds rate.』

これまでやったことの話ですな。

『As our bill purchases continue to build reserves toward levels that maintain ample conditions, we intend to gradually transition away from the active use of repo operations. Also, as reserves reach durably ample levels, we intend to slow our purchases to a pace that will allow our balance sheet to grow in line with trend demand for our liabilities.』

でもってバランスシートのサイズが適正と思われるところまで来ているので、システムレポのアクティブな活用とか、Tビルの買入拡大とかに関しては徐々に削減方向です、って話がありまして、これネタにまだしてなかったのですが先週のクラリダ副議長の講演でもこの辺の話をしていましたし、大体からして会見とかでもそういう話をしていたので従来の説明通りちゃあ説明通りではあるのですが、まあここの部分は現在QE相場ヒャッハーだのゴルディロックスヒャッハーだのとやっているのでネタにはなりますな。

『All of these technical measures support the efficient and effective implementation of monetary policy. They are not intended to represent a change in the stance of monetary policy. As always, we stand ready to adjust the details of our technical operations as conditions warrant.』

テクニカルだよとかスタンスが変わった訳ではないよ(QE政策を上げたり下げたりしている訳ではないよ)というのをしつこく説明しているようですな、あっはっは。

『Thank you. I am happy to take your questions.』

てな訳でこの量で内容も大体定型パターンなので寝起きでも全文引用ということで。

・・・・・・などと書き上げてからロイターさんを見ますと『米金融・債券市場=利回り上昇、FRB議長が米経済に耐性と発言』などというヘッドラインを見つけてしまい静かに崩れ落ちるアタクシなのでした(トホホ)。


〇超長期輪番月間900億円削減キタコレ

よし!輪番なら死亡フラグが立たないな!!
[外部リンク] 500 2020年2月12日
国債買入(残存期間10年超25年以下) 1,200 2020年2月12日
国債買入(残存期間25年超) 300 2020年2月12日

何か知らんが1250億円よりも上という予想もあったのね、と不思議に思ったりしましたけど、今回よりも前の輪番減額って如何にも「ここでやったら金利上がるじゃろ」というタイミングでやっていた訳でして、今回は「なんでまたこんなところで減額するの金利下がってきたら打つ手無くなるじゃん」という感じの所の減額するぞな意思表示だった、という相違点がある訳でして、つまりは今回って1250よりも下にしたからと言って金利が跳ねる地合いでもなかったんだからそら1250よりも下になるし、レンジを上に拡大しているのに1回辺り同額だの減額だのはさすがにギャグになってしまうから2択になって、数字の座りが良さそうなのが1200なので(ナンジャソラ)っていう感じの読み筋をすればほぼ1択(穴が同額)ですよね〜。

と、市場雑談で北浜先生化が著しいので無駄に空しい自画自賛をしていますが市場ちゃんはと言えば、

[外部リンク] / 15:14
〔マーケットアイ〕金利:国債先物は続伸で引け、超長期金利は低下継続

『 <15:07> 国債先物は続伸で引け、超長期金利は低下継続

国債先物中心限月3月限は前営業日比17銭高の152円80銭と続伸して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)は同2.0bp低下のマイナス0.060%。新型肺炎とそれに伴う景気減速懸念は根強く、円債は堅調な展開。日銀のオペ額修正でも超長期債金利は低下が継続した。』(上記URL先より、以下同様)

ってことで、

『日銀は本日の国債買い入れオペで「残存10年超25年以下」のオファー額を前回の1000億円から1200億円に増額した。市場では1300億円との見方もあったことから、市場予想との対比という意味では、日銀は、月間買い入れ額の減少(回数が3回から2回に減少予定)を通じて、イールドカーブスティープ化の「意思」をより強く示したことになる。』

アタクシ的にはダウトなのですがまあ市場予想あんまり見てなかった(というかさっきの読み筋だとほぼ1択じゃろとか思っていたのですな、大汗)のでサーセン。

『しかし、超長期債の金利は低下。オペの結果はやや弱かったが、「現物債にすかさず押し目買いが入った」(国内証券)とされ、円債先物は後場の株安進行もあって上げ幅を拡大させた。』

てな訳で、応札が今回はやたら多かったという結果だったのに金利は下がるわ後ろは強いわという結果でしたな、ナムナム。

『TRADEWEB
    OFFER  BID   前日比 時間
2年  -0.167 -0.156  -0.01 15:08
5年  -0.158 -0.149  -0.011 15:04
10年 -0.064 -0.057  -0.019 15:06
20年  0.228 0.235   -0.02 15:06
30年  0.359 0.367  -0.025 15:02
40年  0.385 0.395  -0.021 15:07』

うーんこのフラットニングという所ですがまあコロナちゃんとかありますから何ともね。


〇金融機関の決済サービスの課金体系に関する考察とな

月曜の夕方にこんなのが出てました。
[外部リンク] サービス提供の前提となる預金口座は、貸出や資産運用業務とも密接に関係しているが、 本稿では、単純化のために決済サービス以外の銀行業務を考慮していない。このため、実際に銀行が課金体系を決める際には、本稿で捨象した様々な要素を考慮する必要がある1。』

『第二に、当然のことではあるが、銀行の課金制の選択は、個別金融機関の経営判断による ものであり、本稿は何等かの方向性を金融機関に示すことを意図して作成したものではな い。ただ、海外の銀行の事例等をみると、課金体系には様々な選択肢があり、それらに関して経済学的知見と整合的に解釈できることも事実である。』

となっていて、

『本レポートは、金融機関に とって議論の叩き台となることを目的としている。 』

となっているのですが、それは要旨とは違いますけど、重要な留保部分なんですから鏡の方に書いていただかないとこれ変に刺激することになりませんかねえ、とは思いました。

でもって悪気が無いしピュアに考えているのはよーくわかるのですが「経済学的知見」ってのも「世界標準の経済学的知見」で超絶緩和政策をやって頂きましてこちとらヒーコラ言っている訳で、いや勿論そういうマクロの話じゃ無いのは分かるんですけどうーんこの刺激的文言、とは思いました。

・・・・・とは言いましても本文はまだ読んでませんので(冒頭だけ読んだ)勝手ないちゃもんのような気もするのでその場合はそれはまた後日ネタにするかも知れません。


〇事務連絡(お休みのお知らせ)

さてさて、こちらの中の人ですけれども、夏休み(冬だけど)を取りますんで、明日から1週間は駄文の更新をお休みさせていただきます。次回更新は来週の木曜日ということでよろしくお願いいたします(平伏)。
 


お題「政井審議委員金懇会見はまあ案の定である/リスクオフの巻き戻しになったりリスクオフになったりですか(市場雑談)」   2020/02/10(月)08:08:00  
  ほほう。
[外部リンク] 投資家に公表するよう要求へ 金融庁
2020年2月10日 4時19分

『金融庁は企業がどのようなリスクを抱えているかは、投資家にとって重要な情報だとして、ことし3月期の決算から企業の有価証券報告書で具体的に公表するよう求めることにしました。公表する内容はそれぞれの企業に委ねられていますが、金融庁は今月から来月にかけて企業向けに研修会を開いて情報公開のポイントを説明することにしています。』(上記URL先より)

なるほど。ところでそちら(床に穴が開いて吸い込まれる)。


〇政井審議委員会見ェ・・・・・・・・・・・

[外部リンク] 本日午前行われた金融経済懇談会でどのようなやり取りがあったのかということについて、まず伺いたいのですが、中でも新型コロナウイルスの関連で 県内でも感染者が出て、宿泊のキャンセルが 1 万人を超えているという状況もあって、先行きがどうなのかなという感じが致しますが、どういったやり取りがあ ったのかということを教えて頂ければと思います。それを踏まえたうえで、奈良県経済の現状と見通しを教えて頂けますでしょうか。』

まあ何ですな、ご当地質問が通常のご当地質問よりもちょっと詳しくなっているし、ちょうどまたキャッチーな話題なのでコロナちゃん絡みで奈良県の観光産業が、という話にもなるのですが、これはもう絶好の想定問答。

・・・・・・・・というのは良いんですけど、この答えが凄いんですよ。


『(答) まず、本日の懇談会では、奈良県の行政や経済界、それから金融界を代表する方々から、地域経済の現状や直面する課題への取組みに関する貴重なお話 を伺いました。大変有益かつ示唆に富む意見交換をさせて頂き、懇談会にご出席 頂いた方々には、この場をお借りして深く御礼申し上げたいと思います。席上で 伺ったお話やご意見について、私なりに三点に整理しながら感想を申し上げたいと思います。(以下クッソ長いので割愛) 』

というのから始まって話が延々と続くのですが、まあトピックごとに丁寧に説明しているから、ってのはあるにせよ、この質疑応答だけで10ページ中3ページを費やしておりまして、いやまあ話題そのものは分かるんですが別に変った話をしている訳でもないんですからもっとこうシンプルにならんもんかと思いますし、大体からして話がこれまでの話とあとは展望レポートの話になっておりまして、別に目新しい話をしないで2ページ半話を続けるというのもこれまた凄い。

しかし出オチ感は2番目の質疑でも続く。あの金懇テキストだと聞くことも無いので新ネタのコロナちゃんからの金融政策絡みという質問になるのは順当なのですが、

『(問) 新型コロナウイルスについて伺わせてください。まず、新型コロナウイルスの現時点での影響について、注視されるとおっしゃっていたのですが、どの ようにみていらっしゃるのかというのが一点と、それによって先の展望レポート で示されたような、この後の経済の回復というのが、見通しが変更される可能性 があるのか、それと中国やシンガポールなどでもまた金融政策を打つというよう なことを示唆する声が出てきていますけれども、この新型コロナウイルスの感染拡大によって金融政策が変更される可能性について、どのように考えていらっし ゃいますでしょうか。』

ということで質問してみたのですがこれがまたですね・・・・・・・・・・

『(答) まず年初からの状況を少し振り返ってみますと、年明け早々には中東情 勢の緊迫化を受けて金融市場が一部動揺するという場面もありましたし、その後、 そういった事態の一段の深刻化がひとまず避けられたこともあって、センチメン トの悪化は、結局のところ短期間に終わったということもあったと思います。』

『その後は、金融政策決定会合で評価した通り、海外経済を巡る下振れリ スクは、中東情勢を巡る地政学的リスクなどを含め、依然として大きいものの、 米中間の通商交渉に進展がみられるなど、ひと頃よりも幾分低下したと言えたと 思います。私自身も、リスクプロファイルはポジティブな方向に改善し、世界経 済は、本年半ばにかけて回復基調を辿る蓋然性が相応に高まりつつあると評価していましたし、実際、金融市場では米国株を中心に高値を探る動きがあったと思います。』

前置きが長いよ前置きが。

『もっとも、そこで新型コロナウイルスによる感染症の拡大に対して、 WHOが「緊急事態宣言」を出され、中国の他、わが国をはじめとする各国で拡 大防止のための各種の措置が現在講じられていると認識しています。 こうした状況が、世界経済およびわが国の経済に与える影響については、 現状、不確実性が高い状況にあるということもありますし、それから経済指標と いったハードデータなどを待ちたいと思っていますが、まずいくつかの面から影響が生じ得るものと考えています。』

で?

『まず、中国国内の経済活動が抑制されているということが懸念として一 つ挙げられると思います。また、今回と類似のものとして、過去に、2003 年のSARSの流行があったと記憶していますが、当時と比べますと、中国の経済規 模が格段に大きくなっていることや、グローバルなサプライチェーンが深化していることから、製造業のサプライチェーンの停滞などを通じて、わが国を含む世 界経済への影響も懸念されるところです。更に、本日午前中も話題になったとこ ろですが、インバウンドといった内需関連への影響もあろうかと思います。国際 金融市場でも、こうした懸念を背景にややボラティリティの高い状況になってい るのかなとみています。』

インバウンド懸念で国際金融市場のボラってナンジャソラとか思いますが、それ以前の問題としてそういう想定問答は既に若田部さんも説明していますし、事実関係とかの部分はもっと簡潔にしていただきたいんですけど。

『世界経済やわが国経済や中国経済そのものへの影響の大 きさというのは、今後の感染症の拡がり方にも依存しますので、この問題が世界 経済およびわが国経済に与える影響については、しっかりと注視していきたいと 思いますし、必要があれば必要な対応を取っていくということなのだと思います。』

結局この4行(元のPDF上での行数)の話だけじゃん。

『もっとも、少し長い目でみれば、世界経済については、例えばITサイ クルの好転などもあって、徐々に回復基調に復していくとみられていますし、わ が国においては、経済対策の効果発現といったことも期待できますから、潜在成 長率を幾分上回る緩やかな成長を維持するという見通しが、現時点で大きく変わ ったとはみていません。』

でもって結論はこの5行(元のPDF上での行数)ということでして、さっきのもそうなんですが、とにかく話が通り一遍の癖に無駄に長くて、まさかとは思いますが想定問答を全部朗読しているのではないかというような大変にアレな妄想が沸き起こって来る訳ですが(個人の妄想です)。

・・・・・・・とまあこれで10ページ中4ページ半を費やしているという時点でお察しという会見なのでございましてもうねという感じでした。まあ金懇で話無いんだから仕方ないですが、質問する方も政井さんって為替の専門家なバックグラウンドがあるんだから、せめて為替の話とか国際資金動向の話とかに絡んで何かないかって質問して差し上げろよとは思うのですけどまあね。


・リバーサルレート論について(政井さん云々じゃなくて大本営に茶々入れなんですが)

いや別に何か新しい話をしている訳ではないのですけどね。

『(問) 講演で、緩和が長期化することで運用利回りが下がると、そこに関して、 政井委員も問題意識を共有していますというお話をされていたのですが、先日の 展望レポートでも 21 年度で+1.4%で、4 月に出る 22 年度の数字もどうなるかは 分かりませんが、なかなか 2%への到達は難しいとなると、また更に長期化していくことが想定されるのですが、その場合、現時点で効果の方が上回っているとい う、効果と副作用のバランスが逆転してしまうタイミングというのが、いつか来 る可能性もあると思うのですが、その辺りのこと、そこがそうなってしまう可能 性と、そうなってしまった場合に打ち得る手立てというのはどういったものがあ ると
お考えなのか、そこを教えて頂けますか。』

まあこれは答えがだいたい予想できるのですけれども。

『(答) ご指摘の点は、言い換えればリバーサル・レートのお話をされているのかと思います。リバーサル・レートといいますと、あまりに低金利が続くと、貸 出が逆に伸びなくなってしまうといったお話だと思うのですが、その点でいえば、 現在でも銀行全体の貸出の伸びは年率で大体+2%程度を維持しているという状況ですし、確かにマイナス金利を導入してから 4 年が経ったところですが、未だにいわゆるミクロヒアリングでの貸出姿勢を伺っても、またアンケート調査などでも、融資に対する姿勢というのは積極姿勢を維持されていると認識しています。 その観点でいえば、いわゆるリバーサル・レートなのかどうかという部分に関し ては、そうではないだろうと思いますし、仮説の話ではありますけれども、これ は私どもも、都度都度の金融政策決定会合で、当然のことながらしっかりその仲 介機能に関してもみているところではありますが、仮に何か仲介機能に対して、 そういったような兆しなり惧れなりがあるのであれば、当然のことながら、そう いったものをより緩和して、その緩和が持続できるような施策というものをとっていくのだろうと考えています。 』

というまあ想定問答(ピー音)な説明をしているのですけれども、「仮に何か仲介機能に対して、 そういったような兆しなり惧れなりがあるのであれば、当然のことながら、そういったものをより緩和して、その緩和が持続できるような施策というものをとっていくのだろうと考えています。」ってその「そういったものをより緩和」って何をどうすれば良いとかいうアイデアあるんでしょうか、とかそういうのを聞きたいんですけれども、まさかとは思いますがリバーサルレートによって緩和で問題が起きてしまっても更に緩和を考えるとかそういうことでしょうかとか何とか、まあ溜息が出ますな。

でまあそれはそれでいい(よくないけど)のですけれども、今回のこの説明で気になったのって、リバーサルレートに関しての説明が「あまりに低金利が続くと、貸出が逆に伸びなくなってしまうといったお話」という形で定義していることですな。

と申しますのは、その前段階として、低金利政策長期化の弊害によって、金融機関が潜在的な与信リスクというか与信コストというかに対して、不採算な貸出を積極的に行なざるを得ないような状況になって、その結果としてバンバンと不良貸出予備軍が1個師団どころ1個軍団だったり方面軍単位で溜まって行く、というのがあると思うのよ。だからこそ金融不均衡の問題ってのは表面化した時には時すでにお寿司なのであって、表面化したら金融緩和で対応すればよいというようなFEDビューは間違いだったことが先般の米国金融危機で明確化した筈なんですが、然るに「銀行貸出が伸びているから無問題」とかいう説明を堂々とされてしまいますと、お前は何を言っているんだとしか申し上げようがない、という事になるんですなこれがまた。

いやね、FSRの点検とかだと、さすがに与信コストに対して貸出金利水準の設定やら保全措置やらが間尺にあっているのかというような分析もあるにはありますし、そっちを見ているとそんなに楽観できる話じゃないとは思うのですが(個人の勝手な読書感想です)、まあそうやってFSRみたいなのをやっているのであって、上記の説明はその辺のややこしい話はスルーして大本営発表として簡単に済ませている、ということであってちゃんと中身は見ている、というのならまあ良いんですけれども、例えばの話金融政策決定会合の主な意見だったり議事要旨だったりを見ておりますと、この「銀行貸出が伸びているので無問題」論が割と大手を振って横行している感があるのが気になるのよ。

つまり、外部向け大本営で細かい説明しだすとややこしいから単純化の意味で「金融機関の貸出が順調に伸びているので無問題」と確信犯で説明を端折っているならまだいい(あまり良くないが)のですが、今申し上げたように主な意見やら議事要旨やらでもそういう話がホイホイと出ているように思えますというのは、心底「金融機関の貸出が順調に伸びているので無問題、質がどうのこうのというのは個別金融機関の判断で金融政策とは別の話じゃろ」とか能天気に思っているのではないか、とまあそういう風に危惧されるところでありまして、まあただの想定問答だと思うのですがグダグダと茶々を入れさせていただきました。


とまあそんな訳で、相変わらず何かこう独自色やら独自の見解やらというのが見当たらないのですが、いや別に金利市場の細かい話とか詳しくなくても良いんですけれども、なんか今までのバックグラウンドをベースにして金融政策運営とか金融機関経営とか金融市場に対する見方考え方とかいうのを出して頂きたいんですが何時になったら出てくるのでしょうか?????????????????


〇市場ちゃんェ・・・・・・・・・(備忘メモというか何というか)

[外部リンク] / 15:18 /
〔マーケットアイ〕金利:国債先物は反発で引け、根強い景気減速懸念 金利は再び低下

『<15:07> 国債先物は反発で引け、根強い景気減速懸念 金利は再び低下

国債先物中心限月3月限は前営業日比22銭高の152円63銭と反発して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)は同2.0bp低下のマイナス0.040%。世界的なリスクオフトレードの巻き戻しが一服。円債は景気減速懸念や好需給期待を背景として超長期ゾーン中心に堅調な展開となった。』(上記URL先より、以下同様)

ということでいやまあ確かに金曜だからそれまでの巻き戻しちゃんになるのですかねとは思うのですけれども、金曜日は確かにアタクシ「ええまあ余計な感想は減らしておきますが、とりあえずハードデータ出てくるまで(割と時間が掛かりそうですが)はQE相場ヒャッハーみたいな感じなんですかねえ良く分かりませんけど。」(金曜日の駄文より)って申し上げましたがひどいよひどいよあんまりだよ何で良く分かりませんけどとか一生懸命ヘッジっぽくしてるのに逆に行くんだよ、と泣きたくなってしまう(というか笑ってしまってましたが)債券市場様の展開に、まあ昔からアウトライトは苦手なアタクシ(日計りで延々と儲け続ける人ってのは凄いと思うが真似しても出来ないのでマーケットメイク方面とか短期方面とかに活路を見出した(儲かるとは言ってない)次第なもんで)中々の北浜先生振りに毛が抜けるのではないかと心配です(嘘)。


『リスクオフトレードの巻き戻しが一服すれば、債券が下値を模索する材料は現時点では乏しい。新型肺炎の影響による景気減速懸念が根強く残っているからだ。消費が回復したとしても、工場閉鎖による生産の遅れを取り戻すのは容易ではない。観光なども、いわゆるペントアップ・ディマンド(繰り越し需要)は期待しにくい。旅行を控えていたからといって、回復後に2倍旅行したり、2倍お金を使うということにはなりにくいためだ。』

お、そうですなという感じですが、金曜日は1-3の輪番が応札4,897/落札4,200という華麗な札割れ寸前になって、札割れ寸前だったら思い切ってポツ1位強くなって欲しかったのですが、さすがにそこまでではなくて平均1毛強の足切り4毛8糸強とかやっておりましたので。ブルフラット相場ちゃんだし、3Mの新発は▲13.67bp/▲13.23bpとかだし、短い所も確りしてやがりましたなあという感じではございましたな。


『TRADEWEB
    OFFER  BID  前日比  時間
2年  -0.156 -0.146  -0.016 15:07
5年  -0.147 -0.138  -0.016 15:03
10年 -0.045 -0.038  -0.021 15:05
20年  0.248 0.255  -0.021 15:04
30年  0.384 0.391  -0.03  15:04
40年  0.407 0.416  -0.034 15:02』

とかいう事になってまあ堅調ですなーって相場になっておりまして、リスクオフの巻き戻しとは何だったのかと小一時間問い詰めるとまた逆にいったりするのですが、トレンドが出来るのかと思えばトレンドにならんですなあというのが個人の感想ですなのですが、そこそこ動いている割には結局行ったり来たりという感じですな。

まーしかし中短期に関しては急に甘めになってみたり今回みたいに輪番札割れ寸前になってみたりと難しいにも程がありますけれども、本来的には1-3って輪番もうちょっと減らせるんじゃないのかねえとは思うものの、ここは減らすとなると月4回あるし、元々の買入量も大きいので、ちょっと減額したら暦年2020の日銀長期国債保有額が年末対比でみた時に前年比マイナスとかになってしまいそうなところなので、まあ今更マネタリーベース直線一気理論もへったくれも無いとは言いましても、「80兆円」とかいう文言もありまして、声明文ちゃんのほうにも「買入れ額については、保有残高の増加額年間約 80 兆円をめどとしつつ、弾力的な買入れを実施する。」となっているので減るというのもちょっとねえとは思うのですが、恐らくの所、その声明文での長期国債買入の主文って「10 年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、長期国債の買入れを行う。」となっているのですから(皆様も念のためご確認あれ^^)、主文が「10年国債金利0%程度」になっていまして、それが出来ているんだから別に量がどうこうとか言うのは筋違いでしょと言われてしまえばぐうの音も出ないので、まあ減額余地は探っていくんでしょうかね良く分かりませんが。


でもって本日は飛び石の間ですがお待ちかねの今月2発しか無い超長期輪番がぶっこまれて参りまして、相場の予想じゃないから気にせずに予想すると超長期前半1200億円、超長期後半300億円ってところで(ってそれを前提に先日は日銀保有予想残高の計算をしました通りでありまする)、まあ別に今の状況で超長期の金利上昇を懸念する必要も無いので500-2000にしたレンジの中央値よりも高い数値を出すこともないでしょうし、かと言ってレンジの上限だけを拡大したのですから、それで同額とか減額とかしたらさすがにナンヤソラということになるでしょうから増額、となりますと、11よりも12の方が数としては美しそうなので(もはや自分でも言ってることがわけわからん)12という予想というのが根拠なので、よく考えたら何の根拠にもなっていませんですねすいませんすいません。

あとまあどうでも良いのですが、もう散々っぱら減額してしまっている超長期輪番という感じにはなっていますし、日程も月2とかだし入札からは2営後になっているのですが、なぜかどこぞの方面で(どこの誰とは言わん)超長期の輪番が減額になると日銀トレードのニーズが減るのを軽視してはいけない的なものを見た気がするんだが、1回1200だの300だのの輪番しかも翌々営業日だし今回とかも土日跨いでるのに対してよーしパパ輪番トレードで余計に応札しちゃうぞーとは成らんだろとは思うんですけどね、まあどうでも良いけどさ。

#と、輪番予想なら大丈夫だろうと思ってみました(超大汗)
 

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